中村重光 衆議院議員
32期国会発言一覧

中村重光[衆]在籍期 : 29期-30期-31期-|32期|-33期-34期-35期-36期-37期
中村重光[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中村重光衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
中村重光[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

中村重光[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 商工委員会 第7号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 提案者に質問しますが、この法律によって需要者はどのようなメリットがあるとお考えですか。
【次の発言】 第一の、保安の確保がこの法律において確保できるのだとおっしゃる根拠は、どの条文によってこの法律で保安の確保が可能になるのだ、強化されてくるのだというようにお考えですか。
【次の発言】 いまのお答えは、電気工事士法、電気用品取締法、先ほど言った労働安全に関する法律、そういったことで、大体十分であるのか不十分であるかは別として、これに規制されておるわけですね。ですから、電気工事士でなければ電気工事はできないことははっきりしておる。したがって、この法律によって保安が確保されるのだと……

第63回国会 商工委員会 第8号(1970/03/19、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 両参考人の御意見を伺ったわけですが、委員会、本会議の決議をいたしました私どもとしては、見解は全く同じことで、内容についてお尋ねすることもないわけですが、ただ、いまの武藤君その他の質問に対するお答えの中で谷口参考人が、最近の政府の動きに対しては、お察しできないこともないが業界としては理解できないというお話であったわけです。さらにまた宮崎参考人が、政府が十品目を被害検討品目として明示をしたということについて、全く知らなかったというようなお話を伺って、奇異な感じを受けるわけですよ。特に財界に対して、植村甲午郎さんほか数氏に対して、十八日、昨日ですか、宮澤通産大臣が繊維業界の説得に対……

第63回国会 商工委員会 第9号(1970/03/20、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 自治省の降矢税務局長にお尋ねいたします。  この前の六十一通常国会で、今度この法律によって改正される簡易ガス事業に対するところの施設、これは当然ガス事業法の中に入るのだから、これは固定資産税の割増し償却というものは可能である、当然これを一般都市ガスの施設と同様に扱うべきであるという点については、明確な答弁がこの前なされて、今度提案されておる改正案の中にはそれを織り込んでいるわけです。ところが、同じように答弁を求めておりましたLP業者の導管供給も、ただ規模の違いだけで、質的にはちっとも変わらないのだから、したがって、これに対しても固定資産税の割増し償却をすべきだという私の指摘に……

第63回国会 商工委員会 第10号(1970/03/24、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 先般大臣に御質問いたしましたが、時間の関係がありまして、大臣の考え方を伺うことができなかったわけですが、この際私が大臣に注意を喚起しておきたいと思います点は、先般の委員会でも申し上げましたように、今回の改正案は、簡易ガス事業、新たにこの制度を設けるということが柱に実はなっている。ところが肝心の簡易ガス事業に対する計画というものがないということです。私はこれはきわめて不満に思っておるわけです。やはり保安の確保、取引の適正化ということをはかってまいりますのには、どうしても導管供給というものを普及していくということでなければならぬと思います。そのことから私どもは、ガス事業法の改正を……

第63回国会 商工委員会 第11号(1970/03/25、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 私、別に新しい問題ではないわけですが、同僚議員の質疑に対して御答弁が局長、からあっているわけですけれども、不徹底な点もありますので、それらの点についてさらにお尋ねをしてみたいと思います。  この機械貸与公社が二十三カ所で、四十五年には二十八カ所になるということですが、非常にテンポがのろいわけですね。これは三木通産大臣のときに実はこの制度ができたわけですが、その際に、新しい中小企業政策というので、工場アパートその他いろんな制度がつくられたわけです。この工場アパートは、あなたのほうの担当になっていないのだろうと思いますが、長官見えておりますから、工場アパートはどの程度普及をしてい……

第63回国会 商工委員会 第12号(1970/03/27、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 いま横山委員から、商品取引所の問題できわめて専門的に重要な点の質疑が行なわれたわけですが、私は専門的なことはさっぱりわからないのです。横山質問で事の重大さというものを認識をしたということですし、また、マスコミがこの問題を非常に取り上げておりまして、大きな社会問題になっておるというように実は思うわけです。同時に、いま横山委員がいろいろ通産、農林両省に対して質疑を展開をいたしておりましたが、その答弁を伺っておって率直に私が感じることですが、何かいまの商品取引の実態というのは、経済行為として取引所が必要であろうか、実は必要がなくなっているのではないかという感じがしてならないのですが……

第63回国会 商工委員会 第15号(1970/04/03、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 きょうは、質疑応答でもって三十分ということになっていますから、いろいろ意見を申し上げたいのでございますけれども、時間の関係から意見を申し上げることを差し控えて、端的にお尋ねをすることにいたします。御答弁もひとつ簡潔にお願いをしたいと思います。  先ほど、全商連の会長をしておられる鈴木参考人から、全商運の会長という立場に立って、大きな社会問題になっている取引所の実態について遺憾の意を表明されたわけです。私どもが通産、農林両省から出してもらいました取引所の実態、紛議の件数、金額等を見ると、金額におきましても、あるいは件数におきましても、非常に大きいわけです。さらに私どもが注目をい……

第63回国会 商工委員会 第16号(1970/04/07、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 いまの横山委員から質疑がなされました輸出映画の問題については、十日の一般質問の際に質問の通告をいたしておりますので、必要な資料を後刻要求をいたしたいと思います。したがいまして、御協力を願いたいと思いますが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 議題外でございますけれども、緊急な問題として通産大臣の見解を伺いますが、輸出金利の引き上げの問題であります。  御承知のとおりに、国際収支の好調、また国際金利が異常高という状況の中で、日銀がこれを背景にして輸出金利を引き上げるという態度を本日決定すると伝えられているわけであります。これに対しましては、まあ当然だというこれを支持する意見……

第63回国会 商工委員会 第17号(1970/04/08、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 議事進行。先ほどからもう少し与党を集めるように言っているのですが、いま三名。与党がこんな定足数を無視するようなことでは、委員会の審議は進めない。あと十五分程度で相当数集まらなければ、委員会の審議はストップしたい。

第63回国会 商工委員会 第18号(1970/04/09、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 大災害においてとうとい生命を失われた方々に、あるいはまた負傷せられた方々、家屋を倒壊という不幸な事態に直面された皆さん方に対しまして、心から御冥福をお祈り申し上げるとともに、一日も早く全快されることをお祈りをいたしたいと思います。  大臣は、さっそく現場におもむかれて、お見舞いなりあるいは調査をされたことに対しまして、心から敬意を表する次第であります。だが、お帰りになりまして、総理に報告をされるのは、これは当然でありましょうけれども、その後引き続いて本委員会に御出席になって、ただいまのような事情説明をされるとか、あるいは質問を受けられるという態度をおとりにならなかったことに対……

第63回国会 商工委員会 第19号(1970/04/10、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 きょうは輸出映画の問題を中心に質問をするわけですが、その前に各省からおいでになっていただいておりますので、離島振興の問題について若干お尋ねをしてみたいと思います。  第一に、離島に対してフェリボートが就航をする場合、自動車損害賠償保険料が本土と同率に適用されるというのが四十四年の大蔵省告示第九十九号で出されているわけですが、この考え方についてお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 いまの可能か不可能かという問題になってくるとなかなかむずかしいのですね。具体的な例で申し上げたほうがわかりやすいと思いますが、私は長崎県ですが、壱岐、対馬というところがございますね。壱岐、対馬に……

第63回国会 商工委員会 第22号(1970/04/23、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 総理の時間が少ないようでございますから、簡潔にお尋ねをいたします。  御承知のとおりに、情報化時代といわれておりますように、わが国の産業、経済、文化の発展に情報の果たす役割りは非常に大きいと思うわけです。特に情報はコンピューターによるものが絶対でございます。ところが、これを指導する政府の取り組みというものは、私は非常におくれておると思います。したがいまして、情報化政策を強力に推進をしていくということになってまいりますと、政府全体の統一政策を確立をする、そこで総合的な計画を策定をしなければならないと思うわけであります。そのためには、行政措置といたしましては、やはり閣僚会議の設置……

第63回国会 商工委員会 第23号(1970/04/24、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 通産大臣に簡単にお尋ねをしますが、いまの横山委員との質疑応答の中で、中国側の考え方に対する批判があると思うのですが、思想が非常に硬直化しているということなんですが、妥結をいたしました貿易交渉そのものに対して、通産大臣としてはいただきかねる、そういったようなことなのかどうか。コミュニケの内容に対しての批判なのか、交渉が妥結したことに対しては歓迎をしておられるということなのか、その点いかがでしょう。
【次の発言】 コミュニケとその貿易交渉、いわゆる覚書貿易ですね、それは不可分の関係にあると私は思うのです。ですから、この覚書貿易の性格というものを政府はどのように受け取っておられるの……

第63回国会 商工委員会 第26号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 大災害によって不幸にして被災された方々に対しましては、まことにお気の毒に思っておる次第であります。さらにまた、関係の参考人の方々、これまたたいへん苦労されたことだと、心からお見舞いを申し上げます。  だがしかし、先ほど来、同僚委員の質問に対しましてそれぞれお答えがあったわけですが、私の不安というものはさらに増してきたのでございます。あとでまた順次お尋ねをしてまいりますが、その前に、負傷者の方々の回復の状況は最近どういうことになっているのか、さらにまた焼け出された方々は現在どういう状態の中にあるのか、黒田参考人からひとつお答えを願いたいと思います。

第63回国会 商工委員会 第27号(1970/05/07、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 きょうは実は私は質問の予定日でなくて、明日やるようになっているのですけれども、時間があるようですから、いま同僚委員が質問を申したお答えをメモをいたしておりましたので、そのメモに基づいてちょっとお尋ねをしてみたいと思うのです。  いま宮崎局長のお答えを聞いておりますと、いままでの土地利用計画というものがうまくいっていなかった、今度の総合開発計画、十カ年計画のもとでこれからはひとつ有効利用が行なわれるようにやっていきたいというようなお答えであったわけですが、気持ちはわかりますけれども、うまくいっていなかったということは、熱意の問題もさることながら、この総合開発計画を樹立する経済企……

第63回国会 商工委員会 第28号(1970/05/08、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 きょうの本会議の関係もありますので、こまかい質問は省略をいたします。実施の面において、この後十分政府に対して意見を申し上げたり、あるいはまた政府の考え方を聞かしていただく、そういうことで対処してまいりたいと思います。  ただ、この際大臣に、私が昨日も申し上げたことではございますが、現行の十カ年計画というものが非常におくれてきた、非常に進捗していないというその原因が何か、まず、そういったあらゆる角度から検討されて、年度途中でありますけれども、新たな十カ年計画を今度は推進していこうということでございます。だがしかし、それではどのような構想でこれから進めていこうかということについて……

第63回国会 商工委員会 第29号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 中国貿易の問題については、閉会中に統一テーマとして大臣にいろいろお伺いをいたしたいと思っておりますが、大臣も御承知のとおり、最近、周四原則に基づいて、いわゆる大手業者のダミー業者と称する業者が、台湾との貿易を打ち切って中国貿易一本に変えていこうとする動きが出ておるようであります。これに対して政府は、もちろん圧力をかけることではなくて、業者の自主性にまかせるべきであると私は考えるのでございますが、この際、大臣の明確なお考えをひとつお聞かせ願っておきたいと思います。
【次の発言】 軽工業品輸出の大宗は言うまでもなくアメリカであるわけです。ところが、最近はアメリカの輸入制限の動きと……

第63回国会 商工委員会 第31号(1970/06/11、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 各同僚委員の質疑を聞いて、大臣の考え方というものがわかったような感じもするのですが、私は大臣が非常に悲壮感に浸っているような感じがしてならないのです。おっしゃるように、自由貿易を守っていくということは日本の国益にも通ずることでありましょうし、またこれは、少なくともアメリカを中心にいたしまして、すべての自由貿易を進めておる国がこれに協力をしていかなければならぬことは当然なんですが、その当のアメリカが、自由貿易の宗家でありながら、みずからこれをくずすようなことをやっている。それに対してなぜ日本だけが、そんな悲壮感に浸るような感じでもって、無理に妥結をはかっていかなければならないの……

第63回国会 商工委員会 第32号(1970/07/21、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 私は、時間の関係がありますので、繊維問題と独禁政策については来月の委員会でお尋ねをすることにして、きょうは公害問題にしぼってお尋ねをいたしたいと思います。  通産政務次官にお尋ねをいたしますが、御承知のとおり、公害問題はいまや大きな社会問題であり、政治問題に発展をしておる。新聞等の報ずるところによりますと、通産、厚生、経済企画庁その他の省において、公害対策といったようなものを検討しているやに伝えられておりますが、現在政府で考えている、さらにまた次期国会において提案等の準備を進めておる公害対策についてのお考え方等を、この際明らかにしていただきたいと思います。それから、いまのは政……

第63回国会 商工委員会 第33号(1970/08/20、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 通産大臣は四時からの御予定があるようですから、そこで二十分後にはお引き取り願ってけっこうでございます。私の質問は続けてまいります。  ただ、この際大臣に要望いたしておきますが、委員会は一カ月前からきょうだということがわかっておったわけです。四時ということになりますと、相当おそい時間でもあるわけです。また、十二人という各委員ともにたいへん熱心に勉強し、質問をいたしておるようでありますから、大臣が四時に引き揚げることはまあまあ非常識だということにはならぬと思います。しかし、まず一カ月前に予定をされている以上は、できるだけ委員会が終わりますまで、所管大臣ですから委員会に詰めていただ……

第63回国会 商工委員会 第34号(1970/08/21、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 大臣にしぼってお尋ねをいたしますが、先ほど公害問題について同僚中谷委員と大臣と質疑応答が行なわれた。聞いておったのですが、どうも私は、政府の公害に対する取り組みというものは、非常に積極的な取り組みをやっておるということで高く評価をしておったのですけれど、若干失望を実はしておるわけです。  いま聞いておってメモをしてみたのですが、たとえば公害防止のいろいろ施策をこれから講じていく、施設をやらなければならぬ、それに当然金が伴ってくるわけですね。それに対して必要な予算の算定といったようなものも、まだ手をつけてないというようなことだった。そこで公害対策本部というのをつくって、総理が本……

第63回国会 商工委員会 第36号(1970/10/13、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 きょうは再販問題と、それからカラーテレビ輸出の問題と、公害問題河川や港湾等の汚染の問題等々について質問をいたしたいと思いまして、関係各省に御出席をいただいておりますけれども、時間の制約がございます。したがいまして、きょう多く質問をする時間がないと思いますから、あるいは明日またおいでを願うことになろうかと思いますので、その点あしからず御了承を願っておきたいと思います。  新聞を広げてみますと、公害の問題が連日報道されておるわけであります。また国会は言うまでもありませんが、地方議会におきましても、それぞれの地域の公害問題に没頭しておるということで、これは都道府県あるいは市町村は言……

第63回国会 商工委員会 第37号(1970/10/14、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 昨日、時間の関係がありまして質問も一十分できなかったわけですが、答弁の点も明確な答弁がなされておりません。したがいまして、昨日質問をいたしましたことについて、あらためてまたお尋ねをしてみたいと思います。  小宮山政務次官は、きのう、諫早のカドミウムの調査について、有明海全海域にわたっているということ、また具体的には四県それぞれノリからカドミウムが検出をされていること、また今後そうしたことがさらに強まってくるというような可能性もある、これは強力な調査をやる必要があるのではないか。そこで、各県にまかせるというのではなくて、広域調査であるから国の責任によって調査をすべきであるという……

第63回国会 商工委員会 第38号(1970/11/19、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 いま最後に八木委員から質問をした点についてお答えがないわけです。なくなられた人の遺族に対し、あるいは負傷者に対し、あるいはまわりの住家が相当程度被害を受けているわけですね。特に、お聞きになっていらっしゃると思うのだけれども、現場から五百メートルくらい離れたところの建物にローターの鉄魂が飛んで落ちた。屋根を破って、それから二階の畳を切って下に落ちて、そしてほかの工場――三菱重工ではないのですが、製鋼所に働いておる労働者、その人は夜勤だった。そして夜勤だから朝帰って寝ていた。その人の頭をくだいて死なした。そしてなお畳、マットを切って下に落ちたのです。たいへんなことなんだ。そういっ……

第63回国会 商工委員会 第39号(1970/11/20、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 小宮山政務次官にお尋ねします。  昨日はからだが不調であったというわけで御出席でなかったわけですが、私、理事会で決定のとおり五時までやったわけです。ところが、答弁に当たった通産省は、通商局の次長が出席をしただけです。委員側の出席もまことに悪かったわけですが、政府側の熱意のなさにも驚いたようなことです。しかし、あなたが病気だったんで出席できなかったことは、あまり言うとこれは人権じゅうりんになるから、これはやむを得ないと思うのです。  そこで、あなたに前に、諫早のノリのカドミウム汚染の問題で、消費者が非常に不安に思っている、したがって、どの程度まで食べたらいわゆる人体に有害でない……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 商工委員会 第1号(1970/12/03、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 政府は、繊維交渉が手詰まりになっておる、これを打開しなければならないということから、業界が反対をしている――いままた海部委員も指摘をいたしておりましたが、委員会の決議、本会議の決議があるわけであります。また、先般の委員会では商工委員長から、現在進めている方向はどうも決議の趣旨に沿っていない、十分それらの点を考え、委員会の決議の趣旨を尊重する、そういう方向で努力をしろという注意喚起もあったわけですが、それにもかかわらず、そうした点を無視して最終案という新しい提案をされたようでございますが、それはどういうことからそうなされたのか、その点を伺ってみたいと思います。

第64回国会 商工委員会 第3号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 若干お尋ねをしてみたいと思うのですが、ちょうどいまこの法律案の取り扱いと申しますか、修正点について野党の間で打ち合わせ会をやっておりました。したがって、いま行なわれました質疑を実は伺っていなかったわけですので、多分に重複するような点もあろうかと思いますけれども、まず経済企画庁長官にお尋ねをいたします。  この水質汚濁防止法の「目的」、第一条、これは工場とか事業場から公共用水域に排出される水の規制にとどまっている。そこで、国民の健康保護、それから生活環境の保全というのも「目的」の中にあるわけですから、その場合、工場排出水だけではなく、自然の浄化能力と申しますか、そうしたおそれの……

第64回国会 商工委員会 第4号(1970/12/10、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 同僚委員からそれぞれお尋ねがありましたので、時間の関係もありますし、問題点にしぼって通産大臣にお伺いをいたしたいと思います。  下請中小企業の振興基準の作成、さらには振興計画等々、中小企業庁としては画期的な法律案である、中小企業の振興のために、下請の自主性をはかるために、この法律案をよりどころとしてこれから取り組んでいきたい、そうした決意を明らかにしているわけであります。  ところが、六十三通常国会以来、私どもはこの法律案について検討してまいりました。問題点を指摘をし、中小企業庁としても、足らざるところに対しては修正に応じることにやぶさかでないことの態度を示してまいっておるわ……

第64回国会 商工委員会 第6号(1970/12/16、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 通産大臣にお尋ねをいたしますが、かつて、道路財源確保という面から自動車新税構想というのが田中幹事長から出されまして、各方面から相当賛否両論が戦わされたようであります。また、予算編成が大詰めに近づいてまいるに伴いまして、この財源確保ということで、最近非常に公式にこの問題が議論され、自民党もそれぞれの機関において検討をする、そういったことが報道されているわけでありますが、通産大臣は自動車関係所管大臣として、この自動車新税というものに対してどのような考え方を持っておられるのか、この際ひとつお聞かせいただけば参考になると思います。


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 社会労働委員会 第7号(1971/02/25、32期、日本社会党)

○中村(重)議員 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律及び原子爆弾被爆者の医療等に関する法律案の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十年八月六日午前八時十五分、人類史上最初の原爆投下は、一瞬にして、広島の人たち、続く九日は長崎の人たちと、三十万の生命を奪い、両市を焦土と化したのであります。幸いにして一命を取りとめた人たちも、この世のものとは思われない焦熱地獄を身をもって体験し、原爆の被爆という一生ぬぐい去ることのできない宿命を背負わされ、あるいは原爆熱線による痛ましい傷痕のゆえに悲嘆にくれ、あるいは放射能の影響による造血……

第65回国会 社会労働委員会 第10号(1971/03/11、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 大臣にお尋ねします。  歴代厚生大臣がいままで前向きの答弁をいつもやってきた。特に内田厚生大臣は、被爆者の対策ということについては力点を置いてやらなければいけないのだというような考え方をいまお示しになったわけです。また私どもも、いま大原委員から指摘いたしましたように、三十九年の衆参両院の本会議における被爆者援護強化に関する特別決議をいたしました。それに前後いたしまして、数回にわたってこれまた衆参両院の社会労働委員会を中心にして附帯決議をつけてまいりました。  ところが被爆者の問題については、予算の面においては若干の伸びを示しております。また、特別措置法の制定によって一歩前進と……

第65回国会 商工委員会 第3号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 通産大臣にお尋ねいたします。  新聞の報ずるところによりますと、繊維交渉早急に再開、ミルズ案を軸にアメリカから正式な申し入れがあったというように伝えられておりますが、これは事実でございますか。
【次の発言】 それでは、この新聞報道にありますこと、「アメリカ政府は、昨年末から中断している日米繊維交渉を早急に再開したいと日本政府に申し入れてきた。これは十九日、牛場駐米大使から政府にはいった公電によって明らかにされたものである」ということで、佐藤首相の側近筋はこれを歓迎、交渉をできるだけ早く再開して四月までに解決したいとしており、また業界の一部にもこれに同調する動きがあるんだ、こう……

第65回国会 商工委員会 第6号(1971/03/03、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 赤澤局長にお尋ねいたしますが、御承知のとおりに、従来機械工業振興臨時措置法、それから電子工業振興臨時措置法、この二つの法律によって、金融、税制上の特別措置が講ぜられてきたわけです。そこで、機振法のほうは、三回目ですから十五年間、電子工業振興臨時措置法のほうは十四年、こうなるわけです。相当長期にわたって、手厚い措置であったかどうかは別といたしまして、一般の中小企業あるいはその他の産業振興の面と比較をいたしますと、確かに手厚い措置が講ぜられたということは言えると思うわけです。さらに、今回この二つの法律を一本にまとめたという形で新法をお出しになっておるわけですが、私は、その必要がほ……

第65回国会 商工委員会 第7号(1971/03/05、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 大臣にお尋ねする前に、赤澤局長に御答弁をお願いいたしますが、三月二日の委員会であったと思います。中谷委員の第十条第一号の「相当の比率」の解釈に関する質問に対しまして、赤澤局長は答弁を留保したままになっております。きょうは中谷委員が病気で休んでおります。この点について、明確にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 それでは時間もございませんから、いままで私どもが質疑をしてまいりまして明確でない点も、ございますので、大臣にお尋ねをしてみたいと思います。  四十五年の七月であると思いますが、産業構造審議会が「今後の機械産業政策に関する答申」を政府に出しておるのであります。第……

第65回国会 商工委員会 第9号(1971/03/10、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 きょうはわが党の同僚諸君の意向を体しまして、全員を代表した形でお尋ねをいたしたいと思います。中小企業に関連をいたします問題について、多岐にわたって質疑をいたしますので、若干若干時間が長くなろうかと思いますが、ひとつあしからず御了承をいただきたいと思います。  信用保険法の改正案につきましては、同僚の委員諸公からいろいろと質問がなされておるようでございます。重複をできるだけ避けてまいりたいと思っております。  まず私は、中小企業庁長官にお尋ねをいたしますが、この公害保険の二千万円の付保険限度の算定基礎というものはどういうことなのか。率直に申し上げれば、私は若干、付保険限度が低い……

第65回国会 商工委員会 第10号(1971/03/12、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 出光参考人にまずお尋ねします。  御承知のとおり、全国的に灯油あるいはガソリンの小売り価格の値上げが始まっているわけです。通産省は、先取り値上げであるとしてきびしい態度で臨もうと、業界に警告をしておる。公正取引委員会は、これは協定値上げの疑いがあると、調査を始めようとしているわけです。ところが、先ほど出光参考人の御意見の中で、昨年十一月に十セントの値上げがあったんだ、二月十四日から二十八セントの値上げ通告、さらに六月はインフレ対策という形で七セントの値上げ、合計四十五セントの値上げになるんだという御意見であったように伺った。いま全国的の値上げが進められておるそのことは、昨年十……

第65回国会 商工委員会 第13号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 影山参考人、先ほどいろいろお伺いをしたのですが、御意見の中で大体四つにお分けになったのですね。第一グループと第二グルーというのは転換がない。非常に高級品をつくっていくというために、技術の開発なんということはもちろん必要になってくるのでしょうけれども、自己努力、そうした政府の協力、指導ということにおいて競争力を維持していくことが可能だと理解をしてよろしいのかどうか。  それから第三グループと第四グループですが、これは第三グループは、台湾、韓国との賃金差が三〇%、特に香港の影響が大きいということで、これに対する配慮を望まれたわけです。第四グループは、方策については模索中だ。この第……

第65回国会 商工委員会 第14号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 原田通商局長にお尋ねしますが、いまあなたは、香港に対する特恵供与に対して、まだきまっていない、また供与する場合もその他の低開発国と同様な扱いができないというお答えがあったわけです。香港に特恵を供与する場合の影響というものが非常に大きい、できるならば香港に対する特恵供与を回避したいということが、お答えの中ににじみ出ているわけです。私は、業界の香港に対する特恵供与に対する反対、ということより非常な反発があるわけですから、いま局長のお答えになりましたことから感じ取れるものはよくわかるわけです。しかし、実際問題として、通産大臣が、当委員会におきましても、あるいはその他の委員会におきま……

第65回国会 商工委員会 第16号(1971/03/26、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 いまの石川委員の質問に関連して私もずっときょうは質問をする予定でしたけれども、経企庁長官が物価対策特別委員会の関係があるようでありますから、ただ一言申し上げておきますが、いま石川委員から、中部電力の原子力発電所の問題について指摘があったわけですが、私は端的に申し上げて、どうも最近通産省はたるんでいると思うのです。この前の化粧品の公正取引の問題で、通産省のほうから公正取引委員会に、課長命令ですけれども、クレームをつけているのですね。それは、そういう事実はないのだ、これは単にメモだと言っている。ところが正式に、日付が二月二十五日、そして公正取引委員会が三月六日で受付をしている。公……

第65回国会 商工委員会 第18号(1971/04/28、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 公取委員長に再販の問題でお尋ねします。  四十五年十二月十五日付で「再販行為の弊害規制について」というパンフレットをお出しになったのですが、これは基本的な考え方ということであろうと思うのですが、それについて、具体的な運用基準というのか、ガイドラインを近く決定をするのだ、そういう御方針を伺っているわけですが、その後、作業は完了したやに新聞報道等なされているわけですが、その点どうなっているのか、一応伺ってみたいと思います。
【次の発言】 物価対策特別委員会との連合審査がございましたね。あの際にも、再販行為の弊害規制というのを中心に質問もし、議論もしてきたわけです。近く具体的な弊害……

第65回国会 商工委員会 第19号(1971/05/11、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 大臣に中国問題について簡単にお尋ねをしたいのです。  中国問題が国際的にも大きく動き出してきているということは御承知のとおりですが、米中関係も大きな動きを示そうとしておるわけです。そこで、いまの中国に対する輸銀使用の延べ払い輸出の問題について、私は本委員会で総理大臣にも、どう考えているのかということでお尋ねをしたわけでした。ケース・バイ・ケースで考えていくのだ。いま近江君の質問に対しましても、通産大臣、同様のお答えがあったわけです。  ところが、ケース・バイ・ケースというのは、これは吉田書簡により輸銀使用というものが禁止されたわけですが、それ以来、歴代の通産大臣が、ケース・バ……

第65回国会 商工委員会 第21号(1971/05/14、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 通産大臣にちょっとお伺いしますが、十日の衆議院大蔵委員会で福田大蔵大臣が、通貨不安、円対策ということで輸出振興策の再検討、輸入制限の撤廃など、経常収支対策を強力に進める方針を明らかにされたようです。対処の方法としては、輸入制限の撤廃、資本交流の自由化、関税の引き下げ、国際経済協力の推進、輸出マナーの確立など、税制面の輸出優遇措置も来年度の税制改正の中で検討したいという答弁になっているわけです。これは通産行政に重要な関係を持ちます問題でありますだけに、通産大臣も関心を持っておられるでありましょうし、また通産省自体としても、これらの諸問題に対する対策はお立てになっておられるのだろ……

第65回国会 商工委員会 第23号(1971/05/21、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 公益事業局長にちょっと尋ねまますが、東京瓦斯のメタン・ストレート計画というのがあるわけですね。それと、幹線パイプラインの計画についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま御説明があったのは、消費先が電力用と都市ガス用ということになるわけです。ところが、このメタン・ストレート計画によると、これは超高圧輸送ということになろうと思うのですが、この天然ガスを消費する場合、現在の五千キロカロリーが約一万一千キロカロリーのガスになるんだ、こう言われているのです。非常に高圧ガスですから、家庭用として不必要な高カロリーということになるのですが、これはどういったような形で家庭用と……

第65回国会 予算委員会 第12号(1971/02/15、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 大蔵大臣にお尋ねします。  先般の委員会で田中委員から、インドネシア援助の問題で資料の要求があったように伺っております。それとの関連もあろうと思うのですが、スカルノ時代に貸し付けをしました額が、御承知のとおり膨大な額になっているわけですが、その内容について伺ってみたいと思うのです。  貸し付けの総額は大体どの程度であったか。それから、回収もいたしておろうと思いますから、回収額、それから、これは現実にこげつきになっておろうと思います。そのこげつき額は大体どの程度になっておるか。
【次の発言】 いまの答弁では、ただこげつきになっておる額だけを言われたのではないかと思うわけです。そ……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 災害対策特別委員会 第3号(1971/08/11、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 藤尾政務次官、時間の関係があるようですから、先に伺います。今回の集中豪雨では、政務次官はさっそく現地に飛ばれ積極的な見舞いやら事情を調査され、現地では非常に感謝をしているようです。その積極的なかまえを今度は災害復旧のほうでひとつ大いに発揮していただきたいということを冒頭にお願いしておきたいと思います。  そこで、政務次官も現地においでになって感ぜられたと思うのですが、今回の集中豪雨は降雨量が非常に多かったわけですね。そのためだとも思うのですが、二級河川とか中小河川のはんらんというものが非常に多い。そのために橋が流失をする。土砂が流れ込んだために、これは当然川に堆積をするから、……

第66回国会 災害対策特別委員会 第4号(1971/09/01、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 もう時間がずいぶんおそくなりましたから、私の意見は申し上げることをできるだけ避けて、端的に質問をしますから、答弁もひとつ簡潔にお願いをいたします。  先ほど砂田副長官が、共済制度のことについて考え方を明らかにされたのですが、相当長期にわたって検討しておられるので、相当具体的な検討がなされておるように感じられるのです。そこで、私どもが副長官の答弁を聞いておって感じることは、物的共済それから人的共済はどうするかという問題等々、いろいろな意見があるんだけれども、大体まとまるんではないかというようなお答えであったわけですね。してみると、各省とも、災害関係の省はある程度具体的な検討がな……

第66回国会 商工委員会 第1号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 きょうは、鴨田委員長初の委員長席においての委員会ですが、きょうは日程に従って時間はみんな厳守しておるわけです。ところが、各党を問わず委員の出席率の悪いこと、これではもうどうにもならぬと思うのです。けさも理事会で、委員長にそのことを強く要請をしたわけですが、明日からこういったことがないように、私ども理事も注意をしてまいります。委員長もその点強くひとつ委員各位に要請をしていただきたい、そのことを要望しておきたいと思います。
【次の発言】 田中通産大臣就任されまして、実力大臣らしく通商政策の重要な点について諸施策を発表しておられるわけです。きょうは、入閣されまして以来六年目の入閣で……

第66回国会 商工委員会 第2号(1971/07/24、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 経済協力関係で通産大臣にお尋ねしたいと思うのです。  昨年の五月だったと思うのですが、OECDの閣僚理事会で、一九七五年までにGNPの一%の援助の意向を政府は表明しているわけです。一九七五年ということになりますと、そのGNPは、新経済社会発展計画によると約四千億ドル、その一%は四十億ドルということになりますから、約一兆四千億円になると思うのです。非常な巨額に達するわけですが、そうした熱意はわかるといたしましても、この量的拡充というものはなかなか容易ではないと思うわけです。政府が、去る六月四日であったと思うのですが、「総合的対外経済政策の推進について」そこで八項目を実はおあげに……

第66回国会 商工委員会 第3号(1971/09/20、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 通産大臣にお尋ねをいたしますが、御承知のとおりにわが国の経済に深刻な打撃を与え、またIMF、さらにガットの崩壊の危機に直面するという重大なアメリカの新経済政策を中心にしまして、さきに日米経済合同委員会が開かれたわけであります。その中で事の重大性にかんがみまして、日米双方とも相当突っ込んだ活発な論議が展開をされたようであります。私どもは日本の経済協力の実態を調査するため実は中南米を回っておりまして、昨日帰ってきたわけであります。ちょうど経済委員会が開かれておりますときはまだ南米のほうにおりまして、非常に関心を持って私どもも現地の新聞の報道を実は見守っておったということであったわ……

第66回国会 商工委員会 第4号(1971/10/09、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 先ほど来の大臣の答弁を聞いていると、率直に言って私は非常な憤りを感じるのですよ。もう少し私は、権威のある田中通産大臣らしい、まじめな答弁をしてもらいたいと思うのです。欺瞞に満ちた、きわめて無責任な答弁だと私はもう端的に申し上げたい。少なくとも、いままで私はこの繊維問題について大平大臣から宮澤大臣、あるいは佐藤総理大臣も出て質疑を展開をしてきたんです。もう少しまじめに真剣にこの問題に答弁をしてもらいたい。あなたも、福田外務大臣が、まあ政府間交渉をしなければならぬ、そうした態度を明らかにしたときに、それはだめなんだ、自主規制というものが最善だ、そういったことをあなたはきっぱりと言……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 商工委員会 第2号(1971/11/09、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 鉄鋼の問題について谷村委員長にお尋ねをしたいのですが、きょうは何ぶん時間がありませんから、あらためてまたお尋ねをすることになろうと思うのですが、新聞報道をずっと注意深く実は鉄鋼の操短の問題を見ているわけですが、どの程度この報道が正確であるのかわかりませんけれども、ずっと日にちを追って見てみますと、公取の態度がちょっと変わってきているように思うわけですね。十月の二十日当時は、「鉄鋼の操短勧告を業界、通産省に申入れ」、公取はこれに対して難色を示しているし、通産省も慎重であるという見出しでもって報道されているわけですが、今度十一月三日ごろになると、はっきり公取は粗鋼の勧告操短に反対……

第67回国会 商工委員会 第3号(1971/11/10、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 それでは長官に昨日に続いてお尋ねします。  きのう申し上げたとおり、三機関に対して千五百億の特別ワクを考える、こういうことですが、この積算の根拠というのか、それはどういうことなのですか。千五百億を適当であると認めたのは…。
【次の発言】 それじゃ、いまの輸出の減退あるいは滞貨、そうした三つのドル・ショックによる影響ですね、それは大体具体的にはどういうことなのですか。たとえば、輸出の減退はどのくらいである、滞貨はどの程度であるというように。そうしなければ千五百億を相当とした――まあ三つの要素をあげられたんだけれども、輸出の減退がこの程度であるから、したがって金融措置というものあ……

第67回国会 商工委員会 第6号(1971/11/17、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 鴨田委員長にお尋ねをしたいわけですが、御承知のとおり今六十七回国会は、沖繩返還協定の締結について承認を求める条約、さらには沖繩振興開発特別措置法案あるいは沖繩振興開発金融公庫法案等、本委員会にきわめて関係の深い条約、法案等が沖繩返還協定特別委員会、沖繩及び北方問題に関する特別委員会及び大蔵委員会においてそれぞれ付託され、審議されておるところでございます。したがいまして、関係の深い当委員会といたしましては、以上の三委員会に対して連合審査を申し入れする必要があるということを、十月二十九日と記憶いたしますが、常任委員長室におけるところの理事懇談会で私から御提案を申し上げて、そういう……

第67回国会 商工委員会 第7号(1971/11/30、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 法案の中身に入る前に通産大臣に――これは通産大臣というよりか国務大臣にお尋ねすることになろうと思うのですが、もちろんこれは法案との関連性がきわめて強いだけにお尋ねするのですが、平価の調整というのは、年内妥結の見通しというのはいかがですか。
【次の発言】 政府の従来とってきた態度ですね、円の切り上げ幅を小幅にするために輸入自由化等日米案件というものと一緒にやるのだ、そういう態度をおとりになってこられた。ところが、この間コナリー財務長官が来られた、そのあと帰られてからその記者会見等々新聞報道を見ると、そういう日米案件というものはたな上げにしてしまって、そこで平価調整だけ切り離して……

第67回国会 商工委員会 第9号(1971/12/03、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 離島振興の問題に関連いたしまして岡部総合開発局長にお尋ねをいたしますが、昨日、離島振興の期間延長の総決起大会が実は御承知のとおりあったわけです。私が党代表でごあいさつをいたします際、局長はまだ御出席になっておられなかったわけですけれども、この離島振興予算というのが経企庁のほうに一括計上しているのが、御承知のとおり四十六年度が二百五十億程度、四十七年の概算要求が三百三十億程度の要求をしておられるようです。その中には新規なものもあるわけですが、一括計上分では別に新規なものというのも入っていない。むしろ新規の関係といいますと、医療確保の面から、僻地医療の財団法人としての医師派遣の機……

第67回国会 商工委員会 第13号(1971/12/14、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 私どももこの法律案の重要性にかんがみまして、審議を尽くしてまいりました。大臣は沖繩関係の委員会にほとんど出席でして、大臣の御意見を十分伺うことができないことはたいへん残念でありますけれども、この後、機会を見ましてさらに内容的に――法律案の内容ということも、運用の問題も、私は非常に大事だと思います。したがいまして、法律案の運用の問題とあわせて、後日大臣の御意見もひとつ伺ってみたい。きょう十二時五十分ぐらいには、この法律案を採決までに持っていくように協力をいたしたい、実はこう考えておるわけです。  私どもも、配付いただきました「資源問題の展望」ということを中心にしまして、これとの……

第67回国会 商工委員会 第14号(1971/12/17、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 きょう政府委員の出席を求めていたのですが、まだ実はそろっておりませんで、質問がそういった関係で飛び飛びになりますので、御了承願いたいと思うのです。  公益事業局長にお尋ねをいたしますが、先般の委員会で私が、簡易ガス協会の加入金というのが非常に高い、また手数料というのか会費というのか、それも高い、そのことが、簡易ガス協会に入りにくい。入らなければ差別的な扱いを受けるという形になる。また一方、高い加入金、高い会費ということになってまいりますと、それが消費者にはね返ってくるということ。それから、簡易ガスの設置に対してのいろいろ紛議というような問題等が起こった場合、また重要な問題につ……

第67回国会 商工委員会 第16号(1971/12/22、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 「商品取引所の制度と運用に関する意見」、これを読ませていただいたわけですが、非常に前進した意見の具申もあるわけでして、要はこれをどう運用するかということにかかっていくであろう、そのように思います。  御指摘の中にありますように、商品取引の運営が商品の公正な価格形成と流通の円滑化をはかるという取引所本来の運営からはずれて過度の投機と大衆資金吸収の場と化しつつある。そこでいろいろと紛議が起こってきて、通産、農林両省の行政指導が行なわれてきた。また、業界の自粛措置もいろいろと講じられてきた。しかし、仲買い人から取引員として格づけされたあとも、御意見の中に出ましたように、紛議は確かに……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 社会労働委員会 第7号(1972/03/16、32期、日本社会党)

○中村(重)議員 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律及び原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、社会、公明及び民社三党を代表し、その提案の理由を御説明申し上げます。  昭和二十年八月六日、人類史上最初の原爆投下は、一瞬にして、広島の人たち、続く九日は長崎の人たちと、三十万の生命を奪い、両市を焦土と化したのであります。幸いにして一命を取りとめた人たちも、この世のものとは思われない焦熱地獄を身をもって体験し、原爆の被爆という一生ぬぐい去ることのできない宿命を背負わされ、あるいは原爆熱線による痛ましい傷痕のゆえに悲歎にくれ、あるいは放射能……

第68回国会 社会労働委員会 第9号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 私ども社会、公明及び民社三党から、御承知のとおり、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律及び原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案、これを提案をいたしておりますが、このことに対しての見解を伺ってみたいと思っております。  まず第一に、障害年令の支給の点ですが、御承知のとおりに、政府は認定被爆者に対して一万円、それから健康管理手当を支給をしているわけですが、ところがこの支給は、いわゆる認定被爆者に対する手当にいたしましても、むしろこれを拡大をしていく方向ではなくて縮小していく方向ですね。金額は据え置きですけれども、対象となる認定被爆者というものは減っている……

第68回国会 社会労働委員会 第11号(1972/03/30、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 ただいま議題になりました、私どもが提案をいたしております法律案に関連をいたしまして、若干お尋ねをいたしたいと思います。きょうは文部省の初中局長に出席を求めておりましたが、何か個人のやむを得ない事情で、地方課長かわって出席しておられるようですから、地方課長にお答えをいただきます。  被爆者に対して全般的な手厚い援護措置が講じられていない、そういったことから、非常に健康を阻害をされておる被爆者が、援護措置を強く求めるという立場に立ちまして、各地域は言うまでもなく、各職場等においても被爆者の会というのを組織をしておるという現状に実はあるわけです。「被爆教師の会」というのが全国的に組……

第68回国会 商工委員会 第6号(1972/03/28、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 きょうは大臣が予算委員会の総括でこの委員会へ出られないと思ったので、いろいろと資料でもってお尋ねしようと思ったのだけれども何も持ってきていません。そこで調査室から出していただいております資料を見ましてお尋ねするのですが、沖繩海洋博の参加国が見通しとしてどうなるだろうかということは私どもも関心事であるわけです。国際博覧会条約でもって日本が三十二番目の締約国になっておるわけですね。現在何カ国が加盟しているのかわかりませんが、万国博覧会では、国際博覧会条約の加盟国はたしか三十四カ国であった。それに対して全体の参加国は七十六九国であって、国際機関が四つであったわけですが、そうなってま……

第68回国会 商工委員会 第10号(1972/04/07、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 久良知公害保安局長にお尋ねしますが、佐世保市に海上自衛隊針尾弾薬庫が設置をされておると思うのですが、その設置の経過と、それから付近の状況等について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 承認の申請があったのが四十六年三月四日ということでしたね。もし違っておればまたお答えのときでけっこうです。  そこで、弾薬庫設置について付近の採石場からの反対があったのではないかと思うのですが、その点いかがですか。
【次の発言】 申請があったのが四十六年三月二十四日、その前一月十八日に福岡通産局に、採石場というのはおそらく麻生組のことであろうと思うのですが、それが通産局へ来訪、円満解決……

第68回国会 商工委員会 第13号(1972/04/14、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 大臣は、参議院の予算委員会等かけ足で各委員会を回っておられる。着席早々でたいへん恐縮なんですけれども……。  新聞紙上で、OPECと包括協力協定、原油直接取引を行なうメージャーの支配体制を目ざすためにそうしたことを考える、あるいは石油資源政策を転換をして産油国と共同開発を行なう、また資源外交に乗り出す、秩序ある調整、保有国と協定を結ぶ、各紙を私は切り抜いているわけですが、同僚委員の質問に対してそこまではまだ固まっていないのだというお答えがあったようでありますけれども、これは通産省としては、資源問題を重視しておられる、海外開発を強力に推進をしていかなければならないというような観……

第68回国会 商工委員会 第14号(1972/04/18、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 企業局長にお尋ねいたしますが、本改正案が、消費者保護の観点から割賦販売業者の義務を拡大する、そのためにローンつき販売業者にもこの義務を課する、さらにまた互助会等もこの法の対象にしようというようなことになっているようでありますが、従来は罰則がなくて訓示規定にすぎなかったわけですね。今度は違反行為に対する罰則を新設するということになっていますが、これはどうなんですか。従来違反行為が非常に多くて、そこで消費者が保護されないという点から、消費者保護を重視するという観点から罰則を新設することにされたのか。いま一つは、対象拡大をしたということから罰則規定が必要であるという考え方に到達をさ……

第68回国会 商工委員会 第15号(1972/04/19、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 田中参考人にちょっとお尋ねをいたしますが、実はこの割賦法案を昭和三十六年に制定をいたします際に、第七条の「所有権に関する推定」「割賦販売の方法により販売された指定商品の所有権は、賦払金の全部の支払の義務が履行される時までは、割賦販売業者に留保されたものと推定する。」支払いをしてしまわなければ所有権というものは購入者側に移らない。もちろん占有権はあるわけです。それから途中で売り手がその商品を引き揚げようとする場合に、売り主は二十日以上の催告期間を置かなければ契約解除ができないとか、契約解除の場合、売り主が買い主に請求する損害賠償の額を制限するとかという制限規定はあることはあるの……

第68回国会 商工委員会 第16号(1972/04/25、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 参議院の予算委員会が開かれておりまして、政府委員の出席の時間的な関係がありますから、まず自治省の佐々木税務局長にお尋ねをいたします。  私どもは悪税として個人事業税を撤廃すべきであるということをかねがね主張いたしておるわけであります。なかなか自治省もそこまで踏み切らないで今日に至っておりますが、この個人事業税の撤廃についてどのような考え方をお持ちなのか、まずその点を伺ってみたいと思います。
【次の発言】 お答えのように、三十六万円の事業主控除が六十万円に四十七年度から実施されるということは承知をいたしておるわけですが、御承知のとおり、退去には農林漁業関係も事業税が賦課されてお……

第68回国会 商工委員会 第17号(1972/04/26、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 矢島局長にお尋ねいたしますが、日米繊維協定で、メートル法ではなくて――御承知のとおりメートル法は世界的に普遍性を持っている。このメートル法を計算単位に使わないで、ヤードということでやったのはどういうことなんですか。
【次の発言】 専門家の加藤先生がおられるので、まあこれは肯定しておられるようですから、いろいろまだお尋ねしたいことがありますけれども、きょうは時間がありませんから、この計量法の問題についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  この公害測定器の精度、性能、これは他の測定器と比較をしてみると、進歩が非常におくれているように感じるんですがね。原因はどこらあたりにあるので……

第68回国会 商工委員会 第18号(1972/05/10、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 経済企画庁長官にお尋ねをいたしますが、離島の医療の問題に対しましていまお答えがあったわけですが、抽象的にはいまのお答えというようなことはいつも繰り返されてきたわけですね。ところがもう離島の医療問題というのは抽象的な問題で解決することはできないのですよ。それでは解決しない。今回白浜離島振興審議会会長が代表となりまして、私ども提案者となって一部改正案を提案をいたしております。正直申し上げてどうにもならぬということです、政府の重い腰が上がらないから。だから法律を改正をして、ここでひとつ積極的に政府を突き上げる、これ以外には離島の医療問題の解決はあり得ないのだという考え方なんです。で……

第68回国会 商工委員会 第19号(1972/05/11、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 谷村委員長にお尋ねをしたいのですが、いま岡本君から具体的な商品を持ち込んでいろいろと問題指摘があった。あなたの答弁をずっと伺っていたんですが、どうも谷村委員長は、文学的表現であるとか、まだそこまでは法的な問題としては干渉し過ぎるとか、それから景表法の第四条第三号の指定の問題であるとか、非常に遠慮をしておるような感じがしてならないですね。慎重であるということは私は非常に大切なことだとは思うんです。だがしかし、その慎重さというものが、ともするとメーカーサイドで事を運ぶという結果になり、消費者がその犠牲になるということを非常に恐れるわけです。ですから、谷村委員長としては、独禁法並び……

第68回国会 商工委員会 第21号(1972/05/16、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 一時からの本会議の関係で、参考人の皆さんには十分お答えをいただくことができないこと、たいへん申しわけなく思っておるわけですが、先ほど来近藤参考人あるいはその他の参考人からもお触れになりましたように、何としても私どもも政府間協定を阻止しなければならぬと一緒にがんばってまいりましたが、国会決議というのが歯どめにならなかった、これを無視されてしまったということについては、非常に憤りを持っております。しかしこれで自信を失うことなく、廃棄を目ざしてがんばっていく決意でありますから、お答えがございましたように、どうかひとつ業界もそういうことで努力をしていただきたい。冒頭にひとつ要請をいた……

第68回国会 商工委員会 第23号(1972/05/19、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 いま岡本君から台湾条項等についていろいろ質疑がありましたが、大臣のいまのお答えは、中国の関係が正常化すると自然にこれが解決をしていくのだというお答えでありましたけれども、同時に中国との関係も非常に前向きに進んでおるというようなことでございますが、この間から中国の繊維調査団が来日されましていろいろと日本の繊維の実態、実情を調査して帰ったようでありますが、中国の繊維調査団の調査の結果、その後どのような動きがなされておるのか、その点についてひとつお考え方を、考え方ということよりもその状況をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 日米繊維協定等の影響で深刻な打撃を繊維業界は受……

第68回国会 商工委員会 第24号(1972/05/24、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 田中通産大臣に、対外経済緊急対策推進について、昭和四十七年五月二十日に対外経済政策推進関係閣僚懇談会で、財政金融政策の機動的展開であるとか、輸入促進対策、輸出取引秩序の確立、資本輸出対策、外貨の活用対策、経済協力の推進、緊急立法措置、こういったような決定をされたようでございますが、この中から外貨活用の問題について、決定の内容、それから具体的にこれをどう推し進めようとなさるのか、それら点についてひとつ考え方をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 詳細にお答えいただいたわけですが、そこで、外貨は大体どのくらいあるのですか。

第68回国会 商工委員会 第25号(1972/05/25、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 きょうは、これから先の運営の問題についてはまたあらためてお尋ねをすることにいたしますが、自治大臣が十二時四十分ごろ見えられるそうでありますから、きょうは田中大臣の答弁はあまり制限をいたしませんから、どうぞひとつ十分に抱負を述べていただきたい。  まず大臣に、同僚諸君への答弁をずっとお聞きしておりますと、本法案は全国的な開発計画である、その他の首都圏整備であるとか、あるいは近畿圏であるとか、あるいは産炭地であるとか、農村工業導入であるとか、その他諸計画は、これは地域開発で、たいへん違うところだというようなお答えに実はなっているわけですが、なるほど本計画は、小さい一都道府県である……

第68回国会 商工委員会 第26号(1972/06/02、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 官房長いますね。――官房長にお尋ねする前に特許庁長官にお尋ねをしますが、特許庁の庁舎ですね。これは私がいまさら説明申し上げる必要もありませんが、たしか庁舎の新築は四十七年度という説明であったと思うんです。おそくとも四十八年度くらいには新しい庁舎を建設する。それにまたいろいろ機械設備等の説明もあったのですが、その計画はどういうことになっておるのか、一応その点をお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 第二期工事というのは、いまの通産省のところに建設をしている庁舎のことですか。
【次の発言】 官房長にお尋ねしますが、いまの旧庁舎を取りこわして、新しい庁舎をつくるための調査費が……

第68回国会 商工委員会 第27号(1972/06/05、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 技術上の問題については石川委員からお尋ねをいたしたようでありますから、出光参考人に、この附則の第六条で、土地収用法の一部を改正する、パイプライン事業を土地収用法の対象にするんだ。ところが、このパイプラインは、近隣の住民に対しては便益を与えるということが全くないわけですね。それだけではなくて、私は、安全性という問題について地域住民が非常な不安を持っているということは、新しい事業でありますだけに、想像以上なものがあるであろう。そのことは、計画の予定地域になっておりますたとえば千葉県であるとか、あるいは神奈川県であるとか、相当強い反対が行なわれておるということでも明らかであると私は……

第68回国会 商工委員会 第29号(1972/06/07、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 大臣に先日も同僚議員から若干お尋ねをしたのでしたが、東京瓦斯から三二・二%の大幅料金値上げの申請がなされて、その後公聴会等も開かれておるようでございますが、この点に対して値上げの理由が何なのか、また通産省はこれに対してどのような方針でお臨みになろうとお考えになっておられるのか、その点について考え方をひとつお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 大臣がいまお答えになりましたように、十二年間料金が値上げされていない。さらに、新しい設備を――引き込むというのは設備であろうと私は思うわけです。さらにパイプライン事業というのを東京瓦斯がいまやっている。そういったことが設備の高騰と……

第68回国会 商工委員会 第30号(1972/06/09、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 きょうは限られた時間であります。二、三十分の時間しかないわけですから、具体的な問題は後日お伺いをいたしたいと思っておりますが、いま加藤委員から環境破壊、公害の問題についていろいろ指摘なり質疑があったわけですが、いまストックホルムで開催をされております国連環境会議に大石環境庁長官が日本代表として出席をしているわけですが、会議において演説をされ、その内容も報道されておるわけで、その前に長官の記者会見等も行なわれておるわけでして、日本の道は歩むな、日本の公害のあり方、企業優先ということについて相当痛烈な指摘をみずから行ないながら、これは反省であろうと思うのでありますが、日本政府とし……

第68回国会 予算委員会 第16号(1972/03/15、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 大臣のいろいろ時間的な都合があるようでございますので、 私がきょうお尋ねしたいと思っておりますのは、自動車損害賠償保障法の運用の問題、それから通産大臣と経済企画庁長官の所信表明がございましたので、そのことについてお尋ねをしたいということと、さらに中小企業に対する財政金融上の問題、さらに経済の見通しの問題等々についてお尋ねをしたいわけですが、先に自動車損害賠償保障法の運用の問題でお尋ねをいたします。  運輸大臣は、自動車損害賠償保障法の目的は、これは第一条にあるわけですからおわかりでございましょうが、この法の運用が目的に沿って行なわれておるという理解、認識といいますか、そういう……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 商工委員会 第2号(1972/08/22、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 中曽根大臣にお尋ねしますが、いま大臣がお入りになったときに、日ソ経済委員会石油委員会の訪ソ専門家代表団の報告がなされて、それに対して簡単な質問が行なわれたわけでありますが、通産大臣としては、チュメニ石油計画の推進についてどのような態度を持ってお臨みになろうとしておられるのか、簡単でけっこうでありますから考え方をお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 各般にわたってお尋ねをしてまいりたいと思うのですけれども、両大臣の時間の関係から、十分な時間がとれないわけであります。したがいまして、簡潔にお尋ねをしてまいりたいと思うのですが、ただいま有田経済企画庁長官のごあいさつの中で、……

第69回国会 商工委員会 第3号(1972/09/13、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 議事進行。いままで委員から質問に関連して参考人を呼んでもらいたいという申し出があった場合は、所属する党の理事にあらかじめ相談をして、その取り扱いについて話し合いをしたはずです。松平委員からそのような申し出があったとするならば、当然私に相談をしてしかるべきであった。しかし、いま松平委員から質問があるまで、けさの理事会にも何らそのことについては触れておられない。委員長としては怠慢じゃないか。
【次の発言】 諸案件にわたって質問申し上げます。  その前に、経済企画庁長官の時間の関係もありますから、私があとで質問をいたしますガス料金等の値上げに関連をいたしますので――公共料金の値上げ……

第69回国会 商工委員会 第4号(1972/10/03、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 それでは液卵輸入の問題で大蔵省と農林省にお尋ねをいたしますが、中国との国交正常化によって、中国からの農作物の輸入が増大することが予想されるわけですが、特に、生産が増大をして、品質も非常によくなってきました液卵の輸入、これは卵の生産農家にしましても非常な脅威を実は感じているわけですが、この点に対する見通し、それから、四十六年度の実績とか、あるいは四十七年度の計画、それらの点について一応の御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 もう少し親切に答弁してくださいね。質問は、四十六年度の実績がどうであったか、四十七年度の計画がどうなのか、それから、非常に品質もよくなっているので、今……


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 商工委員会 第1号(1972/11/07、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 もうすぐ十二時ですから、午前中簡単に質問をしまして、午後に引き続いて質問いたします。  基本的な問題について質問しますが、一九六〇年代と七〇年代とでは援助計画は異なると私は思うのだけれども、その点について考え方をお示しいただきたい。
【次の発言】 いまお答えのように、量的には、国際機関における愛知あるいは福田演説によってGNPの一%ということが明らかにされているのだし、それから政府援助というようなものもこれはもっと高めていかなければならぬ、これはしばしば政府が明らかにしてきているところです。それはわかるのです。いまお答えになりましたことも私の質問に全く触れていないのではないの……

第70回国会 商工委員会 第2号(1972/11/08、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 増田貿振局長にお尋ねしますが、貿管令による輸出の抑制は、業界の納得がなければその実行は不可能ではないかと思うんですが、まあ協力をしている業界もあるようではありますけれども、全般的に見て業界の感触はいかがですか。
【次の発言】 十八品目を考えているようですけれども、これを拡大することもあり得ますか。
【次の発言】 いま答弁を伺っていますと、貿管令に対する期待感というものが相当あるように感じられたのですけれども、具体的効果というものをどの程度評価というのか分析をしていますか。
【次の発言】 田中総理は、ハワイにおける日米首脳会談から帰ってきて、両三年の間にGNPの一%程度に貿易収……


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各種会議発言一覧(衆議院32期)

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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 商工委員会流通問題小委員会 第1号(1971/05/21、32期、日本社会党)

○中村(重)小委員 それぞれ御説明をいただいたのですが、考え方はよくわかるわけです。問題は、どうしてこれを具体化するかということではないでしょうか。これを具体化するための問題点は何か。それをどうして克服するか。それから、いまいろいろおあげになりました問題を具体化していくための目標年次といったようなものも必要ではないか。いわゆる何カ年計画というようなことも当然考えてみなければならぬであろう。また政府資金を相当投入していかなければならないであろう。一般会計の出資あるいは財投といった、相当大幅の政府出資が必要になっていくであろう、こう思うのです。それらの点に対しては、大体どのような試算をしているのか……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第2号(1971/02/20、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 ただいま原油の値上げの問題について質疑が行なわれたわけですが、聞いておりまして、楽観に過ぎるのではないかという点を感ずることと、それから、非常に不安を感ずるのです。  ということは、大蔵大臣その他各大臣がお答えになりましたように、関税の引き下げであるとか、それから電力料金であるとか、あるいはまたタクシー料金、そういったものの引き下げ、あるいは引き上げを認めない――これはわかるのです。タクシー料金にいたしましても、いつまで上げさせないかわかりませんけれども、この原油の値上がりとは関連なく、タクシー料金の値上げは当分認めないのだという方針を政府は明らかにしてきたのです。電力料金に……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○中村(重)分科員 大臣にお伺いする前に、厚生省の所管だと思うのですが、都道府県では保健所が担当している米飯提供登録制度というのが実はあるわけです。――担当者はお見えですか。これがどのようになっているのか。私は、これをやめるべきであるとかあるいはそのままの形で継続すべきであるというような意味で結論を持ってお尋ねをすることではないのですが、これが非常に形式的に流れているということなのです。手数料を四百五十円取るわけですね。全国で百万店舗くらいありましょうから、約四億ぐらいの手数料が実はあがる。実際それでは切りかえのときにそうした衛生上の調査なんかやるのか。やらないのですね。ただ書類を出さして、判……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○中村(重)分科員 どうもわずかな時間ですが、日本のいまの政治を動かしている重要な存在である福田大蔵大臣に対して基本的な点で見解を伺ってみたいと思うのです。  予算編成の時期となりますと、大臣御承知のとおり各都道府県、市町村その他諸団体がわんさわんさと陳情に上京をしてくるわけですね。そして大臣にも、それから編成のまっただ中にある各部局の方々に対しても、応接にいとまがないといったようなことで、たいへんな苦労であろうし、また仕事にも支障があるのじゃないか。何とかしてこれをやめさせられないものか。陳情のために使う費用というものは、人によっては三十億だとか五十億だとか、百億くらい使われているのじゃない……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1971/12/15、32期、日本社会党)

○中村(重)小委員 どうも参考人の方、おそくまで恐縮です。  荘局長のほうで資源問題の検討というものをまとめてもらいました。滝口石連会長にお尋ねしたいのですけれども、三つの方式をあげているわけですね。単純輸入方式と融資買鉱、経営参加。この単純輸入方式は、先ほどあなたからお話がありましたように、メージャー本位で、量にしても価格にしても向こうさんまかせだという形になる。融資買鉱ということになってくると、相手側企業に融資をして、それに伴うところの量を引き取るということになりましょうが、この量のふえた分というのはこれはまた相手側の意向によってきまるでしょうし、価格もそのとおりなんですね。そうなってくる……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第1号(1972/05/23、32期、日本社会党)

○中村(重)委員 わずかな時間でありますし、また松平委員のほうからの質問もありますので、できるだけ時間を短くいたしましてお尋ねしたいと思います。  なお、藤井参考人はただいま委員長が申されましたように時間の関係があるようでありますから、私が藤井参考人にお尋ねをいたしまして、次に樋上、伊藤両委員の質問を続けていただきたい、そういうようにお取り計らいを願いたいと思います。  藤井参考人に、お尋ねというよりも、実は御意見を伺いたいわけですが、先ほど、一番問題点である、本計画を推進をしてまいりますと起こってくる土地の値上がりということ、この問題が私どもも一番重大な関心を持っているところであります。土地……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○中村(重)分科員 私は健康を害して湿布しておりますから、カッカとならぬようにしたいと思います。  いま小林君から指定券の話が出ていましたが、これは議論の分かれるところだと思いますけれども、まだやっているのじゃないかと思うけれども、あの発駅着席券というやつは改めてないですね。時間がないからそれは答弁は要りません。私はこれは違法だと思うのです。発駅着席券というのは、大臣、運賃以外の料金です。これは法律のどこを見ても、それを取ってよろしいというのはないのです。それを取っているのです。これはけしからぬ話だ。 実は私は総裁に質問したことはないのだけれども、そんなことはいかぬです。整理券はいいのです。と……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○中村(重)分科員 簡潔にひとつお答え願いたいと思います。  七十歳以上の老人に対して医療の無料化、これは社会福祉の前進という立場から、私はそれなりに評価をしたいと思います。ただ残念なことは、所得制限をつけたということ、それから寝たきり老人等はやはり年齢を引き下げるべきじゃなかったのか、こう思うのですが、この点はどうしてこういうふうな措置がとられなかったのか、いかがですか。
【次の発言】 将来の検討問題ということよりも、大臣、これはもう当然おやりになるべきだったと思うのですよ。それから非常に高額な――それなりにわかるような気がするのだけれども、今日の核家族化、意識の変化というのも、非常にあるわ……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○中村(重)分科員 自治大臣の御決意のほどを伺ってみたいと思うのですが、四十七年度の国の予算並びに地方財政計画というものを明らかにされているわけですね。国の国債発行が一兆九千五百億、それに政保債が四千億でしょう。地方債が一兆七千億、さらにその中でも政府資金というのが五四%で例年よりも低いわけですね。それで短期で非常に金利の高い公募債、縁故債というようなものが、非常に金額が大きい。交付税の伸びは例年二二%ぐらいでしょう。ところが四十七年度の見通しでは六・九%、こうなっておりますね。地方自治体の公共事業に対するところの負担というものは非常に大きい。かてて加えて借金財政ということになってまいりますか……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○中村(重)分科員 大臣に……。最近大臣も御承知のとおり、公共企業体等でマル生運動というのがたいへん物議をかもして問題化しております。国鉄等はその責任者が処分をされるといったような事態にまで発展をしたわけです。全逓マル生、これも私どもの党のほうでは調査をいたしました。具体的な不当労働行為という問題が実は出てまいっております。  私も先般税関版マル生ともいわれるような不当労働行為の問題について調査をしてみたのです。一昨日でしたか、予算委員会の大蔵省所管の分科会で水田大蔵大臣また担当局長にその事実を指摘をしてまいりました。時間の関係もありますから詳しくは申し上げませんが、二つの組合があるわけです。……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○中村(重)分科員 大臣、ひとつ簡潔に歯切れよくお答えをいただきたいのですが、この前、予算委員会の一般質問で、歩積み・両建ての問題を指摘してきたんですが、大臣から御答弁をいただく時間がなかったので、大臣もうお聞きでしょうか。内容については省略します。  歩積み・両建ての問題は、大蔵省がいろいろとすでに指導をやっていらっしゃるが、銀行というところは、大蔵省の指導をわれ関せずえんでもないのだろうけれども、なかなか頑迷で、指導に従わぬ。これではいけないと思うのです。金融も非常にゆるんでいることだし、いまこそ私はこれをやらなければいかぬと思うのですが、いかがですか。


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 商工委員会流通問題小委員会 第1号(1972/10/04、32期、日本社会党)

○中村(重)小委員 いまいろいろお話を伺ったのだけれども、それぞれの立場があるので、それなりの主張というものは理解ができるわけですけれどもね。この百貨店法の改正案が国会に出てまいりますと、皆さんに来ていただくかどうかは別として、関係者はまた参考人として来ていただきますから、その際に詳しく御意見を伺いたいと思っております。  ただ一、二点お尋ねをしておきたいのですけれども、先ほど山木さんの御意見の中で、百貨店法にこだわらず流通近代化促進法という商業立法の実現を指向する云々、こういったような御意見があったわけですね。これはどういう意味なのか。百貨店法の改正よりも全体を一つの法の中に含めて立法したほ……



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データ更新日:2023/02/05

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