このページでは野坂浩賢衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○野坂浩賢君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま農林大臣から報告のありました四十七年度の農業白書に関連をして、農政の基本問題について、田中総理並びに関係大臣に質問をいたします。 今日、世界的な食糧需給の逼迫により、わが国におきましても大豆、アズキ、飼料等相次いでの大幅な値上がり、独占大企業による米、大豆、木材、生糸等農林産物の商品投機、価格の操作、また土地の買い占めなどにより、国民生活への打撃ははかり知れないものがございます。(拍手)豊かさの中の貧しさ、政治の矛盾を露呈しておるのが今日の農業の実態であります。(拍手) 政府・自民党の農基法農政は、現実に農民から土地を取り上げ、農畜……
○野坂委員 先日、各大臣から、それぞれ交通安全対策についての所信の表明がございました。特に運輸大臣におかれましては、交通安全の確保は最も重要な課題の一つであると考えておる、運輸大臣に就任をしてから輸送についての交通安全確保こそ運輸行政の最大眼目である、と言っていらっしゃいます。そして最後に、人命尊重の基本理念に立脚をした具体的な諸施策機を失せず強力に実施をして、事故の絶滅を期する、こういう所信の表明が述べられております。 そこで、この方針に基づいて今後具体的な施策を実施をされるわけでありますが、人命が何よりも大切である、こういう意味で、すべてに優先をして安全第一方式を策としてとっていかれる、……
○野坂委員 きょうは、貨物自動車の過積みによる事故防止対策に対する点で参考人の各位においでをいただいたわけでございますが、皆さんのお話を聞いて、これから交通事故を防止する、そういう施策の参考になったと思います。 さらに突っ込んで皆さんに一々質問をしたいと思いますが、いまのお話の中で、過積みが一番事故になりますし、さらに過労運転、こういうことが事故につながる、こういうお話がございました。 そこで私は、過積みをして運転をされる運転手の泉沢さんに初めお尋ねをいたしたいと思いますが、この過積みは自発的にされるものか、あるいは経営者から要求をされるのか、そして荷主から要望されて積むのか、これと、賃金……
○野坂委員 この自動車事故対策センターの目的は、自動車事故の発生の防止と事故によります被害者の保護、これを増進することを大きな命題としておるわけであります。 そこで、国民の多くは期待をして、この事故対策センターができることによって事故の絶滅を期することができるだろう、そういう感じをもって読んだと思います。しかし、その多くの期待は私は裏切られておると思っております。 で、この交通事故というものは、事故前のことと事故後のことと、この二とおりになると思うのです。言うなれば、事故前の対策というのは自動車側あるいは道路側、運転者側、こういうことになろうかと思うのです。自動車側というと運輸、通産、ある……
○野坂委員 この船舶安全法の一部改正、それから船舶職員法の一部改正、これの提案の際に、大臣は、いわゆる海難事故を防止する、船舶の安全性を確保する、そういう意味で安全基準の強化等をやってきたが、今回お話がありましたように、モーターボートなりあるいは遊漁船、小型漁船が非常に増加をして、海難事故が増加する傾向を示しておる。いまの海上保安庁からの御説明でも、年々海難事故が増加をする傾向を示しておる。これはそういう意味で法律を改正するわけでありますが、船舶局長は、これは国の責任においてこの海難事故を防止をする、こういう立法の精神を踏まえていくという決意があるかどうか、国の責任において事故を防止をする、こ……
○野坂委員 ここ数日来、乳価の問題あるいは飼料の価格の問題、豚価の問題等をめぐって、農業と他の産業との所得の格差、これを解消し、是正をするために議論が発展をしております。そこで、私は農林大臣にお尋ねをしたいと思っておりましたが、大臣が御出席でございませんので、まず壁頭、政務次官に、農政に取り組む態度、こういう点を明らかにして各論に入っていきたい、このように考えております。 次官も御案内のとおりに、政府がいままでとってまいりました高度経済成長政策、それによって産業間の格差が拡大をしてきたということは、だれも承知をしておるところであります。具体的に言って、農業と他の産業との所得の格差がますます拡……
○野坂委員 まず農林大臣にお尋ねをしたいと思うのですが、先ほどもお話がありましたように、農民の金は農民へ、そういう原則を踏まえてこれからの農業金融は進めていく、そういう質問に対して農林大臣は、高能率の農業をやる、生産性を高めて高福祉の農村を建設していく、こういうふうに胸を張ってお答えになったところでありますが、今日農村への金融還流はわずかに四割というのがいまの答弁でも明らかにされたところであります。なぜこのように還流をしないのか、その点をまず初めにお尋ねをしておきたい、こう思います。
【次の発言】 還流しないのはいわゆる金利が高い、またこれからの生産意欲を向上するように配慮しなきゃならぬ、こう……
○野坂委員 参考人の皆さん御苦労さんです。最初に松村さんなり織井さんにお尋ねをいたします。 今度の四つの法案、この特徴は、金融対策として貸し付けの対象者のワクが拡大されました。そしてまた、土地のレンタル制度、こういうものが特徴的に前に出ておりますが、まず私は、今日の農協も、時代の変遷を経て、手段方法、そういうものがだんだん変わってきたように感じます。そこでお尋ねしたいのは、たとえば一つの例として、末端農協は営農指導を中心にするか、生産流通面の一部門をになうか、あるいは農協が企業的な体質となって事業運営に力をいたすか、大きく分けて三つか四つあろうかと思います。都市農協と農村型の農協とがあります……
○野坂委員 いま、それぞれ質問、答弁がございました。特に酪農問題について十分に対処をしていくという御答弁もございましたが、大臣がおられませんので、私はとりあえず政務次官にまずお尋ねをします。 その一番初めは、いま酪農でもお話がありましたように、異常な経営の実態だ、こういうのが現状であります。私が四月四日この委員会で農林大臣に、農業基本法に基づく自立経営の農家はどのような農家の姿なのか、こう質問をいたしましたら、耕種農業、いわゆる水稲作付面積は大体六ヘクタール、それからもう一つの例は、酪農の場合は大体四十頭で草地面積三十ヘクタール、要するに、これが自立経営農家の姿で、この方向に基づいて進めてい……
○野坂委員 林野庁林政部長ですか、伊藤局長にもあとでお尋ねをしますから、お帰りにならないようにお願いします。それから大臣にもおいでいただくようにお願いをいたしましたが、参議院の内閣委員会に出席をしなきゃならぬということでおいでをいただいておりません。 私は、去る五月の十日に林野庁長官代理に質問をして、木材の価格を押えることはできなかった、こういう御答弁をいただいたわけでありますが、その際に資料を要求をしてちょうだいいたしました。しかし、不十分な資料でございますので、その後さらに検討を深めております。 私はまず質問をしたいのは、今日の物価上昇、しかも昨日は大工、左官の皆さん方が丸紅飯田に押し……
○野坂委員 畑作の共済、園芸施設の共済に関する法案が説明をされたわけでありますが、私の持ち時間のうち、若干の時間を湯山議員が関連をして質問をいたしますので、よろしくお取り計らいをいただきたいと思っております。 この法律の目的は、お話がありましたように、農業経営の安定のための法律でありますが、この試験実施法案が今回提出されるまで昭和三十九年以来、畑作共済制度の検討会なりあるいは農業保険問題研究会等で検討をされたわけであります。検討された結果がこの数年間かかって出されておりますけれども、評判があまりよくありません。農林省が審議会にかけたそれまでの試案として「農産物需給の展望と生産目標の試案」の中……
○野坂委員 ただいま農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案についてそれぞれ提案理由の説明を承りました。農林大臣は所用があるようでありますから、劈頭にまず考え方を聞いて、それからまたあとでお尋ねをしたいと思っております。 まず農林大臣にお尋ねをいたしますが、いままでそれぞれ法案が上がっております。その際にはすべて附帯決議がつけられておりますが、それを受けての大臣の所信表明は、その決議を尊重して誠意をもって善処するということばが必ず付されております。従来からそういうのが一貫して所信表明の中で述べられておるわけでありますが、その附帯決議というものは、いま申し上げましたように、具体的に誠……
○野坂委員 この間私が質問いたしましたときに、陳情がおいでになって農林大臣が途中で退場されましたので、それから内村局長とお話をしたときに、新法と旧法の関係の退職年金者、遺族年金者、障害年金者の数約二千人というお話をして、その際に数字が合わなくて、あとで議論をさしていただきたいということを申し上げました。きょうこの年金法が採決になりますから、それをはっきりしておきたい、こう思います。 内村局長に初めにお尋ねをいたしますが、三十四年と三十九年の旧法、新法の問題です。その五年間にわたります退職年金者二百人程度ということから、それを新法並みに合わせるということになりますと、本年は幾ら計算をしても千六……
○野坂委員 農林大臣にまずお尋ねをいたします。 午前中に宮脇中央会長その他農業会議所の専務理事等もおいでになりました。あなたのおことばをかりますと、食糧需給をめぐる情勢は非常にきびしいものがある、こういう表現であります。特にいまの米価をめぐって、生産者はもちろん消費者も含めて、この米価決定には異常な関心と注目をしております。その米価の決定が、八月の一日から三日間米価審議会が開かれようとしておりますが、特に米価審議会について宮脇会長は、この審議会は世論を聞くと非常に非難されておる、あってなきがごとき状態である、こういうお話がございました。農林大臣はこの米価審議会についてどのように評価されておる……
○野坂委員 農林大臣がおいでになれば基本的なことをただしてそれから具体的に林野庁長官にお尋ねをしたい、こういうふうに思っておりました。政務次官もおいででございますが、できるならば農林大臣の御出席をいただいて後、基本論についてお答えをいただきたい、こう思います。 それでは、まず林野庁長官にお尋ねをいたしますが、いま森林資源そのものは国民にとって非常に重要な役割りを果たしておることは御案内のとおりでありますが、最近における伐採は、生長、そういうものを勘案いたしましてもちろん伐採が行なわれるわけでありますけれども、生長量に対して伐採量というのは大体どの程度なのか、また生長量は具体的に数量としてどの……
○野坂委員 沖繩あるいは奄美大島等のキビの問題をめぐりまして朝来から討論があったわけでありますが、私は農林大臣に、今日のわが国の情勢を踏まえて、経済閣僚として、あるいは農林大臣としての見解を聞きたい、こういうふうに考えておりましたが、御存じのとおりの米価審議会のほうに行かれたというお話でありますから、中尾政務次官に――政務次官の中でも大胆にものを言うし、政策としても強く押し出すという方でありますから、あなたに具体的に聞いておきたいと思います。 まず最初に、あなたがよく政治というものは国民のためのものだとおっしゃっておるように常々お聞きをしております。したがって、国民が期待する、国民が願望する……
○野坂委員 総理府の秋山さんにまず質問します。 総理府の長官なりあるいは建設大臣、運輸大臣、それぞれ当委員会に御出席をいただいて、所信表明の演説をお聞きをいたしました。その中で、それぞれ担当省が御努力をされまして、今日交通事故は漸減の傾向にある、そういうお話でありましたが、それぞれセクト的にはそのとおりだと思うのですが、総理府はそれを総括をしていらっしゃるわけですから、どういうウエートで考えられ、今後、航空あるいはレールの上を走っておる汽車や飛行機は別として、路上が一番多いというのが今日の現況でありますから、これを激減をさせるという方向の対策を各省庁とどのように具体的に相談をし、メリットある……
○野坂委員 時間がありませんから、大臣に直接お伺いいたします。
この法律ですね、いま小此木先生からもお話がありましたが、このモントリオール条約の批准によりまして国内法の整備をはかる。このモントリオール条約の批准国は私は四十九カ国というふうに承知しておりますが、その後ふえる傾向があるかどうか、そしてその見通し、動き、こういうものについてとりあえずお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 それでこのモントリオール条約を受けて国内法の整備をされるわけでありますが、この国内法の整備にあたって、今度の法律の中身を見ますと、大体三条と六条、これが新しく出ておるもので、他は航空法にそれぞれあるものであ……
○野坂委員長代理 以上で各参考人からの御意見の開陳は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小此木彦三郎君。
【次の発言】 鶴海さんにお尋ねをいたしますが、いままで参考人の皆さんいろいろ答えていただきました。特に浜本さんからもお話がありましたように、過積みをするとブレーキがききにくくなると黄色の本の十九ページに詳しく書いてあります。しかも過積みは過労につながっていく。だから、過積みをすれば事故があるということが想定をきれる、こういうことが言い得るわけです。それにもかかわらず過積みをする。東京鉄鋼埠頭の社長でありますか、それは問題は運賃であるというお話もあっ……
○野坂委員 それでは、質問の通告がおくれておりましたので、お集まりになったところから……。 大蔵省にお聞きしたいと思います。 この間の委員会で保険部長から御答弁をいただいたのでありますが、自賠責の保険の限度につきまして、死亡者五百万が一千万一傷害の場合は五十万が八十万。私が百万円を提起いたしまして、検討するというおことばをいただいております。その際に、自賠責の審議会が答申をしておるわけでありますが、この支払いにつきまして、すぐには被害者の手に渡らない、こういう状況がございます。特に大蔵省のお話では、一カ月以内にその金は渡るということでございますけれども、その調査の段階に至るまでの手続であり……
○野坂委員長代理 参考人等の問題につきましては、後刻理事会にはかって協議をいたします。
○野坂委員 雇用保険法案の中身、特に私は季節労働者の問題について質問をしていきたいと思っております。
農林省の方、おいでですか。――まず農林省の方にお尋ねをしたいと思うのですが、いわゆる季節労働者、出かせぎ労働者は、ここ十年程度の間減少しておるのか増加をしておるのか、まず農林省にお尋ねをして、同じことを建設省がおいでになれば建設省にも聞きたいし、最後に労働省から見解を聞きたい、こう思っております。
【次の発言】 建設省いますか。――じゃ労働省、お願いします。
【次の発言】 農林省にお尋ねをしますが、何名ですか。労働省の見解と同じですか。
○野坂委員 ただいま、農林大臣から、農林大臣就任の弁及び今後の農政に関する展望と対策について、決意の表明がございました。特に、大臣が就任をされまして、記者会見でお話しになりましたことが新聞紙上に発表されておりますが、国民に政治に対する信頼感を持たせること、きめのこまかい行政はこのようなことが非常に重要であるということを強調され、世界的な食糧需給の窮迫に対処して、でき得る限り国内生産をふやして自給率を引き上げていきたいというお話しがあり、ただいまも、未利用地の活用、農用地の確保、備蓄制度の強化という点がお話しにございました。 そこで、私がまず大臣に質問したいことは、今日の食糧の自給率は何%であ……
○野坂委員 せっかく大臣においでをいただきましたので、大臣にお尋ねをいたしますが、食料供給源としての水産業との位置づけについてまずお尋ねをしたいと思います。 動物源の食料は最近世界的に次第に不足の傾向にあると思われます。それを補うために、各国それぞれ水産物を重視しておるというのが今日の現況でございますが、特に、わが国におきましては、国土が狭隘でございますから、そういう関係から見て、水産資源確保という点については、その必要性は非常に高いと思うのであります。したがって、この原則を確認して、いま漁獲高というのは大体一千万トン程度と考えておりますが、今後この一千万トンをさらに上昇させるのか、確保する……
○野坂委員 保安林整備臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を伺いましたが、「昭和二十八年の大災害を契機として山地災害の防止を主目的に、昭和二十九年に制定されたものであります」ということであります。そして、今日の「国民経済の発展に伴う水需要の増大に対処して、水源涵養保安林の配備の促進を主たる目的として」と言われて、以下いろいろと言われておりまして、「当初の目標を達成する等相当の成果をおさめた」と、自画自賛をしております。しかし、今日、「保安林をめぐる情勢はかなり変化しており、」ということも指摘をされておりますし、長官が補足説明をされましたものによっても、「第一期、第二期ともに目標を上……
○野坂委員 できるだけ重複を避けますが、質問に入る前にただしておかなければならない点がありますので、再度お聞きをしたいと思うのであります。
まず、一番初めに、これは局長でもどちらでもいいのですが、農業者の年金加入者は当初何名くらい計画をしたか、それから実績はどうなのか、現在の農業者は、農家戸数は一体何戸なのか、その点を聞きたい。
【次の発言】 当然資格者、いわゆる五十アール以上、あるいは三十アールから五十アールまででも年間七百時間農業に従事をする方々、そういうものを含めて二百二十万戸ですか。
それから、今日わが国では五百万農家と言われておりますが、その他の農家の皆さんのはどのようにお考えに……
○野坂委員 最初に、基本的な問題を政務次官の山本さんにお伺いをしたい。 この法律をこの連休の間にいろいろ読んだのでありますが、非常にむずかしくてわかりにくい。地元の農協の職員の皆さん等に、あなたの年金はいまの法律を改正してどの程度になりますかと聞きましてもなかなかわからない、わかりにくくなっておるというのがこの法律の実態であります。この提案の理由の説明は大臣が行なわれましたが、改善点は五点あげておられますが、こういうことはよくわかっておるのだろうかと、と、私自身がよくわからないものでありますから、そういうふうに思いました。 次官としては、指導者でございますし、責任者でありますから、この法案……
○野坂委員 最初に林野の関係をやりまして、それから構造改善をやって、構造改善局長にお願いして、最後に食糧庁にお願いしたい、こういうふうな順番でやりたいと思います。
林野庁の長官にお尋ねをいたしますが、ことしは、不順な年でもございまして、東京でも三月の下旬に大雪が降るというような状況にございました。しかも、局地的な豪雪もございまして、私どものほうでは山林地帯に豪雪が、特に春ございました。全国的にも、東北、北陸地方でもあったようでありますが、その辺の集約は今日どの程度まで進んでおりますか。
【次の発言】 大体全国的な情勢はわかりましたが、特に私の地元の鳥取県のことを詳しくお話しをして、御意見を聞……
○野坂委員 参考人の皆さんには非常に多忙なところをおいでをいただきまして、たいへんありがたいと思っております。 きょうは米価要求大会がありまして委員の数が少ないのでありますが、委員長にかわってこの点おわびを申し上げておきます。 この肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案は単純延長でありますが、これの内容は、いま皆さんからお話しがございましたように、肥料の内需の安定、国内価格の安定、輸出の調整、これが一つの大きな目的であります。したがって、この法案についての意見を述べられたわけでありますが、今日の肥料の状況についてまずお尋ねをしたいと思いますが、皆さんからお指摘をいただきましたように……
○野坂委員 倉石農林大臣にお尋ねをいたします。先ほども同僚委員から質問があったわけでありますが、時間がありませんから、基本的なことをお聞きをして終わりたいと思っております。 大臣もしばしば本委員会でお話しになっておりますように、最近の食料事情は世界的に逼迫をしておりますし、そのために世界各国ともに食料の増産計画を立てておるのが現状であります。わが国におきましても、ことしの農業白書等を見ましても、それらの政策をとると書いてはありますが、昭和三十五年から今日まで食料の自給率は年々低下いたしております。特に、穀物等におきましては四三%という自給率を示しておりますが、一方、農家の皆さんは、社会労働委……
○野坂委員 次官にお尋ねをいたしますが、いま米価審議会に政府が諮問をしております米価は、アップ率が二五・五%で、一万二千九百二十七円ですか、それが諮問をされておりますが、農林省の責任者として、また、米作農民の輿望をになっておる農林省、食糧庁としては、それが農民の理解を得られる値段で、また一番いい値段であるというふうにお考えですか。
【次の発言】 与えられた時間は三十分しかありませんので、簡単に答えていただきたいと思います。
十五日にあなたは農家の皆さんと公開で質疑、討論をされました。そのときに、私は農民の立場に立って考えておる、だから新聞を見てくれということを盛んに言われましたですね。三回言……
○野坂委員 私は、東海道新幹線の事故多発による問題について通告をしておりましたが、いま井上議員のほうから高知県のバス問題について質問があり、運輸大臣から御答弁がありました。それに関連して一、二ただしておきたい、こう思います。恐縮ですが、大臣に御答弁をいただければ幸いですし、もし御答弁ができなければ、担当の方がおいでにならなければ、あとで資料をいただく、こういうことにしておきたいと思います。 住民の足を守る、こういう立場で、来年度はその住民の要望に沿って赤字路線バスについては思い切った予算措置を講ずる、これが御答弁でございました。それまでにテレビその他で約四倍あるいは五倍、私たちは百億とも八十……
○野坂委員 まず大臣にお尋ねをして、あと国鉄総裁、その他の皆さんに御質問をしたいと思います。 九月九日にこの委員会で私も質問をいたしましたが、そのときに国鉄側から、七月の正確な平常運転というのは三十一日間のうち十日間であった、こういう御報告をいただきました。それほど運転は正常に行なわれていない、こういうことが言えるわけであります。したがって、運輸省は大臣の名をもって異例の警告を八月にされました。そして、いま御答弁がありましたように、九月三日に国鉄は中間報告を大臣にされております。こういう状況の中で、九月十二日にATCにおけるああいう事故、そしてまた今月の十五日には小田原付近で何か箱のふたがた……
○野坂委員 この間私ども新幹線の事故対策のためにいろいろ調査をいたしました。その結果に基づいて国鉄当局に見解を求めておきたいと思います。
まず初めに、国鉄は運輸大臣の勧告に基づいていろいろと協議され、事故をなくするために、来年一、二月ごろに日中に列車をとめて運休をして、すべて万般にわたって検査をするということでありますが、何日間、そしてそれは延べ何時間、実施をされるのか、またその日時がはっきりしておりましたら、お話をいただきたいと思います。
【次の発言】 四回実施をするということでありますが、それから聞いておきたいのは車両の更換ですね、これは走行何キロ走ったら車両は更換をいたしますか。そして……
○野坂委員 畜産局長がおいででありませんから、高須さんのほうにお尋ねします。
朝来から議論がありました飼料の問題なり肉用牛の問題についてお尋ねをいたしますが、まず、最初に、牛肉の資源は世界的に不足をしておるというふうに長期の展望に立って当時説明がございましたが、今日の段階で肉用牛は何頭いるのか、そして、今後の展望としてどの程度頭数をふやすとお考えになっておるのか、お尋ねをしておきたいと思います。
【次の発言】 百七十万頭から百八十万頭というお話しがございましたが、昭和四十五年百七十八万九千頭、現在では百七十五万二千頭というふうに把握しておりますが、そういうふうに考えてよろしいか。
○野坂委員 簡単に質問をして終わりたいと思いますが、まず、米のことです。米につきましては、国民の食糧を確保するということが一つと、生産者に対しては、生産費や物価や米の再生産を期すという意味で、来年もまた新たな意欲で生産に従事をしてもらわなければならない。こういう考え方を基本にして、生産者の状況から質問をしていきたいと思います。 地域の問題で恐縮でございますが、陳情書も出してありますから長官はすでに御存じのとおりだと思うのですが、私の出身の県であります鳥取県に日野郡という地域がございます。この郡部には四つの町村がございますが、全部過疎地域に指定をされて人口が減りつつありますし、今日の産業という……
○野坂委員 政務次官にきのうも私ども要求事項を持って話し合いに参りましたが、そのときにお話がありました長距離トラック運転者の公共休養施設について、まずお尋ねをしたいと思います。 これにつきましては、御承知のとおりに、いままで参考人をこの委員会で二回も招致をして、交通安全に対し、交通事故防止のために過積み、過労運転をなくする、この立場でいろいろと検討されました。その際に、学者、学識経験者あるいは運転者自体の統計から見て、二百キロ程度走行いたしますと非常に疲れをみるということが本委員会で明確になってまいりました。したがって、休養をすることが必要であるという観点から公共休養施設の設置の問題が委員会……
○野坂委員 交通安全に対する各関係の大臣、長官、委員長は交通事故の問題を取り上げられまして、特にこの四年間連続で交通事故は減少しておるということを指摘され、特に死者の数は一万一千四百人となりまして、昭和三十七年当時と同じになったということを指摘をされております。しかし反面、今日なお六十五万人にも及ぶ交通事故者があるというこの現状から一日も早く脱却をして、交通安全を確立をして事故の絶滅を期する、こういうのがどの大臣からも述べられたことであります。 したがって、この絶滅を期するために、総理府といたしましては、もちろん交通安全対策室も持っておられ、全関係省庁と一体となってこの絶滅を期する、こういう……
○野坂委員長代理 次に、沖本泰幸君。
○野坂委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が所用のため出席できませんので、指名によりまして、私が委員長の職務を行います。
自動車安全運転センター法案を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。勝澤芳雄君。
【次の発言】 次に、平田藤吉君。
【次の発言】 この際、午後一時まで休憩いたします。
午後零時七分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。小濱新次君。
○野坂委員 いま春闘も厳しい情勢のときでありますが、これらの問題も受けて、私は昨年の四月四日、関係の省庁の皆さんにお尋ねをしてきた経過がございますが、それらの点について余り進んでいない、こういう認識に立っておりますので、以下の問題を具体的に挙げて、それらについてどのようにお考えか聞いて問題を詰めていきたい、こういうふうに思います。 まず最初は、トラックの問題でありますが、ハンドルを持つ時間の問題について労働省にお尋ねをしたいと思います。 去年の四月四日に堀野さんという参考人をこの委員会に呼んで、交通の安全、そういうことから見てどの程度が連続ハンドルを持つ時間として適当かということを尋ねまし……
○野坂委員 おとといの二十日午前零時五十一分、そのころに東北本線の名取駅南方の方から走ってまいりました貨物列車が脱線をしたという記事が出ておりますが、この東北線の貨物列車事故の概要とその原因について、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 現在調査が進められておるということでございますから深くは追及をしませんけれども、仙台の局長は取り扱いについては規則どおり実施をした、こういう談話が発表されておるわけです。お話がありましたように八千五百人に上る乗客が非常に迷惑をした。しかも途中でブレーキの故障に気がついて、船岡駅で十分検査をしてそれから発車をした。ブレーキ不良六十五キロ注意とか、こういうふ……
○野坂委員 総理府の方に最初にお尋ねをいたします。 去年の五月この交特の委員会で私もお尋ねをしたのでありますけれども、今日、交通事故は減少しつつありますが、裁判なりあるいは賠償等の問題について、被害者の方はその決定が遅い、こういうことから、できるだけ早くその結論を得たい、こういう動きもあります。したがって、二月に交通裁定委員会ですか、そのものができ上がったということであります。その交通委員会から交通事故裁定センターというものが申請されておるということでありますが、この裁定委員会から裁定センターとして申請があった経緯はどのようなものであるか、まず伺っておきたいと思います。
○野坂委員 通産大臣が御出席でございますので、冒頭に大臣にお尋ねをいたします。
最近の経済の動向、景気の動向、こういう状況なり、あるいは本会議等で関係大臣が明らかにされておりますが、資源のないわが国、そういう立場から、いままでとってまいりました高度経済成長ということは、これから低成長といいますか、安定成長の方向に入ると思うのでありますが、通産大臣としては、これからの経済の動向はどのように推移するとお考えでありますか。
【次の発言】 これからの経済の動向は、政府としては安定成長を進めるということでございました。
振り返ってわが国の経済の状況を考えてまいりますと、昭和三十五年以来高度経済成長政……
○野坂委員 大臣の所信表明の演説に関連をして質問をさせていただきたいと思うのでありますが、去る十二日、十三日と相次いで質疑が行われたわけでありますが、どの委員も申し上げておりますように、農林大臣は、御就任になりますと早早に攻めの農政を強く訴えられてまいりました。さらに、この二日間の中で、あなたの政務次官の江藤さんもお話しでありましたが、農家の皆さん、農民の心に触れ合う農政を推進すると言い、そしてあなたはあすへの希望を持つ農政を展開をするのだというふうにお話しになりまして、統一選挙間近でありますから、くにへ帰って聞いてみますと、安倍農政に期待するところは大であります。 したがって、いま申し上げ……
○野坂委員 昭和四十四年に制定をされました農業振興地域の整備に関する法律は、二つの柱によってでき上がっておると私は理解をしております。
一つは、農業地域の確保と保全、もう一点は、当該の農業地域について、農業に関する公共投資、農業の振興に関する施策を計画的に推進すること、そして、この二つを両輪のように進めていくことがこの農業振興地域の整備に関する法律である、この二つが基本だというふうに考えておりますが、そのように理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そういたしますと、農用地の保全、確保、さらには拡大ということがねらいでございますが、それが施行されましてから五年間、事志と違って農用地は……
○野坂委員 委員長にお願いをしておきましたが、早く会議を進めるために被害の現物を政府に提出します。 いま、政府から、五月末から六月上旬にかけまして降ひょうのあった被害の把握の状況の説明がされましたが、この説明の中で、統計情報部等が二十日以内にその状況を集約して対策を実施したいという御報告でございました。私はいま御報告のありました中の被害県であります鳥取県の出身でありますが、鳥取県なり岡山県なり、あるいは滋賀県なり高知県なり、相当の県が被害を受けたわけでありますが、鳥取県の実情といたしましては、五月の三十一日の正午ごろから約三十分間と夜の八時過ぎから約二十分間降ひょうがございまして、大きさは十……
○野坂委員 それでは、最初に厚生省の方にお尋ねをしたいと思うのです。 社会保障制度審議会等の答申を見ましても、「五十一年度には、わが国の年金制度の総合的な見直しが行われると伝えられているので、共済年金関係も当然それに応じた大幅な改正が行われなければならない」と述べられております。いわゆる年金制度について五十一年度は見直すといいますか、洗い直す時期に来ておると言っております。また、厚生省におきましては、ことしの一月六日の新聞等を見ましても年金制度の一本化構想が出されております。仮称としては新国民年金法案、これの要綱をまとめて五月ごろに審議会に諮問するということが新聞に載っておりますが、この構想……
○野坂委員 労働省にまず最初お尋ねをいたしますが、時間が初めから非常に制約をされておりますので、予定を変更して直截にお尋ねをしたいと思うのです。
現在の失業者は現時点で同名いるのか、その失業者の生活の状態はどのように把握をされておるのか、この点をまず伺いたい。
【次の発言】 失業者の方は全部失業保険をもらっておりますか。もらっていない人があるとすればどの程度ですか。
【次の発言】 その百五、六十万人の就職を希望されておる方は、大体どういうところに居住されておるのですか。
【次の発言】 失業保険をもらっておる諸君のほかに五十万人程度は失業保険を受給されていないと私どもも承知をしております。それ……
○野坂委員 交通安全を図るために、特に昭和四十一年から第一次三カ年計画、第二次三カ年計画、現行五カ年計画、新たに新五カ年計画等、そういうふうに総合的に進められておりますが、当初この計画を進められるに当たって予想した死者なり負傷者というものは、予想どおり大体進行しておりますか、総理府の副長官にまず冒頭お尋ねいたします。
【次の発言】 現行の五カ年計画、これについては当初あなた方は一万九千人を想定をしておった。しかし現実は一万一千人に激減をした。これは予想以上だったですね。三木内閣の中では、すべて見直しに見誤りが多いのでありますが、これについてはまことに結構な見誤りであったと思うのであります。しか……
○野坂委員 一番最初に、総理府の竹岡室長にお尋ねをいたしますが、この間交通の安全に対する決議が行われまして、資料によりますと、総理府が昭和四十五年に行いました交通事故の長期予測によりますと、昭和四十九年における死者数は一万九千七百三十七人と予測をされておりました。しかし、実際の死者数は一万一千四百三十二人でありまして、総理府の予測と大きく変わったことは喜ばしい限りでありますが、四十五年をピークにして漸次死傷者は減少をたどってきました。この間の決議にもありましたように、安全施設の手を緩めますと、再び事故が増勢するという状況にある、こういう指摘もございまして、昭和五十六年には最低といえども八千四百……
○野坂委員 政務次官から聞きましょう。
昨日もいろいろと米の問題等について議論がございました。私は今度の国会は国民の皆さんによくわかりやすい国会にしなければならぬということを議運の皆さんから確認をされておるわけでありますが、そういう意味でわかりやすく答えていただきたいと思うのです。
ことしの八月に「総合食糧政策の展開」というような農林省の案が出されております。その中で稲作の転換、これが図られておるわけでありますが、これは具体的にどういうことをいっておるのか、政務次官にまず聞きたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、米の需給の関係からそういうことを考えたのだ、稲作の転換を図っておるのだ……
○野坂委員 ただいま総務長官から交通安全基本計画についての説明をいただきました。私は、まず、陸上交通の交通安全対策についてお尋ねをしたいと思うのでありますが、現在の車両数というのは大体何千万台ありますか。警察庁の交通局長にお願いします。
【次の発言】 そのうち白と青とを分けてどういうぐあいになりますか。――後で答えてもらいます、時間がありませんから。白は大体千六百万台ぐらいあるじゃないですか。見てください。
いま総務長官からお話がありました第二次の基本計画でありますが、従来にもまして交通安全対策を総合的かつ強力に推進する、だから四十五年のピーク時の半減にしてみせるということであります。私は五……
○野坂委員長代理 次に、土橋一吉君。
【次の発言】 どなたに質問ですか。
【次の発言】 次に、小濱新次君。
○野坂委員 まず、保険の問題について大蔵省の保険部長にお尋ねします。 五月の十二日のこの委員会で、自賠責保険に関する運用益の問題について部長にお尋ねをいたしました。損保会社のいわゆる自賠責保険の赤字は百六十五億円に上るというお話があり、運用益をこれに充てる、いわゆる補てんをするというお話もあったわけであります。しかしその時期はいつかということを検討しておるということでございますが、保険料のあり方につきまして、純保険料というのと付加保険料というのが保険料の中に含まっておるわけでありますが、この運用益をこの保険会社の損失に充てる、その時期等について検討しておられるならば、その時期と、保険料の中で……
○野坂委員 皆さん多忙のようでありますから、まず政務次官にお尋ねをしておきたいと思います。 去る二月四日以降、国会はロッキードの問題で異常な空気であるということは御案内のとおりであります。この中で、問題の解明はされておりませんが、いまその焦点にあるのは病床にある児玉氏、そして証言が行われましたけれども非常に疑いを持って見られておるのは丸紅だ、こういうふうに指摘しないわけにはまいらないと思うわけであります。三木総理を初め日本の名誉にかけて、あるいは民主政治の根幹に触れる問題である、こういう立場から、この解明を急がなければならない、こういうふうに私どもは思うわけであります。政務次官もそのとおりに……
○野坂委員 委員長からお示しのありました農業者年金基金法の一部改正、農林年金法の一部改正の二法案について質疑に入りたいと思います。 まず、農業者年金基金法の一部改正について局長にお尋ねをいたします。 いま大臣から提案理由の説明がございましたとおり、本年金基金法は政策年金として昭和四十五年の五月に成立をいたしました。そして四十六年一月一日から業務は開始をされたのでありますが、政府は法律制定当初この加入者を約二百万人と予定しておりました。したがって、当初予算に計上されましたのは百八十五万人、四十九年度以降は百六十五万人を計上してまいられたわけであります。しかし、五十年の三月末の現状というのは、……
○野坂委員 時間がありませんから簡単に率直に尋ねますから、農林大臣から明快にお答えをいただきたいと思います。私の持ち時間はあと三十分足らずでありますから、よろしくお願いします。 いま芳賀議員からも御質問がございました農業者年金の基金、そのうちの完全積立方式の問題についてお尋ねをいたします。 農林大臣から、他の年金は修正積立方式、農業者年金は完全積立方式、修正積立方式については将来の加入の推移を見て決めたい、努力をしたい、こういうお話がございました。したがって、昨日私が構造改善局長にお尋ねをしたところ、その加入の推移ということが中心になるようでありますから、十年後には農業者年金基金加入者は百……
○野坂委員 それでは、私に与えられた時間は非常に限られておりますので、簡単に要点だけを質問をいたします。したがって、明快にして前向きな御答弁をまず最初にお願いをしておきたいと思うのであります。 まず、林野庁長官にお尋ねをいたします。 本年は私たちの鳥取県では豪雪はありませんでした。しかし、昨年、一昨年と相次いで豪雪被害に見舞われまして、倒木起こしあるいは再造林、こういうことを進めてまいりました。しかし、この倒木なり造林の補助対象というものが、〇・一ヘクタール以上というふうに措置をしてあるわけでありますが、各山村地域を歩いていろいろと農家の皆さんや林業家の皆さんと話し合ってまいりますと、大き……
○野坂委員 いまのひょう被害の問題について簡単に触れておきます。 安倍農林大臣ないしは他の政府の方から御答弁いただきたいのですが、いまも同僚議員からお話がありました。この前の農林水産委員会で私が、五月三十一日にわが鳥取県にもひょう被害がありました、こういう質問で天災融資法の発動についての見解をただしました際に、この天災融資法の適用は、天候が同じような状況で、そして同じ時期であれば、全国的に国民経済に重大な影響、具体的な数字は約六十億円を水準として考えたい、六月いっぱいにもひょう被害はある、こういうふうに判断されるので、そのトータルを待って六十億になれば、全国的にそのものを一括して天災融資法の……
○野坂委員 去る七月の七日に開かれました米価審議会は、八日の日に生産者委員が一斉に退場するという事態を招いて、十日に閣議で決定をされました。その中で五年間で生産者米価と消費者米価の逆ざやは解消するという決定もされ、農家にとりましてはいよいよ農業は深刻化をしてくる、崩壊をするのではないかという心配があるわけでありますが、米の作柄についても大臣は非常に注目をしておられることは間違いがないと思うのであります。農林経済局長等もお呼びしておるわけでありますが、もし大臣が今日の現況を知っておられるならば、米の作柄状況についてはどのように把握をしておられるのか、そしてまた農業資材等の前年今日との対比はどの程……
○野坂委員 質問する前に、稻葉法務大臣初め皆さんの御出席をいただいておるわけでありますが、最高裁判所の長官を御要請申し上げたのでありますけれども、退任に当たっての裁判官会議だとかいうことで御出席がございません。したがって、それらの問題に触れないように質問いたしますけれども、法務大臣に全般的なことをお尋ねをしていきたいと思っております。 まず一番初めに、一般的な考え方を大臣にお尋ねをしたいと思うのでありますが、たとえば裁判所、たとえば検察側、こういうような裁判なり捜査というものについては公正妥当なものであろう、またそうならなければならない、こういうふうに私どもは考えておるわけでありますが、法務……
○野坂委員 いま交通安全に関係する各大臣なり政務次官から決意の表明があったのでありますが、いまの勝澤委員の問題に関連をしても、交通安全と車の数量というものは非常に密接な関係があるということは、従来からこの委員会で議論をされてまいりました。 そこでお尋ねをいたしたいのは、今度の総務長官は、特に総合交通対策の担当大臣、こういうことになっておるわけであります。この前のこの委員会で、これからの自動車の伸び率はどういうことになっていくのか、こういう私の質問に対して、昭和五十五年には自動車は大体三千七百万台になる、昭和六十年には四千四百万台になる、そういう傾向が見られるということがございました。受けざら……
○野坂委員 私に与えられた時間は約四十分でありますが、この間に、ここ数年の間に大衆化が非常に進んでまいりました、われわれに余り縁がないのでありますけれども、宝石の取り扱いについて問題点を提起しながら、通産省や公取あるいは国税庁の皆さん方にお尋ねをしたいと思うのであります。 総選挙も目前に迫りまして私どもよく結婚式に出るのでありますが、若い男女が指輪の交換をしているほほ笑ましい姿を四六時中見ます。皆さんもそうであろうと思うのでありますが、この結婚の指輪が交換されておるのは七八%にも上っておりますし、この七八%のうちの四二%はダイヤだと承知をしておるのであります。日本のダイヤモンドの需要は全体の……
○野坂委員 運輸大臣にまずお尋ねをいたしますが、最近特に物価の急上昇という事態に逢着をして、国民生活は非常な打撃があるということは御案内のとおりであります。先ほども経済企画庁の国民生活局長からお話がありましたとおりに、公共料金の引き上げはしない、運輸大臣も経済閣僚の一人でありますからそういうことは十分御認識のことだと思っております。ただ、先ほどの発言の中で、国鉄の運賃はやむを得ない、その裏には国鉄運賃引き上げ自体も非常に問題であろうという言外の意味があっただろうと私は推測をしております。 そこであなたにお尋ねをしたいのは、あなたの所管をする陸海空、これらの公共料金は先きほどの経企庁と同じよう……
○野坂分科員 私は、今日の国際情勢は非常に緊張緩和の方向に向かい、かつ、全世界の平和の声は非常に高まっておる今日、わが国が防衛力を増強する、そういう姿についてはきわめて遺憾に思っております。特に、私の県に美保基地というのがございます。御案内のように、昭和三十一年アメリカ軍の通信施設から自衛隊が管理し、今日輸送航空団としての役割りを果たしておるわけでありますが、ここで長官に質問をいたしたいのは、この滑走路のつけかえ工事を昨年、本年と行なってまいりました。それは長官の前、いまの鶴崎施設庁次長でありますか、当時参事官でありましたが、このつけかえ工事に伴って、その地域、鳥取、島根両県で異常なほどの反対……
○野坂分科員 限られた時間ですから、一、二の問題について運輸大臣にまず質問いたしますが、まず質問の前に運輸大臣に、運輸行政に対する姿勢についてお伺いをしたいと思います。 田中総理も、今日の高度経済成長政策によっていわゆるずっとひずみが出てきた、言うなれば過疎と過密が出てきた、今回は福祉元年といわれるそういう姿勢に変わって、生産第一から福祉第一に経済政策も変えていきたい、こういうふうに言っておるようであります。したがって、運輸大臣としては、この運輸行政をつかさどるにあたって、住民の不便、福祉、そういうものの立場に立って住民の不便を解消する、こういう運輸行政の立場でこれから取り組んでいかれるのか……
○野坂分科員 それでは、いまも楢崎委員のほうからお話がございましたが、石油の値上げの問題が昨日新聞で、あるいはきょうの新聞でも報じられております。いま通産大臣がお話しになりましたように、この値上げ問題につきましては、非常に閣内でも慎重に討議をするという姿であります。 そこで、通産大臣にお尋ねをしたいと思いますが、いまお話がありましたあなたと大蔵大臣との関係で、若干のフィーリングの相違はあるけれども、大勢に影響はないというお話がございました。昨日の夕刊の中に、福田大蔵大臣が、物価抑制という観点を第一に考えなければならぬ、石油を値上げしても、他の物価の抑制がうまくやれるように目張りをしなければな……
○野坂分科員 私の出身県に美保基地という輸送航空団の所在する基地がありまして、民航と共用をされております。この航空自衛隊の輸送機はYS11とC46、この輸送機が配備されておるわけでありますが、C46も廃棄になっておる飛行機がありまして、学校等に並べられておるのもあります。したがいまして、このC46を今後も輸送機として使用し、製作をするのかということが一つと、もしやめるということであれば、いつの時点で終わるのか、まず聞いておきたいと思います。
【次の発言】 五十一年度で全部廃止をするということでありますが、それにかわる輸送機というものが当然考えられると思うのでありますが、どういう機種をおつくりで……
○野坂分科員 大変時間がかかっておりますし、ごく簡単に質問をして終わりたいと思いますが、初めに大臣にお尋ねをいたしておきます。 田中内閣から三木内閣にかわりました。かわって、人間尊重の政治ということを標榜して、特にその中で社会保障の充実、このことが重点であるように三木内閣は位置づけをされておるというふうに理解をしております。したがって、まず大臣にただしておきたいと思いますのは、今度の老齢年金をながめましても、四月から一万円とか、あるいは十月から一万二千円とか、あるいは来年の四月は二万円だとか、こういうふうに上げようとする意欲も見られておりますが、国民の側から見ますとまだまだ不十分だ、こういう……
○野坂分科員 永井文部大臣にまず冒頭にお尋ねをいたしておきますが、大臣は民間から起用されて特に教育には造詣が深いわけでありますから、できる限りよくわかるようにお話しをいただきたいと思います。
まず、よく法律に「当分の間」という言葉がございますが、常識的に申し上げて、「当分の間」というのはしばらくの間、こういうふうに私どもは理解をしておりますが、大臣は、「当分の間」というのは、具体的に期限を切って言うならば、大体どの程度の期間を「当分の間」というのか、伺っておきたいと思うのです。
【次の発言】 「当分の間」というのが十年も二十年も考えることはないと思うのですが、また国民もそう考え、学校教育ある……
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