このページでは中村重光衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○中村(重)委員 いまの日野委員の質疑に対する答弁を聞いていると、科学技術庁はずいぶん金がだぶついているなと思って驚いているのですが、いまの係船料関係、あなたの方で予想していたことと佐世保重工が考えておったこととは違っていた、しかし、いずれにしても必要な経費は出さなければならぬ。どこかの予算に組んでいるのだろうが、係船料千百万ぐらい月間考えておったのが四千万。ずいぶん奮発したものだが、これは会計検査院は通るの、こういうことで。事前に相談でも)してみましたか。
【次の発言】 会計検査院からこれは文句がつくというようには考えていないのですか。
○中村(重)委員 それでは経企長官に先に質問しましよう。
公定歩合が引き上げられたんだけれども、経企長官としては、要するに経済見通しを立てていたわけだから、それに対して経済見通しが狂ったということだって言えるわけだけれども、その及ぼす影響というものは相当大きいものがある。その点に対しては、これはむしろ通産大臣の方がその影響をもろに感じておられるわけだろうから、お二人から、経企長官は経済見通しの点から、通産大臣は産業政策の面から、そのことによってどのような影響を及ぼすと見ているのか、それぞれお答えをいただきましょう。
【次の発言】 消費者物価は、いまのところスタグフレーションというところまでぼ……
○中村(重)委員 それでは、大臣がおくれているようですから、新エネルギーの問題について最初お尋ねしましょう。
この新エネルギーの開発計画というのは遅々として進まない、さらにまた、計画倒れというものが非常にあるわけなんですが、私はこれからの新エネルギーとしては地域開発、地域産業の振興といったような面から、ローカルエネルギーというものに相当重点を置いて進めていかなければならないと思うのですが、その点に対する基本的かつ具体的な考え方についてお示しをいただきたいと思います。
【次の発言】 ローカルエネルギーの開発を促進するということになってくると、これは地方自治体が開発を進めていく、あるいは小規模の……
○中村(重)委員 通産大臣にお尋ねするんだけれども、アメリカの商務省の発表によると貿易収支は三十一億五千八百万ドル、前月が五十七億七千三百万ドルというように発表していたんだから大幅改善ですね。アメリカの場合はいま申し上げたような大幅改善の状態だけれども、特に対日赤字は七億二千九百万ドルと、全くいままでの状態とすると予想だにしなかったような状態ということに実はなっているんだろう。これに引きかえて日本の場合の経常収支は、五十四年は百三十九億三千百万ドルの赤字、五十三年度は百十八億ドルの黒字であったんだから、まさにさま変わりだ。こういうことを通産大臣は予想していましたか。
○中村(重)委員 通産大臣どうですか、イランの制裁の問題で貿管令を発動するといったことがもう相当固まってきたように報道されているわけです。しかもあなたの判断ということのようですが、どうして制裁の音だけが大きく聞こえてくるのだろうか。問題の円満な解決ということに何とか最大の努力を傾けていくというようなことは、おやりになっているのかやっておられないのか知らないけれども、そういうことについての情報というものが余り伝わってこない。通産大臣、ひとつそこらの動きをお聞かせいただけませんか。そして、貿管令の発動というのは私は無理だと思う。国民経済の健全な発展といったようなことが、どうしてこのイランの制裁をす……
○中村小委員長 これより商工委員会流通問題小委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、私が流通問題小委員長に選任されました。小委員各位の格別の御協力をお願い申し上げます。 流通問題に関する件について調査を進めます。 本日は、特に著作物の再販売価格維持契約制度について、参考人として日本書籍出版協会理事長下中邦彦君、日本出版取次協会会長石川度治君、日本書店組合連合会会長松信泰輔君、日本雑誌協会常務理事相賀徹夫君、以上四人の方々に御出席を願っております。 この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。 参考人各位には、御多用中のところ本小委員会に御出……
○中村小委員長 これより商工委員会流通問題小委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 前回に引き続き、私が流通問題小委員長に選任されました。小委員各位の格別の御協力をお願い申し上げます。 流通問題に関する件について調査を進めます。 本日は、最初に輸入大豆の国内流通問題について調査を行うことになっておりますが、本件について、参考人として丸紅株式会社運輸第二部長稲井丸人君及び富士商事株式会社社員河瀬研君の御出席を願っております。 参考人各位には御多用中のところ、本小委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。 参考人の御意見は質疑応答の形式でお聞……
○中村小委員長 これより商工委員会流通問題小委員会を開会いたします。 流通問題に関する件について調査を進めます。 御承知のとおり、わが国の流通機構は今日著しい発展を遂げておりますが、それぞれの部門において、複雑多岐にわたる多くの問題を抱えております。今後、内外経済環境の変化に対応して、わが国経済の効率化と国民生活の向上を図っていくためには、流通部門の近代化、合理化は欠くことのできない重要な政策課題であります。とりわけ小売商業、サービス業の分野は国民生活に密着するものであり、消費者の多様なニーズに応じた対応が必要でありますが、一面、小売商業、サービス業の分野においては、中小企業者、零細事業者……
○中村(重)分科員 長崎県の対馬を中心して、もちろん対馬だけではなくて、韓国の底びき漁船の領海侵犯、あるいは公海上において、何しろ底びきは夜の操業なもので、わが方は昼だということで、シイラづけというのが対馬では中心的な漁業になっております。イカがつれる。それが浮きを切られるんですね。その損害というのが大変大きいのですが、漁具の被害だけでもって二千三百万円ぐらいいかれる。それで漁業ができないんですよ。年間一億六千万ぐらいやられる。ところが、これに対する補償措置というのは、韓国との交渉をやるのですけれども、政府同士の交渉ではなくて、大日本水産会、向こうは大韓民国漁業協同組合中央会。もうさっぱりわか……
○中村(重)分科員 大臣、地方時代という言葉が、ある新聞では流行語、こう言っているのだけれども、ぼくは流行語という言葉は使わないが、この地方時代という言葉に対しては、政府も与野党もまさに何の抵抗もなく定着したということが言えると思うのです。問題は、その言葉は定着したのだけれども、言葉の意味に対する理解の仕方は違うんだろうと私は思っている。 そこで、大臣は、八〇年代地方時代ということになると私は思うのだけれども、この言葉の意味をどう理解しておられるか、きわめて大切な問題であると思うので、大臣は能弁だからとうとうと大臣から答弁の時間をとられたのでは三十分すぐたってしまうので、簡潔に要領よくお答え……
○中村(重)分科員 私は、問題の五段階相対評価、それから三段階絶対評価を何回か委員会で取り上げてきたのですが、今度到達度評価を導入することになったから一歩前進だということで評価をしたいのだけれども、問題は、これまでの五段階相対評価はそのまま残って、これに加えて新しく到達度評価を取り入れるということ、それから、小学一、二年生は三段階評価だけれども、三年生以上は依然として五段階相対評価をそのまま残すということになってくると、ねらいはどこにあるのか、その点が明らかでないということが一点です。 時間の関係から申し上げるが、プラスとかマイナスとかあるいは空欄というやり方をやるのですね。そうなってくると……
○中村(重)分科員 銀行局長にお尋ねするのですが、生命保険会社と契約者との間のトラブルが非常に多くなっているのです。前置きは抜きますけれども、入院疾病特約とか、傷害特約とか、手術給付金特約とか、いろいろあるのですが、主として第三分野のトラブルですね。 トラブルの一例を申し上げると、手術給付金の特約では、開頭術とか、あるいは開胸術とか開腹術とか、四肢切断術とか、眼球摘出術とかということでいろいろあるでしょう。これらの手術に伴って給付金を支払うという規定がある。御承知のとおり、最近医学が非常に進歩してきた関係もあるのだと思うのですが、背中を切開して腎臓を出すということ、あるいは放射線を照射して病……
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