このページでは北山愛郎衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○北山愛郎君 私は、日本社会党を代表して、当面の重要な問題について政府の所信をただし、なお、われわれの主張を明らかにしたいと思うのであります。(拍手) 総理の施政演説を聞きまして奇異に感じましたのは、齋藤前厚生大臣の問題について一言も触れていないことであります。いかがわしい病院理事長から多額の政治献金を受けた齋藤氏が国務大臣をやめたということは当然でありますけれども、その齋藤氏を国務大臣に任命した総理の責任もまた重大だと思うのであります。この問題につきまして、釈明を求めるとともに、総理の所信を承りたいと存じます。 いま政府・自民党の周辺は、改憲論議で騒然としております。多くの国民は、自衛隊……
○北山愛郎君 このたび、私の本院在職二十五年につき、永年勤続議員として院議をもって御丁重な表彰の議決を賜りました。身に余る光栄と存じ、まことに感激にたえません。(拍手) 私が本院に初めて議席を得ましたのは、一九五三年、昭和二十八年のことであり、占領後の諸課題が山積する波乱の時期でありましたが、それから約三十年、憲法の精神を守り、平和と民主主義の確立と国民生活の向上のために働いてまいりました。その間、先輩、同僚の皆さんから賜りました御指導に対し、厚く御礼を申し上げます。 特に、私の政治活動を支えていただいたのは、郷土岩手の県民の皆さんであります。ともに闘った同志や熱心に私を支持していただいた……
○北山委員 私の持ち時間というのは一時間と割り当てられてあります。そこで、いま重要な財政問題を中心としてやろうと思うのですが、その前に一言聞いておきたいことがあります。 それは、ことしの六月の七日に、イスラエルの空軍がイラクのバグダッドの郊外の原子炉を空襲をしてこれを破壊した、こういうことがございまして、これが世界に大きなショックを与えたわけであります。ということは、要するに、原子力発電所なりあるいは原子炉が通常兵器の攻撃によって破壊される場合がある、そうしますと、中にある放射能を帯びた物質が外れ漏れ出して広がるというようなことで、空襲そのものの直接の被害だけじゃなくて、非常に深刻な、まあ核……
○北山委員 私は、外務委員会に出ましたのは初めてでございます。どうぞよろしくお願いします。 時間が少ししかありませんので、内外、非常に問題が山積をしておりますが、その中の一つの問題についてお伺いしたいと思うのです。 先ほど来お話がありました、総理の日韓会談あるいは日米首脳会談、その成果全体を見ますと、外交のバランスシートから言えばやはりマイナスじゃないか、私はこのように考えております。 それは、アメリカそのものについても、恐らく中曽根外交についての信頼というものはそうしっかりとしたものになっていないのじゃないか。というのは、たとえばマンスフィールド大使が解説をして、中曽根総理がアメリカに……
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