このページでは西岡武夫衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○西岡委員 国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案に関連をいたしまして、高等教育あるいは六・三・三・四の学校制度の問題について、また入試問題の改革について海部文部大臣の基本的な御認識を承りたいと思うわけでございます。 初めに、今回の法律でございますが、岩手大学に人文社会科学部をつくることを初めとする改組あるいは医療技術短大、歯学部等の創設、新設がそれぞれ法案に盛り込まれているわけでございますけれども、これまで文部省が医科大学あるいはこの法案に見られておりますように歯学部あるいは医療技術短大等の設置に関してはあらかじめ法案を早目に提出をして、新学期の事務が円滑に行われ……
○西岡委員 私は、新自由クラブを代表いたしまして、国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律案に対し、次の三点を文部省に強く要望をしつつ、賛成の討論をいたすものでございます。 第一点は、昭和五十六年度以降における大学の設置に関して、文部省は高等教育のあり方、大学行政のあり方について、可及的速やかにその基本的な方針を明らかにされること、このことをまず第一に強く要望をいたします。 第二点は、大学の学部学科等の創設につきましても、あらかじめ文部省として、今後法案を用意して、四月一日から学校が正規の運営が行われるように、十分な事前の配慮をなされるということを強く要請をいたします……
○西岡委員 私は、新自由クラブを代表いたしまして、福田総理及び関係閣僚に御質問申し上げる前に、委員長に一言申し上げたいことがございます。 現在、わが国が置かれております現状は、あらゆる制度、あらゆるこれまでの仕組みを根本的に改革をしなければいけない、そういう時代を迎えていると私どもは認識いたしております。そうした中にあって、私どもは、何よりもまず国会の審議のあり方を根本的に改革しなければいけないのではないか。具体的に申しますと、国会の審議をもっと効率的に、また、国会の審議の機能を強化する、そのために私どもは努力をしなければいけないのではないかと思います。今日まで慣行として何の不思議もなく行わ……
○西岡委員 人事院の総裁においでをいただいておりますが、御多忙のようでございますので、初めに総裁に対する質問を先にやらせていただきたいと思います。 まず総裁に基本的なことをお尋ねいたしますが、学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法という法律がございます。この法律の趣旨は、日本の将来は究極的には教育の成果にある、したがって教育界に人材をとにかく確保するということがわが国の教育の現状のもとで最も大切なことであるという趣旨で制定をされた法律でございます。この法律の持つ意味について人事院の総裁はどういう御認識をお持ちか、まず初めに承りたいと思います。
○西岡委員 質問に入ります前に、委員長に一言申し上げます。 私どもは、これからの政治課題の重要な問題の一つとして行政改革があるというふうに考えております。政治が行政改革に取り組むためには、まず、みずから国会のあり方について改革を加えなければいけないのではないか、このことを新自由クラブとしてさきの通常国会においても主張をしてきたところでございます。 具体的に申しますと、わが国の国会が常任委員会制度をとっているのに、委員会の運営が、予算委員会が開かれているときには予算委員会中心であり過ぎるのではないか。その間……(「議運でやれ」「総括中だけだよ、そんなのは」と呼ぶ者あり)その間他の委員会がすべ……
○西岡委員 私に与えられた時間はわずか二十分でございますから、ごく基本的な原則の問題について、文部大臣並びに学長にお尋ねをいたします。 先ほどの同僚委員の質問に学長がこういうこと、をお答えになっておられます。現在東大の中で起こっていることは、民主主義の抱えている諸問題に対する問題提起という見方もできるのだ、したがって、そういうような受けとめ方をしなければいけない側面があるので、なかなか国会の方で言っているように、そう簡単にはこの問題は処理できないというような趣旨の御答弁がございました。 そこでお尋ねいたしますが、それでは、大学紛争が起こってから大体十年年月が経過しているわけです。その間、そ……
○西岡委員 本案についての質疑に当たりまして、新自由クラブは、結論を申しますと賛成をいたします。 同僚議員各位からすでに詳細にわたって質疑がなされておりますので、私は、時間の関係もございますので基本的な教員養成制度のあり方、免許制度のあり方の問題を中心に、ごくしぼりまして短時間質問をさせていただきたいと思います。 大臣にお尋ねをいたしますが、私は、今回の教員大学院大学の創設は、教員の養成制度、教員の再教育について一歩前進したものであると評価をいたします。ただ問題は、これだけ大がかりに新しい大学を創設するにしては、たとえば実習のあり方一つとりましてもいささか中途半端なのではないだろうか、新し……
○西岡委員 私は、新自由クラブを代表して、福田総理並びに関係大臣に質問いたします。 まず初めに、本委員会の運営について私の意見を述べさせていただきます。 過去一年間、昨年の通常国会以来、私ども新自由クラブは国会の運営のあり方を改めるべきであると主張してまいりました。私が質問をする閣僚以外の閣僚の方々と局長を初め役所の皆さんの出席を求めないとする理由は二つあります。その第一は、常任委員会制度を前提とする限り、これを有機的に働かせるべきであるという点であります。本来、十六の常任委員会が設けられているのは、予算の審議と並行してその歳入歳出を裏づける重要な関連法案の審議が行われるということが当然の……
○西岡委員 租税特別措置法の一部改正について質問をするわけでございますが、まず初めに冒頭に、大臣の租税特別措置法についての基本的な御認識について承りたいと思います。 それは、本来この種の特別措置というものは、税の体系の中で原則としてはこれをなくするということが望ましい、しかし、それぞれそのときどきの政策的な目標を持った特別措置というものはあり得るわけでございますから、これは時限を切って時限立法でその政策の目的を達するまで、まさに特別の措置として、異例の措置としてこれを行うべきである、このように考えるわけです。大臣の御所見を伺います。
○西岡委員 内藤文部大臣の所信の表明をお聞きしたわけでございますが、きょうは大臣の基本的な教育政策についての姿勢を中心にお尋ねを申し上げたいと思います。 まず、初めに、現在の教育基本法についてですが、教育基本法の中に書かれております事柄はもちろん非常に高邁な理想がうたわれている。しかも、究極のところ日本の将来は教育の成果にかかっているということを高くうたい上げているわけでありまして、その基本的な考え方には私も賛成でございますが、現在の教育基本法には、日本の伝統、文化を尊重するとか、あるいは人間形成の中においてもっと別の角度で大事にしなければならない教育の原理、原則というものが若干欠けているの……
○西岡委員 すでに問題点の大方は同僚委員からの質問の中で出尽くしているわけでございますが、幾つか観点をしぼって、主として大臣にお尋ねをいたします。もちろん、若干数字的な問題もございますので、例外的に局長からの御答弁もいただくということでお願いをいたしたいと思います。 この放送大学の構想はちょうどことしで十年目になるわけでございます。先ほどから各委員との間での文部省の御答弁をずっとお聞きいたしておりましたが、十年かかってようやく見通しが立ったということでスタートをされたわけで、しかも、文部省の当初のお考えは、昨年の通常国会にもこの法案を提案したいということで準備を進めておられたというふうに私ど……
○西岡委員 先般の委員会の質疑で文部省の方から、この円卓方式の質疑の際に改めて今後の構想の説明があることになっていたというふうに私は記憶をいたしますので、文部省の方からまず御答弁、御方針をいただいて、その上で質問をさせていただきたいと、このように考えます。
【次の発言】 問題は二つございます。
一つは、この放送大学の大きな意義、設立、創立される意義というものは、高等教育機関が非常に偏在をしており、したがって、離島であるとか過疎の地域とか、高等教育機関が非常に少ない地域で学びたいと考えておられる方々がいつでもどこでもだれでも学べる高等教育機関ということに放送大学を創設する大きな意味があったわけ……
○西岡委員 私は、新自由クラブを代表いたしまして、総理並びに関係閣僚に質問をさせていただきます。 質問をいたしますに先立ちまして、委員長に一言申し上げたいことがございます。 新自由クラブは、かねてから、国会の審議のあり方を改革すべきである、常任委員会制度というものをもっと本格的に動かしていくためには、いまの予算委員会を中心とした国会の審議のあり方を改めるべきである、こういう考え方に基づいて具体的な改革の提言をしてきたところでございます。歴代の委員長のお手元で検討をするということが約束されて、今日まで何ら改革を見ていないわけでございますが、どうか、竹下委員長御在任中に、私どものこの提言につい……
○西岡小委員 国大協の先生方に国大協としての基本的な御認識というものを二点ばかりお尋ねしたいのですが、一点は、国大協としては現在のわが国の高等教育機関の数が多過ぎるという御認識はないのかどうか。高等教育というものが量的に拡大し過ぎているという御認識がおありかどうか。これが一点です。 もう一つは、入試の問題を考える場合に、高等教育を受けるためには一定の平均的な能力が前提というふうにお考えなのか。先ほど飯島先生はそれぞれの才能というものを伸ばしていくべきだ、それぞれの能力というものを伸ばしていくべきだということを具体的におっしゃったわけですけれども、それにしても高等教育機関に入学するためには、そ……
○西岡小委員 養護の問題ですけれども、五十四年度からいよいよスタートを切ることになったのですが、関係者の間でかなり誤解か生じているわけです。それはどういうことかといいますと、現在それぞれの学校の特殊学級に学んでいる子供たちも全部養護学校に入れさせられてしまう。最近、非常にいろいろな意見があるわけですけれども、本来、できるだけ普通の、一般的な学校における生活というものに溶け込ませていくのだ、そういう教育というものが効果があるのです。これにはもちろん障害の程度によってはある程度の限界があるということは言えるわけですけれども、たとえば、文部省でもいろいろ努力をなさってかなり異例の措置として、武蔵野東……
○西岡小委員 まず原則的なことを委員長にお尋ねをいたします。
小委員長報告という形に案ではなっておりますが、やはり国大協及び関係者、文部省に対して小委員会としての意見をまとめる以上、小委員会の決議、という形式がいいか悪いかは別としまして、報告ではなくて意思決定という形をとることが望ましいのではないか。この点を形の問題としてまず初めに意見として申し上げます。これはまた後で皆様の御意見があろうかと思います。
それから、続けて内容について一、二点、よろしゅうございましょうか。
【次の発言】 恐縮ですが先に問題提起をさせていただきます。
前文のところはこれで大体いいのではないかと思いますが、第一……
○西岡小委員 中村委員からの質問に引き続きまして、大長崎建設の問題について、ごく限られた十五分足らずの時間でございますから、要点だけを質問させていただきたいと思います。 今回の問題につきましては、福岡の通産局、日銀の長崎支店、県の経済部を中心とした皆様方が非常に機敏に対応をしていただいておりまして、長崎では、日銀の支店が開設されてから初めてと言ってもいい金融連絡会議等も開いて対応をしていただいたわけでございます。そういう意味では、当初の対応としては、通産省の皆様方の御努力に対して冒頭に心から感謝を申し上げたいと思います。 問題は、いま中村委員からの御質問にもございましたように、二つの問題が……
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