広瀬秀吉 衆議院議員
33期国会発言一覧

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このページでは広瀬秀吉衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

広瀬秀吉[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第6号(1973/02/14、33期、日本社会党)

○広瀬秀吉君 私は、日本社会党を代表し、ただいま政府から御報告のありました今回の国際通貨問題の緊急事態、ドルの切り下げ、円の変動相場制移行の問題について、総理並びに関係各大臣に、国民の立場に立って質問をいたしたいと存じます。(拍手)  今回、円の問題をめぐって、二月九日に東京外国為替市場の閉鎖、十三日米国のドル切り下げ、そして本日、東京為替市場再開とともに二百七十二円をもって変動相場制に移行するという緊急事態に立ち至ったのであります。  思えば一月二十七日、田中総理は、円切り上げを回避するためにあらゆる努力を傾注する旨、再開冒頭における所信表明演説で述べられたのでありますが、それからわずか半月……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 衆議院本会議 第3号(1975/01/27、33期、日本社会党)

○広瀬秀吉君 私は、日本社会党を代表して、三木総理の施政方針演説を中心にして、総理並びに関係閣僚に対し、質問いたします。  ことしは、第二次大戦が終わってから三十年目に当たる年ております。まさに一つの時代の終わり、新しい時代の幕明けの節目に当たる年てあります。  今日まで、わが国経済は、高度経済成長政策のもとで、生産第一主義、大企業優先の利潤と資本蓄積を目指して、なりふり構わぬ財政、税制、通貨金融政策を総動員して推し進められてまいりました。その中で追求されたものは、大企業生産の量的拡大と利潤蓄積、そして国際競争力の強化でありました。まさに、生産あって生活、福祉なく、利潤と資本の蓄積あって公正な……

広瀬秀吉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

広瀬秀吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 大蔵委員会 第5号(1973/02/20、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 有価証券取引税法の一部改正法案に関連をして若干の質問をいたしたいと思います。  まず最初に、証券局長に、今日の時点における取引市場の状況というものをどのように見ておられるのか、そして当面証券行政としてどういうものが重点的な政策なのか、大蔵当局の今日の事態に対して考えておられる問題点についての見解をまず概略お聞きをいたしたいと思います。
【次の発言】 抽象的にはお答えをいただいたわけですけれども、私どもどうも今日における証券市場、特に株式市場というものが、変動相場制だ、フロートだということは同時にもう実質的に円が切り上げになっている事態でありますけれども、しかもこの円切り上げの……

第71回国会 大蔵委員会 第6号(1973/02/21、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 相続税法の改正問題について若干質問をいたしますが、まず最初に、今度の改正におきまして、そのバックグラウンドといいますか、どのような情勢の変化というものをとらえて改正になったのか、その点まずお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 四十一年から基本的な部分について改正をしていなかった。妻の税制上における優遇措置というような角度からの改正に終わっておったということで、課税件数においても、あるいは課税総額においても、いまおっしゃったような、二八一%、四三一%、五四六%というような、非常にたいへんな相続税の負担の重課というようなことが目立ってきたというようなことがこの改正の理由……

第71回国会 大蔵委員会 第9号(1973/02/28、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 有価証券取引税法の一部改正の質問を私は二月二十一日にこの席でやったわけでありますが、それから二日後にこの協同飼料の株価操作の不正行為が検察庁によって摘発をされるという事態を迎えた。こういうことについて、私はどうも合点がいかないわけなんです。あのときにも、もう少し時間があれば、時価発行に関するいろんなそういうものがあり得るのではないかという、そういうものに対する株価操作というようなものがどうもつきもののようであるという問題についてもただそうと思ったわけでありますが、その際、当面何を一番大蔵省として証券行政で重点を置くかということは、抽象的には聞いたわけでありますが、公正な株価の……

第71回国会 大蔵委員会 第11号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 今回の法改正に踏み切った大蔵大臣の考え方をまず最初に伺いたいのですが、われわれは資金運用部資金あるいは簡保資金、また産投資金あるいは政保債・借入金というようなものを原資とする財政投融資全体について、一体としての国会議決というものが必要であろうということは、わが党の議員からも再々ここで質問をしたわけでありますが、それは二重議決になるおそれがあるとか、これはまた同時に財政制度審議会でもそういうことをいっておられる。政府の立場としてある程度やむを得ないことがあるという気もしないではないわけであります。しかし、財投の原資全体の中でいうならば、勤労大衆の拠出した金が私の試算によりまして……

第71回国会 大蔵委員会 第13号(1973/03/09、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 ただいま議題となりました資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金の長期運用に対する特別措置に関する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して提案の趣旨及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、資金運用部資金並びに簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用が、受動的な資金の確実かつ有利な運用という性格に加えて、財政的資金の配分といった性格を兼ね備えるに至ってきているという現状に着目して、これら資金及び積立金のうち期間五年以上にわたる長期の運用予定額について、国会の議決を経るものとする等の措置を講ずることとし、その法的措置として、今回この法律案を提出されました……

第71回国会 大蔵委員会 第15号(1973/03/23、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 まず大蔵省に伺いますが、関税の機能といいますか、政策機能といいますか、いろいろ学問的には、輸入価格に追加をして輸入価格を引き上げるということ、フォワードシフティングということがありますし、また国内産業を保護するという機能があるし、あるいはまた最初に言った問題と関連して輸入を抑制する、こういうことがあるし、あるいはまた財政収入の確保あるいは国際収支の均衡あるいは消費者物価の抑制などいろいろあるわけですけれども、今度の改正において、そういう関税機能というものについて、いまわれわれが関税問題を審議するにあたって大蔵当局として一番関心を置いて、重点を置いて、考慮しているそれらの機能は……

第71回国会 大蔵委員会 第20号(1973/03/30、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 最初に政務次官にお伺いしますが、今日政府みずからも、これからの日本の経済、財政政策の向かうべき道を、活力ある福祉社会への転換ということを大上段に振りかざしておるわけであります。まさにそのとおりであろうと思うわけでありますが、それが必ずしも予算の面で、あるいは予算を裏づける法律案の面で完全には生かされておらない。そういうところが今日日本国民の大きな不満が渦巻いている原因だと思うわけであります。  そこで、税制面で福祉社会というものを税制とのかかわり合いにおいてながめる場合には、一般的に政府のおっしゃることは、高福祉高負担である、これから高福祉社会に持っていくんだ、だから国民は高……

第71回国会 大蔵委員会 第22号(1973/04/04、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 大臣にまずお伺いしたいことは、大臣もなかなかお見えになれませんので、法人税法、租税特別措置法の質疑に入る前に、一つだけお聞きをいたしたいのです。  例の東京外国為替市場を閉鎖せざるを得ないという状況に立ち至った二月の段階で、堀委員と一緒にお伺いをいたしましたが、その際にも、ヨーロッパ市場と東京とが時差の関係がある、さらに向こうではもう土曜は休みだというような状況などもある、こういうようなことで、外為取引関係で週休二日というようなことをやって、やっぱり土曜日を休日にしないと、これから変転きわまりない国際通貨情勢の中で、日本が非常に不利な立場に立たされるような場面が多いのではない……

第71回国会 大蔵委員会 第24号(1973/04/06、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 私は、提出者を代表いたしまして、ただいま提案されております法人税法の一部を改正する法律案に対する修正案について、その趣旨と内容を申し上げます。  案文は、すでにお手元に配付してございますので、その朗読は省略させていただきます。  われわれが提案しましたこの修正案は、われわれがかねてから主張してきた法人税率の引き上げを骨子とするものであり、あわせて今日、法人が今日の経済社会の実態において独立した課税主体である、すなわち自然人と並んで法人は実在するものである、こういう見地から配当金の益金不算入制度を廃止しようとするものであります。  まず第一に、税率の改正でありますが、法人企業の……

第71回国会 大蔵委員会 第26号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 入場、物品両税について御質問をいたしたいと思います。  まず入場税でございますが、この委員会でもこの問題については多くの議論がなされてきておるわけです。私ども、かつては、入場行為の中で、たとえば純芸術というようなものを見せる、あるいは聞かせる、そういうものについては入場税の対象にすべきでないというような議論を展開したこともありますし、あるいは人格なき社団、労働者が自主的に会費を出し合って音楽や芸術を楽しもう、そういうものに対しては税金を課すべきではないというような、いろいろな形でいろいろな角度から議論をしてきたわけでありますが、私は、そういう個別的な議論ではなしに、日本のこれ……

第71回国会 大蔵委員会 第28号(1973/04/18、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 いま議論になっております、村山委員も質問をした問題について、若干関連をして質問しておきたいのですが、この問題については先ほど大臣の答弁の中にもございましたように、あの占領下において占領政策上必要である食糧の確保というような見地から供与したものについて、本来返さなくてもいいものであるというような国民的な立場で私ども議論もしたことを覚えておるわけでありますが、そういう経緯もある。しかしいずれにしても協定ができてこれをずっと返してきたわけでありますが、今回国際通貨の情勢とさらに日本の外貨事情も非常に好転しておるというような背景の中で、アメリカの要求に従って、言うならば将来またナイロ……

第71回国会 大蔵委員会 第31号(1973/04/25、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 関連して。いま村山委員から質問があったわけですけれども、私もアフリカ開発基金の今度の措置法の審議にあたって、一体協定自身が非常に小型のものであるというようなことで、あの広大な約四十二カ国でございますか、しかもかつて暗国大陸といわれ、一番世界の中でも開発の程度が低位にあるだろう、こういうようなところに、しかもアフリカ開発銀行自身がわずか二億五千四百万ドルですか、この程度の資金のうち、全部もとうてい貸し出されない、その何割かという程度しか融資が行なわれてないという状況の中で、これは条件があまりにもハードであったからということでありますけれども、今度それは緩和しようということで一億……

第71回国会 大蔵委員会 第34号(1973/05/11、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 関連して。いま非常に慎重なお答えをされたわけですけれども、実は私ども考えますのに、いま小原参考人が言われましたように、都市銀行サイドからそういう問題が実は提起されたと思うのです。金融制度調査会等でもこの問題についてはかなり各委員から賛否両論がありました。そのことも承知をしておるわけでありますが、皆さんの立場では、やはりこの中期預金ということになりますれば資金コストがどうしても上がるというようなこと、それから貸し出し金利を安くしたいという要請、そのジレンマに悩んでいるということが、尾川さんのおそらく決しかねている、気持ちを表明する段階に至ってないという表現になったろうと思うので……

第71回国会 大蔵委員会 第35号(1973/05/30、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)議員 ただいま議題となりました国家公務員共済組合法等の一部を改正する法律案及び公共企業体職員等共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨及び内容の概要を一括して御説明申し上げます。  最近の急速な経済成長の蔭で、わが国の社会保障の水準は、西欧先進諸国に比べ、依然として低水準に置かれております。しかも注目すべきことは、すでに政府の昭和四十七年度経済白書も指摘しておりますとおり、経済規模の拡大につれて成長と福祉の乖離が次第に顕著となり、とりわけインフレを背景として、高齢者世帯、母子世帯等の所得格差が拡大し、他方における資産の偏在と不平等化の進展と相……

第71回国会 大蔵委員会 第39号(1973/06/12、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 ちょっと関連して。  いま愛知大蔵大臣から村山委員の質問に対して御答弁があったわけでありますが、国鉄で今度の改正法による最低保障額以下の者が二千八百人、専売で七十人、電電で三百五十人、こういう数字が示されたわけですけれども、これはほとんどが旧法、旧令等の適用者であろうと思うのですね。そうなりますと、大体七十歳をこえている余命幾ばくもないような人たちなんですよ。そうなりますと、これはもう最低保障額の救済すら適用されないうちになくなる方、一年といえども非常に貴重なものなんですね。そういう深刻な認識を持って、これは来年度必ずやります、そしてことしから最低保障を公務員で実現したならば……

第71回国会 大蔵委員会 第41号(1973/06/19、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 関連質問を許していただきましたので、質問したいと思います。  国有財産法の第六条では「普通財産は、大蔵大臣が、これを管理し、又は処分しなければならない。」七条では「大蔵大臣は、国有財産の総轄をしなければならない。」こういう大臣の、言うならば義務と権限が書いてあるわけです。そして九条の三では、「中央審議会は、大蔵大臣の諮問に応じ、国有財産の管理及び処分に関する基本方針その他国有財産に関する重要事項を調査審議し、並びにこれに関し必要と認める事項を大蔵大臣に建議する。」こうなっておるわけです。そうしますと、この六条の大臣の権限を行使するにあたって、あるいは義務を行使するにあたって、……

第71回国会 大蔵委員会 第42号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 国有財産法及び特別措置法の一部改正について、関連して若干質問をいたしたいと思います。非常に時間もおそいし、かなり熱心に各委員が議論をされた問題ですから、私は簡単にやりたいと思います。  そこで、前回関連質問で質問をしたわけでありますが、何か私ども考えますに、今日土地問題、地価の上昇という問題を中心にして、土地問題というのは実に深刻な事態を迎えていると思うわけでありますが、このことについていまいろいろ申し上げるつもりはありません。しかし、いずれにしましても、ささやかなマイホームの夢を実現させようというようなことで、七十坪、八十坪の土地を求めようという庶民大衆のささやかな願い、こ……

第71回国会 大蔵委員会 第43号(1973/06/27、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 両法案について質問をいたしますが、まず最初に、もうずいぶん各委員から質問も重ねられてまいりましたから、きょうは私が最後のようですから、総括的に今日までの議論を踏まえてお伺いをいたしたいと思いますので、ひとつ的確に、いままでの議論は皆さんもうそれぞれ頭の中できちんと整理がついているだろうと思いますから、そういう点、率直にひとつ御答弁をいただきたいと思うのです。  最初にお伺いしたいことは、そういう意味で、国家公務員共済組合及び公共企業体共済組合法のかかえておる当面の課題といいますか、問題点は何なのかという点について、大蔵省と運輸省と両方からひとつ、皆さん事務レベルでこういう点が……

第71回国会 大蔵委員会 第47号(1973/07/13、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、銀行法の一部を改正する法律案の提案の理由を説明いたします。  本法律案は、労働時間の短縮と週休二日制の実施について、社会的な条件を整える目的をもって提案したものであることを、まず申し上げておかなければなりません。  ドル・ショック、円切り上げの前後、わが国の労働実態、すなわち低賃金・長時間労働が国際的に見て公正競争にもとるという非難を欧米諸国から受けたことは御承知のとおりであります。その後もわが国の外貨蓄積は増加し、したがってこの非難もますます強められております。  わが国の労働時間が欧米諸国に比べて著しく長いという実態については、改めて申……

第71回国会 大蔵委員会 第50号(1973/09/25、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 専売制度の問題について、全般的に質問をいたしたいわけですが、この国会では、専売問題は、ことしは関係法案が出なかった関係もあって、ほとんど論ぜられたことがないわけでありますが、まあ専売公社では、長期経営計画に従って第一次長期計画がことしで終わる、したがって、引き続いて第二次中期経営計画を策定を急いでおる、そろそろ詰めの段階にきておる、こういう状況にあるわけであります。  そこで、まず最初に専売公社の総裁に伺いたいのですが、このうようにしてよくて安くてうまいたばこを供給する、しかも健康にもできるだけ害のない低ニコ、低タールのものを出そう、こういうことで長期経営計画の基本にそういう……

第71回国会 法務委員会 第34号(1973/06/19、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 商法改正三法案につきまして若干質問をいたしたいと思いますが、最初に、法務大臣にお伺いしたいのですが、昨年からことしにかけて非常に、経済事犯といいますか、企業不信というようなことに結びつくいろいろな事件が続発をいたしておると思います。一番大きいのは公害の問題ですけれども、これはもう御承知のとおりでありますが、そればかりではなくて、いわゆる商法の対象である商人、これが非常にいろいろな問題をいろいろなところで起こしているのであります。これは、もうすでに御案内のように、商社のいわゆる買いだめ、売り惜しみという問題、さらにまた、証券取引の面では、協同飼料の問題であるとか、あるいは最近の……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 商工委員会 第38号(1974/05/22、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 今回、本委員会に提出されてます発電所周辺地域の整備に関する法律案に関連をしまして、若干質問をいたしたいと思います。  石油危機が昨年十月の中東戦争以来たいへんな問題になりました。石油資源はまさに有限だ、こういうことで、エネルギーの大部分を石油にたよってきた時代はそろそろ転換をしなければならないというような背景を持っている。そうして電力の七〇%が大体石油でまかなわれている、こういう時代を迎えておるわけであります。そういうところで、確かに今日、火力であれ、あるいは水力であれ、まして原子力発電というようなことになりますと、たいへんなこれは立地難におちいる。これが住民の生活権を守ると……

第72回国会 大蔵委員会 第15号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 私は、インフレ対策というか、インフレ補償という面と、有効需要を総需要抑制の線に沿って調整をしていく、こういう二つの観点から、預金金利の引き上げをやるべきではないか、これは幾つかの条件がありますけれども、そういう方向というものがやはり政策的に非常に有効ではないか、こういう見解をもって、大臣の所信をひとつただしてみたいと思うわけなんです。  まず、三十年代半ばから日本の高度成長経済政策がずっととられてきた。これをささえてきたものは、やはり人為的な低金利政策という問題が根っこに一つあったろうと思うのです。そういうようなことで、GNPも今日世界第二位というような状況にまでなってきたし……

第72回国会 大蔵委員会 第21号(1974/03/20、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 議題となっております租税三法について質問をいたしますが、最初にまず、昭和四十八年度の税制と物価問題との関係について質問をいたしたいと思うわけであります。  四十八年度の税制改正で所得税減税額三千百九十一億、平年度でありますが、そういう状態でございまして、これは消費者物価の上昇率が五・五%ということで、そういうものを前提にし、また給与の伸びというようなものについても一七%というようなことで推定をされたわけでありますが、その後の状況を見てみますと、少なくとも五千五百億ないし六千億くらいの所得税における自然増収というものはあったはずであります。そういう点から見まして、しかも、政府自……

第72回国会 大蔵委員会 第27号(1974/04/24、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 時間がまことに僅少しかございませんので、旧法共済組合、古い法律の適用年金者、この問題について端的に若干質問をいたします。  今度の公務員関係の改正案八十八条の三、それから公企体共済組合法の五十九条で、公企体のほうをちょっと読んでみますと、第五十九条「前条第二項の場合において、遺族年金を受ける者が次の各号の一に該当する場合には、同項の規定により算定した金額に、当該各号に掲げる額を加えた額を当該遺族年金の年額とする。  一 当該遺族年金を受ける者が妻であり、かつ、遺族である子がいる場合 その子一人につき四千八百円(そのうち二人までは、一人につき九千六百円)  二 当該遺族年金を受……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 大蔵委員会 第7号(1975/02/18、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 大分大蔵委員会にごぶさたをいたしておりますが、きょうは入場税の問題について若干お伺いしたいわけです。  この入場税は当初地方税でできたんですが、これは何年ですか。
【次の発言】 この入場税の歴史をたどってみますと、昭和十三年に日支事変という言うならば戦時課税として出発をして、国税から地方税に移管される、そしてまた国税に戻ってくる、こういう経過をたどっているわけですけれども、戦時財源を確保するというような見地からこの問題に着目をして、入場行為というものを戦時というようなときにある程度抑える、そしてそれをなおやる者からは支出余力というか負担余力というか担税力というか、そういうもの……

第75回国会 大蔵委員会 第11号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 最初に主税局長に伺いたいのですが、相続税を課税するという課税理念は一体何であるか、まずここからお聞きしたいと思います。
【次の発言】 しかもこの相続税は、いまおっしゃったように資産課税である、財産課税である。世帯交代の際に被相続人が財産を持っておって、それが死亡した際にだけかけられる税金である。そこで再配分という問題が、これは前に細見局長時代にもずいぶんそういう点で論争したことがあるのですけれども、世帯が交代するときに、やはり資産なり富なりの再配分機能というもののウエートをかなり相続税は持っておるのだという議論を細見さんも当時なさったわけです。  そこで、今日、相続財産の中で……

第75回国会 大蔵委員会 第15号(1975/03/12、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 所得税法の一部改正について質問をいたしますが、ことしは――ことしというのは昭和五十年度でありますが、五十年度の所得税法改正はまさにミニ減税だ、われわれはそう思っているわけです。先ほど主税局長の答弁によりますと、昨年の昭和四十九年度の効果が及んでおるということで、これはそうミニではございません、こういうことなんでありますが、私どもはやはり所得減税はまさにミニ減税であって、今日の物価がとにかくいま落ちつきを取り戻したと言っているけれども、二けたで、二月の消費者物価指数は対前年比で一三・八%だ。こういうことで、どうも物価の問題についても、政府はもう二けたくらいはへいちゃらになってい……

第75回国会 大蔵委員会 第21号(1975/03/25、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 ただいま提案のありました酒税法の一部改正並びに製造たばこ定価法の一部改正法案に対して、きょうは主として製造たばこ定価法の一部改正案にしぼって質問をしたいと思うわけです。  いま、もう申すまでもありませんが、日本の経済運営の最高目標というのはやはり物価の安定であろう、こういうように思うわけであります。しかも、この二月なり三月なりというところは消費者物価も大分落ちついてきた。前年比二二、四%台におさまるのではないかという状況を迎えている。こういう中で、いまわれわれがいかにも物価値上げに財政主導型においてもう一遍口火を切るというか突破口を開くようなこの法案を審議せざるを得ないという……

第75回国会 大蔵委員会 第31号(1975/05/28、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 両法案について若干の質問をしたいと思います。  最初に、これは大きい政治判断の問題だと思うので、森次官並びに小此木次官の見解を聞きたいのですが、年金が老後の生活を保障するものである、これが国際的通念になりつつある、少なくともそういう方向を目指して設定されている。しかもILO百二号条約というようなものも、これはそういう方向を示しておると私は考えております。しかも、この国会ではずいぶん待たされた百二号条約の批准案件が間もなく衆議院を通過する、これは恐らくこの国会で成立するのではないかと思うわけでありますが、そういう状態の中で、私どもはこの退職老齢年金というものが老後の生活を保障す……

第75回国会 予算委員会 第9号(1975/02/07、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 実は本会議で代表質問をいたしました際に、答弁を要求いたしておりました福田経済企画庁長官・副総理がいらっしゃらなかった。大変残念だったのですが、これまた健康の理由ではやむを得なかった、こういうことで、予算委員会の理事会の御配慮をいただきまして、本日改めて、副総理を中心に、土地税制の問題について質問をいたしたいと思うわけであります。  これは、いま今日異常な物価高騰、そういうものの中で、そしてまたその結果、これを抑えようとした総需要抑制、これが長期にわたったために、全く文字どおりスタグフレーション化して、経済の危機が来ているんではないか、こういう状態の中で、政策の失敗、その中でも……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 大蔵委員会 第7号(1976/04/28、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 ただいま議題となりました共済二法に関連して、短い時間でありますが、若干の質問をいたしたいと思います。  そこで、つい最近発表になりました昭和五十年十二月の調査で、日本の社会において老齢化社会への道が急速に進展している、ヨーロッパ諸国、たとえば西ドイツであるとかあるいはスウェーデンであるとか、そういう社会保障にとっては先進国と言われる諸国が百七十五年かかって一二%とか一三%というような老齢人口構成比というところに来たというのが、日本ではわずかに三十年、四十年というような早さで進行している、こういう状況があるわけであります。  そういう中で、老齢化社会に対応する政策、こういうこと……

第77回国会 大蔵委員会 第12号(1976/05/12、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)委員 きょうは五十一年度中に発行する特例公債の法案の審議に当たりましてずいぶんこの大蔵委員会で議論をされてまいりましたが、その中でやはりいろんな心配が――この特例公債の発行、しかも大量発行、年度当初から発行する、こういうもう完全に国債に抱かれた財政になってきた。こういう状況を踏まえて、その心配の一つは、これからの赤字公債の歯どめが一体どこにあるか、これはどこまでも放漫財政を結果することに成り行きとしてなってくるのじゃないかということと同時に、それに対する歯どめはどうかという問題、これが一体本当に返せるのかどうかという償還の問題、そしてまた最も大きな問題の一つとして、これが必ずインフ……

第77回国会 大蔵委員会 第14号(1976/05/21、33期、日本社会党)【政府役職】

○広瀬説明員 最近の輸出の動向を見ますと、この二月以来、前年同期比で比較して上向きに転じております。通関の数字で申しますと、二月には七・九%、それから三月は一八・二%、また四月は一〇・六%増といわゆる前年同期を上回っているわけでございます。しかし、最近の輸出の増加分の中には、輸入国の景気回復に伴う需要増加のほかに、在庫積み増しと申しますか、在庫調整によるものも含まれているものと判断されるわけでございます。したがって、今後長期にわたって一八%というような高率の伸びが期待できるとは私ども見ていないわけでございます。当面の輸出増加が五十一年度年間を通じて続くとは思いませんけれども、しかし全体としまし……


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各種会議発言一覧(衆議院33期)

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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)小委員 最初に、銀行局長にお伺いいたしますが、この金利の問題、先ほど村山委員も触れたわけでありますが、公定歩合が三次にわたって引き上げられておるわけでありますが、それに伴いまして、四月には銀行預金の金利がそれぞれ上がりましたし、郵貯もしかりであります。五月段階では、信託配当率、金融債の関係あるいは国債、政保債、地方債等の金利も上昇をいたしました。これがまあ四月、五月で大体金利を上げました。そして中期預金も四月には設定をされて、もう実行に移されておるわけでありますが、この預貯金の金利の引き上げ、これは公定歩合もこういうふうに上がった段階で、先ほどから中期預金の問題で触れておるように、……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)分科員 農村総合整備パイロット事業について大臣また事務当局にお伺いしたいわけですが、まず最初に、農村総合整備パイロット事業というものは、根拠法規としては農振法から出発するのだろうと思うのでありますが、四十七年の農地C第二一九号、四十七年六月三十日付の農林次官の通達が出ておるわけであります。そこで事業実施区域を選定する基準らしきものが説明されておるわけでありますが、栃木県の黒羽町川西地区を選んだ理由というものは、この次官通達に該当する、そしてその以前に四十五、四十六年と調査をしてきた結果、適地である、このような判断をされた、こういうことで了解をしてよろしいわけですか。


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1974/10/16、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)小委員 関連して二、三御質問をいたしたいのですが、中小企業問題は山田委員も取り上げられたのですが、これ以上倒産するような企業が出てはならない。しかも今日の倒産状況を見てみますと、いわゆるかつてのインフレ型倒産から不況型倒産の状況を呈して、しかも件数は、前回の不況時のピークから見れば、八百とか九百とかという数字で、千をそれほどこすというような異常な状態ではないというようなお話があったわけだけれども、いまの金融引き締め、総需要抑制という旗は当分の間おろせない、こういう状況でいくとすれば、先ほど銀行局長は、健全な中小企業が倒産するというような事態は避けたいということを表明されたわけだけれ……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1975/06/27、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)小委員 金融制度調査会にいろいろ今度諮問をされる、その中に、私はずばり言いますと、労働金庫の問題が入りますか。  いまや雇用労働者の数は三千六百万あるいは四千万に近い状況になっている。就業者の中で一番多い階層だと思うのですね。そういうように非常にウエートが増大している階層、その者に向けての金融機関という形で労働金庫は今日まで発展してきたと思うのですが、今日ようやく一兆円を七百億円ぐらい超したかという資金量というか預金量、そういう状態になってきているわけですね。これからの時代は、経済全体が高成長あるいは産業優先、生産優先というような時代から福祉時代へということである。そういう場合には……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)分科員 まず最初に労働大臣にお伺いをしたいのですが、労働金庫関係の問題で、労働大臣は労働金庫が今日果たしつつある役割りというものについてどういう所見を持っておられるか、その点をまず一言伺いたいと思います。
【次の発言】 そこで、かつて労働金庫が出発したのはたしか二十八年だったと思いますが、それ以来ずっと労働金庫はそれなりの役割りを果たしてまいったように思うのです。特に一般の労働者が都市銀行であるとかあるいはその他の金融機関はなかなか利用しにくい。労働者にとって一番敷居の高いのはそういう金融機関だというようなところから、特に消費金融というような形が、やはり発足当初では一番ウエートの強……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)分科員 最初に、資源エネルギー庁長官に数字をちょっとお伺いしたいのですが、今日一般ガスあるいは都市ガス、さらにLPGというようなことで、どのくらいの世帯がガスを使っておるわけでありますか。そしてそのシェアはどういう比率になっているか、ちょっと数字をお聞きします。
【次の発言】 LPGはその残りですか。
【次の発言】 千六百五十七万ですね。  全国の数字はそれでわかりましたが、私が住んでいる宇都宮地区で調べてみましたら、ガスの供給を受けている世帯数が約九万五千、都市ガスが一万七千世帯、このうち一万六千というのは東京瓦斯がカバーしております。LPGはこれに対して七万八千世帯、こういうこ……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1976/06/11、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)小委員 いま銀行局長から金融制度調査会における銀行の役割りについての中間取りまとめの御説明がございました。この中間取りまとめの中におきましても、これを貫いている考え方というのは、銀行経営の健全性、あるいはそういうものを図りつつも競争原理の導入であるとか、あるいは市場原理の導入であるとか効率化の達成、これが貫かれておると思うのであります。そういうことは、言葉の上でだれしもそれに対してけしからぬというようなことを言い得る性格のものではない。言葉としては確かにそのとおりである、こう認めざるを得ないような性格の問題だと思うわけであります。特に、大衆の預金を預かって、これを最も効率的に、健全……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1976/10/27、33期、日本社会党)

○広瀬(秀)小委員 いま、金融制度調査会のその後の進行状況、作業の進みぐあいと労働金庫の全国統合問題をめぐる報告がございました。  最初に、せっかく佐々木参考人においでいただいておりますので……。  先ほどの銀行局長のお話によりますと、これからの日本の経済構造、それに対応する金融構造というテーマについては大体もう審議が終わった、こういう報告でございます。  そこでお伺いしたいのですが、私ども、日本のこれからの経済、これはもうオイルショック以前のようなああいう高度経済成長の時代ではない、したがって、安定成長という言葉が適当なのか、低成長というずばりで言った方がいいのか、これはいろいろ議論があるか……



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データ更新日:2023/02/05

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