このページでは稲葉誠一衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○稲葉誠一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました刑事事件の公判の開廷についての暫定的特例を定める法律案、俗に弁護人抜きとか、弁護人なし裁判法とか言われるものにつき、福田総理大臣、瀬戸山法務大臣に対し、若干の質問を行わんとするものであります。(拍手) まず最初に、総理大臣にお尋ねしたいのは、本法案と日本国憲法、特に第三十七条第三項の弁護人依頼権との関係であります。 およそ近代民主主義社会においては、資格ある弁護人の弁護活動を抜きにしては刑事裁判を語ることは許されないのであります。日本国憲法が保障している公平な裁判「すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開……
○稲葉(誠)委員 東郷さん、この前、中曽根さんのこの委員会におけるテレビでの証言が出ましたよね。テレビで中継されたでしょう。あれ、ごらんになっていらっしゃいましたか。
【次の発言】 児玉譽士夫に初めて会ったのは、四十八年三月二十日、「千代新」が一番最初ですか。
【次の発言】 いま戸栗亨という人の名前が出てまいりましたね。この人とあなたとの関係、それから、この人と小佐野賢治との関係、これに概略お答え願えませんか。
【次の発言】 いま百七十一万株の話があなたの口から出てまいりましたね。これは結局、あなたが昭和四十八年二月に戸栗さんに、時価よりはるかに高い値段で買い取らざるを得なかったというので、金……
○稲葉(誠)委員 大臣が来たら、所信表明に対して若干質問したかったんですが、ちょっとおくれていますから、時間の関係上、この法案のことについて若干質問して、途中でまた入って続きます。
十五名ふやすということなんですが、これが出てくる数字の根拠はどういうところなんですか。
【次の発言】 この統計は十二月一日現在ですね。その後情勢も変わってきているし、それから、特に三月の末になってくるとやめる人なんかもいるわけですね。それを踏まえますと、この資料にある「下級裁判所の裁判官の定員・現在員等内訳」、これはどういうふうに判事の場合などは変化してくるわけですか。
○稲葉(誠)委員 この法律についてはもう質問が大分なされておりますので、若干の時間質問させていただきたいと思います。
法律を見ますと、証人等の被害についての給付という言葉が出てくるわけですね。給付というのは、私ども法律を習ったときに、最初にたしか債権法の総論で出てきた言葉だと思うのですが、この給付と、国家賠償法などで言う賠償、それから刑事補償法などに言う補償ですね、この三つの関係はどういうふうに理解したらよろしいのでしょうか。
【次の発言】 そうすると、この法律は、純粋に言うと国としては法律的な責任を負っているんじゃないんだ、だけれども、まあ言葉は悪いかもしれぬけれども、恩恵的な意味で、各般……
○稲葉(誠)委員 時間も時間ですし、急なものですから、十分準備ができないで申しわけございませんが、要点だけ、基本的な点だけをまず先にお聞きをしたいというふうに思います。 明治三十二年にこれは法律第四十八号でできた商法ですね。これの二百九十七条というのがいまになって改正というか、暫定措置になって出てきているわけですけれども、商法の改正という形をとらなかったのはどういうわけなんですか。前の特定引当金の問題のとき、あるいは監査法人のときも商法の一部改正という形をとったと思うのですが、事実上は商法の改正ではないか、こう思うのですが、そこはどういうわけなんでしょうか。
○稲葉(誠)委員 この法案の表題を見ると「裁判官の報酬等」と書いてあり「検察官の俸給等」と書いてあるわけですが、理由のところを読みますと「裁判官の給与を改定する必要がある。」こういうふうに書いてあるわけですね。検察官の方も「給与」という言葉を使ってあるわけですが、これはどういうふうに違うわけですか。
【次の発言】 いや、その給与と報酬と俸給と違うのですか、はっきりしてください。
【次の発言】 いま「報酬等」の「等」について手当が入っているという話がございました。この条文の附則などを見ますと「裁判官が昭和五十二年四月一日以後の分として支給を受けた報酬その他の給与は、」と書いてあるわけですね。手当……
○稲葉(誠)委員 前に質問がありましたのとできるだけダブらないようなかっこうで質問をしたいと思います。一つは旅券法改正の問題、それからもう一つは、今度の臨時国会の問題は別として、今後の通常国会においての法改正というかそうした問題をお聞きしたいというふうに考えるわけでございます。 まず旅券法の問題ですが、十三条の一般旅券の発給等の制限の問題の第一項第二号ですね、現在「死刑、無期若しくは長期五年以上」になっているわけですが、これは最初からこういうふうになっておったのですか。たしか長期十年以上だったというふうに覚えていますが、その経過はどういうふうに改正になったわけですか。
○稲葉(誠)委員 最初に刑事局長にお尋ねするわけですが、この前の予算委員会で私どもの大出議員がソウルの地下鉄の問題などに関連して質問をしたときに、あなたが、その質問の経過を聞いておられたのですが、何か深い関心を有するというような発言をされたように大出議員からも聞きましたし、新聞でも拝見したのですが、どうしてそういうような発言をされたのか、そのときの気持ちというか背景といいますか、それを最初に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、深い関心を持っているというのは、具体的にどういう点に深い関心をお持ちなんでしょうか。
【次の発言】 そうすると、深い関心を持っているから、だからどうする……
○稲葉(誠)委員 裁判所職員定員法についての審議に入るわけですが、現在最高裁判所は、裁判官が十五人、その他調査官なりそれから書記官なりいろいろおられると思うのですが、現在は全部で何人くらいいて、その内訳はどういうふうになっておるわけですか。
【次の発言】 だから、全部で何人ぐらいいるのかということなんです。その内訳はわかりますか。
【次の発言】 私の言うのは、最高裁判所だけに限って聞くと裁判官が十五名でしょう。それから、調査官が何名いるとか秘書官が何名いるとか書記官が何名いるとか、そういうことを聞いているわけなんですよ。それがどういうふうにふえてきているのか、あるいは減ってきているのかわかりま……
○稲葉(誠)委員 それでは、この前に引き続いて質問をいたしますが、最初に、ちょっと悪いのですけれども妙なことからお聞きするわけですが、東京地方裁判所の民事部というのは一体どこにあるのですか。
【次の発言】 そうすると、幾つもの庁舎に分かれて存在するのですが、本庁というのはどこにあるのですか。
【次の発言】 そうすると、民事の方がいま言ったように幾つもありますね。どことどことどこにあるわけですか。それで、どこにあるのは何部なんですか。何をやっているのですか。
【次の発言】 大体東京地方裁判所の民事部というのは、本庁というのは一体どこにあるのかというので、ぼくもいろいろ調べたわけですよ。そうしたら……
○稲葉(誠)委員 法務大臣と刊事局長にお尋ねするのですが、主として刑事局長になると思いますが、最初にお尋ねするのは、ロッキードの裁判が国民注視のもとに進行しておるわけですが、これは刑事局としては順調に進んでおる、こういうふうに理解をしておられるわけですか。
【次の発言】 冒頭陳述に書いてあり、そしてそれが法廷で開陳されたものについては全部十分なる証拠がある、こういうふうに理解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 この冒頭陳述の中に、田中前総理に関連して四のところで「桧山らの田中に対する請託及び現金五億円の賄賂の約束とその経緯など」、こういうところでずっと状況が書いてあるわけです。それで、桧山……
○稲葉(誠)委員 刑事補償法の一部を改正する法律案についての質問ですが、この前に飯田委員から刑事補償の本質について非常に詳細な質問がございました。それに対抗する意味ではございませんが、ちょっとその点に関連をして質問をさせていただきたい、こういうふうに思います。
旧憲法には刑事補償に関する規定はなかった、こういうふうに言われるのですが、それはどういう理由からなかったわけですか。
【次の発言】 そうすると、刑事補償法という法律そのものは昭和六年四月二日の法律第六十号であったわけですね。そのときの考え方で、渡邊という司法大臣が補償という言葉を用いた理由に関連して提案理由を述べておる。「此補償法ノ適……
○稲葉(誠)委員 この人質による強要行為等の処罰に関する法律案の前に、大臣にちょっとお伺いしておきたいことがあるのです。 それは、この法案とは関係のないことなんですが、政府はこの前の国会に、ロッキード事件に関連をして、贈収賄の刑の引き上げと、したがって公訴時効の延長、それの法案を提出しているわけですね。これはロッキード事件のようなものをなくするための福田内閣の一枚看板だとかなんとか言われておって、出しっ放しで、法務省としてもこの法案について通してくれという話も全然ないし、大臣としてはどういうふうなお考えなんですか。このロッキード事件のための贈収賄、公訴時効の延長のこの法案、内閣提出刑法の一部……
○稲葉(誠)委員 この前の残りの中で確信犯というのは一体何かということをひとつお聞きをしていきます。
【次の発言】 この前私はフェリーと申し上げましたので、訂正さしていただきます。ラートブルッフですね。
そこで、一体日本で確信犯というものは認められるという考え方ですか。確信犯というものは認められないという考え方ですか。
【次の発言】 たとえばこういう議論があるんですね。慶応大学の宮沢浩一さんの議論だと思っていいでしょう。「今日のように、投票を通じて政治的決定に参加する民主主義のルールの下で、「確信犯人」を認めることは、矛盾です。」という、これは対話の中の一つのあれで、宮沢さんの意見かどうかは……
○稲葉(誠)委員 法務大臣に、通告してないのですけれども、常識的なことですからお聞きをしたいのですが、むしろ国務大臣としてお聞きをすることになるかと思うのですが、いま尖閣列島に中国の漁船がずっと来ておる、こういうふうなことが話題になっているわけです。それに対して国務大臣としての瀬戸山さんは、どういうふうにお考えになって、どういうふうにしたらいいとお考えなんでしょうか。これは通告してないのですけれども、ちょっと常識的なことですからお尋ねします。
【次の発言】 質問に入ります。
最高裁判所の第一法廷で、昭和五十三年三月三十日に、上告人が福岡県知事で、被上告人が孫振斗という人、この事件で、これは国……
○稲葉(誠)委員 最初に法務大臣に概括的なことをお尋ねしたいと思うのですが、後から民事局長なり刑事局長にもお尋ねしたいと思うのです。
例の大韓民国の飛行機がソ連の銃撃に遭って日本人が一人殺された事件があるわけですが、それについて、まだ詳細はもちろんきわめていなくてわからないところもあるかと思うのですが、そのこと自身についての大臣の率直な御感想というか、それからどうしたらいいかとか、いろいろな問題があると思うのですが、そういう点を一応お話しを願って、後から法律的な問題について局長にお聞きをしたい、こういうふうに思うわけです。
【次の発言】 刑事局長にお尋ねするわけですが、あの事件の場合、どうい……
○稲葉(誠)委員 いまの政治犯罪の定義が余り長過ぎますね。どうしてあんなに長いのですか。やけに長い定義だな。あんなに長い定義なんてありますか。定義というのは二行か三行のものなので、どういうわけですか。
【次の発言】 それでは二行か三行にまとめてください。
【次の発言】 何だか少しややこしいな。
憲法の八十二条の第二項で「但し、政治犯罪」云々は「常にこれを公開しなければならない。」こうなっているわけですね。これはどういう理由から、政治犯罪は常に公開しなければならないということになるわけですか。
【次の発言】 それでは別のことをお聞きをするわけですが、明治四十四年の条約第十二号というのはどうなっ……
○稲葉(誠)委員 最初に、最高裁当局にお尋ねをいたします。 五月二日の最高裁の岡原長官の発言というのは非常に重要な問題を提起した発言である、こういうふうに私どもは考えておるわけです。その内容については後で申し上げますが、そこで、五月四日に私が委員部の方に、最高裁長官にぜひ出席をしていただいて、そしていろいろこの発言の真意その他についてお話し願いたい、こういうことを申し上げておったわけであります。これば司法権のことでありますから、もちろん要求ということではございません。出席をしていただきたいという要請であるわけでございますが、きょう、なぜ岡原さんが当委員会に出席をされないのか、その理由について……
○稲葉(誠)委員 実は、いわゆる白ろう病、いまは正式の名前は何というのですか、これについて昭和五十一年十月十九日に告訴、告発が検事総長にあったのですが、その件について捜査の経過などを聞きたかったのですが、法務省関係がおくれておりますので、林野庁の方にお尋ねをしていきたい、こういうふうに思うわけでございます。 そこで、去年の七月二十八日に高知の地方裁判所で、いわゆる白ろう病訴訟について判決があったわけですが、これについては、あなたの方で高松高等裁判所に控訴をしておるというふうに聞いております。あなたというか、被告は国になっておるから、法務省の訟務局長を呼んでおけばよかったかもわかりませんが、事……
○稲葉(誠)委員 法案の質問に入るわけですが、最初に、いわゆる法曹三者の協議をやるようにという附帯決議が、これは衆議院と参議院でしたかね、ございました。たしか一回は管轄の拡張のときかなんかでなかったかと思っていますけれども、もう一回はちょっと忘れました。いずれにいたしましても、そのときにどういう趣旨でその三者協議をやるというようになったのか、それからまた一般的にそのときの附帯決議はどういう附帯決議であったかということですね。
【次の発言】 そうすると、本法案についてはその三者協議というのは一体あったのかなかったのか、これはどうなんですか。それから、その前に、三者協議というのは具体的にどの程度の……
○稲葉(誠)委員 最初に司法書士法の一部を改正する法律案について質問をいたします。
現在、司法書士になるための試験が現実に行われておるわけですね。特認じゃない、試験ですね。これはどういうふうに行われておるのかということをまず最初にお聞きをしたいわけです。
【次の発言】 それは認可という形はとっておりますが、実際に筆記試験をやって全部東京へ持ってきて、コンピューターか何かで採点してしまって、そこで結論を出して全国統一にやっているわけでしょう。そうすると、それについて地方法務局長の多少の幅がある、こういうわけですか。私の聞きたいのは、今度は国家試験になるのですが、なった場合と現在の場合と具体的に……
○稲葉(誠)委員 米谷さんの再審事件について先にお聞きをいたします。ただ、これは経過をずっと聞いてまいりますと非常に長くなって、これだけで時間をとってしまいますので、要点だけをお聞きすることにしたいと思います。
一つは、長内という人が本所署に勾留中に自供をしたのが四十一年四月七日ですね。それから四十二年の二月二十一日に本件で逮捕した、こういうことになっておるわけですが、この間の捜査の経過についてひとつ説明を願いたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 そうすると、その起訴をするのが四十二年の二月二十三日ですね。その過程で東京地検としては、当時米谷さんはもう仮出獄していたわけですね、三十三……
○稲葉(誠)委員 いま山崎さんから質問があったところですが、司法修習生の場合、見送りになるというような話のようでしたね、ちょっとよく聞いてなかったのですが。そうすると、それはもちろん国家公務員ではないから、増額の場合でも法案には出ないわけですけれども、仮に増額になるとした場合には、どういう形でどこへそれが出てくるわけですか。法案ではなくて、ただ予算書の中へ出てくるのですか。どういう形になるのですか。
【次の発言】 私の聞き違いで申しわけございませんでした。どうもそうでないかと思っていたのです。それでないとおかしいと思うのですが、そうするとやはり三・八四%という形で修習生の――これは何と言ったら……
○稲葉(誠)委員 刑事局長に最初にお尋ねをいたしますが、カール・コーチャン及びクラッターに対するいわゆる嘱託尋問調書の証拠調べ請求に関する決定というのがございます。そこで、これのフレーズでいくと二百三十四、ページでいくと五十七ページの裏から五十八ページにかけてでございますが「検察官吉永祐介作成名義の昭和五一年五月二二日付証人尋問請求書の記載によれば、」云々、こういうのがございます。その中に、贈賄の方は別として収賄関係で、トライスター「及び対潜しよう戒機P3Cの販売代理権を有する」云々ということと、それからまた、P3Cに関連して「あるいは日本国政府がP3Cを選定、購入するよう取り計ってもらいたい……
○稲葉(誠)委員 法案に入ります前に、三、四点御質問させていただきたいと思うのですが、これは伊藤刑事局長にお答えを願いたい、こういうふうに思います。
衆参両院の証人喚問が一応終わって、それをどういうふうに当局としては受けられたかというか、どういうふうな印象づけをされて今後に資するのか、こういうふうな点について、最初にお聞きをしたいと思うわけです。
【次の発言】 二十日に検察首脳会議が行われて、二十一日に有森氏の任意取り調べが行われた。
そうすると、今後の捜査の進展、これは、たとえば二人の人が外為法と私文書偽造だけですね。私文書偽造というものは普通ない、ないことはありませんけれども、当然、行……
○稲葉(誠)委員 私は、航空機の疑惑捜査は非常にむずかしい捜査だと初めから思っていたわけです。それにもかかわらずといいますか、非常によく地検の特捜部がやったというふうに思って、その苦労には感謝をするわけですが、二、三聞きたいのは、たとえばいわゆる海部メモというものについて、一体海部自身が自分がつくったんだということを、これは認めたわけですか。
【次の発言】 そうすると、なぜそういうふうなものを――ちょっと質問を変えましょう。
あなたは、その中で事実と違う点があるということをこの前も言っていますね。どういう点が事実と違っておるわけですか。たとえば岸さんに関連する部分ですか。
○稲葉(誠)委員 この民法の改正で心神耗弱者という言葉があるわけですが、この心神耗弱者という意味がどういう意味なのか、ちょっとよくわかったようでわからないようなものですから、そこら辺のところを最初にお聞かせ願いたい、こう思います。
【次の発言】 その心神耗弱者で法律行為をした。そうすると、その行為を自分で取り消すことができるわけですか。
【次の発言】 準禁治産の宣告を受けていると自分で取り消すことができる、こういうわけですね。
そうすると、理非を弁別する能力が欠けている者が自分の行為を取り消すということは、これは理論的におかしいんじゃないですか。
○稲葉(誠)委員 刑事局長にお尋ねするわけですが、五月九日の法務委員会で、同僚議員が岸信介氏の事情聴取云々についてお聞きになったときに、あなたが
私としては、お尋ねの人物を調べますとか調べませんとかいうふうに申し上げるわけにいきませんけれども、調べる必要がないというふうにお答えした範囲には含まれない方だというふうな程度で御了解をいただきたいと思うわけでございます。
こう言っているのですね。これはどういう意味なんですか。余りうま過ぎてというのかどういうのか、回りくどいというのかよくわかりませんが、どういうことですか。
【次の発言】 そうすると、頭から片づけないでどういうふうに片づけた――片づけ……
○稲葉(誠)委員 刑事局長にお尋ねするのですが、この前予算委員会で出た海部氏の「西川社長殿」という文書がありますね。通称第三のメモと呼ばれているのですが、これは海部氏の書いたものですか。
【次の発言】 そこで、この内容ですが、いろいろ書いてありまして「松野頼三」云々の点がございますね。これに関する点は事実なんですか、どうなんですか。
【次の発言】 そんなことを聞いていない。松野頼三に関することを聞いているのです。あとのことはまた後で聞くよ。
【次の発言】 そうすると「岸先生」以下が、「合作劇」という言葉がちょっとおかしいのだけれども、「岸先生」以下「増田、田中六助の合作劇であり」というところは……
○稲葉(誠)委員 外務大臣が公用でお出かけのことでもございますので、先にお伺いしておきたいと思います。
それはアメリカ局長が日米ハワイ会談の中のグリーン氏の記録か何かにE2Cのあれが載っているということを報告されたわけです。私ちょっとおくれて来たので全部聞いてなかったものですから、それはどういうふうな経過からわかったのですか。
【次の発言】 何か変だと思った。
そこで、それはアメリカのどこへ問い合わせて、どこにあったのですか。国務省にあったのか、あるいは個人的に持っていたというのですか、どうなんですか。
【次の発言】 だから、国務省の記録というのはどうなの。正式な記録の中にあったということ……
○稲葉(誠)委員 最初に法制局長官にお伺いをしたいのですが、総理大臣が責任をとるという場合にはどういうような種類のものがありますか。
【次の発言】 もう一つ、閣僚の罷免があるだろう。
【次の発言】 総理大臣にお尋ねをするわけですが、国民がこれだけの疑惑を持っているのを、防衛庁の言い分を信じてあえて予算に計上して、いま審議を求めているわけですね。それで、そこに疑惑があり不正があったということが後でわかったときに、総理は、国会に陳謝するだけであなたの責任は済む、こういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 だから、それ相当の責任を負う立場にあるということはよくわかりましたが、それがこういう状態に……
○稲葉(誠)委員 お尋ねしますが、千歳の土地の買収関係ですね、あなたの名前で二分の一買っておられて、塚田徹代議士の名前で二分の一買っておられますね。どういう関係から塚田徹代議士とお知り合いになってこれを買われたのか。二人で買うようになったのはどういうふうなわけか。それから、会社名でなくてあなたの名前で、個人名で買われていますね、これはどういうわけか。 まだありますが、一緒にやってしまいますが、北海道の開発公社からあなたのところにこの土地を売ってくれということで何回も行きましたね。行ったところがあなたは断っておる。これはどういうわけでございましょうか。それからその三千万円の金、これはどこへ行っ……
○稲葉(誠)委員 海原さん、あなたは証人ということではなくて参考人ということですから、法律的な束縛もありませんし、いまは自由な評論家ということなんですから、遠慮なく知っていることを話してくださいよ、余りやかましいことは言わないで。
そこでお聞きしたいのは、あなたが官房長のころに、日商岩井の海部八郎さんがあなたのところに一回だかおいでになったことがある。そのときの模様をお話し願えませんか。
【次の発言】 海部さんはだれかの紹介であなたのところへおいでになったわけですか。
【次の発言】 それでは、F5ノースロップはあなたが支持しているというか、アメリカ軍が日本や西独用につくった飛行機のようですね……
○稲葉(誠)委員 いま大出委員から質問がありました五十五万ドルの件ですが、これについては国税庁としては検察庁と協議して告発をしたのですか、しなかったのですか。あるいはそういう点についてどういう相談があったのですか。
【次の発言】 告発をしないということについては私は納得できないのですが、告発するかしないかということについては捜査の過程で東京地検なり何なりと当然相談をしているはずですよ。相談しないで勝手に告発しないなんということを実務上決めるわけがないです。そこはどういうふうになっていますか。
【次の発言】 だめだよ、そういううそ言っちゃ。そんなことないですよ。これはまた後で別にやりますけれども……
○稲葉(誠)小委員 お話をお聞かせ願いまして大変得るところがございまして、喜んで感謝をする次第でございます。 林先生と堀部先生にお聞きをいたしたいのは、弁護士、補佐人をつけるという話でございますが、一体弁護士と補佐人とがそういう簡単に並列に並ぶべきものではないと思うので、補佐人というものの範囲ですね、これをどういうふうにしていくかということが一つと、それからもう一つは、たとえば私は、証言法で弁護士や補佐人を証人につけるということが、ほかの刑事裁判や民事裁判においても証人が希望するならば弁護人なり補佐人をつけることができるというふうに改正をしないというと首尾一貫しないのではないか、こういうふう……
○稲葉(誠)主査代理 次に、安井吉典君。
【次の発言】 以上で安井吉典君の質疑は終了いたしました。
次に、野村光雄君。
【次の発言】 以上で野村光雄君の質疑は終了いたしました。
これにて警察庁及び北海道開発庁に関する事項についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、会計検査院所管について審査を進めます。
まず、会計検査院当局から説明を求めます。柴崎会計検査院事務総長。
【次の発言】 以上で説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。東中光雄君。
【次の発言】 以上で東中光雄君の質疑は終了いたしました。
次に、安藤巖君。
○稲葉(誠)分科員 月曜日に集中審議がありますからそこでいいところは聞かなくてはならないから残しておきまして、きょうは数字的なこと、それから手続、そういうものを主に聞きたいと思います。
不思議に思うのだけれども、予算委員会なのにみんなちっとも予算書を持ってこないで聞いておるのだけれども、どうも予算のことを聞かなくてはあれなんで……。
このE2Cに関連して、全部で四機で三百四十二億九千三百万、ことしが十一億五千百万。この三百四十二億九千三百万というのは、年度的に見るとどういうふうにずっと出てきている計算になっているのですか。
【次の発言】 いま言われた金額、これについてはいわゆる手数料といい……
○稲葉(誠)分科員 刑事局長にお尋ねをするわけですが、この前新聞紙上で拝見したところによりますと、前総理の福田赳夫さんが被告訴人を不詳として名誉棄損で、これは最高検ですか、告訴をされたということをお聞きしたのですが、そういう事実があるかないか、その日時等について、あるいは告訴事実について御説明を願いたい、こう思います。
【次の発言】 そうすると、それは東京地検で受理されて今後捜査を開始される、こういうふうに思うのでございますが、捜査の中においてはどういう点が中心となって捜査をやるということになるんでしょうか。
【次の発言】 それはこのグラマンなりダグラスの事件との関連において重要性を持っておる……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。