このページでは青山丘衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○青山丘君 私は、民社党・民主連合を代表して、ただいま趣旨説明が行われました老人保健法等の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係各大臣に質問を行うものであります。 民社党はこれまで、中曽根内閣の政策に対し是は是、非は非との立場を貫いてまいりました。行政改革、国鉄改革、教育改革など、国民に必要と思われる改革については、むしろ与党以上に積極的に提言をし、具体的な施策を実現してまいったところであります。 私どもと中曽根内閣との間では、自由と民主主義を守り、自由陣営の一員として世界平和に貢献していく、この基本認識では一致しております。しかし、福祉国家の建設という点については、残念ながら認……
○青山丘君 私は、民社党・民主連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております宮澤大蔵大臣の不信任決議案に対し、賛成の討論を行うものであります。(拍手) 現在一ドル約百四十二円、円高の一段の進行は、我が国経済と産業にとって極めて重大な打撃を与える事態となりました。このままでは一層の経営危機と雇用の悪化を招くことになってまいります。このような憂慮すべき経済局面を迎えたのは、中曽根内閣が緊縮型の財政運営に固執してきたからであります。積極的な内需拡大策に転換する努力を怠ってきたからであり、過度な貿易依存体質を放置してきたからであります。とりわけ大蔵大臣の責任は重く、さきのG5、G7の場において……
○青山丘君 私は、民社党・民主連合を代表して、ただいま提案されました教育公務員特例法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案について、総理並びに文部大臣に質問いたします。 申すまでもなく、教育のかなめは教師であります。子供たちを愛し、教育に情熱を持つすぐれた教師を確保することは教育改革の重要な課題であります。また、教師には児童生徒の心身の発達についての正しい理解を初め教科の内容や指導法について正しい知識など、専門職としての資質が要求されております。そのための研修の機会を得ることは教育行政に課せられた大きな責任であります。とりわけ、大学、短大での養成段階を終えて初めて教……
○青山委員 通産大臣、就任早々それぞれの国へ行かれまして、国際会議で大変頑張っておられた姿を見まして、御苦労さまと敬意を表しておりました。 もう時間もそんなにありませんけれども、私なりの意見を少し申し述べさしていただいて、率直な御見解をひとつぜひ聞かしていただきたいと思います。 日本の国、おかげさまで通産行政の実を上げまして、技術革新に一定の成果を上げてきておりますし、情報化も急速な進展を見せてきております。このことは将来の日本の経済社会、いささか展望を持つことができる、私は率直に評価しております。ただ、今例えば高齢化社会への対応、これはこれからのソフトランディングをうまくやっていかないと……
○青山委員 もう重ね重ね質問が続いているのですけれども、昨年秋以降のあの急激かつ大幅な円高によって、国内の産業はさまざまな困難に実は直面しております。中小企業は特に円高直撃のために大変苦しい状況であることは御承知いただいておるし、そのことによって輸出の産地あるいは構造的に不況業種を抱えている地域、こうした特定地域は大変厳しい危機的な状況だと言ってもいいと思うのです。そういう状況の中で今回の法律案が出てきた。時期的には遅きに失するという意見もあるでしょうけれども、私は一定の評価をしておきたい。そういう中で若干大臣に質問をし、政府当局に重ねてまた質問をさせていただきたいと思いますが、大臣、時間もご……
○青山委員 昨年秋以降の急激でかつ大幅な円高のために産業構造の調整が避けられなく、なってきておりますし、そのピッチもかなり上がってきているように思います。 最初に大臣に所見をお伺いして、石炭部長さんの方からその対策について少しお尋ねをいたします。 円高による産業調整の推進のためにいろいろな摩擦は避けられないことだと思います。しかし、その摩擦というものはできるだけ少なく抑えていかなければなりません。今回の石炭政策の見直しといいますか、石炭鉱業審議会から出されました第八次石炭政策、これは朝からの論議の中にも繰り返されておりますが、国内炭のこれからの見通しについて大変厳しい状況になってきます。相……
○青山委員 最近、ブラジルが累積債務の利子の不払い宣言をいたしました。このことは累積債務国にとっては大変深刻な状況であろうということは推測できるのですけれども、日本の立場に立って見ますと、累積債務の返済の繰り延べ、リスケジュールが実施されるということになってきておりますから、どうしても保険の支払いがかさんでくる、そういうことから特別会計が不足を来してきています。昭和六十年で七百四十億円、六十一年で二千二百四十三億円、六十二年でも三千三百六十三億円が資金運用部から借り入れという形で充てられているということであります。もっとも短期資金の借りかえということですから、これは一定の期間内に八割の債権の回……
○青山委員 私からも少し質問させていただきたいと思います。先ほど来議論が進められております点とかなり重複するかもしれませんが、私からの質問をさせていただきたいと思います。 近年相当技術革新が進んでおりまして、工業所有権制度というものの重要性が増してきていると思います。とりわけその中心になっておりますのが特許制度でございますが、この特許制度が我が国経済に果たしてきた役割は極めて大きなものがあると私は評価しています。産業界における研究者の技術開発意欲を相当促してきた、また、そうした技術開発に向けて投資をしてきた経営者の努力の成果を保護してきた、そういうことがさらに大きな技術革新に結びついてきてい……
○青山委員 私からも限られた時間ですが、少し質問をさせていただきたいと思います。 今も質問を聞いておりまして、大変がみ合ってきておりますので、どうかひとつその延長線上で進めたいと思います。 私ども民社党は、これまで国内石炭に対しては石油にかわる重要なエネルギー源、石油代替エネルギー源の重要な柱の一つであるという受けとめ方をしてきました。したがいまして、この国内石炭の供給力を拡大していくための政策を展開していかなければいけない、そういう受けとめ方から、合理化法等では賛成の立場をとってまいりました。ただしかし、今回の第八次石炭鉱業審議会の答申を踏まえて、対策期間の最終の年度である昭和六十六年度……
○青山委員 大臣を初め皆さん大分お疲れであろうと思いますが、いましばらく質問の時間をお許しいただきたいと思います。 今回の東芝機械ココム違反事件については、四月に事件が発覚いたしましてから直ちに告発、行政処分がなされました。当の東芝機械はもとよりでありますが、親会社であります東芝本社の社長、会長の辞任というところにまで事態が発展してしまいました。またアメリカにおいても、先ほど来お話がありましたように議会は大変な反応を示しておりまして、つい先般は上院で東芝製品の輸入を禁止する内容を盛り込んだ包括貿易法案が制裁条項として可決されました。こういう大変厳しい情勢の中を大臣がアメリカへ赴かれて、日本の……
○青山委員 去る七月二十八日であったと思いますが、私は、当委員会におきましてココムについて質疑をいたしました。本日は、その質疑を通して、またそれを前提にして、外為法改正案について質問を行います。 最近のココムに関する情報をいろいろ聞きますと、アメリカ議会の休会ということもあるのでしょう、いささか小康状態を保っているかのように見受けられます。しかし、九月八日以降アメリカの議会がまた再開をされて、御承知のように例の包括通商法案の協議、これの見通しについては非常に困難な状況になっていくのではないか、大変予断を許さないというような受けとめ方をしております。とりわけ、東芝制裁条項の取り扱いがどういうふ……
○青山委員 私は、民社党・民主連合を代表し、ただいま議題となっております外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案に対し、賛成の討論を行うものであります。 そもそも我が国がココムに参加をし、ココムの規制を遵守していくことは、我が国自身の安全に役立つとともに、西側自由主義陣営の一員としての国際的責任でもあります。 この意味で、我が国最大手の機械メーカーである東芝機械による不正輸出事件は極めて遺憾であり、これがアメリカの強い反発を招き、日米関係を最悪の状態に陥らせたことは憂慮にたえないのであります。したがって、関係者に対する厳正な処分を行うことはもとより、政府がこの種の事件の再発を防止す……
○青山委員 大変限られた時間でもありますし、あるいは前の質問者とやえる点もあるかもしれませんが、私から、当面する幾つかの課題でもありますので、通産大臣を中心に少し質問をさせていただきたいと思います。 御承知のように、プラザ合意以降大変な円高で、我が国産業界が塗炭の苦しみに遭ってきたことは御承知のとおり。何とか生きていかなければいけないということから、いろいろな取り組みをして合理化も進め、体質を強めて必死でここまでやってきました。政府の方もいろいろな施策を打っていただきまして、事業転換、地域対策、融資、いろいろな形で手を打っていただいて、少し力をつけてきた。そして、五月以降は比較的為替の相場も……
○青山委員 通商問題からお尋ねいたしたいと思いますが、その前に少し触れておきたいのは、国際経済に対する認識、基本的にどうということじゃありませんが、逆にまた、大臣が所信表明でも述べておられましたように、日米関係においては対外経済不均衡が依然として高い水準にある。したがってといいますか、ヨーロッパも含めて欧米諸国からの保護主義的な圧力が非常に強まってきている。こうしたことと、発展途上国の累積債務がさらに増加をしている。大変解決困難な問題を国際経済は抱えておりますし、国内経済については、さきの月例経済報告でもそう発表されておりますが、長い円高基調の中でも景気は極めて良好であるというような報告であり……
○青山委員 私からも質問させていただきますが、中小企業対策が先ほどからいろいろと議論されておりますけれども、中小企業が抱えております問題はなかなか複雑でありまして、あるいはなかなか克服困難かもしれませんけれども、大企業に比べますと、やはり資金調達の面で悩んでおります。また、なかなか人材を確保することができない。せっかく人材を確保しても、十分な教育といいますか人材を育成していくことができない。そういう家庭の事情みたいなものがあって、この大きなハンディを克服できれば技術革新にもついていくことができるでしょうし、いろんな情報も十分集められて販路の拡大にも結びつけていくことができる。しかし数年前からの……
○青山委員 私からも質問をさせていただきます。あるいは朝からの質問者と若干やえる点もあるかもしれませんが、立場上ぜひひとつ御答弁をいただきたいと思います。 先ほどの議論を聞いておりましても、今、日本が国際経済の中で果たしていかなければならない役割を率直に理解をしていただいておりますし、ぜひ産業技術の研究開発の分野においての貢献をこれからさらにしていっていただきたい。国際社会はなかなか困難な問題を多く抱えております。対外経済の不均衡あるいは累積債務の問題、こういう問題を抱えて苦しんでいる国際経済を活性化させていかなければいけない。また、人類は克服していかなければならない多くの課題を抱えておりま……
○青山委員 私からも質問をいたします。 特に戦後、疲弊しておりました我が国経済の立場で見ますと、よくぞここまで産業が振興できたものだ、その間に政府も産業振興のためによくやってくれた。私は、教育であるとか福祉であるとか都市の建設であるとかいろいろあるけれども、全部金が要ることで、産業が基本的に発展しておらない国はだめだ、いけないというふうに基本的に強く考えてきましたので、これまで通産行政が果たしてきた役割を非常に高く評価しています。 その中で、我が国の産業立地政策が果たしてきた役割も非常に大きい。特に新産・工特で始まって工業再配置計画、そしてまたテクノポリス計画と、我が国の産業立地政策は大体……
○青山委員 民社党の青山であります。私からも質問させていただきます。 参考人の皆様方には、大変貴重な御意見をありがとうございました。 まず森嶌参考人にお尋ねをさせていただきたいと思いますが、森嶌参考人は御承知のように訪問販売等問題研究会の座長として、この一年間訪問販売、通信販売、これらの現状についてよく検討をいただいてまいりました。また消費者トラブルの実態についても把握をし、検討していただいてきたところであります。そうした立場からこの研究会の報告書を取りまとめいただきましたし、産構審のメンバーとしても答申の取りまとめに参画をしてこられた立場でございます。その意味で、私どもは信頼をしてお尋ね……
○青山委員 通産大臣、昨日まで四極通商会議、御苦労さまでした。
委員長の御理解をいただきまして、法案に入ります前にちょっとだけ大臣に質問をさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
【次の発言】 しかし、それはいささか訪問販売法と関係もありますので、お聞きいただきたいと思います。
最近の我が国経済は、地域の経済あるいは中小企業の問題等々でなお問題は残しておりますけれども、総体的には相当堅実良好な状況になってまいりました。こうした景気回復基調をさらに進めていく意味でも、内需の拡大をきちっとやっていかなければいけない。そのことが外国からいろいろ批判を受けております貿易摩擦の解消にもつ……
○青山委員 大分皆さんお疲れのようですけれども、私からも少し質問させていただきます。若干やえるところがあるということを先ほど来の質疑の中で感じましたが、しかし立場上改めてお聞きすることもありますので、ぜひひとつお聞きとめいただいて答弁をいただきたいと思います。 紫外線の九五%が吸収されているオゾン層がだんだん破壊されつつある、このまま放置すればやがて皮膚がんが多発をし、農産物にも重大な影響が出てくる、こういうようなことからオゾン層を保護していかなければいけない、そのためには、オゾン層を破壊する一番の原因がどうもフロンを初めとした特定の物質であるようだということから、この際地球的な規模で規制を……
○青山委員 産構法廃止法案から質問をさせていただきます。時間がありませんので、ごく基本的なことで私からも質問をしたいと思います。御承知のように、産構法が成立してきました背景というのは、二回の石油危機を迎え、しかもその後の世界的な不況の中で、我が国の基礎素材産業が大変困難な状況に陥った、構造的に非常に苦しい状況になってきた、何とか立ち直っていかなければいけない、そういうことから構造改善をぜひ進めていこう、活性化を図っていかなければいけない、こういうことで、産構法が果たしてきた役割はそれなりに大きなものがあったというふうに私は思っております。しかし、今回の廃止法案が成立すれば、その役割が終わること……
○青山委員 私は、通産大臣並びに通産省、資源エネルギー庁、大蔵省に質問をいたします。 私は、去る九月九日、現行石油関係諸税の抜本的見直し等に関する質問主意書を提出いたしまし た。そして九月二十日付をもってその答弁書をいただいたところでありますが、答弁書の内容を読みますと、まだ十分理解していただいておらない、また私自身納得できない、そういった点がまだありますので、この機会に改めて通産大臣並びに関係者の皆さん方に見解をただしておきたいと思います。 まず冒頭、我が国経済がこの石油によって支えられてきておると申し上げても過言でないほど石油というものが我が国経済社会にとって不可欠な最重要の基礎物資で……
○青山委員 大臣お疲れでしょうが、民社党の立場で私からも質問をさせていただきますし、できるだけ基本的な立場で質問をいたしますので、ぜひひとつ率直な御答弁をいただきたいと思います。 朝からの質疑者も触れられておりますので、もう既に大臣の心の中には相当整理されてきておると思いますが、日本の繊維産業、かつて我が国経済を支えてきた花形産業という思いは昔日の感がいたします。非常に厳しい状況に立ち至ってきておる。数年前から構造的に困難な状況に陥ってきた。しかも加えて相当大幅な円高、これが定着化してきておる。ここ数日前からはいささか円安報道がありますけれども、全体の大きな視点から見ますと、これはまさに大し……
○青山委員 大臣はお疲れのところでしょうが、私からも、民社党を代表して、両大臣に、当面する諸問題について、若干質問をさせていただきます。 時間がありませんので、御答弁はひとつぜひ明快に簡潔にいただきたいと思います。 まず最初に、フロンの生産と消費の規制についてお尋ねをいたします。 オゾン層の破壊や地球温暖化の原因とされている特定フロンについて、三月のロンドン会議、四月末から五月初めにかけて開かれたウィーン条約、モントリオール議定書の締約国会議において、フロンの生産と消費の規制を強化する方向で検討され、その方向が強く打ち出されました。規制の国際的な枠組みを決めたモントリオール議定書の改正は……
○青山委員 まず冒頭、限られた時間ですが、大臣に見解をお聞きしたいと思います。 御承知のように、産業界にコンピューターを導入されて我が国の情報化時代の幕あけ、初期の時代に比較いたしますと、今日では情報処理の技術も相当進歩してきておりますし、通信技術の進歩も個々をとってきますと極めて著しいものがある。したがって、そういう意味では総体的に我が国経済社会の中枢神経とも言えるようになってきたこと、これは経済の高度化に大きく貢献してきたと私は思います。しかし、これは例えば悪いかもしれませんが、相当頭の方はがっしりと大きくなってきたけれども、全体のバランスとなると、これはまだまだ、時には神経が切断してお……
○青山委員 このたびは大臣御就任おめでとうございます。年来御指導いただいてきた大臣になお 御指導いただいて、またぜひひとつお役を全うしていただきたいと思います。 しかし、まず冒頭、今回こういう形で土地基本法案なるものが出てまいりました。実は私どもは、既に昨年の今ごろは相当詰めた段階で、土地基本法の制定を急がなければならないということで野党四党で考え方をまとめるために努力をしておりました。御承知のように土地の価格は物すごく上がってきて、経済は豊かになってきても、一般のサラリーマン層にとっては都市を中心にして土地を買って家を建てるなどというのはもう夢のまた夢、これでは我々の生活は少しもよくなって……
○青山委員 私は、本年度補正予算案に触れつつ、当面する諸問題について総理並びに関係大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 まず、去る二月二日に決着を見ました韓国製ニット製品のダンピング提訴の問題についてお尋ねいたします。 韓国産ニットに対するダンピング提訴につきましては、韓国側の業界の輸出自主規制という形で一応決着を見ました。しかし、この問題は、御承知のように近年急速に伸びております輸入増大を憂慮しております業界にとっては非常に関心の高い問題でありまして、日本が経済成長著しいアジア諸国に対してこれからどういう対応をしていくのか、とりわけアジアNIESとの間にどのような経済の競争と協調の体制を……
○青山委員 今やりとりされておりました内容についても私大変関心を持っておりまして、また次の機会にぜひ触れさせていただきたい。私どももここでまだ二、三回質疑させていただきますので、各論に入るのはこの次にして、きょうはできるだけ総論的な質問をさせていただいて、基本的に大臣及び国土庁の見解が私どもとどのように近いのかそうでないのか、もしそうでないならどういう形で合意をさせていただかなければならないのか、この辺をひとつ触れさせていただこうと思っております。 さて、今回の地価高騰は本当に異常なものがあります。今、巷間伝えられておりますところでは、東京都を売り飛ばしたらアメリカがごっそり買える。こんな異……
○青山委員 この審議も大分大詰めにきましたので、私からは前の質問の延長線のような形になりますが、土地税制のこれからの進め方について質問をいたしたいと思います。 ただ、その前に一点だけ。現下の我が国の土地の価格の状況を国土庁長官、どういうふうに受けとめておられるのでしょうか。私は、あの資源も豊かで我が国の二十五倍も広いアメリカの土地の価額の総額の四倍にもなっておるというような状況は、まさに異常な地価、まさに病める地価。もちろん、これは何とかしなければならないということで今回の基本法の提出になっておりますが、現下の日本の地価の状況を国土庁長官は一体どのように受けとめておられますか。まず一点。
○青山委員 さきに施政方針演説で海部総理の演説を聞きました。土地対策、地価対策に対して大変意気込みが強く感じられまして、心強く思いました。
また同時に、大いに期待していきたい、そういうふうに感じましたが、新しい内閣が発足をされた段階で石井国土庁長官の就任を求められたときに、総理からこの土地対策、地価問題、どういうふうな話を一番最初にされたのか、改めてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 実は、最重要課題の一つと今総理大臣はおっしゃいました。私は、戦後日本政治の成果で見てまいりますと、アメリカやヨーロッパに向かって胸を張って話ができる多くの成果を上げてきた、率直に評価したいと思います。
……
○青山分科員 厚生大臣を初め皆さん大変お疲れでしょうが、少しだけひとつ御辛抱をお願いいたします。私は歯科の診療報酬改定が見送られた、そのことについて少しお尋ねをいたします。 外注委託技工料の問題が未解決である、そういうことが理由で歯科の診療報酬の四月改定が見送られました。しかし、このことは外注委託技工料の問題と診療報酬改定が何か密接な関係があるかのような錯覚に陥るのでありますが、本来的には全く別個の問題だと私は理解しています。かつて、歯科の場合の診療報酬改定が見送られたことは、差額問題で紛糾いたしました昭和五十一年以来のこと。しかし、これは開業歯科医師にとっては大変重大な問題であります。これ……
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