このページでは田中武夫衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○田中武夫君 ただいま議題となりました公害等調整委員会設置法案について、公害対策並びに環境保全特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本案は、中央公害審査委員会と土地調整委員会とを統合し、現行の両委員会の機能に加えて公害紛争処理制度の充実をはかるため、公害紛争に係る裁定を行なう機関として、公害等調整委員会を設置する等を目的として所要の措置を講じようとするものであります。 そのおもな内容について申し上げますと、 第一に、委員会は、国家行政組織法第三条第二項の規定に基づき、総理府の外局として設置することとし、公害紛争処理法の定めるところにより調停、仲裁及び裁定を行……
○田中武夫君 ただいま議題となりました特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律案について、公害対策並びに環境保全特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本案は、近年野鳥の生息環境の悪化に伴い、絶滅のおそれがある鳥類の種について、保護繁殖をはかることが重要かつ緊急を要するものとなり、日米鳥類保護条約の調印を機会に、鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律に定めるもののほか、絶滅のおそれのある鳥類の譲渡等を規制する措置を講じようとするものであります。 そのおもな内容について申し上げますと、 本邦または本邦以外の地域において絶滅のおそれがある鳥類で総理府令で定めるものを特殊鳥類とし、そ……
○田中武夫君 ただいま議題となりました大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案について、公害対策並びに環境保全特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 わが国の公害及び環境保全問題は、経済の急速な発展と都市における人口の集中化等によって、深刻な社会問題を呈しておりますが、先般来の国会において公害関係諸法の体系的整備が行なわれ、各般の施策が実施されてまいりました。 しかしながら、さらに公害による被害者の救済措置を講ずるために、事業者の民事上の責任強化の法制化が広く要請されるところとなり、本委員会においても、従来から同制度の必要性を論議してまいったところ……
○田中武夫君 ただいま議題となりました内閣提出、自然環境保全法案について、公害対策並びに環境保全特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 近年における経済の飛躍的拡大等によって、わが国の四季おりおりの良好な環境が、無秩序な開発行為によって随所で破壊され、人間環境の悪化が進行しておりますが、人が健康で文化的な生活を享受するためには、経済や物質的な豊かさのみならず、自然環境を確保することが不可欠であり、本案は、基本理念その他自然環境の保全に関して基本となる事項を定めるとともに、地域の実情に即した自然環境の保全のための措置を講じて、自然環境の適正な保全を総合的に推進しよう……
○田中(武)委員 ちょっと関連して。 華山委員の質問に関連をいたしまして、繊維のことについて二、三お伺いいたしたいと思います。 これはきわめて政治的な段階にいっておりますので、総理あるいは通産、外務の大臣に聞かなくちゃならぬと私は思うのです。現に参議院の総括質問等で行なわれておると思うのですが、先ほど来華山委員の質問に対して、新聞報道については関知せず、こういうことの答弁のようですが、そう言えば身もふたもないと思うのですが、どうも、私ども新聞その他の情報で見る限り、今週が山じゃないか、こういうように考えておりますが、あなた方、実際の実務家としてその見通しをどのように持っておられますか。
○田中(武)委員 予備費支出について、若干お伺いをいたします。 時間の関係もございますので、ずばりとお伺いいたしますが、大蔵大臣、補助金とは一体どういうものなのか。法令用語辞典によりますと「特定の事業、研究等を行なう者に対し、その事業、研究等の遂行を育成、助成するために交付する金銭をいう。」こういうように定義を書いています。 そこで、昨年十一月に交付いたしました稲作転換特別対策事業補助金、例の二百二十五億、これによって育成しようとする、あるいは助長しょうとするところの事業は一体何か、その事業を必要とするということを政府が考えたのはいつか、その二点をお伺いいたします。 これは主計局長でよろ……
○田中(武)委員 防衛庁長官にお伺いいたします。持ち時間が少ないので、ずばりお伺いいたします。 私は、先日予算で、現在防衛庁には陸、海、空合わせて二万六千人の欠員がある、その上に今度の法改正で約千人をふやす、そうすると二万七千人という欠員ができる、入れものばかり大きくしても人が集まらないんじゃないか、人を集めるのに自信があるか、こういうことをお伺いいたしましたら、いい青年を集めますと、胸を張られたわけなんですが、私の言ったことを裏書きするような事実が私の兵庫県に出ております。もう一部新聞にも報道せられ、そのことによって被害を受けた病院長から長官に対して抗議の手紙が来ているはずなので、よくおわ……
○田中(武)委員 参考人の御意見を伺いながら大臣に質問したい、こう思っておったのですが、大臣、時間の都合で途中で出られるそうでありますので、はしょって一点だけお伺いいたします。 その第一点は、きょう参考人に来ていただいております高橋晄正先生から、さきに大臣に対する公開質問状というのが出ておると思います。それに対してまだ回答を得ておられないようですが、これに対してどうお考えになっておるのか、なぜ回答がおくれたのか、回答する気なのか、する気はないのかどうか。 それからもう一つは、先ほど来いろいろ御意見を伺っており、私、前からそういう意見を持っておるのですが、それは薬事法の六十六条に、薬の広告に……
○田中(武)委員 それでは、佐藤会計検査院の事務総長に若干お伺いしたいと思います。 これは、私前もってお断わりしますが、別にしゅうとめの嫁いじめのような気持ちでやるのではなしに、もっと大所高所に立っての意見を聞きたい、こう思いますので、いじめるという態度でないことだけをまず申し上げておきます。 これは佐藤総長ももう御承知のことでもあり、その新聞記事自体に佐藤さんの談話も出ておりますからよく御承知と思いますが、九月四日の読売新聞、私は東京版と関西版、両方とも持ってきておりますが、中身は大体一緒でございますが、見出しは、東京版のほうは「会計検査に食事、おみやげ」そしてサブタイトルに「各区役所が……
○田中(武)委員 先日当委員会で取り上げた会計検査院の調査官が、建設関係の実地検査をするにあたって、東京都の区側から接待を受け、おみやげまでもらったといったことに関連して質問いたします。 その記事が新聞に出ましたら、ここに二、三持っていますけれども、このようにたくさん投書が来ています。これだけではありません、もっとあります。この中には、この事件につきまして、すでに北区の区長あてに、地方自治法二百四十二条第一項による監査請求をした人からのものも来ております。それから、具体的な調査官の名前をあげて、しかも具体的な事項を書いて、それは運輸省の名古屋港湾建設局の検査についてであります。といったような……
○田中(武)委員 警察庁の交通局長が参議院との関係で時間を急ぐそうですから、まずそのほうからいきたいと思います。警察庁の交通局長さん見えていますね、それから運輸省自動車局長見えていますね。
お二人にお伺いいたしますが、白タクについて、警察庁のほうは取り締まりといいますか、どういう方針を持っておられますか。それから運輸省のほうは、白タクの取り締まりと同時に、それに対する今後の自動車行政上における考え方、これを聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 この白タクというのは、いつも問題になりながら依然としてあとを断たないということは、それだけ必要がある、こういうことじゃないかと思うのです。し……
○田中(武)委員 簡単に行ないます。 いま日米友好通商航海条約違反だということが出ましたので、念のために伺いますが、その第十四条の二項、本文では「制限又は禁止をしてはならない。」となっております。そしてただし書きのところで原則に対する特例があります。それはすべての第三国に同様な制限または禁止をした場合、同様な制限または禁止をされる場合となっておる。したがって、日本に言うてきておるような制限を、アメリカは他の第三国にも同じようなことを言っておりますか、どうですか。それと日米友好通商航海条約十四条二項の解釈のほどを、ひとつわかるようにお伺いいたします。
○田中(武)委員 本日の私の質問の目的は、いままでの質疑を通じまして、政府の答弁が必ずしも明確でなく、十分に理解することのできなかった若干の問題につきまして、あらためて質問いたしたいと思うわけです。したがいまして、委員長にお願いをいたしますが、適宜関連質問を私の時間内で行ないたいと思いますので、その点も十分お含みの上、よろしくお願い申し上げます。 まず第一に、外務大臣にお伺いいたしますが、沖繩は七二年に返る、その返り方は本土並みである、こういうように言っておられます。しかし、日米共同声明の第四項によりますと、その時点においてベトナムの問題が解決をしていない場合にはあらためて協議する、そういう……
○田中(武)委員 きょうはおもに私は、国会と内閣との関係、さらに行政府のあり方等について、総理に主としてお伺いいたしたいと思っておりますが、その前に、締めくくり総括質問らしく、当委員会において提起せられて、まだ十分に了解できない一、二点のお尋ねをいたしたいと思います。 そこで、特に断わっておきますが、きょうは私、こうしてストップウオッチを持ってきております。もし長々と時間かせぎの答弁をなされた場合は、何大臣の答弁が何分何秒であるということの記録をとらしていただき、あとで公表いたします。したがいまして、できるだけ簡潔にお願いをいたしたいと思います。 そこで、まず大蔵大臣にお伺いをいたしますが……
○田中(武)委員 たまたま田中大使の話が出ましたので、ちょっとこれで関連をして申し上げておきたいと思うのです。 実は六六年、四十一年の秋、私はアルゼンチンへ参りました。そのときにアルゼンチンの大使は田中大使でございました。御承知のように彼も兵庫県でございまして、同郷でございます。いろいろと話をしたりあるいは聞いたりしたわけなんですが、そのときに詳しいことは申しません。ただ、国鉄の電化問題等々でいろいろと問題がございまして、あるいは頭の痛い問題もありましてといったような意味のことをおっしゃっておったことを、いま田中大使という名前が出まして、私と同姓だからというわけじゃないですが、そういうことを……
○田中(武)委員 ちょっと資料を要求いたします。 いま中川委員の質問を聞いておりまして、第三種郵便の取り扱いについては私も若干の資料を持っております。したがいまして、三種郵便の関係のある――法律はよろしい、六法全書に載っておりますから。省令とか規程とかあるいは通達、これを全部そろえて資料として出していただきたい。それを見た上でもって、あなたの言われる行政措置という問題について論議を次回にいたしたいと思います。
○田中(武)委員 まず、大臣にお伺いいたしますけれども、全逓との年末闘争についての話し合いがつきまして、一応滞貨は解消できるであろうといったようなことが伝えられておりますが、労働組合あるいは従業員の当局に対する不信の念は強うございます。一応話し合いをつけたあとの全逓の臨時中央委員会においても、御承知と思いますが、当局に対する不信というものが各地の代表から出されております。そういう中にあって、年賀状は新年に必ず配達できる、あるいは、いまたまっておるところの膨大な滞貨は必ず解消する、あるいは小包等で、年末の歳暮といいますか、そういうもので腐るようなものが、置かれていたために腐敗しておった、そういう……
○田中(武)委員 私はこのYS11、これに関しましては、三十三年に法案が成立したときから商工委員でその審議に参加したものである。したがって、航空機製造株式会社の、どちらかといえば私はむしろ応援の立場をとっておりました。したがって、きょうもあまりいやな質問をやらないつもりでおったのですが、先ほど来の質疑答弁を聞いておりますと、少し言っておかねばならない、こう思いますので、あえて質問をいたします。しかし、ここでいま私が申しますことには直ちに答弁はできないと思います。したがって、それは検討事項あるいは研究事項として、後日に研究をした結果を知らせてもらってもいいと思います。 それは、会計検査院は本件……
○田中(武)委員 関連質問としてお伺いをいたしたいと思いますが、時間の関係等もございますので、ごくすんなりとお伺いをいたしたいと思います。したがって総理もすんなりと正直にお答え願いたいと思います。 まず繊維の日米交渉でございますが、一昨年からの繊維の交渉の経過を振り返ってみますのに、これほどわけのわからないものはないと思います。一体政府は、この繊維の問題を純然たる経済問題として取り扱っておられるのか、それとも日米両政権、佐藤政権とニクソン政権の政治問題として考えておられるのか。経済問題を両政権下の政治問題として交渉しておられるところに問題があるのではなかろうかと思います。総理はどのようにこの……
○田中(武)委員 先ほどの三木委員の質問に対する原子力局長の答弁を聞いておりましてちょっとひっかかりましたので、関連してお伺いいたします。
三木委員は、何がゆえに条約としなかったのか、二国間の契約は条約でもいいじゃないか、こういうことだったと思うのです。それに対してあなたは、いろいろと考えましたがということですが、これは二国間の契約も条約とどう違うのです。条約と契約の違いを言ってください。
【次の発言】 はしなくもあなたは語るに落ちたと思うのです。その名称が何であれ、交換公文の交換というようなものであれ、契約であれ条約であれ名称は何であれ、二国間あるいは多数国間の取りきめは条約ですよ。ただ違……
○田中(武)委員 関連してお伺いしますが、さっきの答弁は全然違うんですよ。先ほど地位協定十八条五項(a)号、これに基づいて民特法の一条をもって答弁をなされたわけです。民特法一条はこういう原子力に基づく災害をいっているんじゃないですよ。これは合衆国のいわゆる軍人が違法に損害を与えた場合云々なんです。国内にある施設云々と、要件が違うんです。先ほど三木委員も指摘しましたが、そういうことでできるのならば、あに本法のごとき特別な賠償を必要としないわけなんです。通常の損害ではない。そこに本法のような特別な立法が必要であるということです。しかもこれは、先ほど話がありましたが、無過失賠償責任制をとっておる。同……
○田中(武)委員 いま西田長官から、国務大臣として政府の統一見解を述べられたわけなんですが、あなた自体、この統一見解の意味が理解できておるのですか。どうも先ほど来聞いておると、理解しておられない、こうとしか思えません。そこで若干の質問を申し上げます。 まず第一点は「安保条約に基づく地位協定の関係条項に従って処理され、」こう書いてある。これはもう先日の委員会でだめだということでこうなったのじゃないですか。「地位協定の関係条項」というと、まず地位協定十八条五項(a)号あるいはあとで(g)号を持ってきたわけです。それを受けての民特法あるいは国家賠償法といったような種類だと思います。あるいは基地周辺……
○田中(武)委員 まず大蔵省に、四十四年度分の予備費支出についてちょっとお伺いいたします。 財政法二十七条では、予備費支出について、「十二月中に、国会に提出することを常例とする。」こういう規定がございます。おそらく十二月中に出すということ、これは通常国会を意味しているのだと思うのですが、四十四年度分については、たとえば一般会計で百二十六億七千五百三十八万一千円という、各省合計ですが予備費が使われておる。しかしこれは、国会提出の準備というのは、もう十二月にはできておったのでしょう。なら私は、十二月に臨時国会が開かれておるならばその時点で出すべきではないか、このように思うのです。憲法の規定も「事……
○田中(武)委員 大蔵大臣の時間の関係があるようでございますので、順序を変えまして、まず、大蔵大臣にたばこの問題についてお伺いいたします。 先日、すなわち三月四日の当委員会で、たばこの自動販売機と未成年者喫煙禁止法との関係で質問いたしまして、その取り締まりについて大蔵、専売公社、警察庁で協議をしてその回答をいただきたい、こう申しておりまして――警察庁は来ておりますか。――それでは、この問題は警察が来たときにやることにいたしまして、ただ一言、たばこの有害表示の問題について大臣の御所見を承っておきます。 先日も専売事業審議会の松隈会長に来てもらって、答申に至るいろいろな経過等を伺ったわけなんで……
○田中(武)委員 これは前にも若干触れたのですが、質問が中途で終わっておりますので、引き続いて、たばこの問題に対する若干の点について質問いたしたいと思います。
まず、専売公社の総裁にお伺いいたしますが、たばこの宣伝広告費は年間幾らぐらい、それに対して安全啓発対策費とでもいいますか、そういうものには予算があるのかないのか、あるとすればどの程度で、たばこの宣伝広告費に対してどのくらいの比率を占めているのか、お伺いいたします。
【次の発言】 私の聞いておるところでは、いまおっしゃった二億何千万円が宣伝広告費であって、そして、その安全啓発対策費とでもいいますか、そういうことについてはその十分の一も支……
○田中(武)委員 まず防衛庁長官にお伺いいたしますが、きょうはきわめて時間の制約がありますから議論はやめて、聞きたい点だけ伺いたいと思いますから、そのつもりで御答弁をお願いします。 いま国会に提出になっております自衛隊法の改正法案がもし成立するならば、予備自衛官を三千三百人ふやすわけなんです。そして全体で三万九千六百人になることになるわけですが、まずこの予備自衛官を大幅に増員するところの目的あるいは理由、並びに予備自衛官の任務、性格、こういうものはどういうものなんですか、お伺いいたします。 それからついでに、地域ごとかどうかは知りませんが、何か予備自衛官を部隊編成する、こういうことも考えて……
○田中(武)委員 大臣が十二時までということでありますので、華山委員のあと私が質問の予定になっておりますが、そのときには十二時を回ると思いますから、大臣にお伺いしたい点、一点だけを十二時までに伺っておきたい、こう思います。 それはもうごてごては申しません。国鉄ストあるいは私鉄スト等について、所管というか、監督大臣としてスト回避にどのような気持ちを持っておられるか、またどのように努力をしてこられたか。いまさら条文等は読み上げませんけれども、公共企業体等労働関係法では、最大限の努力をしなければならぬということになっておる。こういうことにおいて最大限の努力を運輸大臣としてせられたかどうか、その点だ……
○田中(武)委員 田上先生に一問だけお願いいたします。
憲法八十条第一項の内閣の任命行為の性格についてであります。と申しますのは、最高裁が提出した名簿によって任命するわけなんですが、その場合に、内閣は拒否権があるのかないのか。もし拒否権があるとするならば、それは一括してかあるいは個々の人についてできるかどうか。もしそうであるとするなら逆に、当然入るべきであると予定せられている者が入っていない場合、なぜ入れなかったかというようなことを聞く、こういうことはできるかどうか。簡単でけっこうですから……。
【次の発言】 名簿にないものを任命する、そう言っているのじゃないのです。当然常識では入るべき人が……
○田中(武)委員 見切り発車はしないと言ったのでしょう。それなら審議会の結論は一体いつごろに出る見込みなのか、それを受けて健康保険法の改正案はいつ国会へ提出するのか。それがはっきりしない限り、予算の重要な部分を占めるところのこの問題ですから、これ以上の審議は続けていけないのではないか、私はこう思いますが、どうですか。
【次の発言】 国会の審議に間に合う時期とはどういうことなんですか。もうすでに総括質問は終わろうとしているのですよ。あとは一般質問、分科会と、こう来るのですがね。国会の審議が終わる時期とは一体どういう時期なんですか。しかも、予算審議は国会がやるのです。それが終わるか終わらぬかという……
○田中(武)委員 本日は補正予算の審議でございますので、まず補正予算に直接関係のあるものからお伺いいたしたいと思います。いろいろと盛りだくさんに用意をいたしておりますので、できるだけ簡潔な御答弁をお願いします。 まず、最初に大蔵大臣にお伺いいたします。四十五年度の最終的な自然増収は幾らぐらいになると見ておられますか。その分はどのようにせられるのか。たとえば、公債の発行減にもっていかれるのか。さらに、所得税関係で大体八百億といわれておりますが、これのほとんどは給与所得だと思います。したがって、この分は年度内に給与所得に対する減税という方法で返すべきではないか、こう思いますが、いかがでしょうか。
○田中(武)委員 久保委員の質問をここで一応整理したいと思います。
先ほど来久保委員は、この資料をもちまして法務大臣の演説の内容について確かめました。法務大臣、全部お認めになりますかどうですか。もし認められないとするならば、委員長の許可を得てテープで一応証明したいと思います。いかがです。
【次の発言】 それではお認めになったと思います。そうすると、重要な問題がたくさんございます。
まず第一点は、予算の編成は政府が行なう。憲法のもとでそうなっております。ところが自民党と政府――これはまあ政党政治のもとではいいとしても、野党の議員がそのときは居眠りしておるとか、あるいはこたつに寝ておるのだろう……
○田中(武)委員 中村委員の質問に先立って、緊急に一言だけ御質問いたしたいと思います。 それは、同僚の久保三郎委員が提起をいたしまして、本日の毎日新聞にも出ておりますいわゆる政治駅の問題についてであります。本来ならば一問一答でやりたいのですが、与えられた時間が限られておりますので、一括して私の質問事項を申し上げます。そうして各関係の閣僚、政府委員等から、それぞれの立場の御答弁をいただきない。参考人も含めてそうお願いいたしたいと思います。 御承知のように三月七日から開業することになっております国鉄吾妻線に関してでありますが、この線では最初三つの駅、こういうことであったようですが、途中から二つ……
○田中(武)委員 二月八日に私が補正の総括質問の中で、余剰米を安く払い下げておる、それを原料としてつくった製品が安くなっていない、こういう点を私は申し上げたわけです。そうするとあなたのほうから――私はみそ、しょうゆとは一言も言っていないのだ。それに対してあなたのほうが、みそ、しょうゆということをお答えになった。そういうことをおっしゃるからいろいろのうわさがありますよと、この程度なんです。そうしたあくる日の九日に是正の通達か何かが出た。こういうことははなはだもっておかしいと思うのです。 したがいまして、もう時間も余すところあまりないと思いますので、委員長、この問題は理事会において実態を調査する……
○田中(武)委員 きょうは締めくくり総括質問ということになっておりますので、おもにいままで同僚議員なり私が取り上げました問題で、十分に論議ができなかった問題、ことに一般質問、分科会質問等で、総理不在のために総理の見解を求めることができなかった問題をまずお伺いいたしたいと思います。 まず最初に、新東京国際空港の、いわゆる成田問題でございます。 総理御承知のように、去る二十四日、公団の雇い入れたガードマンが子供たちに警棒をふるい、数名のけが人を出し、その後同日の午後三時ごろ、国会議員である身分を明らかにして姓名と来意を告げて新東京国際空港公団成田分室に訪問いたしました同僚の木原実代議士、参議院……
○田中(武)委員 関連していまの大原質問、それに対する政府委員の答弁を聞いておりまして若干疑問がありますので、交通整理の意味も含めて質問したいと思うのです。 ここに一九四六年四月十三日、アメリカの原子力委員会とアメリカの学士院との契約書なるものを持っております。その第一条に「事業の範囲」として「主として日本において研究に従事し、」云々となっておりますね。このときはむろん講和前であります。しかし、日本には主権があったはずです。したがって、「日本において研究に従事し、」云々というような契約は、そのときに当然何らか日本に話があってしかるべきものである。もしそうでなくてやるとするならば、このABCC……
○田中(武)委員 この実験は四省庁の合同実験だった。それだけにそれぞれの省庁の指揮命令というか、あるいはセットがどのようになっておったか。また、それそれの責任、全体としての責任感が薄れたのではないのか。一体この実験の総括的な責任はどこが持っておって、そして指揮とか命令とか、そういうのは一体どこが行なうことになっておったか。さらに、先ほど石川委員も指摘いたしましたが、万一の場合の救済対策というものは全然ない。たとえば防護さくもなかったということである。私もきのう現場を見まして、一体こんなところで非常識な、こういう感じを受けましたが、このような点はどうなっておりますか。
○田中(武)委員 先ほど来の近江委員の質問、それに対する答弁をそばで聞いておりまして、ちょっと気になりますので、基本的な問題からお伺いいたしたいと思うのです。 原子力研究所は、言うまでもなく、原子力研究所法によってつくられた特殊法人です。したがって、その運営は第一条の「設立の目的」及び二十二条の「業務の範囲」内においてやるべきであって、それを離脱したことはやれないと思うのです。そこで、まず講師の派遣とかあるいは要請ある講師をとめるとかいうのは、この規定からいってどれに当たりますか。――聞いていることがわかりませんか。原子力研究所は原子力研究所法によってのみ存在し、よってのみ運営せられるわけで……
○田中(武)委員 委員長が委員長席に着き、そして担当の国務大臣をはじめこの科学技術振興対策特別委員会の関係の政府委員は全部着席いたしております。当然十時十五分から委員会が開かれることはわかっており、前もって政府委員の要求をいたしております。しかるに、外務省の条約局長ないし参事官が、委員長が開会を宣言してなおこの時間に至るまで来ないということはもってのほかです。しかもその理由は、条約局長は参議院の本会議に出なくちゃならないからということであったのです。ところが、現にいま調べましたら、参議院本会議ではなしに本省におったわけなんです。少なくとも国会の呼び出しに関する大きな義務違反であり、国会軽視であ……
○田中(武)委員 勝間田、堂森両委員の質問に引き続いて御質問申し上げます。
先ほど外務大臣は、この協定に、法令の範囲内において云々と書く、したがっていわゆる行政協定でいいのだ、こうお答えになりましたが、協定に法令の範囲内云々と書けばそれでいいというものではありません。それでは、具体的にその法令は何条であり、その権原、これは何法何条によって発動をせられるのかお伺いをいたします。
【次の発言】 わかった。協定の中に、法令に基づきとか法令に従ってとかと書いたから行政協定でいいんだということはいえないと思うのです。
それじゃ裏からお伺いいたします。この協定ができ上がった、そうして具体的に憲法の保障……
○田中(武)委員 この際、いままでの論議の交通整理を含めて、社会、公明及び民社の三党を代表して一つの提案をいたしたいと思います。 要は、今度の補正予算で、景気の落ち込み、減税等で、当初の歳入予定に狂いがきた。そこで、今度の補正をもって国債の発行を増大する。また、交付税特別会計の修正をする。これは四十年と同じではないか、どこが違うのかということが一点なんです。 それからなお、何が建設公債で、何が赤字公債なのかということもはっきりいたしません。本来、公債に建設、赤字というような区別があるのかないのかも論議になります。さらに、憲法八十三条の財政処理の基本原則、すなわち財政民主主義、及び財政法第四……
○田中(武)委員 私は、きょうはドル、繊維問題等を中心にお伺いする予定でございましたが、その前に、総理も御承知のように、昨日午後四時ごろ、三重県下で近鉄特急が正面衝突をして、死者二十三名、負傷者二百四十五名という、まことに痛ましい悲惨な事故が発生いたしました。 私は、社会党を代表いたしまして、なくなられました皆さん方に心から哀悼の意を表し、御冥福を祈るとともに、御遺族の方々には心からお見舞いを申し上げます。なお、負傷せられました方々は一日も早く御全快なさるように、これまたお見舞いを申し上げます。 そこで、まだ詳細なことは十分にわかっていないであろうと思いますが、新聞の記事やらテレビの報道等……
○田中(武)委員 三日おくれのたよりでなくて、二日おくれの質問をいまから行ないたいと思います。 まず、最初に、総理は、二十五日のわが党安井委員の質問に対する御答弁で、今度は対中従属主義の国になろうとしているが、とんでもない、あるいは、対中従属主義的な発言が出てくることは意外である、こういうような発言をしておられます。野党が政府の外交方針あるいは政策に対して批判するのは当然であります。それに対して、あたかも社会党が対中従属主義であるかのごとき御発言。さらに、多数の人たちが日中国交回復促進に努力をしております。また、御承知のように、地方議会の多くが日中国交回復の促進を決議しております。総理のこの……
○田中(武)委員 先日二十八日に私が要求いたしました資料をただいまいただいたわけであります。ありがとうございます。しかし、この中にはまだ私の要求したもので満たされていない点が二、三ありますので、念のために、そのことについて大蔵大臣にお伺いをいたしておきます。 これによりますと、結局ニクソン声明のときから固定相場制の間、すなわち変動相場制をとりました前日までの、買ったと言いますか、ドルは三十八億九千五百万ドルとなっておりますが、俗に四十億とか四十六億とかいわれておりますが、これがすべてであるかどうか。そういたしますと、中にから売りなんていわれたのがありますが、そういうのが事実あったのかなかった……
○田中(武)委員 本日は、委員長のお許しを得まして、原子爆弾傷害調査委員会、いわゆるABCCですが、これに関連しての質疑を――実は昨年の臨時国会から持ち越した問題でありまして、その間いろいろな問題がございましたが、それは一応私のほうから取り下げたということになっております。したがって、けじめをつける意味において特に質問を許していただいたわけであります。 そこで、まず冒頭にお伺いいたしますが、外務省の条約局長が見えていますね。外交上の口上書というのは、一体どのような性格のものであって、また、法的にはどのようないわば拘束力を持つものであるか、その点からお伺いをいたします。
○田中委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙により、私が委員長の重責をになうことになりました。 今日、わが国においては、産業の発展、技術の革新、人口の集中化等によって、広く公害問題及び自然破壊問題が起こり、国民が健康で文化的な生活を営む上からも、重大なる政治、社会問題となっており、いまや人間の生活環境の保全は、国際的な課題となっているところであります。 これらの現状に対処するため、国内におきましては、公害関係十六法律の施行が本年行なわれ、その施策が実施せられるところとなりましたが、さらに各地においてはいろいろの公害はあとを断たず、環境保全の問題が依然とし……
○田中委員長 これより会議を開きます。
まず、理事辞任の件についておはかりいたします。
理事橋本龍太郎君から、理事を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
引き続き、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
ただいまの橋本君の辞任による補欠のほか、理事でありました寒川喜一君が去る一月三十一日委員を辞任されましたので、現在理事が二名欠員になっております。この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例によりまして委員長において指名するに御異議ございませんか。
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、一言御報告申し上げます。
かねてより理事会等において、本委員会の名称について協議願っておりましたが、去る二月二十六日の本会議において、その設置目的が公害対策並びに環境保全の諸施策を樹立するためとなりました。
また、本委員会の名称につきましては、議院運営委員会の決定により、公害対策並びに環境保全特別委員会となりましたので、以上御報告申し上げます。
【次の発言】 公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
公害対策並びに環境保全に関する件、特に休廃止鉱山の公害問題に……
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公害等調整委員会設置法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。山中総理府総務長官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
本案の質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本十郎君。
【次の発言】 松本君に申し上げます。ただいまの参考人を呼んでと、こういう御提案につきましては、後刻理事会で相談の上、前向きに善処していきたいと考えます。
【次の発言】 関連質問の申し出がありますので、これを許します。林義郎君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。林義郎君。
【次の発言】 次に、島本虎三君。
【次の発言】 阿部君の関連質問を許します。阿部君。
【次の発言】 次に古寺宏君。
【次の発言】 次に阿部未喜男君。
【次の発言】 午後二時再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後一時三十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。西田八郎君。
【次の発言】 いいですね。
【次の発言】 それでは、次に、米原昶君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。大石環境庁長官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
本案の質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 これは説明員ではちょっと無理だな。――それでは国務大臣としての大石環境庁長官。
【次の発言】 次に、古寺宏君。
【次の発言】 古寺君に申し上げます。
ただいま御提案の科技特との連合審査並びに参考人招致の……
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公害等調整委員会設置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。林義郎君。
【次の発言】 小澤政府委員、もうちょっと大きな声で。
【次の発言】 次に、島本虎三君。
【次の発言】 島本君の質疑は終了いたしました。
午後一時五十分再開することとし、この際、暫時休憩をいたします。
午後零時五十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
内閣提出の公害等調整委員会設置法案を議題とし、審査を進めます。質疑を続行いたします。岡本富夫君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、おはかりいたします。
最高裁判所長官の指定した代理者、最高裁判所事務総局総務局長長井澄君及び同民事局長西村宏一君から、公害等調整委員会設置法案について、本日本委員会に出席説明の要求があります。これを承認するに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 内閣提出の、公害等調整委員会設置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岡本富夫君。
【次の発言】 きょうは環境庁は呼んでいないのですが……。
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、おはかりいたします。
ただいま本委員会において調査中の公害対策並びに環境保全に関する件、特に、ポリ塩化ビフェニール汚染問題につきまして、去る五日科学技術振興対策特別委員会から、連合審査会開会の申し入れがありましたので、これを受諾するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、連合審査会開会日時につきましては、両委員長間で協議の上決定いたしますが、来たる十三日及び十四日、午前十時三十分から開会の予定でありますから御了承願います。
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
公害対策並びに環境保全に関する件について、本日、参考人として、日本鉄道建設公団理事北原正一君の出頭を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 内閣提出の特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
小澤政務次官。
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案並びに島本虎三君外七名提出、公害に係る事業者の無過失損害賠償責任等に関する法律案を一括議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。まず、大石環境庁長官。
【次の発言】 次に、島本虎三君。
【次の発言】 次に、内閣提出の公害等調整委員会設置法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 島本君に申し上げます。野呂防衛政務次官が入りましたから……。
【次の発言】 島本君の質疑は終わりました。
次に、岡本富夫君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 次に、岡本富夫君。
【次の発言】 次に、西田八郎君。
【次の発言】 次に、米原昶君。
【次の発言】 これにて内閣提出の特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 午後二時再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時三十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
特殊鳥類の譲渡等の規制に関する法律案を議題といたします。
これより討論に……
○田中委員長 これより会議を開きます。
ただいま、林義郎君、島本虎三君、岡本富夫君、西田八郎君、米原昶君から、ポリ塩化ビフェニール汚染対策に関する件について、決議すべしとの動議が提出されております。
まず、提出者の趣旨の説明を求めます。林義郎君。
【次の発言】 以上で趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 討論の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 次に、岡本富夫君。
【次の発言】 次に、西田八郎君。
【次の発言】 次に、米原昶君。
【次の発言】 以上で討論は終わりました。
おはかりいたします。
ただいまの林義郎君外四名提出の動議のごとく、ポリ塩化ビフ……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
去る四月十三日の本委員会と科学技術振興対策特別委員会との連合審査会に出席されました参考人鐘淵化学工業株式会社常務取締役大橋清男君から、同連合審査会議録第一号七ページ三段二十六行の同君の発言中、「三十五年」を「四十五年」と訂正願いたい旨の文書が四月二十四日提出されましたので、御報告申し上げます。
【次の発言】 内閣提出の大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案並びに島本虎三君外七名提出、公害に係る事業者の無過失損害賠償責任等に関する法律案の両案を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、おはかりいたします。
ただいま本委員会において調査中の公害対策並びに環境保全に関する件、特に休廃止鉱山の鉱害問題につきまして、昨十一日、商工委員会から、連合審査会開会の申し入れがありましたので、これを受諾するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、連合審査会開会の日時につきましては、委員長間において協議の上決定いたします。
【次の発言】 次に、参考人出頭要求に関する件について、おはかりいたします。
内閣提出の大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案並びに島本虎三君……
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案並びに島本虎三君外七名提出、公害に係る事業者の無過失損害賠償責任等に関する法律案の両案を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。林義郎君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 それでは速記を始めてください。
【次の発言】 りっぱな提案者代表がおりますから、どうぞ。
【次の発言】 法律的な専門の問題でございますので、法制局から答弁をしていただきます。衆議院法制局川口第一部長。
○田中委員長 これより会議を開きます。 内閣提出の大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案並びに島本虎三君外七名提出、公害に係る事業者の無過失損害賠償責任等に関する法律案の両案を一括議題とし、審査を進めます。 本日は、参考人として東京大学名誉教授我妻榮君、東京都公害研究所所長戒能通孝君、日本弁護士連合会公害対策委員会委員長関田政雄君、日本商工会議所公害対策委員会小委員長島津邦夫君、川崎市公害病友の会会長斉藤又蔵君、以上の方々が予定されております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとう……
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案並びに島本虎三君外七名提出、公害に係る事業者の無過失賠償責任等に関する法律案の両案を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。細谷治嘉君。
【次の発言】 細谷君の質疑は終わりました。
次に、阿部未喜男君。
【次の発言】 お答えいたします。
国会法の規定によって二分の一以上の出席が定足数になっております。しかし一斉に委員会が開かれた場合には往々にして定員を欠くことがあります。いままでも先例によってそういうような運営をしてまいっておりましたので、その……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件について、おはかりいたします。
公害対策並びに環境保全に関する件、特にカドミウム汚染と人体への影響問題調査のため、参考人の出頭を求め、意見を聴取いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、参考人の人選及び出頭日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
次回は、明二十三日火曜日、午前十時理事会、午前十時三十分から委員会を開会することと……
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案、島本虎三君外七名提出、公害に係る事業者の無過失損害賠償責任等に関する法律案の両案を一括議題とし、審査を進めます。
この際、須賀海上保安庁次長から発言を求められておりますので、これを許します。須賀海上保安庁次長。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。岡本富夫君。
【次の発言】 岡本君の質疑は終わりました。次に、加藤清二君。
【次の発言】 先ほどの加藤委員の質問に関連して、ちょっと確認しておきたい点がありますので、お伺いをいたします。
それは先ほどの加藤委員の質……
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案並びに島本虎三君外七名提出、公害に係る事業者の無過失損害賠償責任等に関する法律案の二案を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。土井君。
【次の発言】 では大臣、退席してもらって、あとで。
【次の発言】 それではちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
この際、午後三時まで休憩いたします。
午後零時十六分休憩
○田中委員長 これより会議を開きます。 公害対策並びに環境保全に関する件、特にカドミウム汚染と人体への影響について調査を進めます。 本日は、参考人として、金沢大学教授武内重五郎君、金沢大学教授石崎有信君、財団法人日本公衆衛生協会カドミウム研究会会長重松逸造君、富山県立中央病院副院長村田勇君、萩野病院院長萩野昇君、生野町汚染地域住民代表駒留喜代松君、三菱金属鉱業株式会社取締役総務部長木村猛君、以上の方々が御出席になっております。また、後ほど神戸大学教授喜田村正次君が御出席になります。 この際、参考人各位に委員会を代表いたしまして、委員長から一言ごあいさつを申し上げます。本日は、御多用中のと……
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案並びに島本虎三君外七名提出、公害に係る事業者の無過失損害賠償責任等に関する法律案の二案を一括議題とし、審査を進めます。
この際、おはかりいたします。
ただいま議題となっております両案について、最高裁判所長官の指定した代理者、最高裁判所事務総局民事局長西村宏一君から、本日本委員会に出席説明の要求があります。これを承認するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、両案について大石環境庁長官より発言を求められております……
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案並びに島本虎三君外七名提出、公害に係る事業者の無過失損害賠償責任等に関する法律案の二案を一括議題とし、審査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
ただいま議題となっております両案について、本日、参考人として、公害防止事業団理事長江口俊男君の出頭を求め、意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大原亨君。
○田中委員長 これより会議を開きます。
公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
公害対策並びに環境保全に関する件、特に、光化学スモッグ問題について、本日、参考人として、東京都公害局長佐藤八次君、東京都衛生局予防部長中川喜幹君、横浜国立大学助教授加藤龍夫君及び東京立正女子短期大学学長岩本経丸君、以上の方々の御出頭を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、加藤参考人は午後から出席されますので、御了承願います。
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案並びに島本虎三君外七名提出、公害に係る事業者の無過失損害賠償責任等に関する法律案の両案を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山本幸雄君。
【次の発言】 この際、午後一時十五分まで休憩いたします。
午後零時四十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。島本虎三君。
【次の発言】 関連質疑の申し出がありますので、これを許します。土井たか子君。
【次の発言】 小澤さん、ひとつ最終的に答弁どうですか。
○田中委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の自然環境保全法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。大石環境庁長官。
【次の発言】 以上で提案の理由の説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 建設省は都市局長が来ています。
【次の発言】 重ねて一ぺんに質問してしまってください。
【次の発言】 島本君、あまり言いたくないんだけれども、もうだいぶん時間の予定も済んでおるから、まとめてやってください。
【次の発言】 この際、午後一時四十五分まで休憩いたします。
午後一時十三分休憩
○田中委員長 これより会議を開きます。内閣提出の自然環境保全法案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 これにて自然環境保全法案の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 では速記を願います。
この際、委員各位と十分協議し、私の手元で起草いたしました内閣提出の自然環境保全法案に対する修正案を提出いたします。
【次の発言】 その趣旨について御説明申し上げます。
修正案はお手元に配付してありますので、案文の朗読はこの際省略させていただき、その要旨について御説明いたします。
自然環境保全法案委……
○田中(武)委員 前置きは除きまして、ずばりお尋ねいたします。
割賦販売法の第五条一項は強行規定ですか、いかがですか。
【次の発言】 それは第二項に、一項違反の特約は無効であると明記せられておるので、当然強行規定だと思います。
また民法九十条によって、公の秩序、善良の風俗に反する、すなわち公の秩序とは、いわゆる強行法規違反も入るわけです。というか、それが大きな部分なんです。したがって、民法九十条によってもその契約は無効になるわけなんです。それは確認しますね。
【次の発言】 私はここに、A社としておきましょう、その自動車の割賦販売契約書なるものを持ってきております。このとおり虫食いのようにな……
○田中(武)委員 特繊法の改正法案について質問をいたしますが、その前に、特繊法に関係も深いのでお伺いいたしたいと思いますが、実はここに五月十二日の日経の記事を持っております。見出しだけ読みますと、「政府の手で輸出を規制へ、新立法か輸取法改正」、こういう意味のことなんです。
そこでお伺いいたしますが、政府の手で輸出を制限するというお考えはあるんですか、いかがですか。
【次の発言】 この記事に出ておる新立法か輸取法を改正するということについては、いま通産省ないしは通産大臣は構想も持っておられないのですか。いかがでしょうか。
【次の発言】 あとで加藤委員が引き続き触れると思いますので、あえて繊維の……
○田中(武)委員 暫定予算に関しまして質問をいたしたいと思っておりますが、まず最初に、去る二十八日午前七時二十分ごろ国鉄総武線船橋駅構内で起きました事故について、国鉄総裁にお伺いをいたします。 私は質問に先立ちまして、まず社会党を代表して、今回の事故で不幸にも負傷せられた方々に心からお見舞いを申し上げ、一日も早く御全快の上職場へ復帰せられるようお祈りをいたします。 さて、今回の事故での負傷者――幸いにして死者はなかったようでございます、まことにその点は幸いだったと思いますが、負傷者が七百十二人、新聞によって若干人数も二、三違っておる点もあるが、少なくとも七百人をこえた。戦後国鉄事故としては……
○田中委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が引き続き委員長の重責をになうことになりました。委員会の運営にあたりましては、皆さまの御支援をいただきまして、万全を期していきたいと存じます。
どうかよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
理事の員数及び互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの浜田幸一君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
委員長は、理事に
始関 伊平君 八田 貞義君
林 義郎君 藤波 孝生……
○田中委員長 これより会議を開きます。 この際、田中内閣の発足に伴って新たに就任されました小山環境庁長官から発言を求められておりますが、まず、当委員会を代表いたしまして委員長から新長官に対しまして一言申し上げたいと存じます。 御承知のごとく、わが国における経済の急速な拡大に伴って生じた数多くの公害の発生及び自然環境の破壊は、国民の生活を脅かし、それがいまや国内の社会問題のみならず、国際的な問題にも発展するところとなっております。 先般来の国会から公害関係諸法の整備が行なわれ、さきの国会でも被害者の救済措置を目的とする無過失損害賠償責任法等の審議を鋭意行なって成立を見たわけでありますが、い……
○田中委員長 これより会議を開きます。
理事補欠選任の件についておはかりいたします。
理事藤波孝生君が去る七月十七日委員を辞任され、理事が一名欠員となっております。この際その補欠選任を行ないたいと存じますが、先例によって委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。それでは登坂重次郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 この際、菅波環境庁政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。菅波環境庁政務次官。
【次の発言】 次に、同じく丹羽通商産業政務次官より発言を求められております。これを許します。丹羽政務次……
○田中委員長 これより会議を開きます。
公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。
先般、公害対策並びに環境保全状況の調査のため、委員を派遣いたしましたが、この際、派遣委員の報告を聴取いたします。登坂重次郎君。
【次の発言】 おはかりいたします。
ただいまの登坂重次郎君の御提案のとおり、調査報告は本日の会議録に参照掲載することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 当委員会の公式な派遣行政調査といたしまして、八月六日に、青森県のむつ小川原開発事務所に派遣委員が参りました。ちょうど十一時四十分から五十分のこ……
○田中委員長 これより会議を開きます。
公害対策並びに環境保全に関する件について調査を進めます。
先般、公害対策並びに環境保全状況の調査のため委員を派遣いたしましたが、この際、派遣委員の報告を聴取いたします。林義郎君。
【次の発言】 これにて派遣委員からの報告聴取は終わりました。
おはかりいたします。
ただいまの林義郎君の御提案のとおり、調査報告は本日の会議録に参照掲載することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
公害対策並びに環境保全に関する件につい……
○田中委員長 これより会議を開きます。 公害対策並びに環境保全に関する件、特に火力発電所と環境保全の問題について調査を進めます。 本日は、参考人として、電気事業連合会副会長荘村義雄君、日本エネルギー経済研究所所長向坂正男君、伊達の自然を守る会会長正木洋君、有珠漁業協同組合理事野呂儀男君、以上の方々が御出席になっております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中、また遠路のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。 御案内申し上げましたとおり、本日は、火力発電と環境保全の問題について調査をいたすわけでありますが、申し上げるま……
○田中委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が引き続き委員長の重責をになうことになりました。委員会の運営にあたりましては、皆さまの御支援をいただきまして、万全を期していきたいと存じます。どうぞ相変わらずよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
理事の員数及び互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの浜田幸一君の動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
委員長は、理事に
始関 伊平君 登坂重次郎君
八田 貞義君 ……
○田中(武)分科員 きょうは通産省所管の問題でいろいろお伺いいたしたいと思うのですが、その前に、万博の問題についてちょっとお伺いをいたします。 これは、担当大臣として宮澤大臣も開会式の日に行かれまして、相当混雑その他に対する対策を考えなくてはならない、こういう点にはお気づきだと思うのであります。きょうの各紙を見ますと、たとえばある新聞の記事をここへ持ってきておりますが、「EXPOサンデー狂いっ放し」「予想半分の観客で札止め―ストップ―長い列」こういう大きな見出しが出ておるわけなんです。六十万来るだろうといっておったのが、実際はその半分の二十七万程度。しかもいろいろな設備が、停電というのか、狂……
○田中(武)分科員 私としていろいろほかの質問を用意いたしておりますが、いま北山委員の質疑を聞いておりまして、実は私も関心を持っておった点なんです。立法論につきましてはまた場をあらためて議論をするといたしまして、解釈といたしまして、財政法二十八条七号の「主要な法人」こういうことで、いま北山委員が御指摘になりましたように、百十何ぼもある中で二十六ほどしか出してきていない。これは財政法二十八条七号に「主要な法人」とあるからおもなものだけでいいのだ、こういうことだろうと思うのですが、それでは大蔵省として「主要な法人」というこの字句をどのように解釈しておられるのか、さらにこの「主要な法人」の基準をどの……
○田中(武)分科員 まず最初に身近な問題からお伺いしたいと思うのですが、近畿地区でナイキ基地を設置する、そういうことで目下候補地を調査中といいますか、物色中といいますか、そのようなことを聞いておりますが、事実はどうなんですか。
【次の発言】 その候補地については、どのように考えておられますか。
【次の発言】 私は、この種の問題はあまりよく知らないので、そういう答弁をもらっても、一体何県の何市かということがわからぬです。ずばりとこちらから申しますが、兵庫県の青野原は候補地に入っておりますか。
【次の発言】 そこで、もしそのナイキ基地を設置をするとするならば、どのくらいの広さの土地が必要であり、ま……
○田中(武)委員 林先生に二点ばかりお伺いいたしたいと思います。 その第一は先ほどの租税特別措置法の関係でございますが、これは租税の公平の原則からいっても、あるいは反面このことは国庫債務負担行為ともいえるのではないかというような点から私は先生と同意見であります。 そこで、財政投融資につきましては、先生も御指摘のようでありましたが、法律的に何ら基礎を持たず、きわめて便宜的な運用をせられております。そこで先日私は、私の質問で、これは財政議会主義あるいは財政民主主義に反する。したがって一般会計と財投、財投の中でも金利の要るものと要らないもの、すなわち産投と資金運用部資金等との間に区分けをした一つ……
○田中(武)分科員 植木さんが今度新しく法務大臣になられまして、おめでとうと申し上げていいのか御苦労さまと申し上げていいのか、それはそれといたしましても、植木さんがこの予算委員会で、ほんとうにわれわれが敬服するような真摯な態度でずっと委員会に詰めておられました姿を見て、心から敬意を払っておったわけであります。こういう人でなければ法務大臣はつとまらない、こういうようにすら思っておるわけでございます。 そこでひとつ、まず新法務大臣にお伺いいたしたいと思うのですが、実は、これは政党政治ですから、政党人が大臣になるのは当然といえば当然でございますけれども、私は、法務大臣というような人はむしろ、中立性……
○田中(武)分科員 文部大臣にお伺いいたしたいと思うんですが、坂田さんはいい人ですけれども、答弁の長いのが玉にきず、したがいまして、時間が限られておりますので、明快に簡単にひとつお願いいたします。 大臣、御存じとは思いますが、昨年の九月に兵庫県の姫路市で、育友会の奉仕活動で廃品回収作業中、小学校四年生の児童がけがをして、その後一週間のうちに死亡するという事故がありました。それに対して、日本学校安全会は補償金を支給しない、こういうことを決定いたしました。そこで、その児童の父親が、奉仕に汗を流した子供が浮かばれないとして、神戸地裁の姫路支部に訴えを起こす――起こしたかどうか知りませんが、起こすと……
○田中(武)分科員 私は、きょうは新しい提案を含めて、公害関係立法についてお伺いいたしたい、こう思っております。実は総括のつもりで用意をいたしておりまして、相当資料を持っておりますが、分科会で時間もございませんし、一を言わば十を察するであろう山中長官でありますから、きわめて簡単に申し上げていきたいと思います。 まず第一点は、公害関係法、この法と政省令との関係であります。 せっかく臨時国会で公害法、これは法改正、新法を含めてできましたが、それを実施するための政省令がまだほとんどできておりません。そこで、六カ月後に実施する、こういうことになっておるので、のんびりとかまえておると思うのですが、あ……
○田中(武)分科員 まず最初に、国内線向けの航空機、これは大量輸送機として大型のいわゆるエアバスといわれておりますが、それを採用する、そういうことで、ロッキード、ダグラスあるいはボーイングといったようなアメリカの航空三社が、いまや日本の空で販売合戦、空中戦をやっておる、こう聞いております。そこで、このエアバス採用についての運輸大臣の考え方、あるいはどのような方針で指導せられるのかをお伺いします。
【次の発言】 なるほど大型機といいますか、輸送機を買うのは、日航なり全日空だと思うのです。しかし、もうすでに新聞でも大々的に出ているように、アメリカの三社が盛んに売り込み合戦をやっておる。こういう中に……
○田中(武)分科員 いろいろとお伺いしたいと思いますが、三十分ですから、答弁も要領よくお願いいたします。
まず最初に、交通反則金についてお伺いします。
この反則金というものの性格はどんなものですか。いわゆる罰金ではない。とが料でもない。反則金は反則金だと、こういうことなんですが、これの性格はどんなものなんですか。
【次の発言】 なぜそれを伺ったかというと、これは他人がかわって代納してもいい性格のものかどうか。罰金だって、金はどこから出るのかわからないから、これはあれだろうけれども、それはやはり罰金刑に処せられた者が納めるということですね。反則金が他人によって納められてもいいのか、あるいは、……
○田中(武)分科員 わずか三十分しかありませんので、御答弁も簡単に的確にいただきたいと思います。
そこで、死者一万六千人、負傷者九十四万人をこえるといわれておるのが昨年の交通戦争の結果であります。このうち通勤途上者の災害がどのくらいあるか、労働省は調査したことがございますか。
【次の発言】 これはある一定期間だけですが、大体それは全般にもいえると思うのですね。そうすると、死者一万六千人以上、その二割というとたいへんな数になるのですね。ところがこの通勤途上、これは行き帰りを入れまして、これらの事故について使用者はどのように取り組んでおるか、そういうことの調査をせられたことがありますか。
○田中(武)分科員 まず長官にお伺いいたしますが、昨年決算委員会で私が質問したのですが、姫路駐とん地の第三特科連隊で不正入隊の事件があった。それを防衛庁の人事教育局長に訴えた当時の吉岡三佐は、その後連隊本部の風当たりが強まり、自衛隊の恥を世間にさらしたときつく詰問され、吉岡三佐が隊長をしておりました綱紀教育隊を当時の山口連隊長は解散させる。その後吉岡三佐は、命令不服従ということで十日間の停職処分に付せられ、現在は自衛隊をやめております。 このような経過を見ましたときに、これは一般に、まず新聞に出した、あるいはビラをまいた、そういったようなことでなくて、防衛庁の人事教育局長に訴えた。それならば……
○田中委員長 これより公害対策並びに環境保全特別委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会を開きます。 両委員長の協議により、私が委員長の職務を行ないます。 公害対策並びに環境保全に関する件、特にポリ塩化ビフェニール汚染問題について調査を進めます。 本日は、参考人として鐘淵化学工業株式会社常務取締役大橋清男君、三菱モンサント化成株式会社第三事業部長采野純人君、東京大学助手宇井純君、以上の方々の御出席をいただき、また、午後からは東京歯科大学教授上田喜一君、愛媛大学助教授立川涼君、都立大学助手磯野直秀君、以上の方々が御出席になります。 この際、委員長から参考人の皆さんに一言ごあいさつ申し上……
○田中委員長 これより公害対策並びに環境保全特別委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会を開きます。
公害対策並びに環境保全に関する件、特にポリ塩化ビフェニール汚染問題について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。浜田幸一君。
【次の発言】 次に、島本虎三君。
この際、質問者並びに答弁者に一言申し上げます。
本日は関連質問者を入れまして十人近い質疑の申し出があります。したがいまして、時間の制約もございますので、質問者、答弁者ともに簡潔、明瞭にお願いいたします。
【次の発言】 労働省は要求してなかったです。
○田中委員長 これより公害対策並びに環境保全特別委員会商工委員会連合審査会を開きます。
両委員長の協議により、私が委員長の職務を行ないます。
公害対策並びに環境保全に関する件、特に休廃止鉱山の公害問題について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石川次夫君。
【次の発言】 石川君の質疑は終わりました。
次に岡本富夫君。
【次の発言】 岡本君に申し上げますが、要求の農林省、大蔵省、労働省、各見えておりますので……。
【次の発言】 政府委員がいるときには、原則として政府委員から答弁するようにし、補足説明が必要なときには説明員の発言を許します。
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