このページでは渡部一郎衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○渡部(一)委員 まず質問に先立ち、外務大臣、御就任をお祝いいたします。錬達の外交官がこの難局の時期に外相のポストに座られたことに対し、深い好意と期待を寄せているものであります。 さて、現在アメリカ及びイランの紛争についてわが国外交及び通産省等の基本的方針が混乱しているやに見受けるのであります。このような事態は決して得策ではないということについては一致をいたしているのが日本国世論ではございますが、とかく政府の方針が明示されず右往左往しておるように見えるのでございます。私は次の六点ばかりにつきお伺いいたしますので、わが国外交の基本的方針をまず明示していただきたいと存じます。 第一は、イランに……
○渡部(一)委員 このたびガット史上空前の規模で行われました東京ラウンド全体の成果につき、政府はどのように評価されているか、まず自己採点といいますか、評価を聞かしていただこうと思います。
【次の発言】 この東京ラウンドの交渉に参加した各国政府は、この条約の批准に関して国内的にどのような措置をとり、現在どこまでその措置がとられているか。また各国内においてこの十個の協定に関してどのような意思が表示されているか。その点を承りたい。
【次の発言】 各国の国内における各党派の中で著名な反対論が展開された例があったら、ここで述べていただきたい。
【次の発言】 東京ラウンドにおける譲許が成立した総品目数はど……
○渡部(一)委員 議事進行。 本日、この委員会においては、委員長は病気のため御不在であると承っております。私どもはそれを了承して当委員会を開会しておるわけでありますが、どうやら自民党内の派閥抗争のため本日御欠席の御様子であることは、先ほど報道されたテレビにおいて、画面の上で明瞭であります。きわめて不見識であると存じ、直ちに委員会を停止し、この問題の処理について理事会を開会されることを望みます。
○渡部(一)委員 先ごろ中東に派遣されました園田特使が先日パレスチナ問題につきましてプライベートな形で御発言になった問題が、中東諸国において非常に問題になっているようであります。 すなわち、わが党の公明党・国民会議の衆議院議員草川昭三君がアラブ連盟の三十五周年記念祭典に招かれ、チュニスを訪れた際、その前後、該当地域においてアラブ連盟側の代表と面会した際、この園田特使の発言に予想外の強い批判を受けたということを報告いたしております。 すなわちPLO側は、従来の日本政府の中近東問題に対する発言というもの、態度というものを高く評価しつつも、園田特使の発言は、日本が軍事的にも経済的にも米国に深く依……
○渡部(一)委員 短時間でありますのでなるべく重複部分を避けお尋ねしたいと思いますが、まずイランに関する九カ国の外相会議における決定事項、ルクセンブルクの決定事項に対して、わが国はこれに一〇〇%同調するのか、それともある部分留保して同調されるのか、その辺からまずお伺いします。
【次の発言】 このルクセンブルクの決定の第五項に、「九カ国外相は、事態の継続が国際の平和と安全を危うくすることを深く憂慮し、自国の議会に対し、否決された一九八〇年一月十日の安保理決議案及び国際法の原則に従って対イラン制裁を課すために直ちに必要な措置をとるよう要請することを決定した。」こうぱちっと書いてありますね。あなたは……
○渡部(一)委員 お疲れのところ大変恐縮でありますが、単純明快に質問いたしますから、単純にお答えいただきますように。それからアメリカ局長、大変お疲れのようですから、大臣の御答弁の問、横で休憩していてくだすって結構ですから、顔色が真っ宵ですから、委員長、適当な御配慮をお願いします。 第一番目に、大平総理は、カーター大統領との会談において、困難な状況への困難な対応に連日直面している米国と共存共苦しなければならないと思っている旨述べられたと伝えられておりますが、共苦、ともに苦しむ、どういうふうにともに苦しんでいくのか、共存共苦の姿勢を今後どういうふうに示そうとしてこれを述べられたのか、お示しをいた……
○渡部(一)委員 私は、ただいま議題となりました動議につきまして、その趣旨を御説明いたします。 案文の朗読をもって趣旨の説明にかえさせていただきます。 CANDU炉の導入に関する件(案) 我が国の民主、自主、公開の三原則に基づく原子力の開発利用を確保するため、将来、仮にカナダからCANDU炉に関する技術を導入する場合には、その前提条件として、政府は、我が国が自主開発する新型転換炉等の利用にいささかも支障をきたさないよう、できる限りの外交的手段を通じて、カナダに十分確認すべきである。 右決議する。 以上であります。 何とぞ各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○渡部(一)分科員 私は、プライバシー保護の問題につきまして政府の対応を伺いたいと思います。 言うまでもなく、国家権力と個人の生活のかかわり合いは最近ますます拡大しつつあり、その間において、個人がひとりで置いてもらいたい権利というものは大幅に後退しつつあります。そればかりか、間違った情報を収集され、あるいは知られたくない情報を収集され、あるいは情報の内容と処理に関して、場合によっては個人の人権を大幅に侵害するケースが多数見受けられるのであります。中でも今回の国勢調査のごときは、憲法第三十八条に言う「何人も、自己に不利益な供述を強要されない。」という文章に反し、不利益な供述を強制される趣まであ……
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