石橋政嗣 衆議院議員
29期国会発言一覧

石橋政嗣[衆]在籍期 : 27期-28期-|29期|-30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期
石橋政嗣[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは石橋政嗣衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

石橋政嗣[衆]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第9号(1961/02/23、29期、日本社会党)

○石橋政嗣君 私は、日本社会党を代表いたしまして、去る二月二十一日午後外務省において開かれた外交問題懇談会の席上並びにその直後に行なわれた記者会見における松平国連大使の発言と、これをめぐる諸問題について、政府の見解をたださんとするものであります。(拍手)  質問に入る前に、松平大使の発言をいま一度思い起こしてみる必要があると思いますが、伝えられるところによると、発言の要旨は次の三点に集約されると思います。  第一は、わが国がコンゴに派兵していないため、国連での発言権が制約されている、過去においても、レバノン問題が起きた際、日本政府が国連監察団への参加を拒否したため、国連代表部は非常に窮地に立た……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第44号(1963/06/30、29期、日本社会党)

○石橋政嗣君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております旧金鵄勲章年金受給者に関する特別措置法案につき、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  われわれが反対する第一の理由は、本法案が明らかに憲法違反であるという点にあります。御承知のとおり、憲法第十四条には「榮譽、勲章その他の榮典の授與は、いかなる特権も伴はない。」と明記してあります。これは「すべて國民は、法の下に平等であって、人種、信條、性別、社會的身分又は門地により、政治的、經濟的又は社會的關係において、差別されない。」という新憲法のもとにおける栄典制度の基本原則に基づくものであることは言うまでもござい……

石橋政嗣[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

石橋政嗣[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 内閣委員会 第2号(1960/12/14、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 予算委員会の審議の関係もありますので、なるべく重要な点だけ大臣に簡単にお尋ねしておきたいと思います。  まず最初に政府の人事院勧告に対する態度に、私どもはどうも納得できないものがあるわけです。そこで最初にこの態度についてお伺いをしておきたいと思うのでございますが、言うまでもなく公務員の諸君は、団体交渉権なりあるいは団体行動権なりを剥奪された、その代償として人事院というものができて、人事院が公務員の労働条件の向上と申しますか、そういう任務を持たされたわけです。従ってそこから出して参ります給与の勧告については、一応最低限として全面的に実施するという態度が常になくてはならないと思う……

第37回国会 内閣委員会 第3号(1960/12/17、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 先日の質問におきまして、社会党としては、実施期日について非常に問題がある、あるいは上厚下薄が非常にきわだっておるので、これも是正すべきである、あるいはまた期末手当と勤勉手当を統合すべきである、期末手当をさらに二・五カ月分まで引き上げるべきであるというようなことを中心に、いろいろお尋ねをしたわけでございますが、もう一つ実は問題があるわけであります。それは俸給表の統合の問題であります。行政職の一と二、それに海事職、医療職の二と二といったようなものは、当然一本にすべきではないか。特に行政職の一表、二表というものを分けておる点からいろいろ考えてみますと、何となく公務員の諸君の中でも、……

第37回国会 内閣委員会 第4号(1960/12/20、29期、日本社会党)

○石橋政嗣君 ただいま議題となりました連合国占領軍等の行為による被害者等に対する給付金の支給に関する法律案に対する提案の理由を説明申し上げたいと思います。  今日、高原景気とか所得倍増とか言われておりますが、無暴な太平洋戦争の痛手はいまだ国民生活の上に痛々しくそのつめあとを残しているのであります。この法律案で取り上げました占領軍被害者の問題もその特徴的なものの一つであります。  敗戦後より今日まで、占領軍軍人及びその構成員等の不法行為によって、善良な一般市民が、実に十四万八千人以上もそのとうとい生命または重大な損害を受けているのであります。たとい占領軍であっても善良な一般市民に対しては、その財……

第37回国会 内閣委員会 第5号(1960/12/22、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 関連して。今日本の自衛隊に、ミサイルとしてサイド・ワインダーとエリコンしかないことは知っておりますが、本年度の予算に、たしかナイキを中心にいたしますいわゆる地対空のミサイルの操作訓練を受けるために、アメリカに隊員を派遣するという費目があったと思うのです。ことしの秋に大体派遣されることになると聞いておったのでございますが、これは実際に行ったのか、行っていないとすればいつごろ行くのか、またその隊員は今話題に出ております七混の関係の者をやるというふうにも聞いておるのですが、この点どういうところから選抜して送るつもりなのか、この辺を一つ説明していただきたい。


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 内閣委員会 第10号(1961/03/09、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 科学技術会議設置法の一部改正について若干質問したいと思います。  現在科学技術の振興に特段の力を注がなければならぬということは、よくわれわれがわかっておるわけです。そういう情勢下にあるために、「このような情勢に対処して、国として総合的な科学技術振興策を樹立し、これを強力に推進していくためには、極力科学技術会議を活用いたしまして、その活発な活動を期待することが最も適切であると考えます。」と提案理由の説明でおっしゃっておりますが、これもそれなりに理解できます。しかし当初本法が成立したときの審議状況に照らし合わせてみると、どうもふに落ちない。それは二名増員ということ、それから新たに……

第38回国会 内閣委員会 第14号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 海上保安庁法の一部改正案について、若干お尋ねをしてみたいと思います。時間もずいぶんおそくなりましたから、なるべく要点だけ簡潔にお尋ねいたします。  この改正案の要点の第一は、現在の九州方面を所管しておる七管を二分割して、熊本、鹿児島、宮崎の三県の水域を所管する新たな第十管区を作るということでございますが、新しく十管なるものを作る理由といたしまして、七管が担当しておる業務量が非常にふえておるということを理由にしておるわけでございます。私は業務量がふえたというだけで、はたしてこれを二つの保安管区に分ける必要があるかどうか、直ちには納得できないわけです。実際に機動力が鈍ってくる、ど……

第38回国会 内閣委員会 第16号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 簡単に一点だけ私はお尋ねしておきたいと思うのです。それは毎国会問題になるわけでございますが、大公使の認証官制度に関してでございます。最初に事務当局の方からでけっこうでございますけれども、現在大使館、公使館の数がどれだけあるか、今度大使館は新設が十七、それから昇格が七と二十四ふえるわけでございますが、これが通過した場合にどれだけになるのかということが第一。それから現在おられます大使と公使の数、それから新たにこの法律案が成立いたしました暁には何人ふえて、どの程度になるか、外務省が占める認証官の数をお知らせ願いたいと思います。それから三番目は、現在日本において認証官として認めておら……

第38回国会 内閣委員会 第22号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 関連してちょっと質問いたしたいと思います。非常に大切な貴重な人命を失ったという点、それから貴重な高価な国民の財産を一挙にたくさん失ったという点、どちらの面から見ても重大な問題だと思います。大臣初め当局の皆さん方も、事の重大さは十分に御承知だと思いますが、こういうことを二度と繰り返さないためにも、原因を明らかにされなくてはならないと思うのです。現在このような事故がなぜ起きたかということを考えていく場合に、私は三つの立場から究明さるべきではないかと思いますが、もしこれにつけ加えるものがあったらお教えを願いたいわけです。  一つは飛行機の性能、構造上の何らかの欠陥があったのかどうか……

第38回国会 内閣委員会 第23号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 質問に入ります前に、先日の北海道上空におけるF86Fの事故の点について、その後防衛庁としていろいろの措置をとられたと思いますので、どういう措置をとったのか、あるいはその結果現在まで判明いたしました経緯なり何なり、一つ御報告をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 私、先日の質問の際に指摘いたしました点、非常に大きな懸念を持ってお尋ねしたわけですが、やはりどうも裏づけられるような気がしてならないわけです。その第一の問題は、天気図作成、気象上の問題ですね。この事故が発生して、直ちに発表されております源田空幕長の談話の中に全部入っておるのですが、この訓練計画は午前三時の天気図を……

第38回国会 内閣委員会 第25号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 それでは若干質問いたしたいと思います。今度のこの法案の提出によりまして、公務員の定員規制というものの方式が、非常に大きく変革することになるわけでございます。もとより政府といたしましては、このような新しい規制の方式をとれば、従来のような有名無実の定員法というそしりを受けないで済むようになるという確信を持っておられると思うのでございますが、はたして今度の新しい措置を講ずることによって、現在政府側が考えておられるようにきちっとした定員制ができるものかどうか、やはり私としては若干の懸念があるわでございますけれども、その点自信をお持ちなのかどうか、この点をお尋ねするわけです。  そうい……

第38回国会 内閣委員会 第26号(1961/04/18、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 先日に引き続きまして質問するわけでございますが、きょうは主として防衛二法のもう一つの柱である統幕の強化の問題についてお尋ねしてみたいと思います。  最初に法案自体について、条文についてお尋ねをしたいと思いますが、防衛庁設置法の二十六条四号「出動時における自衛隊に対する指揮命令の統合調整に関すること。」というところに新しく「指揮命令の」の下に「基本及び」というのを入れるというのでございます。この項でございますけれども、出動時というのが明らかになっておらないのでございますが、これは自衛隊法との関係から防衛出動、治安出動、要請による出動、そういうものを全部含めておるのか。含んでおる……

第38回国会 内閣委員会 第27号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 最初に調達庁にちょっとお尋ねしておきたいのですが、この法案でも新しくまた調達庁の職員が七十五名減らされるわけですけれども、昨年度も七十五名の定員削減があったわけです。しかしこれはあちらこちらに配置転換をして、実質的には出血がないようにするという約束であったわけですが、現在までまだ七十五名全部処理が終わってないように聞いておるわけですけれども、現在までの処理状況、もし残っておる人があるとすれば、それはいつごろまでにどういうふうに配置転換をするつもりか、その計画を一つ御報告願いたいと思います。
【次の発言】 今度提案されておりますこの七十五名の定員削減については、これまた実出血が……

第38回国会 内閣委員会 第28号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 関連して。それでは七十六条の「外部からの武力攻撃」の場合にも、あなた方がしょっちゅう使っておられる間接侵略という形も含まれておる、こういうことですか。
【次の発言】 おかしいですよ。あなた方の説でいっても、七十八条の場合の間接侵略その他の緊急事態のうちで、最も代表的なものが間接侵略なんでしょう。そういう御説明でしょう。例示したとさっきおっしゃっているのだから……。そうすると間接侵略というものは、七十八条のいわゆる命令による治安出動の対象になるものなんですね。ところが今飛鳥田委員とあなた方とのやりとりを聞いておると、そういう間接侵略もあるが、七十六条でいう防衛出動の対象となるべ……

第38回国会 内閣委員会 第29号(1961/04/24、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 そのための協議の方法があるとおっしゃいますけれども、どういう協議の方法があるのですか。
【次の発言】 横路委員が問題にしているのは、実際に武力攻撃があった場合のことなのですよ。武力攻撃があった場合に、米軍の方は直ちに出動するじゃないですか。日本の方は、この法律に基づいて自衛隊法の手続を経なくてはならない。この国内法の規定及び手続の中には、自衛隊法が入るのだという答弁を政府はしているのです。そうするとこの七十六条によっていかなくてはならぬ、その場合に日本側では、武力攻撃はあったけれども直ちに防衛出動するのはやめよう。いわゆる外交交渉なり国連の問題に移したり、あるいは国際司法裁判……

第38回国会 内閣委員会 第30号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 先ほど緒方委員に池田総理が答弁した際に、どういう問題を話し合うのかということを盛んにお伺いしたわけでございますけれども、総理は別に何もお漏らしにならなかったわけです。ただ私、ここでせっかく初めて総理になられて池田さん、アメリカに行かれる。アメリカの方で中心になって話をする大統領も、ケネディが新しくかわって就任しておる。全く初めての話し合い、そういうことになりますと、何としても日本側から絶対に持ち出さなくちゃならない問題というものが、ほかにもあると思いますけれども、一つあると思うのです。それは沖繩の問題です。沖繩の人たちも一日も早く日本に帰りたいという熱望に燃えております。日本……

第38回国会 内閣委員会 第35号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 ちょっとお尋ねをしておきたいのですが、それは恩給を受ける権利もしくは資格を喪失した公務員を、個々のケースにわたっていろいろ調査してみますと、非常にお気の毒なケースがあるような気がするわけであります。そういったものをこの際政府の方で全部洗っていただいて、救えるものはできるだけ広範囲に救っていただきたい、こういう感じを持ってお尋ねするわけでございますが、まず一つのケースとしてこういうのがあると思うのです。  それは終戦前にいろいろな法律がございました。たとえば代表的な悪法と言われているのは治安維持法ですが、そのほかにも、私たちの調査いたしましたところによると、国防保安法、治安警察……

第38回国会 内閣委員会 第36号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 関係者が非常に長い間要望いたしておりました占領下における占領軍の行為によって被害を受けた人たちに対する給付金の支給法案が、今回やっと出てきたわけでございますが、この案を見ますと、さきに社会党が提案いたしました同様の法案とほとんど変わらないと判断いたしております。一番大切な支給金額のところが一番大きく違うわけでございますけれども、建前としては大体変わらないと思うのでございますが、その中で若干違いのある部分について、私は政府の見解をただしてみたいと思うわけです。  まず最初はいつからいつまで占領期間というかという点でちょっとわからないのでありますが、社会党案は申すまでもなく昭和二……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 内閣委員会 第2号(1961/10/03、29期、日本社会党)

○石橋(政)議員 ただいま議題となりました連合国占領軍等の行為等による被害者等に対する給付金の支給に関する法律案に対する提案の理由を説明申し上げたいと思います。  今日、経済成長が一七%とかいわれておりますが、無謀な太平洋戦争の痛手はいまだ国民生活の上に痛々しくそのつめあとを残しているのであります。この法律案で取り上げました占領軍被害者の問題もその特徴的なものの一つであります。  敗戦後より今日まで、占領軍軍人及びその構成員等の不法行為によって、善良な一般市民が実に十四万八千人以上もそのとうとい生命または身体に重大な損害を受けているのであります。たとい占領軍であっても、善良な一般市民に対しては……

第39回国会 内閣委員会 第6号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 この法案と直接関係があるわけではないのですが、本法案自体、いわば地位協定の締結の際、交渉漏れといいますか、日本政府側のミスが生じて、それをカバーするためにできた法律であるわけですけれども、同じくこの地位協定に関連した問題で、一つぜひ私は確認をしておきたい問題があるわけであります。それは新地位協定の十二条の4で示されておりますように、新しい協定のもとにおいては、従来駐留軍が直接雇用をしておりましたいわゆる諸機関――これは地位協定の十五条で示されている諸機関でございますが、その諸機関の使用する日本人労務者も、政府のいわゆる間接雇用に切りかえるということが確認されておるわけでござい……

第39回国会 内閣委員会 第8号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 最初に大臣にお伺いしたいことは、行政機構の改革を目的として今回この臨時行政調査会が作られようとしておるわけですが、本来この行政機構というものはいかにあるべきかというふうに大臣はお考えになっておるか、それから何のために改革が必要なのかということも、これにからめて御説明願いたいと思います。私どもといたしましても、現在の行政機構がこのままの形でよろしいという肯定の立場に立っていないことは言うまでもありません。しかしこれからいろいろ質疑の中で明らかにしていきたいと思っておるのでございますが、いろいろな問題を含んでおりますので、慎重に考えたいと思っておるわけです。そういう立場に立って質……

第39回国会 内閣委員会 第10号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 調達庁の機構問題について若干防衛庁長官にお尋ねをしたいと思います。この問題につきましてはかねがね国会が開かれますたびにお尋ねをして参ったわけございますが、最近どうにか防衛庁と調達庁の間で話し合いが煮詰まってきて、仮の名を防衛庁施設庁と名づけておられるそうでございますが、そういうものを新しく作ろうという構想がまとまってきているというようなことを私ども聞いておるのでございますけれども、そういうことが事実なのかどうか、その辺からまずお尋ねをしてみたいと思うわけです。大体どの程度の話し合いがついておるのか。特に次の通常国会にまとまったものを法案として提出する意思を現在お持ちになってお……

第39回国会 内閣委員会 第12号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 まず決議案の朗読をさせていただきます。    臨時行政調査会設置法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法案審議の過程において、調査会設置の目的は、公務員の人員整理を意図するものでないこと並びに公務員の身分に変更を加えるものでないこと等をしばしば言明しているが、調査会が答申を行なう際には、右の政府言明を十分尊重すべきことはもちろん、重要問題については一致を原則とし、本法案を議決した当委員会の意思より逸脱することのないよう要望する。   なお、政府は、調査会の委員の人選に当つては、超党派的に公正を期すべきである。   右決議する。  若干提案理由の説明を申し上げたいのでござい……

第39回国会 内閣委員会 第15号(1961/11/30、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 大臣にお尋ねいたしたいのですが、十分に御承知の通り、今駐留軍関係労働者の賃金引き上げの問題で非常に紛争が起きておるわけでありまして、第三波のストライキの通告も政府側に出されておると思うのでございます。この問題に関連いたしまして、特に私、防衛庁長官にお尋ねをしておきたい、また要望しておきたいと思うことがあるわけであります。と申しますのは、昨日調達庁長官から全駐労の委員長に回答がなされておるのでございますが、この回答によりますと、全然従業員側、組合側の意見が通っておらないそれはすなわち調達庁が従来日本政府を代表して主張しておりました点も全面的に通っていないということと通ずると思う……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 内閣委員会 第15号(1962/03/09、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 私は、佐世保市の元二十一空廠跡、通称崎辺地区と言っておりますが、これが米軍から返還されたわけでございます。との土地を、実は市といたしましては、市民の非常に強い願望に基づいて、工場の敷地にしたいというふうに考えて、盛んに運動をしておるわけでございますが、これに対して、防衛庁、海上自衛隊が教育隊の施設としてよこせという、いわば横やりをいれておるために、非常に紛糾を来たしております問題について、若干お尋ねをしてみたいと思うわけであります。  大体のことは大臣も御承知だと思いますが、現在の佐世保市といたしましては、石炭産業の衰微その他いろいろな面から、人口も減り始めておるという現象を……

第40回国会 内閣委員会 第26号(1962/04/13、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 時間がありませんから、私いろいろ意見を申し上げたいのですけれども、今の大臣の答弁の矛盾点だけ指摘して、ちょっと是正をしていただきたいと思います。  というのは、昨年の十月に公務員給与の改定をやった、ここで官民の給与の格差をなくしたばかりだ、その直後にこういう勧告が出てくることに矛盾があるという、人事院の方に責任を何かおっかぶせたような言い方をしておりますが、これは認識不足もはなはだしい。十月一日に実施したのは政府の都合で、人事院勧告をすなおに実施しないで勝手にやったことなんです。人事院勧告の基礎資料になっているのは、官民格差は四月一日の資料なんです。だからこそ、五月一日からこ……

第40回国会 内閣委員会 第27号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 私は、先月の二十日、佐世保の米軍基地において、アメリカの兵隊が駐留軍労務者をピストルで撃った事件について、お尋ねをしたいと思うわけです。  早く質問をしようかと思っておったのでございますけれども、もうすぐ調査が終わる終わるという米軍の発表もございましたので、できれば一応めどがつくまで実は待っておった方がいいのじゃないか、そういう気持で、今まで質問をしなかったのでございますが、なかなか真相が明らかになりませんので、一カ月もたっておることでもございますし、この際、真相究明の一助にもなるのではないかと思いまして、あえて質問をしようという気持になったわけであります。  事件の荒筋は、……

第40回国会 内閣委員会 第30号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○石橋(政)議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案についての提案理由と法律案の趣旨を御説明いたします。  周知のように、米国軍隊はすでに日本に駐留して十七年を経過いたしております。外国軍隊がわが国土に駐屯するということは、きわめて不自然なことでありまして、このような不自然な状態は、早晩解決されなくてはならないと考えるのであります。さらに、米国軍隊が駐留いたします結果は、多くの基地労働力を必要とするのでありまして、わが国の場合、日本政府の責任において、危険かつ不安定なる基地労働力の提供を行なってきておるのであります。しかしながら、駐留米国軍の……

第40回国会 内閣委員会 第34号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 同僚の各委員からすでに御質問があったわけでございますけれども、私も、最初に、新しく自衛隊が装備しようといたしておりますナイキの問題について若干お尋ねをしてみたいと思います。  説明によりますと、この秋には訓練部隊がナイキ・アジャックス一式を持って帰ってきて部隊に配属されるということになるわけですが、そのナイキの所属がいまだにきまっておらないということはどうもふに落ちないわけであります。最近、いろいろと、シビル・コントロール、特に内局に対する批判が盛んに行なわれておるようでございます。その批判の一つの対象としても、この所属問題がいまだにきめかねられておるということが取り上げられ……

第40回国会 内閣委員会 第35号(1962/04/28、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 昨日直接防衛問題についていろいろお尋ねをしたわけですが、その中でも納得のできない問題がたくさんございます。特に、あれほど世間を騒がし、国会におきましても大問題になりましたロッキードF104の性能について、当時責任ある説明がなされたものと、実際にでき上ったものとの間に、性能の開きがあるということが明らかになりました点などは、非常に大きな問題だと思うのであります。しかも、それが、国会審議の過程において私たちが指摘したものが、そのまま事実として裏づけられてきておるというだけに、何としても納得がいかないわけであります。事は一千億円になんなんとする国税を使っての買いものです。そういった……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 内閣委員会 第8号(1962/08/30、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 同じ問題ですけれども、機構の面として伺っておきたいのですが、今度の設置法の改正にあたって、農林省の職員の中で、非常に不安を持っておる部面の一つがこれなんです。それだけ、地方農林局というものをつくって相当大幅に吸収していこうとしていながら、なぜ食糧事務所は全然別扱いにしているのか。これは将来切り離す際に、重荷にならぬように、今からまま子扱いにしているのじゃなかろうか、こういう不安を持っているのです。そこのところ、なぜ食糧事務所だけは地方農林局に全然入れなかったのか。統計事務所も、地方農林局所在の統計事務所だけ入れて、あとは全然入れない。このことについては、今ちょっと説明があった……

第41回国会 内閣委員会 第10号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 ちょっと提案者の参議院の内閣委員長に一点だけお伺いしておきたいと思うのですが、私は、先国会において参議院の内閣委員会で行ないました附帯決議と、今度出されて参りましたこの改正案とは、全く異なるものだと思うのです。参議院において、この附帯決議を生かすために立法措置を講ぜられようとしたということを聞いておりますが、その検討はなさったわけですか。もしなさったとするならば、不可能であった、こういうことなのですか。私は、不可能であったということになりますと、もともとできもしない附帯決議をしたということになって、参議院の内閣委員会の権威にもかかわるような問題になることを心配いたしますので、……

第41回国会 内閣委員会 第12号(1962/09/03、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 大臣にちょっとお尋ねをしておきたいと思います。と申しますのは、昨日、いろいろな経過はございましたけれども、防衛庁設置法の改正案が審議未了の形になったために、防衛施設庁が十月に発足することになるわけであります。いろいろな紆余曲折を経ましたので、問題も複雑になっておるということは、私どもも認識いたしておりますが、先国会において成立した通りの結果を見たわけでございますから、その途中のいざこざはすべてこの際水に流しまして、本委員会においてお約束を願ったいろいろな問題について、必ず実行していただきたいということを一つ要望したいと思うわけです。特に組合の幹部の諸君に対して、今後報復的な措……

第41回国会 内閣委員会 第13号(1962/10/10、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 お尋ねしたいことはたくさんあるわけでございますけれども、質問を希望されておられる委員の方も多うございますから、できるだけ詰めて質問いたしたいと思います。  最初にお聞きしたいのは、ことしの六月二十四日、宮城県の松島基地で起きたといわれる、いわゆるT33Aの国外逃亡未遂事件であります。まだ詳しく御報告を受けておりませんけれども、雑誌等で見ますと、非常に奇々怪怪な事件のような印象を受けるわけです。この点についていろいろお尋ねをしたいと思いますが、まず最初に、当局の方から報告をしていただきたい。
【次の発言】 ただいまの報告は経過だけなんですが、先ほど申し上げたように、いろいろ書か……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 内閣委員会 第2号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 関連して。田口委員から御指摘されておるのですけれども、官民給与の格差が一番象徴的に出ているのは、私はやはり初任給だと思うのです。公務員の場合、この初任給が不当に低い。中級以上の職員の開きがそうないという意味ではありませんけれども、初任給において特に格差がひどいと私は思うのです。それはなぜかというと、やはり人事院の給与についての考え方の基本に、従来の日本の賃金の特長である年功序列型賃金、これが固定的にあるんじゃないかという感じがするのです。初任給を不当に低くしておるということと、この問題に、私は関係があるような気がするわけです。民間の大企業においては、もはやそういうことでは現在……

第43回国会 内閣委員会 第3号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 一点だけ防衛庁長官にお伺いしておきたいと思いますが、給与法の改正案が本委員会を通れば、やがて成立する時期も私は近いと思うのですけれども、それに関連して駐留軍関係の労働者の賃金体系、これが今度は大幅な変革によって、公務員の給与体系にほとんど準じてつくられておるように聞いております。行政職の(二)表が準用されるのではないかと思いますが、そこで問題になりますのは、この実施期日と遡及の問題なんです。公務員の諸君の場合は、法律改正案が通れば、十月一日に実施されて当然遡及がある。かりにその間退職する者があっても、これは恩恵にあずかるわけですけれども、駐留軍の労働者の場合、この点についても……

第43回国会 内閣委員会 第6号(1963/03/07、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 大臣にちょっとお尋ねしておきたいと思います。  実は昨年、私の地元の職業安定所の所長人事の問題について、非常に大きな紛争が起きておって、御承知かと思いますが、地元の職員は天下り人事だといって反対したわけですが、一出先の職業安定所の所長を中央から派遣した、若い人ですが……。これに対して非常な不満を持って、登庁を阻止するというような強硬な運動が展開されたという事件があるわけです。はたしてそういう無理をする必要があるのかという点で、私も疑問を持っております。従来も県の職業安定課長あたりまでは本省から出ていくというような事例はございましたが、出先の所長まで本省から派遣するというのは、……

第43回国会 内閣委員会 第8号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 科学技術庁長官がまだお見えではありませんけれども、外務省並びに科学技術庁、両方にまたがる問題として当面国民の非常に関心の深い原子力潜水艦の寄港問題について、若干お尋ねをしてみたいと思います。  アメリカの原子力潜水艦を日本に寄港させてくれという申し入れば、数年前から繰り返し行なわれておったわけですが、今度は非常に強硬な態度で日本側に迫っておるような印象をわれわれとしては受けております。このアメリカの強硬な態度に屈して、日本政府はこの寄港を認める方向に動いておるようでございますが、まず最初に、これを認めるのかどうか、日本政府の態度についてお伺いをいたしておきたいと思います。

第43回国会 内閣委員会 第10号(1963/03/18、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 先日、原子力潜水艦の寄港の問題についていろいろとお尋ねをしたわけでございますが、その際、十分に意を尽くさなかった問題で、二つばかりにしぼってお伺いをしてみたい、このように考えております。  まず第一は、事前協議の問題といえるわけでございますが、外務大臣は、外務委員会におきましても、もともと原子力潜水艦の寄港は、安保条約上先方に権利がある、従って、政府としては、補償や安全が百パーセント満足できなくても、ノーと言うことはできない立場にあるんだ、このようにお答えになっておるわけですが、この点、どうも私どもとしては不満でもあり、理解できないわけなんです。たしかに現在日米安保条約という……

第43回国会 内閣委員会 第11号(1963/03/19、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 関連して大臣に一つお尋ねしたいのですが、実は、この間沖繩の青年諸君がたくさん参りまして、関係当局あるいは政党関係に陳情をしておったわけでございますが、私どもの方にも参りまして、一番今当面の問題として要請しておるのが、沖繩にこの国立青年の家をつくってくれないか、こういうことなんです。これは文部省にも陳情があったかと思いますが、特殊な環境に置かれておる沖繩の青年諸君が、祖国のあたたい手が差し伸べられることを非常に待ち望んでおる。それにこたえる一つの方法として、そういったものをつくってやることができるならば、期待にこたえてやるべきじゃないかと実は思うわけですが、この点、いろいろな条……

第43回国会 内閣委員会 第15号(1963/05/07、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 今度の駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部改正案が初めて政府から提案された点について、私も賛成なんでございますけれども、どうも手続上納得ができない点があるわけであります。政府のほうから積極的に改正案を出そうという意思を持っておられるならば、なぜもっと早く準備をされて手続をされなかったのか。実際には、社会党のほうから改正案が出され、社会党と自民党の間で大体の話し合いもまとまった、そのあとで追っかけるような形で改正案を出してきたというところに、どうもふに落ちないものがあるわけなんです。そんなに必要性を認めるなら、なぜもっと積極的に早く出さないのか、その点のいきさつを納得がいくように……

第43回国会 内閣委員会 第17号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 私は、さきに日本学術会議が原子力潜水艦の寄港問題に関しまして声明を出したことについて、政府側としてとった措置について、非常に不満を持っておりますので、その点を解明するために、若干お尋ねをしてみたいと思うわけです。  あの声明が出ましたときに、総務長官は政府を代表いたしまして談話を発表しておりましたし、またきょうの新聞報道によりますと、政府の統一見解を決定したというふうにも報道されておるわけでございますが、学術会議の声明に対して、なぜ政府はあのような一種の圧力を加えておるのか、その立場からまずお伺いをしておきたいと思うわけです。

第43回国会 内閣委員会 第18号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 ただいまお答えをいただいたわけですけれども、結局、この原子力潜水艦の安全性の問題について、日本学術会議に積極的に諮問する意向は、現在のところないということだと思うのです。その点いかがですか。
【次の発言】 それではその点はお待ちいたしたいと思います。  もう一つのほうの勧告との関係が出てくるわけですが、政府は日本学術会議に諮問することができる。学術会議のほうからいうと、政府に対して勧告することができる。本件については、学術会議のほうから勧告が行なわれたわけです。それに対して、勧告の精神がどうも政府によって生かされる可能性がないというので、声明という措置を講じた、その声明がけし……

第43回国会 内閣委員会 第20号(1963/05/24、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 私は、きょうは主としてバッジの問題についてお尋ねをしたいと思うのです。  最近非常に一般の関心を集めておるわけでございますが、これは非常に高価な買いものになるために、国民としても関心を示しておるものだと思うわけです。いろいろお伺いをします前に、この決定が非常におくれておるわけで、最初三十七年のうちにきめたい、それから三十七年度中に機種をきめたいというようにだんだんずれてきておるわけですが、いまだに決定を見ておりません。それに関連いたしまして、とかくのうわさもあるわけでございますが、最初お尋ねをします前に、この機種決定に至りますまでの経過、これはどういう手続をとってきておられる……

第43回国会 内閣委員会 第21号(1963/05/28、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 この提出されました法案によりますと、新しく設立される特殊法人が審査の対象になる。それからもう一つは、既存の特殊法人の目的の変更に関する審査を行なうということに限られておるようでございますが、まず第一に、既存のものについては目的の変更だけに限っておるというところに、問題があるのではないかと思うわけですが、これだけに限った何か理由でもあるのでございますか。
【次の発言】 大臣のほかの委員会における答弁などを見ましても、現在あります公団、事業団等においても、本来ならば行政官庁で当然やるべき性格のものだというふうにお感じになっておられる向きがあるのじゃないかと思うのですが、そういうこ……

第43回国会 内閣委員会 第22号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○石橋(政)委員 国家公務員法の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。  申し上げるまでもなく、国家公務員法は第百三条において、特に私企業からの隔離の条項を設け、官職一般の公正性を確保すべく、国家公務員は、離職後二年間は、その離職前五年間に在職していた国の機関と密接な関係にあった営利企業の地位につくことは、特に人事の承継があった場合の、ほか禁止されているのであります。  しかるに、近時の状態を見ますと、高級公務員でその在職中に密接な関係があったと思わざるを得ないような営利企業に天下り的に就職するものが増加し、この弟百三条の条項が設けられている根本精神が軽視される傾向にありますことは、……


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データ更新日:2023/02/05

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