田中武夫 衆議院議員
28期国会発言一覧

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田中武夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中武夫衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

田中武夫[衆]本会議発言(全期間)
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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 衆議院本会議 第4号(1958/10/03、28期、日本社会党)

○田中武夫君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました私的独占禁止法改正案について、岸総理以下関係閣僚に若干の質疑を行い、独占禁止法を改正しようとする岸内閣の企図が那辺にあるかを国民の前に明らかにしてみたいと思います。(拍手)  独占禁止法は、一般に経済憲法といわれて、労働法、農地法とともに、日本経済民主化の支柱として経済の理想像を描いてきたが、この経済憲法は、成立後、保守党政府の手によって、数回にわたる改悪と特別立法とによって後退の道を続け、今や岸内閣の手によって完全に骨抜きとするための引導を渡されようとしておるのであります。(拍手)  この冷厳な事実は、かつて日本帝国主義の経済……

田中武夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

田中武夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 商工委員会 第6号(1958/07/01、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 参考人の方々の意見と政府委員の御意見を合せて聞いた方が問題をはっきりさす上において適当であろうと思うのですが、時間の関係上政府委員に対しては午後、こういうことですから、断片的になりますが参考人の方だけに一、二の質問をいたしたいと思います。  まず長谷川さんにお伺いしたいのですが、前の二十八国会の当委員会で、北陸三県の不況対策、これを取り上げましていろいろ御意見を聞いて決議をいたしました。その決議は大体融資と操短であったと思うのです。ところがただいま中島参考人の御意見によると一億二千万円の融資のワクが出た、だが借り入れは皆無であった。また藤原参考人でしたかの御意見では、大阪にお……

第29回国会 商工委員会 第7号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 最初に山本参考人にお伺いいたします。  あなたが先ほど参考意見を述べられたときに、第四次協定を調印された当事者の一人として大へん責任感じておる、こういうようにおっしゃいました。今度の第四次協定が実施できない状態になって、日中間の貿易が中絶しておることになった原因があると思うのですが、先ほど稲山参考人ですか、よもやそんなことはなかろうと思っておったが、どうも私にはわからない、こういうように言っておられた。実際のところはっきりしたことはわからない、こういうことではないかと思うのですが、私は、何といってもこれは政府が台湾政府に気がねをしたとか、アメリカの圧力に相した、こういった外交……

第29回国会 商工委員会 第8号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 きょうは、大臣初めその他政府委員の方に、中小企業政策、ことに商業関係について若干のお伺いをいたしったい、このように考えます。  まず最初にお伺いいたたいのですが、百貨店法が成立実施せられましてからちょうど二年たっております。この間この百貨店法が、百貨店法に定められた目的に従ってどのような効果をあげたか、実施の状況について、これは政府委員でけっこうですから、簡単に御報告願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの局長の御答弁によると、それでは、百貨店法は大体所期の目的を達しつつある、このように御了解になっておりますか。

第29回国会 商工委員会 第9号(1958/07/04、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいま議題となりました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案の提案理由の御説明を申し上げます。  去る二十四国会で成立を見ました下請代金支払遅延等防止法の施行後の経緯を見まするに、最近における経済不況の深刻化とともに、下請代金の支払い遅延はますます増大し、また下請代金の額が不当に低く押えられており、不況のしわ寄せはもっぱら下請事業者に寄せられる結果となっているのであります。すなわち、公正取引委員会が従来行なった悪質会社への勧告は、三十一年度には十九件、三十二年度にはその二倍の四十一件と急激にふえているのでありまして、本年度はさらに激増することが必至の情勢であります。……

第29回国会 商工委員会 第11号(1958/07/31、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私はいろいろと尋ねたいのですが、その前にやはり今の繊維の問題に関連して先に繊維局長にお伺いします。あるいは今までの中村、堂森両委員と若干重複する点もあるかもわかりませんが、その点はあらかじめお断わりしておきます。  実は私たちもこのたび近畿地方の国政調査に参りまして泉州あるいは播州織、そういう人たちのなまの声やあるいは現場を見て帰ったわけなんです。いろいろとお話を聞いており、われわれの考えをまとめまして、私は大体こういうことが言えるのじゃないかと思うのですが、現在の繊維業界、ことに綿スフの不況対策としては、まず当面のものと将来のものと恒久的なもの――当面のものとしては操短融資……

第29回国会 商工委員会 第12号(1958/08/11、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 先日の私の質問に対して当時は十分わからなかった。従って調査の上報告する。こういうことで今なされたわけですが、ただいまの報告を聞いておりますと、小出局長は遺憾に思う、こういうことをまず言われたので、私の申し上げたような事実は確かにあったということを認めになったと思います。それから一番最初二十三年ごろはいわゆる一般的な情勢も社会不安の状態であった。ことに競輪場内等にあれば、そういうことがあるので、一定の人にそれを委託した、こういうことであるが、そういうことならば、いわゆる毒をもって毒を制する。暴力というようなものが競輪場内においては往々にして発生することが認められる。その暴力に対……

第29回国会 商工委員会 第13号(1958/09/11、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 参考人の方は大へんどうも御苦労さんです。今から各参考人の方々に、順次競輪の経理の内容についてお伺いいたしたいと思いますが、まず最初に日本自転車振興会の会長の松木さんにお伺いいたしたいと思います。  競輪は、先ほど委員長が冒頭に申し述べたごとく、一般に及ぼす影響も大きく、また反面地方財政にも大きな関係を持っておるということは言うまでもありませんが、自転車振興会が法に基いて、競輪の実施の責任を持っておる、こういうところから、自転車競技の実施に当っての責任、こういうことも重大だろうと思います。ましてや、それから上ってくるところの金、すなわち競輪の経理の問題については、よほど慎重にや……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1958/10/23、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行について……。
【次の発言】 理事の互選に先だちまして一言発言を求めて、与党の委員諸君に反省と申しますか、考えていただきたい、こう思うわけであります。と申しますのは、今国会において当特別委員会が設置されまして、最初に開かれました十月十日の本委員会には、当時は警察官職務執行法等をめぐりまして御承知のような状態でありましたから、われわれ社会党の委員は出席をしなかったわけです。そのことは、両国会対策委員長の間に若干の話し合いもあったと考えておりますが、その委員会におきまして、社会党委員の一人も出席しないときに委員長の互選が終っておる。こういうことについて、われわれといたしま……

第30回国会 商工委員会 第1号(1958/10/01、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 まず最初に松本参考人にお伺いいたしたいと思います。この前に来ていただきまして、本日また来ていただきまして大へん御苦労さんですが、この前にお伺いしたいと思って時間がなかったり、その他のことでできなかった点についてお伺いいたしたいと思います。松本参考人はこの前参考意見を述べられる際に、ガラス張りの中に入れるように大へん苦労した、こういうような趣旨の意見を述べておられるのです。そうしますと、昨年あなたが振興会長になられる以前にはガラス張りでなかったようなことがあったので、それをガラス張りの中へ入れるために苦労したのだ、こういうように思うわけなんですが、それではそれ以前にはガラス張り……

第30回国会 商工委員会 第2号(1958/10/07、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいまの勝澤委員の質問に関連してちょっとお尋ねいたします。先ほど岩武中小企業庁長官は、この災害についての特別な貸付に対してワクを設けるのがいいかどうか、まだ検討してみないとわからない、こういうような御答弁だったと思います。そこでまず最初にお伺いしたいのですが、中小企業金融公庫、それから国民金融公庫、それから商工中金、これらの関係の方にお伺いしますが、特別なワクが政府から与えられずしてすべての災害地の要求に応じ得るかどうか。もう一つはそういうことによって一方へ予期していない資金を貸し付けるわけですから、そういうことでその方べ十分な貸付をやった場合に、他の中小企業に対する金融に……

第30回国会 商工委員会 第4号(1958/10/16、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連質問。先ほど来松平委員あるいは板川委員から、アメリカの片貿易の問題についていろいろ御質問がありました。その原因の一つと申しますか、アメリカにおいて日本の繊維の輸入の制限ないし禁止の運動、そういうものの一つの原因が、日本のソーシャル・ダンピングに対するアメリカの一つの攻撃だ、こういうふうにも考えられる。これはやはりILO労働条約の日本の批准、こういうことに関係があると思うのですが、これは労働大臣に伺うのが本筋かと思いますけれども、貿易に関係があるという意味から、このILO国際労働条約の批准に関して、貿易拡大という意味から、通産大臣はどのようにお考えになっているか、この点をち……

第30回国会 商工委員会 第5号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいまの小林委員の鐘紡問題の質問に関連いたしまして、議事進行の意味で一言お願いをいたしたいのです。先ほどの小林委員の質問の中でも、いわゆる鐘紡の経理の問題、その他の問題につきまして大臣なり当局の認識と、質問者及びわれわれの調べておる点とはだいぶ食い違っておるように思います。これはもっと突き進んで実態を調べる必要があろうと思う。しかも操短その他による犠牲を労働者にはしわ寄せしないようにということを、われわれも常に決議し、大臣もそう言っておられる。今もまたいわゆる資本、経営、労働者、三者が同じような負担を受くべきである、こういうことを言われたが、現に行われている鐘紡の問題につき……

第30回国会 商工委員会 第6号(1958/10/21、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私はしばらく時間をいただきまして、競輪の特別益金の配分の関係と、その寄付を受けた先の関係につきましてお伺いいたしたい、こう思うわけでございます。実はオリンピックの後援会が一千万円以上の大穴をあけて、今問題になっておることは御承知の通りであります。このことにつきましては先日文教委員会においても取り上げられたようであります。そこで私はそのことに関連して、本委員会へ文部省の体育局の関係の方も来てもらおうと思っておりましたが、何だか富山の国体の方へ幹部全員行かれておるということで、文部省関係が見えていないので、その方の関係は後日に譲りまして、通産省の関係、その点に重点を置いて二、三お……

第30回国会 商工委員会 第10号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 最初に大島参考人にお伺いいたしたいのですが、あなたは先ほど片寄らずに国家的視野から見てやってもらいたい、それから、そのためには中央に権威ある幾関を置いてやるべきだ。こういったような意味の御意見があったわけなんですね。御承知のようにこの問題に関しまして政府二法案と社会党の案とが出て、今本委員会においてともに審議をしておるわけなんです。社会党案は御承知のように一本の法体系によって、この水質汚濁に関する点について解決していこう、こういう考え方を持っているわけです。それに対して政府案はまず公共用水域の水質保全に関する法律というもので基本的なものをこしらえて、そうして具体的なものについ……

第30回国会 商工委員会 第11号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私はちょうど高碕、三木両大臣がおられるところで、重要な問題について若干の質問をいたしたいと思っておったのですが、今委員長も言われたように時間がもうあと十分ほどしかありませんので、一言だけお伺いをいたしたいと思います。それは御承知と思いますが、今来日中の西ドイツのエアハルト経済相が、二十七日ですか、日本人記者会見において、日本の貿易の問題その他についていろいろと批判といいますか、発言をしておる。その中に、日本の貿易振興というか、貿易の問題等について重要な示唆がある、かように考えられますので、これについて、何かあす両大臣はエアハルト経済相と会談せられる様子ですが、その際に当然そう……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、技術庁長官が見えておりませんから、黒澤資源局長その他の政府委員の方々に、新潟地方の地盤沈下の原因の問題について、若干のお尋ねをいたしたいと思います。  実は、先日、これは商工委員会からではありましたが、与党二名と社会党二名の四名が新潟地方の地盤沈下の状況を視察に参ったのであります。御承知のように、新潟地方は一番多く下ったときで年に五十センチ、一日に一・ニミリずつ地盤が沈下をしておる。私、参りまして実際の状況を見せてもらったのですが、すでに工場へ海水が浸入をする、あるいは住宅の床下まで常時水が入っておるというような状態で、新潟地方は、この問題で大きな恐怖を受けておりまして……

第31回国会 商工委員会 第1号(1958/12/16、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 この三法案につきましては臨時国会におきまして大体基本的な質問も終っておりますので、そういう点については省略したいと思っておりますが、ただ一点だけこの際に政府委員から政府の考え方を聞かしていただきでたいと思う点があるのです。と申しますのは、三法案のうちでいわゆる政府二案と社会党の提出案との重要な違いの点は数点ありますが、その一つに、社会党案ではいわゆる無過失責任の点を明記しておるという点であり、政府案にはその点が欠けておる。このことにつきましても何回かさきの委員会において質問いたしておりますが、政府委員の答弁によりますと、公共用水域の水質の保全に関する法律の十九条によって、これ……

第31回国会 商工委員会 第2号(1958/12/17、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私はこの法案を見まして、まず率直に感じたことは、この法律は果して必要であろうかということなんです。先ほど堂森委員からも若干その点について触れられておりました。この法律を見ました場合に重要な点は、登録制とそれから事業協会の設立なんです。先ほどから話が出ておりますように、登録制の問題につきましては団体組織法等の規定でいけるのではないか。あるいはまたアウトサイダーの規制その他の命令も出されるし、すでに通産省は前国会においても輸出入取引法の改正法を出されて、今次国会においてもそれを出される用意がある。それになおかつ登録が必要か。しかもこの登録制度を見た場合、いわゆる登録の停止の規定が……

第31回国会 商工委員会 第3号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連質問。ただいまの勝澤委員の質問に対する局長の答弁に関連いたしまして御質問いたします。先ほど来の御答弁を聞いておりますと、登録の基準は業界の意見を聞いてやる、勝澤君の質問に対してそうお答えになった。勝澤氏から業界の一部の意見にならないか、そうするならば反対しておる者ははずされていく危険性がある、こういう御質問があった。その後の局長の御答弁では、企業の合理化といいますか、合併といいますか、そういうようなことも行われるだろう、こういうふうに言われておる。これをすでに裏書きするような事実が大阪に起っておる。御存じでしょうか。大阪のミシン業界では千台というからおそらく年産だろうと思……

第31回国会 商工委員会 第9号(1959/02/03、28期、日本社会党)

○田中武夫君 ただいま議題になりました社会党議員提出、下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案、中小企業の産業分野の確保に関する法律案、官公需の中小企業に対する発注の確保に関する法律案及び百貨店法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表いたしまして提案の説明を申し上げたいと存じます。  まず最初に下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案について申し上げます。  去る二十四国会で成立を見ました下請代金支払遅延等防止法の施行後の経緯を見まするに、最近における経済不況の深刻化とともに、下請代金の支払い遅延はますます増大し、また下請代金の額が不当に低く押えられ、不況のしわはもっぱら……

第31回国会 商工委員会 第10号(1959/02/04、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 今の問題に関連してちょっとお伺いしたいと思いますが、この間の新聞によりますと、閣議終了後記者会見を行なって大臣はそういう構想を発表せられた、こういうような新聞だったのです。そうするなら閣議終了後となると、閣議で何らか話をなされたのか、あるいは閣議でも了承になっておるのか。今の御答弁によりますと、まだ固まっていないが、私の個人的な考えとしてそういうことを考えておる、こういうことですが、閣議終了後ということになれば、何かそういうことが閣議でも話し合いになったのじゃないかと思うのですが、そういう点を一つお伺いしたいと思います。  もう一点は、通産省ないし政府顧問ということになれば公……

第31回国会 商工委員会 第11号(1959/02/05、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 まず最初に、私各参考人の御意見を聞いておりまして、向井参考人を除く他の参考人の御意見によって、わが社会党提出の商業調整法の方がよりいいのだというような御意見が出たことに対しまして、意を強くいたすと同時に、先ほど中井先生がおっしゃいましたが、百貨店法の欠陥は指摘せられている通りでありますので、先日私たちが提案いたしました百貨店法の改正に対しても、自民党、政府ともに考えていただきたい、かように思うわけであります。  次に、時間がありませんからまとめて一人々々御質問いたします。まず向井先生にお願いいたします。向井先生の御意見を聞いておりますと、率直にいって小売商業特別措置法というも……

第31回国会 商工委員会 第14号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は航空機工業振興法の一部を改正する法律案につきまして、少しお伺いをいたしたいと思います。  まず最初に、質問に入る前に私の感じを申し上げたいのですが、どうも最近政府は、ことに通産省も含めてですが、国会があるんだから、役に立っても立たなくてもどうでもよいような法案をよけいお出しになる、国会議員を遊ばしておくのももったいないというようなお考えをお持ちじゃないかと思うのです。私はこの法案について申し上げているのではないのですが、そういう感じを受ける法案がたくさん出てくる、たとえばこの法案にしましても、成立してからまだ一年もたっていない法案なんです。二十八国会で解散まぎわに成立いた……

第31回国会 商工委員会 第15号(1959/02/17、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいまの局長の御答弁に関連いたしまして、御質問いたします。  局長の御答弁によりますと、先進国というか、今までプラント輸出をしている各国にあってはコンサルタントが十分に組織的にあるからこういう必要がないのだが、日本にはないから。こういうことのようですが、それではそういうことを国で補償しないで自主的にやっておる、たとえばアメリカ、イギリスといったようなところでは、コンサルタントはどういうような経過をたどって発展してきたのか、一つお伺いします。
【次の発言】 私のお伺いしたいのは、いわゆる外国というか、先進国がプラント類を輸出する。それを作るメーカーといいますか、こういう工場、……

第31回国会 商工委員会 第16号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は航空機工業振興法の改正法とプラント輸出振興法につきまして大臣に二、三お伺いしたい、こう思っておるのですが、今大臣は科学技術振興対策特別委員会で答弁中だそうで、大臣が見えるまで、ちょうど幸い中川次官が見えておりますので、先日私が航空機工業振興法について質問いたしました際の中川次官の御答弁の中で、三、三気になる点がありますので、その点についてお尋ねしておきたい、このように思います。なお私は、できますれば十三日の会議録が出てから、その会議録を見ながら一つお伺いしたいと思ったのですが、きょうそういうことで時間が切れましたので、大臣が来ましたら話を変えて、あらためて次官にお伺いする……

第31回国会 商工委員会 第19号(1959/02/25、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連。さっきからいろいろと御意見を伺って重複する点も出てくるかと思いますが、この際二人の方に一、二お伺いしておきたいと思います。大体砂糖やバナナとかいうような甘いものにはアリが寄るように、これをめぐっての利権争いというものはどうも常につきまとっておるような感じがいたします。三十一年でしたか、バナナの外貨割当を高値入札制度にしたときなんか相当当委員会でも取り上げられたと思います。それ以来バナナの外貨割当問題には何らか私は不明朗な点があるのではないか、このように私個人の感じですが、感じを受けておりますので、この際二、三伺っておきたいと思います。  まず第一番にお伺いしたいのは、大……

第31回国会 商工委員会 第20号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は小売商業特別措置法案につきまして、ただいまから若干の御質問をいたしたいと思います。大臣の出席の要求をいたしておきましたが、大臣見えておりませんので、大臣に対する分はあとに譲りまして、幸い大臣にかわって政務次官が見えておりますので、政務次官にまずきわめて愚問ではありますが、お伺いいたしたいと思います。御賢答をお願いいたします。  きわめて愚問ですが、この法案の目的は何ですか。
【次の発言】 それはおかしいと思うのです。僕は大臣に質問しようと思っておったけれども、大臣が見えていないから政務次官にお伺いするのだが、こまかなこととか大まかなこととかいうことじゃなく、少くとも法案を……

第31回国会 商工委員会 第21号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は昨日の質疑に引き続きまして小売商業特別措置法案と商業調整法案につきまして質疑を続けていきたいと思います。  まず最初に次官にお伺いいたしたいのですが、この小売商業特別措置法案を見ました場合に感ずることは、政府は生活協同組合といわゆる購買会、これを同じように考えておられる、こういうような感じを受けます。と申しますのは二条、三条、四条等の規定を見ました場合に、この区別がなされていないのではなかろうかという疑いを持っております。政府は一体いわゆる購買会と生協を同一視しておられるのか。それともどういうように生協、購買会を把握しておられるか、まずお伺いいたします。

第31回国会 商工委員会 第26号(1959/03/10、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 最後に本法案について一言お伺いいたしたいと思いますが、本法によって申請をする。同時に意匠法によって申請を出しました場合、まず本法の方が早くきまるわけなんですが、先ほどのお話のように、意匠法だったら二、三カ月かかる。本法の方で認定がなされた。ところが二、三カ月後で意匠法の場合に他の模倣であったというようなことになった場合、その場合にはこちらの最初やった、本法によってやった認定はどうなるのですか。あるいは逆に、今度こちらの本法の方では同時に出したが、本法の方ではだめだと言われた。ところが意匠法の方ではこれが通ったということになれば、これによって輸出が機会を押えられたということにな……

第31回国会 商工委員会 第27号(1959/03/11、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私の質問いたしました。それから二の場合二つずつに分れる。そこで、かりにお答えを一の(一)、一の(二)というように区別してお伺いしたいと思います。  一の(一)の場合は、これはBならBという人が自分の意匠権を侵されたのであるから、その人から異議の申し立てをやるだろうと思います。一の(二)の場合は不特定多数、いわゆる利害関係者からの異議の申し立てがあると思う。もしなかった場合に職権をもって取り消すということはあり得るかということです。それが一点。  それから二の(二)の場合、この場合認定機関に故意または過失がなかった場合には、もちろん責任はありませんが、たとえば他人がすでに意匠と……

第31回国会 商工委員会 第34号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 板川委員の質問に関連いたしまして、二、三お伺いいたします。  まず今の高等官ということなんですが、今の長官の御答弁のように、高等官という官職はすでになくなった、今日死文にひとしいことになっているわけです。今特許法その他工業所有権に関する法律十法案の改正を出しているときに、それに最も関係の深い弁理十法、その中にそういった戦争以前の資が残っておる、それをなぜ一緒に改正しようとしなかったか。
【次の発言】 私の質問に対しての答弁は簡単でけっこうです。おっしゃるように公認会計士法あるいは弁護士法、こういうのと弁理士法は、すなわち職務称号を与えるという点においては同一のものであります。……

第31回国会 商工委員会 第35号(1959/03/25、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行について。本日は特許法以下十法案につきまして、わざわざお忙しい中を八名の参考人に来ていただいて、この重要な法案について参考意見を聞いておるのです。ところがこの状態は何です。こちらにすわっておるのは全部社会党委員であります。与党がわずか二名。こういうことで真剣にこの審議が進められると思っておりますか。私はもっと人を集めて午後からあらためて再開せられんことを望みます。

第31回国会 商工委員会 第37号(1959/03/27、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は特許法関係法案につきまして、順序を立てて御質問をいたしたいと考えておりましたが、他の委員会との関係等で政府委員の出席等の関係もございますので、散漫になりますが重点的に御質問いたしたいと思います。  まず第一に長官にお伺いいたしたいことは、一昨日の八名の参考人のうちで、まず発明協会の会長でしたか理事長でしたか、斎藤さん、それからあとの井上さんと村瀬さんは審議会のメンバーとして参画した人である。この人を除く五名の人は反対の態度を明らかにいたしております。その反対の理由は、一口に言うならば、四十年来の特許法関係の法律を改正するに当って、何もそう三カ月か半年を急がねばならないであ……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 商工委員会 第1号(1959/07/03、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 先ほどの勝澤委員の質問に関連いたしましてお伺いいたします。もう一つ前の質問ですが、いわゆる新聞代を上げたから、公正取引委員会の審決が出るまでは元の値段で払う、そういうことをしておるのに対して、取扱店の方で一方的に配達を打ち切る、こういうことについて先ほど勝澤君からの質問がありましたに対して、あなたの方は取扱店が単独にやつた場合と、あるいは打ち合せと申しますから共同謀議でやつた場合とに分けて考える必要がある、こういうようなことでありましたが、昭和二十八年九月一日公正取引委員会から出されました告示第十一号の不公正取引とはどんなもんかという、この中の十号「自己の取引上の地位が相手方……

第32回国会 商工委員会 第2号(1959/07/08、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいま長谷川前委員長より御退任のごあいさつがございましたが、この際委員各位の御同意を得て、私からも一言ごあいさつ申し上げたいと存じます。  御承知の通り長谷川前委員長は、第二十九回国会で選任せられ、引き続き第三十回国会、第三十一回国会のきわめて多忙なときの委員会を担当し、その間三十二件の多きに上る法案の審査を終えられて、委員長の職務を全うせられ、今回新中村委員長とかわられたのであります。  もとより自民党と社会党という立場を異にする私どもではありますが、数多くの成立いたしました法案、この中には、水質汚濁防止関係の法案とか、小売商業調整特別措置法案とか、あるいは工業所有権関係……

第32回国会 商工委員会 第5号(1959/09/09、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連質問。ただいまの談話の法律的性格についてでありますが、法の四十五条によっていわゆる申告があった。そうしますと四十六条以下並びに公取委の審査手続規定によって審査その他の準備をやると思うのですが、その結果考えられることは審判に付す、それから勧告、もう一つは不問処分、この三つの結論になると思うのです。そういたしますと委員長談話は、この不問処分に付すという効果を表わしたものであるかどうかお伺いいたします。
【次の発言】 その談話は不問処分に付すということを決定したということになると、一つの行政処分と考えますが、それでよろしいですか。

第32回国会 商工委員会 第6号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 まず鶴岡参考人に御質問いたしたいと思いますが、ただいま鶴岡参考人は、何らの参考意見を述べる用意もない、何らの意見もございませんということでしたので、その点について、まずお伺いいたします。  御承知のように自転車競技法弟一条第五項によりまして、「競輪施行者は、命令の定めるところにより、競輪の実施を、当該都道府県ごとに設立する、自転車振興会に、委任することができる。」こういう規定によりまして六月二十三日のあの騒擾事件を起しました競輪におきましては、あなたの方が、すなわち千葉県の自転車振興会が、施行者である千葉県から、その施行についての全面委任を受けて行なったのであります。そうする……

第32回国会 商工委員会 第7号(1959/10/10、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいまの大臣の答弁に関連して一言だけお伺いいたします。  大臣はただいま、自分としては資金の潤沢な提供が第一であって、填補率の引き上げとか利子の引き下げというようなことは考えていないとはいわないが、第二次的に考えておる、こういうことでありましたが、もちろん資金の潤沢な提供は必要であると同時に、填補率の引き上げとか利子の引き下げも第二次的でなく、同時に。パラレルに考えるべきではないかと思う。なぜなら、資金がかりにあったとしても、填補率の引き上げあるいは利子の関係等で借りられないものも出てくるのではないか、このように考えるので、大臣はただいまやらないとは言いませんとおっしゃって……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1959/12/11、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、先ほど来の参考人の御意見並びに委員からの質疑を通じまして、一言だけ関連して、これは参考人でなく、政府委員の方にお伺いいたしたい、このように思うわけであります。と申しますのは、このコールダーホール改良型原子炉の受け入れに関連いたしまして、先ほど来の参考人の御意見を聞いておりますと、学術会議の中においても、若い人たちにまだまだ十分納得のいかないというような点のあることも明らかであります。また、先ほど神近委員が申されたように、学者の皆さん方が、政府といいますか、そういった方面に対してやはり何か遠慮しておられる、ずばり言っておられない点があるようにも考えられます。また、若い人た……

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1959/12/22、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行について委員長に申し上げたいと思います。もちろん、本日は参考人の諸先生に来ていただいて、参考意見を伺って、参考人の方々に質問することが中心だと思います。だがしかし、参考人の御意見に関連して、当局の所信を聞く、これは必要だと思うのです。従って、石野委員から中曽根委員長に質問しておりました。私もまた、石野委員の中曽根委員長に対する質問が終わったあとで関連質問をしたい。このことを申し上げておったわけなのですが、それを委員長に取り計らっていただけなかったことは、遺憾だと思っています。今後、こういうことについては十分考えていただきたいし、今の議事の取り扱いについて、委員長の所信……

第33回国会 商工委員会 第3号(1959/11/11、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連して……。先ほどの中井委員の御質問の趣旨、ただいまの内田政務次官の御答弁の趣旨、これは常にわれわれが申し上げている点でございまして、多分当時内田政務次官は当委員会の委員ではなかったかと思うのですが、中小企業団体組織法が成立するときに、この法律をして中小企業の基本的な組織法にし、組織の強化と団体交渉権を与えていくということは、われわれが考えて提出いたしました団体組織法の精神でございます。ところが、そのときに政府案の団体法が、多数の賛成を得て通過したいきさつがあるのでありまして、当時今おっしゃるようなお気持があったならば、すでに今問題になっておるようなことは解決をしておったと……

第33回国会 商工委員会 第4号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、本日は、今大きな世論となっておる競輪の存廃の問題につきまして質問をいたしたい、こう思うのですが、大臣が十一時半ごろに出席の予定だそうでございますのでで、大臣に対する質問はあと回しにいたしまして、まず小出局長にお伺いいたしたいと思います。  まず最初に私がお伺いいたしたいのは、昭和三十二年七月に兵庫県の甲子園競輪場において第十二回近畿ダービーが行なわれました。その際の八百長事件として、最近日本自転車振興会の方で、その出場選手百三名中八十五名の大量処分をした、こういう問題について質問をいたしたいと思いますが、これは日本自転車振興会がやった問題でありまして、通産省の監督官に聞……

第33回国会 商工委員会 第5号(1959/11/18、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいま公正取引委員長から最近の公正取引委員会の経過といいますか、並びに公正取引委員会の執務状況及び委員長としての決意、そういうことがきわめて簡単ではあったが述べられました。その中に、公正取引委員会は独占禁止法にのっとってカルテル、トラストあるいは公正取引、こういうことに対して取り締まりをし、国民経済の民主的発展のために努める、こういうことでありますが、その決意と実際の行動がマッチしてない。どうも国民経済の民主的発展のために尽くされていないのではないかという疑問が最近多々あるわけでございます。そこで当委員会におきましても数回にわたって私、委員長ほかに質問いたしておるわけであり……

第33回国会 商工委員会 第6号(1959/11/24、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連して。ちょっと労働基準局にお伺いしますが、労働基準法に基づく労働安全衛生規則というのがありますね。それによって、いろいろ基準局としては監督なり検査をしておられると思うのですが、こういう火薬類の場合には、別に取り締まりの法がありますね。それと労働安全衛生規則は、さらに細部をきめたような事項は何かないのですか。
【次の発言】 そうすると安全設備とか施設につきましては、これは法に基づく規則その他によって通産省が監督しておって、労働基準局は今言われたように、その教育とか安全委員会の指導とかそういう点だけやっていて、こいう火薬関係の施設等についての監督はやらないのですか。

第33回国会 商工委員会 第7号(1959/12/01、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は大臣に、航空機工業に関連いたしまして、今問題になっております防衛庁の次期主力戦闘機の決定につきましての、去る十一月十五日の本会議におけるわが党淡谷議員の質問に対する大臣の御答弁に若干の疑義を持っておりますのでその点をお伺いいたしたいと思います。  もちろんわれわれは戦闘機問題につきましては否定の立場をとっておりますが、それらの問題につきましては内閣委員会等でおやりになると思いますので、私はこの問題について通産省関係だけを通産大臣にお伺いいたしたいと思います。  去る十四日の本会議における淡谷議員の質問は、議事録によりますと「さらに、質問の第六点は、生産会社の決定はいかにし……

第33回国会 商工委員会 第8号(1959/12/02、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、ガス料金の値上げ及びこれに関連いたしましての物価政策、こういう点についてお伺いをいたしたいと思うのですが、大臣の時間の都合もあるようでございますし、まず大臣に対する質問を先に申し上げたい、このように考えております。なお、本件につきましては、昨日板川委員から質問がありましたので、あるいは重複する点も出てくるかと思いますが、その点はお許し願いたい、このように思います。  そこで、まず通算省当局にお伺いいたしますが、東京瓦斯あるいは大阪瓦斯等から料金値上げ申請が出ているようでありますが、この申請後の経過とそれから通産省における今後の方針、そういうことについて、まず簡単に御説明……

第33回国会 商工委員会 第10号(1959/12/09、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 まず高山参考人にお伺いいたしたいのでございますが、先ほどの高山市長の御意見、全く私たちと同じ考え方であって、全国に率先して競輪をおやめになりました高山市長の英断に私敬意を表するものであります。  高山参考人はいろいろと述べられた弊害の中に言われてなかったが、そのほかに、私は、競輪が地方財政に寄与しておる、こういうようなところから競輪関係者と、地方自治体の関係者との間にくされ縁ができてくる、そういうことによる競輪関係者、あるいは自転車振興会、ないしその周囲の人たちが自治体に対する一種の圧力団体になっている、こういうような関係が生じつつあるのではないか、このように考えるのですが、……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 国土総合開発特別委員会 第4号(1960/04/08、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 臨海地域開発促進法案につきまして、若干の質問を提案者並びに大臣、あるいは政府委員にいたしたいと思うのですが、その前に御了解を得ておきたいと思うことは、実は私、委員長も御承知のように、今国会になりまして当委員会にかわって参りました関係上、本法案の過去の審査の状況をあまり知りませんので、ただいまから質問する事項におきましては、過去に当委員会においてすでに答弁済みあるいは論議済みのものがあろうかと思いますが、そういう点にわたることをあらかじめ御了承いただきたいと思います。  そこで、最初に提案代表者にお伺いをいたしたいのでありますが、本法案は、昨年の三十一国会の、しかも、地方選挙等……

第34回国会 商工委員会 第1号(1960/02/05、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行について。本日の委員会におきまして通産大臣、経済企画庁長官の施政に対する方針並びに公正取引委員長と土地調整委員会の委員長からのあいさつといいますか、所管事項について話を聞く、こういうことはきのうの理事会で決定してきょうそのことがあるということはわかっておった。ただいま公正取引委員長の話を聞きましたが、両大臣及び土地調整委員長はこういうあいさつの資料が出ております。ところが公正取引委員長の方からは出ていない。なるほどここに「公正取引委員会の業務の概略」というのが出ておりますが、これは独禁法に基づく法律の義務として国会に提出せられたものだと思うのであって、こういう場合には……

第34回国会 商工委員会 第3号(1960/02/10、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 ちょっと関連して、大臣がいないので政務次官にお伺いしたいと思います。  実は火薬とか花火、ガスといったようないわゆる危険産業について、一貫して質問したいと思っておったのですが、きょうの板川委員の質問に関連して一言だけお伺いしたいんです。と申しますのは、火薬輸送の取り締まりは通産省ですか運輸省ですか、あるいは警察当局か、いろいろ関係があると思うのですが、やはり通産省が一番責任ある取り締まりだと思うのですが、そういう管轄はどうなっていますか。
【次の発言】 せんだっての東洋化工ですか、あれの事故で委員会から派遣になって私行ったのですが、そのとき気づいたのは、今申しましたように、さ……

第34回国会 商工委員会 第4号(1960/02/12、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 実は参考人の方々の御意見を聞いていただき、それに対するわれわれの質疑応答も聞いていただいた最後に、大臣の所信を伺いたい、このように考えておったのでありますが、参議院の本会議等の関係で、大臣の時間がないそうでございますので、切り離してこれだけ質問しては何かおかしいのですが、結論のようなことだけを先に大臣に聞くことになりますけれども、簡単に申し上げますから、お答え願いたいと思うのです。  と申しますのは、信用保証協会の制度でございますが、これは言うまでもなく担保力のない中小企業者に対しまして、政府資金による担保信用を授与いたしまして、そして中小企業の金融をはかろう、こういうことで……

第34回国会 商工委員会 第6号(1960/02/17、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 ちょっとただいまの松平委員の質問に関連をいたしまして、大臣に一問だけお伺いをしたいのであります。と申しますのは、一口に零細企業といわれておるが、大体大臣は零細企業というものを、定義といえばむずかしくなりますが、大体どの程度のものを零細企業として考えておられるか、と申しますのは、小組合におきましては工業五名、商業サービス業二名以下、ところがまだ出ておりませんが、近く出す予定になっている商工会法においては小規模企業というのがあります。その点は重工業十五名、商業五名、そういうふうになっているのですが、大体零細企業というのは、どの程度の範囲に考えておられるか。

第34回国会 商工委員会 第9号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私はきょうは計量行政について若干の質問をいたしたい、こう思うのでありますが、その前に一言申し上げておきたいことは、私が当委員会に所属いたしましてから、計量法は二回ばかり改正があったと思います。ところが国会におきましても、計量法というような法律はそう重要であると考えないでに、審議をせられたような傾向も今まであったと思います。だが、厳格な計量の実施、このことは国民経済の基礎でありまして、流通経済の基礎は計量であります。こういう意味から、国民経済の発展は、厳格な、そしてまた適当な計量行政にあると申しても過言でないと思います。そういう点から、今まで一般に計量法につきまして、あまり関心……

第34回国会 商工委員会 第11号(1960/03/02、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 参考人の方にいろいろとお伺いしたい点があるのですが、時間を急がれる方もおられるそうですから、断片的になるので質問もやりにくいのですが、まず北裏さんが急がれているそうですから、一点だけお伺いしたいと思います。  先ほど北裏さんは参考意見を述べられる際に、外人投資について申されたわけでございまして、若干楽観のようなお話でござました。しかし、私考えてみますのに、為替統制がなくなりますと一〇〇%アメリカの資本で、いわゆるアメリカのというか、外国の会社が日本にでき、そして日本で生産をして、アジアとかヨーロッパへ輸出をする、そういう格好になるのではなかろうか、そういうものが出てくるのでは……

第34回国会 商工委員会 第12号(1960/03/04、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 議事進行。ただいまのアジア経済研究所法案に関連いたしまして、北條委員の質問に対する政務次官の答弁を聞いておりますと、現在の財団法人のアジア経済研究所の理事さん方も、みずから進んで特殊法人にしてくれ、こういうことであったというふうに言われておるので、そういう点を明らかにするために、現在のアジア経済研究所の理事の方一、二名に、参考人として来ていただいて意見を聞く、こういうようにお計らい願いたいと思います。

第34回国会 商工委員会 第13号(1960/03/08、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 板川君の質問に関連をいたしましてお伺いいたします。薬の製造及び販売は、薬事法によって薬務局の方で監督をしておられると思うのです。先ほどの板川委員の質問に対しまして価格の点までは立ち入れない、こういうような意味の御答弁があったと思います。なるほど薬事法ではそういう価格について幾らにせよとか、こうせよとか、こういうことを取り締まるような強力な規定はございません。が、しかし販売面を指導し、監督する立場にある薬務局といたしましては、薬のいわゆる卸及び小売等の段階における適正な利潤、マージンはどの程度がいいかというようなことくらいは、これは行政的に御指導になる必要があると思うのですが、……

第34回国会 商工委員会 第14号(1960/03/09、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 東畑先生にちょっとお伺いしたいのですが、実はこのアジア経済研究所法案について、われわれ一番の焦点といいますか、問題点と考えておりますのは、従来財団法人として民間で調査研究をやっておられたのを、今度はそれを特殊法人としてやっていく。そこで、特殊法人としなければならないのかどうかという点と、もう一つは、特殊法人とすることによって、いわば国策としてアジア研究をやるのだ、こういうように相手方から受け取られる。そのことが、いわゆる調査の相手方になるアジア諸国はどのような受け取り方をするか、こういうことを考えた場合、むしろ、やはり民間でやるという建前の従来の財団法人でいく方がいいのじゃな……

第34回国会 商工委員会 第15号(1960/03/11、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 このアジア経済研究所法案につきましては、同僚委員から、事務当局に対しましては、いろいろと質問をいたしたのでありますが、ぜひ大臣から政治的な問題についての御答弁を願う必要がありますので、特にきょう出席を願って、そういう点について二、三の質問をいたしたい、このように考えております。  御承知のように、アジア経済研究所法案は、従来ありました財団法人アジア経済研究所を特殊法人としようとする法律でございます。  そこでその問題についてお伺いをする前に、一言大臣に御所見を承っておきたいと思うことは、私当委員会に所属いたしましてから大体五年になりますが、その間商工委員会に提出せられますとこ……

第34回国会 商工委員会 第16号(1960/03/15、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいま採決になりましたアジア経済研究所法案につきまして、この際、審議の経過を顧みまして、特に政府関係筋に要望いたしておきたい点がございますので、お許しを願いたいと思います。当委員会におけるこの法案の審議の過程において、通産大臣及び外務大臣に対する質疑の内容から、問題点は明らかになっておると思うのですが、この際もう一度、今後の運営について、特に政府において留意していただかねばならない点を申し上げまして、今後の運営に対して十分注意をしていただきたいと思うわけであります。  そのまず第一点は、アジア経済研究所の自主的な運営について、自主性を確保していただきたいということであります……

第34回国会 商工委員会 第19号(1960/03/22、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 小林委員の柳参考人に対する質問に関連しまして、一青柳さんにお伺いいたします。  今われわれがあなた方に来ていただいて参考意見を聞いておりますのは、商工会の組織等に関する法律案についての意見でありまして、その中に、あなたは小企業といえども大企業になり得るんだから、大企業と一緒の組織におってもいい、こういう観点から、政府原案に賛成をせられたわけなんです。われわれは、商工会の重要な一つの点といたしまして、その組織のあり方、これがこの法案の一つの重要なポイントだと考えておるわけなんです。そこで先ほど高橋さんも言われましたが、ウサギの子はウサギに育てさせろ、こういうことなんで、われわれ……

第34回国会 商工委員会 第20号(1960/03/25、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 当委員会へ総理の出席を願うというのはきわめてまれでありまして、特に本日総理に出席をしていただいたのは、総理であるとともに自由民主党の総裁であるという立場から御答弁をいただきたいと思います。時間の関係で私、質問をまとめて申し上げます。  まず第一点でありますが、この法律は小規模事業者のために作る、こういうようにうたわれており、その趣旨が第一条の目的に掲げてあるのですが、これを見ました場合に小規模事業者のために、はたしてどれほどの役に立つのか、こういうことの疑問を持っております。その理由といたしましては、先ほども問題になっておりましたが、商工会議所のあるところと商工会を作るところ……

第34回国会 商工委員会 第22号(1960/03/29、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は、中小企業業種別振興臨時措置法案につきまして、池田通産大臣に若干の質問をいたしたいと思います。  まず最初にお伺いいたしたいことは、政府は今国会に中小企業振興法案を出すということを前から言っておられました。ところが、中小企業振興法案が提出せられずに、本法案が出てきたのであります。本法案の内容は、中小企業業態別の調査手続ともいうべき手続法でございます。従って、最初は中小企業業態別調査何とか法、こういった名称が考えられていたようでございますが、それがいつとはなしに振興臨時措置法というような名前があとにくっついたわけなんです。思うに、政府は本国会において中小企業振興法、いわゆる……

第34回国会 商工委員会 第23号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連いたしまして、一、二お伺いいたします。  先ほどの辻原委員の質問におきまして、今回の事件に対して、停滞量もそれから停滞場所も、火薬類取締法施行規則違反であるということを、秋山局長はお認めになったわけです。このような場合、刑法上及び行政上どのような処分があるんですか。
【次の発言】 先ほどの御答弁では、直接責任とか間接的責任とかいうような形式的な責任のことを述べておったと思います。今おっしゃるのは、法律的には作業主任者だけが、そういう責任を負うだけなんですか。
【次の発言】 そうすると、あなたはいわゆる行政的な火薬取り締まりの最高の、大臣がありますが、局長として、一体この事……

第34回国会 商工委員会 第24号(1960/03/31、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連質問。ただいまの質問に関連をいたしまして申し上げたいと思うのですが、実際問題として今おっしゃるような状況のあることは十分わかっておりますが、内田政務次官が政府委員として今のような答弁をせられることはけしからぬと思う。なぜかというと、あなたは労働基準法を知っておられないのですか。労働基準法があるのに、小売商業調整特別措置法等によって別に考えるなどということは矛盾もはなはだしいと思う。労働基準法との関係をどう考えておられるのですか。当然労働基準法において守られなければならぬことであるのに、現在それができていないから守らせるように指導するということならわかるけれども、別にやぶ入……

第34回国会 商工委員会 第25号(1960/04/01、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 委員各位の御同意を得まして、ただいま可決せられました中小企業業種別振興臨時措置法案に対しまして、自由民主党、民主社会党及び日本社会党共同提出の附帯決議案の提案理由を申し上げたいと思います。  まず最初に、附帯決議案を朗読いたします。    中小企業業種別振興臨時措置法案に対する附帯決議(案)   本法の運用に当つては、特に次の諸点に留意すべきである。  一、第四条第一項により、中小企業者又はその団体に対し勧告をする場合には、消費者の利益を不当に害することのないよう配慮すること。  二、第四条第二項により、関連事業者又はその団体に対し勧告をする場合には、その関連事業者特に中小企……

第34回国会 商工委員会 第31号(1960/04/13、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 関連。ただいまの板川委員の質問に関連してお伺いいたしたいと思うのですが、先ほど法制局部長は、限定免許があれば特定の事業者の自動車を通さないことができる、こういう答弁だったと思うのです。要は道路運送法第四十七条三項の自動車の範囲の限定の解釈だと思うのです。この自動車の範囲の限定ということはどういうことなのか。自動車道路の公共性からかんがみまして、特定の人は通さないというようなことを含むのかどうか、そこに私は問題があると思うのです。範囲の限定の解釈についてお伺いいたします。
【次の発言】 法制局は、法律の解釈はどんぴしゃり言ってもらったらいいんだ。つまらぬことを言わなくてもよろし……

第34回国会 商工委員会 第35号(1960/04/26、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 私は時間の関係もありますから、参考人の方の御意見を聞きましての質問はやめまして、松尾局長にこの際一言お伺いしておきまして、それに対する答弁について参考人の方に御意見があれば伺いたい、このように考えます。  先ほど来の参考人の方の御意見の中にも出てきておりましたが、私もこの法案を見て、大企業のマスプロに対する救済にならぬか、こういう感じを持っております。また先ほど宗像さんから松下電器等の具体的な例も出されて、いわゆる系列化の強化ということも言われておりました。そこでお伺いいたしたいのですが、この法律案はいわゆる割賦取引の秩序法だと思うのです。これは言うまでもなく、結局は流通秩序……

第34回国会 商工委員会 第38号(1960/05/06、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 割賦販売法案につきまして、実はきょうは時間の都合で、ほんのわずかしかできませんが、せっかく大臣が見えておりますから、大臣にお伺いいたしたいと思います。  大体、提案説明なり、企業局長からはいろいろと説明を聞きましたけれども、大臣から一つ基本的な点でお答えを願いたいのですが、この割賦販売法案というのは、一体どういう目的でお出しになったのですか。
【次の発言】 大臣、ただいまそういう答弁ですが、私はちょっとこれを見て逆じゃないかという感じを受けたのです。と申しますのは、健全な消費を発達せしめて生産を増強するのでなくて、すでにマス・プロとして大量生産せられておる、それをこのままほう……

第34回国会 商工委員会 第39号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 割賦法案につきまして、引き続き質問をいたしたいと思います。きょうは各条文にわたって詳細な質問をいたしたいと思いますが、その前に、くどいようでございますが、今まで二、三回私申し上げました点で、もう一度はっきりと、大臣がおられないから局長の御見解を伺いたい、このように思います。と申しますのは、この割賦販売法案も、前から申し上げておるように、流通秩序法の一環、一つである。そういう点から、やはり流通秩序法の一つであると思っておる小売商業調整特別措置法、それとの関係はやはり考えなくちゃならない、このように考えるわけなんです。しかもこの割賦法案が卸の関係でなく、消費者、いわゆる小売と消費……

第34回国会 商工委員会 第40号(1960/05/11、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 きのうに引き続きまして、あと残りの質問をいたしたいのですが、最初に、きのうの質疑応答の中で、まだ明確になっていなかった点、すなわち第二条第二項の商品の中には不動産を含むのかどうかということです。含まないという政府委員の答弁でありますが、それではこの法律の条項の中から、解釈的にどういうところから不動産を含まないのかということを明確にしてもらいたい、こう申し上げておったのでありますので、その後法制局において検討せられた結果をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今の法制局第三部長の検討の結果の御答弁はよくわかりました。しかし、商法以下十数にわたる法律を掲げられましたが、私聞……

第34回国会 商工委員会 第42号(1960/05/17、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 繊維工業設備臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして若干の質問をいたしたいと思います。しかし時間の関係もございますから、簡単に申し上げたいと思います。  まず本法に対するわれわれの基本的態度を明確にいたしておきたいと思うのですが、本法は御承知のように、独占禁止法の除外法律でございます。従いましてわれわれといたしましては、いつかも申しましたが、通産省が最近当委員会に持ち出してくる法律は、特殊法人を作る法律か、さもなければ独占禁止法緩和ないし除外の法律である。この態度に対してわれわれはあまり賛意を表せないのであります。従いまして、当法律にいたしましても、三十一年の最初制定の際……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 商工委員会 第1号(1960/07/20、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 ただいま提案になりました二法案につきまして、通産大臣に簡単に質問したいと思いますが、その前に、一言委員長を含む与党委員の方に申し上げたいのです。七月十二日、当委員会におきまして自民党だけで八法案を単独採決しておられます。そのことは、基本的な問題との関係で、三十四国会の延長が有効か無効かは別といたしまして、今まで当委員会において比較的なごやかにやって参りましたわれわれといたしましては、ああいうことにつきましては了承できませんから、今後は十分――委員長もかわられるかもわかりませんが、与党各委員にも希望だけを申し上げておきます。  そこで、質問に入りますが、この法案は簡単に交付金の……

第35回国会 商工委員会 第2号(1960/07/21、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 委員各位の御同意を得まして、ただいま採決の行なわれました二法案に対しまして附帯決議を提案いたしたいと思います。簡単に附帯決議の提案の趣旨の説明を行ないたいと思います。  まず案文を朗読いたします。   自転車競技法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案及び小型自動車競走法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、両法案等による機械産業振興費制度の有効期間内に、競輪その他公営競技の制度全般について、その改廃措置及び改廃に伴う経過措置を講ずべきである。  以上でありますが、提案の理由は、言うまでもなく昨日通産大臣に対する私の質問の中で、趣旨は徹底……

第35回国会 商工委員会 第3号(1960/08/11、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 さきの三十四国会におきまして電気工事士法、電源開発促進法の一部改正案が当委員会において採決を得て成立をいたしております。しかし御承知のような状態でありましたために、われわれといたしましては、この二法に対しましては、提案説明すら聞いていないのであります。そこでこの二つの法律につきまして、いろいろとわれわれとして言いたい点、あるいは聞きたい点を質問していきたい、このように思いますが、その前に、一般電力行政について若干の御質問をいたしたいと思います。  最初にちょっと御参考までに、私の地元の神戸新聞の投書欄、すなわち「読者の欄」に出ておりました一読者の声を読んでみたいと思います。こ……

第35回国会 商工委員会 第4号(1960/09/09、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 まず最初に公益事業局長にお尋ねいたしたいのですが、先日の当委員会におきまして私は質問をいたしました。その質問に関連をいたしまして資料を要求いたしました。その資料を八月十八日付で私の手元まで送ってもらったわけなんですが、この資料を拝見いたしまして、この資料は私の質問の趣旨に答えたものであるかどうか、大きな疑問を私は持っております。一体公益事業局長は当委員会における私の質問をどのように理解しておられたのか。当日の議事録をここに持ってきておりますが、私の聞いたのはこういう抽象的なことではありません。そうしてそのことを当局へ申し上げた。そうするときのう公益事業局から、関西電力株式会社……


田中武夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期

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各種会議発言一覧(衆議院28期)

田中武夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期
第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 商工委員会繊維不況対策に関する小委員会 第2号(1958/07/02、28期、日本社会党)

○田中(武)小委員 局長には何回かお尋ねしておりますし、大臣に聞きたい点だけお伺いいたしますから、大臣にお答え願いたいと思います。  まず、きのうもお伺いしましたが、この繊維の不況の原因はどこにあるか。局長は、これは需要の減少でなく、供給の増大である、こういうようにお答えになった。まさにその通りだと思うのですが、それから先の分析になると、政府とわれわれと変ってくるのです。一体大臣は、この不況の原因をどういうように把握せられておるか。これを乗り切るためには、相当政治的な力が必要だ、これは、失礼ながら局長さんよりか、大臣の力でなくちゃならぬと思うのですが、大臣はどのような心組みを持っているか、お伺……

第29回国会 大蔵委員会外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1958/06/26、28期、日本社会党)

○田中(武)委員 本案に関連いたしまして、商工委員として大蔵大臣に若干の質問をいたしたいと思います。  まず、今日日本は大へんな不況であるといわれております。これは繊維、造船、あらゆる産業を通じてそうでございます。そこで、大臣は、この日本の不況の原因をどのように把握しておられるのか、あるいはまたこの不況を克服していくためにはどういうようにやるべきだと考えておられるかをお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 大蔵大臣、去年政府がとった緊急政策が成功して、逐次よくなってきておる、こうおっしゃっておるが、実際の状態はそういうものではないということは、御承知と思います。それから輸出が大事だというこ……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 商工委員会小売商業特別措置法案外一件審査小委員会 第1号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○田中(武)小委員 午前の本委員会におきまして質疑をいたしました残りの点とか、あるいは本委員会において明確でなかった点につきまして、この小委員会で引き続きお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、長官にお伺いいたしたいことは、策四条に主務省令という言葉がありますが、この主務省令は第二十一条では「第二条、第四条、第六条、第二項及び第七条第一項第一号の主務省令は、大蔵省令、厚生省令、農林省令、通商産業省令とする。」こうなっておりますが、そういたしますと、この主務省令という)のは以上四つの省令を意味するのですか。それとも生協のことですから、これは主務官庁は厚生省だから厚生省令を意味するものと解し……

第31回国会 商工委員会小売商業特別措置法案外一件審査小委員会 第2号(1959/03/03、28期、日本社会党)

○田中(武)小委員 先日に引き続きまして、まだ若干の疑問の点がありますので、質問を続けていきたいと思います。  企業庁長官に御質問いたします。第四条に主務省令で定めると、こうなっておって、二十一条で、主務省令は、大蔵省令、厚生省令、農林省令、通商産業省令、こういうようになっております。厚生省とか、通商産業省、あるいは大蔵省までは大体書いてあることがわかるが、この主務省令の中に農林省が入っております。これはどういうわけで農林省が入るんですか。
【次の発言】 そうすると、それはたとえば米とか何とか農林省関係のものを取り扱っておる場合に限って農林省が参加してくる、こういうわけですか。

第31回国会 商工委員会小売商業特別措置法案外一件審査小委員会 第3号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○田中(武)小委員 先ほど来の勝津委員と岩武長官との質疑応答を聞いており、なおかつ昨日私が質問した点等を考え合せまして、ますます疑問が深くなった、そこであらためて御質問いたしたい、このように思います。  先ほど来の勝澤委員との質疑応答を聞いておりますと、結局は、中小企業庁長官の言うところは、この法律で国の意思をはっきりさすんだ、それで話し合いができなければ四条の措置命令を出すんだ、こういうことです。ところが、第四条の措置命令の裏には、二十六条の罰則がある、こう考えてみた場合に、この法律の目的は何かと勝津委員が尋ねておりましたが、私から答えるならば、二十六条によって過酷な過料を生協に課す、これが……

第31回国会 商工委員会小売商業特別措置法案外一件審査小委員会 第4号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○田中(武)小委員 ただいま小委員長の方から、協議懇談に入りたい、このような御提案でございますが、われわれといたしましては、あえてこれに反対するものではございませんけれども、先日来中小企業庁長官あるいは法制局第三部長等に質疑を重ねて参りましたが、まだ十分に法案の内部において理解に達していないところもたくさんあります。従いまして、この際一応協議懇談には応じますが、必要に応じて、なお質問を続けることがあるということを申し上げておきまて、委員長の御提案に賛成いたします。


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 災害地対策特別委員会通商産業等小委員会 第1号(1959/11/16、28期、日本社会党)

○田中(武)小委員 ただいまの小林委員の質問に関連して、ちょっとお伺いしますが、今局長が、こういうような地方の情勢であるから、今直ちに閉鎖ということについての意思表示をすることはできないと言われた。これは一応認めるとして、それではそういう状態であるので、この際被害を受けておるところの復旧工事といいますか、あるいは再開の準備、そういうことは中央の態度がきまるまで待て、一歩を譲って待てという指令を出す、そういうことはどうですか。今検討中であるから、もし全般的に廃止という方向へ強く進むならば、被害を復興さしてもむだである。だからそういうことがきまるまでしばらくそのままにしておけ、こういう考え方はどう……

第33回国会 災害地対策特別委員会通商産業等小委員会 第2号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○田中(武)議員 これは提案説明のときにも申し上げたかと思いますが、今小林委員御指摘のように、政府案は、このたびの災害だけを取り上げました臨時立法であります。それに対しまして、われわれが提出いたしておりますのは、天災によるということで、これを恒久立法として考えておるところが、政府案との違いの大きな一つでございます。なお、なぜ恒久的なものにしたかと申しますと、たしか農林災害につきましては、臨時立法でなく、恒久的なものがあったと考えております。ところが、中小企業、ことに小企業に対しまして被害を受けたときに、その都度国会において審議をしてやるというようなことであるならば、これの救済に対して急速に行な……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 商工委員会商工会の組織等に関する法律案等審査小委員会 第4号(1960/04/06、28期、日本社会党)

○田中(武)小委員 小林委員のただいまの質問と関連をいたしまして、お伺いをいたします。その点につきましては、先日、本委員会の方に総理の出席を願ったときにも、私から若干触れた点でございますが、そういたしますと、現に商工会という名を使い、任意団体として存在しておる。それが、今度この法案が政府原案のまま通ったといたしますと、解散しなければいかぬか、こういうことについては、総理は、解散しなくてもいい、名前だけを変えてもらうんだ、こう言うのです。法律によって強制的に、従来何年かの実績を持つ名前を変えさせるということは、どうなんでしょう。法律的な点からいって、そういう法律はあり得ようかどうかという点と、そ……



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データ更新日:2023/02/05

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