稲葉誠一 衆議院議員
36期国会発言一覧

稲葉誠一[衆]在籍期 : 33期-34期-35期-|36期|-37期-38期
稲葉誠一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは稲葉誠一衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院36期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
稲葉誠一[衆]本会議発言(全期間)
33期-34期-35期-|36期|-37期-38期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院36期)

稲葉誠一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
33期-34期-35期-|36期|-37期-38期
第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 法務委員会 第2号(1980/08/27、36期、日本社会党)

○稲葉委員 前にお二人の委員がお聞きになりましたことに関連して先に質問をして、後から本筋というと語弊がありますが入りたいと思います。  最初に、松尾邦弘検事の証言要旨として法務省からいただいたのは、七月九日ですか、伊藤さんはP3Cについても檜山さんから相談を受けたことがあると供述したことがあるが、そのことは調書にとらなかった。調書にとらなかった理由は、要するに伊藤さんの供述の内容が漠然としており、それ以上詳しい供述がなく、かつトライスターの売り込みとは関係のないことであったからである、こういうことですね。  問題は、この証言ではないわけですよ。そんなことは筋ではないのです。この松尾検事が伊藤宏……


■ページ上部へ

第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 法務委員会 第1号(1980/10/15、36期、日本社会党)

○稲葉委員 法務大臣にお尋ねをするわけですが、これは八日の参議院本会議で質問があって、それに対する法務大臣の御答弁があったのですが、これは議事録がまだできておりませんで、必ずしも正確なあれはよくわからぬものですから、あるいはちょっと間違っておるところがあれば御訂正願いたい、こう思うのです。  結局、さきの戦争についての認識、反省を聞きたいというふうな質問があったらしいのですが、そういう質問に対してあなたがお答えをされる必要があるかどうか、これはよくわかりませんけれども、いずれにしても、参議院本会議でお答えになったときに、何か戦争に追い込まれた当時の日本の事情を残念至極に感ずる云々というふうな言……

第93回国会 法務委員会 第2号(1980/10/22、36期、日本社会党)

○稲葉委員 ここに「東郷民安に対する所得税法違反被告事件控訴審判決書、東京高等裁判所第一刑事部」これはことしの七月十八日に行われた判決ですが、これは刑事局長にお尋ねをするわけですが、その中に中曽根康弘氏の名前がいろいろ出てくるわけです。  その中で、私は重要な点は三つあろうというふうに考えるわけですが、これは七十一ページですね。「被告人は、旧制静岡高校時代の同級生であり旧知の間柄にある代議士の中曽根康弘から「総裁選に出馬するためには二五億円位必要になると思うので、殖産住宅の株の公開の機会を利用させてほしい。」旨の依頼を受けていたところ」これが一つあります。それから七十四ページの途中から、「被告……

第93回国会 法務委員会 第3号(1980/11/05、36期、日本社会党)

○稲葉委員 この前大臣が、参議院の法務委員会ですか十月三十日に何かいろいろ靖国神社の問題について質問があったのに対してお答えになっておられますね。そこで、それに関連してちょっと質問をしたいと思いますので、どうぞ腹蔵のないお答えを願いたい、こう思うのです。  一つは、靖国神社の国家護持はどうしていけないのでしょうか。
【次の発言】 靖国神社の国家護持はいいとか悪いとか聞いているのではなくて、どうして悪いのですかと聞いているのは、そうすると、あなたの口からは憲法二十条に違反するからいけないのだという答えは出てこないのですか。
【次の発言】 それは参議院でのお答えですね。  それに関連しますけれども……

第93回国会 法務委員会 第4号(1980/11/07、36期、日本社会党)

○稲葉議員 最高裁判所裁判官国民審査法の一部を改正する法律案について、提案の趣旨を御説明いたします。  憲法第七十九条は最高裁判所の長官及びその他の裁判官について、国民に直接その適否を問う国民審査の制度を規定しています。これは、主権者である国民の監視によって、民主的で公正な裁判を保障する重要な制度であります。つまり憲法が内閣に最高裁判所長官の指名権及びその他の裁判官の任命権を認めながら、直接国民の審査に服さなければならぬとしたことは、最高裁判所が憲法と人権の守り手として非常な重要な役割を担っていることから見ても当然のことであります。  ところが、公正中立であるべき最高裁判所が時の政府の党利党略……

第93回国会 法務委員会 第6号(1980/11/12、36期、日本社会党)

○稲葉委員 最初に法制局長官にお尋ねするのがいいと思います。  昭和五十年十一月二十日の参議院内閣委員会の議事録第四号十四ページの下段ですが、ここに矢田部君が質問しておるのにこういう質問があります。「天皇が公式行事として靖国神社を参拝すれば憲法二十条の第三項に抵触することになると考えているのか。イエスかノーかだけ答えてください。」というのがあるのですが、それに関連して吉国一郎法制局長官のお答えは「先ほど申し上げましたように、第二十条第三項に直ちに違反するというところまでは徹底して考えることはできないと思います。ただ、第二十条第三項の重大な問題になるという考え方でございます。」こういうふうに答え……

第93回国会 法務委員会 第7号(1980/11/26、36期、日本社会党)

○稲葉委員 奥野さんにお尋ねをするわけですが、奥野さんは、日本の憲法が占領軍の指示でできた、指示に基づいて制定されたんだ、こういうふうにおっしゃっておられるわけですが、社会党が、延長国会でしたか代表が演説したのですが、私ちょっとよく聞き取れなかったのですが、そのときに押しつけ憲法というふうにあなたが言われたということを言ったとかということで大変お怒りのようでしたが、そうすると、その指示に基づいて制定されたということと押しつけ憲法とい歩こととは、具体的にはどういうふうに違うわけなんでしょうか。
【次の発言】 私はあなたのおっしゃる言葉をそのとおり受けて、あなたが押しつけ憲法だという言葉を使ったと……

第93回国会 予算委員会 第1号(1980/10/09、36期、日本社会党)

○稲葉委員 時間の関係もありまして、総理以下に率直にお尋ねをしますので、また率直にお答えを願いたいというふうに思います。  一つは、自民党の政綱ですか、昭和三十年十一月十五日にできた政綱の六に「独立体制の整備」という項がございます。これに関連をして、いいですか、よく聞いてください、総理及び総裁としての見解を承りたい。総理というのと総裁というのと両方の見解を承りたい、こういうふうに思います。  「平和主義、民主主義及び基本的人権尊重の原則を堅持しつつ」ここまではいいのですが、「現行憲法の自主的改正を図り」云々とありますね。これはまず、自民党の総裁としては、「現行憲法の自主的改正を図り」ということ……

第93回国会 予算委員会 第2号(1980/10/11、36期、日本社会党)

○稲葉委員 始まりのときに法務大臣にお聞きをしたいのですが、総理が読み上げられたことについてあなたがまた答弁されたのですが、ちょっとよく聞き取れなかったものですから結局もう一度お聞きいたしますけれども、総理の発言に対して結局どのようにお考えなのでしょうか。
【次の発言】 いまの答えにも、率直に言ってまだいろいろ私も聞きたいことがありますけれども、理事会の決定だということですから、いまの問題はこれ以上ここでは追及しないことにいたします。異議ありませんという言葉も何か変な言い方ですが……。  そこで話を変えまして、内政の問題で、これは厚生大臣――では順序を変えましょう。  では、ついでですから法務……


■ページ上部へ

第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 法務委員会 第2号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○稲葉委員 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に関連して質問をいたします。  いま鍛冶委員の質問を途中からお聞きしておったのでございますが、補充裁判官の話が出ておりました。実はこの前、ロッキードの裁判のときの一部をやっておられた金裁判長が急に亡くなられたわけですが、あの裁判では補充判事をもちろん置いてなかったわけですね。なぜ置かなかったか。そう複雑な事件でもないしということで置かなかったのか。  それから、ああいう事件になると陪席判事ですね、右陪席なり左陪席かな、だれが主任なのかわかりませんが、若い判事補は別として、主任判事は普通転勤しないで終わりまでやらないと、裁判長の負担が非常に重くな……

第94回国会 法務委員会 第3号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○稲葉委員 裁判所職員定員法の、この前やりましたが、残りで、この十七ページの「裁判官以外の裁判所職員の新旧定員内訳」というのを見ますと、最高裁判所がやけに多いのですね。事務官が六百三十八いるようになっているわけですね。高裁が全部八つで五百五十六、それと比べると非常に多い。その他もまた四百二十八いるということになっているのですが、この内容を説明していただけませんか。
【次の発言】 その他が四百二十八人いるでしょう。これは何を指しているわけですか。
【次の発言】 最高裁判所の調査官は何人おられるのですか。はっきりわかりませんが、それはどこに入っているのですか。

第94回国会 法務委員会 第4号(1981/03/25、36期、日本社会党)

○稲葉委員 再審の問題で、いわゆる財田川事件の谷口被告というか何というか、これに関連して、再審開始決定が最高裁の方へ特別抗告しないで確定しましたね。そうすると、新聞やテレビを見ますと元被告と書いてあるのが相当あるのですね。ぼくもあれを見て、そういう言い方がいいのかどうか疑問に思ったのですが、後から被告というふうに直したところもあるし、あれは法律的にはいまの段階でどういう呼び方が一番正しいのですか。
【次の発言】 どうもはっきりしないな。どういう呼び名が一番正しいのですか。
【次の発言】 そうすると、元被告という呼び方はどういうのですか。よくテレビや何かで元被告と書いてあるね。新聞なんかも元被告……

第94回国会 法務委員会 第6号(1981/04/21、36期、日本社会党)

○稲葉委員 商法の改正で質問するわけですが、一つは、商法ができたのは明治三十二年三月九日で、法律第四十八号でしょう。これが施行になって、戦争前のことはいいですが、戦争後に何回か改正になっておるわけですけれども、そのときはどういうところが改正になって、しかもそれがどういう動機や何かがあって改正になったのかということをひとつ御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 この会計基準の問題につきましては、商法と税法それから証取法の関係が必ずしも明確ではないし、それの間にいろいろな矛盾があるというようなことで整備がまだされておらない点が多々あるように聞いておるわけです。ことに引当金の問題をめぐって等、い……

第94回国会 法務委員会 第7号(1981/04/22、36期、日本社会党)

○稲葉委員 けさにも出ておったのですが、谷合判事補ですか、ゴルフ場に関連する汚職事件で逮捕されたということが出ておったわけです。法務省の刑事局長、この事件の逮捕の経過というか逮捕の事実、それから逮捕の理由、そういうことについてちょっと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 逮捕するについては、逃走のおそれがあるとか証拠隠滅のおそれがあるとか、そういうことでなければ逮捕できないですね。まあ逃走のおそれというのもないと思いますが、どういうことでしょうか。
【次の発言】 法律的に言うと、証拠隠滅のおそれがある、証拠隠滅を疑うに足りる相当な理由があるということですか。

第94回国会 法務委員会 第9号(1981/04/28、36期、日本社会党)

○稲葉委員 きょうは商法と証券取引法との関係、監査役、公認会計士それから監査人ですか、そういうふうないろいろな問題について問題がありますので、お聞きをしていきたいというふうに思います。  そこで、一番最初にお聞きをしていきたいのは商法と証券取引法との関係なのですが、実を言うと、これは私よくわかりません。そこで、いろいろお話をお聞かせ願いたいと思いますが、一つは、戦後の法律はみんな第一条に目的が書いてあるわけですね。これはアメリカ流の法律の体系かもわかりませんが、書いてあるのです。そうすると、商法の場合、第一条に目的を書くとすればどういう目的の書き方をするということになるわけですか。

第94回国会 法務委員会 第10号(1981/05/06、36期、日本社会党)

○稲葉委員 時間の関係もありますので、中瀬さんに最初にお伺いしたいと思うのです。  公認会計士の独立性ということについていまいろいろお話がありました。私は、本当の独立性を保つためには、まず第一に大蔵省の監督を受けていることがおかしいと思うのですよ。弁護士会は法務省の監督を受けませんからね。そこら辺が非常におかしいというのが第一点です。第二は、会社から現実に給料をもらっておる。その契約は雇用ではないでしょう。委任契約かなんかになるのでしょうが、給料をもらっていて正しい監査はできっこない。正しい監査をやろうと思っていろいろやれば、この次はもうやめてくれと言われる、こういうふうになってきます。私は、……

第94回国会 法務委員会 第11号(1981/05/08、36期、日本社会党)

○稲葉委員 きょうはディスクロージャーということを中心として、いろいろ質問をしたいというふうに考えるのです。  私は、一番疑問に思いますのは、これは素朴な疑問ですが、ディスクロージャーという言葉、クロージャーというのをディスするという形で、二つのネガティブ、ダブルネガティブのような形で言葉ができているわけですね。なぜこれはたとえばオープンアカウントとかオープンシステムとかという形で言わないのでしょうか。どうもそこら辺が私の素朴な疑問なんですよね。これはどうぞお答え願いたいと思います。
【次の発言】 原則がクローズであって、それをディスするのだということになれば、原則と例外がひっくり返るわけです……

第94回国会 法務委員会 第12号(1981/05/12、36期、日本社会党)

○稲葉委員 商法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案というのがありますね。これを見てみますと、たとえば銀行法を直すということになっていて、銀行法の場合に昭和五十六年法と書いてあって、第何号というのはあいているわけですね。これはどういうわけです。  そこで私の質問は、じゃこの法案が先に確定――確定というのは裁判だな。先に成立しちゃいますね。それで銀行法が成立しなかったときこの法律はどうするのです。
【次の発言】 そんなことを聞いていない。この法案が成立して銀行法が成立しなかったときにどうなるのかと聞いているんだ。この法案をどう扱うか。あなた方にわからないのなら法制局だ……

第94回国会 法務委員会 第13号(1981/05/13、36期、日本社会党)

○稲葉委員 商法等の一部を改正する法律案とこれに関連する整理法案、両案に対しまして、日本社会党を代表して反対の意思を表明して、討論をさせていただきます。  率直に申し上げまして、この商法の改正について二年有半といいますか三年近くの年月を法制審議会を通じて法務省当局が重ねられた努力に対しては、私は深い敬意を表するものであります。しかし、その内容を見てまいりますというと、一体それだけのことをやってこれしか一つの法案としてできないのだろうかということを痛切に感ずるわけでありまして、試案から要綱、それらのものがだんだん骨抜きにされつつあるという印象を受けざるを得ないのであります。  私は、反省をいたし……

第94回国会 法務委員会 第14号(1981/05/15、36期、日本社会党)

○稲葉委員 出入国管理令の一部を改正する法律案、これについて質問するわけですが、きょうは本会議もありますし、二回に分けて質問をいたしたいと思います。  最初のところは、大臣、お聞きだけ願っておいて、後でいろいろ御相談していただきたい、こう思うのですが、率直に申し上げまして、私は出入国管理の管理という言葉に引っかかってしょうがないのですよ。そうすると、入国管理局というのがありますね。あなたは入国管理局長だから。入国管理局というのは英語で言うと何というのですか。
【次の発言】 そこで、イミグレーションという言葉は、移民というような言葉に普通訳していますかあるいは入国者という言葉に訳しています。それ……

第94回国会 法務委員会 第15号(1981/05/22、36期、日本社会党)

○稲葉委員 この前もお尋ねをしまして、ちょっとしつこいようで恐縮なんですが、「出入国管理令」が、二回は「出入国管理法案」として改正案が出ました。三回目、四回目は「出入国法案」として出たわけですね。その理由はどうもはっきりしないのですよ。それはどういう理由からでしょうか。
【次の発言】 国会で当時の吉岡入管局長はどういうふうに答弁していますか。
【次の発言】 それは最初に「出入国管理」が二つあったわけでしょう。それが誤解を生ずるからというので「出入国法」、「出入国法」と二つ並んで、そして今度また「出入国管理」になっちゃうというのは話がおかしいじゃないかというのですよ。逆なら話はわかりますよ。逆な……

第94回国会 法務委員会 第17号(1981/05/29、36期、日本社会党)

○稲葉委員 これは法務大臣にお聞きすることだと思いますが、この法律は一体いつから効力を発生するのか、どういうふうになっているのでしょうか。
【次の発言】 来年一月一日施行の予定ということはあちこちで聞くのです。だけれども、これは資料を見ても全然そういうことが出てないわけです。もっとも、法律がいつ通るかわからぬという段階ですから、それはそうかもしれません。それはそれでいいのです。  そこで、これは厚生省にお聞きした方がいいのですが、たとえば児童扶養手当は現在何人ぐらいいて、結局幾らぐらいの支出になるかということ、特別児童扶養手当、それから、これは二つに分かれるんですか、福祉手当も入りますね、それ……

第94回国会 法務委員会 第18号(1981/06/03、36期、日本社会党)

○稲葉議員 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました利息制限法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  最近いわゆるサラ金による被害が大きな社会問題となっておりますが、その原因の一つに高金利による貸し付けがあります。そこで、高金利による貸し付けを防止し、消費者を保護するためには、出資法を改正して、刑罰の対象となる限度を引き下げるとともに、利息の最高限を超えて任意に利息を支払ったときにおけるその超過部分の返還を請求できることとすることが重要であります。  したがって、この際、高利金融の横暴から経済的弱者の地位に置かれる債務者を保護する……

第94回国会 予算委員会 第7号(1981/02/10、36期、日本社会党)

○稲葉委員 最初に法務大臣にお聞きをして、それに関連して、後から総理大臣にお聞きをしたいと思うのですが、この「週刊ポスト」――どうも週刊誌をあれにして質問するのはいやなんですがね、どうもしようがないですな。  一月二十三日に法務省の大臣室でこの「週刊ポスト」の記者とお会いになったことは、まず間違いがございませんか。それが第一点ですね。  それから第二点は、そのときに憲法の話が当然出るということは予期されておられたのでしょうか。それから、あなた自身がこのインタビュー、約一時間ぐらい行われたようですが、それに応じて何をしゃべられようとしたのか、どういう自分の御主張をされようとしたのか、そこら辺のと……

第94回国会 予算委員会 第10号(1981/02/17、36期、日本社会党)

○稲葉委員 総理にお伺いをしたいわけですが、それは三木内閣ですか、防衛費はGNPの一%以内という閣議決定があるようですが、これは鈴木内閣としても堅持する、こういうふうに承ってよろしいでしょうか。
【次の発言】 そうすると、その一%以内というのの中に、人件費や糧食ですね、これも入っているのですか。
【次の発言】 いまの点はどうなんです、防衛庁なり大蔵省。
【次の発言】 そこで、お尋ねをいろいろしてまいりたいのです。  まず、去年と比べて防衛費が九・七%ふえるというふうな話がずっと伝わってきましたね。この九・七%という数字はどこから出た、どういう計算の結果出た数字なんですか。

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、日本社会党)

○稲葉委員 これは法制局長官にお尋ねする方がいいと思いますが、いわゆる武器輸出禁止の三原則がありますが、これと憲法とのかかわり合いについて御説明を願いたい、こう思います。
【次の発言】 これは官房長官にお尋ねした方がいいと思いますが、この前、鈴木総理がこういうふうにここで言われたわけですね、私は、憲法の中でこういう条項が気に食わない、どうしても改憲しなければいけない、こういう主張に立って、この鈴木内閣の憲法を改正しないということにはどうしても政治家の信念として相入れないというような人があるならば、鈴木内閣から去っていただくほかはない、このように考えておりますと。これは速記録を写してあれしたので……


■ページ上部へ

第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 法務委員会 第1号(1981/10/14、36期、日本社会党)

○稲葉委員 きょうは、大臣の都合で大臣が一時半からということなんで、そちらの方に十分な時間をいただきたいと思いますので、それに関係ないところの問題について最初お尋ねをしていきたいと思うのです。  一つは、これはだれに聞くのですか、日本にいわゆる国際私法という名前の法律がないわけですね、これはどういうわけなんでしょうか。
【次の発言】 だから、ほかの国ではどんどん国際私法という法律をつくっていますね。法例というのはどういう意味なの。法の例という字を書くでしょう。例は例文の例でしょう。これはどういう意味なの。
【次の発言】 だから、それをどうして国際私法という名前に直さないのですか。

第95回国会 法務委員会 第2号(1981/10/16、36期、日本社会党)

○稲葉委員 供託法の問題に関連していろいろお尋ねをしたいわけですけれども、最初にお尋ねしたいのは、供託を申請したときに、供託官が受け付けなかった、そのときにどういう申し立て方法が考えられるわけですか。
【次の発言】 だから、そういうのは条文にあります。そういうふうなことと同時に、それを受け付けなかったという処分は、行政処分として行政不服審査法の適用を受けるのですか、受けないのですか。ということは、この供託関係というものがいわゆる公法関係なのか私法関係なのかという説が非常にあるわけですね。それに関連をしてくるわけで、学説は非常に乱れていますね。それから、裁判所の例も非常に違いますね。だから、最高……

第95回国会 法務委員会 第3号(1981/10/23、36期、日本社会党)

○稲葉委員 供託法に関連してお聞きしたいのは、たとえば財政再建ということで、本法案では三年間利息をストップするということなんですが、同じ財政再建をやっておるフランスやドイツの場合には、一体これはどういうふうになっているかということ。たしかフランスでは三分六厘の利息をそのままつけておるように思いますし、それからドイツでもつけておるのじゃないか、こう思うのですね。そこはなぜ日本だけそれをストップしなければならないのか、どういうことになっておりますか。
【次の発言】 いまあなたの答弁の中に出てきたのは、利子と利息という言葉が出てきましたね。それは利子と利息というのはどういうふうに違うのですか。どうい……

第95回国会 法務委員会 第5号(1981/10/28、36期、日本社会党)

○稲葉委員 外国人登録法に関連して質問するわけですが、私どもよくわからないのですが、外国人の登録書ですか、登録証というのか登録書というのか、これは公文書なんですか私文書なんですか、どっちなんですか。
【次の発言】 そうすると、作成名義はだれになっているの。
【次の発言】 そうすると、外国人登録証明書を他一人に譲渡することは法律的には犯罪になるのですか、あるいはどういうふうになるのですか。
【次の発言】 そういう規定はありますか。
【次の発言】 外国人登録証明書を他人に譲渡した、そうすると、その譲渡した人に対して登録証明書の提示を求めても、事実上提示できないわけですね、もう譲渡しちゃったのだから……

第95回国会 法務委員会 第7号(1981/11/13、36期、日本社会党)

○稲葉委員 最高裁判所は何か御用があるということですから先にやらせていただいて、終わったら退席願って結構でございます。  最高裁判所は、この前も一人の裁判官が罷免になったし、いまも訴追委員会で訴追されている人もある。こういういろいろな状況を踏まえて、どういうふうに裁判官の倫理というか、そういうふうなものを確立することを現実に考えておられるのか、その後の扱いというか方法といいますか、具体的にどういうふうになっているかをお聞かせ願いたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 事務総長にお伺いいたしますが、いま事務的な一つの答弁があったわけですが、事務総長としては、いま言ったようなことを中心として……


■ページ上部へ

第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 法務委員会 第1号(1981/12/21、36期、日本社会党)

○稲葉委員 いま裁判所の速記官の話がありましたね。質問があったわけですが、あなたの方で研究しておいてもらいたいのは、裁判所の速記官と国会の速記者の人との間の勤務条件というか労働条件の差異、これが具体的にどういうふうになっているかということを、別の機会にあれしますから、研究しておいていただきたいというふうに思います。  それから、いま法務局の人員増の問題がありましたが、これは計算の根拠が非常に違ってきているわけですね。どこにあるかというと、たとえば登記の場合の甲号と乙号との比較の問題で、乙、謄抄本の交付の場合に、一体どれだけ分で甲一つと見るかということによって、これは計算の根拠が非常に違ってくる……

第96回国会 法務委員会 第2号(1982/02/23、36期、日本社会党)

○稲葉委員 法務大臣から所信の表明をいただいてきょう初めての質問でございますので、実は各局長全部集まっていただいたのです。所信表明は全部の局に触れていますから集まっていただいたので、所信表明のときは全部の局長が出るのが私は筋だと思いますね、予算委員会と同じような形ですけれども。  それはそれとして、これに関連をしていろいろお聞きをしてまいりたいのですけれども、その前に二、三のことを聞きたいと思うのですが、私は、実は予算委員会の総括質問のときに政治倫理とロッキード事件ということで通告をしておいたのですが、結局橋本、佐藤両氏の判決も近いということが常識的に大体想像できる。そうすると、それにいかにも……

第96回国会 法務委員会 第3号(1982/02/24、36期、日本社会党)

○稲葉委員 この法案についての質問をいたします。  最初に、このいただいた資料の中の2の「下級裁判所の裁判官の定員・現在員等内訳」というのがありますね。ここで判事が三十名、判事補が八名、簡裁判事が三十七名、こういうふうな欠員になっておるわけですが、これはどういうわけで欠員になっておるのかということと、この数字は現在では変わっておるかもわかりませんが、その後変わっておれば変わっておるということですね。それから、将来これをどうやって埋めていくのかということについて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 きょうは最高裁の人事局長が重要な会議があって出られないということでございますので、実はもっと聞……

第96回国会 法務委員会 第5号(1982/03/23、36期、日本社会党)

○稲葉委員 まず最初に、この商業登記法の一部を改正する法律案に関連をすることなんですけれども、商法と商業登記法との関係で、商業登記法の制定と商法の制定と、時期が非常に違いますね。これはどういう理由からでしょうか。
【次の発言】 いまのお話によりますと、昭和二十二年ですか、戦後、法律が全部変わったときですが、その前後に裁判所が取り扱っていたものを独立することになったというにしては、年数がたち過ぎているのじゃないでしょうか。これは、三十八年七月九日、法律第百二十五号、施行は三十九年四月一日、こういうふうになっていますね。その間、日にちがたち過ぎておって、なぜ商業登記法の制定がこういうふうにおくれた……

第96回国会 法務委員会 第7号(1982/03/26、36期、日本社会党)

○稲葉委員 この証人等の被害についての給付に関する法律の一部を改正する法律案、これに関連をして質問をいたします。直接に関連することだけにいたしたいと思います。  警察官の職務に協力援助した者の災害給付に関する法律というのが、昭和二十七年法律第二百四十五号で出ているわけですが、その第六条で「給付の範囲、金額、支給方法等」ということで、「前条の給付の範囲、金額、支給方法その他給付に関し必要な事項は、国が行う給付については、国家公務員災害補償法(昭和二十六年法律第百九十一号)の規定を参しやくして政令で定める。」こういうふうになっているわけですが、国家公務員災害補償法を参酌して政令で定めるとなっている……

第96回国会 法務委員会 第8号(1982/03/31、36期、日本社会党)

○稲葉委員 大臣にお尋ねをするわけですが、憲法二十条と政教分離の関係ですね、宗教活動の禁止の問題といいますか、そうした問題の中で、昭和五十五年の十一月五日に法務委員会で、私が奥野さんにお聞きをいたしておるわけですが、それに対して奥野さんはこういうふうに答えておるわけです。「私はそれよりも、憲法二十条で宗教的活動をしてはならないと書いてあるわけでございまして、その宗教的活動をしてはならないという言葉が靖国神社に参拝することを禁止しているとはどうしても私には受け取れない、」こういうふうに奥野さんは言っておられるわけですね。議事録の十一ページの一番下の段です。奥野国務大臣の答えがありますね、おわかり……

第96回国会 法務委員会 第10号(1982/04/06、36期、日本社会党)

○稲葉委員 船主責任制限法の一部を改正する法律案について、法案の質問をいたします。  まず、最初にお聞きいたしたいのは、この法案に関連をして法制審議会が開かれなかったわけですが、しかし、法制審議会ではなくて小委員会が開かれたということを聞いておるわけですね。これは鴻先生が小委員長をやられておるようですが、五回やられたと聞いておるわけですね。  そこで、去年の七月二十一日から始まっておるようなんですが、ことしもやられておりますが、この具体的な内容、一体なぜこういうような小委員会を設ける必要があったのか、こういうふうなことについてお聞きしたいと思います。

第96回国会 法務委員会 第11号(1982/04/07、36期、日本社会党)

○稲葉委員 最初に、国鉄関係の方にお伺いをしたいと思うのですが、国鉄の山陰線の複線化と奈良線の電化、これはどういうものであって、現在どういうふうになっておるか、こういうことについてちょっと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 建設省の方に、近畿自動車道舞鶴線の完成ということについては現在どういうふうになっておって、これは本来どういうものなんですか。
【次の発言】 法務省の刑事局長にお伺いをいたしたいわけですが、公職選挙法の二百二十一条の一項二号の利益誘導、利害誘導と言っておりますが、害の方は抜きにして利益誘導、これは非常に細かいことを決めてありますね。ですけれども、これは一番わかりやすく言……

第96回国会 法務委員会 第13号(1982/04/13、36期、日本社会党)

○稲葉委員 外国人登録法の一部を改正する法律案が出ているわけです。この質疑に入りますが、これは非常に重要な法律であって、大臣に聞いていていただきたいわけですが、日本における外国人の問題ですね、これがどういうふうに処遇をされているかということによって日本の民主主義の度合いなり何なりというふうなものが試されるというか、私はそういうふうな重要な点をたくさん含んでいるというふうに思いますので、きょうは全体の中の一部分ですが、基本的な問題を中心として最初にお尋ねをしたいというふうに思うわけです。  そこで、第一の問題点は、外国人登録法は、御案内のとおり外国人登録令というものがあって、それが昭和二十一年四……

第96回国会 法務委員会 第14号(1982/04/14、36期、日本社会党)

○稲葉委員 きょう、午前中にドイツの法務大臣が来られましたし、いまも来ておられますので、ドイツ刑法というか刑事法の問題で、最初の問題は通告しておりませんから、答えなくて結構です。お聞き願っておけばいいと思うのです。  これは前々から問題となっておるのですが、再審の問題が出まして、裁判所が再審の開始決定をしますね。そうした場合に、ドイツでは検察官がそれに対して抗告ができないようになっておるわけです。これは政府の提案ではなくて、政府の提案はいろいろな細かい点などを含めて六回ぐらい訂正といいますか、変わっているわけなんですが、最終的に国会がその点を修正をいたしまして、再審決定があった場合には検察官は……

第96回国会 法務委員会 第15号(1982/04/16、36期、日本社会党)

○稲葉委員 この外国人登録法の一部を改正する法律案の提案理由の説明でこういうふうなことを言っておられるわけですね。「外国人登録法は、」云々とありまして、「また、わが国の国際的地位の向上、国際人権規約への加入等外国人登録行政を取り巻く諸情勢も著しく変化しており、」云々というふうなことが提案理由の説明の中にありますね。それから、昭和五十五年十一月十二日の当委員会で当時の法務大臣奥野さんは、「世界人権規約に基づいた対応というのが必要だと思うのですが、」という質問に対する答えとして、「おっしゃっているとおりでございまして、在日韓国人、朝鮮人の問題は、一たびは日本の選挙権まで与えた時代があったわけでござ……

第96回国会 法務委員会 第17号(1982/04/22、36期、日本社会党)

○稲葉委員 川原先生のお話を聞いておりまして、先生の鹿島研究所から出された「アメリカの退去強制法の研究」や「司法研究」でしたか、資料なども拝見しておるわけですが、実際の実務の経験等も先生非常に御豊富なわけですが、いまお話をしておりました中で、アメリカでは何か十八歳からというお話があったわけです。ちょっとよくわからなかったのですが、十八歳から何をアメリカではやっておるのか。私が質問した範囲では、政府当局はアメリカは十四歳からだというふうなことを答弁しているのです。そこら辺のところ何か食い違っているように思うものですから、大変失礼ですけれども、それはどういうふうなことなんでしょうか。

第96回国会 法務委員会 第19号(1982/04/27、36期、日本社会党)

○稲葉委員 外国人登録法の一部を改正する法律案についての質問もいろいろ行われてまいったわけですが、その中で外国人登録証明書の携帯義務の問題とその違反の問題、それに関連する実際の運用、こういうふうなことを中心にまず最初にお伺いをいたしたいというふうに思います。  そこで、この前の参考人も言っておられたのですが、アメリカ合衆国移民国難法という法律があります。これは海外調査研究所というところで四十八年五月に出した「新アメリカ渡航法 付録」という書類ですが、その中であります第二百六十四条の「様式と手続き」の欄ですが、(e)欄に「年齢十八歳以上のすべての外国人は、d項によってその者に交付された外国人登録……

第96回国会 法務委員会 第20号(1982/05/14、36期、日本社会党)

○稲葉委員 外国人登録法の一部を改正する法律案、修正案を含めまして、日本社会党を代表して討論をさせていただきます。  最初に、委員長以下各位にお礼を申し上げるといいますか、本法案に対しましては非常に慎重に討議をいただきまして、しかも参考人まで招致して、そして本法案の持ついろいろな問題点というものが明らかにされました。私は、国会の審議として、かかるやり方こそが国会にふさわしいものであるというふうに考えてお礼を申し上げる次第ですし、同時に、この方法といいますか、審議のやり方と申しますか、こうしたものにつきましては、今後出てまいりまする各種のいろいろな法案につきましても、これを模範として、このよき伝……

第96回国会 法務委員会 第21号(1982/07/06、36期、日本社会党)

○稲葉委員 きょうは裁判所法等の一部を改正する法律案に対しての質問でございますので、法案に沿った質問を続けてまいりたいというふうに思います。  最初にお聞きをいたしたいのは、裁判所法というものと裁判所構成法とは、具体的に一体どこが内容的に違うかということですね。
【次の発言】 私の言うのは、具体的内容について言っているのです。それは一般論ですね。具体的内容で今度の簡易裁判所の管轄というか、そういうふうなものとも関連をしてくる。ことに不動産に関連して出てくるところがあるでしょう。だから、裁判所構成法のときには境界確定の訴えというものの規定があったでしょう。ところが今度なくなったでしょう。それを聞……

第96回国会 法務委員会 第22号(1982/07/07、36期、日本社会党)

○稲葉委員 私は、IBMというふうな問題を離れて、きわめて一般的な、そしてまたきわめて初歩的なことについて質問をいたしたいと思いますので、答弁はわかりやすくお願いをしたいというふうに思います。決してむずかしい質問をするわけではありません。答えにくい質問などはできるだけ避けたいというふうに思っております。そこへ行ってしまえばまた話は別かもわかりませんが、そういうふうに考えます。  そこで、アメリカの実体法の中で、さっきも問題にもなっておりますところなんですが、このアメリカの連邦犯罪のタイトル十八の三百七十一条の問題ですね。これは読んでみますといろいろあるわけですが、この三百七十一条というので二千……

第96回国会 法務委員会 第23号(1982/07/14、36期、日本社会党)

○稲葉委員 稲葉誠一ですけれども、フランクにお尋ねさせていただきたいと思います。  井上先生に最初にお尋ねいたしますが、お話をよく聞かせていただきました。実は私が疑問に思っておりましたのは、三百七十一条のコンスピラシーの適用、このときに括弧として二千三百十四条が引っ張ってあるわけですね。これはもちろん、あらゆる法令に違反の中の法令が二千三百十四条だ、こういう意味で引っ張ってあるのだと思ったのですが、いま先生がおっしゃったような形で日本でも適用があるというような考え方のためには、まずそれが贓物であるということが確定しなければなりません。ところが、これが日立が入手したものが贓物であるかないかという……

第96回国会 法務委員会 第24号(1982/07/27、36期、日本社会党)

○稲葉委員 この刑事補償法の一部の改正は、補償法の四条の上限金額を四千八百円から七千二百円に引き上げることですから、これはもちろん賛成な法案ですけれども、問題点は、なぜこういうような刑事補償が現実に行われるようになってきているかというその原因を十分探求していく必要がある、私はこういうふうに思うのです。その点を抜きにして、ただ金額を上げるのだからいいじゃないか、早くやってくれと言ったって、私は言ったのですけれども、大臣が自分のポケットマネーを出すのならそれは構わないかもわからないけれども、そうじゃないでしょう、これは国民が払うわけですから、そう簡単にいかぬし、問題点がどこにあるか、どうしてこうい……

第96回国会 法務委員会 第25号(1982/07/30、36期、日本社会党)

○稲葉委員 刑事補償法の改正案に関連をして質問を続けておるわけですが、きょう質問するわけではございませんで、三日になるか、あるいは別の一般質問のときになるか、これはまだ未定ですけれども、きのう大阪地裁の堺支部で開かれた強盗傷人の事件に対して、二人に無罪の言い渡しがありました。これは新聞の報道だけで詳しいことがわかりませんので、いずれこの判決その他をいただいて、審理の経過等について別の機会に質問なり何なりをさせていただきたい、こう思うのですが、この中で、検察官が論告求刑の中で特定の人を指して差別的な用語を使ったというようなことが報ぜられておりますので、こういう事実関係があるかないかということにつ……

第96回国会 法務委員会 第26号(1982/08/03、36期、日本社会党)

○稲葉委員 いまの質問をお聞きしておりまして、実は私は二つほど考えたわけですが、一つは無罪の判決があった場合に、これはとにかく故意は別として、過失があったということが普通考えられるのですから、立証責任というものを、国賠の場合でも過失がなかったということを立証する責任を国側に負わせるのが筋ではないか、私はこう思うのですがね。答弁はいいですよ。そういうようなことを考えます。これは将来じっくり考える必要があるのではないか、こういうように思います。  もう一点、検察官の処分が、嫌疑不十分であるとか、嫌疑なしであるとか、起訴猶予であるとか、こう決めちゃうわけですけれども、決めた場合に、自分の起訴猶予では……

第96回国会 法務委員会 第27号(1982/08/06、36期、日本社会党)

○稲葉委員 最初に大臣にお尋ねをいたしたいわけですが、この法案については大臣が提案説明されたわけでしょう。どうして大臣が提案説明されたのでしょうか。
【次の発言】 この法案の中のどこが法務省に関係していますか。
【次の発言】 私が聞いているのはそんなことではなくて、この中身のどこが法務省と関係が出てくるのですか。この法案の中身、どこが法務省と関係していますか。それを聞いているわけです。
【次の発言】 そんなことを聞いているのじゃないのです。この法案の中身は法務省とどこが関係しているのですかと聞いているのだ。民難局とどこが関係しているの。説明してくださいよ。どうもよくわからぬ。私は二日ぐらい考え……

第96回国会 法務委員会 第28号(1982/08/10、36期、日本社会党)

○稲葉委員 この法案について質問いたしますが、昭和五十五年の九月六日に法務省民事局長通達というのが、「民事執行法による供託実務」というので出ているわけですね。これは今度の法案とどういう関係になるわけですか。この法案が通るとこの通達は変わるのですか、変わらないのですか。
【次の発言】 しかし、この説明を読みますと、佐藤修市という人が書いた通達の解説ですか、これは個人が書いたのかどうか別として、発令裁判所と管轄裁判所というのですか、それのところで、執行行為に入っている場合は管轄供託所というのは両方だ、発令裁判所と執行裁判所の両方だけれども、この執行行為に入っていない段階では発令裁判所だけの方が合理……

第96回国会 法務委員会 第30号(1982/08/19、36期、日本社会党)

○稲葉委員 きょうは大臣、今度の国会の最後ですし、一般質問ということですから、本当の一般質問で、きわめて一般的なことをお聞かせ願いたい、こう思うわけです。  まず最初にお聞かせ願いたいのは、これは憲法との関連で、この問題は各大臣みんなの所管だというふうに私は考えますのでお伺いするのですが、憲法二十条で俗に言う政教分離の規定があるわけですね。これが一体どういう趣旨でできたというふうに大臣としては御理解をされておられるのかを最初にお答え願いたい、こういうふうに思うわけです。
【次の発言】 戦争が政教一体となって行われた、政治が宗教を支配して戦争が行われたというその反省の中からこの二十条が生まれた、……

第96回国会 予算委員会 第4号(1982/02/03、36期、日本社会党)

○稲葉委員 防衛施設庁の再就職の人ですね、それに絡むところの談合の問題、ことに横浜施設局の横須賀の米軍の基地にありまする高層住宅第一工区、この関係について警察の方で内偵をしておったということですが、それが一応捜査の段階に入っておるということを聞いておるわけなので、国家公安委員長からその状態を先に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 重大な関心を持っておるというのはあたりまえの話ですが、すでにもう昨日建設会社を呼んでいろいろ事情を聴取しておるというふうなことも言われておりますし、銭高組の横浜支店から書類の任意提出を受けておる、その他のことがもうすでに私のところに入っておるわけですから、刑事局……

第96回国会 予算委員会 第8号(1982/02/09、36期、日本社会党)

○稲葉委員 いま運輸大臣から報告がありました日本航空の事故につきましては、亡くなられた方方に対して深い哀悼の意を表し、同時に、けがをされた方の一日も早い御回復をお祈り申し上げます。同時に、こうした事故が再び起きませんように、その原因を究明して万全の策を講じていただきたい、こういうふうに考えておる次第でございます。  きょうは五十六年度の補正予算を中心とする質問でございますので、私もできるだけわかりやすく質問をさせていただきたいというように思いますし、お答えの方も、国民の皆さんが聞きたいと思っていることを質問する考えでおりますので、そういう点を配慮しながらぜひお答えを願いたいというふうに最初に申……

第96回国会 予算委員会 第15号(1982/02/22、36期、日本社会党)

○稲葉委員 最初に、ホテル・ニュージャパンとそれから日航関係の刑事責任の問題から入りたいというふうに思います。  昭和五十五年十一月二十日に川治のプリンスホテルというところで火事がありまして、そこで亡くなった方が四十五名、それからけがした方が二十二名ということであったわけですが、このときに会社の社長をやっていた奥さん、それからコンツェルンみたいになっておりまして、そのコンツェルンの責任者であっただんなさん、この二人が逮捕されて勾留をされ、延長になって勾留のまま起訴になっておるわけですね。どういう一つの過失責任というか、そういうふうなものが問われたのかを法務省の方から御説明願いたいと思います。

第96回国会 予算委員会 第22号(1982/06/25、36期、日本社会党)

○稲葉委員 総理、長い間外遊をされて、いろいろ国政のために尽くしていただきまして、私も心からお礼を申し上げる次第です。  帰ってこられましてから、総理が三木元総理、福田さんもお訪ねになりましたが、そのときに三木さんからはどういうような話があったのでしょうか、それをお聞かせ願いたい、こう思うわけです。政治倫理に関連をするということでいま質問いたしておりますから。
【次の発言】 自民党の運営という問題について三木さんからお話があったということは、単に党内だけの問題ではなくて、今後の日本の政治全体の大きな問題だというふうに私は思うわけです。いま総理は、そこのところを非常に抽象して話されたわけですね。……


■ページ上部へ

第97回国会(1982/11/26〜1982/12/25)

第97回国会 予算委員会 第1号(1982/12/13、36期、日本社会党)

○稲葉委員 私は、最初に政治倫理の問題を中心としてお聞きをいたしたいと思います。  自由な議論というのを私非常に好むものですから、どうぞ遠慮なく皆さん方もお答えくださって結構ですし、私も聞きたいことをお聞きをいたします。それから、眠りたい方は眠ってくださって私は結構だと思います。それは質問者が悪いですからね。質問者の力がないから眠くなるのだから、これはどうしようもないのでね。本当ですよ。どうぞ御遠慮なく。  そこで問題は、私の持っておる資料をまずオープンにします。  五十二年四月十三日のロッキード特別委員会における中曽根さんの証言ですね。それから、五十二年五月十一日のロ特におきまする東郷民安で……


■ページ上部へ

第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 法務委員会 第2号(1983/02/23、36期、日本社会党・護憲共同)

○稲葉委員 大臣の所信表明をきのうお聞きをしたわけですが、これを聞いておって感じましたことは、まず第一、第二、第三と順序の並べ方の問題が一つあるわけですけれども、それと同時にいま委員長も言われましたように、国会の調査要求承認の中ではちゃんと人権擁護に関する事項というのが、一が裁判所の司法行政に関する事項、二が法務行政及び検察行政に関する事項、三が国内治安及び人権擁護に関する事項となっているわけです。そしていま委員長も人権擁護に関する事項で質問に入るということを言われたわけでしょう。ところがこれを見ると、だれが書いたのか知りませんけれども、独立の項目になっていないのです。これは非常にそういう面は……

第98回国会 法務委員会 第4号(1983/03/22、36期、日本社会党)

○稲葉委員 裁判所職員定員法の改正案について直接関連することからお聞きをいたしたいというふうに思っております。  これは判事の員数を七人増加するとなっているわけですけれども、この場合、判事というふうな形に限定をしないで、判事も判事補も全部含めて裁判官の員数を何人増加するというふうな形にはできないのですか。
【次の発言】 沖縄県の復帰に伴う場合は判事、判事補というふうに分けないで一緒にして増加という形にしたように聞いているわけですが、その間の経過はどういうふうになっていますか。
【次の発言】 ちょっとわからないんですが、いまはどういうふうになっているんですか、沖縄県の場合。

第98回国会 法務委員会 第7号(1983/04/15、36期、日本社会党)

○稲葉委員 最初に二、三余り関係ないといえば関係ないことをお聞きするわけですが、この区分所有法の一条、これを見ますと、現行法では「一むね」というのがひらがなで書いてあるわけでしょう。今度の場合には漢字で「棟」というのが書いてあるわけでしょう。これはどういうわけなんですか。
【次の発言】 現行法を昭和三十七年につくったときには、民法二百八条を廃止したわけでしょう。二百八条は漢字で「棟」という字が書いてあります。それをひらがなにわざわざする必要もなかったのじゃないですか。当用漢字の関係ですか。わざわざひらがなにして、今度また漢字にしたわけでしょう。これはどういうわけなんでしょうか。

第98回国会 法務委員会 第10号(1983/05/25、36期、日本社会党)

○稲葉委員 午前中の同僚議員の質問を聞いておりまして、私が私なりに疑問と考えておるところを中心としてお尋ねをいたしたい、こういうふうに思うわけです。  このレフチェンコの問題で、まず第一の疑問点は、去年の七月十三日から十四日、十四日に二人の方ですか、アメリカの下院の情報委員会で非公開の公聴会が開かれたということですね。これは事実なんですが、その中で最初の日にマクマホンCIA副長官が公聴会に出てきているわけですね。なぜレフチェンコの問題にCIAの副長官が出てきたのでしょうか。そこはどういうふうな理解の仕方ですか。
【次の発言】 関知しないことはあたりまえの話で、僕だってそんなことは関知していない……

第98回国会 予算委員会 第10号(1983/02/19、36期、日本社会党・護憲共同)

○稲葉委員 私は、前から総理に質問をいたしておりまして、そして同時に、中曽根さんと東郷民安がロ特で、ここで証人尋問がありましたからね、そのことに関連をしていろいろお聞きをいたしてまいりたいというふうに思います。  まず、戸栗亨という人の所得税法違反被告事件の判決が東京地裁で昭和五十六年の六月二十九日にございました。その中でまず戸栗亨の起訴事実と、それから判決、一部無罪になりましたけれども、判決を、これは簡単で結構ですが、それと、その中に国際興業社主小佐野賢治の名前が出てきますね。それから、中尾栄一代議士の名前も出てまいるわけでございますので、まず戸栗亨の逮捕が四十八年五月三十一日、六月二十日の……

第98回国会 予算委員会 第13号(1983/02/23、36期、日本社会党・護憲共同)

○稲葉委員 厚生省関係を先にやらしていただきます。  この前、中曽根さんが、がん対策を非常に重要視するというお話をされたわけですね。それで私も、がん対策の予算というのを聞いたわけですよ。ところが、さっぱりわからない。あっちこっちにいっぱいあってわからないのですが、一応がん対策について予算上どういうふうになっておるか、それから将来どういうふうにするかということを含めて、ひとつ厚生大臣からお話し願いたいと思います。
【次の発言】 いまお話があった中で、それは医療施設の整備等だというようなことを言われますけれども、たとえば国立がんセンターの経費というのは前の年よりも減っているのじゃないですか。これは……


■ページ上部へ

第99回国会(1983/07/18〜1983/07/23)

第99回国会 法務委員会 第2号(1983/08/10、36期、日本社会党)

○稲葉委員 法務大臣にお尋ねをいたしますが、免田栄さんの再審が無罪で確定をした、このことに関連をいたしまして、法務大臣としてはこのことから、三十数年死刑判決を受けて拘置されておったわけですが、どういうような教訓といいますか、そういうふうなものを考えられるかどうか。それからどこにこの問題点があってこういう事件が起きたのかとか、それからその教訓なり何なりをこの中からどうやって将来生かしていくか、こういうふうな問題について最初に法務大臣のお考えというか、感想をお聞かせ願いたい、こう思います。
【次の発言】 いま大臣がおっしゃった検討なり反省、このことについて具体的にはどういう点を検討され、どういう点……


■ページ上部へ

第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第10号(1983/10/07、36期、日本社会党)

○稲葉委員 行革のことに関して質問をさせていただきたいと思うのですが、国家行政組織法が第五七号として内閣提出されたときに、中曽根康弘氏がどういう意見を持って、どういう質問をされたか、ちょっと御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ではないかではなくて、この国家行政組織法というのは旧憲法的なにおいがあり過ぎるのだ、むしろ旧憲法よりもっと官僚的なものだ、こうはつきり言っておられて、結局「議院内閣制というものは必然的に政党の責任政治ということになるのですが、それが有効適切に行われるためにはどうしても行政組織というものに政党の政策というものが浸透されるような機構なり組織が保障されておらなければ……


稲葉誠一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
33期-34期-35期-|36期|-37期-38期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院36期)

稲葉誠一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
33期-34期-35期-|36期|-37期-38期
第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○稲葉分科員 きょうは法務大臣に、これは二月二十二日ですか、静岡の自民党の政経文化パーティーで講演されたということがいろいろ新聞紙上で出ているわけですね、ですけれども、私はこれが、出ていることが必ずしもあなたの真意を伝えていないところがよくありますから、あなたの真意を私はむしろお尋ねをしたい、こういう立場でお聞きをしたいというふうに思います。  一つは、この中に「憲法の制定経過や、米国の相対的な力の低下など国際情勢の変化についての認識を示した上で、」これはこれでいいのですが「外国が日本に求めているものに対し「そんなことをいわれても日本の憲法は許さないよ」ということで、簡単に済むんだろうかといい……

第94回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○稲葉分科員 防衛庁長官にお尋ねをいたしますけれども、防衛庁長官が考えるシビリアンコントロールに違反するという例を二つ三つ挙げていただきたいと思います。
【次の発言】 私がお聞きしたい一つは、いま防衛研究というのをやっておられますね。これはあなたの方の、二月二十五日の安保委員会における防衛庁長官の発言の中にもその防衛研究のことがありますね。「防衛庁においては、従来から、防衛研究」、それから「「日米防衛協力のための指針」に基づく共同作戦計画等の研究」、それから「有事法制」、こうありますが、防衛研究ということは具体的にどういうことで、どういう研究をいままでしておるわけですか。

第94回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○稲葉分科員 最初に賃金と労働生産性の上昇率との関係です。  この関係について、五十二、五十二、五十四ですね、五十五年はまだ全部出てませんから後にいたしまして、その点を御説明願いたい、こう思います。
【次の発言】 統計のとり方で、労働省の毎月勤労統計では事業所規模三十人以上というのをとっていますね、これは非常に小さいのじゃないですか。このために生産性も名目賃金も全体よりも低くなってきていませんか、こういう統計のとり方は。
【次の発言】 これを見ますと、五十二年度は生産性より賃金が非常に上がっておる。五十三年、五十四年、ことに五十四年度は名目賃金が七・四に対して労働生産性が一二・一、こういう数字……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○稲葉分科員 厚生大臣、この前の秋の臨時国会でしたか、難病対策の充実というふうなことについてあなたにお願いをし、大蔵大臣にもこれについて、俗に言うめりはりといいますか、そういうふうなものを充てて金額等をふやしてもらいたいということをお願いしたところ、厚生大臣も大蔵大臣も了解してくれたわけですが、五十六年度予算について、それが前とどういうふうに変わってふえてきておるか、その大筋を厚生大臣から述べていただいて、細かい点は政府委員からお願いしたいと思います。
【次の発言】 いまの難病対策関係予算の推移で、特に重点を置いたものに調査研究の推進と医療対策の拡充がありますね。この医療対策の拡充の中に、特定……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○稲葉分科員 時間の関係で要点のみをお伺いしたいと思うのです。  最初は水田の転作奨励補助金の問題ですが、これについては単価を六万一千三百円から五万三千六百円に引き下げて、そして逆に面積をふやしたわけですね。大蔵大臣は、減反をよけいやらせるには普通なら単価をアップしてやれということなのですが、いままではそういうことでやってきたのですが、単価を減らして減反をやれというのですから、これはかなりのことです。それで四百八十億円ぐらいの食い違いが出てくる。それで、財政再建のためですから四百八十億をあれするためにやっているということを言っているのですが、将来の見込みを一体どういうふうに立てておるのか。こと……

第94回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○稲葉分科員 日米の経済関係を中心にお聞きをしたいと思うのですが、その前に、アメリカの日本に対する国際収支、これはアメリカとしては輸出で大きな赤字ですね。そうではなくて、アメリカの全体の国際収支は大幅に伸びているのではないですか。百億ドル、百何十億ドルぐらいの黒になっておるんじゃないでしょうか。この点ちょっと説明願えませんか。
【次の発言】 どのぐらいなんですか。
【次の発言】 そのぐらいはあなた、常識だぞ。ぼくの方もあれだけれども。百何十億ドルか何かだと思ったな、国際収支。ちょっと数字違うかな。後で調べてください。  そこで問題になってまいりますのは、日米の間でいまいろいろな自動車の問題、そ……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1981/02/28、36期、日本社会党)

○稲葉分科員 きょうは私はきわめて初歩的なことをお伺いさせていただきたいと思います。私自身よくわかりませんから、よくわかるように御説明を願いたい、こう思います。  最初に、日本の法人税法の六十六条では、税率を四〇%にしていますね。これはいつごろから、どういう理由でこういうふうに決めたのか、そこをひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 日本の場合はどうしてそういう単一の税率をとったのかということですね。アメリカの税法の場合を調べてみますと、一九七九年、つまり五十四年一月一日からは二%ずつ減りました。それでアメリカの法人税率は最低が一七、そして二〇、三〇、四〇、四六というふうに五段階に分か……


■ページ上部へ

第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○稲葉分科員 詳細は法務委員会でやることになると思いますので、きょうは概略のことをお聞きしてまいりたいと思います。  最初に聞くのは民事局長ですか、たとえば明治の初めごろだったか中ごろにかけて「民法出テ忠孝亡ブ」という言葉がありましたね。これはどういう意味なんですか。
【次の発言】 穂積八束先生は民法の専門ではありませんね。憲法というか国法学というか、そういう専門ですね。どちらかというといわゆるプロシャ憲法ですね。オーストリアの憲法。伊藤博文や金子堅太郎が行ってきて研究してきた。まだそのころは伊藤博文なんかが向こうへ行っているときですか。二十三年ごろ行ったんだっけ、二十三年に憲法ができたんだっ……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○稲葉分科員 難病対策の対処につきましては、私も大蔵大臣にいろいろお願いしておきましたが、厚生大臣も大変な御配慮をいただきましたことを、最初にお礼を申し上げます。  そこで、問題のところ、大筋としては、一つは難病対策の現状ですね。それと、今後の方向と申しますか、こういうふうな問題について大臣の方から御所見を賜りたい、こう思います。
【次の発言】 そこで、いまいろいろな問題が出ているわけですが、たとえば研究班というものがいろいろできているわけですね。正式に研究班というのですか、プロジェクトというのですか、その現況はどういうふうになっておるのでしょうか。この点について御説明を願いたい、こう思います……

第96回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○稲葉分科員 河本さん、私は前の方の質問を大分聞いていましたけれども、同じことを聞いてもあれですから、できるだけ違うようにお聞きをしたいというように思うのです。  私はわからないこといっぱいあるものですから、お教え願いたいという意味でお伺いするつもりですが、一つわからないのは、たとえばアメリカでもヨーロッパでもどこでもそうですが、物価が非常に上がってきておるわけですね。二けた以上上がっておるところもあるというようなことの中で、日本の物価が安定をしているというようなことが言われている。現実にそうかもしれませんが、そうでしょう。それは一体どこに原因があるというふうに考えたらいいんでしょうか。まずそ……

第96回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本社会党)

○稲葉分科員 私が質問するのは基本的なことなのですが、たとえばよく増税なき財政再建ということを言うわけですね。ところがその増税なきというのは、たとえば新しい法律をつくって新しい税をつくる、これは増税である、それから法律があって税率が決まっているその率を上げる、これも増税である、こういうのはわかるわけなんですが、増税なき財政再建というのは、いま私が挙げた二つのものとの関連で一体どういうことを言っているのか、増税と増収との関係を明らかにしてひとつ御説明願いたい、こう思います。
【次の発言】 そこで話がこんがらかるのですね。それから俗な言葉で言えば逃げ道ができるということになるのですが、そうすると、……

第96回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○稲葉分科員 大臣にお伺いをいたしたいわけですが、それは三月の下旬にアメリカへ行かれるということが言われておるわけです。そうすると防衛の問題、ことに貿易の問題その他でいろいろな話ができると思うのです。日本の場合は、余り物を言わないことが謙譲の美徳というふうに考えられているわけですが、アメリカの場合は逆であって、フランクに物を言うことが一つの美徳というか国民性になっております。そこで、大臣としては、アメリカに対してどういうことをフランクに言うお考えなのか。同時にまた、こっちの言うことだけではもちろんいけませんから、向こうの言うことももちろん聞かなければいけませんけれども、そういう点についてのお考……


■ページ上部へ

第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1983/03/05、36期、日本社会党・護憲共同)

○稲葉分科員 私がなぜ会計検査院の皆さん方に来ていただいたかということですが、実は去年の六月だったと思いますが、官房長官に対して、俗に言う官房報償費ですね、約十二億幾らありますが、これについて、使途や何かいろいろ質問いたしましたらば、私はそれがやましいかやましくないかなんということを聞いたわけではないのに、クールな宮澤さんが、それはやましくないんだ、やましくないんだと盛んに言うものですから、だれもそんなことを聞いてないじゃないかと言ったのですが、そこで、会計検査院の検査を得ているから会計検査院に聞いてくれ、聞いてくれと盛んに言うわけですね。そこで私は、会計検査院の皆さん方に、それと同じような費……

第98回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○稲葉分科員 きょうは分科会でもありますし、ひとつレクチュアをしていただくというつもりで、私の方が聞くのですが、わからないので教えていただくという意味でお話を願いたい、こう思うのです。  実は中曽根さんが日米安保の効果的運用ということを再三言われて、それから「自由民主」という機関誌がありますが、この二月号の中でも大体同じようなことが言われておるわけですね。二月号の中ではこういうふうに言っているわけです。防衛は憲法のもとで行う、あたりまえのことですが、「そして同時に、日米の安全保障条約が有効に機能するよう努力することであります。」こういうことを言っているわけであります。三月号は、竹村健一との対談……

第98回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1983/03/07、36期、日本社会党・護憲共同)

○稲葉分科員 昭和五十七年十二日に、国税庁の総務課が昭和五十六年分の「税務統計から見た法人企業の実態」というのを出しておられるわけですね。これを大臣が読まれたのかどうか、ちょっと知りませんが、読まれたとして、一体これを見てどういうふうに感ぜられて、どういうところに問題点があるか、こういうふうに聞くのが本当ならば一つの筋かと思うのですけれども、ちょっとそれは後で。  私の方から先にこれを見て感じたところを申し上げますと、私の感じたところでは、ポイントはたとえば法人税のあり方、これはこの中に直接出てまいりませんけれども、法人税よりもむしろ社内留保の方が多いわけですね。私もこれを見まして、そこまでい……

第98回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○稲葉分科員 通産大臣が就任されましてから、いろいろなところで聞きますと部下が、役人が非常にひりひりしている。ひりひりしているというのは、おっかながっているという意味だな、あなたに対して。やるから。役人というのは面従腹背が多いから、これはここら辺にはいないけれども、面従腹背が多いから用心したと言うと語弊があるけれども、適当にあれしながら手綱を締めてしっかりやってほしいというふうに思うわけですね。あなたならできると思うのですよ。  そこで、きょう通産大臣のあいさつというのをいただいて読んでいたところですが、その第一にあります「内需中心の安定成長の実現」というのは、これは三・四%のところ二・八%が……



稲葉誠一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
33期-34期-35期-|36期|-37期-38期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

稲葉誠一[衆]在籍期 : 33期-34期-35期-|36期|-37期-38期
稲葉誠一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 36期在籍の他の議員はこちら→36期衆議院議員(五十音順) 36期衆議院議員(選挙区順) 36期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。