このページでは中西績介衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○中西(績)委員 先ほどからの岡田同僚委員からの質問の中でも出ておりましたけれども、労働者の賃金が非常に安い、就労時間は非常に長い、そういう条件の中でも現在なおトン当たり九百円を超える赤字になっておるという状況。それに対応して今回の場合、原料炭千円、一般炭五百円というマイナスの状況が出てきておるわけですから、こうなりますと果たして経営が可能かどうかということになれば、先ほど説明があっておりました、来年度予算に向けてのいろんな施策はある程度しておるといたしましても、これが可能かどうかということ、ここいらについて企業側なりあるいはこれを討論された方々の内容的なものを含めてさらに行政としてはどうなの……
○中西(績)委員 文部大臣の所信を先般の委員会でお聞きをしておりますと「教育改革の担当大臣として、」という文言があるわけでありますけれども、その中に「国民の期待に沿った教育改革の実現に全力を傾ける」という内容となっています。そのためには、大ざっぱに分けますと、一から六まで大体提起されておると思うのですけれども、時間的に十分ではございませんから、その問題につきまして数点にわたって質問をしたいと思います。 そこで、その質問をする前に、先般から大変な災害になっております伊豆大島、島民の皆さんには今大変な御苦労をおかけしておりますし、大変お気の毒に思っておるわけですけれども、その中でも児童生徒対策に……
○中西(績)委員 私は、先般教材費などについてやったわけでありますけれども、さきの質問の際の二、三の残っておる点についてお聞きをしておきたいと思います。 一つは、「児童数の減等のため、学校数又は学級数が減少したため」教材費の額が減額されたんだということを理由にしています。二つ目に、「こにれまでの努力で、教材整備が進んでいるので抑制したため」というのがある。それから「教材以外の設備の整備に重点をおいたため」、四つ目に「学校建設その他による財源不足のため」、そして五つ目に「その他」、こうなっています。 ところが、「児童数の減等のため、」云々というこの部分については、この前から言っておりますよう……
○中西(績)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである。 一 貯炭管理会社の迅速な発足を図り、その業務運営を適切かつ機動的に行い集中閉山を回避するとともに、この観点から需要の適切な確保に努めること。 一 石炭の長期的・安定的な需要を確保するため、利用技術の研究開発を引き続き強力に促進すること。 一 保安確保対策のより一層の充実強化を図ること。……
○中西(績)委員 時間が大変短いわけですから、簡単に質問を申し上げますので簡単にお答えをいただきたいと思います。 一つは、産炭地振興政策について指摘をしたいと思います。 労働省からいただいた資料によりますと、北海道、福岡、長崎、それとのかかわりでの各地域、特に福岡は、筑豊とのかかわりでいいますならば、北九州市の求人倍率等を見ますと最低の状況になってしまっている。こういう状況の中での産炭地対策であります。特に、先般から論議されておりましたように、四月七日に産炭地域振興審議会総合部会が開かれまして、二十三日には北海道地域部会、二十七日には九州地域部会が開かれています。ということになってまいりま……
○中西(績)委員 昭和六十二年度における私立学校教職員共済組合法の年金の額の改定の特例に関する法律案、今趣旨説明がございましたように、内容的には熟知した状況ではありませんけれども、今回の場合には提案されている中身が簡単でありますから、こうしたこととあわせまして、さきに審議された際には大きな改革でありましただけに、こうした条件を整えるためにも、私たちがつけてまいりました附帯決議などがたくさんございますから、こうした問題等につきまして質問させていただきたいと思います。 きのう急に決まったものですから、前回の百三国会におきまして私学共済年金制度改正案に対する附帯決議十六項目がついておりますが、この……
○中西(績)委員 高島から始まりまして、第八次政策推進によってその後三井砂川あるいは芦別、三池、三菱南大夕張など、挙げていきますとたくさんの炭鉱におきまして合理化が進められてまいりました。労働省の資料によりますと四千三百人を超える数になっておると言われております。今問題になりました真谷地まで含めると五千五百をはるかに超える数になる。ということになってまいりますと、この数については私たち雪崩現象としてとらえなくてはならぬのではないか、こう考えております。この点、労働省はどのように把握をしておられるのか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 今出ておる数を全体の数に比較してみますと、確かに……
○中西(績)委員 私は概算要求を中心にいたしまして質問を申し上げたいと思いますが、先般の強行採決に当たってとられた委員長と――委員長がいませんから大変残念ですが、委員長並びに文部大臣がしかもその現場における指揮をとるかのような発言をなさったということについて、私はあの際に注意を申し上げたはずですが、大変遺憾に思っております。今、自民党の委員の皆さんは文部省主導型で行っているというのをあのことがまさに示しているというように私は感じました。考えてまいりますと、あのときにも申し上げておきましたけれども、筑波大学法案で五十五時間、放送大学で二年半、六十三時間に上る論議をいたしてきたわけです。しかもこれ……
○中西(績)委員 先ほど同僚の中沢委員の方から質問のあっておりました問題について、引き続いてお聞きをしたいと思います。 まず、離職者対策の問題ですけれども、第八次政策で高島を含みまして離職者の総数が七千六百九十七名、求職者数が六千七百九十四名、ところが、ことしの三月現在で千九百三十五名就職をしておるという状況のようです。私が一番心配をいたしますのは、こうなってまいりますと、黒手帳を発給いたしましてそこで一定の期間食いつないでいくということはあり得ても、この一年あるいは二年の間の状況を見てみますと、企業側の約束なり努力が完全に果たされておるだろうかということを懸念するわけです。努力が不足をして……
○中西(績)委員 私は、まず最初に、今問題になっておりますアスベストの問題について、各省庁に来ていただいておりますので、これを先に論議いたしまして片づけたいと思います。
このアスベスト問題で調査結果が出ておりますが、大学を初めとして小中学校、いろいろありますけれども、今東大の駒場第三体育館が問題になっておりますだけに、調査が的確になされたかどうかということを私は大変危惧をいたしております。したがって、全国の国立大学九十六校を云々ということでやっておりますけれども、この数字は正確ですか。六十二年六月、この分についてはどうなんですか。
【次の発言】 そうしますと、吹きつけ部分についてはそうしてや……
○中西(績)委員 義務教育諸学校施設費国庫負担法、これは昭和四十八年から児童生徒の急増地施設の整備に当たって二分の一の補助を三分の二に引き上げるということになったわけでありますけれども、途中で国の負担割合の変更などがあったわけであります。その面積は十五年間で二千五百四十五万二千平方メートルに上っておるわけでありますけれども、予算の面では総額どれだけこれに注ぎ込んだか、明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 ということになりますと、この十五年間、国が一兆五千億を超える負担をするという状況が出てきたわけでありますけれども、残念ながら六十年度三分の二の補助率を十分の六に切り下げ、さらに六……
○中西(績)委員 私学共済短期経理について、まず質問を申し上げたいと思います。 短期経理を見ますと、医療給付の割合が年々減少して、六十一年六六%、六十二年は六三%になっており、四十五年に九二%あったものと比べますと三分の二程度に落ち込んでおります。しかし、六十一年老人保健拠出金の加入者按分率の改定によって八〇%・二カ月、その結果は二億七千万円増加になり、これがそのまま六十一年度は単年度の不足金になっておるわけです。六十二年は九〇%、これは六十二年度から六十四年度までになるわけでありますが、十二カ月按分率になるわけですから三〇・六%の増になり四十四億四千万円、収入増が四十三億一千万円ですから、……
○中西(績)委員 私は、福岡県の苅田町住民税業務上横領事件についてただしておきたいと思います。 と申しますのは、ここ五年間のトータルを見ますと市町村長検挙が増加傾向にある。この事件は、自治省の調査によっても前代未聞だし、全く前例がないという極めて悪質な問題でありますだけに、こうした問題が地方で起こるといたしますと地方自治が崩壊をしかねないという状況をも私たちは想定せざるを得ないわけでありますが、この十年間で二億円以上と言われ、しかも告発された五年間だけでも、五十六年から六十年、一億二千九百万円の住民税が別途銀行口座に納入させられ、それが勝手に使われておったという状況があるわけであります。その……
○中西(績)委員 私は、今問題になっております留学生の問題について、大蔵大臣あるいは文部大臣さらに外務大臣など、重要な点のみについて質問を申し上げたいと思います。
まず第一に、日本の対外援助、特にODAについて見ますと、六十三年度予算では一般会計で六・五%の伸びで七千十億円、予算総額にしますと一兆五千億を超えるわけでありますけれども、このように増額されて、世界第二位だと言われる状況にまでなっています。
そこでお聞きいたしますけれども、何を目的とし、何びとのための援助であるかということを外務大臣にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 優等生的な答弁でありましたけれども、ということであれば、……
○中西(績)委員 私は、定時制の今回の扱いについて、二点、法の改正をいたしておるようでありますけれども、それぞれについて先に具体的にお聞きをして、後、高校教育をめぐる問題、これとの関連の中でこれをどう位置づけていくかということでお聞きをしたいと思います。 まずは四十五条の二の関係につきましてお答えいただきたいと思います。 一つは、何と申しましても技能連携が既に二十五年前にさかのぼって行われ始めまして、多くの問題が出てきておると思いますけれども、この技能連携を取り入れるに当たっての目的なり当時言われてきた事柄、そしてさらにこのことの重要性、いろいろあると思いますけれども、まずこの点についてお……
○中西(績)委員 私は時間が大変制限されておりますので、二、三の点について質問を申し上げたいと存じます。 一つは、リクルート問題です。このリクルートにかかわる江副氏と文教行政とのかかわり、いろいろあると思うのですが、この点について一つずつ確認をしていきたいと思っておりますので、簡単にお答えいただきたいと思います。 一つは、リクルートというこの言葉が新卒学生の求職の代名詞になるほど「リクルートブック」というのは就職戦線に食い込んでおるわけでありますけれども、文部省はこうした問題についての指導はどのように行っていったのか、この点まずお聞かせください。
○中西(績)委員 先般から多くの皆さんからいろいろな質疑がなされまして、内容的には相当明らかになっておりますけれども、それを整理するつもりもございまして、できるだけ避けたいつもりですが重複もあるかと思いますが、お許しをいただいて質問を申し上げたいと存じます。 まず、戦後教育改革における教育職員免許法制定の位置づけについてちょっとお伺いをしたいと思います。 特に教育職員免許法制定の位置づけにつきましては、この免許法というのは、戦後教育改革におきまして、六・三制の発足と大学における教員養成という新たな教育制度に伴って、教育職員の資質についての資格を公証する基準を定める法律として制定されたものと……
○中西(績)委員 私は、所信に対する一般質問を申し上げたいと存じます。そこで、時間が制約をされておりますから簡単にお答えをいただきたいと思っています。 本年度予算について詳細な論議がなされないまま今国会を終わろうとしておりますので、大変残念なんですけれども、この上に立って来年度予算はどうするかということを考えなくちやならぬわけでありますけれども、そこまで至っておりません。しかし日時はどんどん進んでいくわけですから、八月末には概算要求をまとめなければならないという状況が出ています。ということになってまいりますと、基本的な論議はこれからだと思いますけれども、二、三の点についてお聞きしたいと思って……
○中西(績)委員 午前中に引き続きまして、私は、第八次政策はこれからどうなっていくかについてお尋ねをしたいと思います。 八次政策の結果は、もう私が申し上げるまでもなく、かつて三山、そして今また改めて幌内、そして三池の縮小、さらにまた新聞等でも報道されておりますように、南大夕張の閉山等が取りざたされておるわけであります。 こうなってまいりますと、特に私は三池を中心にしてお聞きしたいと思うわけでありますけれども、三池で働く従業員を初め、地域周辺の関係者並びに自治体等、大変不安定な状況に置かれておるわけであります。そこで、三池炭鉱は将来どうなるだろうかということを多くの皆さんは大変心配なさってお……
○中西(績)委員 八月末に概算要求が決定されまして、石橋文部大臣が初めて政策的なものを具体化した内容をそこに示したと私は思っております。本来ならこの委員会でこの前のような簡単なあいさつでなしにもう少し実のあるあいさつをいただきたかったのですけれども、失礼ですが内容は余りないごあいさつであったために、あえて概算要求あるいは白書を通じて大臣の所信なり政策的なものを感じるわけでありますから、この点について質問を申し上げたいと存じます。 私は、従来からずっと文部省予算がシーリング枠の中でしか組めないという最も厳しい条件の中で予算編成をしておるということを大変残念に思っています。したがって、そうした予……
○中西(績)委員 午前中から有島さん、さらに今馬場さんと、いろいろ討論を聞いておりまして、ぜひこの分だけは積極的に取り上げてほしいと思う分がございますので、補足をさせていただきたいと存じます。 それは、先ほどから運営体制の問題につきましていろいろ言われておりましたけれども、常勤の理事が一人であるということがいろいろな視点から問題になっておりました。この分については、五十九年の五月十日、参議院における田沢さんの質問に対しまして、当時の政府委員阿部さんと森文部大臣が答弁をしておりまして、ずっと進んだ回答をしておるのですね。これを見ますと、五万人程度で発足したものが今三十八万人にもなっておるわけで……
○中西(績)委員 教員免許法一部改正に対しまして論議をするに当たって、私は、この問題はただ単に免許法の改正という矮小化されたものでなしに、大きく教育全般にわたるものとしてとらえてみたいと思います。
特にそうした意味で、私、時間制限されておりますから簡単にお答えを願いたいと思うのですけれども、まず第一に、きょうも馬場委員のときにお答えいただいておりましたけれども、学習指導要領が試案として明記をされたこの意味、ここをもう一回、私、大臣よりもむしろ局長にただしておきたいと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 ですから、さっきもちょっと問題になりましたように、試案ということの意味、なぜ試案なのか……
○中西(績)委員 時間の関係がございまして大変短うございますから十分な質問はできないかと思いますけれども、まず第一は、今回の社会科を分離をするというこのことに当たって、歴史的なものを重視をするというこうした中から、教育現場における論議だとかあるいはいろいろな教育学会における論議だとか、こういうことが無視されたような傾向があると私はいろいろな資料を見まして理解をいたしておるところです。 そこで、どのような理由からこのように急速に分離していったのか、この点がどうしても納得できないわけであります。このまま推移されるといたしますと、現場における教師などというものの主張などは全く不在になるし、あるいは……
○中西(績)委員 昨日の社会労働委員会において厚生年金給付改善について修正が行われました。その結果、本会議で修正を含め可決をされたわけでありますけれども、特に修正を含んで私学共済年金との関係のある事項、この点はどういう内容があったのかを明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 今説明のありました中に、特に昨日のこの修正の中で大きな問題になっておりました点、制度間調整が一つあるわけですね。
この私学共済の拠出金が当初三十億円と言われておりましたけれども、これが昨日の修正では二十四億円になっておると思います。そこで、この三十億円の算出の基礎と、この二十四億円になったのはなぜなのか、この……
○中西(績)分科員 私は、昨年地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律、短縮いたしますと地対財特法と私たちは呼んでいますけれども、この施行によって、高校生あるいは大学生の奨学金問題とあわせましていろいろ問題が出ておりますだけに、質問をしたいと思います。 その前に一つ大臣にお聞きしたいと思いますが、差別撤廃と人権確立のために国際的な基準づくりが打ち出されまして、その結果、国連だけでも世界人権宣言を具体化するために二十に上る差別撤廃と人権確立に向けての条約が採択をされております。ところが、日本は七条約だけしか批准をしておりません。大変残念です。特に、人種差別撤廃条約については百……
○中西(績)分科員 私は、先般の予算委員会総括質問の中でごくわずか触れさせていただいた問題で、私の選挙区内にあります福岡県苅田町の住民税横領事件について、もう少し内容的に深まった論議をしてみたいと思います。
そこで、自治省の政府委員おいでですか。――まず、この問題は町長の交代なしには不問に付された問題ではなかったかと私は推察いたします。自治制度始まって以来、このような事件はなかったのではないかと私は思いますが、この点、どのように理解しておられるのか、お答えください。
【次の発言】 私が聞いておりますのは、この告発状はお読みになりましたか。どうですか。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。