このページでは稲葉修衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○稻葉委員 関連。気象庁のここ二、三年来の予算をひとつ四十五年から、五年は幾ら、六年は幾ら、ことしは幾らということをお聞きしたいのです。
【次の発言】 去年の集中豪雨災害とか、ことしの春の海上災害とかを見ますと、国民としては、気象庁がどの程度の能力があるのか、不安に思うわけです。台風の発生状態等を把握しにくいというお話ですが、これなども、もう少し機構を整備し、金でもあったら進むのかどうか。これは全くわからなくて、一寸先はやみなのか、どうなんでしょう。
【次の発言】 何だか、聞いてみまして心細くてしょうがないんです。あれだけ年々集中豪雨が思わざるところへやってきて、千葉県だとか、去年は三重県だと……
○稻葉国務大臣 文部大臣に就任をいたしましたが、わが国の文教の改革が叫ばれておるようでありまして、きわめて重責を感ずる次第でありますが、何しろ浅学非才でございますので、委員各位の御鞭撻、御叱正を得て、誤りなきを期すると同時に、やるべきことはばしばしやっていきたい、こういう考えでおりますので、どうぞお手やわらかにお願いいたします。 先般就任に際しまして、委員の皆さまから御丁重な祝電やらごあいさつ状をいただきましたが、まだ御返事も差し上げずたいへん失礼いたしました。そのうち丁重なる御返事を申し上げると同時に、ごあいさつも設けましてということに心組んでおりますから、よろしくお願いいたします。 こ……
○稻葉国務大臣 私はきわめて大ざっぱなことを考えて申したのでございまして、どことどことどこをどういうふうに具体的にこう直すという知識はないのです。 ただ、先般日教組の委員長以下数名とお会いした際にも申したのですが、向こうからもそういう希望があったのですが、戦後のわが国教育は、教育課程審議会を開くたびごとに、だんだん盛りだくさんになっちゃって、知育偏重になっておる。これではいまの教員の資質では、一年に要領をさらっとこなすという点で非常に骨が折れるし、教えられるほうも、盛りだくさんのことをべらべらやられちゃってさっぱり覚えておらない。授業時間ばかり多くて、校外散歩の時間だとか、課外活動の時間だと……
○稻葉国務大臣 いまそういう大会のあったことを覚えておりませんが、祝電を打たれたという事実をあなたがつかんでおられるならば、あるいはうっかり祝電を打ってあるのかもしれません。私は、日中国交正常化の推進論者であります。したがって、そういう決議が行なわれたことをはなはだ遺憾といたします。
【次の発言】 そういう決議の行なわれたような会合であれば、取り消すにやぶさかではありません。直ちに取り消します。
○稻葉国務大臣 教員の待遇の改善につきましては、辻原さんおっしゃるとおり、この前の特別調整額支給に関する法律の通ったときに、これは人事院の関係がございますので、人事院に対し、本来教職員には、その特殊性、困難性にかんがみて、給与表は一本別表、一項独立したものがあるべきであると言ったら、人事院でもそのとおりでございますと言うから、それじゃ早くつくってほしい、こう言って、御承知のように、いま作業を進めているところでございますが、これは非常にむずかしい計算があるので時間がかかる。とても待っておれませんから、いまあなた御存じのような、昭和四十八年度予算要求二五%、あとの二五%と合わせて五〇%アップという……
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