坊秀男 衆議院議員
34期国会発言一覧

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坊秀男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは坊秀男衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

坊秀男[衆]本会議発言(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第2号(1977/01/31、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(坊秀男君) 本日、第八十回国会の再開に当たり、今後における財政金融政策につき、所信を申し述べますとともに、昭和五十二年度予算の大綱を御説明いたしたいと存じます。  世界経済は、石油危機を契機とする戦後最大の不況からようやく立ち直りを見せております。先進国においてはいまだ一部に激しいインフレや国際収支の赤字を克服し得ない国もありますが、全体としては緩やかな回復基調をたどりつつあります。他方、開発途上国においては世界経済の回復とともに改善の兆しが見られるものの、非産油開発途上国を中心に国際収支の赤字に悩む等困難な情勢が続いております。  一方、わが国経済は、五十年春を底に緩やかな回復過……

第80回国会 衆議院本会議 第7号(1977/02/24、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(坊秀男君) 所得税法の一部を改正する法律案並びに租税特別措置法及び国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、所得税法の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  所得税につきましては、最近における社会経済情勢に顧み、中小所得者を中心にその負担の軽減を図ることとし、現下の厳しい財政事情にもかかわらず初年度三千五百三十億円、平年度三千百六十億円の減税を実施することといたしております。  すなわち、第一に基礎控除、配偶者控除及び扶養控除について、それぞれ現行の二十六万円から二十九万円へと三万円引き上げることといたして……

第80回国会 衆議院本会議 第8号(1977/03/01、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(坊秀男君) 地方債の消化につきましては、五十二年度の地方債計画において、政府資金、公庫資金の増額等によりまして、銀行等縁故債資金により消化されるべき地方債を五十一年度に比較して大幅に減額いたすとともに、義務教育施設については、原則として全額を政府資金で引き受けるなど、政府資金の配分に配慮を払っておりまして、特に心配をする必要はないように考えております。  なお、大蔵、自治省の間におきまして、公営企業金融公庫の改組については、五十二年度において行わないものとし、地方債の消化の円滑化につきましては、引き続き大蔵、自治省で方策を検討し、できるだけ速やかに結論を得るということを合意いたして……

第80回国会 衆議院本会議 第9号(1977/03/04、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(坊秀男君) 昭和五十二年度の公債の発行の特例に関する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、五十年春を底に回復過程をたどってきたわが国経済は、昨年夏以降回復の足取りがやや緩慢化しており、失速が懸念される状況にはないものの、景気回復をさらに力強く、かつ、確実なものとすることが必要であると考えられます。  また、わが国財政は、一般会計歳入予算の約三割を公債金収入により賄うという、諸外国にも例を見ない異常な事態に立ち至っております。  このような現状に顧み、昭和五十二年度予算は、景気の着実な回復と国民生活の安定を図るとともに、財政の健全化に努めるという二つの課題を達成するこ……

第80回国会 衆議院本会議 第11号(1977/03/15、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(坊秀男君) 政府は、さきに昭和五十二年度予算を国会に提出し、御審議をお願いいたしているととろでありますが、このたび、一般会計予算及び厚生保険特別会計等四特別会計の予算について、所要の政府修正を行うことといたしました。  ここに、その概要を御説明いたします。  第一は、一般会計歳出予算において、各種年金、恩給等の改善実施時期の二カ月繰り上げのための所要額五百七十億円、掛減保護費等に関する措置のための所要額六十四億円、合計六百三十四億円を修正増加することとしたことであります。  第二は、これらの歳出の修正増加の財源に充てるため、予備費六百三十四億円を修正減少することとしたことであります……

第80回国会 衆議院本会議 第16号(1977/04/07、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(坊秀男君) 私に対する御質問に対して、お答え申し上げます。  日ソ交渉の難航に伴いまして、四月一日以降、ソ連二百海里水域内における操業が見合わされておりますが、当面、網の仕込み代、乗組員の賃金等の資金繰りが困難な漁業者に対しては、実情に応じて融資を行うよう、農林省が関係機関を指導しているところであります。仮に、交渉の結果、減船、休漁等を余儀なくされる場合には、農林省と緊密な連絡をとって、漁業界に混乱の生じないよう、必要に応じ適切な措置を講じてまいりたいと思います。  第二点です。領海の拡大など、新しい海洋秩序に対応して、海上保安庁の五十二年度予算において、ヘリコプター搭載型の巡視船……

第80回国会 衆議院本会議 第17号(1977/04/12、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(坊秀男君) 私に残されたお答えを申し上げます。  国鉄経営が独立採算を原則としている以上は、利用者負担の適正化を図る必要があると考えますが、現在の国鉄財政の再建は、運賃改定のみによって行われるわけはございません。国鉄経営の刷新、合理化、財政助成の拡充等と相まって達成するものであると考えております。  このため、国鉄に対する国の助成は、五十二年度においては第七十八回国会における附帯決議を十分尊重し、対前年度二四%増の四千四百五十七億円を計上して、その拡充を図ったところでございます。  諸外国との助成の比較については、総理から御答弁がございましたので、省略いたします。  公企業体である……

第80回国会 衆議院本会議 第20号(1977/04/21、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(坊秀男君) 昭和五十年度の一般会計歳入歳出計算、特別会計歳入歳出計算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書につきまして、その大要を御説明申し上げます。  昭和五十年度予算は、昭和五十年四月二日に成立いたしました。  この予算は、引き続き抑制的な基調を堅持する方針のもとに、国民生活の安定と福祉の充実に配意するとともに、経済情勢の推移に対応して機動的、弾力的な運営を図ることを基本として編成されたものであります。  さらに、その後における経済の停滞等により租税収入等が大幅に減少する見込みとなったことに伴う措置を講ずるほか、経済情勢の変化等に伴い特に緊要となった経費について所……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 衆議院本会議 第2号(1977/10/03、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(坊秀男君) ここに、昭和五十二年度補正予算を提出するに当たり、その大綱を御説明申し上げ、あわせて、最近の経済情勢と当面の財政金融政策について、所信を申し述べたいと存じます。  まず、今回提出いたしました昭和五十二年度補正予算の大綱について御説明いたします。  政府は、最近の内外経済情勢にかんがみ、景気の着実な回復を図り、国民生活、特に雇用の安定を確保するとともに、対外均衡にも資するため、先般、総合経済対策を決定いたしました。  この対策におきましては、公共投資を中心に事業規模にして総額約二兆円の追加を行うこととしております。このため、一般会計におきまして、一般公共事業費及び災害復旧……

第82回国会 衆議院本会議 第3号(1977/10/06、34期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(坊秀男君) お答え申し上げます。  一昨日四日、税制調査会から中期の税制についての、これからの税制をどうするかということについての答申をいただきました。この答申の内容はきわめて広範なものでございまして、内容が全く広く、いろいろな各般のことについて熱心なる御答申をいただいておりますが、この答申は政府といたしましても尊重していくべきであり、いかねばならない、かように考えております。  しからば、この広範なる事項の中で一体どこまでこれを実現していくかということは、これは中期税制でございますから、これからの各年度における日本の経済の実勢と申しますか、現状と申しますか、これをしさいに観察いた……

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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 決算委員会 第1号(1977/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 昭和四十九年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、昭和四十九年度の国の債権の現在額並びに物品増減及び現在額についても国会に報告いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。  昭和四十九年度予算は、昭和四十九年四月十日に成立いたしました。  この予算は、国民生活の安定と福祉の充実に配意しつつ、経済の正常化を速やかに達成するため、総需要の抑制を図ることを基本として編成されたものであります。  さらに、その後における人事院勧告の実施に伴う公務員の給与改善等について措置するほ……

第80回国会 決算委員会 第16号(1977/04/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  日本の最近の景気でございますが、去年の夏ごろから少し回復の調子が緩慢化いたしまして今日に至っておりますけれども、しかし、その基調といたしましては、これは落ち込んでしまうとか底入れしてしまうということではないと思っております。そういったような事態におきまして、政府は前年度から今年度へかけまして、あらゆる手段を尽くして、そうしてこれの回復上昇ということに努めてまいっておるわけでございますが、最近に至りまして、景気浮揚を眼目といたしました五十二年度の予算も成立をさせてもらいまして、さらに、今度この予算の公共投資、公共事業を五十二年度の前期において、これは前倒しと申し……

第80回国会 決算委員会 第22号(1977/05/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 ただいま議題となりました昭和五十年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外六件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和五十年度一般会計予備費につきましては、その予算額は、二千億円であり、このうち、財政法第三十五条(予備費の管理及び使用)の規定により、昭和五十年四月十八日から同年十二月二十六日までの間において使用を決定いたしました金額は、二百三億八千三十五万円余であり、すでに第七十八回国会において御承諾を得たところでありますが、その後、昭和五十一年一月二十日から同年三月三十日までの間において使用を決定いたしました金額は、一……

第80回国会 決算委員会 第23号(1977/05/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 予備費は先ほど来、政府委員からお答え申し上げましたとおり、年度開始の前に、予算を編成するときに歳入歳出を見積もりますので、そこで、どうしてもぴったりといかない、予見、予想外の経費が出てくるというものにつきまして、それについての措置が憲法上許されておるということで予備費が計上されるということでございますが、これはお説のとおり、本当にできるだけぴったりといければ、そんな必要もないのでございます。  さような意味におきまして、予備費が過不足というようなことには、できるだけならないようにつくるということでございますけれども、どうしても予見しがたいものが必要である、そういった場合に、過小に……

第80回国会 決算委員会 第24号(1977/05/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 政府機関の公団、事業団あるいは特殊法人といったようなものに、いまいろいろな仕事をやらしておりますが、そういったようなところでやらしております仕事は、一般の行政機関でもってやらせるよりも、その仕事の性質上、能率的にやらすというためには、そういったような機関にやらせるということの方が、はるかに能率が上がる、そういったような機関になじむ仕事をやらしておるわけでございますが、そういったようなところも公共性を持った仕事をしておりますから、主務大臣におきまして、これを厳重に指導監督をしてやってまいっておる、こういうわけでございます。  しかし、そういったような団体につきましては、公共性という……

第80回国会 決算委員会 第25号(1977/05/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 昭和五十年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに本国会に提出し、また、昭和五十年度の国の債権の現在額並びに物品増減及び現在額についても本国会に報告いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。  昭和五十年度予算は、昭和五十年四月二日に成立いたしました。  この予算は、引き続き抑制的な基調を堅持する方針のもとに、国民生活の安定と福祉の充実に配意するとともに、経済情勢の推移に対応して機動的、弾力的な運営を図ることを基本として編成されたものであります。  さらに、その後における経済の停滞等によ……

第80回国会 大蔵委員会 第1号(1977/02/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 昨年末にはからずも大蔵大臣を拝命しました。内外の経済情勢がきわめて厳しい今日、私は、その重責を痛感しております。  今後における財政金融政策につきましては、先般の財政演説において申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いする次第であります。  世界経済は、石油危機を契機とする戦後最大の不況からようやく立ち直りつつあります。しかしながら、先進国の中にも、いまだに激しいインフレと国際収支の赤字を克服し得ない国があり、また、開発途上国においても、非産油開発途上国を中心に国際収支の赤字に悩む等、困難な情勢が続いております。 ……

第80回国会 大蔵委員会 第2号(1977/02/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 心温まる友情のお言葉を山田さんからちょうだいいたしました。しかしその中にも、政界にある人間といたしまして、まことにまた厳しいお言葉を承ったと思いまして、非常に万感胸に迫っておるような次第でございます。お言葉のように、私もまことに微力ではございますけれども、皆さん方の御批判、それと御支援、御指導をお願いしながら全力を挙げてまいりたい、かように考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 御指摘のとおり、全く五十二年度は財政が千古未曽有の難局に逢着しておるということは、私もよくわかります。その財政のもとにおきましてどうしてもいま大事なことは、景気を浮揚いたしま……

第80回国会 大蔵委員会 第3号(1977/02/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 この法律案につきましては、稲作転換の必要性にかんがみ、あえて反対いたしません。
【次の発言】 ただいま議題となりました農業共済再保険特別会計における農作物共済及び果樹共済に係る再保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  昭和五十一年度におきまして、東日本を中心とする異常低温、西日本各地における暴風雨等により、水稲、麦、リンゴ等の被害が異常に発生したことに伴い、農業共済再保険特別会計の再保険金の支払いが著しく増加するため、同特別会計の農業勘定及び果樹勘定の支払い財源に不足が生ずる見込みであ……

第80回国会 大蔵委員会 第5号(1977/03/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 ただいま議題となりました印紙税法の一部を改正する法律案及び登録免許税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  初めに、印紙税法の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  政府は、最近における財政・経済事情等に顧み、今次の税制改正の一環として、印紙税について、定額税率の引き上げ等を行うこととし、ここにこの法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。  第一は、定額税率の引き上げであります。  すなわち、現行の定額税率五十円を百円に引き上げるとともに、これに準じて、定款、合併契約書の定額……

第80回国会 大蔵委員会 第6号(1977/03/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答えを申します。  印紙税は、御指摘のように税額から申しましても余り大きな税ではございません。しかし、社会に果たしておる役割りというものは軽視できまいと思います。そこで、この印紙税の地位というものを十分認めまして、やはりこの税は維持するというか育てるというか、そういうような方向でまいりたいと思いますけれども、詳細なことは主税局長からお答えさせます。
【次の発言】 御承知のとおり、印紙税は受取書だ、手形だといったようなものの文書作成に当たりましてきわめて軽微なる補完的税を課するということでありまして、個々の納税者にとってはそれほど大きな負担を感ずるものではございません。それからま……

第80回国会 大蔵委員会 第7号(1977/03/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 新聞は一紙か二紙は見ましたけれども、全部は見ておりません。
【次の発言】 ぜひ委員会は開いて御審議を願いたいと思います。
【次の発言】 前回の委員会における今後の財政収支の見通しについての只松委員の御質問に対して、私の答弁で、中期財政収支試算の改定版を近く国会に御提出する予定であることに言及しなかったことについては、私としても御説明が不十分であったと反省いたしております。  大蔵委員会が歳入委員会としても権威を十分に発揮すべきであるという只松委員の御意見については、私も多年当委員会に所属していた議員の一人として深く共感いたします。今後とも大蔵委員会の審議が歳入委員会として充実した……

第80回国会 大蔵委員会 第8号(1977/03/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 保険会社等は支店を野方図につくる、それはけしからぬじゃないか、こういうお話でございまして、これは一体、登録税とかあるいは免許税とかといったようなものは、そもそもが認許可ということを背景として、それでかけるということでございます。だから、登録免許税、印紙税と別に、そういったような銀行以外の金融機関、それを野放図にほっておくのはどうか、こういう御質問のように思いますが、そこの基本論、認許可を一方においてはしなければならぬ、一方はそんな必要ないということについては、これは別の問題として検討をする必要があるのではなかろうかと私は思いますけれども、これをいまどうするということは、少し検討を……

第80回国会 大蔵委員会 第9号(1977/03/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  政府は、関税率審議会答申の趣旨及びエネルギー対策の重要性にかんがみ、今後の総合エネルギー対策につき抜本的かつ総合的に検討を行うこととしております。そのために、本年三月に総合エネルギー対策推進閣僚会議を設置いたしましたほか、総合エネルギー調査会におきまして各界からの学識経験者の御参加を得てエネルギーに関する諸問題の御審議をお願いしております。これらの審議結果、その検討を踏まえまして、今後のエネルギー政策のあり方及びその進め方等について遺憾なきを期したいと考えております。  第二の石油備蓄のコストはどうかというお話でございますが、石油の備蓄は緊急事態によりわが国へ……

第80回国会 大蔵委員会 第12号(1977/03/22、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 いま主税局長からのお答えによりまして大体御了解いただいたかとも思いますけれども、この物品税という税は大変古い税でございまして、第二次世界大戦の端緒となりました支那事変とか、そういったようなときに臨時軍事費の財源をつくるために創設された税でございます。そのときに、この税をかけるのは、むろん財源が欲しかったわけですけれども、一意専心戦争にまっしぐらに進んでいくというために、いろいろな消費の節約も考え、奢侈品を使っちゃいけないといったようなことも兼ねてつくられたのがこの税金だと思いますが、この税金は、当時の価値観、それによりまして、これはぜいたく品だ、これは使わなくてもいいものだといっ……

第80回国会 大蔵委員会 第13号(1977/03/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 いまお述べになられました問題は、社会問題、教育問題等から考えまして絶対に好ましい問題ではない、何とかしてそういったようなことは是正していかなければならない問題だ、かように私は考えます。  ただ、税に関して申し上げると、これは大蔵省で相談したものでも何でもありません。私に答えろと、こういうお言葉でございますから、私は私の考えを申しますと、入学に当たりまして、入学金だとか、いまの寄付金だとかいったものを納めるのは、子供が持っていくか親が持っていくか、そういうことは関係ありませんけれども、一体これを持っていく者はだれか、それを納付する者はだれかということを考えてみますと、これは入学する……

第80回国会 大蔵委員会 第14号(1977/03/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意いたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいま議題となりました貴金属特別会計法を廃止する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  貴金属特別会計は、政府の行う貴金属の買い入れ、売り払いまたは管理に関する経理を明確にするため、昭和二十四年に設置されたものであります。  貴金属特別会計におきましては、従来、海外からの金の一元的輸入及びその民間への売り払い等を行っていたところでありますが、昭和四十八年四月の金の輸入自由化以降、民間による金の輸入が順調に行われてきている状況等にか……

第80回国会 大蔵委員会 第15号(1977/03/29、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 ただいま議題となりましたアジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  アジア開発銀行は、アジア・太平洋地域の開発の促進を目的とする地域開発金融機関として、昭和四十一年に設立されましたが、その後十年の間に、加盟国は当初の三十カ国から四十二カ国へと増加し、融資承認累計額も約三十四億ドルに達しております。また、小開発途上国を含め広く域内各国にわたって融資を行うとともに、技術援助についても積極的な活動を行うなど、域内開発途上国の経済的、社会的発展に大きく寄与してまいりました。  アジア開発銀行は、域内開発途……

第80回国会 大蔵委員会 第16号(1977/04/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お説のとおり、日本経済がこれから世界経済の一環として成長していくためには、ただ日本の国の国内経済というものだけを考えておってはいけない。これはどういたしましても諸外国、特に発展途上国に日本は相当の力を入れていって、そして先進国と手をつなぐことはもちろんのことでございますけれども、いわば処女地といいますか、そういったような国と手をつないで協調していくということが今日一番大事なことだと思います。そういったような環境にありながら、いまおっしゃられたように、対外援助の金額と申しますか、その規模が年々歳々減っていっておるということはまことに憂うべきことだと私は考えます。さような意味におきま……

第80回国会 大蔵委員会 第17号(1977/04/05、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましては御趣旨に沿って努力いたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいま議題となりました昭和五十二年度の公債の発行の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  昭和五十二年度の予算編成に当たりましては、わが国経済及び財政の現状に顧み、景気の着実な回復と国民生活の安定を図るとともに、財政の健全化に努めるという二つの課題を達成することを主眼としたところであります。  ところで、昭和五十二年度においては、歳入面では、中小所得者の負担軽減を中心とする所得税減税を行う一方、現行税制の仕組みの中……

第80回国会 大蔵委員会 第18号(1977/04/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 一言弁解というか釈明申し上げたいと思いますが、本会議のときに総理が先に答弁に立たれまして、総理が大変該博な知識を持った人でございますから、そこでずいぶんたくさん答弁をされた、それより前に、時間が非常に貴重なのだからダブりの答弁はできるだけやめた方がいいぞという指示もどこからかあったようなわけで、そこで私が、総理が答弁されたことにつきましてはこれは自分の言うべきことじゃないと思って差し控えたのが少し差し控え過ぎたということになったのだろうと思いますが、ひとつその点御理解のほどを願いたいと思います。  そこでいまの行政整理の件でありますが、行財政の改革につきましては、政府としてもかね……

第80回国会 大蔵委員会 第19号(1977/04/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 ただいまの財政収支試算でございますが、この試算によりますれば、たびたび申し上げておりますとおり、五十五年度の日本の国の財政の姿を描きまして、そしてそこへ達成していくという一応の試算がこの財政収支試算でございますが、われわれといたしましては、五十五年度にはとにもかくにも特例公債から脱却したいというつもりで諸般の準備を進めておるわけでございまして、ぜひともこれを達成する方針でございます。
【次の発言】 実は私ももう十年も前になりますか、ヨーロッパへ参りまして、フランスを中心とした付加価値税を調べてきた人間でございますけれども、不思議なことに日本と違うのですね。日本では消費税の税率とい……

第80回国会 大蔵委員会 第20号(1977/04/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 五十二年度予算におきましては、歳入面において、当面の経済運営の方向と矛盾しない範囲において増収措置を講ずる一方、歳出面においても、施策の優先順位の厳しい見直し、一般行政経費等の抑制、補助金の整理合理化、定員、機構の抑制等に努め、公債依存度を前年度より引き下げて、二九・九%から二九・七%としたところでございます。  しかしながら、歳出面では、景気の回復、福祉充実に資するため、適度の財政規模を確保する必要がありまして、また歳入面では、中小所得者を中心とする所得税減税を行うこととした等、いろいろの事情によりまして、特例公債発行額が前年度より増加いたしました。これを縮減するという最初の目……

第80回国会 大蔵委員会 第21号(1977/04/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  公定歩合の引き下げにつきましては、その効果を上げていくためには、どうしたって預金の金利の引き下げということが必要になってくるわけです。そこで、郵便貯金に対しましては、これは私どもは郵政省に対しまして、ひとつ同調してもらいたいということを要請はいたしておるような次第でございまして、それの実現を期待いたしております。
【次の発言】 賢明なる佐藤さんの御判断は、これはもう御自由でございますけれども、私がこう判断していいか、大臣どうだというふうに聞かれましても、何ともお答えのいたしようがございません。
【次の発言】 佐藤さんの御意見、非常に傾聴すべき御意見だと思います……

第80回国会 大蔵委員会 第22号(1977/04/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 この法律案につきましては、政府といたしましては諸般の事情に照らしてやむを得ないものと考えます。
【次の発言】 ただいま議題となりました昭和五十一年分所得税の特別減税の実施のための財政処理の特別措置に関する法律案につきまして、その提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  昭和五十一年分の所得税の特別減税の財源措置につきましては、過日の六党合意により政府において対処することとされましたが、その後政府において検討の結果、特別減税実施のための特別措置として、昭和五十一年度の特例公債の本年三月末現在における発行残額のうち、特別減税の財源を確保するのに必要な金額を限り本年五月三十一日ま……

第80回国会 大蔵委員会 第24号(1977/04/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 ただいま議題となりました国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  国際開発協会は、昭和三十五年に設立され、主として貧しい開発途上国に対しきわめて緩和された条件で融資を行い、これら開発途上国の経済的、社会的開発の促進に大きな役割りを果たしてきております。わが国は、その原加盟国として当初出資を行ったほか、それ以後四次にわたる増資の際にも応分の出資を行ってまいりました。  前回の第四次増資は、同協会の昭和四十九年七月以降三カ年間の融資約束に充てる資金を賄うものであり、予定どおり本年六月にはその全額が融資……

第80回国会 大蔵委員会 第25号(1977/04/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 今日、日本の企業は、株式会社の方式をとってやっております、そのシェアが一番大きいと思いますが、その会社の中には、御指摘のようなところもあるであろうし、そうでなしに民主的にやっておるところもあろうし、私は、一々これは調べたわけではございませんが、全く非民主的であるというふうにきめつけてしまうということもできないであろう、中にはよほどそういったようなことに堕しておる会社も、私はないとは申しませんけれども、一概にどうということをきめつけられないと思います。
【次の発言】 株主総会が、いまの御質問にあったごとく、そういうふうに形骸化しておるとすれば、大蔵省としては、株主保護の立場から、十……

第80回国会 大蔵委員会 第26号(1977/05/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 ただいま議題となりました昭和四十二年度以後における国家公務員共済組合等からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  この法律案は、国家公務員共済組合法等の規定により支給されている年金につきまして、その額を引き上げることとするほか、最低保障額の引き上げ、公共企業体の職員であった期間の組合員期間への算入等、所要の措置を講じようとするものであります。  次に、この法律案の概要につきまして御説明申し上げます。  第一は、国家公務員共済組合等からの年金の額を改定することであります。すなわち、旧令による共済組合等からの年……

第80回国会 大蔵委員会 第27号(1977/05/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 先般来国会におきまして五十二年度の予算を成立をさせていただいた。この予算は、景気の浮揚、着実なる回復ということに主眼を置いてつくった予算でございますが、非常に速やかにこれを成立させていただいた。政府といたしましては、これをお待ちしまして、せっかく通していただいた予算の効果をできるだけ速やかにこれを実現したいと思いまして、御案内のとおりの上半期におきまして公共事業七三%実施契約を進めるというようなことで、目下これを中央、地方を通じていろいろなそのための作業に鋭意努力をいたしております。  それからまたさらに、先般、三月、四月、二回にわたりまして公定歩合を引き下げて、貸出金利を低下せ……

第80回国会 地方行政委員会 第15号(1977/04/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  いつも同じ答えがはね返ってくるとおっしゃることでございますが、実は私がお答えを申し上げておるのは、中央、地方を通ずる異常なる財政経済状態は、先般お答え申したときと今日とでは依然として変わりがないというふうに私は考えますが、そういったような事態におきまして、長期的、抜本的な交付税率を変えるということはやはり適当ではない。そこで、中央、地方を通じての財政状態がこの異常性というものから脱却したときに、こういったような大事な問題は変えていかなければならない。ちょうど人間の体で申しますと、大変貧血をしておるとか、あるいは熱が出ておるとかといったようなときに、体の根本的な……

第80回国会 予算委員会 第1号(1977/02/05、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 昭和五十二年度予算の編成の基本方針及びその大要につきましては、先日、本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その概要を御説明いたします。  昭和五十二年度予算につきましては、財政の健全化に努めるとともに、景気の着実な回復と国民生活の安定を図るという二つの課題を達成することを主眼として編成し、予算及び財政投融資計画を通じ、その規模については、財政体質の改善を図り、かつ、景気の着実な回復に資するような適度な水準を確保することといたしております。  このため、財源の重点的かつ効率的な配分に努めることとし、景気回復をより一層確実なものとするた……

第80回国会 予算委員会 第2号(1977/02/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  御指摘の四千二百二十五億円の性格でございますが、総額四千二百二十五億円の臨時地方特例交付金を五十五年度から六十二年度までの各年度において一般会計から交付税特別会計へ計画的に繰り入れるといたしましたのは、借入金の償還に伴い、各年度の地方交付税交付金の総額が法定額より減少することになる事情を考慮いたしまして、各年度の地方交付税交付金の総額の確保に資することを目的としたものでありまして、五十二年度財源対策の延べ払いのような性格のものではないのでございます。したがって、特例公債を増額させないためのカムフラージュではございません。  なお、今回五十二年度の財源不足対策に……

第80回国会 予算委員会 第4号(1977/02/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 歩積み両建ての問題は、日本の国の金融界にわだかまっておる非常に不愉快な問題でございまして、私どももこの解決にいろいろと腐心をしてまいったわけでございますが、仰せのとおり、昨年の三月、大蔵省は、中小企業者に対しまして歩積み両建てのアンケートを実施したわけですが、その結果、金融機関が拘束性の預金としての措置をとって、これはいまのお話にもございましたが、まさに銀行側の言うこととは逆のようなことでございますが、金融界が拘束性の預金としての措置をとっていないにもかかわらず、債務者側において事実上払い戻すことが困難であると考えている預金があって、それで実際にも払い戻すことができなかったという……

第80回国会 予算委員会 第5号(1977/02/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 先ほどから武藤さんから御高見を拝聴いたしまして、大変重大なる御意見がたくさんおありになる。それで、私から一つ申し上げておきたいことは、いまとにかく五十二年度の予算というやつは、御心配いただいておる景気浮揚をする、そのためにいかなる方法をとってやるかということにつきましては、われわれもいろいろ考えた、考えた結果、これはまあ公共投資でやろう、こういうことで考えてやっておるわけでございますけれども、それじゃ物足りない、そんな公共投資というようなことだけでなくて大いに減税をやれ、減税をやる方法についてはひとつ教えてやるから、こういうお話なんでございます。拝聴いたしております。  そこで、……

第80回国会 予算委員会 第6号(1977/02/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申し上げます。  ただいま総理が御答弁になられました大綱、方針といたしましては、そのとおりでございますけれども、私は全く、そのとおりだと思っております。ただ問題は、一般理論的と申しますか、一般的に申しますと減税の目的というものはたくさんあろうと思います。減税ということは、これは国民にとりましては負担を軽減するということでございまするから、どこから見ましても、これは歓迎すべきことであり、かつまた、われわれといたしましても何としても考えていかなければならぬ問題であるということは、もう御案内のとおりでございます。  そこで、これを実現していく目的には、いま、たくさんおっしゃいまし……

第80回国会 予算委員会 第7号(1977/02/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  御指摘のインデクセーションの思想ですね。物価が上がるときに預金が目減りしない、そういうところからお考えのことと思いますが、これをやりますと、一面におきまして、これはどうも預金がインフレに追随していくというようなことも考えなければならない。こういうことからいたしますと、これはよほど慎重に考えなければならないごとであるというふうに考えられるのでございます。そこをひとつ慎重にお考えいただきたい、こういうことでございます。
【次の発言】 数字のことでございますから、政府委員からお答えをさせます。
【次の発言】 お答え申し上げます。  いまの財源の捻出についていろいろの……

第80回国会 予算委員会 第8号(1977/02/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  石油備蓄は、今日の日本にとっては本当に大事なことでございまして、その備蓄をやっていくためには、備蓄の設備をつくること、それから備蓄のための原油を購入すること等に対しまして大変な資金が要ります。資金を調達するためにどうしたって石油のコストというものは上がってくる。このコストをだれが負担するか、こういうことでございますが、本来、自由経済ならば、これはやっぱり石油の販売価格というもので調整をしていくというのが、これはそういう姿でございますけれども、それはとうていその価格政策から申しましてもさようなことはできるわけのものではございません。そこで、何といたしましても、い……

第80回国会 予算委員会 第9号(1977/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 めどという言葉はお説のとおりよく使いますが、限定的に正確にどうということについては私はめどがついておりません。
【次の発言】 法令の関係等のようでございますから、政府委員にお答えさせます。
【次の発言】 御指摘のように、サラ金が大変忌まわしい問題を方々で起こしておるということにつきましては、私もよく承っております。ところで、そのサラ金に対しまして何とかせにゃならぬということで、御指摘のとおり去年の五月でございますか、前大蔵大臣が大蔵委員会において何とかせにゃならぬということを言明されたということも承っております。その後いろいろと手を講じておりますが、御承知のとおり、このサラ金に対……

第80回国会 予算委員会 第10号(1977/02/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  ただ、小林さん、地方財政で入れておるのは、私の方はちょっとわかりかねますが、国の方を申し上げます。  国の歳入で、公営競技の売上金等の一定の割合を受け入れておりますのは中央競馬会だけでございますが、五十二年度予算において日本中央競馬会納付金は千百二十九億円でありまして、一般会計歳入予算二十八兆五千一百四十三億円の中で〇・四%。それで公債金収入を除く歳入二十兆三百四十三億円の〇・六%に当たっております。地方の方はちょっとわかりかねます。
【次の発言】 ここのところ数年来、税制改正に当たりまして、ギャンブルに税をかけるかかけないかということについては、税制調査会等……

第80回国会 予算委員会 第11号(1977/02/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申し上げます。  財政は大変厳しい状態にあるということは私も痛感いたしております。しかしながら、五十五年度にもう赤字国債は出さないということを、これをどうしてもやっていこうという計画を遂行してまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 「財政収支試算」は、これは税制の改正の計画だとかあるいは財政の計画だとかといったようなものではなくて、五十五年度における日本の財政の状態というものを試算したものであります。それにマクロにいまから考えまして、何税をどうするとか、あるいはどういう範囲においてこれを決めるとかということでなしに、五十五年度の状況というものへ試算したものでござ……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/02/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  住宅金融専門会社でございますが、金利が御承知のとおり二十五年もので一一・四といったようなことは、むろん長期金利の中でも決して安い方ではない。さような意味におきまして、これはだんだんと下げていかなければならぬと思いますが、現在のところ、まだこの会社の歴史がそれほど古くなくて、その資金を集めるに当たりまして、各種金融機関から長期の金を調達いたしまして、それを融資しておるというような関係上、目下のところはこれはちょっとやむを得ない点もあろうと思いますけれども、われわれといたしましてはできるだけ安くしていくように、時がたつに従いまして指導してまいりたい、かように考えて……

第80回国会 予算委員会 第13号(1977/02/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  五十年代前期経済計画をとにかくも足がかりといたしまして、五十五年には特例公債というものを発行することを要らぬような健全財政の姿を浮かべながらそこに持っていきたい。そのためには武藤さん御指摘のとおり、なお行く手は大変な険しい山道だと覚悟いたしております。それを克服して目的を達成するためには、相当程度の増税はやはり余儀ないことだ、かように考えておりますが、その実現に当たりましては、今日はまだ何税をどうするとかいうようなことは、これは何も決定いたしておりませんけれども、去年の半ばから税制調査会におきまして、所得課税をどうするか、資産課税をどうするか、また消費課税をど……

第80回国会 予算委員会 第15号(1977/02/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 私も小川自治大臣と同時に就任いたしておりますので、その前のことについてはつまびらかにいたしておりません。
【次の発言】 五十二年度の予算編成に際しての御質問でございますが、私どもも地方交付税法六条の三の二項というものと現在における国及び地方の財政状況というものをよくにらみ合わせまして考えました。これを考えましたが、いまの状況から考えますと、地方も国も非常な苦境に遭遇しておる。総理が常に申し上げるとおり、地方と国とは車の両輪のようなものであって、これを円滑に運営していかなければならないということは申すまでもないことでございますが、そういったようなときに、いま御承知のとおり、国、地方……

第80回国会 予算委員会 第16号(1977/03/01、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 国有財産の元帳に記載されております。
【次の発言】 この問題につきましては、委員長の方でおっしゃられるとおり非常に重大な問題だと思いますが、ひとつ関係の各省でなお一応検討をしまして、そしてその結果を委員長に御報告を申し上げる、こういうことでひとつ御了解いただきたいと思います。
【次の発言】 御承知のように、関税法七十条の規定によりますと……(井上(一)委員「検品をしたかどうか、それだけでいい」と呼ぶ)中身については私は知悉しておりませんから、関税局長から……。
【次の発言】 御指摘のような事実ということでありますならば、これはわが国としても非常に重大視していかなければならぬと思い……

第80回国会 予算委員会 第17号(1977/03/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申し上げます。  同和事業と申しますのは、申すまでもなく国民の基本的人権にかかわる問題でございまして、私どもといたしましては最もこれを重大視していかなければならない問題であるということは痛感いたしております。  そこで、超過負担がなかなか避けられないというのは一体どうだ、こういうことでございますが、毎年予算編成に当たりまして、何しろ補助基準だとかいろいろなものについて整備改善をしてまいっておりますけれども、これは同和事業だけではなくて、いろいろな補助事業について超過負担が絶えないと言って方々からおしかりをお受けいたしておりますが、これはでき得る限りさようなことのないように私……

第80回国会 予算委員会 第18号(1977/03/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  ことしとりました予算上の地方財政交付金の地方財政の件でございますが、これは自治省とも密接に相談をいたしましてやった結果でございます。交付税法六条三の二項でございますか、そこで決められておりますことは、一定の場合には制度を改正するかあるいはまた交付税の税率を引き上げるか、こういうふうに選択が行われる。広い範囲において選択が任されておるわけでございますが、ことしとった制度は、いま御説明になりましたとおり、われわれは交付税の税率を上げるということにつきましては今日は必ずしも適当ではない、そこで六条三の二項の趣旨にのっとりまして制度をとった、こういうわけでございます。……

第80回国会 予算委員会 第19号(1977/03/04、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  今日の日本の経済事情の中におきまして、また農業の現況におきまして、私は農業の基盤を整備するということが食糧増産の上におきましても、農村や農業の実力をつけていくという上におきましても、最も大事なことであるということは痛感いたしております。  そういうような関係上、五十二年度予算におきましては、一般公共事業費が前年度に比べまして二〇・七%ふえておりますが、この農業基盤につきましてはそれをはるかに上回る二二…四%、すなわち五千三百五十四億円を計上いたしております。農業生産基盤及び農村環境の整備を積極的に進めていくということにつきましては、財政当局も厳しい財政状態のも……

第80回国会 予算委員会 第20号(1977/03/05、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 今度提出いたしました財政収支試算でございますが、それを見ますと、日本の財政がなお困難性を加えたというふうにも見られますけれども、われわれといたしましては、ひとつこの財政収支試算を手がかりといたしまして、それでいままでのいろいろな制度や慣行といったようなものの見直しを含んだ歳出の合理化、それからまた公共料金だとか税制だとかいったようなものを徹底的に調整をしてまいるということをやりまして、そうして五十五年にはぜひとも、少なくとも赤字公債を、特例公債を発行することの要らぬ財政をつくっていくべく努力をしてまいりたい、かように考えます。

第80回国会 予算委員会 第21号(1977/03/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  所得の物価に対しての関係と申しますのは、所得の上昇と物価の上がりということによって実質所得というものは決まってくる。そこで、目減り目減り、こういうふうにおっしゃることなんでございますけれども、所得というものは、これはやはりどうしてもわれわれが生活をしていく上におきまして、何と申しますか、それほどの苦痛のないというふうにこれを持っていくということが非常に大事なことだと思います。そこで実質の所得が問題になってきますが、所得が名目的にふえてくるということによりまして、それに対して実質上の所得は租税負担によってこれが阻害されるということは、何としてでもこれを阻止せにゃ……

第80回国会 予算委員会 第22号(1977/03/10、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 昨日の与野党の合意を受けまして、政府としては次のような方針でまいりたいと思います。  一つ、減税。一、三千億円の追加減税を行う。二、方式は税額控除方式を採用する。三、所要の法案は一年限りの議員立法とし、詳細は大蔵委員会にゆだねる。四、これに伴う財源措置については、政府において対処する。  二つ、社会保障。一、福祉年金、恩給等の改善時期を二カ月繰り上げる。二、生活被保護者、各種社会福祉収容施設の入所者及び失業対策事業対象者についても、上記一に準じた措置を講ずる。三、以上の措置に要する経費約六百三十億円については予備費の修正減額により賄うこととし、予算を政府修正する。  以上でござい……

第80回国会 予算委員会 第23号(1977/03/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 政府は、さきに、昭和五十二年度予算を国会に提出し、御審議をお願いいたしているところでありますが、すでに、本会議において御説明いたしましたとおり、このたび、一般会計予算及び厚生保険特別会計等四特別会計の予算について、所要の政府修正を行うこととし、院の承諾を得ましたので、ここに改めてその内容について御説明いたします。  第一は、一般会計歳出予算において、各種年金、恩給等の改善実施時期の二カ月繰り上げのための所要額五百七十億円、生活保護費等に関する措置のための所要額六十四億円、合計六百三十四億円を修正増加することとしたことであります。  第二は、これらの歳出の修正増加の財源に充てるため……

第80回国会 予算委員会 第24号(1977/03/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申し上げます。  三千億の減税につきましては、いまおっしゃられたとおりです。その具体化、その内容等の詰めにつきましては与野党とともに衆議院大蔵委員会で詰めていただくということになっておりまして、今日ただいまも非常に御熱心に検討を続けられておることでございますが、今日の段階におきましては、私に対しましてまだ御相談はございません。しかし、一両日中には必ずおありになるということを承っております。私ども立案者といたしましては、それは自分のつくった方がいいと思っておりますけれども、しかし民主主義の議会制度の世の中におきましては、あえてそういうことには拘泥いたしません。そういうふうに六……

第80回国会 予算委員会 第25号(1977/03/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  本件につきましては、総理大臣外関係各省及び長官がお答え申し上げましたから、実態はそのとおりでございますが、これにつきましては、地方の強い要請がありまして、それでこれをつくったというケースが大変多いと思いますけれども、しかしながら、それぞれの事態によりましていろいろな事情もこれあることと思います。そういったようなことも勘案いたしまして、関係各省と協議をいたしまして、改めるべきは改めていこうというようなことでこれから努めてまいりたい、かように考えます。
【次の発言】 先ほどちょっと私が御答弁いたしかねましたのには、だんだん話を聞いておりますと、法律によって無償でや……

第80回国会 予算委員会 第26号(1977/03/30、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 このたび、昭和五十二年四月一日から四月十六日までの期間について暫定予算を編成することといたしましたが、その概要について御説明いたします。  まず、一般会計について申し上げます。  暫定予算が本予算成立までの応急的な措置であることにかんがみ、今回の暫定予算におきましても、暫定予算期間中における人件費、事務費等の経常的経費のほか、既定の施策に係る経費について、行政運営上必要最小限度のものを計上することといたしております。  なお、新規の施策に係る経費につきましては、原則として計上しないことといたしておりますが、教育及び社会政策上等の配慮から特に措置することが適当と認められるもの、たと……


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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 大蔵委員会 第1号(1977/08/03、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  御案内のとおり、景気を浮揚するために先年の末からいろいろなことをやっておりまして、御案内のとおり予算が通ったのは四月の半ばごろでしたが、その後に前倒しの計画を立てましてこれをやった。それからまた三―四月には日本銀行による公定歩合の引き下げから、預貯金それから貸出金利といったようなものを下げるという方向にまいりまして、これは相当な追随率を示しているわけです。そういうようなことをやっております。が、まだなかなか民間需要だとかあるいは設備投資だとかにまでこれが及んでいっていないというようなことで、景気が緩やかなる上昇はしておりますけれども、目に見える、国民に安心して……

第81回国会 大蔵委員会 第2号(1977/09/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 今度の総合対策でございますが、そういったような見方をされる方ももちろんないと私は申しません。そういうような見方をされる方もございます。ございますが、私どもは国費及び財政資金それからいま仰せられた公庫の住宅募集といったようなものを、これは苦しい財政のいまの現況から見まして精いっぱいに出したということでございまして、いまおっしゃられたように、これは水ぶくれというものではないと私は思います。  そういうようなことから、今度の対策が金融関係の効果でございますか、そういったようなものの思い切った措置というものとあわせて相当の効果が私はある。そう申しますことは、今日までやってまいりました最初……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 決算委員会 第8号(1977/11/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 団長初め団員各位が大変御努力をいただきましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げます。  ただいまの丹羽さんの御質問でございますが、とにかく本質的には、一生懸命に働いて勤倹産をなすことは悪ではございません。悪ではありませんけれども、いまの世界の各国に伍してお互いに共存共栄していこうという立場から申しますと、これはわれ一人よしというわけにはいきません。さような意味において、経済的にもその他の面におきましても、世界各国が協調いたしまして、資源有限の世界においてお互いの経済を、経済だけじゃございませんけれども、これを向上さしていくという相手の立場といったものも十分見ながらやっていくこと……

第82回国会 大蔵委員会 第2号(1977/10/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 ただいま議題となりました一般会計の歳出の財源に充てるための産業投資特別会計からする繰入金に関する法律案につきまして、その提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  昭和五十二年度補正予算におきましては、財政の節度を維持しつつ、公共事業費等の追加を行うため、それに必要な財源の一部については、特別な財源措置により確保することといたしております。  その特別な財源措置の内容は、北海道東北開発公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行の国庫納付金の増額が見込まれること等により、産業投資特別会計に生ずる余裕金を同特別会計から一般会計へ繰り入れようとするものであります。しかしながら、現在、産業……

第82回国会 大蔵委員会 第3号(1977/10/26、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 最近の大変な円高相場でございますが、これは九月の市況における円高が契機となって今日の状態になってきたわけでございますが、それにはもちろん若干の投機というか思惑というか、そういったようなものも介在するであろうと思いますけれども、基本といたしましては、わが国の輸出が非常に堅調であるとともに、一方、アメリカの将来の赤字というものが非常に懸念されるというようなことから起こってきておるというふうに私は感じております。  こういったような状況に対しまして、これもフロート下の相場形成という体制にあるわけでございますが、そういったような場合にこれに対しまして日本が何らか介入する、何か線を引いてこ……

第82回国会 予算委員会 第1号(1977/10/08、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 今回、昭和五十二年度補正予算を提出いたしましたが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その概要を御説明申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  歳出におきましては、まず、公共事業費等の追加三千九百五億円を計上いたしております。  すなわち、政府は、最近の内外経済情勢にかんがみ、景気の着実な回復を図り、国民生活、特に雇用の安定を確保するとともに、対外均衡にも資するため、先般、総合経済対策を決定し、この対策において、公共投資を中心に事業規模にして総額約二兆円の追加を行うこととしたところでありますが、このため、今回、一般会計におきまして、一般公共事業費……

第82回国会 予算委員会 第2号(1977/10/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 金利の目減りの数字でございますから、銀行局長からお答えさせます。
【次の発言】 補正予算の財源といたしまして特別財源、いまおっしゃるとおり、輸開銀の貸し倒れ準備金から産投会計へ戻しまして、産投特別会計から一般会計の補正予算の財源というものに納付させる、こういうことにしたことは御指摘のとおりでございますが、輸開銀等につきましては、従来からこの輸開銀の貸し倒れ積立金というものを一般会計に活用したらどうかという御意見が社会党さんからもあったということは、私の在職中ではございませんけれども、そういうお話は承っておりました。それ以後、この貸し倒れ積立金につきましては積立率というものを漸次減……

第82回国会 予算委員会 第3号(1977/10/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  今度の金利水準の引き下げに当たりまして、政府関係金融機関の既往の金利について、もっと下げたらどうだ、こういう御意見でございますが、すでに御案内のとおり、これは通産大臣が指定する不況業種の中で、一生懸命やっておるけれども赤字でもって苦しんでおるというようなところに対しましては、既往の九%以上の金利に対しまして大体の引き下げは八・九%までいっておりますけれども、中小企業に対しましてはさらに〇・三%引き下げるということで、八・六%ということにしておることはすでに御承知のとおりでございますが、それにつきまして、いま九十二業種というものが適用されておるが、もっとそれをふ……

第82回国会 予算委員会 第4号(1977/10/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 私に関する問題についてお答え申し上げます。  黒字減らしにつきましては、先ほど御指摘もございましたけれども、今度の東京ラウンドにおきまして非関税障壁につきまして、また関税の引き下げにつきまして着々と準備を進めておりますが、すでに関税の引き下げにつきましては、ECとアメリカとにおいてその方式について少し意見の食い違いがあるといったようなものにつきましては、わが方もこの中へ入りまして、個々に意見の調整をすることができたというようなこともこれあります。ただし、それでもって幾ら一体輸入がふやせるのだということにつきましては、相当の仮定があるものでございまするから、これを明確にお答えすると……

第82回国会 予算委員会 第5号(1977/10/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  雇用問題が現下の政治経済の問題の中で最も大事な問題の一つであるということはよく理解しております。そこで、今日までもいろいろな政策をとってまいってきましたけれども、財政政策、金融政策等につきましては、その政策の照準を雇用の問題に当ててまいったというのが私ども今日までよく申し上げておることで、この点はよく御理解をいただいておると思いますが、そういうようなことでございますので、財政当局といたしましても、この問題につきましては関係大臣、関係省庁とよく連絡をとってまいっております。  そこで、労働者団体四者というものですか、三者というのですか、その行うお話し合いでござい……

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お尋ねの構造不況対策については、中小企業振興事業団による設備共同廃棄事業に対する無利子融資などを通じまして所要の措置を講じたところでありますが、現下の経済情勢等にかんがみ、今回、五十二年度一般会計の補正予算等においては、構造不況対策に要する経費として新たに五億円を計上いたしております。
【次の発言】 お答えいたします。  武藤さん十分知悉の上でお聞きのことと思いますから、結論だけ……。  中小企業信用保険公庫出資金に百億円、それから繊維工業構造改善事業協会出資金に一億五千万円。
【次の発言】 そのもとのあれはふやしておりません。おっしゃるとおりです。

第82回国会 予算委員会 第7号(1977/10/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  東京ラウンドにつきましては、来年の一月十五日を期しまして各国からのリクエストがあって、それに対するオファーをやって、そこから本格的な交渉に入っていくというわけでございまして、ただいまのところは各国の関税の引き下げの方式について、たとえばEC方式とかあるいはアメリカ方式とかいったようなことについて相談をいたしております。だから、本格的の交渉は十五日以降ということに相なりますけれども、それよりも先に何か日本は手を打つものはないかと、こういうようなことでございまして、それにつきましてはいろいろと考慮しなければならない問題もございますけれども、今日の日本の置かれました……

第82回国会 予算委員会 第8号(1977/11/09、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 お答え申します。  大蔵省といたしましては、三十億ドルということにつきましては、造幣局がコインをつくる原材料といたしております銅、ニッケルというものについての来年度の輸入計画をことしに繰り上げまして輸入をするということにいたしておりますが、具体的な方法についてはこれから検討してまいる、こういうことでございます。  また、円建て債につきましては、資本収支の問題でございますけれども、できるだけ柔軟に考えまして、たくさん来ております各国の需要にできるだけ応じてまいりたい、そしてできるだけ促進をしてまいりたい、かように考えておりますが、去年に比べまして、まだことしは十月までしかたっており……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1977/03/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 昭和五十二年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明いたします。  まず、一般会計歳入予算額は、二十八兆五千百四十二億七千万円となっております。  このうち主な事項について申し上げます。  租税及び印紙収入については、十八兆二千四百億円、専売納付金については五千四百八十九億八千七百万円、公債金については八兆四千八百億円となっております。  次に、当省所管一般会計歳出予算額は三兆三千八百四億三千万円となっております。  このうち主な事項について申し上げます。  国債費については二兆三千四百八十六億六千百……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1977/03/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○坊国務大臣 たばこ専売事業の内容を私も篤と一遍検討いたしましてたばこのことを決めていかなければならない、いままでおまえ検討してなかったではないか、こういうおしかりはあろうと思いますけれども、実は率直に申し上げまして、今日まで予算編成等にかかっておりまして、たばこ専売事業の内容についてまだ詳細に調査をいたしておりませんので、早急にいたしたいと思います。
【次の発言】 この問題につきましては、関係各省が集まって相談をしたようでございますけれども、それでもちょっとむずかしいことがございまして実現の運びに至っていないということでございますから、政府委員からその間のことを御答弁させます。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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