渡部一郎 衆議院議員
39期国会発言一覧

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渡部一郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは渡部一郎衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院39期)

渡部一郎[衆]本会議発言(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 衆議院本会議 第15号(1990/05/10、39期、公明党・国民会議)

○渡部一郎君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました平成二年度予算政府三案につきまして、反対討論を行うものであります。  私が本予算案を拝見いたしまして遺憾に思いますことは、日本国民が日々実感し苦悩している諸問題に対して、海部内閣、いわば自民党政治が全くこたえていないということであります。  すなわち、土地高騰、物価高、貧弱な下水道、公園などの生活関連施設、あるいは来るべき高齢化社会への不安、教育、対外経済摩擦、危うい環境の保全などに的確な対応が示されていないことであります。しかも、日米構造協議では、米国政府が、一部は当たり外れもあるにせよ、しばしば日本側消費者、生活者の立……


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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 衆議院本会議 第5号(1990/11/01、39期、公明党・国民会議)

○渡部一郎君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員砂田重民先生は、去る九月二十四日、東京虎の門病院において急逝されました。  砂田先生は、本年二月以来、北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官として、海部内閣の有力な一員として国政の運営に当たってこられましたが、夏以来、風邪を召され、体調不調と伺っておりました。暑さが過ぎれば本復され、以前にもまさる活躍をなさるのであろうと期待しておりましたところ、病勢にわかにあらたまり、九月十三日その職を辞せられ、秋の風とともに木の葉が一枚はらりと落ちるように不帰の客となられました。  私は、ここに、皆様の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 衆議院本会議 第11号(1991/09/24、39期、公明党・国民会議)

○渡部一郎君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました国連平和維持活動に対する協力に関する法律案並びに国際緊急援助隊派遣法の一部改正案について、総理並びに関係大臣に対して質疑を行うものであります。  今、本院は、国連の創立以来四十六年目にして初めて、国連活動の中で最も著名にして有効な平和活動であると世界で推奨された平和維持活動(PKO)について、我が国の貢献をいかにするかの論議を集約しようとしているのであります。同僚議員の輝ける英知と国際関係への洞察による討議を期待するものであります。  私は、国連が二十一世紀への展望を持つ唯一の世界組織であり、国際の平和と安全の維持……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 衆議院本会議 第7号(1991/12/03、39期、公明党・国民会議)

○渡部一郎君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題となりました国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案及び国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部改正案に対し、その理由を申し述べ、賛成の討論を行うものであります。(拍手)  日本は、第二次大戦後四十六年間にわたり、日本国憲法と国連中心主義を根幹として国づくりに努めてまいりました。その結果、世界未曾有の経済発展を遂げ、GNP世界第二位の経済大国となりましたが、政治小国、生活小国という現実を無視することはできません。特に、日本国憲法の言う「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」との規定は、日本が国際貢献に対……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 衆議院本会議 第33号(1992/06/15、39期、公明党・国民会議)

○渡部一郎君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となっております国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案及び国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、賛成の意を表明するものであります。(拍手)  言うまでもなく、国際連合は人類、国家の代表として、二十一世紀への展望を開くための代表的、世界的政治組織であり、国際の平和と安全の維持、諸国間の友好の発展、経済的、社会的、文化的発展と人権の確立のためにまさに重大な貢献をしてきたことを注目したいと思うのであります。  しかし、日本はもちろん加盟国は、一方的にそのシステムを利用し続けることは許されないこ……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 衆議院本会議 第10号(1993/03/06、39期、公明党・国民会議)

○渡部一郎君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま議題になりました平成五年度政府予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手)  今、国民が挙げて政治に求めるものは、金権腐敗政治の打倒と根絶、深刻な不況に対する何らかの打開策と見通しであります。また、クリントン大統領の登場に象徴されるような世界の新しい枠組みづくりの中で、日本の適切な対応であります。残念ながら、本平成五年度予算三案及びその審議の過程は、遺憾ながらそのいずれについても明確な答えを出すものではなかったのであります。  まず、佐川問題の究明は、未曾有の危機にある日本国民の政治不信にこたえる絶好のチャンスでありました。少な……

第126回国会 衆議院本会議 第19号(1993/04/13、39期、公明党・国民会議)

○渡部一郎君 私は、公明党・国民会議、日本社会党・護憲民主連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議共同提出の政治資金規正法の一部を改正する法律案及び政党交付金の交付に関する法律案及び政治倫理法案並びに国会法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  同僚議員の諸君、まず、日本国民の政治家不信、政党不信が今日ほど高まったことはかってなかったと思うのであります。議会制民主主義の破滅と言っても過言ではありません。私どもは今、その全国民の怒りと絶望に直面して、何らかの回答を示さなければならない立場にあることを深刻に認識したいと……

第126回国会 衆議院本会議 第20号(1993/04/14、39期、公明党・国民会議)

○渡部一郎君 加藤紘一議員の御質問に対してお答えしたいと存じます。  先生から質疑の御要旨はいただいておるのでございますが、質疑の御要旨とただいまお話しになっていることと相当ずれがございますので、なるべく漏れのないようにはいたしますが、また漏れている点がございましたら御指摘をいただきたいと存じております。  お答えの前に、昨日の質疑の中におきまして、私、答弁につきまして補強しておいた方がいいと思う点がございます。時間が、きのうはテレビの中継が入っておりましたので、割愛させていただきました。  社公案によりますならば、直接政権が選べないという御質問が何回も繰り返されておったわけでございます。余り……

第126回国会 衆議院本会議 第34号(1993/06/18、39期、公明党・国民会議)

○渡部一郎君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました宮澤内閣不信任決議案に対し、賛同する立場から討論を行うものであります。(拍手)  私は、本日、宮澤喜一総理に対しまして、政治改革を放棄された責任を追及し、同氏の民主主義に対する無理解と多岐にわたる虚言癖に対しまして、弾劾の意思を表明するものであります。  総理は、昭和四十二年、参議院から衆議院へ転じられまして、以来、その間に経企庁長官、通産大臣、外務大臣、内閣官房長官、党総務会長、副総理、大蔵大臣等を歴任され、その経歴、系図はまさに赫々たるものでございました。私も、目をみはってその行動を見させていただいた一人でござ……

渡部一郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院39期)

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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第4号(1990/06/13、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 私は、今の武藤先生の質疑と少し重複するところが多いものですから、一部はしょって申し上げたいと存じます。  まず、税それ自体につきまして、今回、消費税を創設され、またその見直し案を提示されている政府の御苦労を見ておりますと、先ほど、税とは苦しみであるというような哲学的なお話もございましたし、苦心惨たんしておられる御様子がありありと出てくるわけでございますが、税の定義から言うのもきざなのではございますけれども、国税庁長官を既になさいました泉さんという方がそれをまとめて、租税は、国家、公共団体が財政権により、一般経費を支弁する目的で直接的な対価なしに強制的に一般国民から徴収するもの……

第118回国会 税制問題等に関する調査特別委員会 第9号(1990/06/21、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 私も、まず土地税制の問題について触れてまいりたいと存じます。  今回の税制協議を拝見いたしておりまして、何よりも痛感しておりますことは、消費税そのものに逆進性の問題があるという御指摘がございましたけれども、そしてまた、それは総理も大蔵大臣も正確にお認めになっているところでございますが、この逆進性の問題を考えれば考えるほど、土地資産の格差の問題にぶち当たらざるを得ないわけであります。  先ほど同僚の日笠議員が土地白書の数字を引いて申されましたけれども、昭和三十年から三十四年間に、何とこの三十四年の間に消費者物価は五倍だというのに地価は平均して五十四倍であり、そして六大都市におい……

第118回国会 予算委員会 第7号(1990/04/10、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 私は、まず国連の問題から質問をさせていただきたいと存じます。  国連外交は日本の外交の重要な柱であると同時に、現在におきましては多国間における紛争を処理するためのたった一つの機関でございますし、日本のように平和憲法を主軸として国際関係の安定の中に国威を発揚し、かつ安定した地位を占めていこうという国にとりましては、国連外交の比重が重大なことはもう言葉では言えないぐらいのものでございます。したがいまして、歴代の総理、佐藤総理以来、国連外交におきましては、多年にわたりまして国会の所信表明においていつもこれをお述べになり、日本外交の姿勢というのを明示されたわけでございますが、どういう……


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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 国際連合平和協力に関する特別委員会 第9号(1990/11/06、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 私は、きょうはこの議題となっております国連平和協力法に対して、これまで随分の審議と論議が繰り返されてきたわけでございますが、この法案の結果はそろそろ明らかになってきたのではないかと率直に申し上げたいと思います。  総理がもう奮戦力闘なさり、御自分がこの委員会で大変な努力と説得力を発揮されたことに対しては、私は率直に敬意を表したい、立場の相違を超えて敬意を表したいと思います。しかしながら、お話の筋は相当無理があったんではないかと率直に申し上げなければならぬと存じます。  そこで私は、こういう議論の積み重ねの中に次のものを見出さなければならない時代がもう来たのではないかと思います……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 商工委員会 第9号(1991/03/15、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 産業技術に関する研究開発体制の整備に関する法律の一部を改正する法律案の審議に当たりまして、政府側の御説明によりますと、今回の措置は、対象は産業技術であり、通産省所管の鉱工業技術に限られているということを何回も明示されておられます。これは明らかに、通産省のお出しになった説明を拝見いたします と、   我が国では、近年の技術革新の一層の進展の下で、産業技術に関する研究開発が高度となり、国際的に共同して研究を進める必要性が増大しております。しかしながら、特に国際共同研究の必要性の高い政府等の委託に係る産業技術に関する研究開発については、その成果の取り扱いの諸外国との相違が外国企業の……

第120回国会 商工委員会 第11号(1991/04/10、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 御多用中のところ大臣に御出席をいただき、感謝しております。  私の方から少し本法の審議の前提となりますテーマについて、商品取引所の合併の現況につき、まずお願いしたいと思っておるわけであります。  我が国経済が国際化を達成するということは、我が国の政治経済上の重要課題でございますが、膨大なGNPの上昇とともに我々はそのビヘービアがまだよくわからないところがある。特にぐあいが悪いのは、商品取引に関する知識あるいは商品取引から始まる先物の扱いの知識、そういうものの国民的啓蒙がおくれておる。えてすると先物業者などというものは、泥棒、強盗、人殺し、先物業者というやらずぶったくり業界など……

第120回国会 商工委員会 第14号(1991/04/22、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 関係五法に対しましてまとめて質疑をさせていただきたいと存じます。  まず、法案を拝見しておりますと、消費生活に密着した魅力のある商店街・商業集積づくりのため総合施策をお立てになる、平成三年度千六百二十一億円の予算を計上して商店街の活性化を図るというふうにしておられるわけでありますが、ひどく前向きに書いてあるのですが、中身を拝見すると前向きでない部分がうんとあるわけですね。つまり商店街の中では活性化の方向へ向かって前進することのできる余力を残している部分と、その全く反対に商店街として言ってみれば将来に希望がなく転廃業の方向へ向かって進まなければいけない、ひどい場合は商店街全体そ……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号(1991/11/27、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 きょうは、今までの委員会の質問の中で問題になりました点で詰めなければならない点を詰めて、きちんとした答弁をいただきたいと思っているわけでございますが、それに先立ちまして、社会党からせっかくの衆法を提出されまして、同僚議員の御努力に敬意を表したいと思っているわけであります。それを差しおいて政府の方をやるのはちょっと気の毒な気もしますから、ちょっと前提にいたしまして御質問をさしていただきたい。  ところが、その中身を拝見いたしまして、基本的な問題で幾つか伺っておかないと話が進まないなと思っているわけであります。この文書の中には、非軍事、文民、民生でということが明示されておりますが……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 安全保障委員会 第3号(1992/05/21、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 外務大臣をお迎えいたしまして、我が国の安全保障に関する部分についての質問をさせていただきたいと存じます。懸案事項が大変たくさんございますので、いろいろとお尋ねしたいと存じます。  まず第一に、CISと核防条約について伺いたいと存じます。  御承知のように、核拡散防止条約は、ある意味でその機能を果たし、ある意味で不平等条約として世界の非難を浴びる状況の中で、これを延長する打ち合わせがこれから始まろうとしているわけでございますが、外務大臣も御自分でCISのカザフでございますか、行かれまして、核防条約に参加するように、それも非核保有国として参加するようにとおっしゃってこられたと新聞……

第123回国会 商工委員会 第6号(1992/04/14、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 私は、特定債権等に係る事業の規制に関する法律案につきましてお尋ねをさせていただきたいと存じます。  この法案の内容は、特定事業者に対してのみ新しい資金調達方法を用意する形になっているわけでありますが、こうしたことがどうして必要なのか、その一番基礎的な部分からお尋ねしたいと思うわけであります。  特に、こうした問題につきましては、従来、出資法を改正することによりまして社債、CPの発行を認める方が素直な施策ではないかというふうに考えられるわけであります。この法案で言う特定債権についてのみこうしたやり方を適用するということがなぜ適当か、これは議論のあるところと存じます。通産省及び大……

第123回国会 商工委員会 第7号(1992/04/15、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 私は、まず青柳参考人、小山参考人の御両人に対してお尋ねしたいと存じます。  この法案を拝見いたしますと、業界としては大変多くの資金を間接金融ではなく直接金融で受けることになるわけでありますが、それによる利益、率直に言わせていただきますが、金利が下がるわけでありますから、仕入れのお金、資金の配分がどちらの方向に行くかはかなり問題でございます。ところが、先ほどからおっしゃっておりますのは、青柳参考人は調達資金コストの低下によってリース・クレジット料の値下げということは言及されましたけれども、今度は投資家がもうけられるかどうかについては言及されませんでしたし、この法案の中にあります……

第123回国会 商工委員会 第10号(1992/05/13、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 計量法案につきまして、今回の改正の目的、並びになぜこの時期に改正が必要なのか、その背景と理由についてまず伺いたいと思います。  と申しますのは、計量法、度量衡制度の統一というものは原則として強大な国家権力の激突の中に生まれるものでありまして、中国におきましては秦の始皇帝の中国国家統一のときに流血の惨の後にようやく統一が行われたという歴史的経緯がございますし、アレクサンドロスの中央アジアからインドに至る大征服のときにようやく度量衡制度の統一が緒についたことがあるわけでもあります。世界の人類が共通の制度を持つということは、あらゆる発展、あらゆる行政、立法、司法組織、人類の交流の基……

第123回国会 予算委員会 第11号(1992/03/04、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 たくさんお尋ねしたいことがございますので、なるべく簡略に申し上げますが、よろしくお願いいたします。  まず、景気対策をお尋ねしたいと思っているわけです。大変、私の地元は神戸でございますが、地元を歩いておりましても商店の灯が、盛んな勢いが最近沈んできたのが身に迫ってまいっておりまして、一般的な小売業でいいますと、二割ぐらい先年比で物の売り買いが下がっております。明らかに白書の統計なんかよりもはるかに急ピッチで不景気風が進行しつつあるなという感じを深くしているわけでございます。きょう、経企庁長官と派手な統計上の論戦をするつもりは毛頭ございませんで、そんな見通しが合っているかどうか……


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1992/11/26、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 本委員会におきまして国会等移転に伴う法律が提出されたことにつきまして、私は万感無量であります。今日まで長い間苦労され努力された本委員会委員長を初め、たくさんの同僚議員の御努力に敬意を表しますとともに、この法案の作成が有終の美の結論を得るように、私たちの世代及び後の世代に深い努力と貢献を心からお願いしたいと思うわけであります。  その立場から、まず、この国会等移転に伴ういろいろないきさつを政府側で最もよく知っておられた宮澤総理に対しまして、この国会等移転、そしてひいては首都機能の移転に当然つながる問題でございますが、これに対する御見識を承りたいと思っているわけでございます。


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第6号(1993/04/15、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)議員 お答えいたします。  先生が先ほどお述べになりましたように、現在も政治的な諸問題が山積しており、その問題の背景にあるものは国民と政治との間の断絶であり、その断絶を来したものは強度なる積み上げられた不信であるという点につきましては、全く意見を同じくするものでございます。  これからそれに対してどういうふうに対応していくか、恐らく論を進められると存じますので、そこからまたお答えをしてまいりたいと存じますが、私としても、この政治不信を取り除くための最初のきっかけは、深い反省から生まれる議員の信義でなければならぬと存じております。そしてそれは、対決を求めて争うのではなく、次の時代を目……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第7号(1993/04/16、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)議員 浜田委員にお答えいたします。  今政治改革とは何かというお話の際に、リーダーシップがなければ民主主義は機能しないとおっしゃいました。その二言だけちょっとひっかかりました。というのは、リーダーシップはどうしてなくなったのかということなのです。恐らく参議院において野党が多いのでリーダーシップが発揮されないという意味かもしれないと私は思いました。しかし、そういう意味で言われたのでないとしたならば、最近の金権、汚職、腐敗、そして族議員の横行あるいは派閥の横行で政治的リーダーシップがなくなったとおっしゃるならば、それはその一つの見解であるわけであります。  この場所は、答弁者が答弁する……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第8号(1993/04/20、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)議員 お答えいたします。  穂積先生の多年にわたる御所論につきましては、人づてに承っていたことはございましたが、きょうこうして直接お目にかかってお話を伺う。チャンスを得まして、初めて明快な形で承りました。御所論のほどに敬意を表するものでございます。  私どもといたしましては、ただいま佐藤委員からお返事をいたしましたように、社公案につきましては一つの理想的な形で練り上げたものでございまして、これはなかなかのものであると実は自負をいたしているわけでございます。論議の途中で、単純小選挙区制というのは相当無理のあることもかなり率直に申し上げましたので、議会の中におかれる各議員におかれまして……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第9号(1993/04/21、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)議員 委員からお褒めをいただき、恐縮でございます。  私が申し上げましたのは、政権の安定度の前提になる国民の政治不信というのを考えてまいりますと、現在のこのごうごうたる政治不信に対しまして、どのような政権をつくったとしても、その政権が基礎となるべき各政党のアンバランス、そして反省の度合いというものが的確にシステムとしてあらわれていなければもう耐えられないのではないかという深い思いがあるわけであります。今までの中選挙区制における四二、三%の得票で五五%、六〇%の議席を占めたという程度の、かなり日本国民としては許容していた制度ですらも、現在の日本国民の政治不信にとりましては耐えがたい数……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第10号(1993/04/23、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)議員 先ほどから委員は激しい口調でおっしゃいましたけれども、今の政治改革の問題点について新しい観点からたくさんのヒントを与えられましたことに敬意を表したいと存じます。私は私なりに見解がございますが、私の長答弁は有名でございますから、本日は割愛させていただきまして、両案についての審議に答弁させていただきたいと思っております。  先生からお話をちょうだいしまして、専門職というのを調べたのですが、定義が何か明快でないようでございます。公務員制度におきましても特別職というのがございますが、専門職というのは専門的なという意味ぐらいには使われておりますが、それもない。ついに字引まで引っ張ってま……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第11号(1993/04/26、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)議員 今津委員にお答えいたします。  先ほどから熱心な、そして多くの示唆に富む御質問をされておりまして、敬意を表したいと存じます。  ただ、単純小選挙区制というものは、イタリアの例を引いておっしゃいましたが、一挙に野党に政権が渡る可能性もあるではないかという御議論については私はちょっと見解を異にいたします。といいますのは、そういう形で与野党間で政権移動が生じますと、単純小選挙区制の一番悪いところ、すなわち三割台の得票率で九割台に近い議席保有が生じてきてしまう、その結果として極めて不安定な政治社会が構成される。  イギリスの場合を例にとりますと、最近のイギリス病と言われた問題の原因を……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第12号(1993/04/27、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)議員 坂本委員が冒頭に、みずからの手で世論調査をなさいまして、御質問をされた点につきまして私は注目いたしておるわけでございます。その中で、健全野党の存在がなければならないと言われた方が五五%、政界再編がなければならないと言われた方々が八二%と示されました。こういう実感を把握された上での御質問だと存じているわけであります。この数字は、ある意味で、自民党系の方をとおっしゃって述べられましたが、国民の中に広く存在する考え方であるということを私どももまた実感として持ち合わせているわけであります。  現在存在する各政党の存在は、おのおの歴史的経緯があり、大変な努力と研さんによって築かれたもの……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第15号(1993/05/12、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)議員 ただいま穂積委員から、御質問の形で私の見解を述べよとおっしゃっていただきまして、敬意を表したいと存じます。  当委員会におきまして、法案提出者の一人として論議に参画させていただきまして、今日まで諸委員の熱心な御討議に対して、私は心からの感謝をささげたいと存じます。そして、私は、これほどまでにお互いのよき意見というものをお互いに消化しつつ、表面上の議論は激しいにもかかわらず、その長所をとり短所を補いつつ、お互いの意見が前進してきた、進歩してきたという意味で、画期的なことではなかったかと存じます。  したがいまして、長い委員会の討議の間を通じて、この委員会における雰囲気は、合意へ……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第16号(1993/05/13、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)議員 お答えさせていただきます。  委員が多年にわたりまして外地にあられて大変な御苦労をされましたことをほのかに承っておったわけでございますが、今そうした実感の中から日本の政治改革の大問題をお取り上げになりまして、傾聴していたところでございます。また、私は若くして議員にさせていただいたものですから、立派なお父君の見識を何度か参考にさせていただいたことがございまして、深く敬意を表しているものでございます。  今、政治改革の問題をやっておりますと、いよいよ瑣末の議論をしなければならぬ段階でございます。しかしながら、議論の根本として、日本の国はこれでよいか、日本の行政、立法、こうしたシス……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第17号(1993/05/14、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)議員 お答えいたします。  私どもは、今最優先の課題として、国民の政治に対する全般的な不信にこたえるべくこの委員会に集まっているものと思っているわけでございます。そして、それは戦後民主主義といいますよりも、日本におきまして議会制民主主義の形をとり始めたとき以来の長い累積にありますところの衆議院及び参議院の機能というものが果たしてこのままでいいのかという問い直しをされている段階だと存じます。  我々は、一回こうした制度をつくり上げますと、当分これが安定して持続するように錯覚しゃすいものでございますが、今回の場合は、国民のニーズにこたえ、国民の要望にこたえるという形で、それに対する回答……

第126回国会 政治改革に関する調査特別委員会 第18号(1993/05/25、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)委員 公明党の渡部一郎でございます。社公案の法案提出者の一人でございます。  本日は、大変貴重な意見を聞かせていただきまして、まず心から御礼を申し上げたいと存じます。  最初に、ただいま各委員からお話がありましたように、現在、対立する自民党案対社公案の決着がそろそろつき始めてきた段階でございます。昨日、山花委員長が、明らかに社公案に拘泥しないということを述べられましたし、公明党の方といたしましても、三役会議懇談会におきまして、連用制を含む合意点を模索しようということをもう意思表示をいたしました。自民党の方はそれに対して、総務会決議に縛られておりまして、梶山さんのきのうの発言に期待を……


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1990/04/26、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)分科員 私は、外交体制の充実を考えるべき時期に来ていると思いますので、ふだん議論されていないテーマについて申し上げたいと思う。一つは人員あるいは設備等の問題であり、一つは外交一元化の問題であります。  初めは細かい問題の方から先にいたしますが、まず在外公館施設の国有化をもっと進めるべきではないかと思っております。日米構造協議を見ましても、在外公館その他の設備、施設というものは国有化が大変おくれておって、外交体制それ自体のあれがおくれておりますが、公邸が六割、事務所では三割しかまだ国有化が終わっていない。つまり賃借りで細々とやっておる。まるで大学生が東京へ来て事務所を借りておるみたい……

第118回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1990/04/27、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)分科員 日米構造協議で大変御苦労なさっているところをいろいろと拝見しておりまして、もう一つの日米間の感情的なギャップを生ずる理由があると思っているわけであります。  それは寄附の問題であります。日本では、寄附というとお金を出すとか物を出すとかいうふうに限定されて考えられるわけでありますが、アメリカの場合は、政府の形成が後から成ったいきさつもありますので、コミュニティーというのは自分たちがつくる。自分たちの個人の金、会社の金、法人の金、団体の金あるいは手作業でつくっていくという流れが立国の当初より強くあるということを痛感するわけであります。そこで、日本側の企業がそこへ踏み込んだ場合に……

第118回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1990/04/26、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)分科員 私は、今、大店法の影響を受けてというよりも、ニュースを聞いてショックを受けておられる中小商店の活性化の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  私の居住する神戸市から発想している考え方でございますが、公営マーケット、私的なマーケットあるいは商店街が約百三十ございます。これはいずれも三十軒から二百軒くらいの規模の商店街であると見ていただければよろしいかと思います。この商店街が、大規模店舗法の関係とはまた別に、戦後非常に良質かつ廉価の商品を提供して、町の人々の交流の場所にもなってきたといういきさつがあるわけでございますが、全般的に活動というのが停止されてきた。採算が合わなく……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1991/03/12、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)分科員 我が国におきましては、非核三原則、武器禁輸三原則等着目すべき平和原則を所有しているわけでございますが、この対イラク武器輸出の主要国が、ソ連を筆頭といたしまして、フランス、中国、アメリカ、ブラジル、西独等の国々が大量に参加しておったということが最近報道等に明らかにされているわけであります。国連常任理事国がそろって輸出した兵器をみずからの軍隊でこれを壊していった。イラク軍と多国籍軍との戦いは、同じ国の兵器が両側に存在して、両側がたたきつぶすという極めて奇怪な状況の中に発生したものであるということを私どもは認識したわけであります。したがってこうした状況を、政治的な側面というだけで……

第120回国会 予算委員会第六分科会 第3号(1991/03/13、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)分科員 私は、先日総理大臣が予算委員会の席上でおっしゃいました日本のODA供与の条件として、軍事目的、紛争当事国及び紛争を助長する者への供与は技術を含めて禁止されているし、武器の輸出入国へのODA供与の見直しについては傾聴すべきものがあるとして、今後武器の輸出入が非常に大きい国々に対してはODAの供与を見直すぞという基本的な方向を示唆されました。また、五月におきましては京都において軍縮に関する会議が行われるそうでもございますし、戦後の我が国の外交の中で、国際関係に対して経済大国日本がいよいよ責任を持つという意味で非常に注目すべき御発言であったと理解しておるわけであります。  しかし……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1992/03/11、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)分科員 長官、私は日本国内でPCB焼き捨てをやるためにいろいろな交渉した一人ですから、ちょっと助言をいたします。  今、上原康助君から申し出がありましたように、日本国内において米軍基地といえども治外法権地域ではありませんから、日本国内の法律が執行されるわけであります。したがって、公害に対する規制、公害物に対する処理は日本の法律で行わなければならぬというのが第一の原則でありますので、その点の御認識はいかがですか。
【次の発言】 次に、PCBの処理については日本側で散々苦労しているんですが、当時モンサントにおける特許その他がございましたので、私はアメリカの方まで行って調べてきたことがご……

第123回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1992/03/12、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)分科員 きょうは、空き缶の問題に絞りましてお尋ねしたいと存じております。  空き缶の問題は、ぽい捨て問題その他として非常に庶民に打撃を与えている上、そのごみが散乱しておりまして、環境行政の一つのシンボルマークみたいに受け取られているわけであります。庶民の側から見るとひどく不満がございまして、関係各省庁があるいは責任をなすり合いしているように見えるわけでございまして、全国の婦人団体のあらゆる関心事項の最高トップに、この瓶、缶問題というのが敏感に反応されているわけであります。したがって、きょうはいろいろ情報をお持ちで調整を続けてこられた環境庁を中心にされまして、関係各省にお尋ねしたいと……

第123回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1992/03/11、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)分科員 私は、まず大臣にごく庶民的な公害問題、つまり空き缶公害について伺いたいと存じます。  今、全国的に、市町村単位等におきまして分別収集等の動きが起こり、また分別収集を行えないところでも、ごみ処理に対する消費者の協力、特に家庭の主婦層を中心とする協力というものは大変なものでございますし、消費者段階はひどく前進をしたということが言えるのではないかと思います。それに対していろいろな問題が起こってきた。そのいろいろな問題は、法的整備あるいは処理に対する基本的な考え方でまだまだ改良すべき余地がいろいろな点であるのではないか、特に通産省の御努力をひとつお願いしなければならぬ面がたくさんあ……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1993/03/05、39期、公明党・国民会議)

○渡部(一)分科員 私は、沖縄県の発展の問題につきまして、大臣の特別の御高見を仰ぎたいと思っております。といいますのは、沖縄県に対しまして、復帰二十一年目になるわけでございますが、依然として沖縄県経済、特に県民一人当たりのGNPは全国の最低位に属するわけでございまして、これは沖縄県民が第二次大戦の末期において、県土を挙げて戦場とし、多くの痛ましい犠牲を払いつつ本土復帰への道を選択されたという輝ける歴史とその御労苦に対して、私は余りにも不穏当な財政政策ではなかろうかと痛感するところであります。  沖縄県は、最近「琉球の風」というNHKにおきますテレビドラマにおいても紹介されておりまして、もちろん……



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