このページでは中西績介衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○中西績介君 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、ただいま御報告のありました三井三池炭鉱の閉山問題等について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 日本の石炭産業のシンボルであった三井石炭三池鉱業所は、三月三十日、一世紀以上続いた三池鉱の歴史を閉じることになりました。国のエネルギー政策転換とはいえ、残念でなりません。このことが今後のエネルギー政策に重要な問題を残すのではないかと懸念をいたしております。 三井三池炭鉱は、一八七三年官営となり、その後、一八八九年三井家の経営に移行、三井鉱山株式会社設立を経で、三井財閥はここ三池が発祥の地であり、戦後解体されましたが、現在の三井グルー……
○中西績介君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました中央省庁等改革基本法案につきまして、総理並びに関係大臣に質問いたします。 社会民主党は、分権、透明の視点を基本に、憲法の理念を生かした市民のための行政改革を強調してまいりました。明治以来の中央集権、官主導の行政から、地方分権、情報公開の徹底等により国民に開かれた、主権在民にふさわしい行政に転換することが何よりも求められています。社会民主党は、行政関与のあり方を徹底的に見直し、官民の役割分担を明確にすることが必要との立場から、与党行政改革協議会において本法案の準備作業にかかわってまいりました。 総理は、本法案を、国の権……
○中西績介君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、さきに行われた小渕総理の所信表明演説に対して質問を行います。 「もともと自民党に対しては、衆議院においても国民は過半数を与えておりません。そうである以上、野党に政権をゆだねるか、衆議院の解散・総選挙を断行し、国民の信を得た正統な政権に道を譲るのが憲政の常道であります。」「経済状況の深刻さから政治的空白は避けるべきだとの意見がありますが、選挙の洗礼も受けず、大胆な改革を行う意思もない政権の継続こそ政治の空白そのものであることを肝に銘ずべきであります。」これは、小沢一郎自由党党首がさきの臨時国会で行った代表質問の一節であります。 しかし、このよ……
○中西績介君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、国旗及び国歌に関する法律案について、小渕総理大臣並びに関係大臣に質問いたします。 まず、総理にお尋ねいたしますが、総理は、去る二月二十五日、参議院予算委員会において、現時点では政府として法制化は考えていないと言明されました。にもかかわらず、その後、見解が二転三転したあげく、現在このように法案が提出されているのはいかなることでありましょうか。全く理解ができません。そこで、総理、まず、当初法制化を考えなかった理由についてお答えいただきたい。 次いで、二月二十五日の時点においては法制化を考えていなかったものが、わずかの期間を経て法案提出するに至……
○中西(績)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの金田英行君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、鉢呂吉雄君が委員長に御当選になりました。
委員長鉢呂吉雄君に本席を譲ります。
○中西(績)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの茂木敏充君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、鉢呂吉雄君が委員長に御当選になりました。
委員長鉢呂吉雄君に本席を譲ります。
○中西(績)委員 私は、時間が三十分ですから一点に絞って質問を申し上げたいと存じます。 長野県小谷村の蒲原沢土石流災害について、労働安全面から質問をいたしたいと思います。そして、行政の皆さんにいろいろ御教示いただくと同時に、提言も申し上げたいと思っております。 その前に、不幸にも工事中、工事に携わっておられた十二名の方々、御遺族、あるいは行方不明の御遺族に対しまして、心からのお海やみを申し上げたいと思いますし、負傷された皆さんにお見舞いを申し上げたいと思います。 そこで、この事故発生と同時に、亀井建設大臣は直ちに現地へ赴き陣頭指揮をされました。その対応に対しましては敬意を表したいと思って……
○中西(績)委員 私は、制限された時間の中で、しかも多くの人が討論を経た後でございますので、大変制限された内容になってくるのですけれども、今いろいろ多くの皆さんから指摘もございましたけれども、この金融公庫の貸し出し、このことが戦後果たした役割等については評価しておるわけでありますけれども、今後どうするかという問題を迎えて、もう一度内容的に検証をしてみる必要があるんじゃないか、こういうことを考えまして、簡単に質問をしたいと思っています。 それで、大臣も申されましたけれども、一九五〇年に設立をされまして、国民に必要な資金融通などによりまして、国民の住生活の安定あるいは社会福祉の増進等に寄与をした……
○中西(績)委員 私は、午前中から随分の皆さん、同僚が質問を重ねてまいりましたので、大変狭い範囲での論議でございますので重なる分野もあるかと思いますけれども、できるだけ重複を避けながら確認をしていきたいと思っております。 まず問題は、今度のこの法律については、今まで都市計画法あるいは都市再開発法など法の整備が進められまして、事業はある程度努力をし進展をしてきたということについては認めますけれども、九五年、二年前の九月二十八日、総務庁が建設省に、都市再開発に関する行政監察の結果を報告をしております。 これで見ますと、建てかえ率は一・六%、特に東京、神奈川、大阪、愛知あるいは兵庫など五都府県を……
○中西(績)委員 時間が制限されておりますから、簡単に、二、三の点について質問を申し上げたいと思っております。
まず、基本的な問題に触れるわけでありますけれども、不動産特定共同事業法、これは平成六年六月二十九日に制定されまして、七年の四月一日から施行されてまいりましたが、この基本的な目的、この点をまず確認しておきたいと思うのですが、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 今お答えいただいた、まず平成七年に施行されたこの法律のつくられた一番基本的な問題は何であったかということをお答えください。
【次の発言】 そうしますと、やはりバブル、この時期にいろいろ多くの問題が派生をした、こうした……
○中西(績)委員 この治山治水緊急措置法は、昭和三十五年から、以来第八次五カ年計画まで、三十五年を超える長い間の政策として展開をしてまいったわけでありますけれども、やはり、日本の国土の特徴として、災害に最も脆弱であるということ、そのために多くの災害が発生をしておるという、こうしたことに対応するものとして設けられておるということは十分わかりますが、ただ、この間ずっと、精査してみますと、治山治水施設整備水準が依然としてやはり低いという、このことはだれしもが認めることであります。 私はまず、こうした点についての対策のための法律でありますので、賛成をする意味から、さらにこれを強めていく方策は何かない……
○中西(績)委員 現行の河川法につきましては、一九六四年に制定されて以来、河川行政の基礎になって現在に至っておると思います。その間、七二年、八七年、九一年、九五年と、時代の要請に従って改正を行ってきたようでありますが、近年の河川を取り巻く状況の変化が極めて激しいものですから本法の改正を提案していると思いますが、その特徴的内容、特にこの点についてお答えいただきたいと存じます。
【次の発言】 今お答えいただいた中で、昨年の六月に河川審議会から「二十一世紀の社会を展望した今後の河川整備の基本的方向について」という答申があり、さらにそれを受けて、昨年十二月四日に「社会経済の変化を踏まえた今後の河川制度……
○中西(績)委員 時間がずっと迫っておりますから、はしょってお聞きするかと思いますけれども、お許しをいただきたいと思います。
もう何回も皆さんにお答えはしておりましたけれども、本法案が出された経緯、背景ですね、大臣からお聞きしたい。
【次の発言】 これを提出されるに当たりまして、審議会なり、いろいろなところの意見をお聞きしたのではないかと思います。先ほども民間の意見もお聞きしたということを言っておられましたけれども、特に、ここ一年間の間に、規制緩和を含めて、経済審議会行動委員会、あるいは本年の二月十日の閣議決定、あるいは三月二十四日の建築審議会の答申、あるいは三月二十八日の閣議決定等、もう軒……
○中西(績)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの茂木敏充君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、鉢呂吉雄君が委員長に御当選になりました。
委員長鉢呂吉雄君に本席を譲ります。
○中西(績)委員 与えられた時間が十分ですから、大変短時間の中で確認をしていかなくてはなりませんけれども、先ほど私は予算分科会である程度論議してまいりましたので、残っている分野について質問を申し上げたいと存じます。
一つは、先ほど同僚の古賀委員の方から質問がありましたように、三池関係の鉱害問題について質問を申し上げたいと思います。
現状について、一つは年間補償費がどのようにされておるか、補償費というのか賠償金というのか、これについてお答えをいただきたいと存じます。
【次の発言】 そういたしますと、この三億円という金額で海底沈下による復旧なりあるいは対応がなせるものかどうか、この点についてお……
○中西(績)委員 限られた時間でございますし、多くの皆さんから質問がされておりますので、二、三の点について意見を求めると同時に、意見も差し挟ませていただこうと思っています。 両大臣並びに行政の皆さんの閉山問題に対する対応、特に企業に対する指導あるいは提言等、真摯なこの対応に対しましては敬意を表したいと思っています。 そこで、雇用問題についてでありますが、退職条件など労使間の交渉結果、これは両大臣の二回にわたる三井鉱山、石炭両社長に対する要請あるいは指導等もありまして、期待に近いもので妥結するに至ったということは大変よかったと思います。しかし、困難なのはこれからでございまして、雇用問題あるい……
○中西(績)委員 私は、時間が大変制限されておりますから、三井三池問題のみに絞ってきょうは質問を申し上げたいと思います。先ほど論議されたような将来的な問題等につきましては、これはまた改めて討論に参加をしたいと思っております。 そこで、私は、去る四月一日に本会議で、さらにまた四月十七日に当委員会で、この地域における再生をどう果たしていくかという、こうした基本的な計画等についてお伺いをいたしまして、極めて私たちが期待をする答弁をいただいておったわけであります。 特に、平成七年度、通商産業省の委託によりまして調査をいたしましたのが、結果的にこうしてまとめられたということで、内容を精査させていただ……
○中西(績)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの茂木敏充君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、大畠章宏君が委員長に御当選になりました。
委員長大畠章宏君に本席を譲ります。
○中西(績)委員 三十分という極めて限られた時間ですから、具体的な当面の問題についてお聞きをしたいと思います。 三井三池炭鉱が三月三十日に閉山してから九カ月近くになるわけでありますが、この間、佐藤前通産大臣あるいは岡野前労働大臣が中心になって産炭地域振興関係各省の取りまとめをしながら、十五省庁をまとめていろいろ対策を練ってきたようでございますけれども、この点に関しては敬意を表したいと思っています。 ただ、問題は、その中におきまして、いろいろ閉山に伴う関係省庁等の対策フォローアップというのが示されておりますけれども、その内容を精査いたしましても、まだまだ多くの問題が残っております。 そこで……
○中西(績)委員 私は、日本道路公団問題について今まで多くの同僚委員の皆さんが不祥事件について、それにまつわる改革等についていろいろ指摘をし論議をしてまいりましたので、別の角度から今後の日本道路公団のあり方等についてお聞きをしたいと思います。 行財政改革が取り上げられまして、資金運用部資金運用が四百兆を超える状況にまでなっておる。しかも、その中におきまして特殊法人関係八十一兆という、約二〇%に上る運用資金。これを考えますと、その中の日本道路公団がどの程度借入金をしておるかということが一つ問題になると思います。それで、八年度実績について、現状は幾らになっておるかお答えください。
○中西(績)委員 道路整備緊急措置法制定以来約四十年間緊急措置法として推移してまいりましたけれども、その間累計二百二十五兆円を超える膨大な財政投資をしてまいっております。しかし、日本の現状というのは社会資本整備のおくれは顕著でありますし、この道路整備を見ても、高速道路あるいは都市の道路面積割合を国際比較の面から見ましても、さらにまた県庁所在地までの時間、高度医療機関までの時間、走行台キロ当たり死者数の倍率、これも先進国と比較をすると倍率は倍近くになっておる。また渋滞状況、歩道の整備あるいは大気汚染の問題と騒音基準達成状況、道路災害の現状等をつぶさに検討をしてまいりますとまだまだ未達成あるいはお……
○中西(績)委員 遅くまで大変御苦労さまでございますが、いましばらく御辛抱いただきたいと思います。 今回の建築基準法の改正は、我が国の建築規制の体系を抜本的に見直すものであるが、改正する最大の原因は、簡単に申し上げますと、阪神・淡路大震災の結果、余りにも基準法が無視され、機能していなかったことがわかった、このことがまた大きな引き金にもなったと私は思うのです。これに加えまして、企業モラルの低下、災害復旧工事等でも手抜きが実際に行われておること等が判明をいたしました。こうしたこととあわせ、国際的な問題等もありますけれども、この反省からすると、先ほども論議されておりましたように、ユーザー、消費者保……
○中西(績)委員 大変多忙な中でこうして先生方においでいただきまして、御意見をお聞かせいただきました。拝聴いたしまして、今まで私たちが十分認識し得なかった点等がたくさんあったということを、今また改めて反省をいたしておるところです。 そこで、時間がございませんので、端的にお答えいただきたいと思いますが、この建築基準法改正問題というのは、これからの行政のあり方を、一定の方向性を決定づけるものになりはしないかということを私は感じるわけであります。今、欠陥住宅問題等が社会問題化され、そして、建築に当たって計画から許可までの間における、特に先ほどから言われておりました工事監理の重要性がますます問われる……
○中西(績)委員 日本道路公団は、現在借入金が残高二十兆円を超える状況になっておるし、公団の経営基盤強化が緊急の課題となっておると思いますが、高速道路事業以外で新事業を開発し収益の増加を求められておることもまた、私たち、これから後の課題としてあると思います。 その打開のために、平成九年八月に、総裁諮問機関の新事業開発委員会で、民間企業主体による三つの新事業を推進する意見書をまとめておられます。一方、平成九年十一月には、「二十一世紀を切りひらく緊急経済対策」を決定いたしまして、民間活力を活用した社会資本整備の一環として、高速道路空間等を活用することによる民間事業機会の創出を提起をいたしておりま……
○中西(績)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの山本幸三君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、赤松広隆君が委員長に御当選になりました。
委員長赤松広隆君に本席を譲ります。
○中西(績)委員 私は、十五分という限られた時間なものですから、重複する点等あるかと思いますけれども、別の視点から産炭地問題を中心にして質問を申し上げたいと思っています。 一点は、大牟田の三池炭鉱閉山後における状況はどうなっておるかということを私は大変心配をしておるわけでありますけれども、特に重視してまいりました閉山に伴う離職者対策の進捗状況がどうなっておるかということであります。就職率は幾らか、さらに、この三井鉱山並びに三井炭鉱関係の対策によって就職できた件数、何件あったのか、そして、この就職率の中における。パーセントは幾らかということをお答えいただきたいと思います。
○中西(績)委員 私は、概算要求、そしてその中で特に公共事業について、時間が大変制限されていますので、二、三の問題についてお聞きしたいと思っています。 特に、公共事業予算を見ますと、景気対策増額がなされまして、四六・七%増という従来にない増額をしておるという状況等があります。 ただ、私は、この際にもう一度確認をしておきたいと思うのですけれども、この九兆五百二十三億、災害四百五十一億を除いてこれだけの概算要求をしておるわけでありますけれども、絶えず問題になりますのは公共事業に対する批判であります。この点もう一度、投資するその経済効果なりこうした問題等について、建設省はどのように多くの国民の皆……
○中西(績)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの山本幸三君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、高木義明君が委員長に御当選になりました。
委員長高木義明君に本席を譲ります。
○中西(績)委員 昨年の三月閉山をいたしました三井三池炭鉱のその後の経過を一、二お聞きしたいと思います。
現状、大変な雇用情勢にあるわけでありますけれども、特に、新しいのを持ちませんが、六月の全国有効求人倍率〇・五一、さらに福岡で〇・四二。そして、これは七月になるのですけれども、大牟田の場合におきましては〇・三七、これはパートを除きますと〇・二七ということになっております。こういう状況の中で、先般お聞きしたところでは四五・六%の再就職を確保したと言っておりますけれども、現状いかになっておるかをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 さきの五月一日現在で四五・六%であったものが、今七百……
○中西(績)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの吉川貴盛君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、高木義明君が委員長に御当選になりました。
委員長高木義明君に本席を譲ります。
○中西(績)委員 国土行政に関する大臣の所信表明に対しまして、順を追って質問を申し上げたいと思います。
まず第一に、新しい全国総合開発計画である二十一世紀の国土のグランドデザインを効果的かつ着実に推進してまいりますとあります。このため、計画に掲げた四つの戦略を推進するための指針を本年夏前を目途に策定すると言われておりますけれども、現状はどうなっておるでしょうか。
【次の発言】 その計画、ずっと進んでまいりますが、その所信表明の後に、その際、公共施設やサービスの充実を促進するに当たり、いわゆるPFIなどにより民間の資金やノウハウを活用することは有意義であると考えていると書いてあります。
この……
○中西(績)委員 昨年五月二十九日に、奄美群島振興開発審議会から奄美群島の振興開発について意見具申が出されております。これによりますと、総合的な対策が必要だということを説き、特にまた平成十年三月閣議決定されました新全国総合開発計画、二十一世紀のグランドデザインの中に、沖縄との連携強化によりアジア太平洋地域における新たな位置づけを求め、亜熱帯気候等による特有の環境や我が国南端に位置される地理的特性を十分生かした振興計画を推進する、こういうことを受けて、今、沖縄振興開発計画との均衡を考慮いたしまして振興計画を樹立して、特別の措置を引き続き積極的に講ずるということになっておるようであります。これを受……
○中西(績)委員 この法案は、この時期に複数、四本の法律改正案を一本化して提案をしておるわけでありますけれども、その意図は、民間投資誘発、内需主導の景気回復を図るだけでなくて、本来市街地住民が願う良好な都市環境、すなわち防災、居住環境、交通、景観等、人間中心の都市再開発を促進して、都市の再構築を目指すためのものになっているかどうかが大変重要な課題であろうと思っています。
まず大臣に、そうした面で御自信があるのかどうか、所信をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私は、このことを聞くのは、大臣の提案理由の中に、先ほど申し上げたように、住民が願う良好な都市環境、防災、居住環境、交通、景観等、こ……
○中西(績)委員 時間も大変短いし、さらにまた、午前中からずっと同僚議員の討論の中でも多くの問題が出されておりますので、重複する部分もあると思いますが、基本的なものだけを取り上げまして、お聞きしたいと思います。 現行の海岸法については、災害によって被害があったときに海岸の防護をするための目的でつくられた法律でありますけれども、環境と利用が今度は加わるわけでありますから、従前、海岸法の適用されなかった国有海岸を一般公共海岸区域として管理することになるわけでありますけれども、今まで海岸の防護を主たる目的としていた海岸事業から、先ほどからありますように、調和のとれた海岸の管理が望まれるということが……
○中西(績)委員 十二時間を超える論議を経ての質問でございますから、問題はほとんど出尽くしたのではないかと思いますけれども、重複をする点もあるかと思いますけれども、わずか六十分でありますから、まとめて質問をしていきたいと思います。 日本住宅公団発足以来四十四年を経まして、百四十万戸を超える住宅、そして一万二千ヘクタールを超える宅地供給、百二十カ所を超える都市再開発事業を達成した現状でございますけれども、公団を取り巻く情勢の変化は大変なものがございまして、今その改革が迫られておるわけであります。 これにこたえて都市基盤整備公団法案の提案になったと思われますけれども、そのためには、この間におけ……
○中西(績)委員 この間に至る五党の皆さんの御努力に対して敬意を表したいと思います。 そこで、私は、前三者の皆さんからいろいろ御質疑いただきまして、確認すべき事項等については大体出尽くしたような状況でございますので、簡単に二、三の点について、重なる点もあるかと思いますけれども、お聞きしたいと思います。 まず一つは、第一条でございますけれども、「目的」の中に、先般のこの委員会における審議の過程の中におきましても、これから後の建設行政の大きなあり方として何としても忘れてはならないことは、社会資本をどのように組み立てていくかということと、もう一つはやはりそのことが国民に対するサービス、国民生活に……
○中西(績)委員 最後になりましたので重複する部分もあると思いますけれども、御容赦いただきたいと思います。
第一条の「目的」にありますように、「国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的」に作成される本法案については、まさに弱者救済、保護のため、遅きに失した感があるような気が私はします。住宅性能保証制度の普及率がフランスでは一〇〇%、イギリスでは九五%となっておるのに、法的制約あるいは保険制度等の歴史的経過がこれらの国々にはあることはわかりますけれども、なぜ我が国ではおくれたのか、その理由についてお答えください。
【次の発言】 今までの我が国のそうした関係者の良心的なものの……
○中西(績)委員 私は、時間が極めて限られておりますので、六月二十三日から七月三日までの梅雨前線豪雨災害の中で福岡市を中心とする災害と、六月二十七日の山陽新幹線トンネルあるいは高架橋事故などについて質問を申し上げたいと思います。 まず第一に、福岡市御笠川溢水による福岡市地下空間洪水被害、四省庁合同調査を七月七日に実施されたと聞いています。調査結果は七月末にまとまると聞いておりますけれども、現状いかになっておるかをお聞きしたいと思います。 特に、博多駅周辺の被害は想像を超えるものがあるが、なぜこのような結果になったのか。死者、地下における水死、あるいは都市機能の麻痺等いろいろあったわけであり……
○中西(績)委員 明治以来の中央集権あるいは官主導の行政から、地方分権、情報公開の徹底などによりまして、国民に開かれた、主権在民にふさわしい行政改革を私たちは主張してまいったつもりです。橋本内閣当時、与党の行政改革協議会に参画し、さまざまな与党確認を行い、国民のための行政改革に力を尽くしてきたつもりであります。その上で我が党は中央省庁等改革基本法案に賛成をいたしましたが、今回の関連法案にはさまざまな問題点が含まれております。したがって、十分な審議を尽くすべきであり、修正すべきはちゅうちょなく正していただきたいと私は思っています。 そこで、改革理念についてお伺いをしたいと思います。 中央省庁……
○中西(績)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの吉川貴盛君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、高木義明君が委員長に御当選になりました。
委員長高木義明君に本席を譲ります。
○中西(績)委員 朝からずっと論議が続けられまして、四名の方、長時間にわたっての回答をいただくこと、本当に感謝申し上げたいと思います。 先ほどからの論議をずっと聞いておりますと、大体出尽くしたような感じがしてなりませんけれども、私は、極めて単純にお聞きをしようと思っています。 それは、何と申しましても内外炭の価格差からくる問題として論議が中心的になされています。本来なら、私は、この問題は、短期あるいは長期的に石炭政策をどのようにやるべきかということが徹底して論議されて、国の施策なりあるいは私的企業の中でやられるべきかどうかについても本格的な論議がされなくてはなりませんけれども、その都度その……
○中西(績)委員 私は、両大臣の所信表明がございました、その中にもありましたけれども、石炭鉱業審議会あるいは産炭地域振興審議会、これの結論が八月に答申として出されるという中身になっているようでありますから、産炭地域振興審議会の論議の面を見てみましても、五回にわたって昨年六月から行われておるということを聞いています。 そして、その内容はいろいろございますけれども、これについて余り触れませんが、所期の目的を達成できずに依然として低迷している一部地域があるという、ところが、相当数の自治体におきましてはある程度回復しておる、こうした発言等もあるようでございますが、こうした状況の中でいよいよ確立的なも……
○中西(績)委員 参考人の皆さんには、大変お忙しい中にこうして貴重な御意見をお聞かせいただくこと、本当にありがたく、感謝を申し上げたいと思います。 時間が制限されておりますことと、重複することが非常に多くございますので、限られた質問になりますけれども、お許しをいただきたいと存じます。 まず第一点は、鉱害対策についてお聞きしたいと思います。 累積鉱害の解消問題でございますが、先般、十三日の石特でも質問をいたしましたところ、石炭部長あたりからの答弁では、十三年度中に解消できると答弁があっております。 現地福岡、あるいは山本町長などにおきましては、解消が本当にできるのかどうかの見通しなんです……
○中西(績)委員 私に与えられた時間、大変短うございますので、今回答申されました二つの答申案を見まして、極めて実務的に質問をさせていただきたいと思います。重複する部分もあると思いますけれども、この点はお許しをいただきたいと存じます。
まず労働省にお伺いしたいと思うのですけれども、今まで緊急就労事業というものがございました。これが終了いたしましてから以降、暫定措置をやっておるわけでありますけれども、この点で、平成十二年度末までということになっておりますが、最終的には何人になるんでしょう。
【次の発言】 そういたしますと、これとちょうど同じようなことが産炭地域開発就労事業でまた行われるということ……
○中西(績)委員 建設行政・国土行政の基本的指針というのを先般の大臣のあいさつの中で示されております。私は、これに沿って一、二の質問を申し上げたいと思います。 まず、ごあいさつの中の建設行政・国土行政の基本的指針で述べられておりますように、「その基本的使命は、総合的な国土計画に基づき、」云々からありまして、「豊かに花開く地域づくりを推進し、真に豊かな国民生活と活力ある経済社会を実現することにあります。」というように述べられています。この中で豊かにという言葉を使っておられるわけでありますけれども、豊かに花開く、あるいは真に豊かな、このような豊かさというものをどのようにイメージされておられるのか……
○中西(績)委員 私は、法務省の審議官おいでですか、法務省。平成七年六月に、法務省の民事局、さっき話がありましたように借地借家等に関する研究会を設置されまして、その後、借家制度に関して検討したようでありますけれども、平成九年十二月に「「借家制度等に関する論点」に対する意見の概要」がまとめられ、こうして発行されておるようであります。 これすべてを細かく精査することはできませんでしたけれども、今聞こえてくるいろいろな意見等をあわせ考えますと、正当事由制度を基本とする現行制度、これが導入されて随分久しいのですけれども、平成三年には借地借家制度の見直しをされたのですが、その後もこの正当事由制度を維持……
○中西(績)委員 福井参考人にお聞きをしたいと思います。 その前に、各参考人の皆さん、大変お忙しい中、こうして御意見を拝聴いたしまして勉強させていただきましたこと、ありがたくお礼を申し上げたいと存じます。 そこで、先ほどの論議の過程の中におきましても外国の例等が一、二出ておりましたので、一、二の点についてお聞きをしたいと思っています。 一つはドイツの例でありますけれども、先ほどのお答えの中では、一九六〇年に既存のものだけすべて新しい定期借家制度で規制をしたという言い方をされておったようでありますけれども、私たちが聞いておるところでは、この定期借家制度は、合意により切りかえを認めただけであ……
○中西(績)委員 社会民主党は、これまで長い間、先ほどの話に出ておりましたように、この種問題については四十年近く論議され、そしてようやく一つの方向性が出ようとしておるときにこうした論議がされること、私は大変残念に思っています。 というのは、政治に対する国民の不信というのはなぜあるのか、これを解消することが目的ではないかと私は思います。さらにまた、企業と政治家の不透明な関係が政治腐敗の基本的構造であるということも、こうした論議の起こるたびごとに確認されてきたはずであります。そして三つ目に、政官業の癒着構造を断ち切らないと、この種問題については到底解消することはできないということは、もう既にすべ……
○中西(績)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの吉川貴盛君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、土肥隆一君が委員長に御当選になりました。
委員長土肥隆一君に本席を譲ります。
○中西(績)委員 私は、先般建設行政の基本施策に関する所信表明並びに国土行政に関する所信表明、この大臣の見解をお聞きいたしまして、この中で述べられておる事柄について、解釈の仕方によってはまた大きな開きが出てくるものですから、この点について確認をする意味を含めてお聞きをしたいと思います。 まず、所信表明の中にありますように「建設行政の基本的使命」、このくだりの中に「真に豊かな国民生活と活力ある経済社会を実現することにあります。」と記述してありますけれども、「真に豊かな国民生活」、このことの、豊かさの基準と言ってはなんですけれども、この受け取り方によってそれぞれ私と大臣の場合に違いがあるんではな……
○中西(績)委員 私は、国土調査促進特別措置法、この件に関して二、三の質問を行いたいと思います。 この法律案につきましては、一九四九年、第五回国会で全国統一的土地調査促進決議がされまして、引き続き五一年に第十回国会で国土調査法なるものが制定されました。そして多くの矛盾が出てき、問題があるということで、一九六二年に国土調査促進特別措置法、この法律が作成されたと言われています。既に一九四九年から五十年を経過しておりますけれども、非常に調査はおくれておると言われています。 そこで、私は、特に促進特別措置法が作成されて以降、第一次から第四次までの調査目標計画とあわせ達成率、それぞれ項目がございます……
○中西(績)委員 本案は、多様化、高度化する国民のニーズの中でも持ち家重視の住宅政策上、平成十一年の九月の住宅審議会、住宅あるいは宅地部会の中間報告内容にこたえるものとして出されたということを理解できますけれども、大都市部の持ち家数、特に東京等の実情から考えましても、賃金格差が拡大しつつある中で、持ち家優遇政策には限度がありはしないかという感じがしてなりません。持ち家制度を柱とした住宅政策の検証が必要ではないかと私は思っています。 この点についてとあわせて、賃貸住宅居住者に対する施策の貧困さが、先ほどのお話にもございましたように、どう克服するかということが大変重要視されるようになってきておる……
○中西(績)委員 河川法第一条「目的」についてお聞きしたいと思います。
一九六四年、現行法が制定されて以来、一九七二年、第一回の改正がされまして、今回で六回にわたるわけでありますけれども、この第一条に、一九九七年、平成九年に目的を拡充するため「河川環境の整備と保全」が追加されましたけれども、なぜこのようなものが追加されてきたのか、この点についてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そういう経過があったわけでございますけれども、その中に、地域の意向を反映するための手続を整備したし、長期計画に学識経験者、地域住民の意思を反映することが明記されたと思いますけれども、この地域住民の意向という……
○中西(績)委員 大深度地下については、地主の所有権が及ぶことは認めつつも、道路、河川、鉄道、上下水道など公共性の高い事業について、原則として補償は不要としておるが、日本国憲法二十九条、民法二百六条、二百七条、あるいは土地収用法二条、三条などとそごを来さないのか、この点についてお答えいただき、調整はどのようにされておるのか明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 今お答えいただいたようなことでこれに取りかかったと思うんですけれども、大深度地下の利用については、一九八八年、昭和六十三年ですが、臨時行政改革推進審議会、地価等土地対策に関する答申以降、一九八九年、平成元年にかけて各省庁では……
○中西(績)委員 私は、出身の地元の問題で、二、三まず質問を申し上げたいと思っています。 産炭地域振興法ほか石炭関係法が平成十三年度末で失効するために、激変緩和措置を講ずるための法律が先般策定されました。このとき問題になりましたが、産炭地域振興のためのアクセスがいまだに完備されていないと指摘されましたが、この中に、国道二百号、二百一号、三百二十二号線があります。 私は、一九八一年、法律の十年延長のとき、三百二十二号線が当時の試算で三百七十億円かかるのに、特別措置をしたといって答弁をしておりますけれども三億円しかなかったわけでありますから、永久にこうした事業というのは進捗しないんではないか、……
○中西(績)委員 四名の参考人の皆さんには、大変御多忙のところ、こうして御出席いただき、御意見の開陳をいただきますことを、本当にありがたく、感謝を申し上げます。 そこで、私は、先ほどからの論議の過程の中で、私と同趣旨の質問等が出ておりますので、その問題について、一つずつ深めるなり、あるいは御意見をお聞かせいただきたいと思っております。 参考人の石田先生の御意見、特に基本的な問題等につきましては、私も同意見を持つものでございますけれども、そこで、先ほど答弁のございました吉田市長さんにこの点についてお聞かせいただきたいと思います。特に吉田市長さんは、お若いころからこの種問題にかかわり、そして今……
○中西(績)委員 先般の参考人、石田頼房氏の意見をお聞きいたしておりまして、いろいろ参考になるところがございましたが、三点についてお答えをいただきたいと思います。 今回改正は、一九六八年都市計画法、一九七〇年建築基準法制定以来、三十年来の抜本改正となると言われておりますけれども、このときにこそ、従来の計画とは異なった、狭い日本の国土開発を将来展望を持ってやるべきだと私は思います。そのためには、国土計画、地方計画、都市計画を連携し、都道府県全域あるいは農山村を含む地域全体の基本的な土地利用計画の方針を立てることが重要だろうと思います。 ところが、この法案では、都道府県都市計画マスタープランの……
○中西(績)委員 現在審議中の循環型社会形成推進基本法と本法の関係について説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 また環境基本法というのがございますけれども、これとのかかわり、関係についてお答えください。
【次の発言】 今二つのお答えをいただいたわけでありますけれども、個別廃棄物リサイクル関係諸法を着実に履行していきますと、資源の有効活用、適正処理は可能と思いますけれども、建設工事廃棄物に関して特別立法措置を必要とするのかどうか。
むしろ私は、今までの分について十分体制をとっていくことの方がこうした問題等についても十分対応できると考えるのですけれども、次々にそれぞれ各法的なものというこ……
○中西(績)委員 一八九七年砂防法、一九五八年地すべり等防止法、一九六九年急傾斜地災害防止法が制定されまして、土砂災害の危険性の高い箇所は、都市計画法、建築基準法で開発行為や建築行為に対する規制がなされてきました。 しかし、危険性の高い急傾斜地開発などの増加によって必要性に迫られたと思うが、これらの法律で何が不足し、対応できなかったのか、さらに、ハード対策とソフト対策があると思うが、現在までの基本的考え方に変更があるのか、そして、本法律案はなぜ提出されてきたのか、問題点がこの法律で解消できるだろうか、こういうようなところを一応まとめてお聞きしたいと思います。
○中西(績)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、地方整備局の設置に関し承認を求めるの件について、反対討論を行います。 社会民主党は、二十一世紀を目前として、明治以来の中央集権、官主導型のお上の行政から、主権在民にふさわしい、透明で公正な行政に組みかえていくところに今回の行政改革の目標があると考えています。そこで、橋本内閣の省庁再編においても、時代の要請である分権自治の推進と、業界擁護の不透明な規制の改革を踏まえて、中央政府の役割自体を見直した上でそれを遂行するにはどういう省庁体制がよいのかという姿勢で論議してまいりま……
○中西(績)委員 私は、十分な論議もされないまま比例定数二十削減をしたという今国会における大変残念な状況に立ち至り、しかもそのことは、参議院の審議等を考えてまいりますと、むしろ議会そのものを否定するというようなことをみずからがやるという、こういう現象が出たことを大変残念に思っています。 したがって、比例定数二十削減案、このことを通じて多くの問題がございますので、時間が許す限りそうした問題等についてお聞きをし、そして議員の皆さんと一緒に、今後このようなことにならないようにどうするかということを考えていきたいと思いますので、質問させていただきたいと存じます。 私は、こうした暴挙について、民主主……
○中西(績)委員 国会の土俵をつくるという民主主義の根幹である選挙制度の改正はあくまでも全党一致を原則として行うべきだということを従来から確認をしてきておったと思うのでありますけれども、これは極めて基本的な問題でありますので、提案者、五党の皆さんにそれぞれ御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私がこのことをお聞きいたしましたのは、先ほどお答えになりました、堀込さんの言われる定数改善等を含めて、小選挙区あるいは比例区ということを、原則を決め、やられたことについて三つの党が反対をした、そういう状況の中でこれを押し通したという前例が一つあるものですから、私は、この点をさらに確認をしておかな……
○中西(績)委員 私は、与えられた時間が十分ですので討論をする余裕がございません。今までずっと討論された内容もお聞きいたしました。したがって、私たちも、外国人も住民であるという立場で外国人住民の地方参政権に取り組んできたわけでありますけれども、今まで答弁なさったことも含めて、確認の意味で簡単にお聞きをいたしますので、お答えをいただければと思っています。 一つは、参政権反対論についてであります。 地方参政権付与につきましては、在日朝鮮人の多くを組織する朝鮮総連は、同胞の意に反する獲得運動であるとして反対の意をあらわしていますけれども、このことについてそれぞれ提案者はどのように受けとめておられ……
○中西(績)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの吉川貴盛君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、土肥隆一君が委員長に御当選になりました。
委員長土肥隆一君に本席を譲ります。
○中西(績)委員 私は、深谷通商産業大臣並びに牧野労働大臣の所信表明をお聞きいたしまして、この中で、二、三の点について、時間がございませんので、簡単にお聞きをしておきたいと思います。 まず、深谷大臣の方にお聞きをしますけれども、この中に、「昨年八月に石炭鉱業審議会及び産炭地域振興審議会において答申が取りまとめられたところであります。同答申において、現行政策の目標を達成し、本政策を円滑に完了し得るとされ、」とされています。「現行政策の目標」ということが問題になるわけでありまして、私たちが期待をするものと、この審議会の皆さん、あるいは審議していただくために持っておられる行政側の皆さんの現行政策目……
○中西(績)委員 本日、我が国石炭政策は、石炭鉱業の構造調整の完了等に伴う関係法律の整備等に関する法律案、このことを論議し、そして、いよいよ我が国石炭問題についての一応の方向性というものが出されようとしております。この間半世紀近くになりますけれども、私自身も一九七六年以来かかわってきた一人として感無量であります。 そこで、私自身の住居が筑豊であるということもございますので、これらにかかわる問題について、先般、通産大臣の方から法律案を提出された際にいろいろ趣旨説明がなされておりますので、これらにかかわって質問を申し上げたいと思っています。 先般の法律案提出理由の中に、「現行の石炭対策の期限で……
○中西(績)分科員 三井三池炭鉱が去る二月十七日、企業側から閉山の通告がなされました。 振り返ってみますと、この炭鉱というのは、一八七三年に官営で始まり、そして三井資本が一八八九年にこれを払い下げを受けて以来、今までの総生産量が約三億トン、こういうことになってまいりますと、これでの利潤が相当追求されたということをおわかりいただけると思っております。 なおかつ、ここ二十年間の三池炭鉱に対する国の補助金というのは八百八十四億円に上っています。しかも、御存じのとおり、一九六三年、昭和三十八年に三川鉱の炭じん爆発、死亡者四百五十八名、重傷者六百七十五名、今なお苦しんでおるという状況で、こういう犠牲……
○中西(績)委員 地方都市におきまして、近年、夜間の人口減少だとか、あるいは交通環境の悪化、モータリゼーションの進展、あるいは消費者の行動パターンの変化等、これに加えて、大店法の規制緩和等を背景に、大規模小売店舗の郊外展開の加速化などによる商業機能の空洞化が生じている、各地で中心市街地の衰退と空洞化が進行していることが指摘をされました。 それを受けて、平成九年六月の都市計画中央審議会答申の中に、社会経済の安定成長が基調となる今後におきましては、「市街地整備の重点を、新市街地の整備等から既成市街地の再生・再構築に移すことが必要である。」と主張しております。 ここらが、私は、本来ならば今度の法……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。