このページでは野坂浩賢衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○野坂浩賢君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、羽田総理の所信表明演説に対して、昨日の村山委員長に引き続いて質問をいたします。 南京大虐殺や集団的自衛権をめぐる閣僚発言問題や朝鮮民主主義人民共和国の核疑惑問題など、安保・防衛・外交問題については村山委員長が取り上げましたが、重大な問題でありますので、私からも補足をして若干の質問を行いたいと思うのであります。 永野発言のもたらした影響は極めて甚大であり、重大であります。 細川前総理が昨年夏の特別国会で、「過去の我が国の侵略行為や植民地支配などが多くの人々に耐えがたい苦しみと悲しみをもたらしたこと」についての反省を率直に表明したことは……
○国務大臣(野坂浩賢君) 二階議員にお答えをいたします。 今総理がお答えいたしましたように、今回の大地震、大災害につきまして、お亡くなりになった方々に対して心から弔意をあらわし、そして、多くの被災者の皆さん方が整然として、パニックも起きるような状況でございますのに、自重自戒をしながら整々と活動されておることについて心から敬意を払い、感謝を申し上げておる次第でございます。 多くの被災者の皆さんが避難所等で不便な生活を強いられており、応急住宅の迅速な確保が必要であるという御指摘、まさにそのとおりだと考えております。 このために、私どもは、応急仮設住宅については、兵庫県知事ともあるいは神戸市長……
○国務大臣(野坂浩賢君) 小池議員にお答えいたします。 お話にもありましたように、今回の大震災による宅地被害は極めて甚大かつ広範囲であることから、御審議をいただいております本日の法案において、新たに、擁壁の損壊等宅地のみが被害を受けた場合であっても、その復興費用について、住宅金融公庫が長期かつ低利の貸し付けを行う災害復興宅地融資制度を創設することとしております。被災された方々を、そういう意味で積極的に支援してまいります。 被災宅地の復旧については、個人の財産でもあり、一般的には、今回新たに創設する制度を含め、住宅金融公庫の融資制度等の積極的な活用等により対処していくものでありますが、しかし……
○野坂委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの富田茂之君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、菊池福治郎君が委員長に御当選になりました。
委員長菊池福治郎君に本席を譲ります。
○野坂委員長代理 聞くんですか。
○野坂国務大臣 このたび建設大臣を拝命いたしました野坂浩賢でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 御承知のとおり、建設行政は、住宅宅地の供給、道路、河川、下水道、公園の整備等、いずれも国民生活に密着した極めて重要なものでございます。特に、現在の我が国の経済の状況にかんがみれば、公共投資に期待される役割はますます大きくなっております。二十一世紀を見据え、活力ある経済社会と安全で快適な国民生活を実現するため、国土、地域、身近な生活、それぞれのレベルで、質の高い住宅、社会資本の整備を積極的に推進していくことが必要であると考えております。 とりわけ、今後はゆとりある住生活の実現、美しい……
○野坂国務大臣 このたび建設大臣を拝命いたしました野坂浩賢でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 交通安全が全国民の切実な願いであるにもかかわらず、先ほど総務長官あるいは野中国家公安委員長等からお話がありましたように、平成五年の交通事故死者数は、前年を下回ったものの、昭和六十三年以降六年連続して一万人を超えるなど、まことに憂慮すべき状況が続いております。 このため、建設省におきましては、第五次特定交通安全施設等整備事業五カ年計画により、歩道等の整備、交差点の改良等の事業を進めるととも に、抜本的な対策として、第十一次道路整備五カ年計画に基づき、高速自動車国道等の自動車専用道路や……
○野坂国務大臣 第百三十一回国会における建設委員会の御審議に先立ち、建設行政をめぐる諸情勢の現状と私の認識の一端を申し述べさせていただきたいと思います。 二十一世紀を目前に控えた現在、活力ある福祉文化社会の創造を目指し、国土、地域、身近な生活のそれぞれのレベルで、質の高い、後世に誇り得る住宅・社会資本の整備に全力を挙げて取り組むことは、内政上の最重要課題であります。 住宅、公園、下水道、道路、河川など国民生活に密接に関連する行政分野を所掌し、国の公共事業費の約七割を所管する建設省には、こうした課題にこたえるべき重大な責務が課されているものと考えております。 先般、閣議了解された公共投資基……
○野坂国務大臣 安倍先生に御答弁いたします。 今住宅局長がお話しいたしましたように、先生から初めに指摘がありました、村山内閣は人に優しい政治をやるんだ、建設省は具体的にはどういうことをやるんだということを中谷先生からもお話がありましたが、我々は福祉の町、美しい町、そして環境を整備された町、こういうものをつくっていかなきゃならぬ。 特に先生から御指摘がありました、高齢化社会を迎えておるといいますか、現実に高齢化社会に突入をした現段階において、優しい住宅というものをつくっていかなきゃならぬ。特に高齢者の皆さん方には、段差のない住宅、あるいはバス、トイレについては補助、融資等についても十分な配慮……
○野坂国務大臣 お答えをいたします。 決していじめたわけではありませんし、私はそういうふうに思っておって、時の農林水産大臣であった田名部さんに厳しく迫った、農業は命産業であると。したがって、他の産業と同じように所得を得るように、そういう措置をとるのが政治の基本ではないか、こういう立場で先生に随分と、失礼なことは言った覚えはありませんけれども、強く提言を申し上げたことは事実であります。 私は、特に中山間地帯対策というものについてはデカップリングを主張したことは事実であります。これは財政から所得へというのは、いわゆる外国との競争の場合に、我々としては高い値段で売る、あるいは買うということはなか……
○野坂国務大臣 お答えいたします。 日本の建設市場は閉鎖的ではないかというお話もございましたが、それは昭和五十年代の半ば以降に基本的に開放いたしておりまして、そのようなことは特に規制となっていないということであります。 その内容としては、六十三年から、特定の大型公共プロジェクト等について入札や登録手続等に係る特例措置、先生御案内のようにMPAが導入されております。したがって、外国企業の、三十四のプロジェクトがございますが、それらについて処理をしております。約一千億円以上の入札、事業執行を行っておるということで、基本的に閉鎖的ではないということだけを申し上げておきたいと思います。 それから……
○野坂国務大臣 お答えいたします。 先生が御指摘のとおりでございますが、農業と農村と一体化をする、農業の振興と同時に担い手の定住を促進していかなければならぬ、そういう意味で環境の保全が農業の主たる目的になってくる、中山間地帯はそういうふうに考えられます。 したがって、農林業一体となって、お示しのように、我々は、各省庁が相連携をして、総理大臣が主導しておりますように、厚生省も国土庁も建設省も農林省も一緒になってやれということでありますから、例えば集落排水や下水道問題、そういう問題については相協力し合ってやっておりますし、建設省としても、地域高規格道路あるいはふれあいトンネル、こういう意味で地……
○野坂国務大臣 いや、あなたは長く私は短くというわけにならぬのですから、ゆっくりやらせてもらいますが、規制緩和の推進は、国民生活の資質の向上をやれとおっしゃるように、経済の活性化をやれということですから、これに向かって努力しなければなりませんが、今までの規制の緩和は、町並みの問題とか、あるいは安全であるということが原則。したがって、例えば今まで二階建てをしますと、八十平米が二階建てで、地下をつくれば、これは一階だけしか出ぬわけです。 今度は緩和をして、地下をした場合はそれも認める。あるいは、先生も御案内のように建築基準法の改正をして、集約をすれば割り増しは五〇%までします、こういうふうに一つ……
○野坂国務大臣 お答えをいたします。 今、先生がおっしゃったように、減税を必要であるからやった、減税は効果あるか、効果ありますという御答弁でございましたし、私もそう思っております。公共投資も、より景気の回復に効果あるかと言われれば、そのとおりでございますと、こういうふうにお答えをしなければならぬと思っております。 したがって、減税は、住宅問題やあるいは個人消費や、大きな影響があろうと思っておりますが、公共投資も積極的に進めてまいらなきゃならぬ。したがいまして、今お話がありましたように、経済の情勢というものを十分にらんで、そのときどきに公共投資と減税とを的確に組み合わせて対処していかなきゃな……
○野坂国務大臣 お答えいたします。 大変厳しい御質問で、右か左か、真ん中はないぞというお話でございますが、国民の願いは低負担高福祉ということを願っておるだろうと思っております。しかし、そのとおりはなかなか難しい、消費税でも先生から御議論があったように、非常に難しい問題であるというふうに考えておりますので、先生の御提言を重く受けとめて十分検討さしていただきたいと考えております。
○野坂国務大臣 私の最も尊敬する一人である村井先生にお答えいたします。 住宅の建設につきましては、現在も、前の内閣がっくったときに、三月三十一日付で五十万戸残ったのですね。そして、それも引き受けて、第一回の募集をやったら十四万戸、六十三万戸の予算のうちに六十四万戸出てきた、そういう情勢なんです。だから、景気回復のために何とかこの需要に応じなきゃならぬということで、九兆六千億、既に使い果たした。九月でも十八万戸出て、もう八十二万戸になりました。だから百万戸に届くであろうというふうに考えておりますが、それについては何としても我々は規制をしないで国民の要望にこたえたい、これが建設省の基本的な考え方……
○野坂国務大臣 お答えいたします。 日笠さんがおっしゃるように、選挙公報には所得税を減税をして、そして消費税廃止に向かって最大限の努力をいたします、そう書いてありますね。それが公約違反ではないかと。 振り返ってみますと、皆さん方と一緒に税制改革協議会を組織をして、私が座長であなたが事務局長だった、こういうことも、経緯があります。この公報の中で話し合ったのは、いわゆる消費税の欠陥、あるいは消費、所得、資産、公平公正に分析をして、消費税廃止を含む抜本的税制改正をやるべし、こういうことは渡部恒三さんもよく御存じのとおりです。この三役で大体決めてやったわけですが、したがって、その中でどうしてもとい……
○野坂国務大臣 一般論につきましては官房長官からお答えをいただきたいと思っておりますが、先生が質問の中で、あなたの中海、宍道湖の問題と今問題になっております長良川の河口堰問題について触れられましたので、その点に絞って私から先に答えておきたいと思っております。 御案内のように、先生が御指摘のように経済の情勢の変遷があると、重く受けとめなければならぬ、私もそう思います。そして、地方住民の意向というものをまず聞け、そしてその天下の流れに勇断を持って対応するようにということでございます。 中海なりあるいは宍道湖の問題につきましては、当時増反をしなければならぬ、昭和三十年ごろです。したがって、それが……
○野坂国務大臣 建設大臣の野坂浩賢でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 建設行政の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し述べるに当たり、まず、関西地方を襲った兵庫県南部地震により亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された方々や今なお避難生活を余儀なくされておられる方々に、心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 昨年末、三陸はるか沖地震の発生により東北地方を中心に大きな被害が生じ、地震の恐ろしさを改めて痛感したところでありますが、時を置かず、先月十七日に兵庫県南部地震が発生いたしました。この地震により、極めて多くのとうとい人命……
○野坂国務大臣 野田委員にお答えを申し上げます。 今、今回の兵庫県南部地震につきましてお話かございましたように、多くのとうとい人命を失った、また莫大な財産が喪失をした、このことは極めて遺憾に思っております。私も二回、四日間、現地入りをしてまいりましたが、壮絶といいますか凄絶といいますか、極めて厳しい状況の中で、一刻も早く、一日も早い復旧と、そして、復旧から本格的な復興へと全力を尽くしてまいらなけれはならぬ、そういう思いを強くいたしました。 従来から、それらについては関心を持ちながら補強、補完をしてまいりましたけれども、このような重大な惨事に遭いまして、徹底的にその原因を追求をして、安全で安……
○野坂国務大臣 ただいま議題となりました電線共同溝の整備等に関する特別措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 電線による道路の占用につきましては、安全かつ円滑な道路交通の確保や道路景観の整備の観点から、従来より地中化を進めてきたところでありますが、今後は、都市防災対策の強化、高度情報化社会の実現のための電線の収容空間の確保等の必要性が高まっていることから、電線の地中化を一層推進していくことが必要となるものでございます。 この法律案は、以上のような事情にかんがみて、道路管理者が、特定の道路について、電線を共同して収容する電線共同溝の整備等を行うことにより、道路の構造……
○野坂国務大臣 お答えします。 この所管については厚生省の所管でございます。御案内のように、仮設住宅が三万戸、それから近隣の府県の御協力による公団住宅とか公営住宅等合わせて二万六千五百、そして、今御指摘がございました御老人の皆さんや身障者の皆さん方、それを最優先に考えていかなければならぬので、民宿でもホテルでもどこでも結構、そういうところでしばし安楽に暮らしてもらいたい、これは八千戸、合わせて大体六万四千戸程度になるのじゃなかろうかと思います。 その上に、仮設住宅が足らないのじゃないかと私の方から本部長に申し上げまして、それならば至急にやっていきたいということで、折衝の結果、一万戸増設とい……
○野坂国務大臣 ただいま議題となりました被災市街地復興特別措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 本年一月の阪神・淡路大震災は、直下型地震により多くのとうとい人命と生活、経済活動の基盤が失われるという、我が国の近代的大都市がこれまで経験したことのない激甚な被害をもたらしたところであります。この被災市街地の一刻も早い本格的復興のためには、考えられる限り既存制度を最大限活用することはもとより、広範かつ甚大な被害にかんがみ、防災性の高い安全で安心できる町づくりを緊急、強力に推進するための新たな制度がぜひとも必要であります。さらには、この新しい制度は、今回の未曾有の大災害を……
○野坂国務大臣 山本先生は大蔵省の出身ですし、すべて御存じだと思うのですけれども、今行政改革の流れの時代だ、こういうお話もありました。しかし、私たちは国民のニーズということも考えていかなければならぬ。住宅を建設をする、こう言うと庶民の皆さん方は住宅金融公庫を頭に浮かべます。したがって、戦後四千万戸建てた現在の日本の住宅事情と、その中で四分の一ないし三分の一まで下がろうとしておるのが国民金融公庫の融資です。低利で固定して、それを国民ニーズに合ったように我々は使いこなすということが必要だろうと思います。 御案内のように、本年は九十九万戸という大きな数字を示しました。したがいまして、先生がおっしゃ……
○野坂国務大臣 お答えをいたします。 斉藤委員の見識の高さについては十分参考にしていかなければならぬと思っております。 建設省といたしましては、この所管の工事において、従来の経験を生かしあるいは新しい技術を導入をして、間違いのない建設を進めていかなければならぬ。発注者においては、あるいは設計においても厳格な検査を行って工事の品質を確保してきた、こういうふうに自認しておりました。 しかし、現実に橋は倒壊をしました。したがって、これについては、橋梁の専門家あるいは土木の専門家、それぞれ専門家から成る委員会を設置いたしまして、原因の究明、そして損傷の実態、こういうものを十分把握をして、よりよい……
○野坂国務大臣 住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって可決されましたことを深く感謝申し上げます。
今後、審議中における委員各位の御高見や、ただいま議決になりました附帯決議の趣旨を十分に尊重してまいる所存でございます。
ここに、委員長初め委員各位の御指導、御協力に対し深く感謝の意を表し、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
【次の発言】 電線共同溝の整備等に関する特別措置法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま全会一致をもって……
○野坂国務大臣 ただいま議題となりました河川法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 近年、市街化の進展に伴い、都市における計画的な治水対策の推進が強く求められている中で、事業用地の取得の円滑化を図るとともに、適正かつ合理的な土地利用を図りながら、河川の整備と河川管理の適正化を推進することが必要となってきております。 また、河川区域内において近年増加傾向にある車両、船舶等の違法放置物件に的確に対処することが求められているところであります。 この法律案は、このような現状にかんがみ、地下に設けられた放水路、調節池等の河川管理施設について、河川区域の範囲……
○野坂国務大臣 お答えをいたします。 広野先生が御指摘になっておりますように、これは以前からの問題でありまして、私は九月に新聞を見て、事態を重視いたしました。早速に理事長をお呼びいたしまして、この内容の調査を徹底してやってほしい、したがって、調査委員会をつくってそれによって調査を推進してもらうということで、折々にその結果を聞いておりますが、十七回もやったけれども、そのような事実はないという御返答でございました。広野先生が、非常に手ぬるいではないかという御指摘でございますが、先生方から見ればそのようにお感じになるであろうと私も思います。 それで、いよいよ公取が刑事告発をするという段階の前に、……
○野坂国務大臣 長内先生にお答えしますが、御指摘ありましたように今回の改正は、国民負担の軽減及び行政手続の簡素化、合理化、この要請にこたえて実施をした、そういうふうに御理解いただきたいと思います。 具体的には、免許の有効期間を三年から五年にしたと。その五年にいたしましたわけは、規制緩和、建設省の場合は社会的な規制の方が多くて、経済規制は取り払うべきだというふうに考えておりますが、五年にしましたけれども、御指摘がありましたように、法の目的である消費者の保護を図る、そういう観点から、免許基準の強化、業務に関する禁止事項の追加、こういうものを行って、強化すべき点については強化をするというふうな法律……
○野坂国務大臣 先生にお答えをいたします。 御案内のように、我々は今の段階で、復旧から復興への道をたどっておるというのが現状であります。先生方が二十四日に御視察になりまして、復興十カ年計画について強い要請があった模様でありますが、私も二十九日に参りまして、十カ年計画を繰り上げて実行するようにということを逆に要請をしてまいった程度であります。したがって、本予算及び補正予算について、随分知事からあるいは笹山神戸市長からもお礼の言葉がございまして、私も現地を視察してまいりましたが、大きく町は変わってきた、復興の息吹は胸につかえるほど実感してまいりました。したがいまして、仰せのとおりに、十カ年計画を……
○野坂国務大臣 交通安全対策に関する諸施策につきまして、私の所信を申し述べるに当たり、まず、今回の阪神・淡路大震災により亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、負傷された方々や今なお避難生活を余儀なくされておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。 建設省といたしましては、この未曾有の大災害に対し、全省、総力を挙げて取り組んでいるところであり、中でも、道路交通対策につきましては、災害発生直後から緊急輸送道路の確保を初めとする道路の応急復旧等さまざまな措置を講じてまいったところであります。 今後とも、被災地において不安な避難生活を強いられておられる方々の窮状を一……
○野坂国務大臣 お答えいたします。 今先生から御指摘をいただきましたように、またアンケートの結果を御発表になりましたが、四九・四%というのは、歩道の充実をやれという圧倒的な国民の声――村山内閣も総理が言っておりますように、「人にやさしい政治」ということを強調しております。建設省としては、その具体化のためには、人にやさしい町づくりをやらなきゃならぬと、弱者対策というものを本格的に実施をしなきゃならぬと考えております。 お話がありましたように、昨年の歩行中の事故死者数は二千八百八十六人に上っておりまして、極めて重大と受けとめております。全事故死者数の三割を占めておるというのが実態でございます。……
○野坂国務大臣 阪神・淡路大震災に伴う被災地の道路の復旧等の状況につきまして、御報告を申し上げます。 去る一月十七日に発生した阪神・淡路大震災は、我が国がかつて経験したことがない甚大な被害をもたらしました。建設省といたしましては、被災地の一日も早い復旧復興に省を挙げて全力で取り組んできたところでございます。 この地震によって、道路につきましても広範かつ甚大な被害を受け、中でも、高速自動車国道、阪神高速道路及び直轄国道においては、高架橋等の被災により、二十七路線三十六区間で通行どめとなりました。このため、広域輸送ルート、復興物資等の輸送ルートを優先的に確保すべく早急な復旧に努め、現在までに、……
○野坂国務大臣 お答えいたします。 深谷議員の御指摘のとおりに、第二次、第三次の災害対策、これらについてアメリカの例を引いてお示しいただきました。 私どもは、十八日から危険度の高い建築物について、公共建物については二十二日までに危険箇所であるということの張り紙をいたしました。特に市の職員、県の職員、建設省の職員、公団職員、そのほか民間の建築十約百二、三十名を動員をいたしまして、三百名程度で張り紙を行っております。 ただ、危険度の高いのは黒い紙を初め張っておりましたので、わかりにくいということで、危険なのは赤、荷物の取り出し等について一時的に入れるのは黄、そして安全度の高いものは青、こうい……
○野坂国務大臣 お答えをいたします。 若い青年議員である前原さんですから、極めて純粋に物をお考えになっておりますし、そのとおりでなければならぬと思う。談合の行為はあると私は認識をしております。その認識の上に立って、どう談合が行われないように措置するかということが我々の課題でもあります。 したがいまして、第一番にお尋ねの、アメリカよりも高いじゃないか。そのために我々は二十一世紀までに標準家屋は現在の価格の三分の二までおりるように努力しよう、これが一つの目標であります。 公共事業の建設費縮減のための検討委員会をつくりまして、アメリカ及びECを調査してまいりました。その内容は、外国の材料を輸入……
○野坂国務大臣 お答えをいたします。
先生がお話しになりましたのは、倒壊したマンションの建てかえについて、この問題については、我々といたしましても積極的に復興に全力を挙げたい、こういうふうに考えております。したがいまして、補助金は別段ございませんが、住宅金融公庫の災害復興の住宅融資、これを適用したい。分譲するマンションについては四・一五で三十五年、それから修理の場合は二十年ということで、それぞれ御用立てをするという体制に現在しております。
【次の発言】 お答えいたしますが、今、経済企画庁長官からお述べになりましたように、いわゆる平成七年度から始まる十カ年計画、六百三十兆円の公共投資をどういう……
○野坂国務大臣 お答えをいたします。
阪神高速道路は、御案内のように昭和四十一年から四十五年にかけてやっております。落橋したところは四十二年から四十三年にかけてやっております。当時は一般競争入札という制度はありませんでしたので、私は指名競争入札で実施したものと考えております。
詳細は事務当局から答弁させましょうか。いいですか。(平田委員「結構です」と呼ぶ) はい。指名競争入札です。
【次の発言】 お答えいたします。
当時の地震は、お話があったように震度七という大地震でございます。過去の手抜き工事その他の問題については、その被害状況を徹底的に今調査をしております。私も十七日、十八日、二十八……
○野坂国務大臣 お答えをいたします。 今総理大臣が御答弁されましたように、見直しをしなければならぬだろうというふうに結論は考えておりますが、橋梁につきましては、今までもお答えしてまいりましたが、関東大震災や新潟地震、その都度整備、補強してまいったつもりであります。しかし、現実に倒れたわけですから、我々としては、その状況というものを十分把握しなければならない、原因を究明しなければならぬ。そういう意味で、地震学会及び橋梁学界と合同委員会を開いて、損傷その他の原因について究明をしております。一月の二十四日、今度は二月の十日にやりまして、最終的に、できるならば三月中にその結論を出してほしい、こういう……
○野坂国務大臣 お答えいたします。 阪神高速道路神戸線ですね、特におっしゃるように千百八十基ばかりございまして、そのうちに大きな損害を受けました橋は百五十基ございます。軽微なものは四百七十基で、あとは損傷はない、こういう結果が出ております。 先生が御指摘になりましたように、ダイエーの例を挙げられましたけれども、十八日には各社のトップが全部現場に参りまして、速やかに緊急物資の輸送等の道をあけなけりゃならぬということで、四十三号線はあけてまいりました。もうあと二路線、二区間でございますが、速やかに復旧しなけりゃならぬと思っております。 この復旧の仕方でございますが、先生が御指摘のように、とり……
○野坂国務大臣 お答えをしますが、簡単に申し上げます。 事業は四十三年から四十四年にかけて行われておりまして、お話しのようにコンクリートの水増しというような問題についてでございますが、当時は鉄筋コンクリートの強度試験とか現場監督の立ち会いをやっておるという事実はわかっておりますが、先生が写真で示されましたように、そういう圧縮試験の設計どおりやられておるかどうかということは、今原因の追求をしておるさなかでありまして、橋梁工学者や地震工学者等による検討委員会が二回目の原因究明を行っております。したがって、その結果、そのデータに基づいて原因を徹底的に追求して、質問の御趣旨にこたえたい、こういうふう……
○野坂国務大臣 草川さんと一緒に予算委員会の理事をやって、ここにおられる深谷さんや衛藤さんとも激しくやり合ったということはよく承知しております。 ただ、四月の八日にリクルートに関連をして細川内閣は、細川さんが辞意を表明した。(「リクルートは関係ない」と呼ぶ者あり)ああ、佐川ですか。昔のことだったので忘れたんですが、そういうことがあった中で、もう内閣は崩壊をするだろう。皆さん方の方ともいろいろと私は国対委員長として相談はいたしました。そして、自民党からも五、六人からそれぞれこういう政策ではどうかというようなものを手渡されたことがあります。 今その七項目というのは私はよく覚えておりませんが、こ……
○野坂国務大臣 お答えします。
川島委員から御指摘のありました本四公団の航路補償二百七億六千万円、漁業補償八百五十億円、この明細書の問題でございますが、きょうは事務的に専門家を連れてきておりますので、政府委員の方から答弁いたします。
【次の発言】 委員が御指摘になりましたように、二月の九日の朝日新聞にはそういうふうに書いてあります。
日本道路公団の場合を取り上げますと、この下に施設協会というのがありまして、自動車置き場とかレストランとか、そういうものを経営しておりますね。そのもとにまた施設協会の、あなたから言えば孫請ということになりますか、我々よくわかりませんが、孫請で料金の収受をしていま……
○野坂国務大臣 お答えいたします。 内容について行った諸点からお話を申し上げますが、本州四国連絡橋公団、この問題につきましては、連絡橋の三ルート、これが大体平成十一年の春には概成できますので、この時点で公団としての組織の見直しをしたい、こういうふうに考えております。 一つの条件としては、これは八県二市に協力をしてもらっておりますが、現在は借入金残高が二兆九千億ございます。したがって、各県各市、神戸市と大阪市ですが、これが脱落いたしますと約六兆円の赤字になってくる、そういう状況でございますので、この問題を確保しながら進めていかなければなりません。 もう一つは、架橋問題についての技術の水準と……
○野坂国務大臣 お答えします。 先生がおっしゃるとおり、未曾有の大震災でありますし、ボランティアが目立つほどの国民総動員の姿で復旧、復興を急がなければならぬ、そういう声は国民の一人一人がお感じになっておりますと思います。 建設業界でありますが、簡単に申し上げますと、例えばビニールシート二十六万枚、あるいはその他仮設トイレを二千二百棟とか、それぞれボランティアでカンパをしておりますが、特にダンプを三千四百台、パワーショベルを二千台、レッカーを千台、クレーンを千台、ブルドーザー六百台、こういうことを動員をして今まで協力をしてまいりました。 今度、瓦れきというものは相当数、一千百万トンございま……
○野坂国務大臣 お答えをします。 今先生からお話がありました道路も下水道も建築物もというお話でございましたが、それぞれの委員会をつくりまして、御指摘のとおり一月二十四日と二月十日にやりましたけれども、まだ結論が出ないということでありましたから、私どもも今後の対応策として、三月三十一日までにはぜひ一つの結論を出していただけませんかということをお願いしております。積極的にそれにこたえていきたいということでありますから、その結果が出たら、一つの基準、対応策、そういうものは考えてまいりたいと思っております。 それから二番目の、埼玉県副知事の言明のことでありますが、やっぱり為政者としては金より今、ま……
○野坂国務大臣 冬柴委員にお答えをいたしますが、今御指摘をいただきましたように、昭和四十六年に建築基準法の改正をして、容積率は二〇〇%ということになっております。それ以前には容積率というのはなかったんですね。だから建てても不法建築ではなかったわけです。しかし、四十六年度以降については二〇〇%、こういうことになったわけです。したがって、今おっしゃるように、現実にローンは済んでおるし、所有権はあるし、出るにも出れぬと、どういうふうにするかということであります。 ただ、今まで一貫して我々答弁してまいりましたのは、神戸市や芦屋市や西宮市をいわゆる防災都市にしていかなきゃならぬ、強い町づくりをして快適……
○野坂国務大臣 例に挙げて住宅金融公庫の特別損失金についての指摘がございました。おっしゃるとおりに、今四千二百億に及ぶ特別損失があります。ただ、いつ平準化するかということは、平成十一年にできるだろうと思っております。 ただ、委員にお話をしておきたいと思いますのは、今の景気の状況というのは、緩やかながら景気の回復の兆しを見せておるということは言えております。消費税というものを一方考えてみますと、住宅の場合で、現状三%で計算をしますと、八千億円の消費税が出ます。それに木材とかガラスとかセメントとかいろいろありましょうが、建て上がったものについての八千億円というのが現在あります。五%にすれば、今の……
○野坂国務大臣 お答えをいたします。 その問題については、この間も冬柴先生から具体的にお話がございまして、罹災都市借地借家臨時処理法、これは地域を指定して政令で起こせばできるということになっておるものですから、政令で決めました。 ただ、そこの方では、話がありますように、大家さんが、借地をしたあるいは借家人の皆さんに敷金は返す、そのときだから金が欲しい、だからそれは受け取る。それは、いわゆる権利はもうこれでなくなったんじゃないかということは一つは言えますね、返した、各契約は解除だということになりますから。 そういうことになってはならぬというのが処理法の政令ですから、だから、これについては、……
○野坂国務大臣 お答えいたします。 先生が御指摘いただきましたように、二次災害に備えまして、約三百名で徹底的に調査をいたしました。現在、緊急で、非常に危険と考えておりますのは、砂防が三十二カ所ございます。地すべりと急傾斜地が三十四カ所で、六十六カ所ございまして、これにつきましては、補正予算をつけていただきましたので、現在着工しておりまして、万全の体制を整えたということでございます。 梅雨が参りますので、これらについてどう処置をするかということで、地元の県や市と一緒に兵庫県総合土砂災害対策推進連絡会というものをつくりまして、徹底して対策というものを、二次災害が起こらないような万全の対策を整え……
○野坂国務大臣 お答えいたします。 今、河川局長が申し上げましたが、先生御指摘のように、一番危険な箇所は六十六カ所で、現在工事中でございます。今度の、お話がありましたように、四千五百カ所あるじゃないかと。これは、二千カ所に集中しておるということを答弁しておりました。これは、上にあるお宅と下にあるお宅とは両方とも申請をされておりますので、精査いたしますと大体二千カ所ということになる模様であります。 今までは、がけ崩れのがけの高さは五メーター以上ということになっておりますが、今回の震災に限って三メーターまでは全部引き取るということで、公共事業で百五十カ所は実施を今しておるところでございまして、……
○野坂国務大臣 お答えをいたします。 そのようなことが十二日の閣議後の記者会見で記者から質問がございました。その内容を申し上げますと、今お読みになりましたが、日経連の永野会長が「政治空白困るというが今だって空白でしょう もう総選挙しかない 政治家は何もしない」こういう見出しで内閣を批判をされておる。この内容を申し上げますと非常に長くなりますので、絞って申し上げますと、日本にもこの貿易黒字の問題については問題がある、特に自動車交渉の問題に触れております。そして二番目には、今の内閣では何もできない、今だって政治の空白ではないのか、総選挙をやれ、こういうふうに集約のできる御発言でございました。 ……
○野坂国務大臣 このたび内閣官房長官、あわせて女性問題担当大臣を拝命し、内閣官房及び総理府本府の事務を担当することとなりました野坂浩賢でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
微力でありますが、誠心誠意職務の遂行に当たってまいりますので、委員長初め、皆さん方の格別の御指導と御鞭撻を賜りますように心からお願いを申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 お答えをいたします。
村山第二次内閣は、景気の回復内閣あるいは改革推進政権、こういうふうに当面の課題を位置づけております。先生が御指摘いただいたところでありまして、行政改革を国政上の重要課題として位置づけており……
○野坂国務大臣 松沢議員にお答えをいたしますが、御案内のように、日本時間で昨日午前五時にイスラエルのラビン首相が凶弾に倒れた。急遽、我々も慌ただしくなりまして、総理大臣は内政上の問題でどうしても行けない、こういうことになりましたので、外務大臣に御無理を申し上げて、けさ未明に立っていただきました。国対の方にも連絡をいたしましたが、それぞれ野党の皆さんにも与党の皆さんにも御理解をいただきまして、無事河野大臣が出発をしたことにつきましては、皆様方の御好意に対して深くお礼を申し上げる次第でございます。 質問の問題でございますが、総理と大田知事との会談は午前十時十五分から約五時間にわたって行われました……
○野坂国務大臣 今総務庁長官からもお話がありましたが、私は、昨日朝の新聞を読みまして、直ちに総務庁長官を官邸にお呼びいたしました。私たちは、山口先生も御案内のように、八月十五日に総理大臣の談話を発表しております。すべてが集約をされておると思っております。ある一定の期間に多くの損害を与え悲しみを与えたと深く謝罪をし反省をし、これからの協力関係をつくっていきたいという趣旨のことが書かれております。この点については御了承いただいておりますねと確認をしました。もし誤解のあるようなことがあるとするならば、取り消しをしてきちんと謝罪をしてもらわなければならぬということも言いました。 したがって、私たちは……
○野坂国務大臣 この問題については、この委員会でも御質問がございましたが、総務庁からの報告は、別段オープンで懇談をやっておるわけではないんですから、御本人に二回にわたって新聞をお持ちしながら内容的にはただしました。したがいまして、新聞に出ている以外はないというふうに私は承知をしております。
【次の発言】 二回にわたって総務庁長官においでをいただきまして、その内容についてつぶさに御報告をちょうだいしました。あなたが言われましたように、私たちは、オフレコであろうがオンレコであろうが、事実は事実として聞かなければならぬ、こういう意味で激しく聞いてまいりました。
あなたがおっしゃったようなことは一切……
○野坂国務大臣 弘友さんにお答えいたします。 宝珠山長官の発言をめぐってのお話でございますが、私もけさ古川副長官を呼びまして、その経緯を詳しく聞きました。いわゆる頭が悪いとかばか者扱いというような発言はなかったように承知をいたしました。ただ、問題は、これから所属庁の長官である防衛庁長官が任命権者でありますから、処理することであろうと思っております。 今、内閣としては、与野党ともに、日米安全保障条約の体制下にありますが、沖縄が返還されてから二十三年間、戦中戦後ともに沖縄県民は悲しみと苦しみと怒りに今日まで過ごしてきたという厳然たる事実は、だれもが否定でき得ないと思います。 したがって、その……
○野坂国務大臣 松本先生にお答えいたしますが、田沢法務大臣に辞表提出前に私はお会いして、いろいろとお尋ねをいたしました。 新聞紙上には松本議員がおっしゃったようなことが詳細に出ております。この問題については、田沢さんが法務大臣を辞任する前にこのような記者会見をしておりますわ。「一部報道により私に関わる問題で裏取引があったごとく報道され、国民に疑惑の念を抱かせたことは、誠に残念であります。私は良心に誓って、そのことはないということを申し上げたいと思っております。」 以下、非常に長く書いてありますので申し上げませんが、私はお会いして、あなたは二億円、立正佼成会から現代社会教育協議会という名のも……
○野坂国務大臣 お答えいたしますが、この点については、審議会の公正な論議の確保についての問題でございますけれども、閣議決定はいたしております。
【次の発言】 草川さんにお答えをいたします。
文部大臣の件であろうと思っておりますが、お話がありましたときに、戦争観についてのお話がございました。お話をお聞きいたしますと、総理大臣が考えておることと一緒で、それを深く説明をしたということでございました。
しかし、記者会見の後、また新聞等を見ますというと、非常に取り消さないとか取り消すとかいうのが新聞に出ておりましたもので、誤解のある点については、あなたは真意を説明すれば十分にそれが理解できるというこ……
○野坂国務大臣 お答えいたします。 御案内のように、八月十五日に総理大臣談話が日本はもとより世界各国に放たれましたことは御案内のとおりであります。それを記念をして、本年度中にこの五十年の式典をというふうに考えておりました。しかし、相当の準備も必要でございますので、前官房長官とも打ち合わせがありまして、これを延期したらいかがかということで、閣内で延期をすることに決まりました。 したがって、本年度の予算にも確定されてございますので、この問題については、本年中に実施をして、国民の皆さんに、お互いに五十年を振り返り、将来の展望をして、アジア・太平洋地域の皆さんとも仲よくして繁栄をする方向で式典を開……
○野坂国務大臣 お答えいたしますが、綱紀の粛正の問題は、常に問題になるごとに何回も申し上げております。今委員が御指摘のように、このようなことは極めて残念でありますから、官官の接待の問題、官民の接待の問題、基本は綱紀の粛正でありますから、十分に関係省庁に対しては厳しく、今後も国民の皆さん方の師表に立つような方向で努力をするように御連絡なり御指示を申し上げておる次第でございます。
○野坂国務大臣 建設省関係の平成七年度予算について、その概要を御説明いたします。 建設省関係の一般会計予算は、建設省に移替えを予定されている総理府所管予算を合わせ、歳出六兆四千二百六十二億五千万円余を予定いたしております。 うち、一般公共事業費は、六兆二千八百二十一億八千七百万円であり、その内訳は、道路整備二兆五千八百六十五億四千七百万円、治山治水一兆二千七百三億二千五百万円、公園千五百六十六億三千四百万円、下水道一兆千百八億四千九百万円、住宅対策一兆千六十五億千五百万円、市街地整備五百十三億千七百万円となっております。 次に、特別会計予算について御説明いたします。 まず、道路整備特別……
○野坂国務大臣 小此木議員にお答えをしますが、今質問に当たっての決意の御表明も承りました。さぞかし泉下でお父上も満足しておられるだろうと思っておりますが、いよいよ御健闘のほどを祈ってやみません。 お尋ねがありましたように、このたびの阪神・淡路大震災、未曾有の大災害であったことは御案内のとおりであります。お話がありましたように、五千四百人に上るような人命が失われた、あるいは十万戸に及ぶところの倒壊があった、この状況を受けて、一体今後の都市づくりというものはどうしなければならぬか。一口で言えば、私は、防災に徹した安全な町づくりをしなければならない、こういうふうに考えております。 都市づくりの原……
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