石橋政嗣 衆議院議員
28期国会発言一覧

石橋政嗣[衆]在籍期 : 27期-|28期|-29期-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期
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このページでは石橋政嗣衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
石橋政嗣[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

石橋政嗣[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 内閣委員会 第9号(1958/09/27、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 今前田君からお話が出ましたので、私茜ケ久保さんにかわって質問を続けたいと思います。この機種選定についていろいろ疑惑があることは、決算委員会等でも従来において相当質疑も行われておるわけですが、今後は本委員会において徹底的に行われるものと考えております。従って私もこういった問題については後日に譲りたいと思うのですけれども、さしあたっての問題なんです。こういうふうに大きな疑惑に包まれている問題を、何とか国民に納得のいくように説明する義務が政府にある。どういう手段をとるべきかということの一つの方法として、官房長官を主宰者としていわゆる内閣に機種選定委員会というものを作ろう、そうしてあ……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 内閣委員会 第1号(1958/10/02、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 私からあえて申し上げるまでもなく、新しい戦闘機の機種をどういうものにするかということを内定するまでのいきさつについて、現在非常に批判が大きく持ち上っているわけです。われわれの立場から申し上げますと、今さらどんな機種であろうとも、戦闘機を莫大な金を払って持つ必要などは毛頭ないという基本的な態度を持っているわけでございますが、そのようなことを申し上げておりますと、これは議論になりませんので、一応その前提はさておいて質疑をしてみたいと思うわけであります。  なぜこの機種設定の問題に疑惑が持たれておるかということを要約いたしますと、過去二年間という長い間、F100にするかF104にす……

第30回国会 内閣委員会 第5号(1958/10/23、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 非常に時間が限られておりますので、簡潔にお伺いいたします。  先日総理がブラウン記者と会談をなさいました。その内容というものは国民に非常に大きな衝撃を与えておるわけです。それはまず第一に金門、馬祖を中心にして大きな紛争が起っておる時期であり、それからまた現在安保条約の改定の話し合いを進めておられる時期である。こういうときにああいう会談の内容が発表されたということで、どうしても結びつけて考えざるを得ない、そういう点から非常に危険なものを感じておるわけであります。会談の内容については総理が全面的に否定されておりますので、この点は今後さらに追及されなくちゃならない問題だと私ども思う……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 内閣委員会 第3号(1958/12/18、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 いろいろ質問したいのですが、質問に入る前に大臣に、子算編成に関連して一点お伺いいたしておきたいと思います。  岸内閣としては、来年度予算を年内に取りまとめたいという意向で作業を進めておられるようでございますが、この線でいきますと、当然防衛庁としては案が固まっておるものとわれわれは考えられる。そこで直接防衛庁の関係しておる問題、それから間接的に関係を持つ問題についてちょっとお尋ねしたいわけでございますが、その第一は、陸上自衛隊の一万人の増員というものを来年度実施するつもりであるかどうか。それから次に、新しい戦闘機の機種がきまらない、従って来年度予算の中でその必要経費を繰り込むこ……

第31回国会 内閣委員会 第6号(1959/02/10、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 本日は戦闘機の問題を中心にお伺いしたいと思うわけでございますが、その前に昨年の臨時国会において、安保条約の改定交渉とからんで特に憲法の問題としていろいろお尋ねをいたしたわけでございますが、その点でどうも納得がいかない面が解決しておりませんので、その点から先にお伺いをしておきたいと思います。  その質問をいたします前に、私は一応政府の見解を確めておきたいことがあるのであります。それは何かと申しますと、常に問題になる自衛権というものについての考え方です。国が固有の権利として持っている自衛権というものは、大体急迫または現実の不正な危害が起ってきた、国家または国民に対する危害が必ずこ……

第31回国会 内閣委員会 第18号(1959/03/13、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 核兵器が出ましたので、関連して一点だけお伺いしておきたいと思います。  今参議院で非常に問題になっておりますオネスト・ジョンの問題であります。大体政府の意向を聞いておりますと、憲法上からいって違憲ではないが、政策的には持ち込ませたり、あるいは自衛隊が核兵器を持ったりすることは考えておらぬ、こういう統一見解を述べておるが、私はこれがどうも承服できないわけです。一体兵器それ自体の本来持っておる性質といいますか、性能といいますか、そういうものからいって、防御的なものとかあるいは攻撃的なものとか、分類ができるだろうかという疑問を持っているわけです。おそらく長官におきましても、これが防……

第31回国会 内閣委員会 第20号(1959/03/18、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 今出しました問題でまずお伺いしたいと思います。今度の安保条約の改定交渉に当って、日本政府としては自主性、双務性というものを確保したいと言っておるわけです。そこで一番中心になりますのは、現在の安保条約では米軍駐留の権利を認めておるけれども、これに見合う米軍には日本防衛の義務が明確に規定づけられておらぬ。だからアメリカが日本に駐留する限りにおいて、日本を防衛する義務を持つようにさせたい、こういうことを岸内閣は言っておられます。ところが日本側が自主性、双務性というものを主張すると同様に、米国側にもやはり自主性、双務性というものを主張する根拠があるわけです。一体日本を防衛する義務をア……

第31回国会 内閣委員会 第21号(1959/03/19、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 私は原水爆その他の核兵器を含めて一切のもの、そういうものを日本国内に持ち込んでくる問題、それから自衛隊自体がそういうもので装備する問題、これが憲法上どうなるかという問題に関連いたしまして、大体三つばかりお伺いをしたいわけです。そのうち最初の二つは、すでにきのう防衛庁長官にお尋ねをしたわけですが、いまだに明確なお答えをいただいておりません。従ってまずそれから始めまして、そのあともう一つこれに関連する問題を聞きたいと思うわけですが、総理は初めて御出席になっておられますので、きのう私が防衛庁長官にお尋ねをいたしました質問の概要を、最初にちょっと申し上げておきたいと思います。  第一……

第31回国会 内閣委員会 第23号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 防衛庁長官にお尋ねいたします前に、外務大臣に二点だけ質問しておきたい。その一つは、今度の日米安保条約の改定の最大の目標というものが、自主性、双務性の確保にあるということは、絶えず言われておるわけです。そこで私お尋ねしたいわけでございますが、今のような不平等な条約が出てきた原因はいろいろあるわけでございますけれども、その中で一番問題にされておりますこれだけの基地を、ほとんど無条件にアメリカに貸与しておりながら、アメリカ軍は日本防衛の義務を持たない、これはおかしいことの最たるものだ、どうしても防衛の義務をアメリカに負ってもらうという項目を一つ入れたいということを言っておられるわけ……

第31回国会 内閣委員会 第25号(1959/03/27、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 最後に二、三点ばかり確認をしておきたいと思います。明確な御答弁がいただけますならば、あらためて定員法の審議の際に御出席を願わないことにいたします。  その一つは、防衛庁の外局の調達庁の職員が、来年度もまた三百二十名整理されるわけです。そのうち二百余名については、防衛本庁の方に引き取る、このような説明が政府側でなされておるようでありますが、引き取る側の防衛庁として、その点責任をもって対処していただけるものか。あわせて、その際には現在の等級等についても十分考慮されるものであるか、この点まず第一に御質問をいたしたいと思います。

第31回国会 内閣委員会 第26号(1959/03/31、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 国民年金法案とこの厚生省設置法の一部改正法案が通過成立いたしますと、年金局というものができるわけで、職員も従ってふえることになるわけです。その分だけ、今度の定員法の改正案の中で、大体千八百七十六人ですか、増員が見込まれておるわけでございますが、その中には他の省庁において整理される職員を引き取るという話が進められておるやに聞いております。具体的に申し上げますと、調達庁の職員が三百二十名程度整理されるわけですが、このうち百人程度を年金局の方で引き取るというふうな説明がなされておるようでございますが、この点厚生省当局として責任を持ってやるということが言えるかどうか。その際、現在調達……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 内閣委員会 第4号(1959/09/10、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 私は先月の二十四日から今月の一日にかけまして佐世保の港外で米海軍が無断で演習をやったという問題について、若干お尋ねをしてみたいと思います。本件については社会党といたしましても、すでに正式に政府に対して厳重な抗議をいたしておるのでありますけれども、本委員会においても一つ経緯を明らかにしてもらいたいと思うわけであります。  この問題で一番中心になりますのは、米軍側が公々然と行政協定を無視しておる。それにもかかわらず、政府機関がこれに協力をしておるというところに、一番大きな中心があると思うのです。聞くところによりますと、八月の上旬に日本においては大体二カ所掃海訓練をやりたいからとい……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 内閣委員会 第2号(1959/11/10、28期、日本社会党)

○石橋政嗣君 ただいま議題となりました駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。  この改正案は、本法の施行の状況にかんがみ、中央駐留軍関係離職者等対策協議会の委員を増員し、かつこれに事務局を置き、市町村にも駐留軍関係離職者等対策協議会を置くことができることとし、返還された国有の財産の譲渡及び貸付についての特例規定の改正をするとともに、特別給付金の支給を受ける者の範囲を広げることを、そのおもな内容とするものであります。  まず改正の第一点は、現在十二名以内をもって構成されている中央駐留軍関係離職者等対策協議会の委員を十三名以内とし、新たに……

第33回国会 内閣委員会 第5号(1959/11/20、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 先日ロッキード決定に至りますいきさつを御説明願ったわけでございますが、それにつきまして私どもの方といたしましてもいろいろ検討してみたわけでございます。その検討に基づいて疑義のあります点をお尋ねしたいと思うわけでございます。  この説明書をずっと読みまして、結論として私どもが感ずることは、グラマンをロッキードに変えたのは、要するに今までロッキードのF104Cの欠点といわれておった点も、乗ってみた結果、資料で検討したのと違って、その不安がほとんどなかったというところにポイントがあるようであります。もっとせんじ詰めて言えば、聞くと見るとは大違いというのですか、聞くと乗るとは大違いと……

第33回国会 内閣委員会 第6号(1959/11/24、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 ただいま飛鳥田委員の質問に対して、四人のパイロットのうちだれがそんなことを言ったのか、すなわちほかの者ならば乗りこなせないじゃないか、だれがそんなことを言ったのかというようなお言葉でございましたが、空幕長自身もかつて、左藤防衛庁長官時代に、長官から相談をされたときにそれに近いようなことを答えたことがあるのじゃないかと思うのです。すなわち多分に冗談を交えておっしゃったとは思いますけれども、自分のような名人ならばロッキードを乗りこなせるけれども、ほかの部下にはとても乗せられない、非常に安全性に疑義があるということを述べた事実があります。それを今になって大丈夫なんだとおっしゃっても……

第33回国会 内閣委員会 第7号(1959/12/03、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 F86Fのあとに何を国産するかという問題で、非常に国民の関心を高めたわけでございますが、それと同時に不信の念も非常に高めておるわけです。総理大臣としてあるいは国防会議の議長といたしまして、この点何とかしてその国民の疑惑を解く努力をしなくてはならない当然の義務があろうかと私は思います。  そこで今からお尋ねすることについて率直なるお答えを願いたいと思うわけでありますが、まず第一番目に国防会議自体の問題であります。ただいま石山委員も国防会議の権威ということを申しておりましたが、私も全く国防会議の権威は、そういうものがあるとするならば失墜しておる、このように考えるわけです。初めは自……

第33回国会 内閣委員会 第9号(1959/12/08、28期、日本社会党)

○石橋(政)議員 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由並びに内容の概略を御説明申し上げます。  御承知のように国家公務員に対しましては、夏季及び年末にそれぞれ期末手当及び勤勉手当が支給されておるのでありますが、最近における民間給与、生計費その他給与に関係ある諸条件を考慮いたしました結果、年末に支給される手当につきまして若干の増額が必要であると認められるに至りました。  そこで財政その他の事情をも考慮の上、十二月十五日に支給する手当につきまして、期末手当の額を〇・一カ月分増額して一・五カ月分とし、勤勉手当と合せて合計二カ月分を支給……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 内閣委員会 第15号(1960/03/11、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 機構の問題として簡単にお尋ねしておきたいと思います。今度のこの科学技術庁設置法の一部改正を提出するにあたりまして、部内でもずいぶん議論がされたようでございますが、私どももあまりすっきりしないわけです。最も科学的でなくちゃならぬお役所が、何か非科学的な機構いじりをやっているのではないか、そういう誤解を受けるおそれがある、そういうことからちょっとお尋ねしてみたいわけでございますが、昨年の通常国会も、科学技術庁設置改正案が本委員会に出たわけであります。そのときにも、長官十分御承知の通り、企画調整局と調査普及局を廃止して、現在の計画局と振興局を作ったわけでありますが、そのときの説明と……

第34回国会 内閣委員会 第18号(1960/03/18、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 石山委員の質問で大体尽きておるわけでございますが、関連して若干お尋ねをしておきたいと思います。私も昨年十月内閣委員長と一緒に中国地方の視察に行ったわけです。そのときに、いろいろ要望が出ておりました。石山さんの話を聞いてみましても、大体本庁と打ち合わせて陳情事項をきめておったのではないかと思うのですが、それはとにかくとして、いろいろ要望が出ておるのを聞いてみますと、なるほどというものが多かったわけであります。そのうち、今度の設置法の改正によって三つばかり取り上げられておる。たとえば従来各管区監察局で扱っております仕事というのが、行政監察局の所掌事務だけであった。それに行政監理局……

第34回国会 内閣委員会 第19号(1960/03/22、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 行政管理庁設置法の一部を改正する法律案に対する修正案を提出し、これについての御説明を申し上げます。本修正案は三党の共同提案にかかるものでありますが、まず修正案を朗読いたします。   行政管理庁設置法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第三条第六項の改正に関する部分を次のように改める。   第二条中第十三号を第十四号とし、同条第十二号の次に次の一号を加える。   十三 各行政機関の業務及び前号に規定する業務に関する苦情の申出につき必要なあっせんを行なうこと。   第三条第三項から第五項まで中「第十三号」を「第十四号」に改め、同条第六項を削る。   第三条の二……

第34回国会 内閣委員会 第27号(1960/04/12、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 法案に関連します質問については後日に譲りたいと思います。きょうはさしあたり、当面問題になっております、自衛隊が最近盛んに映画製作に協力しておるわけでございますが、その協力のことにいろいろ問題があるようであります。最近も朝日新聞に出ておったのでございますが、「紺碧の空遠く」という映画に自衛隊が協力した。ところができ上がった映画がどうも気に食わないというので、会社に対して監督としては最後の一番大切なシーンをカットさせておる。こういう事件が起きて、特に映画、演劇界を中心に大きな波紋を巻き起こしておるようでありますので、この点についての質問なり希望なりを申し上げてみたいと思うわけです……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第7号(1960/03/15、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 関連して。ただいま松本委員の質問に対しまして、内閣総理大臣は、国防会議にこの条約をかける必要がないとおっしゃったわけでございますが、かける必要がないという理由は、もう一度確かめますけれども、現在の条約と新しく締結されようという条約とは何ら変更がない、だからかける必要がない、こういうことなんですか。
【次の発言】 国防会議に内閣総理大臣がかけなければならない事項というのは、国防の基本方針だけではございません、御承知の通り。この国防の基本方針に基づいて策定される防衛計画の大綱も、またそれに関連する産業等の調整計画の大綱も全部かかるわけです。かけなくちゃならないわけです。そうします……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第20号(1960/04/19、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 非常に大切な問題でございますので、ちょっと関連さしていただきたいと思います。  核兵器の持ち込みは断固拒否するのだということを岸内閣は一貫して言っておるのでございますが、はたしてこれが守られるものかどうか。協議というからには、拒否の場合もあるが、受け入れの場合もあるわけです。肯定する場合もあるわけです。全然受け入れることがないならば、協議する必要はないわけです。ここに非常に問題があるわけです。拒否する拒否するというのは、今、飛鳥田委員もちょっと指摘しておりましたけれども、現時点においては拒否する、しかし、ある時期においては受け入れに切り変わることもあり得るということではないの……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第21号(1960/04/20、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 新しい安保条約の中で一番重要な点だと思いますので、私も関連で質問さしていただきたいと思います。  今度の安保条約が、アメリカの上院においてなされておりますバンデンバーグ決議の線に沿わんとしておることは、これはまごうかたなき事実であります。すなわち、自助といわれておる面が第三条に規定されており、相互援助といわれる面がこの第五条に規定定されているとわれわれは考えるわけであります。にもかかわらず、政府は、国会を通じて国民に対して言いのがれをやっておる。五条の場合、日本国の施政のもとにある領域において攻撃を受けるんだから、これはたとい米軍の基地であろうと、日本の国自体が攻撃されるのだ……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第28号(1960/05/04、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 滝井委員の質問に関連して、ちょっとお伺いをしておきたいと思います。  まず、藤山外務大臣にお尋ねしておきたいのですが、先ほどから、在日米軍という問題が提起されておるわけです。私どもは、新しいこの条約では在日米軍という観念はなくなっているという見解を持っているわけですが、それを立証していきたいと思うのです。まず最初に、第七艦隊は在日米軍でないと藤山大臣は言明しておられますけれども、間違いないですね。
【次の発言】 三月の十五日に、松本委員が本委員会で尋ねておるわけです。第七艦隊というものは在日米軍が、そうしたら、あなたは、そのときに「日本に駐屯しておりません、よそにおりますアメ……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第29号(1960/05/06、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 政府・与党は、今回新しい安保条約を締結することによりまして、非常に日本にとって都合のいいものができるのだという宣伝を盛んにやっておられるわけでございます。この新しい条約によって自主性が確保される、それから双務性、最近は、対等性とか、平等性というような言葉を使っておられるようでございますが、そういうものも確保される、こういう強調を盛んにやっておられるようでございます。私どもがこの条約案をいろいろ検討してみますと、どうもこれが、はたして事実を伝えておるだろうかという疑問を持つわけです。国会の審議を通じまして、一般国民も、非常に大きな疑惑をその点について持ち始めていると私は思います……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第30号(1960/05/07、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 私は、昨日藤山外務大臣が本条約案の提案理由の説明の際に、重要な改正点としておあげになりました三つの問題、すなわち日米間の安全保障体制と国際連合との関係を明確にしたということ、それから、アメリカの日本防衛援助義務を明定したということ、それから、いま一つ、事前協議制を採用したということ、この三点についていろいろお尋ねをし、その中で、これらの改正点としてあげられている諸点は、何も新しい条約締結によって初めてかちとられるものではないということを指摘いたしたわけでございますが、きょうは、引き続きそのあとの問題について触れて参りたいと思います。  そこで、同様に、この中から改正というもの……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第31号(1960/05/09、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 藤山外務大臣の御報告でございますが、まだ明確な回答にはなっておらないようでございます。そこで、私、その後いろいろ入手いたしております資料をもう少し発表いたしまして、真相を知っていただきたい、このように考えるわけです。  一番ここで問題になりますのは、第一次出動の際に、直接中国側と交戦をいたしておるわけでございます。その際先日も申し上げたように、日本側に一人の死亡者と一人の負傷者を出したわけでございますが、それの戦闘経過報告書が、実は船長から出されております。それを私持っておるわけでございますが、これが、一般に正式に海運局に出されましたものとは非常に違うわけです。九州海運局佐世……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第37号(1960/05/19、28期、日本社会党)

○石橋(政)委員 それではお尋ねしますが、岸・アイク共同声明並びにこの共同声明に基づいて作られました日米委員会の設置に関する共同発表、これで述べられております「米国によるその軍隊の日本における配備」というのは、現行安保条約の第一条にいう配備と同じものなんですか、違うのですか。
【次の発言】 先ほど防衛庁長官が、今度沖縄の米軍が日本に来た目的というのは演習のためだ、こういうふうにおっしゃいましたが、間違いございませんか。
【次の発言】 先ほどそれこそ明快に演習のためだ、こうおっしゃったのですが、今つけ加えておられる。短期間日本に来る沖縄の米軍が、演習以外の目的を持っておるということが、どういう話……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 内閣委員会各省設置法改正案等審査小委員会 第2号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○石橋(政)小委員 それでは一、二点たけ質問しておきたいと思います。まず郵政省の設置法関係ですけれども、今度の設置法の改正の主眼点の一つは、省名を変えるということなんですが、一体なぜそうせつかくなじんだ郵政省という名前を逓信省に変えなくちゃならないのか、理解に苦しむわけです。今もここで日本新聞協会というところから反対だという陳情がきているわけですが、どうしても逓信省に変えなくちやならない理由をまず最初に説明してもらいたいと思うわけです。
【次の発言】 私どもは逓信省でも郵政省でも大してかまわないわけなのですが、なじんだ名前の方がいいのじゃないか。よほどの理由がなければ、わざわざ変える必要はない……



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データ更新日:2023/02/05

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