このページでは井上一成衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○井上(一)委員 まず冒頭に、臨時首相代理という形で大変お忙しいのに官房長官の出席を願って恐縮です。 私は、八〇年代は地方の時代であると言われると同時に、世界の時代である、こういう認識に立っているわけです。とりわけ本日は、わが国の総理が七年ぶりに訪中をし、そして両国の首相が二回にわたる会談を終えて共同コミュニケを発表されるという予定になっているわけであります。この今回の大平総理の訪中が実りあるものであってほしいし、またこのことが、世界の時代に突入する八〇年代を切り開くわが国の政治指針、外交指針というものを明確にすべきであるというふうにも考えるわけなんです。総選挙を終えて一月近い政治空白後やっ……
○井上(一)委員長代理 これより会議を開きます。 本日は、委員長が所用のためおくれますので、委員長が出席されるまで、指名により私が委員長の職務を行います。 昭和五十二年度決算外二件を一括して議題といたします。 ただいまの各件は、第八十七回国会に提出され、第八十八回国会昭和五十四年九月三日に概要説明を聴取いたしておりますので、今回は、お手元に配付の昭和五十二年度決算外二件の説明資料等によって御承知おきいただきたいと存じます。 本日は、総理府所管中国土庁及び建設省所管並びに住宅金融公庫について審査を行います。 この際、お諮りいたします。 本件審査のため、本日、参考人として日本住宅公団総……
○井上(一)委員 まず、私は警察庁にお伺いをいたしたいと思います。
きょうの新聞報道によりますと、警視庁は保田前社長室参与から事情聴取されたという報道がありますが、これに間違いございませんか。
【次の発言】 このKDD事件に関しては当然警視庁の方では十分な事情聴取をなさっていると思うわけですけれども、その実情、実態、私が指摘しているように本格的に取り組んでいるという認識を持ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 私は一般論としてここでお尋ねをしておきたいと思うんですけれども、何らかの問題が起こり、そしてその問題に少しでも犯罪を構成する要因がその中にある、その場合に、当事者はもとよりであり……
○井上(一)委員 私は、最初に競馬問題について基本的な姿勢、とりわけ場外馬券売り場の現状と今後の計画、さらに各地域での反対運動についての認識等について、大臣からお聞かせをいただきたいと思います。
【次の発言】 昭和三十六年の長沼答申との関係については、それをどういうふうに位置づけられますか。
【次の発言】 ということは、それは今後ふやしていかないということを意味するんじゃありませんか。
【次の発言】 それじゃ大臣、昨年までは三十六年の長沼答申を尊重した中で凍結、今後ふやしていかないという方針で取り組んできたというふうに理解してよろしいですね。
○井上(一)委員 まず、大蔵大臣にお尋ねをしたいのですが、今日ほど、税金のむだ遣いあるいは行政の非効率、いろんな面で国民の関心を集めているわけでありますが、なかんずく財政危機が叫ばれているわけです。こういう折に、当委員会、とりわけ決算という重要な審議過程の中で、その決算審議の重要性を強く叫ばなければいけない。そういう意味で大蔵大臣は、決算審議の位置づけあるいは決算審議を通しての予算編成、財政再建の見通し、そういうものをどうとらえていらっしゃるか、まず冒頭に聞いておきたいと思います。
【次の発言】 いろいろの角度から予算編成に踏み切っていくわけですけれども、今日までの一つの形としては実績主義とい……
○井上(一)委員 戦後の財政、会計制度がもう三十年以上も経過したわけであります。その中でいろいろな欠陥なりあるいは制度面での不十分さがあらわれつつあるわけです。そういう時点で、とりわけ重要な役割りあるいは大きなかなめでもあると言って過言でないと思うのですけれども、会計検査院の機能の質的な充実、拡大を私は心から願うものであります。
そこで冒頭に、最近における各官庁の慢性的な乱費とでも言えるでしょうか、ともあれ国民のひんしゅくを買う予算の執行、これらのことに対して検査院の見解を尋ねておきたいと思います。
【次の発言】 適正に予算を執行していく、そのためにも私は、制度面の充足あるいは現行の中での是……
○井上(一)委員 大臣が出席されるまでに、一点だけ、行政管理庁が掌握をしている過去四十二年から五十四年までの間の行政機関別定員の推移を報告をしていただき、かつ、行政機関のそれぞれ、これは結果的に人員を一番削減した省、あるいは削減が少ないという省庁、これを報告してください。
なお、現在の定員数と実数との差があるのかどうか、このことについても答えていただきたいと思います。
【次の発言】 それじゃ後刻私の方に報告をいただくということで、その点については了とします。
さらに私は、四十四年の五月十五日、参議院の内閣委員会で行政機関の職員の定員に関する法律案に対する附帯決議というのがなされているわけで……
○井上(一)委員 労働省所管の決算審議に当たり、私から若干の質問を労働省にいたしたいと思います。
もう報道等で御承知のように、エネルギー問題を中心に世界情勢は非常に厳しい状態である。とりわけ国内的には、今後八〇年代、どうしても避けて通ることのできない幾つかの問題があるわけでありますけれども、なかんずく私は、老齢化社会に対する対応、また、もう望むことのできない高度成長、いわゆる低成長期における八〇年代の取り組むべき労働省の姿勢というものをまず冒頭に聞いておきたいと思います。
【次の発言】 中高齢者の雇用問題について、いま労働省の見解が答えられたわけであります。私はもちろん中高齢者の雇用の問題も……
○井上(一)委員 まず私は冒頭に、「あやめ二号」打ち上げ失敗により、当局が何をこの失敗から学び取ったかということについてお聞きをしておきます。
【次の発言】 経過についてはもっと詳しく報告を求めなければいけないのです。
私の尋ねているのは、その失敗はどのような原因で、たとえばこういう点で反省をしているとか、こういう点は変えていかなければいけないとか、もっと基本的な問題について何か当局に受けとめ方がおありだと思うのです。そのことについてまず基本的な見解をここで聞かしてもらって、その上に立って質問を進めていきたい、こう思います。
【次の発言】 鋭意その原因については調査をなさる、そういう取り組み……
○井上(一)委員 まず、官房長官が高熱で急遽お休みだということで、どうぞお大事にしてください。
まず私は、昨年五月に衆議院、六月に参議院で可決してすでに批准を終えたわけでありますけれども、国際人権規約について、内閣のその後の取り組みについてここでお聞きをしておきたいと思います。
【次の発言】 通告をしなくても、内閣の姿勢それ自身、常々世界のすべての国からなくすべきは差別と核だ、そしてどんなときにでも守っていかなければいけないのが平和と人権であるという一つの私なりの政治理念を持って、もちろん具体的な国際人権規約の批准に当たっても私なりの努力をしてきたわけです。当時もいろいろと私の見解については……
○井上(一)委員 五十二年度の運輸省所管の決算審議に当たり、冒頭に私は航空需要の問題、航空交通の問題について二、三質問してみたいと思います。とりわけ関西における大阪国際空港、さらには新関西国際空港、この問題について問いをしていきたいと思います。 冒頭に環境庁にお伺いをしたいと思います。 環境庁としては、地域環境の公害をいかになくしていくか、浄化等に御尽力をいただいておるわけです。大阪国際空港、現空港の抱える問題、地域破壊、環境破壊、騒音公害、このことについては十分御承知をいただいておると思いますし、たくさんの地元住民がこの問題で日々の生活に大きな支障を来し、悩みを持っている、そういうことか……
○井上(一)委員 決算審議に当たって、私は何点かの問題を提起して厚生省の見解を承り、かつ、対応策をお聞かせいただきたいと思います。
まず最初に、すでに昨年の予算委員会でも私から強く指摘をした点でありますけれども、救急医療の問題についてであります。
救急医療がいわば医療の原点であるということについては論をまたないわけでありますけれども、現況の救急医療に対する行政的な対応、対策、それに対する厚生省の財政的な裏づけ、対応、この実態をどのようにとらえていらっしゃいますか。
【次の発言】 私が指摘をしたいのは、補助要綱ではすでに市町村負担は三分の一であるというふうになっているわけなんです。ところが実……
○井上(一)委員 まず最初に、世界情勢の中で、昨日アメリカがイランと国交を断交する最悪の事態を招いたわけですが、大変残念なことであります。このことによる、わが国が受ける経済の影響について、長官からその見解を問いただしたいと思います。
【次の発言】 いまお答えがあったわけですけれども、非常に抽象的なんです。きのうのきょうで、まあ具体的な政策を打ち立て切るということは不可能かもわからぬけれども、取り組み自身だって、アメリカにも協力をしていきたい、それは当然であるという発言、片面イランとは正常関係を損なわぬように、こういうことなんですね。すでにアメリカとイランとは正常関係でないわけなんだ。最悪の状態……
○井上(一)委員 まず私は、アメリカとイランの残念な形での外交関係に関連して、わが国の基本的な外交方針を尋ねていきたいと思います。
まず第一点につきましては、対米協調姿勢のわが国の外交方針、このことから生ずるイランからの石油停止も覚悟をした上でその対米協調姿勢を貫く考えを外務大臣は持っていらっしゃるのかどうか、まずこの点について聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 アメリカに対してもイランに対しても友好関係を保持したいというのは、これはもうわかり切ったことなのです。しかし、アメリカから日本の政府に対して、対イラン政策の要請があったでしょう。それをどう受けとめ、それに対してどう対応す……
○井上(一)委員 まず冒頭に防衛庁長官に、昨夕イランから和田大使が帰国をしたわけですけれども、外務省なりそれらに近い機関からイランの情勢について、何か防衛庁にお話がございましたか。
【次の発言】 では、スタッフたる人が昨夜、和田大使が帰られてから聞かれた状態について、ここで報告をしていただけないでしょうか。
【次の発言】 さて、審議に入る前に、私は国有財産としてのいわゆる航空機あるいは艦船あるいはその他防衛武器それぞれの管理状態について、すでに五十二年度の決算の中で状態を報告してほしい、資料を出してほしいということを申し入れをしておったのですが、今日に至るもその資料が提出されておりません。これ……
○井上(一)委員長代理 高田富之君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
本会議散会後直ちに再開いたします。
午後零時四十五分休憩
【次の発言】 まず私は文部大臣に、オリンピック参加の問題で若干質問をいたしたいと思います。
一昨日外務大臣の、オリンピック参加については外交上好ましくない、そして個人参加には程度の差がある、こういう国会での意思表明があったわけです。文部大臣は別に外交上云々、何もございませんから、スポーツ振興、その施策をより広めていくという意味ではこれは当然賛成でございましょうね。
【次の発言】 大臣、質問の趣旨をきっちりとらまえて――あなた何を答弁しているのや……
○井上(一)委員 どうも大臣、御苦労さまです。 まず大臣に。いまオリンピック問題が非常に政治問題になっているわけです。日本としてはアメリカに協調して、アメリカのオリンピック委員会が不参加を表明し、政府としては二月の方針、あるいはそれ以後に、大平さんも訪米を前にして非常に心痛の状態だろう、私はそれは察し得るわけなんですが、この間から、オリンピックを目指して精進をしてきた地方自治体の職員だとか国家公務員だとか、大学の先生だとか、いろいろいらっしゃるわけですね。これらの、自治大臣が直接の管轄ではございませんから、自治大臣にどうだこうだとか、責任をどうだということは、私はここであえて聞こうという気は……
○井上(一)委員 まず私は、IJPC、イラン・ジャパン石油化学、この問題の質疑に入る前に、まずアメリカとイラン両国の関係についての政府の現状認識についてお尋ねしたいと思います。
すでにアメリカはイランに対して外交関係を断絶する、同時に厳しい経済封鎖を行っているわけです。このようなアメリカとイラン両国の関係について、両国は紛争状態にあり、両国は紛争の当事国であるというふうに認識をしておられるのかどうか、この点について、まず大臣から答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 私は、まず大臣の認識について伺っておきたいと思います。
【次の発言】 国交断絶は紛争関係でないというふうに通産大臣は御認……
○井上(一)委員 予備費について、補正の原資にそれが充てられている。当初予算編成に当たって当然予算化をしなければいけない支出項目を省いて、むしろ補正で予備費から流用していく。このことはいわば予備費の性格から逸脱をしておるし、予算編成それ自体の取り組む認識の度合いを一つとらえても私は誤っていると思うのです。具体的には五十三年度なり五十四年度では、当初二千億組まれた公共事業予算等で予備費について全額が補正で減額をされている。その全額が予備費から全く消えていく。ただ、経済情勢の推移だとか、いまの答弁を聞いておっても、補正予算の中で国会の議決を得る、これは当然のことであって、そういうのを一つの理由づけ……
○井上(一)委員 私はまず交通安全対策としての自動車の速度について一定の質問をいたします。
いまの道路構造上制限速度、いわゆる自動車に対しての速度制限の実態、交通安全対策上の実態を報告していただきたいと思います。
【次の発言】 交通安全対策上速度を規制するという一定の方針を常に置いていらっしゃるわけですね。そういうことですね。
【次の発言】 さらに私は交通事故と速度、スピードですね、スピードとの相関関係、このことについて少し事実関係を聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 総務長官、いま報告があったように、いかに自動車の速度というものが交通安全対策上深いかかわりを持つかということ、特……
○井上(一)委員 最近の報道で明らかになりましたように、国連のワルトハイム事務総長が御努力をしていただき、いわゆるイランのアメリカ大使館における人質解放問題については、パーレビ元国王の犯罪調査委員会の設置ということで解決の見通しがついたという報道がなされております。すでにアメリカもこの国際調査委員会の設置については同意をしたという報道も入っております。 そういう中でわが国が平和外交を基軸に、世界のすべての国と平和を保つための努力をし、いかなる国とも仲よくしていきたいというこの基本的な姿勢の観点から、政府としてはこの問題についてどのように受けとめていらっしゃるか、まず官房長官からお聞きをし、そ……
○井上(一)分科員 私は、きょうは通産省に同和対策について二、三質問をしていきたいと思います。
もちろん、私がここで、人権を守るその重要性を論ずる必要はないと思います。時間も限られておりますから、通産省が同和対策について基本的にどのような取り組み方をしていらっしゃるか、同時にその取り組みをつくり出すためにも、部落産業というのでしょうか、同和地区の産業育成あるいはそのための実情、実態をどう把握しているか、このことについてまずお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 大臣から、国民的課題であり国の当然果たすべき役割りというものは十分認識しているということでございます。これは、措置法なりあるいは答……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。