このページでは石井一衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○石井(一)委員 私は本日限られた時間に、北方領土の返還並びにその安全操業の問題に関して、外務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 北方領土の問題は、私たちほんとうにかねてよりその返還を念願しておるわけでございます。最近その交渉が多少むずかしい段階に入っておるというふうに私たちは解釈をいたしておるわけでございますが、基本的な問題として、先日川島副総裁がソ連を訪問いたしましたときに、マズロフ副首相といろいろ会談をいたしましたとき、領土問題の態度は従来と変わらない、特に注目すべき発言がありましたのは、領土を云々することは第三国の利益になるだけで、日ソ親善友好の増進に役に立たない、このような発言を……
○石井(一)委員 ただいま議題となっておりますこの議定書は、一九二五年に調印されたというふうに理解いたしておりますので、いまから四十五年前にそういう問題が起こったわけでございまして、当時を想起いたしますと、第一次世界大戦が終わった後で、戦争ブームとでも申しますか、非常にそういうことがはなばなしい時代であったというふうに理解いたしておりますが、それから後に第二次世界大戦を経て二十数年間というのが経過しておる今日、その議定書が調印された時期と今日とでは、非常に大きな時代の変遷というものがうかがわれるわけでございます。今回これを批准しなければならないという理由は、説明書にも書いてありますので、国連軍……
○石井(一)委員 私は本日北方領土の返還について外務大臣の御意見を伺いたいと思うわけでございます。 去る四月十日に本委員会におきまして、私、一つの仮定でございますけれども、もしソ連側から現在の日本の政府の基本的な方針、すなわち安全保障体制であるとか防衛力の問題というふうなものを曲げずに、またそういう形で米軍の軍事基地は北方領土に置かないということ、さらに自衛隊の駐留ということも最小限度に押える、そういうふうな形でもしソ連側がこの北方領土に対して前向きの姿勢を示すといった場合に、政府の見解はどうかということをお伺いしたわけでございますが、そのとき愛知大臣より、「いまの非常に示唆のある御意見につ……
○石井(一)委員 本日、議題となっております輸出保険法に関連いたしまして、私はまず最初に、わが国の経済協力の基本政策について、政務次官の見解をただしたいと思うのでありますが、申すまでもなく、わが国の経済は、最大の問題であった国際収支も好転し、国際競争力も徐々に強化されて、最近は黒字の定着化ということが顕著になってまいっております。そうして一九七〇年代の経済の展望というものも、国民総生産にいたしましても、貿易収支あるいは外貨の準備高というふうなものの予測も、かなり明るい見通しが立っておるわけでございます。私は、このような七〇年代の展望に立ったこの時期に、私たちはもう一度海外経済協力というものに対……
○石井(一)委員 ただいまの附帯決議案につきまして、四党を代表し私から提案の趣旨を御説明申し上げます。 決議の案文は、お手元に配付したとおりでございます。 第一点は、情報化に関する基本法についてであります。新時代に即応して、情報化に関するあらゆる分野の総合的、基本的計画を樹立することが今日の急務であります。先ほど議決いたしました本法律案は、この総合基本政策の一環であり、当面緊急を要する施策として、是認したのでありますが、政府は、これで一段落ということでなく、情報化に関する基本法案の立案を今後さらに精力的に進め、できるだけ早い機会に国会に提案されるよう強く要請するものであります。 第二点は……
○石井(一)委員 ただいま議題となっております問題、並びにそれに関連いたしまして、私、ただいまよりお伺いをいたしたいと思います。 わが国の貿易は、年々着実に伸びておるようでございますけれども、最近、中小企業製品の輸出の伸びが多少懸念されておるような状態でございます。しかしながら、最近のデータでは、やはり四十数%を中小企業製品が占めておる。特に繊維、雑貨というふうなものが二十数%を占めておるということでございますが、今後、わが国の独特のこういう中小企業の製品を伸ばしていくためにも、この法案が今国会に提出されておることは非常にタイムリーなものであるというふうに私は理解をいたしております。 一番……
○石井(一)委員 お許しをいただきまして、きょうは北方領土の問題、なお時間が許されましたら安全操業の問題についても触れてみたいと思うわけでございます。 そこで、沖繩以降の最大の外交課題というのは北方領土の返還といわれておりますし、総理御自身も国連でかたい決意の表明もなされたわけでございますが、あまり時間はたっておりませんが、その既定方針に従って、その後何らかの強力なアプローチをソ連側に外務省としてはなされたか、あるいはまた非公式か何かの形でソ連側から何らかの反応が外務省のほうに届いておるか、その後の経過について一言お話しをいただきたいと思います。
○石井(一)委員 ただいま議題となっております法案に関しまして、まず最初に、都市の人口過密によりまして、河川やその周辺の水の問題が、いまや抜本的な対策を立てなければならないことは言うまでもございません。政府は、昭和三十三年に水質保全法、工場排水規制法の制定以来、両法を活用してこれまでその規制に当たってこられたわけでございますけれども、今回のこの臨時国会をしおに、さらに新しい抜本的な改正をなされようと試みられておるようであります。非常に基本的な問題でございますけれども、ここに至った基本的な問題について、まず御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 それでは、少し条文の中に入ります。
いま御説……
○石井(一)委員 御承知のように、山陽新幹線が来年の四月に開通する運びになっておりまして、地元では非常に大きな期待と関心とを呼んでおるわけでございます。 私たちが理解いたしております範囲でも、工事その他まことに順調に進んでおるということを伺っておるわけでございますけれども、たとえば、去る十二日の委員会で松本委員が御質問になりましたら、さっそく地元紙では、新幹線ひかりが政治停車をするというふうな記事が出ておる。私もふしぎに思いまして、いろいろ調べてみますと、必ずしもそういうやりとりが行なわれておらない。こういうことでございますから、非常に関心が高いだけに、地元ではいろいろとうわさをされ、国鉄が……
○石井(一)委員 きょうは私は、三つの条約が議題になっておりますが、第三番目の航空機の不法奪取の防止に関する条約に関して総括的にお伺いをしたいと思います。私の質問はかなり細部にわたる面もあろうかと存じますので、政務次官あるいは政府委員からお答えをいただきたい、こう思うわけでございます。 最初に、このハイジャックが最近世界的に非常に多くなる傾向で、まことに遺憾でございますが、一昨年七十二件、昨年は六十九件でありまして、本年はどうなるかというふうな状態にあるわけでございますから、できるだけすみやかにこのような条約は私たちも批准したい、こういうふうに考えておるわけでございます。まず最初に、非常に基……
○石井(一)委員 皆さんお疲れだろうからできるだけ簡潔にいたしたいと思いますが、現在日本はILOの常任理事国の一つであり、百二十一の加盟国の中でその十の中の一つの理事国にもなっておるわけでございますけれども、一見拝見いたしますと、たいへん批准しておる条約の数が少ない。フランスで八十一、イタリアでも六十七、イギリスで六十五ということでございますし、インドでも三十やっておるわけでございますけれども、別にILOの批准と、産業経済の、あるいは労働条約の雇用条件の高い低いということが、一概に規定できないとは思いますけれども、やはり一つの国際的な示唆を与えておる、こういうふうに思うのでありますが、国内的に……
○石井(一)委員 私は、ただいま議題となっております核兵器の海底における設置の禁止に関する条約について、数点政府の見解をお伺いいたしたいと思います。 ざっとこの条約を拝見いたしまして、非常に簡潔なものでございますけれども、その反面私の第一印象は、この条約の実効性とでも申しますか、実際の効果というのがどうなのかという疑問が出てきたわけであります。きわめてばく然としておる面があると思うのでありますけれども、わが国は一昨年ジュネーブの軍縮委員会にも参画をして、軍縮問題に対しても積極的な発言を国際舞台においてしておるようでございますが、政府の軍縮に対する基本的な態度と、それから具体的なこの条約の実効……
○石井(一)委員 ただいま左藤委員から総括的な問題について質問がございましたので、私のほうからは、少し断片的になるかもわかりませんが、多少いまの質問に重複しない程度に質疑を進めていきたいと思います。 そこで、まず一番最初に基本的な問題でございますけれども、最近、国際化あるいは国内のいろいろな問題その他から、電子工業なり機械工業、それを取り巻く環境の変化ということが非常に激しく流動的であろうかと思いますけれども、それに対する認識をどういうふうに通産省は持っておられるか。また、この両工業の重要性というものに対して、今後どういうふうに考えておられるのか。基本的なことでございますから、政府委員からで……
○石井(一)委員 中小企業特恵対策特別措置法に関連いたしまして、これを適用する直接の問題、並びにそれに関連した政府の中小企業政策に関してお答えをいただきたいと存じます。 まず最初に、私、多少この問題に興味を持っておりまして、少し前からこの問題を取り上げたいということを表明いたしておりましたら、たくさんの業界の方々から要望やら苦情が集まってまいりまして、意外にこの法案の反響が大きいということを痛感をいたしました。私の地区にありますいわゆる輸出振興企業といいますか、そういう関係の特に中小零細企業には、決定的な打撃を与えておるようでございまして、私、最初に予想しておりましたよりも、その反響の大きい……
○石井(一)委員 ただいま両参考人の御意見を伺っておりまして、私たちが過去数日間、論議いたしてまいりました問題点と非常に一致した面がある。私たちが指摘して政府に要望いたしました問題を、同時に業界のほうもやはり苦慮し考えておられるということを痛感いたしました。両参考人の日ごろの業界指導における御努力に敬意を表したい、こういうふうに考えるわけでございます。 そこで、たとえば最初の影山参考人の御意見に具体的にございましたように、転換における高級化であるとか、業種の解釈を非常に幅広くしたい、事前の指定をある程度の時間を置いてやりたい、こういうふうなことは特に今回配慮しなければいかぬ、こう思うのであり……
○石井(一)委員 関西国際新空港の建設の問題がいよいよ大詰めに来ておるようでございまして、来年度の予算編成にあたりましても、公団の設立なり相当の予算の計上というふうなものも見られておる現状でございます。そういうことでございますから、きょうは時間も限られておりますので、単刀直入に、これは地元でも非常に関心の深い問題でございますし、国策としても基本的な姿勢をひとつ示していただきたい、こう考えまして、こまかい問題についても御質問をしていきたい、こう思います。政務次官なり、あるいは各論に入りますと政府委員のほうから、簡潔にお答えをいただきたいと思います。 運輸省内で、新空港に対する特別の調査計画室で……
○石井(一)委員 時間が限られておりますので、すぐに各論に入らせていただきたいと思いますが、先ほど戸叶先生の御質問の中にもちょっと触れられておりましたが、沖繩に関連いたしまして、変動為替相場の施行と課徴金の問題、これは沖繩県民にとってたいへん大きな問題でございます。大臣お話しになっておるとおり、経済的問題というよりも、政治的な角度から取り上げなければいかぬ。そういうことから考えますと、大臣のような大物大臣が、対米折衝でもございますし、蔵相経験者でもございますし、次期総理でもあられるわけでございますから、これはひとつどうしても決定的な解決を積極的にしていただかなければならぬ問題だと思います。現在……
○石井(一)委員 私は、去る九月十日の本委員会において関西国際新空港の建設の問題について取り上げました。その節に、住民不安が非常につのっておるので、すみやかに調査の中間報告をしていただきたいということを御要望いたしましたし、できればその実地飛行に対する措置もとっていただきたい。それらの問題について、運輸当局がその後三カ月の間にいろいろと措置をとっていただいたことに対しまして、この席をかりまして御礼を申し上げる次第でありますが、その節、政府委員から回答をいただきました点で、できれば十二月中に航審の答申を得て閣議決定にまで持ち込みたい、そういうのが当局としての希望だ、こういうお話がございましたが、……
○石井(一)委員 日本列島の大動脈として国鉄がこれまで国民生活に、あるいは日本経済に貢献してきた事実というのは、私はいなめない事実であるというふうに認識をいたしておりますが、それと同時に、今回国鉄がまた瀕死の財政的な状態に入っておるということも認識をいたします。ただ、先ほども議論になっておりましたように、四十四年から五十三年までの十年計画が緒についたというところで、直ちに新たな再建計画を立てなければいけないということに対して、これは厳粛なる反省を運輸当局なり国鉄に対して求めたい、こういうふうに考えるわけでありますが、今回の再建案と、四十四年から始まっておる計画との明確なる相違点というのはどこに……
○石井(一)委員 それでは、ただいま議題となっております航空法の一部改正案について、最初の御質問を申し上げたいと思います。
そこで、ごく基本的な問題でございますけれども、現在の航空法が時代おくれになっておるということもいわれておりますし、改正も長らく見送られてきたようでございますけれども、最近の急激な航空交通量の増加、またその高速化に伴った進展の状況、これは具体的な数字でお示しをいただきたい。最近特に大きな急カーブの上昇を遂げておるのじゃないかという感じもいたしますが、この点からひとつ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 三十五年以来ほとんど改正が行なわれておらなかったわけであります……
○石井(一)委員 国際交流基金法案に関連をいたしまして、質疑を進めますが、せっかく大臣の御出席をいただいておりますが、適宜政府委員からでもお答えいただいてもけっこうでございます。
そこで、一般的な問題でありますが、アジア地域、ヨーロッパ、アメリカ、中南米というふうにに分けまして、一体日本に対する関心の度合いが、こういう地域でどういうふうに差異があるのか、この点をどういうふうに把握されておられるでしょうか。
【次の発言】 私も同感でございますが、一般的に申しまして、日本に対する関心というのは、われわれが考えている以上にまだまだ低いものがある。これは外国へ出て非常に痛感するところでございますけれ……
○石井(一)委員 ただいまの問題に関連いたしまして、同僚の青木委員の海軍長官からの電文で問題はほとんど結末に達したというふうな感じがいたすわけでございまして、これ以上この問題を追及すること自体どうかという感じがいたすわけでございますが、ただ私はこの問題の当初から理事といたしまして、また連合審査会その他にずっと出席をいたしておりまして事態を注目いたしておりました。そういう関係の中から、結局私たちと意見を異にするグループの考え方というのは、日本政府もアメリカ政府も信用できないじゃないか、こういう意向でありまして、基本的にイデオロギーの相違、問題の認識のしかたというものが違っておるわけでございまして……
○石井(一)委員 青木委員に一問と、それから楢崎委員に二、三問御質問を申し上げますが、青木委員は三つの文書を御提出になっております。第一のは電報ですが、第二、第三の文書は手紙でありますからこれはもちろん署名入りだと思いますが、第一の電報が署名入りというのは、署名がなされておったのか、あるいはサイン、こういう電文が打たれておるのか、その点はいかがですか。
【次の発言】 だから、これは形式的にもサインをしたという文書でありますから、本人がその電文全体には責任を持っておる、こういうふうに解釈されるわけですから、楢崎委員の御回答のような形で、そうせざるを得なかったんだということならあれですが、まぎれも……
○石井(一)委員 私はただいま議題になっております中で、原子力の平和利用の問題について、政府の見解をお伺いしたいと思います。
まず現在締結されようとしております、また承認を求めておられますこのフランスとオーストラリアとの平和利用に対する協定に関して、まことに基本的な問題でございますけれども、この締結によって今後の両国の協力関係に具体的にどういうものを期待しておられるのか、簡にして要を得た御回答でけっこうでございます。
【次の発言】 すでに締結されました原子力協定の、いわゆるアメリカ、イギリス、カナダの現在までの実施状況はどういうふうになっておるか。たとえば期待したとおりに原料物質の供給という……
○石井(一)委員 外務大臣がまだお見えでないようでございますので、久保防衛局長がお見えのようでございますから、先般来新聞報道でも問題になっております、いわゆる久保論文に関連いたしまして伺いたい。 確かに極東の情勢は非常に大きな変化を遂げておる今日、国防体制について再検討を加えなければいけないという示唆に富む提案である。私たち与党としても、こういう安全保障の問題について、少し積極的にこの機会に考え直さなければいかぬというふうに考えておったわけでございます。そういう面でひとつ久保理論をかりに推進いたしますとすると、わが国の自衛力の限界といいますか、そういうふうなものをどういうところに置くのか。少……
○石井(一)委員 きょうは、私は、輸入食肉に関する問題について幾つかの疑問を持っておりますので、お尋ねをさしていただきたいと存じます。この問題は、過去、当委員会におきましても繰り返し論議のされた問題でございます。できるだけ重複を避けて、しかし重要な点については、これまで論議の対象になっている面も出てまいるかもわかりませんが、お答えをいただきたいと存じます。 私は、先般物価の連合審査がございましたときに、輸入品の追跡調査を経企庁がやっておりますその品目について、いろいろと調べる機会があったわけでございますが、一言でいって、それぞれ国際価格の変動であるとか国内の理由がいろいろあったようであります……
○石井(一)委員 まず、本論に入ります前に一言お伺いをいたします。
物価の委員会は、定例日、きょうでありますし、十時半から開会をされることは周知の事実でありますが、委員長をはじめたくさんの議員が何十分間か時間を空費したことに対して、私もその責任の一端を感ずる一人であります。しかし、この間、食糧庁長官は一体どういうお仕事をなさっておったのですか。
【次の発言】 委員部は聞いておりましたか。
【次の発言】 大臣との打ち合わせが先行するのか、国会審議が先行するのか、どういうふうに考えられるか。
【次の発言】 自分は連絡がついておったと思った、そういうことで、それじゃ、下のほうが適当にやったので自分……
○石井(一)委員 きょうは私は消費者の立場から、野菜の価格安定について政府委員にいろいろと質問をしたい、こういうことでございますが、その前にほんの短時間、現在最も大きな問題になっております沖繩の物価高について、せっかく御新任の玉置政務次官もお見えでございますので、要約してお伺いをいたしたいと思います。「豊かな沖繩県」ということでスタートをしておるわけでございますけれども、現状は、すでに新聞にも報道されておるように、たいへんな異常な事態である、こういうことでございまして、さらに業者の便乗値上げであるとか消費者の買いあさりとかいろいろな要素が複雑に加わって、私はこの異常な状態になっておると思う。一……
○石井(一)委員 私は、本日は関西国際新空港のその後の経過についてお尋ねをいたしたいと思います。
申すまでもなく、この空港問題は国策上も非常に重要な問題でございますし、地元の関心も非常に高いということでございます。ここしばらく私たちは慎重に航空審議会の審議並びに本年末に出されるであろうとしておりました答申の結果について注意深くその動きを見守っておったわけでありますが、何か昨日航空審議会もまた開かれたようでございますが、その後の経過についてごく簡単にまず御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまの御答弁と私が理解いたしておりますのとかなりの食い違いがまずあるわけでございますが、昨日の……
○石井(一)委員 御就任以来、多極外交ということで、外務大臣非常に活発に行動されておるわけでございますが、久方ぶりの外務委員会でございますので、非常に総花的に、総括的になりますが、多極外交についてお伺いをさしていただきたいと思います。非常に時間が限られておるようでございますので、簡潔に御回答いただければ幸いでございます。 そこで、まず最初に日中共同声明第四項で「できるだけすみやかに大使を交換することを決定した。」こういうふうにうたわれておるわけでございますけれども、また新聞報道では、年内に大使館を設置する、こういうふうなこともいわれておるわけでございますが、いろいろと国内法上の問題など、私、……
○石井(一)委員 私は、自民党を代表いたしまして、特に外務委員会の所属といたしまして質問を申し上げるわけでございますが、与党の第一番目でもございますし、総括的に、参考人も含めて、今回のよど号乗っ取り事件についての御意見をお伺いいたしたいと思います。 今回の事件が、特別な政治的な意図がない不慮のできごとであった、しかしながら各界各層、そうして国境を越えた人道主義にのっとった善意と努力で解決、終末を迎えた。私は、最初に、運輸大臣をはじめ本日御出席の関係各位に、心から敬意を表したいと思います。 現在、国民大衆の中で最も関心を集めておりますのは、このような空のテロというものを今後どうして防止するの……
○石井(一)委員 六月の上旬調印をめどに、最後の努力をしておられます両大臣に敬意を表したいと存じますが、私は調印が終わりましても、日本の国会とアメリカの上院においてこれを批准しなければならない、こういうことでございまして、最近のアメリカの議会での周辺の動きや世論というものに対して、私は一まつの不安を感じておるものでございます。 そこで、小笠原、奄美大島の返還のときに、単なる上院の多数決で行なわれる行政協定の方式がとられたわけでございますけれども、同じ領土の返還でありながら、今回は上院の三分の二の議決を必要とする、ことばをかえて言うなれば、百名の上院議員の定数の中で、三十四名の人が反対をすれば……
○石井(一)委員 離島における交通問題というのはまことに深刻なものがあり、本土のわれわれが考える以上に交通体系の樹立ということは重大な問題であろうかと私は考えます。そこで、交通問題を読んでおりますといろいろな問題を指摘したい問題がございますが、時間の関係がございますので、海運、陸運並びに航空関係について一点ずつお伺いをしたいと存じます。 まず、海運の問題でございますけれども、あの沖繩列島の中に八十六の大小の港湾がある。そうして三十回の台風が押し寄せてくるということが記録に出ておりますから、百二十日間は台風の中に巻き込まれているという状態でございますけれども、運輸当局としては港湾の整備の基本的……
○石井(一)委員 円切り上げ以降の輸入品に関する消費者物価に対するはね返りの問題について、私きょうはお伺いをするわけでございますが、その前にどうしてもこの問題が気にかかりまして、非常に基本的な問題でありますが、現在外貨預託が百六十億ドル、これは去年の円切り上げ以前よりもまだどんどん、どんどんと輸出が伸びておるというふうな状態で、この状態を続けておると、もう二年なんていっておれないうちに再切り上げということも考えざるを得ないという情勢であろうかと私は思いますが、この基本的な問題を総理はどういうふうにお考えになっておるのか、お伺いしたいと思います。
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