このページでは青山丘衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○青山丘君 私は、民社党を代表し、ただいま議題となっております昭和五十二年度補正予算三案に対し、一括して賛成の討論を行うものであります。(拍手) わが党が補正予算案に賛成をする第一の理由は、現在、わが国政治の最大の課題であります不況の克服、景気の回復について、国民の立場から一刻も早くその対策を講ずる必要を痛感するからであります。 もとより今回の政府補正予算案は、内容的になお不十分な点があることはよく承知しておりますが、この際、早期に成立を図り、これを直ちに実行に移すことが、国民経済、国民生活にとって大きなプラスになると信ずるからであります。(拍手) 顧みますと、昭和四十九年以降今日までな……
○青山丘君 私は、民社党を代表して、ただいま趣旨説明のありました、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案に関して、総理並びに関係大臣に対して質問を行うものであります。 いまやエネルギー資源の安定確保はわが国にとって重要な課題であり、石油ショック以降の狂乱物価、そして今日の深刻な不況を通じて、われわれはこれを痛切に体験してまいりました。 わが国は、海外依存度が一〇〇%に近い石油によってエネルギー資源の七三%の供給を受けてきましたが、今日、アラブ産油国はその資源を温存させ、十年後には増産が限界に達して、供給不安が決定的になる事態も予想されます。核融合を初め、太……
○青山丘君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっております元号法案に関し、賛成の討論を行うものであります。(拍手) 今日、元号は、時代を象徴するものとして国民に広く親しまれてきました。また、生活慣行としてもすっかり定着した文化的な所産となっております。 昭和五十二年、総理府が行った世論調査によれば、日常生活において主に元号を使用している人は八九%と、圧倒的多数を占めています。また、元号の存続に反対する者はわずか六%に対して、積極的賛成が五九%、消極的な賛成が二〇%と、元号制度の存続を望む者は七九%にも達しています。(拍手)しかも、四十六都道府県議会と千数百の市町村議会において、元号法……
○青山委員 過日の国家公安委員長の所信表明におきまして、第一に交通事故による死者数を昭和四十五年のピーク時の半分以下に抑えること、安全で住みよい生活環境の確保を図ること、この二つの長期目標達成のために、第二次交通安全施設等の整備事業五ヵ年計画を軸とするところの都市総合交通規制の推進を述べておられます。
まず最初に、その効果が上がってきているのかどうか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 実際、その成果が上がっていると思っておられるのですか。
【次の発言】 都市総合交通規制によって、たしか昭和五十年、五十一年二年間で交通総量を一〇%削減をすると打ち出しておられたわけですが、その結果でどういうふ……
○青山委員 きょうから春の交通安全運動が十日間、十五日まで実施されるわけです。全国一斉に実施されるわけですが、ことしの目標も従来とほとんど変わっておらない。ただ、夜間における事故防止を盛り込んでおられる程度だというふうに考えるわけです。これが特徴と言えば特徴です。この夜間における事故防止というものが一体どういう内容のもので、その対策がどのように進められようとしておられるのか、まず、お伺いいたします。
【次の発言】 夜間の事故多発地点、それの交通安全施設等の道路交通環境の点検を実施する。点検を実施して、そして具体的な手を打っていかれるということですね。予算措置はしてあるわけですね。
○青山委員 千九百七十二年の海上における衝突の予防のための国際規則に関する条約、これは昨年七月十四日西ドイツが批准し、加入しました。それによって、国際条約が発効される要件が満たされてきたわけです。したがって、この国際条約は、本年七月十五日からいよいよ発効することになります。わが国は海運国であり、漁業国であります。にもかかわらず、その対処がおくれてきましたが、ようやく過日の衆議院本会議でこの条約が通過いたしました。 ここに国内法の審議に当たって、私は、建設的に質問を進めてまいります。 まず、海上保安庁並びに外務省、先に外務省に対して質問をさせていただきます。 今回の条約改正の意図するその目……
○青山委員 先週来、当国内法の審議が進められてきました。私は、あえて将来にわたって重要だと考えまして、一点だけ確認をさせていただきたいと思います。 狭水道における船舶の通航方法及び通航中の一般船舶と漁労中の船舶との関係などについて、新国際ルールと国内改正法との間に条文の立て方、表現あるいは語句、従来はきわめて翻訳的であり、対称的であった。今度の場合は若干そこに相違があるというふうに考えますが、国際的な海上衝突予防法の性格が強いわけであります、国内法だけで十分な機能を発揮するというものではない関係上、国内法の解釈と運用は七二年国際ルールのとおりであるというふうに理解をしてよろしいかどうかお尋ね……
○青山委員 まず冒頭、お尋ねしておきたいと思うんです。
近年、とみに航空機の安全性は向上しております。したと思います。しかし、いかに安全装置か多重化したと言っても、あるいはその装置が近代化、改善されたと言っても、依然として事故の原因の多くが人間の過ちによっているのではないか、その辺の御見解を冒頭、まず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 まず、日航さんにお尋ねをしておきたいと思います。
航空機が大型化して複雑化すればするほど、多くの人たちの協力が安全運航に必須なものとなっていくであろうと思います。日本航空では、国内の他社と違って、機長はすべて管理職だと聞いております。中でも外人機長を全……
○青山委員 まず冒頭に、エコノミスト三月号に、「〈脱税の聖域〉郵便貯金の内幕」という一文が載っておりますが、郵政大臣、この内容についてはいろいろ御意見もあるでしょうが、一通り御感想を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私も報道されているような事実が全部だとはどうも受け取られないような気がするんです。しかし、こういう一文が載りますと、零細な預金者に非常に悪い感じを与える。その辺の配慮が私は要るのじゃないか、こう思います。どうでしょう。
【次の発言】 したがって、内容の一つ一つには私は触れないでいきますが、その辺の配慮をひとつぜひしていただきたいと思います。ただ、私がこれから質問していく内容……
○青山委員 NHKの業務報告に載っておりますNHKの事項別テレビ番組の比率というのをずっと見てみますと、四十九年から教育番組がふえております。総合放送の中では四十九年、五十年の両年度とも教育番組が多くなっております。一方、教養番組がその分以上に比率が下がっておるように思います。娯楽番組が年を追うごとにふえております。特に五十年は二四%と大きくなっております。教育放送では報道番組がそれまで〇・一%であったものが〇・六%と上がっております。これはどういう理由によるものか、またその傾向は五十年以降も続いていくものかどうか、まずお尋ねをいたします。
○青山委員 私は今回のハイジャック事件を大変深刻に受けとめております。ハイジャック事件というのは今回が初めてではありません。すでにちょうど四年前ドバイ事件がありました。この四十八年のドバイ事件の後に、日航は欧州、中近東地区の空港支店長をロンドンに集められて、日本からも本社から関係者を派遣して空港の保安体制の強化策を協議されたと聞いております。どのような改善策を講じられたのか、まず冒頭伺いたいと思います。
【次の発言】 その後努力はしてこられたと思うのですね。ただ、私がいま聞いたのは、ドバイのハイジャック事件の直後にロンドンで協議された強化策、その強化策が結果的に成果を上げているとは思えないわけ……
○青山委員 今回の預貯金金利引き下げに当たって、私は、郵政省当局に対してその経過と今後の見通しについて御見解を求めたいと思います。 まず、今年、公定歩合の三回に及ぶ引き下げがありました。これに連動して預貯金金利も五月と九月と、二回にわたって合わせて一・五%と大幅に引き下げられました。 私は、預金者の立場に立って、今回の金利の引き下げに対する郵政省のとられた施策について意見を述べて、若干の質問をいたしたいと思いますが、二回に及ぶ預貯金金利の引き下げに当たって、郵政省の姿勢はこれまで余りにも安易ではなかったか、もっと慎重に対処すべきではなかったかと思うのです。 実は、私は、この五月とさらに九……
○青山委員 まず最初に総務長官にお尋ねいたします。 昭和五十二年中の交通事故の発生状況は、資料によりますと、交通事故の死者数は九千人を下回って八千九百四十五人、前年に比較しますと七百八十九人、八・一%の減少ということであります。特に死者数は、年間減少目標であった五%を大幅に上回って、昭和三十三年以来十九年ぶりに九千人を下回ったということでございます。大変な御苦労があったと思うのです。自動車台数が年々増加しております。これは国民の需要、要求、こういう意味ではやむを得ない状況の中で、事故の絶対数を減らすということは容易なことではないと思うのですが、これが減少してきた理由をどのように受けとめておら……
○青山委員 私は、国家公安委員長にまずお尋ねをいたしたいと思います。 成田空港はこの三月三十日、いろいろと欠陥空港と批判、中傷はされてまいりましたが、一応開港する予定でありました。それが去る三月二十六日、管制塔に侵入した数人の過激派ゲリラによって、空港の心臓部ともいえる管制室が無残にも破壊されました。そのために開港日が五月二十日に延期されることになってまいりました。あれほどの体制をとって警備してきたにもかかわらず、すきをつかれて、しかも心臓部といわれる管制室があのように破壊をされてきてしまった。一つの国がこれほどの醜態を全世界にさらけ出してきた例は他にないのではないかと私は思うのです。 成……
○青山委員 私は道路整備についてまず若干御意見を申し上げて、建設大臣の所信表明に対する質問をさせていただきたいと思います。 わが国の道路は経済的な豊かさを求めていく中で急速に整備されてまいりました。農村地帯を一躍工業地帯に変貌させるほど大きな開発効果をもたらしてきたわけでありますが、しかしこのような急速な道路整備時代というものがいま若干転換期を迎えているのではないかと私は心配をするものです。すなわち、好むと好まざるとにかかわらず、世界的にエネルギー危機の時代を迎えております。したがって、わが国においても低成長時代を迎えて、かつてのような 急速に道路整備時代というものを進めてこられましたが、……
○青山委員 成田空港の開港かいよいよ差し迫ってきました。そこで、航空安全会議の議長さん、あとわずかの日数になってきましたが、開港までにいまの段階で決定的にどうしてもこの点だけは必要だ、この点だけの要望は聞いてくれなければ困る、こういう開港に当たって決定的に必要な条件がありますか。
【次の発言】 議長さん、ただ、少し抽象的な面があるわけなんですね。人命の安全といってもなかなか具体性に欠けるわけで、したがって、この四点が十分確保されなければ開港にはわれわれとしては応じることができないということなのか。この四点については十分配慮してくれ、そういう範囲の要望なんでしょうか。いかがでしょう。
○青山委員 大変出席率がいいようですが、お時間をいただきましたので質問をさせていただきます。 自賠責保険の限度額が来月から引き上げられるようです。私は、被害者救済の立場に立って、大変いいことだというふうに受けとめております。 しかし、十分に被害者を救済していく上では、何といっても、任意保険の果たす役割りが非常に大きい。その意味では、当委員会におきまして、任意保険の普及向上についてはたびたび論議されてきました。にもかかわらず、五一%という普及率、およそ半分にとどまっているところです。 しかし、従来から、どちらかというと見逃されがちであった農協組合員に対する農協共済あるいは教職員対象の日教済……
○青山委員 私は、難視聴解消対策について、都市の受信障害と辺地の難視対策についてお尋ねをいたしたいと思います。
まず、辺地の難視対策についてでありますが、テレビの難視聴解消については、当委員会におきましても常に強い関心を示してまいりましたし、毎年度の附帯決議において解消対策の効率的な推進を要望してきたところであります。
そこで、まずNHKについて、現在の難視聴地域の状況また難視聴世帯の数及び解消対策についてはどのようになっておりますか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 五十三年度におきましても、五十二年度に引き続きまして中継局二百地区、さらに共同受信施設九百施設を建設して、たしか五十三年……
○青山委員 早速質問をさせていただきます。
通信行政を担当しておられる郵政大臣は、あらゆる通信手段の中で郵便の果たす役割りについてどのような位置づけでとらえられておられるのか、また、郵便事業の将来展望についてどのようにお考えになっておられるのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 全体の通信手段の中では、たとえば電話あるいは電報の分野が――電報の分野はそれほどでもないのですが、電話の分野が広がっておりますから、郵便物数は全体の中では少なくなってきているかもしれませんが、物数そのものでは徐々にふえてきておりますね。
そこで、将来展望調査会では、物数については安定的に三%ぐらいは伸びていくと……
○青山委員 私は、今回提出されました法律案について御質問いたします。
今回提出されております法律案の目的は、昨日来からの質疑を通して、郵政大臣、簡易保険局長の答弁にありますように、簡保加入者の利益の増進にあるということは明らかでありまして、私もこれは一つの前進だというふうに評価をいたしております。
まず、お尋ねいたしたいのは、簡保の積立金運用法と資金運用部資金法を今回の提出案のように一本の形で法律案として改正されようとするのは、その意図は何でありますか。
【次の発言】 運用の効率化と利回りの向上という意図でありますが、郵政大臣にお尋ねいたしますが、簡保資金の運用利回りの向上についての基本的……
○青山委員 私は、昨年五月以来の郵便貯金の金利引き下げをずっと見てまいりまして、零細な国民の貯蓄が庶民の財産形成に役立ってきた過去の経緯にかんがみると、国家の経済政策、国家の財政の中で大きな影響を受けて、その庶民の財産が削られつつきたことは大変残念だと思っているわけです。本来の郵便貯金の目的というものがいま大分変わってきているのかどうかとさえ考えさせられるわけです。ところが、考えてみても、国の福祉政策そのものがまだまだ不十分でありますし、国民大衆は生活を守るために貯金をしていかなければならない。むしろそういう弱みにつけ込んでといいますか、そこまで言ってしまってはいけないかもしれませんが、国の法……
○青山委員 運輸省では過日重度の後遺症障害者の実態調査をなされました。その結果が出されておるのですが、その対策としていよいよ来年度から予算でその対策に乗り出される。こういうふうに聞いておるのですが、その概要を説明していただけませんか。
【次の発言】 この重度の後遺症障害者に対する対策に乗り出されるということ、私は一つの前進だと思って評価していきたいと思います。ただ問題は、一体これで全体のどれくらいが救われるのかという問題にやがてなってきますので、個々の問題についてはもう少し内容が明らかになってさましたら、私、改めて触れていきたいと思うのです。
この報告を見ますと大変悲惨な状況ですね。生活面で……
○青山委員 私は、郵便事業の収支関係について若干お尋ねをいたしたいと思います。
昭和五十三年度の郵政事業特別会計予算で、このたび補正減となってまいりましたが、その理由についてまずお尋ねをいたします。
【次の発言】 補正減後の郵便事業の収支はどうなってまいりますか。
【次の発言】 ことしは二百五十一億円の赤字で、五十一年度と五十二年度では黒字決算となっておりますが、これはバランスがとれておったというべきでしょうか。そうなっておった理由は一体何ですか。
【次の発言】 退職手当の減額が相当あったということですが、これはどういうことでしょうか。
それから、合理化による減額というのはどういうことでし……
○青山委員 私は、これからいよいよ年末の繁忙期を迎えての郵便事業運営上の問題点について若干御質問させていただきます。
全逓がいま年末闘争に入っていくわけですが、郵政当局としてはこの闘争の内容をどのように理解をして受けとめておられるのか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 ちまたでは、年末になると郵便物が滞る、郵政事業、特に郵便事業は混乱に陥るということで長年問題になってきているわけです。
そこで、私は国民の一人として申しますと、こういう問題は労使の問題だけではなくて、郵政省内部でもいろいろの受けとめ方があるわけで、後でその点について触れていきたいと思うのですが、いま問題になってきておる……
○青山委員 きょうは公安委員長が来ておられませんので、警察庁の方に御答弁を求めなければならないと思います。 公安委員長は、所信表明の中で次のように言っておられるわけです。「運転免許保有者数や自動車保有台数の著しい増加によって、いまや国民皆免許時代、大量交通時代を迎えており、それにふさわしい道路交通秩序を確立することが重要な課題となっております。」こう述べておられますが、毎年の免許人口の伸びが二百万人、ことしの五月には四千万人を突破すると言われているわけです。昨年の例で見てまいりますと、全国民の二・二人に一人が免許を持っている、こういうことなんですが、子供あるいは老人、この年代を除きますと、運……
○青山委員 きょうは、国会へ来る途中大変交通渋帯をしましたが、きょうからまた交通ゼネスト、ちょっとニュースを聞きますと、午後には解決したところもあると聞いておりますが、相当な交通混雑から、交通安全の面で憂慮すべき事態が出ているのではないかと思います。
まず、その辺の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 つい先ほど聞きましたら、鎌倉から国会へ来るのに四時間かかったというのです。こういう交通混雑の状態から事故がどうしても起きるのではないか、交通安全の面で大変心配をしております。
加えて、国鉄総武線津田沼駅構内の電車区で、成田空港反対闘争の支援をめぐって動労の内ゲバが起こりました。この影響……
○青山委員 昭和四十五年に交通事故死者数が一万六千七百六十五名、過去最高でありました。翌年四十六年から昭和五十五年まで、この十年間に死者数をおよそ半分以下にしたい、こういう目標を立てられて今日まで努力をしてこられたわけですが、八年間については、現実的に死者数を連続して減少することができたことはきわめて大きな成果だと私は評価しております。昨年、五十三年度ですか、死者数が八千七百八十三人、対前年度比百六十二名の減、一・八%減少、こういうことですが、ただ問題は、最近になって死者数の減少幅が減っている。したがって、現在の時点で、過去にさかのぼって増加をするという見通しは立てたくない。けれども、しかし、……
○青山委員 去る五月二十五日、アメリカ、シカゴのオヘア空港においてDC10の墜落事故がありました。原因はいろいろ言われているようでありますが、あの事故の真相をつかんでおられますか。おられたらひとつ御説明いただきたい。それから、その原因について現在集めておられる情報を御説明いただければ、していただきたい。まずお尋ねします。
【次の発言】 いま御説明がございましたように、最初の改善命令が出された途中で新たな原因が出てきた、原因らしきものがあらわれてきた。そこで再び改善命令が出されている、こういうことで最初の改善命令を聞いて対策をした。したがって、それでもう安全だというふうには利用者はとれない。した……
○青山委員 最初に郵政大臣に御見解をお尋ねしますが、つい先日、両国高校三年生の女子学生が、推薦入学試験を受けた結果、合格通知が着かなかったということで、悲観をして自殺をされた報道がなされておったわけですが、私はこの事件、大変痛ましい事件だと思う。調べてみますと、本人は当日かぜを引いて熱があったから不合格であったのじゃないか、そして発表の日になってもまだ合格通知が来ない、したがって悲観をされたようであります。ところが、調べてみれば優秀な成績で合格をしておった。そして学校の方も、いま郵便物が滞貨しておるので速達郵便を一日早く出しておったにもかかわらず、おくれて着いた。結果は、痛ましくも女子高校生の……
○青山委員 大臣も就任されてすでに二月が過ぎておりますから、もう大臣にお尋ねしてもいいと思うのですが、考えてみますと、昨年十二月就任早々反マル生闘争なる紛争が起きましてずいぶん驚かれたでありましょうし、苦慮してこられたと思うのです。その間の御苦労を想像しますと大変だったんであろうと私も思うのです。そこで、今日この紛争を振り返ってみまして、大臣はどのような所見をお持ちなのか、率直に伺っていきたいと私は思います。 いま一つは、現状に対する認識をいまどのようにお持ちなのか、現在紛争がどのような形で進められておるのか、それから大ざっぱに今後の見通しについてまずお伺いをし、以後個々の問題についてお尋ね……
○青山委員 若干前の質問と重なるかもしれませんが、渡辺委員も久保委員も触れておられましたが、午前中にはNHKの昭和五十四年度収支予算について説明を受けました。私一つ心配するのは、事業収入の伸びが前年に比べてわずか二%程度、それに比較して事業支出の伸びが七%を超えている。このアンバランスが昭和五十四年度だけで済めばいいわけですけれども、どうも見てみますと、新規の受信契約が伸びていかない。したがって、五十四年度、五十五年度、五十六年度、五十七年度にわたってNHKの収支の見通しを立ててみると、どうしてもそこには七%から九%くらいの構造的とも言える赤字が続いてくるのではないか。恐らく私は、じゃこの赤字……
○青山委員 総理、御苦労さまです。 日米間の貿易不均衡を是正して両国間の経済的摩擦を解消するために、政府系機関の資材調達の門戸開放を進めることについては、私も大局的に見てきたつもりであります。そこで、電電公社の資材調達についてはある程度の開放があるかもしれないと見てきました。ただしかし、アメリカ側からこの問題が提起されてから現在までの政府の対応を見てまいりますと、アメリカ側が意図しておるその内容について読み違いがあったり、あるいは開放額を小出しに積み増すような交渉態度によって、かえってアメリカに押しまくられてしまったのではないか、結果的には通信機器本体まで開放せざるを得ないような事態を招いて……
○青山委員 昨日来の質問の中にもすでに取り上げられた部分もありますし、若干やえる点があるかと思いますが、その辺はまず御了解いただきたいと思います。 わが国においては、昭和四十八年以来通信衛星、放送衛星の開発を国家の事業として進めてこられたわけですが、すでに実験用の通信衛星CS、放送衛星BSが順調な実験段階を迎えている、こういう実験の成果を踏まえていよいよ実用の段階を迎えよう、こういうことであろうと思います。これらがいよいよ実用化されてまいりますと国民生活に資する面がきわめて大きい、こういう期待を私どもも持ちながら若干の質問をさせていただきたいと思います。 現在実用の通信衛星、放送衛星につい……
○青山委員 郵便貯金法の一部改正並びに郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部改正案について質問をさせていただき、その後若干関連の質問をさせていただきたいと思います。
まず最初に、郵便貯金法の一部改正案についてでありますが、郵便貯金の、預金者貸し付けの限度額を上げていこう、基本的には私もこれは前向きでいいと思うのです。ただ、最初にお尋ねしておきたいのは、ちょうど一年前三十万円から五十万円に貸付限度額が上げられてわずか一年間で今度は七十万、その考え方の根拠についてまずお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 これは、昨年の十月行われました郵便貯金婦人モニターアンケート調査結……
○青山委員 今回の電波法の改正の理由の一つには、千九百七十四年の海上における人命の安全のための国際条約の発効に備えてということになっております。この国際条約は一体どのような内容のものか、それから、この条約の発効というのはどのように見通しを立てておられるのか、日本はこの条約に対して批准をしていく見通しについてはどうか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 日本は商船の保有量が非常に多く、全世界の商船船腹量のおよそ一割、一〇%近くを占めている。こういうことになりますと、わが日本という国はいわゆる海運国である。その海運国日本が船舶の安全を図るという立場に立ってきますと、いまだ批准していないというの……
○青山分科員 お許しをいただきましたので、順次御見解を伺いながら御回答をいただきたいと思います。 御承知かもしれませんが、愛知県の瀬戸市、瀬戸物の町として知られております瀬戸市は、古い歴史と伝統のある町、そういう意味で住民は町に対して誇りを持っているわけでありますが、しかし、私どもの生活環境というものは、きわめて悪い状況にあるわけです。その幾つかの原因があるわけでありますので、順を追ってお尋ねをしながら、御見解をひとつぜひ聞かしていただきたい。 瀬戸市というのは瀬戸物の町でありますから、陶器の原材料であります陶土を発掘しながら、その発掘した土によって陶器をつくり、そして町を栄えさしてきた、……
○青山委員 冒頭に国家公安委員長にちょっとお尋ねします。
きのう、きょうと交通ゼネストが行われておりますが、それによって国民の足が奪われまして、安全な交通という意味では非常に危険な状態にさらされているという点で私は大変憂慮しております。お手元に資料が出ておりますかどうか、きのう、きょうの交通ゼネストによって交通事故はどのように出ておりますか、まずお尋ねをいたします。
【次の発言】 交通ゼネストによって昨日、十八名のとうとい国民の生命が奪われております。大体この交通ゼネストそのものが法律を破った違法なストライキの部分が強い。そういう意味では、そういう法律を犯した違法なストライキによってとうとい……
○青山分科員 それでは、早速質問に入らせていただきます。 名古屋市の環状道路としての役割りを果たしてきましたのが、名古屋市の東南部周辺市町村を結んでおります主要地方道瀬戸大府東海線であります。名古屋市を中心に放射状にそれぞれ市町村を結んできた道路はかなり整備が進んできております。したがって、一たん名古屋市に入ってそれから周辺市町村へ行くという屈折した形でいままで名古屋市と周辺市町村が結ばれておった、そういう状況なんです。そこで、現実には周辺市町村を結んでまいりました唯一の瀬戸大府東海線、これが近隣市町村に果たしてきた役割り、また経済効率は非常に高いものがあります。そして、名古屋市の東部、南部……
○青山分科員 最初に、境川水系改修促進についてお尋ねをいたします。 もうすでに御承知のとおり、境川は昭和四十七年七月の豪雨及び昭和五十一年九月の台風十七号で多大な被害をもたらしました。また最近の大幅な上流における工場群の新設並びに住宅地開発の増大、さらには圃場整備事業の進展で、わずかな降雨でも鉄砲水になる状態であります。 境川は衣浦湾頭の感潮河川でありながら、昭和初期に一時、改修が施行されたのみで、その後、流下堆積した土砂で河川断面は次第に狭められております。このため危険水位を超えて決壊寸前という状態でありますので、降雨時における流出量の増大の対処と地域の安全確保のために今後の抜本的な大改修……
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