このページでは石橋政嗣衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○石橋政嗣君 私は、日本社会党を代表いたしまして、国民の大半が数日間テレビの前にくぎづけになり、新聞をむさぼり読み、一喜一憂した今回の不幸な日航機「よど号」乗っ取り事件に関する運輸大臣報告について、総理以下関係閣僚に対し、若干の質問を行ないたいと思います。 この事件は、まさに不幸中の幸いとでもいうのでしょうか、一名の死傷者もなく、一応の落着もを見ました。その限りにおいては、全く喜ばしいことといわなければなりません。(拍手)しかしながら、結果がよかったからといって、それに至るまでの経緯のすべてが合理化されたり、あるいは問題点、疑問の点がたな上げされるようなことがあっては断じてならないのでありま……
○石橋政嗣君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件及び関連七法案につきまして、総理及び関係閣僚に対し、若干の質問をいたしたいと思います。(拍手) 総理は、所信表明演説におきまして、「沖繩問題は、日米間の友好と信頼のきずなのもとに、戦争で失った領土を平和裏に話し合いで回復するという、とれまでの歴史にない最も好ましい解決を見ることになり、日米修好百年の歴史に、さらに輝かしい一ページを書き加えることになった」と述べられました。このことばは、いままでに何回となく聞かされてきたことば……
○石橋委員 私は、総理の施政方針演説を聞いておりますときに、非常に関心を持ったと申しますか、注目した点が実はあるわけです。それは、「われわれは日常生活の面においても、とかくいら立ちがちであります。平和な民主主義社会をなまぬるく感じて、性急に現状を変更しようとあせったり、中には、極端な行動に走ろうとする者さえあります。」と述べた点であります。 この指摘は非常に正しいと思うのです。ただ、このような現象が出てきたのは、総理がおっしゃるように、わが国のような情報化社会におきましては、変化のテンポが非常に激しい、だからこういう現象が起きたんだというとらえ方には、納得がいきません。もしこの原因というもの……
○石橋委員 私が前回指摘いたしました問題に関連して、ほぼ全面的にお認めになっておるようでございますが、なお若干疑問の点がございますので、これを明らかにしていきたいと思うのです。
いま大臣から報告がありました点ではっきりしましたのは、工事に着工したのは四十二年の十一月二十一日であったという点ですね。その中で、特定施設の分に関しては四十三年の二月の二十日に着工したということでございますが、工排法の四条の趣旨に基づく届け出は、本来ならばいずれの時点でなさるべきであったと判断しておられますか。
【次の発言】 そうしますと、法律に基づく届け出は、どう見ても、おそくとも四十二年の暮れまでには行なわれてお……
○石橋委員 さきに四次防が決定を見ないうちに、その初年度分が四十七年度予算案に計上されておるという問題が判明いたしまして、国会も空白状態をつくりましたし、非常に大きな波紋を呼んだことは、私がいまさら申し上げるまでもないことであります。その中でいろいろなことが問題になったわけですけれども一、やはり一番中心に据えられた問題は、いわゆるシビリアンコントロールの問題であったと思うのです。最終的に議長のあっせんで事態が収拾されたわけでございますが、その際にも、今後は文民統制という意味で何らかの措置を講ずるようにという一項目があったことも、問題の中心がどこにあったかということをよく示しておると思います。 ……
○石橋委員 去る九月二十九日、日中の国交回復を内外に告げる共同声明が採択され、発表されたわけでありますが、長い間この日の一日も早からんことを願って努力を積み重ねてまいりましたわが党といたしましても、心から歓迎し、喜ぶものでございます。 日中両国は一衣帯水の間にある隣国であるといわれながら、また長い間伝統的な交流の歴史を持っておる国でありながら、不幸な歴史をも積み重ねてまいったわけでございまして、ほんとうに近代的な国交を持つようになったというのは、今度が初めてであると言っても決して言い過ぎではないんではないかと思うわけであります。しかも、問題はこれからだと思うのです。国交は確かに回復しましたが……
○石橋委員 要するに、いま政府の統一見解が述べられたわけでございますが、佐藤内閣時代、増田長官の国会における説明とは明らかに私は食い違いがあると思います。今度の見解は、要は足の長さなんだ。航続距離、行動半径が長いものに爆撃装置をつければ憲法違反になるけれども、航続距離、行動半径の短いものならば攻撃的な兵器というふうにいうわけにはいかない、だから許されるのだ、こういう論法だと思うわけですが、そのとおりですね。
【次の発言】 そういうふうに解釈が拡大されるということの危険性を、私は第一に指摘しておるわけですが、この問題はあとで総理と、私ちょっとやりとりしてみたいと思うわけです。
そこでいまの論法……
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