このページでは竹本孫一衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○竹本委員 竹下大蔵大臣、財政危機と言われる今日的な状況の中で、財政再建の大役に任ぜられて大変御苦労さまでございます。御健闘を祈ります。 本日、第一の私の質問、意見を加えながら申し上げますけれども、この間は八十九国会ですか、そうしますと、八十七、八十八の国会等における政府の姿勢を見ておりますと、法案の通過というものに対して熱意が足りない。たとえば八十八国会の際も、最後には、二日、三日というものは、いわゆる積み残しの法案を審議する時間的余裕は十分あった。しかるに、政府は審議をしようとしなかった。あるいは大平さんは、解散をするのには法案を少し積み残しにしておく方がより便利であるというお考えがあっ……
○竹本委員 最初に、大臣に要望という形で申し上げておきますが、先ほど提案理由の説明がございました。そこで書いてあることは私も同感でございますが、この改正法律案を「第八十七回国会及び第八十八回国会に提出したところでありますが、遺憾ながら成立を見るに至りませんでした。しかしながら、わが国の置かれている国際的な立場等にかんがみ、この法律案を早期に成立させることが強く望まれるところであります」、こう書いてある。これは私が強く言ってきておるところなんですね。私に言わせますと、あなたはそのとき大臣でなかったわけですから、責任はないかもしれませんが、政府全体としては、八十七回国会以来通すべきチャンスと時間が……
○竹本委員 最初に、この委員会の発言時間の問題について伺いますが、私は、議会政治の円満な運営ということについては、常にお互いがエチケットを守ることと一つのルールを守ることが最低の条件だと思います。最近においては質問者の時間が、押しの強い人間は勝手にいつも延ばすというようなことで、気の弱い人間は損をする、こういうことでははなはだ民主的でないと思いますが、時間の厳守ということをもう少し真剣にやってもらいたいと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 次に、最近の新聞でいろいろ問題になっております、先ほどもまた同僚議員から御発言がございました問題について少し触れてみたいと思います。
私は、……
○竹本委員 竹下大蔵大臣にいろいろときょうは御注文を申し上げたいと思うのですけれども、大臣が自民党のホープとして大いに述べていただくことを、先ほどのお言葉ではないが、期待と願望を持って御質問いたします。また同時に、日本の財政の再建ということが非常に真剣に大きな問題だと思うのですね。そういう立場でひとつ率直に申し上げますので、御理解をいただきたいと思います。 その本論に入る前に、先ほど大臣の所信表明を聞いておってちょっと驚いたのですけれども、二つほど疑問があります。 その第一は、結びのところですけれども、「本国会に提出し御審議をお願いすることを予定しております大蔵省関係の法律案は、」九件と一……
○竹本委員 最初に関税法で、今度も期限を延長するものやら税率を下げるようなもの、数がたくさん書いてありますけれども、全体として関税法の対象となる品目は数にして幾らあるか、それから、その品目の数をもう少し減らすことはできないものか、その二つをちょっと……。
【次の発言】 そうすると、全体としては大体三千五百ということですか。
【次の発言】 関税法の問題につきましては、いろいろ論議が尽くされておるようでございますから、私は少し向きを変えてちょっと伺いたいと思います。
それは、今度も引き下げの努力をされまして、全体で収入が二百五十億円ぐらい減るというような努力をされて、自主的な措置もできる限り講じ……
○竹本委員 きょうは若干時間がありますのでいろいろ伺いたいのですが、まず第一に、租税政策を通じて大蔵省は何をねらって努力をされるかという基本目的ということであります。もちろん、税収を得なければならぬという根本の課題もありますが、そういう財政収入を得るという目的と、もう一つは、富の再分配といったような社会公正の問題、さらには社会経済の発展あるいは生産力の発展というような経済政策的なねらい等、いろいろ複雑に絡み合っておると思うのでございます。毎年毎年、租税制度の改正のような法案が提案されるわけですけれども、当面、特にこれから八〇年代の租税政策の基本目標はどこに置かれるか、また、三つなら三つの大きな……
○竹本委員 大臣、御承知のように、議会政治というものは税金から起こっておる。代表なければ租税なしという大きなイギリスの政治スローガンがありましたけれども、そういう意味におきましてわれわれの大蔵委員会の任務は大変重大である。特に税の公平化といいますか、公正な租税制度の確立と一たん決めた税を納めるということについてあるいは取るということについてきわめて厳正でなければならぬ、これがわれわれに課せられたまた大きな使命でもある、かように考えておるわけであります。そういう立場からきょうは二、三意見を申し述べてみたいと思うのですけれども、その一つは脱税に関する時効の問題ですね、あるいは税に関する時効の問題、……
○竹本委員 参考人の皆さんには、きょうは大変御苦労さまでございます。また、平素は日本の金融機関の責任者として大変な御苦労をいただいておりまして、心から敬意を表します。 さて、先ほど来同僚委員の方々からいろいろと御意見が出まして、もうお尋ねする問題は余り残っていないように思いますが、そこで、私は、前段階の問題として、インフレの問題について一言意見を述べてみたいと思います。 公定歩合が九%に引き上げられましたのも、インフレをいかにして抑えるかという当局の苦心のあらわれの一つだと思います。しかし、油を中心とした海外の輸入インフレその他がありますときに、公定歩合を引き上げたことがどれだけインフレを……
○竹本委員 参考人の皆さんには、きょうは御苦労さまでございます。時間も余りありませんし、大体同僚の委員の皆さんからの御指摘がポイントはされておりますので、なるべく重複を避けながら一、二の点を伺いたい。 まず第一は、いまも正森委員からもいろいろ御質問、御意見がありましたけれども、いろいろ議論をいたしますけれども、私は百悪の根源は公債の発行量が多過ぎる、発行条件が不自然だということがすべての根本だと思うのですね。したがいまして、きょうの委員会で参考人の御三人にえらく文句を言って問い詰めてみても、問題は政府に責任があるのだから見当違いになりはしないかと私は若干ためらいを感じておるのです。しかし、せ……
○竹本委員 特例法案の審議に際しまして、私はまずいまの日本の財政というものに対して非常に深刻な危機感を持っておるということを一つ強調いたしておきたいと思います。大蔵当局、竹下大蔵大臣を初めとして非常に御苦心の多いことだと思いますけれども、私は日本の経済というものに対しましては一般に言われておるよりも強気に見ておるのです。したがいまして、ことしの経済の成長率等につきましても町で心配しておるよりはより強気に考えておる。しかし、財政に関しては、政府がお考えになっておるよりも二重三重に深刻に考えておるわけです。そういう意味で、きょうは若干時間もありますので、大蔵大臣を初め主計局あるいは理財局あるいは主……
○竹本委員 最近、雑誌に「クレージーアメリカ」という見出しがついた部分があった。確かに、最近のアメリカのソ連やイランに対する反応というのは少し過剰反応である、バランスを失してはいないかというような感じを持っております。もちろんソ連のアフガニスタン侵略といい、あるいはイランの大使館に対するいろいろなやり方といい、国際法上も許しがたい問題であることは間違いありませんけれども、これに対するアメリカの反応というのはいささか過剰反応のような感じを持っておる。私がいま問題にしたいのは、その点もありますけれども、その過剰反応を示しつつあるアメリカに対して、日本が少し引きずられているような形を非常に印象づける……
○竹本委員 参考人のお三人の方には、きょうは大変御苦労さまでございます。 御質問を申し上げる前に、私ども民社党の考え方をちょっと申し上げます。 電源開発促進税につきましては、物価がどんどん上がっておる、インフレの心配の非常に深刻な時期、そして電力料金が五〇・八三%ですか上がった、その後にまた追い打ちをかけて一・四%かけるということは、インフレ対策からいっても、先ほど来お話しの庶民の生活を守るという立場からいっても、われわれは賛成できない。したがって、少なくとも千キロリッターについて三百円でいかないで二百円にするとか、あるいは時期は少なくともインフレの一番心配のある五月、六月を避けて半年ずら……
○竹本委員 私は、日本社会党、公明党・国民会議並びに民社党・国民連合を代表しまして、ただいま議題となりました電源開発促進対策特別会計法及び石炭及び石油対策特別会計法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。 現在わが国は、一次エネルギーの九割近くを海外からの輸入に頼り、さらにその八割以上を石油に依存いたしております。このような石油偏重のわが国経済が、昭和四十八年の第一次石油危機並びに今回の第二次石油危機によって、物価高に不況といういわゆるスタグフレーションにさらされたことは御承知のとおりであります。今後の石油の動向を見ましても、価格、供給の両……
○竹本委員 きょうは大臣に二、三伺って終わりにしたいのですが、最初に、IMFにこの聞お出かけになって、その暫定委員会におきましていろいろ御努力をいただいたようでございますが、ある意味においては、われわれが期待しておりました代替勘定の問題で、もう少し前進ができると期待をしたわけですけれどもそうでなかったというようでございますが、いかなる事情によって代替勘定の構想が出発できなかったかという点について、大臣の見たところ、感じたところをお聞かせを願いたいと思います。
【次の発言】 国際金融局長おいででございますが、いま大臣からポイントだけを言われたわけですけれども、この問題をめぐって、一つはアメリカの……
○竹本小委員 佐々木参考人はきょうは御苦労さまでございました。時間もありませんので、三つ四つポイントだけ伺いますので、簡単に御答弁いただけばありがたいと思います。 第一点は、銀行法の改正の問題が取り上げられましてから金融制度調査会で非常に重要な問題としてあらゆる面から御検討いただいたようでありますが、結論的に申しまして、非常に時間が長かったような感じがするのです。それだけ真剣に論議していただいたということはありがたいことでございますけれども、金融情勢その他、問題を出されたときから考えますと、ある意味においては情勢はすっかり変わってしまったと言ってもいいくらいに客観情勢も激変しましたが、調査会……
○竹本分科員 伊東官房長官とは久しぶりの対話でありますし、また長官のお人柄その他から非常に将来を期待申し上げておりますので、きょうは率直なところを少し申し上げてみたいと思います。 世の中では大事なものほど忘れられたり軽んぜられたりすると思うのですね。いまも公務員の問題、役人の問題が大分議論になりましたが、私は、いまの世の中で一番大事なものは、職責上大臣の地位だと思うのですね。そこできょうは政治家、特に大臣の任命というような問題について少し意見を申し述べてみたい。残念ながら、実は大蔵委員会において関税法の採決の時間が迫ってまいりまして、ゆっくりお話がで書なくて申しわけないのですが、結論だけを少……
○竹本分科員 私は、きょうは主としてインフレ問題についてお尋ねしたいと思います。 最近はインフレの問題が新聞でも大変騒がれるようになりました。輸入インフレという言葉もあるし、ホームメード・インフレという言葉も言われておる。ごく最近では政治インフレという新しい表現まで出てきた。これは宮津さんが経済企画庁長官時代に私も質問したことがありますが、インフレになるとかならないとかいう前提として、一体インフレとはどういうことを意味するかという定義、考え方というものを決めておかなければ、インフレになるとかならないとか言ってみても議論にならない。そういう前提として、長官、現在日本においてインフレという場合に……
○竹本分科員 私は二つ、三つ質問をいたしたいのでございますが、まず第一は、外務省が最近発表された「国際情勢の近況」という資料がございます。大臣はこれは目をお通しになりましたか、ちょっとそれだけお聞きしたい。
【次の発言】 私は、経済問題もそうでございますけれども、特に外交の問題においては情報を集めるということが一番大事だと思います。一つの哲学、ビジョンがなければならない、そしていよいよ実行となれば勇気がなければなりませんけれども、その間に情報という大きな役割りがあると思うのですが、ビジョンがあっても情報がなければ困るし、情報があって決断を下しても勇気がなければ困ります。
きょうは、特に情報の……
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