このページでは中村重光衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○中村重光君 私は、日本社会党を代表して、今日きわめて深刻な問題となっておる国民の生活必需物資の異常な価格の高騰、さらには、その犯罪的な役割りを果たしている商社、大企業の不当な投機について、政府の所信をたださんとするものであります。(拍手) 総理が、日本列島改造論を提唱してはなばなしく登場しましたとき、私たちは、日本列島総買い占めにつながるのではないかときびしく批判したところであります。半年を出ずして、この批判は的中をいたしました。 土地開発業者に転じて数年にすぎぬ者が、軽く七億から八億の資金を投じてプロ野球球団を買い取るほど高い利益をあげ、大資本が、農業の生産手段としての採算など無視して……
○中村(重)議員 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律及び原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 昭和二十年八月六日、人類史上初の原爆投下は、一瞬にして、広島の人たちを、続く九日は長崎の人たちをと、合計約三十万の生命を奪い、両市を焦土と化したのであります。幸いにして一命を取りとめた人たちも、この世のものとは思われない焦熱地獄を身をもって体験し、あるいは原爆熱線による生涯消えることのない傷痕に悩み、あるいは造血機能障害、その他の原爆後遺症に苦しむなど、病苦、貧困、孤独の苦痛にあえぎながら、かろうじ……
○中村(重)委員 私も、日防空法に基づいて犠牲になった方が援護法の対象にならないで積み残されておったことに対して数年来――大臣が社労委員会の主というようなことで一番御存じでございますが、これを援護法の対象として遇すべきであるということを主張してまいりました。その結果、警防団員に対しまして七万円の特別支給金が交付される。それから長崎医大の学生、看護学校の生徒に対しまして、これまた警防団員に先んじて七万円の特別交付金が支給をされているわけです。 しかしながら七万円の一時金だけではなくてこの援護法の対象として、遺族に対しては遺族扶助料を支給をしていくということが当然ではないかということに対しまして……
○中村(重)委員 高橋公取委員長に、最近の生活必需物資の高騰に関連をいたしましてお尋ねをいたしますが、御承知のとおりに、木材であるとかあるいは土地であるとか、また生活必需物資といたしましては大豆、小豆、最近は食管制度の中にありますところの米の投機すら伝えられているわけです。こうした商社の買い占め、売り惜しみ、このような生活必需品の投機というものは国民生活を破壊するきわめて重大な問題であると私は思うわけです。こうした情勢の中で、日本の法律というものはほんとうに国民を守るためになければならないのだけれども、国民を守るために適当な法律はないのかということを考えてみますと、不十分でありましょうけれども……
○中村(重)委員 局長に二、三点お尋ねをいたしておきます。 この機械類信用保険法の一部改正でもってリースを保険の対象にする。私は、単純に、リースといったようなことがアメリカから導入をされて、そして相当これが成長発展の方向にある、だからいろいろと事故も起こってくる、だから保険の対象にするのだということだけでなくて、現在の産業構造というものが重化学工業から知識集約型の方向へ進んでいくということと無縁であってはならないと思います。そうした観点から中小企業の近代化ということにウエートが相当置かれているように思うのですが、単に文字の上で中小企業の近代化ということを強調するにとどまることなく、具体的に中……
○中村(重)委員 この第三条の役員の増加なんだけれども、事業団の常任理事、いま何名いるんでしたか、これを二名増加するという必要性はどういうことですか。それだけ答弁してもらって、大臣にあと……。
【次の発言】 大臣がいまお見えになりましたが、むずかしい問題ではございませんので、常識的な点から大臣に要望しておきたい。
いまこの事業団法の改正ということで、金属鉱物探鉱促進事業団が、金属鉱業事業団ということに名称を改める。しかも、非常に重要な鉱害防止という役割りを果たす。そうした業務の拡大に伴って、現在の四名の理事を二名増員をして六名にする、いま局長からお答えがございましたように、その役割りと申しま……
○中村(重)委員 吾妻先生にお伺いいたします。 先ほど来、森参考人からも、また原口、森嶋両参考人からも、この国内鉱物資源はきわめて安定した供給源である、また、海外の鉱物開発の母体であるという点から、その重要な位置づけということについての御意見があったわけであります。ところが、いま政府が進めていこうとする知識集約型ということは、やはり産業の転換あるいはまた国際分業化というようなことが要求されているわけであります。 鉱物は、先ほど来御意見もございましたように、また私どもがいろいろなデータを見ましても、なるほど銅は二〇%を割っている、だけれども、亜鉛にいたしましても鉛にいたしましても、三四%ない……
○中村(重)委員 きょうは大臣も御出席ですから、鉱業政策全般にわたってお尋ねをいたしたいと存じておりましたけれども、時間もおそくなってまいりました。したがいまして、鉱業政策が直接この鉱害防止二法との関連性もございませんから、いずれあらためて鉱業政策の問題につきましてはお尋ねをいたしたい、かように思っております。 ただ、私どもがこの鉱害二法を数日間にわたりまして慎重に審議をしてまいりまして、鉱害対策が十分にその機能を発揮していくためには、鉱害源の処理と同時に土壌の汚染あるいは健康被害、農作物に対する被害の処理、補償、これらのことが計画的かつまた総合的に実施されていくのでなければ、私は鉱害問題の……
○中村(重)委員 先ほどから質疑応答を聞いておりますと、各政府委員の答弁、なかんずく齋藤化学工業局長の答弁は、現在のセメント不足というのは不可抗力だ、また将来の見通しについても、韓国からの緊急輸入だとか、あるいはセメントの不需要期に入るとか、これは私はたいへん甘いと思っております。そうしたことでは問題の解決にならない。このメーカーの売り惜しみといったことがないと確信を持っているのかどうか。それから建設会社の大手が困ってない、相当ストックをしているという事実をお調べになったのかどうか。 それから、この間、通産省に各大会社をお呼びになっていろいろ注意を与えたり、あるいはいろいろと考え方を聞かれた……
○中村(重)委員 各参考人とも、消費者保護の第一線に立っておられるだけに、たいへん参考になる御意見を聞かしていただいて、敬意を表したいと思います。まず第一に、消費財安全対策小委員会の委員でいらっしゃる大友参考人にお尋ねをいたします。
この審議の過程で相当突っ込んだ御審議になったのだろうと思うのでありますが、この製品の安全確保について、国と民間の役割りがそれぞれあるわけでありますが、国の役割りというのはこの程度でいいというようにお考えになっておられるかどうか、いろいろ御議論があったことだと思いますから、一応伺ってみたいと思います。
【次の発言】 時間の制約がございますので簡潔にお尋ねをいたしま……
○中村(重)委員 十七分間という時間的制約の中で質問しますから、まとめて質問いたします。答弁は簡潔にお願いいたします。 まず公取委員長にお尋ねをいたしますが、商品の投機ですね、とりわけ商社の買い占めに対しまして、公取は独禁法第四十条を発動して強力な調査活動を展開し、これを処分すべきであるということで質問いたしましたが、公取委員長はそれに対しまして、初めはやれないということでしたが、私が具体的な条文をあげての質問に対しまして、やれる、これからやりますという答弁がなされたのであります。その後四月七日の新聞であったと思うのでありますけれども、「独禁法抵触の疑い」「売惜しみ協定の可能性」「物価抑制へ……
○中村(重)委員 公取委員長にお尋ねをいたしますが、前回の質問の際、何しろ十七分間の質問でございましたから、往復十七分間では全く質疑にもならなかったわけですが、最近の商品投機の問題に伴って、大きく浮かび上がってきたのは、大商社、特に六大商社が支配力を強めるために、関連企業の株式を取得するという傾向が非常に強まった。これは大きな弊害をかもし出してきているところの要因の非常に重要な問題点であろう、私はそのように思います。公取はこれらの点に対しましてはもちろん関心を持っていらっしゃると思いますが、独禁法の観点から、どの程度これに関心を持ち、この実態を把握し、また、これに対処しようとお考えになっていら……
○中村(重)委員 さきに通産省並びに中小企業庁が全国の主要輸出産地九十八についての影響の調査結果を発表したわけですが、その後さらに影響の度合いが深まるのではないかという見通し等も立てておったようでございますから、その後の影響がどのように出ているのか、具体的にひとつお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 中小企業庁のほうで影響の度合いについて資料を出されているわけですが、それによると、「前回のショック前の水準と横ばいないし低下している産地が六割を占め、今後も四割の産地は一そうの低下」をすると予想される。「休廃業、倒産もすでに延べ六十一産地九百六十一企業で発生、今後も当面六十九産地で約九……
○中村(重)委員 ただいま提案いたしました附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行にあたり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 中小企業金融の円滑化を図るため、無担保保険の付保限度額の引上げを検討すること。 二 各種保険の保険料率の引下げについてさらに検討するとともに、特に公害防止保険の保険料率の引下げを図ること。 三 信用保証協会の保証料率の引下げについて指導すること。 以上であります。 本決議案の各項目の詳細につき……
○中村(重)委員 通産大臣が資源外交の第一歩として中東に行かれたことは評価をしたい。現地の反応についてはいまお話を伺ったわけですが、大臣は現地で受けた感覚、これを今後どう生かしていこうとお考えになっておるのか。たいへん時間の制約がございますのできょうはじっくりお伺いすることができませんが、いろいろ新聞報道等もございますので大臣の今後これを生かしていくことについての考え方をお示しいただきたい。
【次の発言】 いま大臣がお答えになりましたことは、産油国が日本に迫った資源外交の原則というように理解をしてよろしいわけですか。
【次の発言】 大臣は、イランで石油消費国連盟に不参加の方針を明らかにされたわ……
○中村(重)委員 本法案の質疑が同僚諸君から展開されてまいりましたが、私が感じることは、研究開発の課題であるとか、あるいは機構の財政規模、業務運営の方法、人的構成、こうした点に政府は必ずしも明確な答弁をしておられないですね。政府自体が自信がないような法律というものはそう拙速主義でやるべきではないのであって、むしろもっと慎重に検討して、政府に確信がついた段階で提案されるということがいいのではないかと私は思うのですが、その点大臣は、この総合研究開発機構について今後どのような確信を持って進めていこうとお考えにたっていらっしゃるのか、伺ってみたいと思います。
○中村(重)委員 いつも理事会で申し上げておりますが、与党の出席は、先ほど野間君の指摘もありましたが、委員長、何人ですか。こういう状態で委員会の運営ができるのかどうか。委員長の答弁はあえて求めませんが、明日からの審議には、こういう状態では委員会の審議は行なえないということをはっきり申し上げておきたいと思います。 経済企画庁にお尋ねをいたしますが、離島振興法を制定いたしまして二十年でございます。離島の振興に際しましては、公共事業を中心として高率補助で事業を行なってきている、それだけではなくて、文教、厚生関係に対しても、離島の振興のために高率助成を行なうべきであるという方向で私どもは法律の改正等……
○中村(重)委員 森口次長にお尋ねいたします。 本法案と、小規模企業事業対策の中の小企業経営改善資金融資制度――今度新たに創設をされたわけですが、これと直接の関係はないように思うのだけれども、この点についてお尋ねをするわけです。 あなたのほうの大蔵省に対するところの概算要求というのは骨格らしいものがあったのだけれども、予算査定の段階においては、おつき合い程度で大蔵省が中小企業庁の顔を立てたというので骨格らしいものはなくなってしまった。この点に対してどのようにお考えになっておられるのか。これは、大蔵省から禿河主計官もお見えでございますから、それぞれお答えをいただきたいと思います。
○中村(重)委員 いろいろ同僚諸君の質問に対する答弁で運用の面についてもわかってまいりましたが、なおだめ押しをする意味で質問をいたしておきます。 たとえば、いま宮田委員の質問に対して三十店舗程度が必要である、こうお答えになったわけです。三十店舗でもって組合を組織するということだろうと思うのですが、うち三分の二が中小小売商業ということになりますね。三十店舗というのは、必ずしも三十店舗軒を並べて中小企業があることはない。その中には大きな会社もあるだろう、あるいは個人の住宅だってないとは言えないですね。ですから、実際運用の問題のときに小売商業者が期待をしておることとはそぐわないような面が出てくるの……
○中村(重)委員 板川質問に関連をしまして、武藤自治政務次官並びに橋口経済企画政務次官にそれぞれお尋ねをいたします。 御承知のとおり、政府は従来生産第一、産業優先の施策をとってまいりました。これに対しまして、現在政府が進めていこうとする方針は、国民福祉、生活優先に切りかえていこうという方針を明らかにしておるわけでありますが、そうした考え方でまいります場合に、電気ガス税のあり方というものが、その政府の切りかえていこうとする方針に沿っているのかどうかという点であります。電気ガス税の非課税範囲というのは第四百八十九条に明記してあるわけでありますが、現在電気ガス税の税収は一千五百億、この四百八十九条……
○中村(重)委員 本改正法案と日本列島改造論に伴う国土総合開発及び工業再配置法との関連はどういうことになっているわけですか。
【次の発言】 田中総理が通産大臣であらわれたときに工業再配置促進法、この過密、過疎の状態、これは大臣も御承知のとおりで、田中さんが声を大にして言われることは、工場が過密地帯に集積をしているということ自体公害が起こるのは当然じゃないか、したがって、公害をなくするためにも工場の再配置をやらなければならないということであったわけです。私どもは、むしろそれであるならば工業再配置基本法をつくる必要があるのではないかということを主張してきたわけです。当時の田中通産大臣としましても、……
○中村(重)委員 時間の関係がありますから、法律案にしぼってお尋ねをいたしますが、最後に公正取引委員会に百貨店の特殊性の問題について、同僚委員から質問した問題を避けて質問をいたします。
まず端的に伺いますが、大臣、百貨店法の改正の必要性はどういうことですか。
【次の発言】 この法律案の成立によりまして、いま大臣お答えになりましたように消費者利益というものがどう守られていくのか、また前進をしていくのか、並びに小売店の立場を考えたとおっしゃいますが、小売店の利益というものがこの改正によって守られるというのか、前進をするということになるのか、その点をひとつ詳しく具体的にお聞かせをいただきたいと思い……
○中村(重)委員 井狩、中内両参考人にお尋ねをいたします。 先ほど井狩参考人から、本法案について積極的に賛成の意を表せられたわけであります。問題は、今回のこの改正法案が、外からは資本の自由化攻勢である、内からはスーパーの攻勢から百貨店を守る、これが百貨店法案を改正する主たる理由であるということを言われてまいりました。私どもは、そのねらいがどうあろうとも、春野参考人からもお話がございましたように、消費者の利益が守られ、さらに井狩参考人が、中小小売商との共存共栄をはかってまいりたいという主張でございましたから、そのことが中身として満たされておるならば、これに賛成をすることにやぶさかではないわけで……
○中村(重)委員 理事会の申し合わせもございますので、二、三点にしぼって緊急な問題ですから大臣に見解を伺っておきたいと思います。 御承知のとおりに、水銀やPCBによる海の汚染ですね。人体に影響がないという、その許容量を越え、魚が汚染されるという事態が起こってまいりまして、そして熊大の武内教授の第二水俣病、第三水俣病というのが発生する。追っかけるように厚生省は、基準量というのを大臣御承知のとおり、たとえばアジの場合は十二匹以下はいいのだと発表したのですね。ところが、大臣は魚がお好きかどうかわかりませんが、私は魚がたいへん好きでしてしょっちゅう、一日一回魚を食べなければならぬぐらい好きなんです。……
○中村(重)議員 私から補足してお答えいたします。
十一月一日にこの規則が施行されております。したがいまして、この時点において稼働しておるところの織機、それを基本にいたします。したがいまして、この法律案が成立をいたしました直後に告示をする、そのように考えておるわけであります。
【次の発言】 私からお答えいたします。
先ほど野間委員、いままた荒木委員からいろいろ御指摘がございますが、提案者である私どもの考え方と全く逆である。私どもは零細企業者の救済をどうするか、このまま放置したならばいまのような通産省の繊維行政のだらしなさ、これを放置したならば、もっと零細企業者は困るであろう、ここで歯どめを……
○中村(重)委員 大臣の、私の質問に対する統一見解に基づいて質問を進めてまいりたいと思いますが、与党のこのような出席の状態では審議を進めるわけにはまいらない。五名の理事の中で一名はやむを得ない事情で退席をされたようでありますけれども、ほかはわからないのですね。委員長は常任委員長会議に行っているようでありますからやむを得ないといたしましても、このような出席状態で野党に協力を求めるということ自体、あまりにも与党の誠意がなさ過ぎると私は思う。きょうの理事会でも、この法案の採決が行なわれたあとに、中小企業基本法の改正について審議してほしいということであった。私どもはそれに協力をすることにやぶさかではな……
○中村(重)委員 出席が非常に悪いようですので、もっと委員の出席に委員長の特段の配慮をひとつ要請いたします。 法案に入ります前に通産大臣にお尋ねをいたしますが、昨日、一昨日の二日間、日米の経済合同会議が持たれたわけでありますが、今回の会議は、伝えられたように通商政策の第二ラウンドの問題が中心であったと思うわけであります。また、流通産業の一〇〇%資本の自由化という問題が小売業の自由化という形になってまいりますので、中小企業に及ぼす影響というものも非常に大きいわけであります。いろいろな問題が議論されたようでありますし、なかんずく通商問題が中心であっただけに通産大臣の舞台がほとんど中心ではなかった……
○中村(重)委員 ただいま提案いたしました附帯決議につきまして、私からその趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 中小企業者の範囲の改定等のための中小企業基本法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、中小企業基本法制定後十年の経過と最近の中小企業をとりまく内外情勢の変化にかんがみ、長期的視野に立脚した中小企業政策を積極的に推進するため、さらに一層の努力を傾注するとともに、特に本法施行にあたり、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一、中小企業関係予算及び財政投融資の大幅な拡充強化を図るとともに、特に小規模企業に対する施策を格段に充実し、中……
○中村(重)委員 屋内用の電線が不足しているという問題について、各委員からこの問題を取り上げられ、政府の考え方も一応わかったわけですが、質疑応答を伺っておりましても、また、大臣が、例の電気工事業者の三千名大会に出席をされてのあいさつ、あるいはその他いろいろな機会に大臣から通産当局としての電線不足に対してたいへん迷惑をかけたということについての遺憾の意の表明、また、今後積極的に取り組みをして、できるだけ早い機会にいまのような深刻な状態をなくすようにしたいというように、誠意のある態度を示しておられると私は思っているわけですが、ただ、どうも明確な需給に対する見通しであるとか、あるいは方針が示されてい……
○中村(重)委員 この法律案の目的並びに定義を読んでみますと、「人の健康をそこなうおそれがある化学物質による環境の汚染を防止するため、」それから定義の二項のロに、「継続的に摂取される場合には、人の健康をそこなうおそれがあるもの」ということにしぼりがかけられているわけです。したがって、本法案は、人の健康のみに限定をしているということになりますが、これをもっと広く環境全般にわたって規制をするという措置をおとりにならなかった理由について御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、いまお答えのようには理解をしていないわけですが、あとでその点についてお尋ねをしてみたいと思います。
アメリカで……
○中村(重)委員 三十分以内に質問を終わりたいと思いますから、簡潔にお尋ねをいたしますので、答弁もそういうことでお願いいたします。
通産大臣は、物価対策特別委員会に御出席になりまして、四国、関西電力、また大阪瓦斯の料金値上げの問題について質疑を受けられた際、原価主義のあり方について検討しなければならないと、電気事業法等の改正を示唆する答弁をしておられるようであります。次期の通常国会等において法改正に踏み切る決意をお持ちなのかどうか、ひとつお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 それに関連いたしましていろいろお尋ねしたいこともありますけれども、またの機会にいたしておきます。
飯塚基礎産……
○中村(重)委員 現在の情勢について通産省並びに経済企画に対していろいろお尋ねしたいこともありますが、私の県で軍艦島といわれる炭鉱の閉山がありまして、就職の問題その他きわめて深刻な問題がありますので、その点を一応お尋ねいたしたいと思います。 伝統的に非常に古い山でありました長崎県の高島町軍艦島といわれる端島の山が閉山をするということになってまいりました。ところが、閉山ということになってまいりますと、あとは全く人一人も住めない島であるわけです。 そこで、いま就職先について調査をいたしておりますが、離職者の約七〇%は長崎市周辺で就職を希望しているようであります。また、この炭鉱の閉山に関連をいた……
○中村(重)委員 大臣にお尋ねをしてみたいのですが、先般石油問題が非常に緊迫をしてきたということから中近東諸国に行ってきたわけですが、アメリカに対する不信感というよりもむしろ対立感ですね、対決感、それから日本に対してもアメリカの政策に追随する姿勢、またイスラエルとアラブとの関係については、中立であるとか等距離であるとかというようなことに対して感情として私どもが受け取ったのは、日本の今日の高度経済成長、そのことは安い油を使って、そのことが日本の経済発展に大きくつながっている、にもかかわらず、アラブに対する理解を示さない日本の態度というのは、納得できないというよりも、むしろけしからぬといったような……
○中村(重)委員 時間の関係もありますので、意見をできるだけ避けまして、簡潔にお尋ねをいたしたいと思います。 最近の雑誌であるとかあるいは新聞報道等、ドル引き下げの問題に関連をいたしまして感じることは、アメリカがほんとうにドルを防衛しようとする意思があるのかどうかと実は疑わしく思うわけです。あとでお尋ねしてみたいと思いますけれども、ニクソン大統領の経済報告だとか、あるいはまたシュルツ財務長官の談話、いろいろなものを読んでみましてもそう感じるわけですが、今度のドル一〇%引き下げ、これによってアメリカの国際収支というのが改善されるというように日本政府は見ておられるのかどうか、そこらあたりの考え方……
○中村(重)委員 いま森井委員の質問に対して大臣はお答えになっておられたのですが、被爆者に対する対策については手帳の一本化と制度的な問題を含めまして、歴代大臣が進めてきた施策と比較をいたしまして、確かに私は齋藤邦吉大臣の被爆者に対する取り組みは前進的なものがあるということを率直に評価をいたしたいと思うのです。ですけれども、被爆者援護という問題については、大臣、原理的な上に立った対策をやはり考えていくのでなければ、根本的な被爆者対策ということにならないのじゃないでしょうか。戦傷病者戦没者遺族等援護法が国家補償の原理に立っているわけですね。それにもかかわらず、被爆者援護というものが社会保障の上に立……
○中村(重)委員 まず内田参考人に申し上げたいわけです。 それぞれ各参考人から貴重な御意見を伺ったわけですが、十一条の「割当て又は配給等」について、いわゆる企業整備という形に発展していくのではないかという御意見であったわけです。もちろん私どもも参考人の皆さん方の御意見を聴取いたしまして、その後に政府に対する質疑を展開をしてまいります。しかし私どもは、企業整備ということがあってはならないと考えております。その点に対しましては御意見のとおりに対処してまいりたいということを申し上げておきたいと思います。 さらに、時間の関係がございますので各参考人から御意見をお伺いすることができないわけでございま……
○中村(重)委員 力石先生にお尋ねをいたしたいのですが、先ほどの御意見は、日本の産業政策はどうあるべきかという点から、まことに傾聴に値する御意見であると拝聴したわけです。ですが、現在石油に依存をしているというこの現実は否定をすることはできない。してみますと、急激な混乱を避けていくという点から、私どもといたしましては、いま政府が提案をいたしております法律案を修正いたしまして、これを成立させなければいけないのではないかという考え方の上に立っているわけであります。 その点からいたしまして、この法律案は前段と後段の二つに分かれている。前段は、現在行なっておる行政措置という域を出ない。問題は、法案の第……
○中村(重)委員 三十八時間三十七分という長い精力的な審議をやってまいりましたが、私が締めくくりの形の質問をやることになるわけであります。 ずいぶん同僚諸君が質疑をいたしましたけれども、私は修正作業と並行いたしておりましたので、同僚諸君の質疑を実は聞いていない点が非常に多いわけであります。したがいまして、重複する点も多々あるであろうと思いますが、短い時間でございますので、簡潔に質問いたしますが、御答弁もひとつ簡潔にお願いいたしたい。 時間の関係もございますから自治大臣にお尋ねをいたしますが、その前に、通産大臣、もうこの石油の問題は十一条の割り当て、配給というような、まあ何と申しましょうか、……
○中村(重)委員 通産大臣にお尋ねをいたしますが、予算委員会で私が関連質問で石油製品は、新聞報道によると五〇%ないし六〇%値上げをするということが報道されている。また、その後の新聞でも大体六五%程度の値上げをしなければならないのではないか、通産省としては、その値上げが固まったような報道であるわけです。私は、予算委員会の関連質問でも申し上げたように、便乗値上げでずいぶんもうかっているんだから、これをまだ相当長い期間にわたって吐き出させる必要がある、また、それだけの余裕があるんだという考え方の上に立っていますから、この際、通産大臣から考え方をひとつ明らかにしておいていただきたいと思います。
○中村(重)委員 通産大臣にお伺いいたしますが、いま板川委員から指摘されたように、昨日の私の質問にも出た問題ですが、指導価格といったようなことですね。これを通産省設置法の三条二号、四条の二十六号でできるのだという解釈ですが、私もこれは無理だと思っております。やはり国民生活安定緊急措置法あるいは石油需給適正化法をつくったということは、いま大臣がお答えになりましたような、三条二号とか、あるいは四条二十六号といったようなことでやることができない、法律をつくって初めてそれができるのだというような解釈をすべきだというように私は思います。まあこの点はもう少し掘り下げて、時間をとって検討いたしたいと思います……
○中村(重)委員 通産大臣にお伺いいたしますが、私は本委員会におきましても大臣にお尋ねをしたのでしたが、例の四十六年の公取の価格カルテルに対するところの問題に対して、密田石連会長が予算委員会に参考人として出席をした際に、通産省の指導でやったということについてお尋ねをいたしました。ところが大臣は、みずからお答えにならないで、山形エネルギー庁長官をして答弁をさせたわけです。大臣も御承知のとおりに、密田会長がその後予算委員会においての発言は間違いであった、通産省の指導によってやったのではないということでこれを取り消しをいたしております。私自身も、密田会長の予算委員会における発言のときは、先般の委員会……
○中村(重)委員 関係各省の見解をただしますが、対馬の東邦亜鉛のカドミウム汚染問題は、御承知のとおりに企業側が隠蔽工作をやったという事実が明らかになってまいりました。これに対して関係各省はその責任をどのように感じておられるのか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 隠蔽工作はいつからいつまで続けられたんですか。
【次の発言】 神出福吉氏は上流に対して汚染された土砂を散布したことはない、こう言っているといういまのあなたの答弁ですね。通産省は神出元所長を呼んで事情聴取をやっていないのでしょう。そうすると、神出元所長が上流に対して汚染された土砂を散布したとは言っていないということは、何を根拠にそう……
○中村(重)委員 外山中小企業庁長官に、中小小売商業振興法による特定高度化資金の融資ワクはどの程度になっていますか、それから四十八年度、本年度の実績がどうなっているのか、その点伺います。
【次の発言】 それでは外山長官、あとでけっこうです。
金融引き締め、あるいは石油ショック等々から一般中小企業は非常に苦境におちいっているわけです。なかんずく、下請企業が支払い手形は、前回の委員会でも申し上げたと思いますが、非常に短くなって、それから受け取り手形というのはこれもまたたいへん期間を縮めるというので、非常に苦しい、しかも深刻な状態におちいっていると思うのですが、いま下請が置かれている現状認識という……
○中村(重)委員 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案は、大臣はきょう初めて御出席になったわけです。外山長官は十分勉強されて大いに奮闘された。まず理解はできたわけであります。私どもこれを賛成の方向でいきたいと考えております。ですけれども、質疑応答の中で将来に期待する問題が非常に多いわけです。その点から意見を申し上げまして大臣の見解を伺ってみたいと思っているのですが、普通保険を今度は三千五百万から五千万に引き上げる、無担保保険を三百万から五百万に引き上げるということになったわけですが、現在のところの平均額が非常に低いわけなんです。普通保険の場合に五百万に達しないですね。無担保の場合におきまし……
○中村(重)委員 時間の制約がありますので、意見を申し上げないで、端的に大臣にお尋ねをしてまいります。 石油製品の値上げに政府は踏み切ったわけですが、キロリットル平均価格が八千九百四十六円ということになりまして、きょうの本会議でも大臣は述べられたのでありますし、当委員会におきましても、大臣が石油製品の値上げについての姿勢と申しましょうか、考え方を明らかにしてこられましたのは、便乗値上げでもうけたものをみんな吐き出させるんだ、また物価の問題等々を考えて値上げを慎重にやっていくということであったわけです。従来の大臣のそうした考え方というものからいたしますと、今回の石油製品の値上げというのは、便乗……
○中村(重)委員 通産大臣に、昨日、電力料金の値上げの問題に関係をいたしまして質問をしたわけです。その前に、参議院の商工委員会で、同じく電気料金の問題について質問がなされて、それに対して答弁をしておられるわけであります。参議院では、電力料金の値上げの問題に対しましては、質問者が社名をあげて値上げの問題について質問をしたようでございます。それに対しまして通産大臣は、電気事業法に基づいて会社の経理内容を調べた結果を明らかにされて、さらに順序は会社別に、経営が苦しい東京電力、続いて中部、中国、関西、九州、四国、こういう順序になるということを明らかにされて、それからは記者の推測記事になるわけであります……
○中村(重)委員 岸田部長おられますね。
先般私は、当委員会において電気工事の保安に関する問題について質疑をいたしまして、十分検討するように申し上げておいたわけですが、その後、電気事業法の改正の問題、保安協会の強化の問題、電気工事業者に対して保安義務を負わせる問題等々いろいろ調査研究に当たられたと思いますが、結果がおわかりでしたら、結果というのか、考え方ですね、それをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いま検討している中身ですね、私が冒頭申し上げました電気事業者がかつては保安検査をし、その検査に基づいての保安責任というものを持っておった。ところが、電気事業法の改正に基づいて、屋内……
○中村(重)委員 通産大臣にお伺いしますが、国連の資源総会に対するわが国の考え方――資源国のほうでは資源の恒久主権を主張している、また資源に対する国有化あるいは所有権の移転をする権利を主張しているといったこと、また国際石油資本に対する、国際石油資本のあり方というものはどうあるべきか、今回の石油の値上げに対しても、日本に対する支配権を持っているという立場から相当圧力をかけてきたということも事実であるわけです。それらの点から大臣の忌憚のない考え方というものをお示しいただきたい、こう思うわけです。
【次の発言】 この前の石油消費国会議でも、アメリカはイニシアチブをとるといったような点が露骨にあらわれ……
○中村(重)委員 齋藤局長に考え方をただしますが、同僚諸君の質疑に対する答弁等を伺っておりまして、私が率直に感じることは、消費者保護ということで何かやらなければならない、そういうことで審議会に諮問をして答申がきた、それで今回の改正案になったということのようですが、この法律改正案の内容そのものは問題はないと思います。しかし、この改正案に基づいて行政運営が十分やれるのかどうかということになってくると非常な不安が私はあるように感じるわけです。ただいまの近江委員の指摘、全く私もそのとおり感じているわけです。 そこで、この改正に基づいて国や地方公共団体が監視体制をどう強化をしていくのかということですね……
○中村(重)委員 通産大臣に伺いますが、新聞の報道によりますと、大口三十社のC重油値上げの値上げ幅が非常に不足をしておるという理由によって供給削減をしておるという事実が明らかになったと伝えられているわけですが、それについては事実なのかどうか、また、対策について検討することも伝えられているわけですが、どのような対策をもってこれに対応しようとしておられるのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 政府は、民族糸の会社については若干、先般の石油製品の値上げについて無理もあるのではないか、公式の席上ではありませんが、非公式にはそのようなことも伝えられてはいるわけです。これも新聞報道でございますが、山形エ……
○中村(重)委員 通産大臣にお尋ねをしますが、この電気料金の値上げは、通産大臣は五月の中旬から下旬にかけて認可をする方針であるということを明らかにされたこともあるわけですが、また新聞の報道によりますと来月だというようにも伝えられている等々で明らかではないわけですが、もう経済企画庁に持ち込んでおるというようなことも間違いないようでありますから、大体何日ごろ認可をしようという御方針なのか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 値上げ幅ですが、申請の一〇%カットということが常識みたいにいわれていたわけですが、通産省としては五五%から五六%平均で値上げ幅は考えている。ところが、けさの新聞の……
○中村(重)委員 大堀参考人にお尋ねいたしますが、あなたのほうは当然とは申しながら、石炭の使用に創意くふうをこらして努力をしておられるということについては敬意を表するものであります。 先般新聞で読んだのですが、長崎県の松島に火力発電所の建設を行なうということで現地におもむかれる、あるいはまた地元の長崎県知事と話し合いをするといったようなことがなされております。環境調査をしなければはっきりしたことはわからないでしょうが、地質、地形といったような点から、その可能性についてはどのようにお考えになっておられるか、またどの程度の石炭をお使いになるのか、地元との話し合いを進めておる内容を含めてお聞かせを……
○中村(重)委員 公取委員長と通産大臣にお尋ねをいたしますが、いまの公取の告発に関係いたしまして、楢崎委員からの指摘があったように、非常に不明朗な点があるわけであります。さらに石連が、生産調整については通産省がヒヤリングをやった、通産省の指導によってこれはやったのであって、石連が窓口になって、生産規制とか生産調整をやったのではない、そういうことを言っている。こうしたときに、例の問題となった通産省と公取との間に取りかわした覚書なんというものに、ものをいわせようというような形になりかねない。しかし、公取委員長は委員会においても言明をしたように、覚書というものは、カルテルを一切これを認めないのだとい……
○中村(重)委員 矢野基礎産業局長にお尋ねいたしますが、通産省の指導で三菱製鋼長崎工場の合理化が進められてきたわけです。第一次合理化、第二次合理化、また第三次合理化が計画されておるというふうに伺っているわけですが、通産省に対して調査方を要請をいたしておきましたが、その経過についてお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 その第三次計画によると、長崎工場のほうに残る従業員の数はどの程度になりますか。
【次の発言】 第一次計画の際に、長崎工場に従業員は千三百名を確保する将来展望を与えて、労働者の納得を会社側は得たわけです。ところが、その後、第二次計画等によって、第一次計画の際、労使の間に協……
○中村(重)委員 熊谷次長にお尋ねをしますが、液化石油ガスの産気率の問題でたいへん混乱をしているようですが、この産気率は確定しておったのではないかと思うのですが、そこのあたりの事情はいかがですか。
【次の発言】 私の記憶するところだと、昭和四十八年二月一日からLPガスをメーター販売をするようになったとき、当然のことでありますけれども、産気率を想定をしてメーター料金を定めた、そして取引をしておったと思うのです。その産気率はLPガス十キログラムに対して四・二ないし四・五立方メートルとして全国的に実施されていたのではないかと思うのですが、いま次長からお答えになった最近の産気率の問題で混乱――全国を四……
○中村(重)委員 大臣にお尋ねいたしますが、自動車排気ガス五十一年度規制について賛否両論、たいへん問題化しているわけですが、中公審の部会答申に対する総会においての検討経過、それから結論の見通しと申しますか、それらの点について一応伺ってみたい。
時間の関係がありますので、簡潔にお尋ねをいたしますから、答弁も簡潔でけっこうです。
【次の発言】 大都市の調査団の報告というのを新聞紙上等を通じまして私ども知ることができるわけですが、それによりますと、五十一年度規制は可能という結論を出しているようですね。ところが、通産省は、森口局長が環境庁に申し入れをやるとかあるいは通産省自体でのいろいろなこれに反す……
○中村(重)委員 先国会で当委員会の附帯決議がつけられたわけですが、御承知のとおり「政府は、被爆者が現在もなお置かれている特別の状態と被爆者の援護対策充実強化の要望に配慮し、今後被爆者の援護措置全般にわたる制度改善を図ること。更に政府は本法の施行に当たり、次の事項についてその実現に努めること。」こうあるわけですが、これを生かすためにどのような措置をおとりになったのか。いま提案されております改正法案では附帯決議の趣旨が生かされたというようには必ずしも理解できないわけでございますが、この点について基本的な問題ですから一応大臣からお答えをいただきまして、具体的な点については局長からお答えをいただきま……
○中村(重)委員 河本大臣に考え方を明らかにしていただきたいと思いますのは、中小企業省の設置の問題であります。同僚委員から当委員会においてあるいは本会議におきましても各党からその設置の必要性について強調されているところですが、どうも政府の態度というのは反対なのか賛成なのか、消極的な答弁が最近は非常に強いようです。河本大臣も、田中前総理の考え方を本会議においてお聞きになっておられると思うのでありますけれども、田中前総理からは、中小企業省の設置について期待が持てる答弁がなされているわけです。これは議事録を見ませんとはっきりいたしませんけれども、設置するとはっきり言い切ったとも考えますが、設置をする……
○中村(重)委員 立地公害局長にお尋ねをしますが、四十九年三月、対州鉱山の鉱害隠し事件が発覚をいたしましてから通産省はどのような措置をとってきたのか、お聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの答弁でも明らかにされたわけですが、先般、新聞の報道によりますと、福岡鉱山保安監督局は司法捜査に踏み切ったということでございますが、その経緯はどういうことになっておりますか。
【次の発言】 いまのお答えで事件の概要は大体わかったわけですけれども、もう少し内容を詳しく御説明できたらひとつお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 四十九年三月八日にいまお答えになりましたような事件が発覚をしたこと……
○中村(重)委員 高圧ガスの取り締まりを強化していくということは必要なことなんだ。ところが、同僚委員からもいろいろ質疑が行われて、政府としても制度的に改める点は改めていく、保安強化のために万全を期していくという答弁があったわけですが、願望ではだめなんで、いままでどの点がよくなかったのか。今後、たとえば関係官庁との連絡調整というものをどう進めていくのか、それから地方自治体に多くの仕事を担当してもらうことになるわけですから、地方自治体との関係はどうするか、制度の面、機構の面、予算の面、人の配置の問題等々具体的な方針が明らかにされなければ、私どもといたしましても単に願望にすぎないということで納得がで……
○中村(重)委員 島田参考人にお尋ねいたしますが、直接利権を持っていないために不利益というのか、あなたの方が業務の遂行がうまくいかないという具体的な事実としては、どういうことがあるのですか。
【次の発言】 そうすると、その相手国というのか、資源保有国ですね、それは、公団が直接利権を持つということをむしろ歓迎するというようにお考えになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 あなたの方が民間と一緒に行って話をするということはよろしいのだし、信頼感というものも持つだろう。しかし、民間はコマーシャルでやりますね。公団即国なんだから、そこで国がこの権利を持つということは、恒久主権という点からある種の圧力……
○中村(重)委員 増田長官にお尋ねをいたしますが、「海外における石油等の探鉱をする権利その他これに類する権利の取得」というようにありますね。「その他これに類する権利の取得」とあるのは、開発の権利と、開発は当然探鉱に伴って出てくるわけだけれども、「これに類する権利」というのはどういうことでしょうか。
【次の発言】 探鉱と開発が一緒になっているということだと、探鉱をする権利というのに入るんだろうと思う。そうすると、「その他これに類する権利の取得」というのは何か、「これに類する」ということは何かということになる。
【次の発言】 この法律案の審議を通じて同僚委員から特に強調されたのは、資源保有国の恒久……
○中村(重)委員 長官にお尋ねしますが、最近の倒産の状況、それから見通し、その他倒産に関連して、倒産の推移と申しますか、原因、そういったことについて、簡潔でけっこうですからお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 この不況対策として、中小企業庁の方でも、民間金融機関に対する融資の要請あるいは政府関係金融機関に対する不況対策融資ということをやっていらっしゃるのだけれども、窓口で、特に倒産防止のために特別の融資のやり方と申しますか、そういった配慮というものがなされておるということを具体的に把握しておられますか。
【次の発言】 私はあえておざなり対策だということは言わないのだけれども、いまあなたがお触……
○中村(重)委員 わが党の同僚諸君から相当長時間にわたって質疑をいたしておりますから、私は二、三点についてお尋ねをしたいのです。
同僚諸君からも触れられたことですが、分類について伺うのですけれども、御承知のとおり現在公開並びに公告の分類表示をしているわけですが、これがどうも不正確だという批判が非常に強いわけですね。あるものは非常に詳しく表示している、あるものは非常に不十分だということなんですが、それらの点に対して長官としての見解はいかがですか。
【次の発言】 齋藤さん、私の耳にいろいろな批判が入ってくるんだから、いま技術的な問題だからと言ってそれは担当者の答弁があったんだけれども、長官だから……
○中村(重)委員 通産大臣にお尋ねをいたします。
新聞報道等によりますと、灯油の指導価格を撤廃するということが伝えられているわけです。ところが、これに対しまして、灯油の価格の上昇につながるという反対運動も活発であるようであります。私もそれは当然なことだと思うのでありますが、なぜに撤廃をしなければならないのか、その理由等について、また具体的な方針についてお聞かせいただきたいと存じます。
【次の発言】 いまのお答えもわからないではないのでありますけれども、いま不需要期に入った、また秋になりますと需要期に入ってくる、それまでの間に積み上げをしていなければならないのだ、そうしなければ需要期になってか……
○中村(重)委員 通産大臣にお伺いしますが、この造船業の不況というのは全く深刻なんですが、この不況の対策について、大臣に、どうお考えになるかということでお尋ねしたことがあるのですが、それに対して大臣は、いろいろ考えておられる対策についてお答えがあったわけですが、そのお答えの中では具体的な対策についてお話があったのですけれども、どうも大臣の答弁にもかかわらず、そうした対策が講じられているようには見受けられないわけですね。大臣は特に海運関係の専門家でいらっしゃるんで、その実態はよくおわかりになっていらっしゃるわけですから、実態について申し上げることは、時間の関係もありますから省略をいたします。 ……
○中村(重)委員 時間の制約がありますから、総理に率直にお尋ねをいたしますが、通産省が今日まで実施してきた産業政策は、行政指導を中心にして、独禁政策に優先をしてきた姿が一貫した姿であると私は言えようかと思うのであります。
そこで総理は、独禁政策の位置づけ、特に行政指導と独禁法との関係についてどう考え、今後どう対処しようとしておられるのか、率直な所見をひとつ伺ってみたいと思います。
【次の発言】 今回の改正案は、戦後初めて独禁法の強化を図るものであるという点については評価をいたしますが、しかしその内容はまことに不十分なものだと言わなければなりません。したがって、総理は、次期改正を目指して引き続……
○中村(重)委員 公取委員長にお尋ねをいたしますが、昨日板川委員の質問に対して高橋公取委員長は、通産省設置法で価格や生産調整をやることは間違いだと明確にお答えになったわけです。しかし、御承知のとおり業界は、通産省の行政指導でナフサとかC重油の値上げを実施しているわけです。この扱いをどうするのか、不当カルテルとして排除措置を命ずる御意思があるのかどうか、その点お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 通産省が行政指導をやった。通産省が行政指導をやったことが、これは役所相手の独禁法違反ということがないことは明らかなんです。しかし、それに基づいて業界が話し合いをして、参考価格というのか誘導価格……
○中村(重)委員 齋藤長官に見解をお尋ねしたいのだけれども、いま、信用保険法の改正について特別小口保険を百五十万から二百五十万に引き上げたのは不況対策であるというお答えがあったのだけれども、そのとおりなのかどうか。
【次の発言】 不況対策として特別小口保険を百万円引き上げるということだとするならば、無担保保険であるとか、あるいはは普通保険であるとか、近代化保険といったものも同時に引き上げていくということが私は当然ではないかと思うのだけれども、その点に対する見解はいかがですか。
【次の発言】 現在の平均の付保額が非常に低いのだ、したがって、現在のところ引き上げる必要はないじゃないか、そういうこと……
○中村(重)委員 通産大臣に考え方をお聞きいたしますが、先般の委員会でも私は申し上げたのでございますが、第四次不況対策の中で中小企業に対する財投が四千八百億ということに決定をしたわけですけれども、しかしこれは年末融資ということになっているようですね。四十九年度の年末融資も四千五百億であったわけです。わずかに三百億積み上げておるにすぎない。これは不況対策といっても、いまのような深刻な不況の中における対策ということではなくて、そういう状況の中でなかったにいたしましても、三百億や五百億は貨幣価値が低下をしておるという実態の中で当然積み上げをしなければならないと考えるのです。ましてや、いまのような深刻……
○中村(重)委員 通産大臣に考え方を伺いますが、石炭とか重油の値上げを理由にして、北海道電力であるとかあるいはその他の電力会社、さらにはガスも西部瓦斯が値上げをやりたいということをそれぞれ表明しているようですが、大臣としては、申請があったらこれを受理する方針なのかどうかという点について、考え方をひとつお聞かせいただきたい。
【次の発言】 小松次官が、いま大臣がお答えになったように、年度内は認めないということを、新聞であったと思うのでありますけれども、意向を表面しておったようであります。いま大臣が、年度内は申請はないのではないかということは、通産省としては、石炭とか油の値上がりのために経営も非常……
○中村(重)委員 産炭地振興金の不正融資の問題について参考人にお尋ねをしたいのですけれども、エネルギー庁長官がまだ見えませんから、しばらくいたしましてからこの点に触れてまいりたいと思います。 いま中小企業庁長官との間に、年末融資の問題あるいは中小企業の事業分野の問題について質疑が展開をされておりましたが、長官に端的にお尋ねをするのですけれども、年末融資の問題について、四千八百億手当てをしたのだ、また民間金融機関も二兆五千億ぐらい手当てをしておるようだから、三兆円ぐらいになる、設備投資等が余り活発ではない、資金的にもそう大して困っていないように思われるというような印象を受ける答弁があったわけで……
○中村(重)委員 通産大臣に御見解を伺いたいのですが、先般の総合エネルギー調査会の「昭和五〇年代エネルギー安定化政策−安定供給のための選択−」と題する答申で、エネルギー政策の新理念を安定供給の確保に置いて、具体的にはエネルギーの安全保障、エネルギーの長期安定確保を図るということになっているようでございます。問題は、この理念に基づくエネルギー政策の各分野における具体的施策が十分に展開されているかどうかという点にあると私は思うわけですが、まず、この総合エネルギー調査会の答申を今後どう生かしていく方針かということについて、総括的に大臣の所信をひとつ伺ってみたいと思います。
○中村委員長 これより会議を開きます。
まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。
竹中修一君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、許可するに決定いたしました。
次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの竹中修一君の理事辞任に伴う欠員のほか、去る一月二十二日、伊藤宗一郎君及び粟山ひで君が委員を辞任されましたので、現在理事が三名欠員になっております。この補欠選任を行いたいと思いますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
○中村委員長 これより会議を開きます。
科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
最初に、佐々木国務大臣より科学技術行政に関する所信を聴取いたします。佐々木国務大臣。
【次の発言】 次に、昭和五十一年度科学技術庁関係予算について説明を聴取いたします。小山官房長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
質疑は後日に譲ることといたします。
次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時五十分散会
○中村委員長 これより会議を開きます。
この際、小沢科学技術政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。小沢政務次官。
【次の発言】 科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
科学技術振興の基本施策について質疑の申し出がありますので、これを許します。石野久男君。
【次の発言】 次回は、来る十二日水曜日、午後一時理事会、午後一時十五分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十九分散会
○中村委員長 これより会議を開きます。
去る五月六日本委員会に付託になりました日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、提案理由の説明を聴取いたします。佐々木国務大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明聴取は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
科学技術振興の基本施策について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小宮武喜君。
【次の発言】 次に、小宮山重四郎君。
【次の発言】 次に参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。原子力船「むつ」……
○中村委員長 これより会議を開きます。 科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。 原子力船「むつ」に関する問題調査のため、本日は、佐世保市長辻一三君、原子力船「むつ」問題を考える長崎県民会議代表鎌田定夫君、長崎県婦人団体連絡協議会会長小林ヒロ君、原子力船「むつ」活用国民運動推進協議会企画委員長佐藤経雄君、佐世保商工会議所専務理事志方清高君、長崎県漁業協同組合連合会会長住江正三君、原子力船「むつ」入港反対佐世保現地闘争本部長速見魁君及び長崎造船大学教授山川新二郎君、以上八名の方々に参考人として御出席を願っております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、……
○中村委員長 これより会議を開きます。
日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮崎茂一君。
【次の発言】 次は小宮武喜君。
【次の発言】 次に、科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。村山喜一君。
【次の発言】 次は上坂昇君。
【次の発言】 次は嶋崎譲君。質問者の持ち時間の関係がありますから、政府側は明快、簡潔に御答弁願います。
【次の発言】 午後二時四十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時五十六分休憩
○中村委員長 これより会議を開きます。
まず、請願の審査に入ります。
今国会、本委員会に付託になりました請願は、請願日程第一の「北海道における国立試験研究機関の暖房費等増額に関する請願」外同趣旨請願二件、合計三件であります。
本日の請願日程全部を一括して議題といたします。
すでに理事会でその取り扱いについて協議いたしたのでありますが、各請願の趣旨につきましては、すでに配付されております文書表によって御承知のことと存じますので、紹介議員の趣旨説明を省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
……
○中村委員長 これより会議を開きます。
科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
宇宙開発に関する問題調査のため、本日、宇宙開発事業団理事長島秀雄君に参考人として御出席を願っております。
質疑の申し出がありますので、これを許します。前田正男君。
【次の発言】 次は石野久男君。
【次の発言】 よろしいですか。
【次の発言】 午後一時より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。村山喜一君。
【次の発言】 次に、小宮武喜君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は……
○中村委員長 これより会議を開きます。 科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。 宇宙開発に関する問題調査のため、本日、宇宙開発事業団理事長島秀雄君、同システム計画部長山口弘一君及び参事平井正一君、以上三名の方々に参考人として御出席を願っております。 また、原子力船「むつ」に関する問題調査のため、日本原子力船開発事業団理事長島居辰次郎君及び同専務理事倉本昌昭君、並びに使用済み核燃料の再処理に関する問題調査のため、動力炉・核燃料開発事業団副理事長瀬川正男君に、それぞれ参考人として後ほど御出席を願うことになっております。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。前田正男君……
○中村委員長 これより会議を開きます。
科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 午後一時より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時一分休憩
【次の発言】 次は瀬崎君。
【次の発言】 有住気象庁長官が出席しているのだから、具体的な問題で課長でなければならないのだったら課長が答弁する、そういうことで、せっかく長官も来ているのだから長官で答弁できるところは長官がやってもらう、そういうことにしていただきたい。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後四時七分散会
○中村(重)委員 いまの森井委員の質問に対して、現地に行って被爆者と懇談をするというのは、広島、長崎ともにおやりになるという御方針ですか。
【次の発言】 認定患者の問題について、認定患者の申請に対する改善についてお尋ねをするのですが、最近、認定申請が却下される例が非常に多いわけですね。当初は認定申請をいたしますと、ほとんど認定をされておったわけですが、最近の状況ですと、四十八年が申請に対して六〇一五%、四十九年が四二・五〇%、五十年が三〇・五五%、十人の申請に対して三人程度しか認められない、こういうことなんですが、この認定の状況はどうなっているのか、まず、その点についてお聞かせ願いたいと思いま……
○中村(重)委員 齋藤中小企業庁長官にお尋ねをしますが、分野調整の問題について、河本通産大臣は、三十日の参議院予算委員会で中小企業と大企業の分野調整の問題に触れて、分野調整は必要である、しかし、当面行政指導でやるつもりで、立法化すべきではないといった答弁をしておるようでございますが、中小企業庁としての考え方はいかがですか。
【次の発言】 通産大臣は、分野調整が必要であるということはお認めになっている。いまあなたも、内容によるのだということを言われた。したがって、内容によってはいいということになる。だから、通産大臣が分野調整は必要であるということを答弁した、その真意はどういうことなのかということ……
○中村委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび委員各位の御推薦によりまして、引き続き委員長の職につくことになりました。微力ではございますが、誠心誠意、円満なる委員会の運営に努めたいと存じますので、委員各位の御指導、御協力を切にお願いする次第でございます。
はなはだ簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいま宮崎茂一君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
委員長は、理事に
梶山 静六君 佐々木義武君
……
○中村委員長 これより会議を開きます。
科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。石野久男君。
【次の発言】 次に山原健二郎君。
【次の発言】 次は、近江巳記夫君。
○中村委員長 これより会議を開きます。
科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。石野久男君。
【次の発言】 次は瀬崎博義君。
【次の発言】 午後二時十分より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時十七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。近江巳記夫君。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 理事会でお諮りいたしまして、そうした趣旨が生かされるように努力したいと思います。
【次の発言】 次は小宮武喜君。
○中村委員長 これより会議を開きます。
第七十七回国会、内閣提出、日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
ただいま議題といたしました本案につきましては、先国会におきましてすでに趣旨説明を聴取いたしておりますので、これを省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。佐々木義武君。
【次の発言】 次に坂本恭一君。
【次の発言】 御静粛に願います。
○中村委員長 これより会議を開きます。
科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。村山喜一君。
【次の発言】 次に山原健二郎君。
【次の発言】 次に近江巳記夫君。
【次の発言】 次回は、来る二十七日水曜日、午後一時理事会、一時十五分より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時五分散会
○中村委員長 これより会議を開きます。
科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。勝澤芳雄君。
【次の発言】 それでは、私から四点にわたって大臣にお尋ねをします。
当初は青森大湊湾にそのまま定係港として置いてもらいたいというので、鈴木善幸さんが代表として交渉に当たられた。それで来年四月までということで大湊港から出港する、こういうことに決まったわけです。御承知のとおり大湊港にはドックがない、修理設備がないわけです。にもかかわらず、大湊港に相当固執される。その次に長崎県対馬の三浦湾を選定なさった。三浦湾にももちろんドックもないし、修理施設……
○中村委員長 これより会議を開きます。
まず、閉会中審査申し出に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、閉会中もなお科学技術振興対策に関する件について調査を行うため、議長に閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
次に、第七十七回国会内閣提出、日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案につき、議長に対し閉会中審査の申し出をするかどうかの取り扱いについてでありますが、これについて各党より発言の申し出がありますので、順次これを許します。宮崎茂一君。
○中村(重)委員 通産大臣に見解をお伺いしますが、この事業転換は現在の造船不況を中心とするもろもろの不況業種があるのだからこれはやらなければいけないと思っているのだけれども、転換をしましても、新しい事業の方へ移っていくので、なまやさしいことじゃないだろうと思っているのです。したがって、不況対策というのを強力に推進をして、そして多少の縮小をやるということがあっても、企業の合併であるとか、その他近代化あるいは管理部門の合理化であるとか、ありとあらゆる対策を講じていく必要が優先されなければならないと思っているのですが、それらの点についての考え方、具体的な不況対策として講じておられる事項、また講じてい……
○中村(重)委員 法案審議に入る前に、通産大臣に伺います。
OPECが近く原油の価格を引き上げるということが伝えられているのですが、見通しとしてはどうなんですか。
【次の発言】 好ましいことかどうか別として、石油輸入国がそうした原油価格の引き上げに対してそれぞれ対応策といったものを講ずることもあり得るわけなんですが、各国のそうした値上げの動きに対する対応はどういうことなんですか。
【次の発言】 そうした産油国の政治的な価格引き上げということもあり得るかもしれないという段階で、メジャーがどういう動きを示しているのかという点と、それから、製油メーカーであるとかあるいは元売の中で価格の引き上げとい……
○中村(重)委員 時間の関係がありますらか率直に大臣にお尋ねをいたしますが、主任制度に関連をいたしまして発生した長崎県対馬美津島町の今里中学校で行われた教職員組合と校長との交渉が刑事処分や行政処分の事件へと発展をしたわけです。いわゆるこの対馬事件について県教育委員会から報告も来ておりましょうし、また主任制度の問題と関連をいたしまして、一番最初に発生をいたしましたそうした事件であるわけでありますから、文部省も重大な関心を持ってこれに対する調査、また対処の方法等いろいろと講じられたと思うのでありますが、そのことについて把握しておられる内容についてお答えをいただきたいと思います。
○中村(重)分科員 先日、大臣に電気ガス税の問題についてお尋ねいたしまして、前向きの答弁はあったのですけれども、どう考えても私は矛盾であると思います。抵抗を感じているのです。税収が千五百億、これに対して軽減額は五百三十億、しかも、その軽減額というのが、特定産業に対する減免措置ということになりますね。一般家庭用に対しての減免ということであるならば、私は電気ガス税の性格上わかるわけですけれども、依然として産業優先の減免、なかんずく名称は変えているのですが、内容としては輸出振興といったような形のものが私の精査する限り十五億程度入っているのではないか。これはきわめてうしろ向きであり、国の方針というよう……
○中村(重)分科員 大蔵大臣にお聞きしますが、流通産業の一〇〇%自由化という問題はたいへん重要な懸案事項となっておりますが、大蔵大臣としては、この点についてはどのようにお考えになっていますか。
【次の発言】 事実、流通産業の一〇〇%自由化等の配慮というものも私はあるのじゃないかと思うのですけれども、大企業だとか金融機関に株式が集中しているわけですね。個人持ちの株式がいま三分の一程度でしょう。法人持ちが三分の二。この原因はどこにあるのだろうか。あまり株式が大企業や金融機関に集中いたしますと、勢い系列化されてくるのですね。企業民主化を阻害するような弊害が生まれてまいります。その点について大臣はどの……
○中村(重)小委員 近藤参考人にお尋ねしますが、その答申の「第一に、固定化している現在の上場商品に関し、経済の実態に即応させるため、上場商品の法定主義を改める等上場及び廃止手続を簡素化すること。」というのがあるのですが、書いていることはわかるのですけれども、こうした答申をされるにあたっては、諸外国の例等を十分御検討されて、こういうものはやはり上場さすべきじゃないか、これは有名無実になっているのだからむしろこれを廃止すべきではないかという具体的な検討をおやりになったのだろうと思うのであります。その点についてひとつ伺ってみたいと思います。
○中村(重)分科員 私は、身体障害者の問題等をお尋ねをしたい点があるのですが、その前に大臣、最近厚生行政の中で非常に混乱をしている問題が二、三ありますから、それを関係局長のほうへひとつ指示していただきたいというように思います。 それというのは、これは環境衛生局長の所管なんですが、最近理美容の関係で、だいぶん風俗が変わったというのか、男がものすごく髪を長くする、それでコールドウエーブをやる、女は逆に刈り上げをやるというようなことになりまして、御承知のとおり、前は理容師法と美容師法が一本であったのが今度は別々になっているわけですね。それで、コールドパーマというのは男がやる場合、これは美容の部門か……
○中村(重)分科員 大臣、十八委員室と違って、ここは距離が短くて大臣と身近に話ができるように思うのです。いま上坂君の質問に対して、大臣はただ一間だけ答弁をしたが、基本的な問題は、わずか三十分で、議論をすることができないのだから、やはり大臣から答えていただく。具体的なことは大臣に答えてもらいたいとは言いません。そういうことで、ひとつ答弁を願っておきたいと思います。 いま上坂君からも指摘がありましたように、わが国の石炭政策は、スクラップ・アンド・ビルドということではなくて、スクラップにはスクラップ、こういうことで撤退作戦がとられてきた。計画にむしろ先行して、縮小の方向をたどったということが私は言……
○中村(重)分科員 大臣の見解をお伺いしたい。 石油ショックを受けて漁業者が、あるいは肥料値上がり等で農民がいまたいへん困っているようですが、御承知のとおり、石油ももうけを吐き出させるという通産大臣の態度表明というものがなされている。ところが石油の値段を上げてやらなければメジャーから供給規制をされるのだというので、まだもうけも吐き出さないうちに値上げをしようというような方針が決定された。私はたいへん不可解に思っているわけですが、時間の関係もありますから、中身について多く申し上げることを避けますけれども、メーカーもたいへんまだもうかっている。実際吐き出していない。卸もあるいは小売り段階において……
○中村(重)分科員 三十分という時間の制約ですから、端的に大臣にお尋ねをしてまいります。 伸び率二〇%を割るという、大臣もたいへん苦労された予算の編成である。その予算の編成の中に、どうも首をかしげざるを得ない、大企業を不当に擁護しているという感じの予算が計上されているのを見出すのです。通産省の予算になるわけですが、電子計算機産業振興対策費として百九十六億五千万円を計上しているわけです。この予算の中身を調べてみますと、高性能の新機種を開発するのだという理由でもって、富士通・日立グループ、日本電気・東芝グループ、三菱・沖電気グループの三グループに対する補助金ということになっている。実はこの二グル……
○中村(重)小委員 農林省にお尋ねしますけれども、卵価が不安定で値動きが非常にひどい。そのことは生産者にとってもたいへんなことだろうと思うのですが、同時にそれは消費者も困るということになるわけであります。この原因は、飼料の値上がりその他いろいろな面もあると思うのですが、同時にこの流通上の問題も多分にあるのではないかと考えるわけです。卵価の市況、ただいま私が申し上げましたような点について、農林省としての対策はいかがなものか、その点についてお尋ねします。
【次の発言】 卵価安定の方法として、いまお答えの点は私も承知をしているわけですが、この調整保管というものをもっと積極的にやったらどうか。それから……
○中村(重)分科員 質問したいことがたくさんありまして、一問一答する時間的余裕がありませんから、一応問題点を指摘いたしまして、後で一括してお答えをいただきたいと思います。 厚生大臣、言語障害の口蓋裂という、くちびるが割れている三つ口症というのがあるのですが、この障害者の口の中は変形をしておりまして、歯はあちこちにある、奥の方にも歯が生えているというようなことでして、この歯列矯正をやらなければならないということになるわけですが、しかし歯列矯正はおしゃれ行為として医療行為に入っていない。国保の適用もなければ育成医療の対象にもなっていないわけです。したがって、全額自己負担でやらなければならない。五……
○中村(重)分科員 消防白書によると、消防団員は減少の一途をたどっているようですが、これに対する対策をお聞かせいただきたい。
【次の発言】 消防団員は消防精神によって国民の生命、財産を保護しているわけですが、それかといって団員も働かなければ生活できない。いまお答えになりましたように、常勤消防団員は、これはまだ当然常勤としての給与があるわけです。非常勤の消防団員に対しましても若干の手当はあるわけですが、いまの程度の手当ではとうてい生活を維持していくことができないんではないかと私は思っておるわけです。五十年度の予算の内容を見ましても、若干の増額はいたしておりますが、これでは不十分であるというように……
○中村(重)分科員 大臣にお伺いします。
世界的な食糧不足で、国内の食糧の自給度を高めるという方針は審議会の答申等を通じて、一応大臣の意向等もしばしば表明されておるので、考え方はわかるわけでありますけれども、ところが農業用地の造成たとえば干拓であるとかあるいは開墾であるとか、そうした積極面においての計画は必ずしも明確ではないわけですが、その点に対する御方針はいかがですか。
【次の発言】 その農業用地の、お答えになりましたような数字を達成をするために開墾と開拓、その両面で、いずれが適切だ、また現実性があるというようにお考えになっていらっしゃいますか。
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