このページでは松永光衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○松永委員 お許しをいただきましたので、著作権法案について質疑をさしていただきます。 午前中から非常な熱烈な論議をなされておりまして私も感じたのでありますが、要するに、この著作権法は、いわゆる文化的な創作活動に従事している人々が、非常な関心を持っておると思うのです。と同時に、一方においては、この著作物を利用する側の人々も、非常な関心を寄せておるように思われます。そういうことで午前中論議された著作権法案第一条の問題が出たんだろうと思うのですが、要するに、著作権法というものは、著作者の権利を保護する、それが第一義的であって、著作者の権利を保護することによって文化的な創作活動に従事しておられるそう……
○松永委員 高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、私は、文部省の考え方を数点にわたってお伺いいたしたいと思います。 まず、この法律案の要旨は、要するに定時制の高等学校、通信制の高等学校の校長先生その他一般の先生方に対して支給する定時制通信教育手当を三%増額するということにあるようでありまして、定時制高校、通信制高校の関係者一同が強く望んでおったことが実現されることになるわけで、非常に喜ばしいことだと考えておるわけであります。 そこで、私は、定時制通信教育の手当を三%引き上げることにした理由についてまずお尋ねしたいと思います。そしてさらに、この三%の……
○松永委員 この法律案についての本質的な次元の高い問題点については、谷川委員やただいまの塩崎委員のほうから詳細質問がありましたので、私のほうは、次元の低い事務的なことについて二、三質問したいと思います。したがって、私の質問に対するお答えは、説明のうまい法律に詳しい事務の方でけっこうでございます。 まず私が質問したい点は、法律の解釈といいますか読み方の問題なんです。大体私は、どうも法律というやつはむずかしいものだ、わかりにくいものだというあきらめ感を持って法律を読むのですけれども、それにしてもこの法律案の第十条、全く読みにくく、わかりにくい条文になっておるのですが、説明のうまい人どなたか、説明……
○松永委員 原案及び修正案について……(発言する者多く、聴取不能)されんことを望みます。
○松永委員 先般この委員会で大臣から、文教施策の全般にわたる大臣の格調高い所信をお聞きしたわけでございますが、若い時代から非常な苦労をされながら勉強してこられ、長い経験を経てこられた高見文部大臣であればこそ、ああいう格調の高い所信の表明があったものと思いまして、私は深く感銘したところがあったのであります。 これからその高見大臣の触れられました文教行政、文教施策に関する問題の二、三について質問をいたしたいと思うのでございますが、その前に、去年の後半から最近にかけまして、文教行政に関心を持っておる者にとっては、きわめて重大でまたきわめて残念な幾つかの事件が発生いたしております。そこでまずその点か……
○松永委員 私は、三月十日のこの委員会で、例のおそるべき連合赤軍事件に関連して質問をしたのであります。特に犯人の中に大学在学中の者あるいはまた卒業して間もない者が多い。しかもその大学は国立大学が多い。そこでそういう犯人を出した国立大学の関係者は、教育者として、また大学の管理運営の責任者としてどのように反省をし、また対処しようとしておるのか、こういう点を中心に質問をしたわけであります。ところが、その後になりまして、さらにこの一連の連合赤軍事件というものはより大きいものに、さらに忌まわしいものに発展をしてまいりました。その事実が明らかになってまいりましたので、そこで、くどいようでありますけれども、……
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