このページでは野坂浩賢衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○野坂浩賢君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十六年度一般会計予算、昭和五十六年度特別会計予算及び昭和五十六年度政府関係機関予算、以上三案について、反対の討論を行うものであります。(拍手) 八〇年代におけるわが国の政治的、経済的課題は、紛争の絶えない国際社会において、平和国家としての責務を果たすことにあると思うのであります。 世界的に政治緊張と不安定が続く中で、平和憲法を持つわが国の国際的責任はきわめて重大であることを自覚をし、その上に立って、世界平和の確立のため最大限の努力を払うことが国民の願望であるのであります。(拍手) 周知のように、軍拡競争が政治的にも経……
○野坂委員 まず初めに、きのうの新聞にも報じられておりますが、環境庁調査として「有機塩素汚染進む」、こういう表題で、環境の悪化、汚染の度合いというものが公式に環境庁から発表されております。内容は大体御案内のとおりでありますが、「分解されにくい性質を持つ有機塩素化合物がわが国の環境を広く汚染、環境庁がこの五年間に水質、ヘドロ、魚のいずれかから検出した百六の各種化学物質の四割にのぼっていることが十二日、環境庁のまとめた「化学物質環境調査」の結果、明らかになった。」こういうことで以下ずっと書いてあるわけでありますが、これは五年間で全国各地で調査をされた結果であるのかということが一点。 それから、全……
○野坂委員 冷害、風水害、長雨等の対策と、これに関連をして米の生産調整の二期対策について、当局の皆さんに質問をしていきたいと思います。 今夏の冷害に当たりまして、それぞれ大臣初め執行部の皆さんが、その対応策として、天災融資法あるいは自作農の維持資金、共済金の早期支払い等々十九項目にわたりまして一応の対応をされたわけであります。私は、ことし七月の三十一日と八月の一日に米価審議会が開かれておりました、その際に、亀岡農林大臣の初就任の中で、青空交渉として農民側と激しく議論をされたことをよく覚えております。その際に大臣は、今日の過剰基調の中で、しかも農家の所得が減少するという状況を把握して二・三%と……
○野坂委員 農業者の年金問題についてこれから質疑をいたしますが、私はその前に大臣に確認をして質問に入りたい、こう思っております。 歴代の総理及び農林大臣は、農業と他の産業との所得の格差を是正しなければならぬ、それは政府の命題である、こういう方針で進められてまいったわけであります。亀岡農林大臣も御就任以来鋭意努力をされてまいったと思いますが、この方針に間違いはないのか。それと、現在の農業所得と他産業との所得の格差は是正をされてきたのか、格差が拡大をしてきたのか、その辺はどのように御認識になっておるのか。また、これに対応する対策としての方針があればお示しいただきたい、こう思います。
○野坂委員 総理にお伺いをしたいと思うのですが、できるだけ国民の皆さんによくわかるように私も質問したいと思いますし、総理からもお願いをしたいと思うのです。各大臣も、余りむずかしい言葉を使わないで、わかるようにお願いしたいと思います。 総理の施政方針演説をお聞きをしました。今日までわが国の経済が発展をしてきたのは、平和主義、民主主義、基本的人権の尊重、そして自由体制であった、今後もこれによって寄与する、こういう最後のお話がありました。その前に総理が特に強調されましたのは、今日の世界情勢を説かれまして、われわれは西側の一員として位置づけておる、その意味は、自由と民主主義の論拠に立って、基本的人権……
○野坂委員 先ほどの本会議で、税をめぐる問題について大蔵大臣からの御説明をいろいろ承ってまいったわけでありますが、今度の五十六年度の予算について、若干の問題についてお尋ねをしたいと思います。 この予算委員会で、物価の上昇率をめぐりまして、六・四%の当初の考え方が七%程度ということになって、どこが今度五十六年度の物価上昇の基準になるのかという議論もありました。 そこで、いただきました五十六年度の要綱とかあるいは予算、財政投融資計画の説明、こういうものを見ますと、大体みんな上に程度と書いてありますが、程度というのはどの程度なのか、よくわからぬのであります。私たちは小学枝のころから四捨五入という……
○野坂委員 私は、日本社会党を代表して、政府提案の五十六年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算に反対する討論を行いたいと思うのであります。 総理は、さきの施政方針演説の中でも、政治に取り組む基本的な理念として和の政治を説き、真心をもって事に当たり、話し合って事を決すると言いながら、事が起これば及び腰、理を論ずれば詭弁を弄して逃げるなど、これまでの委員会審議を通じて明らかにされた数々の言行不一致は、まことに残念でならないのであります。特に五日夕刻、自民党一党で単独強行採決を行ったことは、民主政治の根幹にかかわる問題であり、きわめて遺憾と思うのであります。鈴木内閣の和の政治の実体……
○野坂委員 先ほど同僚議員から質疑がございました農林年金の問題にしぼって、特に、田澤農林大臣を中心にして質疑を進めたい、こういうふうに考えております。 御案内のように、第二次臨調は全体的な分野にわたって議論を続けておりますが、七月に本答申が出る前に部会の方針は最近のうちに出る、こういう情勢にあります。その内容は、年金制度については三段階で統合したい、こう言っております。まず、国鉄共済を電電、専売、国家公務員共済と統合、二番目には、これに厚生年金、地方公務員共済を加えた被用者年金間で統合、三段階としては国民年金を含めた全体で統合、こういう三段階で提案をしております。そして当面、年金業務の社会保……
○野坂委員 先ほども人命の尊重という意味でもいろいろな立場から御説明があり、お話がありました。本日の未明にホテル・ニュージャパンで火災が発生をして、先ほどの御説明では死者三十一名、負傷者二十七名と御発表になったわけでありますが、この予算委員会にいらっしゃる皆さん全体を代表して、心かち哀悼の意を表する次第であります。こちらの方は御発言ができませんから、この際にあわせて弔意を表しておきます。 十二時から現場の検証が引き続き行われておるというふうに承知をいたしておりますが、この火災の原因、九百三十八号室というようなお話がございましたけれども、現在の段階では、その原因なりあるいは現状について新たな進……
○野坂委員 鈴木内閣は、特に総理は、総合安保論を強く主唱をしておられるわけでありますが、その中の一環であります食糧安全保障、こういう一つの柱がありますが、食糧安全保障というのは一体何でありますか、そして、何をやろうとするわけですか。
【次の発言】 国内でできるものについてはできるだけ自給力を高める、そういう意味で、さきの国会で衆参両院ともに自給力向上の決議をした。しかし、将来の見通しとして農政審等がこれからの方向というものも打ち出しておるわけですが、五十五年度、穀物の自給率というのは何%になっておるわけですか。
【次の発言】 五十四年度は三三%、五十五年度になれば二九%、これは国会の自給力増強……
○野坂委員 私が最後でありますが、この国会を通じましてこの三日間議論になりましたのは、議院証言法の改正にかかわる、特に六月八日のロッキード判決が出て以降の問題が非常に重大な問題になっております。 二十三日に、わが党の大出議員が、この議院証言法改正についての見解を総理並びに官房長官にただしました。その中で、森私案というような言葉が出てきましたが、内容的には六項目合意をされて残された二項目のみに問題がある、こういうことで議会制度の協議会では議論が尽きない、こういうことでありました。大出さんの質問について、この八項目に限るということでありましたけれども、新たな提案として自民党側から十項目、それも四……
○野坂委員 私は、特定地方交通線の問題と五九・二貨物駅合理化問題の二点についてお伺いをしたい、こう思っております。与えられました時間は非常に短時間でございますので、政府当局におかれましては簡潔に御答弁をちょうだいをしたいと思います。
まずお尋ねをしておきたいと思いますのは、国鉄の五十八年度の収支の状況、端的に申し上げますと、赤字の見込み額と第一次特定地方交通線の赤字額を明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 五十八年度の国鉄の赤字見込み額は、お話がありましたように一兆六千億、一兆六千八百九十億、こういうふうに収支表には示されております。第一次の特定地方交通線の赤字は、第二次線七十……
○野坂委員 質問の順序を若干違えますが、しりの方から進めていきたいと思います。 まず、山本国家公安委員長にお尋ねをしたいと思いますが、昨年警察を巻き込んだゲーム賭博事件というのがありました。御存じですね。これは大阪市におけるゲーム賭博汚職問題であります。御承知のように、前大阪府警本部長でありました杉原正氏、この方が自殺をなすった。この警官を巻き込んだゲーム賭博については、現職の警官が三名逮捕されております。元警察官も二名逮捕されております。そして、自殺者が一名、杉原前本部長を含めて二名の自殺者を出しておる。そして、汚職の金額は、要求した十万円を、これは未遂に終わっておりますが、含めますと二千……
○野坂委員 きょうは各常任委員会が開かれておりますので、おいでになったところからお話をしていきたいと思います。 外務大臣に、この間総括質問の際に舌足らずの点がございましたので、それらの問題を中心にしてさらに詰めていきたい、こういうふうに思っております。 総理大臣や外務大臣も一月の十一、十二日、訪韓をされました。共同声明も発表されました。その際に、共同声明の中に朝鮮の和合統一というのが出ておりますね。これを進める。その後新聞では、全斗煥大統領から総理に対してクロス承認の方向というものが依頼されたというお話が出てまいりました。これについては一応の評価をするということを述べられました。しかし、朝……
○野坂委員 公述人の皆さん、大変どうも御苦労さまでございます。お疲れでございますが、きわめて簡単に御質問を申し上げたい、こう思います。 初めに、木下先生と谷山先生にお願いいたします。 木下公述人のお話をいろいろと承りました。いま私が聞きたいと思いますのは、五十六年度の予算について二つの点がある。一つは二兆円の国債の減額、もう一つは経費の節減問題、これが目玉だったけれども十分でなかったというお話であります。 お話しのように、国民はこの予算を見て、財政再建のやり方は四つあるというふうに思っております。一つは、経済企画庁長官であります河本さんがよく言いますが、景気を発展させて自然増収でやるんだ……
○野坂分科員 長官は鈴木内閣の中でも実力者と言われておるわけでありますから、御出席も、全部そろわなければおいでにならぬというようで、お待ちをしておりました。しかし、行政管理庁の責務なり、実力者であるあなたが第二次臨調をおつくりになった、そういう意味ではまず率先垂範、時間を厳守して行管庁の責務を全うしていただきたい、こういうふうに思うわけであります。 昨日の本会議で、臨時行政調査会の候補者といいますか委員が任命をされたわけでありますが、この会長というのはすでに決まっておるわけですか。それともどういうふうにして会長はお決めになるわけですか。
○野坂分科員 よくわかりませんね。全く七色のにじみたいな関係で、どっちにでも解釈ができるようなかっこう、よくわかりません。
自治省局長にお尋ねをいたしますが、この行政管理庁のいわゆる第二次臨調ですね、これの調査審議の範囲は、国の行政制度及び行政運営の改善合理化の問題に限られて、地方公共団体の行政制度及び行政運営は地方制度調査会がやるべきであって対象外だ、こういうふうに考えられるわけでありますが、自治省としてはどうですか、見解は。
【次の発言】 ちょっと待ってください。私が質問したのは、読み上げたこれに対する自治省の見解いかんと聞いておるわけです。
○野坂分科員 今度、五十六年から五カ年計画で第四期の住宅建設計画というのができましたね。これについては七百七十万戸ということになっておりますが、これはどういうふうにして算定をされたのでしょうか。
【次の発言】 建設省が予算の概算を要求されるときには三百六十五万戸要求されたですね。これが三百五十万戸になって十五万戸没になった。当初民間住宅を考えておった四百五万戸を四百二十万戸にして十五万戸のつじつまを合わせた、そういうふうに、積算ではなしに、最後の段階はあっちやこっちに行って割り振って七百七十万戸にけつを合わせたというふうに認識できるんじゃないかと思うのですけれども、そういう点では非常に弱いなと……
○野坂分科員 私は、医業の倫理の確立の問題、社会保険料の診療報酬不正水増し請求事件、医師会の民主化等の問題について質問をしたい、こういうふうに考えております。 大臣初め関係各位の御案内のとおりに、医業は人命を預かるものであります。また人の命を救う崇高で尊厳な職業であるということは御承知のとおりです。これに従って大多数の医師は、使命感に燃えて、医業倫理を守り、予防や治療に専念されておることを信じて疑いません。しかし、近年、また最近におきましても富士見病院とか十分会とか近藤病院とか、また五日ほど前には「巨額脱税の四医師摘発」という記事がございましたが、これらのような不徳な医師の乱診乱療あるいは薬……
○野坂分科員 総括なり一般質問で農林大臣の見解も聞いたわけでありますが、いまだ納得できない諸点がございますので、この分科会を通じて明らかにしてまいりたい、こういうふうに考えております。 総括なり一般で、大臣は、世界の食糧事情はきわめて窮迫をしておる、そのことは認めるし、紀元二〇〇〇年、そのころには輸入食糧、穀物、飼料等を含めて四千万トンも輸入をしなければならぬというようなアメリカ報告についても認めるということでありました。 そこで、わが国の食糧の自給をどうやって伸ばすんだ、こういうことが時の焦点になるわけであります。国会は食糧の自給力強化の決議をしておる。一方では、農政審は穀物の自給率は三……
○野坂分科員 大臣大変お疲れのようでありますから、途中でちょっと休憩されてもいいと思いますが、しばらくの間お聞きをいただきたいと思います。 中小企業の問題についてこれからお尋ねをしたいと思うのですが、中小企業の日本経済における位置づけとしてこういうことが書いてあります。「中小企業は、国民経済の活力の源泉である。」「ところが、昨今の中小企業の景況は、倒産が高水準で推移するなど極めて厳しい状況にある。」こういうことが書いてありまして、「中小企業の最近の景況は、生産の減少、輸出の伸びの鈍化、収益悪化、倒産増加等かげりが目立っている。」とあります。生産の動向一つを見ましても、中小企業は十一月で前年同……
○野坂分科員 行政管理庁長官にまずお尋ねをいたしますが、第二次の臨時行政調査会で特殊法人の整理統合についても議論されておるというふうに聞き及んでおるのでありますが、現在の状況を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 私は特殊法人の数は百八つあるというふうに聞いておりますけれども、それをどの程度まで統廃合するということは現在議論のさなかであって、その着陸地点はわかっていない、こういうふうに解してよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 特殊法人の役員の選考については、昭和五十二年十二月二十三日の閣議決定では「次の事項に留意するものとする。」と書いてございます。その内容は、「特殊法人の業務……
○野坂分科員 輸送機関に航空機、船舶、電車、バス、ハイタク、こういうふうにありますが、この中で必ず必要な必須輸送機関あるいはハイタクのように選択的輸送機関、こういうところに分かれるだろうと思うのですけれども、バスの場合は必須輸送機関、こういうふうに私どもは位置づけておりますが、そのとおり考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 昨年の七月に運政審から答申をされました中で、バスが、言うなれば甲種、乙種、丙種とございますね、この中で乗車人員が非常に少ない第三種生活路線とでもいいますか、そういう場合については「自家用車を使用する者とその利用を希望する者を地域的組織の力により結びつける自家用車利用……
○野坂分科員 自治大臣のほか皆さんにお尋ねをしたいと思っておるのですが、まず、来年度の地方財政計画は四十七兆五千四百二十二億、こういうふうに定められておると思いますが、そういうふうに確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 いまの第二次臨調で、地方交付税の率の問題についても財界の中で議論がある、こういうふうに聞いております。きょうの新聞等でも、国以上に地方公共団体は緊縮予算を組んでおるというのが全国的に紹介をされております。
私たちは従来、参加の時代、地方の時代と言われる最近の情勢の中で、交付税率を高めて、そのことによってむしろ、国民生活の安定充実が政府の基本目標でありますから、生活環……
○野坂分科員 私は、最後でありますから、ごく簡潔に質問をして、お答えをいただきたいと思っております。 午前中にも若干議論がございましたが、現代の社会は高齢化社会、いわゆる高齢者の社会に入っておるというのが現状であります。厚生大臣の御説明では、御老人は健康で長生きをしてもらいたい、こういう願望と期待を述べられたわけでありますが、私は、とりあえず寝たきり老人問題についてお尋ねをしたいと思います。 現在の寝たきり老人というのは四十万人、こういうふうに御説明があったと思いますが、これに間違いがないかということが一つ。今後十年あるいは五年、統計、実績等で展望された数の増加はどの程度になるであろうか、……
○野坂分科員 経済企画庁長官は予算委員会の総括、一般質問、そういう中でたてまえ論ではなしに、逃げる答弁といいますかそういうことではなしに、てらうこともなく非常にまじめに大胆にわかりやすく答弁をされておるというふうに、与党の皆さんもそうでありましょうが、野党の諸君もそういうふうな評価がございます。もしあなたが総理におなりになるともっとパワーが出るのではないかという私語も聞くところであります。そういう意味で長官に素直にお聞きをいたしますので、わかりやすく御答弁をいただきたい、こういうふうに思うのであります。 総括なり一般の中でお話がありましたが、日本の経済というのは、アメリカやEC、世界各国に比……
○野坂委員 社会党の野坂浩賢です。公述人の先生方には御多忙のところ、われわれのために大変論旨明快にお話をいただきまして、大変ありがとうございました。参考になりました。 御三人の先生に質問することをまず申し上げたいと思うのであります。 御三人の先生には、特に福島先生がお触れになりましたけれども、憲法の九条の問題についてのお話がございました。現状、国会で論議をしておりますのを御承知かと思いますが、連日新聞に報道されておりますアメリカに対する武器供与の問題、あるいは防衛費GNP一%の枠を超すかどうかというような問題、それと財政再建がございますが、御三人の先生に明快にお答えいただきたいと思いますの……
○野坂主査代理 これにて小沢貞孝君の質疑は終了いたしました。
次に、沢田広君。
【次の発言】 これにて沢田広君の質疑は終了いたしました。
次に、小林進君。
○野坂分科員 連日御苦労さんでございます。若干の質問をして、農政の展望と方向を明らかにしていきたい、こう思っております。
紀元二〇〇〇年にもなりますと、世界の食糧事情は非常に厳しい情勢であるというふうに伝えられております。特に、三億ないし四億人の餓死者が出るのではないかというふうな状況だと伝え聞いておりますが、現在の世界の食糧の需給情勢はどういう見通しか、官房長の方から一般的にお話をいただきたいと思います。
【次の発言】 いまお話しのように、非常に窮迫の度を強めておるというのが状況でございますが、政府は、総合安全保障条約、このことを盛んに言っておられまして、特に予算を見る場合に、防衛費だけ突……
○野坂主査代理 これにて佐藤誼君の質疑は終了いたしました。 次に、川本敏美君。
○野坂分科員 同和問題について若干尋ねをしたいと思います。 五十七年三月三十一日までは同和対策事業特別措置法というかっこうで、その法律に基づきまして同和対策事業が進められてまいりました。今度は五十七年四月一日から六十二年三月三十一日に限定されまして地域改善対策特別措置法という法律にかわったわけであります。そのことは大臣初め皆さんよく御承知のとおりであります。時限立法でありますから、五年間で差別が解消されるように、環境が整備できるように進めていかなければならない。国の責任、地方自治体の責任、国民全体の責任として進める、こういうことになっておることは御承知かと思います。 まず、大臣の御見解を承……
○野坂分科員 自動車局長、過疎バスの維持対策のための補助金というのがございますね。ことしはたしか九十六億円程度だったと思うのですが、一種、二種、三種とありまして、三種路線についてはどのぐらいの補助金がついているのでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、去年の七月でしたか、運輸審議会の答申がございましたが、あの中で、余り乗らないところは相互扶助の精神で白ナンバーでやるようにという話がありましたね。これは一地域でモデルとしてやったというふうに聞いておりますが、どの程度の実績が上がっておりますか。
【次の発言】 それで、この三種路線は五十七年度よりも五十八年度の方がふやしていただいたのですから、や……
○野坂分科員 時間がございませんから簡潔に質問をいたします。長官は非常に元気でありますから、明瞭に御答弁をいただきたい、こう思っております。
「昭和五十八年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」これは一月二十二日に閣議の決定をしておられますね。この主要経済指標、参考資料等は、間違いなくこのとおりいく、こういうふうに自信と確信をお持ちですか。
【次の発言】 五十七年度は御案内のように十二月の臨時国会では六兆一千億円の税収不足が出る、経済見通しを誤ったということが言えますね。当時企画庁の長官でありました河本さんは、五十七年度の後半には薄日は差す、こうおっしゃっておりましたけれども、景気の薄日はつ……
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