このページでは石橋政嗣衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○石橋(政)委員 日本社会党を代表いたしまして質問をいたしたいと思います。 総理は、長い間の宿願を果たして総理になられたわけでございますが、御自分でもお認めになっておられるように、激しいあらしの中で船出する「日本丸」の船長に就任したわけでございますから、御苦労さまと申し上げておきたいと思います。 それにしても、施政方針演説の中で、冒頭に「内閣総理大臣の大命を拝受」しとおっしゃったのは、どうも私には腑に落ちないわけです。大命降下の感覚ではなかろうか。明治三十八歳とおっしゃいますけれども、これではやはり明治三十八年生まれということになるのではないかという印象を受けました。総理が指名されましたの……
○石橋(政)委員 きょうは、財政経済問題と防衛問題について御質問したいと思います。 まず最初に、経済問題の質問をするわけでございますが、国民は不安な気持ちを込めて、みずからの生活に深いかかわりを持っておるこの経済問題、予算案に非常に関心を持っておると思うわけです。そこで私は、この国民にかわって国民の知りたいところをお尋ねする、こういう基本的な姿勢を踏まえて質問をしたいと思っております。そのためには、何といってもわかりやすい質疑応答にならなければならないと思うわけで、そういう意味で私自身努力したいと思っております。事前にできるだけ詳しく質問事項を発表し、お渡しいたしましたのもそういう趣旨からで……
○石橋(政)委員 時間が非常に限られておりますので、安全保障問題に限ってお尋ねをしたいと思います。 実は先日、私、久しぶりに映画を見ました。自衛隊によるクーデターをテーマにした「皇帝のいない八月」という映画を見たわけでございます。私の隣の席には荒船行政管理庁長官が座っておられて、何か新聞によりますと、閣議の席で、映画を見た感想を述べたというようなことが出ておりましたが、実は私も新聞雑誌の記者の皆さんから感想を求められましたので、こういうふうに言ったわけなんです。武装集団たる軍隊にはこの映画で描かれたような危険な性格がつきものなんだ、このような軍の特質を念頭に置かないでもし軍事を論じておるとす……
○石橋(政)委員 きょうは外交、防衛問題、特に外交問題に焦点を合わせて質問をいたしたいと思うわけですが、その前にちょっと総理の政治姿勢について一点だけお尋ねといいますか、ただしておきたいと思います。 総理就任以来再三にわたって私ども耳にしておるわけですが、自分はリーダーというよりはコンダクターに徹したいんだ、こういうことを言っておられるわけです。あなたのお人柄からいきますとぴったりという感じで、耳ざわりは非常によく受け取られておるのですが、率直に申し上げて、私は一国の総理大臣としてそれでいいのだろうかという疑問を持っておるわけであります。一党の総裁、与党の総裁、特に総理大臣ともなりますと、そ……
○石橋(政)委員 それでは、先日に引き続きまして質問を継続させていただきたいと思います。 五日の日にも私がどういう目的で質問しておるかということは申し上げたわけですが、もう一度きょう改めて最初に申し上げておきたいと思うのです。 私どもは、日中平和友好条約の締結、引き続く米中の国交正常化を歓迎しておるわけでございますが、それは真に日中の友好に役立つ、アジアの平和と緊張緩和に寄与し、日本の平和と安全にも有益だ、そう確信したからでございます。しかし、率直に申し上げまして、現実の姿は時がたつにつれて、少なくとも私の思い描いた理想の方向には必ずしも向いていない。 そこで第一に、本当に日中の恒久的な……
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