このページでは松永光衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○松永(光)政府委員 お答えいたします。 先生もよく御承知のように、石油の需給は将来非常に逼迫するだろうということが言われておるわけであります。特に昭和六十年ごろになりますと、石油需給の逼迫は相当なものになるのじゃなかろうかと予想されておるところであります。一方大陸だなの開発の問題につきましては、先ほどの議論にもありましたように、探鉱開発に着手してから実際に油が供給されるまでの間には十年近くのリードタイムがあるということでございます。そういったこと等を考えますというと、将来の石油需給逼迫に備えてできるだけ早い機会に大陸だなの石油の開発に着手することが、国民生活の安定にきわめて重要であるという……
○松永(光)政府委員 通産省としては、環境の影響に対する評価の必要性については十分認識しておりますし、従来から産業公害総合事前調査を実施してきておるのでございます。特に発電所の建設等については、昭和四十八年から資源エネルギー庁長官の通達で事業者に環境の影響に対する調査を実施させ、その報告を行わせ、その報告について専門家で構成された環境審査顧問会の意見を聞いて審査を行い、その結果をもとに通産省としては電源開発調整審議会で意見を述べてきておる。こういうことで環境の影響評価を適確にやってきておるつもりなんでございますが、今回の環境庁が原案を出されましたアセスメント法案につきましては、通産省としては、……
○松永(光)政府委員 事務的なことは後で必要事項について局長からお答えがあると思いますが、通産省の考え方としては、環境アセスメントについては、その必要性は十分認めておりまして、その立場で電源立地その他につきましても、先ほど先生が読み上げられたような資源エネルギー庁の通達等も出しまして、きちっとやっておるわけでございます。ただ、先ほど局長が答弁いたしておりましたように、環境評価の手法や基準等について科学的、客観的でない分野がまだ多々ある、そういう段階で法律によって義務づけをするということはかえって混乱を招くという点の指摘を通産省はいたしまして、その点について環境庁と事務的にいろいろな折衝をしてお……
○松永(光)政府委員 通商産業省所管の昭和五十二年度防災関係予算につきまして、お手元に配付してございます資料に基づき、簡単に御説明させていただきます。 第一に、科学技術の研究につきましては、四億五千八百万円を予定しており、一、火薬、高圧ガス、可燃性ガス等の爆発防止等のための研究、二、鉱山災害防止のための研究、三、火災対策のための建材の研究、四、地震予知のための地質学的研究を推進してまいります。 第二に、災害予防につきましては、六十三億七千二百万円を予定しており、一、高圧ガス保安協会の活動の強化拡充、二、高圧ガス、火薬類及び石油コンビナート等の災害防止のための監督指導、コンビナートの防災アセ……
○松永(光)政府委員 このたび通商産業政務次官に就任いたしました松永光でございます。 未熟者でありますけれども、一生懸命勉強して、誠心誠意任務を遂行してまいりたいと考えておりますので、委員の先生方の御指導と御協力を心からお願い申し上げましてごあいさつといたします。(拍手)
○松永(光)政府委員 先ほどからの石油部長の答弁に尽きるわけですけれども、要するに灯油につきましては、需要期の供給の安定と価格の安定を図っていきたいということでございまして、しからば、需要期とはいつからいつまでかということでございますが、これは暦でいつからいつまでということは言えない。言えないといいますか、供給の安定と価格の安定という面からしかるべきときを考えるわけでありまして、いまここでいつまでだということは答えることは御勘弁願いたい、こういう趣旨でございます。
【次の発言】 先生の言っていらっしゃる倒産防止基金という制度は、これは先生の研究されたアイデアではあると思いますけれども、私どもと……
○松永(光)政府委員 昨年末、通商産業政務次官に就任いたしました松永でございます。 誠心誠意任務を遂行してまいる所存でありますが、先生方の御指導と御協力を心からお願いをする次第でございます。 よろしくお願いいたします。(拍手)
○松永(光)政府委員 先生御指摘のように、同じ油がユーザーの力関係で、力の強い業種については安く、力の弱い業種については高く仮に売買がなされておるとするならば、望ましい姿ではないと思います。しかし、その価格に直接通産省が介入できるかというと、直接介入することは望ましいことじゃありませんので、どうすべきかよく検討してみたい、こう考えておる次第でございます。
○松永委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、廣瀬正雄君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○松永委員 いわゆるロッキード事件が起こってから約二年十カ月たっておるわけでありまして、国会にロッキード調査特別委員会が設置されてからもう二年と七カ月たっているわけであります。政府は、ロッキード事件が起こった直後の二月二十四日に、東京地検の高瀬検事正を長とする捜査本部を設けて、いわゆるロッキード事件に関してロッキード社から航空機の売り込みに関して日本にどれだけの資金が流入してきたか、流入してきた資金がどのように流れていったか、その過程において犯罪行為があったかどうか、そういう点を鋭意捜査されたわけです。そうしてその捜査の経過と結果については二回にわたって当委員会に報告がございました。第一回の報……
○松永委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、永田亮一君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○松永委員 本日付の捜査状況報告並びに三月十六日付の捜査状況報告等から見ますと、いま捜査の対象になっておる事実関係というのは、ボーイング社からボーイング747七機を日本航空が輸入するに際して日商岩井が追加手数料として取得した百五万ドルの中で、あるいは不正操作、それと、マクダネル・ダグラス社のRF4E十四機について、輸入がなされるに当たっての日商岩井が事務所経費として受領した約二百三十八万ドルの流れ、それにいま御報告がありましたアメリカのジェットエア・リーシング社との間に全日空が結んだボーイング727五機リース契約に伴う仲介手数料約六万四千ドルを日商岩井が受領したその金に関する流れ、それにいわゆ……
○松永委員 いま委員長から質問のあった事項に関連いたしまして、私はもっと突っ込んだ質問をしたいと思います。
いま、四十二年から四十五、六年の間の四、五年間に四、五億の金を政治献金として受け取られたという証言でございましたが、回数は何回ぐらいでございましたでしょう。
【次の発言】 合計額が四、五億ということでございますが、その四、五億という金は最初、四、五億の金を政治献金として差し上げます、こういう話し合いが日商岩井のだれかとの間になされて、その話し合いに基づいて何回かにわたって金の交付があった、こういうことでございましたでしょうか。それとも、そういう話し合いはないのだが、何回かに分けて合計し……
○松永委員 先ほど石井委員から質問があったことに対する答弁で大体わかったのですが、要するに日商岩井とカーンとの間の、日商岩井が受け取る手数料の中から四〇%のお金を推薦料その他の名目でカーンが受け取るという密約と言われるもの、これは五十年から五十一年にかけて解除されておる。これは8Kレポートにもそのことは書いてあるのですが、解除の事実を捜査当局もはっきり確認しておられるわけですね。念のために伺っておきたい。
【次の発言】 次に、代理店の変更に関連することですが、先ほどの局長の答弁でわかりましたが、実は代理店変更の時期が四十四年なわけですね。前から局長の答弁や本人の供述で明らかになっておる、松野氏……
○松永委員 海部証人にお尋ねをいたします。
日商岩井は、昭和四十二年秋ごろから昭和四十六年暮れごろまでの間に数回にわたって合計約五億円の金を松野頼三氏に支払っておるわけでございます。その金の一部は証人が届けられたものもあるようでございますが、この五億円という金は、グラマン社のE2Cに関するグラマン・インターナショナルと日商岩井との間の代理店契約の締結あるいはE2Cの売り込みなどと関係のある金なんでしょうか、どうでしょうか。この点をお尋ねいたします。
【次の発言】 海部証人にお尋ねいたしますが、日商岩井がグラマン・インターナショナルとの間でE2Cに関する販売代理店契約を締結したいきさつについて……
○松永委員 私から質問をいたします。
米国の証券取引委員会、いわゆるSECの公表資料、これは証人お読みになりましたね。その公表資料によりますと、マクダネル・ダグラス社は、一九七〇年に、日本における不成功に終わった航空機の売り込みに関し、独立した商業コンサルタントにコンサルタント費用として五万ドル、その後追加分として五万ドルを支払った、こう指摘いたしておりますが、ここに指摘されておる商業コンサルタントというのは、証人、あなたのことを指しておるのでしょうか。
【次の発言】 先ほど委員長の質問に対して、五万ドル、その後五万ドルは受け取られたというふうに証言されたわけですが、その五万ドル、それからそ……
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