このページでは加藤万吉衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○加藤万吉君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十三年度地方財政計画及び地方交付税法、地方税法の一部を改正する法律案について、福田総理を初め関係各大臣に質問をいたします。 石油ショックを引き金とした高度成長の破綻と経済危機をまともに受けたわが国は、政府の減速経済から安定成長への道も試行錯誤を続け、長期的不況は、総理のたび重なる言明にもかかわらず、今日に至ってもその打開の道を切り開くには至っておりません。当然のことながら、その結果、国、地方とも財政の均衡を失い、危機的段階に立ち至っております。 特に、地方は三年連続、二兆円以上の財源不足に見舞われ、五十三年度は五十四年……
○加藤万吉君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十四年度地方財政計画及び地方交付税法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係各大臣に質問をいたします。 地方財政計画が発表されるや、各社説はもとより、地方行政に関係する各界から、慢性的借金財政とその硬直化の重圧に苦しむ自治体にとって、この計画は何ら解決の方途を示していないばかりか、長期的な再建への足がかりすら見出せないものとして、強く非難の声が上がっているところであります。私もまた、この計画は数字の単なるつじつま合わせで、大蔵省地方財政特別会計のそしりを免れない無策な計画であることと、強く指摘しないわけには……
○加藤万吉君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました政府並びに自民党の御都合主義に基づく会期延長の乱用について、抗議の意思を含めて強く反対の意思を表明するものであります。(拍手) さて、本院は、第三十四回総選挙以来、第八十回、八十二回、八十四回国会と、いずれも、わが党の反対を押し切って会期は延長をされています。 そもそも、わが国会における会期制度は、その会期における独立性と、会期不継続の原則の上に議会政治が成り立ち、これを侵すことは何人も許さないという確固たる慣行こそが、今日までの民主主義を支えてきたものと確信をするのであります。しかるがゆえに、もしその会期中に成立を見ない案……
○加藤(万)委員 地方行政委員会に初めて参加をいたしました。私は、大臣それから政府委員の方、与野党含めて、地方行政委員会では一つの土俵で話し合う場をできる限りつくりたい。大臣と私は二度目でございますが、所管が労働省のときには一緒にお話し合いをしたつもりでありますし、今度は自治大臣として、できる限り一つのコンセンサスを持ちながら、この委員会において地方行財政についての審議を通じ、その発展を図りたい、こんな気持ちでいっぱいでございます。そういう立場から大臣に、政府側のすべての人を代表するというような意味でお答えを幾つかいただきたいというように思います。 地方行財政について今日大変価値観の違いとか……
○加藤(万)委員 私は、先回この委員会で大臣に、地方行政委員会の持つ役割り、同時に、できるならばわれわれ委員会側と政府側あるいは与野党間におけるできる限りのコンセンサスを得たい、そういう立場で幾つかの問題点を指摘しながら御質問をいたしました。 昨日来、質問者側あるいは政府側の答弁を聞いておりまして、率直に言って、何かその期待が裏切られたという感を強くするのであります。それは非常に厚い壁があって、私どもの提言あるいは質問の趣旨からくる地方自治の自治権の確立、私は自主管理社会というものをつくり上げていく、こういう言葉で表現をしているわけですが、それがほとんどはね返ってきてしまう。こういう厚い壁を……
○加藤(万)委員 先般地方税法の改正の折にも、地方財政の危機的状況について、また地方行政の自主的なあり方について政府側に質問をいたしました。私は今日の地方行財政の危機を脱出する手段は三つあるというふうに考えるわけであります。 一つは、自主的財源、一般財源の拡大と強化であります。同時に、財源の裏づけを持つ地方自治権の拡大は申し上げるまでもありません。この第一の課題にかかわる問題の最大の問題は、何といっても交付税の処理の仕方にあろうかというように思います。 そこで私はまず第一に、今日の地方団体に対する交付税が国税三税に対する三二%という割合で交付をされているわけでありますが、五十年、五十一年、……
○加藤(万)委員 柏の通信施設でもそうだと思うのですが、基地がある都市、地方自治体と、それから新設の基地機能ができる場合に、必ず何か覚書を結んでいるのですね。私はいまここに座間市のものを持っています。これは自衛隊が移駐をする場合の覚書ですよ。あるいはその他米軍の新しい施設ができるときは必ず何かしらの覚書を結んで、そして地方自治体に受け入れをさしている。しかし、最近どうなんですか。いまの柏の通信基地もそうだと思うのですが、渕野辺キャンプのときも確かに回りには緩衝地帯ないしは大丈夫だという地帯があるのですが、たとえば耕運機を使っても火花が出るから、通信機能に影響があるということで当時は使わせない。……
○加藤(万)委員 いま御答弁のやりとりがありましたが、今回の日航事件と西ドイツのルフトハンザの事件、ある意味においては全く対照的な条件、解決、対応の仕方ではなかったかというように私は思うのです。この二つの事件をめぐって国論が二分をされていると言ってよろしいのではないでしょうか。そういう意味では、日本の政府がとった態度、西ドイツ政府がとった態度、どの方向を見定めるべきかということを政府側がきちっといたしませんと、これから起きる再発防止その他についての対応や国民とのコンセンサスが成り立たないというふうに思います。 そこで、この事件をめぐって起きたさまざまな、一番基本的な条件というのは何かといいま……
○加藤(万)委員 最初に、最近増発しつつありますアセチレンのガス爆発について、二、三御質問をいたしたいというように思います。 昭和五十二年の十月といいますから先月ですが、横浜の埠頭でカルシウムカーバイドの爆発事故がございました。このカーバイドの爆発事故が各所に起きておりますので、少し調査をしてみましたら、この半年間に四件、カーバイドのアセチレンガス化によっての爆発事故が起きておるわけです。東海産業の茅ケ崎工場、小池酸素の五井工場、高圧ガスの三重工場。この爆発事故について、消防庁では、現地から書類をもって報告を受けていらっしゃるかどうか、まず最初にお聞きしたいというように思います。
○加藤国務大臣 お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび自治大臣兼国家公安委員長を仰せつかりました参議院議員の加藤武徳でございます。もとより非力、微力でございますが、誠心誠意やってまいりたい、かように存じておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げる次第でございます。 委員皆さんには平素から地方自治発展のため、また警察行政に格別の御尽力をいただいておりまして、この機会をかりまして厚く御礼を申し上げる次第でございます。 さて、本年は、新憲法のもとに新たな地方自治制度が確立されて以来、ちょうど三十年になりますが、最近の地方行財政は、激しく変動する社会経済環境の中で厳し……
○加藤(万)委員 本日議題となっております沖繩振興開発金融公庫法の改正案ですが、沖繩の経済にとりまして当金庫が果たす役割りが非常に大きいのでありまして、私はその観点から、沖繩の経済発展と当金庫のかかわり合いあるいはそれが及ぼす影響などについて多少質問をしてみたいというように思います。 最初に総理府にお聞きをいたしますが、沖繩の県が策定をいたしました県内県民総生産の指標が先般報道をされました。これによりますと、今年度の沖繩の成長率は五%。この五%をして五十主年度の国の予算と連動する公共事業を中心にして経済発展を試みる、こういう指標が出ているわけであります。 さて、昭和五十六年度、第三次計画の……
○加藤(万)委員長 代理休憩前に引き続き会議を開きます。 委員長が所用のため、指名により私がその職務を行います。 沖繩県における交通方法変更に伴う諸問題について質疑を続行いたします。玉城栄一君。
○加藤(万)委員 一月十四日に伊豆大島近海地震が発生したわけですが、ちょうどその日に私ども神奈川県の国会議員団が長洲知事と会合をやっているその場でございました。神奈川県横浜でやっておったわけですが、そのときの震度が四というように後で聞きました。さて、もしこれが関東大震災規模の状況であったならば、私どもはあの会議の席上からこの対策に奔走するために脱出ができるだろうか、実はその不安が第一に頭をかすめたのであります。お集まりの国会議員の先生方皆さんそう思っていらっしゃいましたが、この会議がそのまま神奈川県の防災対策本部になるのだななんという話をしておったのです。 さて、防災対策本部になりましたけれ……
○加藤(万)委員 私は、昨日、本会議で総理並びに大臣に基本的な所信をお伺いいたしましたから、きょうはできる限り具体的に、私どもが本会議で述べました課題が実際問題として可能であるかどうか、この辺に問題点をしぼって御質問をしてみたいというふうに思います。 最初に、今度の地方財政計画の中で投資的経費を十二兆六千五百九十四億円見ていらっしゃいますが、それぞれ地方議会が開会されてそれぞれの地方団体の投資的経費が計上されているわけですが、政府で計画をされました地方財政計画の投資的経費十二兆六千億におおむね相当しているでしょうか。もし現段階で各地方団体の累積額がわかりましたら、ひとつお答えをいただきたいと……
○加藤(万)委員 私は最初に、先回当委員会で大変問題になりました横浜市長の退職金問題について御質問をしたいというふうに思います。 横浜市長の飛鳥田さん、御承知のように三月一日に辞職願を提出をいたしまして、市議会の了承を得て、これが受理をされました。これに伴いまして退職金問題が大変新聞をにぎわしたわけでありますが、その額が、当委員会でも質問がありましたように、二億四百万円を超えると推察されるという報道がなされたわけであります。私は、この報道と、これが当委員会で取り上げられたという、そこに大変疑問を実は持つのであります。一連の御質問の要旨を議事録で拝見をさせていただきました。この議事録を拝見する……
○加藤(万)委員 ちょうど大臣の答弁があったところですから、その答弁を起点にして幾つか質問をしてみたいと思います。 これは一九七七年の統計ですが、製造業の就業労働者千三百四十万、このうちに過剰労働者が二百万あると推定がされておるわけです。これは七七年代ですね。私はこの二百万の過剰労働者は一体どういう形で出てくるんだろうか、この次の世代、たとえば一九七八年、今五十三年度ですね。一つは、やはり円高、この円高不況という中から出てくるものがあると思うのです。従来の石油ショック以来の構造不況という中から出てくる失業者と、それからスクラップ・アンド・ビルドの中から出てくる失業者、さらに加えて円高なんです……
○加藤(万)委員 本委員会の終了時間の関係があるそうですから、私は要領よく質問をいたしますから、政府側も要領よく答弁をしていただいて、所定の時間に委員会が終了いたしますようにお取り計らいをお願いします。 各般にわたりまして、わが党の委員を初め各先生方から細かな質問がありました。そこで、それらの質問を受け、また質問に対するお答えをお聞きをいたしまして、幾つかの点について私どもの所見と同時に、当局側の、政府側の御答弁を確認的な意味を含めていただきたいというふうに思います。 最初に、軽免許の問題、軽自動車の関係の問題について御質問をいたします。 いま質問にもありましたように、三百五十ccと五百……
○加藤(万)委員 きょうは東京に熊本県の知事がお見えになっております。新聞によりますと、道正官房副長官と水俣病の補償問題、さらにチッソの救済策について政府側との協議が進んでいるという報道がなされておるわけですが、私はきょうの政府側と知事との会談内容は、実はこの地方行政委員会ではきわめて重要な課題を持ち、また投げかけているというように思うわけであります。 もう御承知のとおりでありますが、チッソが水銀による公害患者の企業負担、いわば企業の支払い能力またはその経営自身に危機を及ぼすような状況下にありまして、もし水俣病患者を持たなければチッソはすでに倒産をしているという状況にあろうかと私は推定をする……
○加藤(万)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、竹本孫一君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は七名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○加藤(万)委員 ただいま可決をされました法案に付随して二、三点質問をさせていただきたいというふうに思います。 今度の法案は、その趣旨に述べられておりますように、統一地方選挙を通して有権者の政治的啓蒙を図り、同時にまた、時日的にこれを集約して選挙費用の経費の節減を図る、こういうことがこの趣旨になっているわけでありますが、私は、この統一地方選挙でこの趣旨にもとるといいましょうか、趣旨を必ずしも反映していない、そういう点の指摘を幾つかまずしておきたいと思うのであります。 統一地方選挙で一番多くやる場合は、四つの選挙を同一日に投票するという事態が起きるわけであります。法の改正にもありましたように……
○加藤(万)委員 これは基礎産業局長にお伺いしますが、不況業種に対するいろいろな特別措置法ができました。その中に、御承知のように組合と協議をしてという課題が幾つかある法ができていますね。組合の意見を求めるないしは協議をするとかあります。私は、アルミニウムの場合、安定基本計画がつくられる前に、事実行為としては、本来組合と協議をして、百十万トン体制なら体制に伴うそれぞれの企業側の計画といいましょうか、それがあってしかるべきだと思うのですね。ところが、いまおっしゃられましたように、業界としては安定基本計画がまだできない。したがって、個別の企業の体質の脆弱によってその企業間で雇用問題が先行して、合理化……
○加藤(万)委員 五十三年度の補正予算に伴う地方団体の事業の執行並びに財政問題について若干質問を試みてみたいというふうに思います。 御承知のように今度の補正予算七千百五十一億円ですが、予算委員会の大蔵大臣あるいは通産大臣の答弁の中で、これによって起きる効果二兆五千億、こう言われているわけであります。今度の補正予算の中身の中で、公共事業四千五百九十二億円が組んでありますが、どうでしょうか、細かい内訳の問題は予算書で明らかでありますけれども、これによって地方団体が行う事業費予算、まあ逆に言えば事業規模と言ってもよろしいのでしょうか、総体として総額どのくらいの費用が事業費として執行されるのでござい……
○加藤国務大臣 景気を回復いたします具体措置といたしましては、いろいろ考えられるのでありますが、総理が今夏来いわゆる第三の道と、かような言い方をいたしておりまして、今国会で御承認をいただきました補正予算案の中におきましてもその考え方がある程度導入されておる、かように承知をいたしております。 そこで、具体的に私のみに関しての第三の道の指示は受けてはおりませんけれども、しかし、閣議等におきまして、また、委員会の答弁なんかを通じまして、今後第三の道を拡大強化してまいる、この考え方は私もよく承知をいたしております。 そこで、五十四年度の予算編成が行われるに当たりましては、やはりさような基本の考え方……
○加藤(万)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、竹本孫一君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は七名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○加藤(万)委員 当委員会に私が所属いたしまして、今度で三人目の大臣であります。私は、地方行政全般をわが党の立場なり、国民の立場で提言をするときには、単に当委員会におけるお互いの質疑のやりとり、あるいは合意というだけではなくして、できれば日常会話の中にも大臣とそういう話ができ、それが国の政策として展開をされることを実は望んでいるわけであります。先ほども同僚の議員から、総理の所信表明に地方行政、地方自治の問題が欠落していることを指摘をいたしました。今度の大臣は識見、経験とも大変豊かな大臣でありますので、ぜひ――この二年の間に三人も大臣がかわるそのこと自体が、内閣の地方自治に対する姿勢、そういうも……
○加藤(万)委員 交付税に関する最後の質問になりました。当委員会で交付税に関する各先生方の御質問ないしは御意見は分けてみますと二つの焦点、一つは交付税体系の中で次の地方の時代をどうつくるか、いま一つは四兆一千億に見られる財政不足の観点から見る財政の再建をどうするのか、大別するとこの二つに論議として分かれたのではないか、あるいは提言があったのではないか、私はこういうように思います。 そこで、私は今日の財政再建の基本的な姿勢について私の見解を述べ、同時に大臣に御見解をいただきたいと思うのです。 それは、私は本会議でも質問をしたのですが、財政再建というものを数量的にとらえて、その枠組みの中でどう……
○加藤(万)委員 私は、今年行われました東京都知事選挙に対する一連の選挙妨害事件、傷害事件あるいは革新の統一候補として立候補いたしました太田薫氏に対する襲撃事件等についてこれから質問をいたしたいと思います。 言うまでもありませんが、民主主義の根幹は暴力の否定であります。そのために言論、集会、結社の自由というものは最大限保障されるということがなければならないわけでありまして、わが国が議会制民主主義をとっている以上は、暴力によって破壊するという行為に対しては、何といっても警察あるいは公安すべての機関を通じてその保障がされる、こういう条件がなければいけないと思うのであります。いわんや選挙は国民の直……
○加藤(万)委員 五月十二日に中央防災会議の専門委員会が地震防災対策強化地域の指定について報告を行いました。その結果として、当該地域になるところではいろいろな反応があるわけでして、第一に、地方団体では、わが地方が地震防災の強化地域に指定されたのかということでそれに即応する自主的な施設設備の拡充、そういうものに取りかかっているところがございます。さらに、ところによっては消防団を含めて市民の自主防災組織をこの際強化をしよう、そのためにはやはり地方団体で単独に指導課を設けてこれを指導する、こういう地方団体の反応が生まれているわけであります。一方市民の側、当該地域の住民の側から見ますと、地震予知につい……
○加藤(万)分科員 最近、騒音問題に対する国を被告とする訴訟が各地に起きているわけですが、大阪空港の高裁の判決あるいは新幹線の騒音訴訟、これから問題にしようとしております米軍基地下における騒音訴訟、私は一連のこの訴訟関係を見て、結局被告側の基地公害、騒音公害に対する施策のおくれが住民の生活権、生存権あるいは人格権を補うまでには至っていない、このことが結果的に国を相手として訴訟提起をする、こういう課題になっているのではないか、こういうように思うのですが、まず法務大臣の見解をお聞きをいたしたいというように思います。
【次の発言】 そこで、これから問題にしようとしている大和における厚木基地の航空機発……
○加藤(万)分科員 相模原市にある米陸軍医療本部、通称医療センターと言っていますが、この課題について質問をしながら善後策について要望したいというふうに思います。
最初に、この米軍施設のわが国への返還について、日米合同委員会でどのような話し合いが行われているか、外務省からお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 いまの意向を受けて分科委員会ではどのような本問題に対する話し合いが行われておりますか。その経過を防衛施設庁からお聞きをしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、移設をする、いわゆるわが国に返還をするような条件のもとに医療センターが今日ある、こういうふうに理解してよろしいのでしょう……
○加藤(万)分科員 いまお話にもありました繊維産業、天然の繊維産業もさることながら、化学産業、化学石油を中心とする繊維産業も同様な条件にあります。先ほど同僚の水田議員が質問をいたしましたが、特に石油を基礎とする産業の分野は大変不況な条件に追い込まれております。化学工業部会の答申の「深刻なる」という表現がそのまま業界全体に通ずるというふうに実は私は思っているわけです。 そこで、これはひとつ大臣にお聞きをしますが、ここで石油価格の値上がりがございますね。日石が二千円、他は大体二千四百円。これは原油価格の値上がりが原因だと石油業界は言っているわけです。ところが、昨年度末の決算あるいは今年度三月の石……
○加藤(万)委員 先ほどわが党の同僚の坂本委員から質問がありましたが、補足して私の方からも少し質問をしてみたいと思います。 一つは、今度の改正法案の内容を拝見をいたしまして、私は、地方行政委員会で、ハイジャックの防止のためには予防措置というものをもっと重視をすべきではないか、たとえばボデーチェックであるとか空港の整備の条件であるとか、あるいは国際刑事警察機構との協力関係に必要な国内法の整備であるとか、こういう点が重要ではないかという質問をいたしました。自治大臣も、おおむねそういう方向で政府側も検討を加えておるというお話でございました。ところが、拝見をいたしました今度の改正法案の限りにおいては……
○加藤(万)分科員 きょうは、神奈川県の中郡、津久井郡にまたがる宮ケ瀬ダムの建設に伴う諸問題について御質問をいたします。 私がこの問題を当分科会で取り上げました最大の理由は、実は首都圏五十キロ以内にこれほどの大きなダムができるのは近年めずらしいことであります。したがって、従来の山の中にあるダム建設と違った問題点が各所に出ているわけでありまして、そういう意味では都市近郊におけるダム建設という新しい課題に政府としてどのように取り組んでまいるのか。しかも本ダムは建設省の直轄事業であります。神奈川県ではもうすでに三保ダムという県の国庫裏負担に基づく事業を行っておりますが、この建設段階にあらわれたいろ……
○加藤(万)分科員 構造不況産業が今国会では大変大きな議題になり、その対策が各所で迫られております。きょう御質問申し上げる課題は、化学肥料の全般的な構造不況問題、特に過剰設備投資あるいは輸入の拡大によりまして国内の化学肥料工業の大変な廃棄あるいは休止、これらの状況について大臣がどのようにお考えになっているか、若干私の意見を加えながら御質問をしてみたいというふうに思います。きょうは特に化学肥料の中でも高度化成肥料、アンモニア系肥料について御質問をしてみたいと思います。 すでに化成肥料におきましては、この過剰投資、過剰生産、国内の大変なオーバーフローに対しましていま答申が出されまして、九十一万ト……
○加藤(万)分科員 この分科会で、私は、厚生省所管に係る医療問題について、大臣並びに関係局長の御答弁をいただきたいというふうに思います。 きょう質問申し上げます主題は、いま世上大変問題になっております徳洲会病院の進出について御意見をお伺いいたしたいわけですが、私の地元は茅ケ崎市でありまして、特にこの茅ケ崎に進出する徳洲会病院に対する地元医師会と議会との関係、さらに市長との関係で、大変紛争的な状態が起きているわけであります。地元市民から見ますと、この徳洲会病院の進出については実は期待と不安と双方があるわけでして、茅ケ崎の場合には、これは茅ヶ崎に限らず神奈川県全体がそうですが、全国的にも大変ベッ……
○加藤(万)分科員 昨年も当分科会で、私は化学肥料の構造改善計画について御質問を申し上げたわけです。先般、化学肥料構造改善計画が答申をされたというふうに承っておりますが、尿素の廃棄が四〇、アンモニアの廃棄が二〇、過剰設備の処理を行うわけですが、この改善計画に基づいて、現状はどういう進行状況にありましょうか、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 具体化される見通しはいつごろですか。
【次の発言】 当初、産構審化学部会の協議の過程では、尿素が四〇、アンモニアが二〇と聞いておりますが、その後答申された結果ですと、尿素が四三・三%、アンモニアが二九・七%というふうに承っておりますが、この数字に……
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