このページでは中西績介衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○中西績介君 ただいま議題となりました北方領土問題の解決促進に関する決議案につきまして、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党及び進歩民主連合を代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。 案文を朗読いたします。 北方領土問題の解決促進に関する決議案 この度のゴルバチョフ大統領の日本訪問を両国首脳間の直接対話の実現として歓迎するとともに、史上初のソ連邦元首の訪日が北方領土問題を解決し、日ソ関係の画期的な発展を実現するための突破口となることを強く期待する。 北方領土の返還実現は、日本全国民の長年の悲願であるにもかかわらず、戦後四十五年を経過した今日も……
○中西績介君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま議題となりました一九九三年度予算案に対して反対の討論を行います。(拍手) まず申し上げなければならないのは、今国会では、昨年に引き続き、東京佐川急便事件に関係する疑惑の徹底的な究明が求められているということであります。 今国会における予算委員会で、我々野党の一致した要求によって、竹下元総理と小沢一郎君の証人喚問が実現しましたが、疑惑はいまだに解明されるどころか、ますます深まっています。これで佐川問題の幕引きをするわけにはまいりません。 とりわけ問題なのは、自民党の派閥領袖で政権中枢にあった国会議員と暴力団との関係が取りざたさ……
○中西(績)委員 私は、この芸術文化振興基金を設置をいたしまして振興会なるものをつくり、そして国立劇場法改正をいたしましてこのような法律を策定するに当たって内容を検討さしていただきましたけれども、特に問題になる点についてのみ時間の関係から討論をしたいと思っています。 それでまず第一は、特殊法人国立劇場法を日本芸術文化振興会法、これに改めるに当たりまして、一番気になるのは、文部省の傘下にあります特殊法人のあり方、このことが指摘されなくてはならぬのではないかと思っています。 この国立劇場と日本芸術文化振興とをあわせた異質のものが一つの特殊法人となるわけでありますから、この点について、今まで文部……
○中西(績)委員 私は、先般本委員会で大臣所信表明八項目、文部省所管予算概要説明九項目について伺いましたが、短時間でありますけれども、予算委員会でもちょうど討論されておりますので、予算を中心にして質問を申し上げたいと思っております。 一口にしてこの予算を評価いたしますと、大臣所信表明十ページ、概要説明も同じように十一ページと相当膨大なものになっております。しかし、残念ながら私たちの主張が通らずに、四名の我が党質問ということになったわけです。したがって、それぞれこの中について十分全部に行き渡らないと思いますけれども、質問を申し上げたいと思っております。 そこで、予算をずっと概略見せていただき……
○中西(績)委員 私は、今まで同僚委員から相当の時間をかけてそれぞれの条項についてもあるいは問題点についても指摘があったわけでございますが、ただ先ほど沢藤委員からも指摘があっておりましたように、この法案についてはもう少し慎重にやるべきではないか、あるいはそれぞれの条件なりが整った段階で再度こうした問題についての論議をすべきではないか、こうした期待がある中で進められておるということは、大体ほとんどの皆さんがそのことを指摘をしたわけであります。 私もそうした意味では同じ立場に立ち、生涯学習そのものがわずか一日二日延びたからといってこれがどうだこうだという問題でもなし、あるいは施行時期が七月一日、……
○中西(績)委員 極めて制限された中の質問でございますので、簡潔にお答えをいただければと思っています。 一つは、文部省に当初体育研究施設というものがなかったということもございまして、私たち論議をいたしました国立競技場と日本学校健康会の統合に伴いまして法案が可決をされました。そしてその際に、この附帯決議として、体育・スポーツに関する研究、研修、情報提供などを一体的に行うための体育研究研修センター構想の具体化について所要の措置を講ずることということで、全会一致で、これは船田さん一番よく知っていると思いますけれども、確認をいたしました。 そこで、この国立の体育研究研修センター事業を行うということ……
○中西委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。 沖縄問題につきましては、第三次沖縄振興開発計画の策定を初め、基地問題等多くの課題が山積しております。 また、北方問題につきましては、この四月中旬のゴルバチョフ大統領の来日に対し国民の関心が高まっております。 世界的に米ソの緊張緩和の潮流の中で、私は担当委員長として、微力でございますが、皆様の御支援、御協力を賜りまして、円滑なる委員会の運営を行ってまいりたいと存じます。 何とぞよろしくお願いいたします。(拍手) 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、こ……
○中西委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めることとし、谷沖縄開発庁長官の所信に対する質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮里松正君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 午後一時再開することとし、この際、休憩をいたします。
午後零時二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。上原康助君。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 古堅実吉君。
【次の発言】 以上で、谷沖縄開発庁長官の所信に対する質疑は終了いたしました。
○中西委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 本日は、本件調査のため、参考人として財団法人日本国際フォーラム理事長伊藤憲一君、北海道大学教授木村汎君、安全保障問題研究会事務局長末次一郎君、青山学院大学教授寺谷弘壬君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 参考人の各位には、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。本件について、参考人各位には、それぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきますようお願いいたします。 次に、議事の順序について申し上げます……
○中西委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、北方領土問題の解決促進に関する件について決議をいたしたいと存じます。 本件に関しましては、各党間において御協議願っておりましたが、協議が調い、案文がまとまりました。 まず、案文を朗読いたします。 北方領土問題の解決促進に関する件(案) この度のゴルバチョフ大統領の日本訪問を両国首脳間の直接対話の実現として歓迎するとともに、史上初のソ連邦元首の訪日が北方領土問題を解決し、日ソ関係の画期的な発展を実現するための突破口となることを強く期待する。 北方領土の返還実現は、日本全国民……
○中西委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めることとし、中山外務大臣及び佐々木総務庁長官の所信に対する質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。武部勤君。
【次の発言】 北村直人君。
【次の発言】 五十嵐広三君。
【次の発言】 伊東秀子君。
【次の発言】 あと参議院の本会議があるものですから、時間を延長すると困るのです。
【次の発言】 玉城栄一君。
【次の発言】 古堅実吉君。
【次の発言】 柳田稔君。
【次の発言】 次回は、来る五月八日水曜日午前十時十分理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたし……
○中西委員長 これより会議を開きます。
請願の審査に入ります。
今会期中、本委員会に付託されました請願は全部で十八件であります。
請願日程第一から第一八までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についてお諮りいたします。
各請願の内容につきましては、既に文書表等で御承知のことと存じます。また、先ほどの理事会におきましても御検討願いましたので、この際、紹介議員からの説明聴取等につきましては省略し、直ちに採決を行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
これより採決いたします。
本日の請願日程第一から……
○中西(績)委員 きょうは七名の参考人の皆さん、大変御苦労さまです。 そこで、笹生参考人にお聞きをしたいと思いますけれども、審議会でこうした十年間の延長ということをお決めいただいたことについて、大変内容的にも私たちが考えておりますことと一致いたします点、敬意を表したいと思います。ただ問題は、鉄だとか造船だとか、こういうものの地域というのを考えてみますと、五年前、第八次策を決めるころは奈落の底に落ちたみたいな状況であったものが、今や史上空前の景気に見舞われておるという状況と産炭地とを対比した場合に、質的に全く異なるということを御理解をいただいたものと私は確信をするものでありますが、この点どうで……
○中西(績)委員 産炭地域振興臨時措置法十年の延長については、この間政府におきましては大変な御努力をいただいたことに対して敬意を表したいと思います。
そこで、産炭地域振興審議会の答申を得まして政府が措置法を十年間延長するということになったわけでありますけれども、なぜ十年を延長するかということについての問題点、整理をしてお答えをいただきたいと存じます。
【次の発言】 そこで、今言われました、特に八次策影響地域についてその落ち込みがひどいということ、さらにこれに加えて旧産炭地域の問題等を含めて十年ということになるわけでありますけれども、大臣にお聞きしたいと思います
先ほどから論議の中でもるる御……
○中西(績)委員 本法案の提出について一、二文部省の姿勢についてただしておきたいと思っています。 まず第一点は、前回芸術文化振興基金を本院で審議した際にいろいろ取りざたされてまいりましたが、政策は本来ならば補正予算に計上すべきでない。しかも、余りにも国会終了間際になって提案してくるというこのやり口は、火事場泥棒的に審議時間制限、あるいは法案の本質を十分国民の前に明らかにすることができないまま終わるということになるわけであります。こうした点について前回も指摘したのですけれども、前回私たちは今後こういうものはないと思っておったのですけれども、再び同じことの繰り返しをしておるということ、私は行政が……
○中西(績)委員 私は、時間の関係から焦点を絞りまして、まず平成三年度文部省所管の予算について質問を申し上げたいと思います。 一般会計七十兆三千四百七十四億一千九百万、そして文部省予算は五兆五百五十九億四千四百万となっています。この七十兆三千四百七十四億円の中に占める割合というのは年々下がりまして、今や大変な状況にまで陥ってしまっています。十年前約一〇%近く、正確には九・六%あったものが、現在では七・二%になってしまっておる。しかも逆に人件費の占める割合は、五十六年度が六三・六%であったものが、三年度予算案では七八・五%にまで拡大をされてしまっている。こうなってまいりますと、文部省予算という……
○中西(績)委員 私は、このように大学の改革というのを次々に打ち出してこられておる状況の中で、特に改革が非常におくれておる部分を指摘しながら、その面からまず質問を初めたいと思います。 それは、高等教育財政の充実が果たしてどうなっておるかという問題について質問を申し上げたいと存じます。特に、高等教育計画部会の総会への報告の中にあるように、大学の施設設備等教育研究条件が極めて深刻な状況になっておるとか、先進国に比較して高等教育財政支出が不十分であるとか、幾つものこうした指摘が出ておるわけであります。 そこで、深刻な状況という判断は何を指しておるのか、お答えください。
○中西委員長 ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの武部勤君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は
岡田 克也君 武部 勤君
中川 昭一君 宮里 松正君
与謝野 馨君 五十嵐広三君
上原 康助君 玉城 栄一君
以上八名の方を理事に指名いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十一分散……
○中西委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松浦昭君。
【次の発言】 岡田克也君。
【次の発言】 五十嵐広三君。
【次の発言】 藤原房雄君。
【次の発言】 古堅実吉君。
【次の発言】 小平忠正君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時四十一分散会
○中西委員長 これより会議を開きます。
沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮里松正君。
【次の発言】 上原康助君。
【次の発言】 午後一時三十分再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時十分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。質疑を続行いたします。玉城栄一君。
【次の発言】 古堅実吉君。
【次の発言】 小平忠正君。
【次の発言】 これにて本日の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 今国会、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してございますとおり、沖縄県における米軍基地の早期返……
○中西(績)委員 私は、平成四年度文部省所管の概算要求について、まずお聞きをいたしたいと思います。
予算編成の問題等につきましては、従来から何回となく討論をいたしてまいりましたので、できれば簡単にお答えいただきたいと存じます。
まず第一点は、概算要求五兆二千九百六十七億円、これが一般会計の中に占める割合はどうなっておるでしょう。
【次の発言】 この点について討論をするつもりはありませんけれども、七%ということになるとますます低下したということを意味しています。したがって、こうした点が依然として文部省予算について問題となって残っていくわけでありますから、この点についてさらに質問を申し上げたい……
○中西委員長 ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの岡田克也君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は
岡田 克也君 武部 勤君
中川 昭一君 宮里 松正君
与謝野 馨君 五十嵐広三君
上原 康助君 玉城 栄一君
以上八名の方を理事に指名いたします。
本日は、これにて散会いたします。
午後零時十九分散……
○中西委員長 これより会議を開きます。
理事辞任の件についてお諮りいたします。
理事岡田克也君、中川昭一君、与謝野馨君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
その補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、
鈴木 宗男君 仲村 正治君
渡辺 省一君を理事に指名いたします。
○中西委員長 これより会議を開きます。
今国会、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してございますとおり、フィリピン・クラーク基地閉鎖に伴うC141型輸送機の嘉手納基地への移駐反対に関する陳情書外二件であります。念のため御報告を申し上げます。
【次の発言】 閉会中審査に関する件についてお諮りをいたします。
第百二十回国会、上原康助君外七名提出、沖縄
県における駐留軍用地等の返還及び駐留軍用
地跡地等の利用の促進に関する特別措置法案及び
沖縄及び北方問題に関する件の両案件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○中西(績)委員 私は、新石炭政策実施に向けて八本の一括法案を提出され、さらにきょう通産大臣並びに労働大臣の所信表明をお聞きいたしまして、問題点について列挙しながら質問を申し上げたいと思っています。 一つは、この新石炭政策実施に当たりまして、通産大臣の所信表明の中にも明らかになっておりますように、諸対策を一体的、総合的に推進したい、そのために合理化法その他石炭対策関係八法について、労働省とともに共同、一括して改正、延長を行う法案を提出をした、こういうふうにございます。 私は、まずこれで疑問に思うのは、八法案一括すれば総合的に推進できるかどうかということです。ただ、形式上の問題にしか私はとら……
○中西(績)委員 非常に制限された中で質問をいたすわけでございますけれども、河原崎日本石炭協会会長さんにのみ、二点だけお伺いしたいと思います。 一つは鉱害問題であります。 昨年発表いたしました構造調整の基本的な考え方の中におきまして、三井グループは残存鉱害については早期解消に最大限努力するとあります。他社を含めまして、鉱害復旧は極めておくれています。特に有資力の場合はそのことが言えると思います。現在までのような対策では、到底十年間で終了するなどということは考えられないわけであります。私はそう思います。したがって、そこでなぜこのようにおくれておるのか、その理由についてもう一つは、計画案は、提……
○中西(績)委員長代理 小沢和秋君。
○中西(績)委員 私は、八本の法律を束ね法案といたしておりますけれども、このそれぞれの法律につきましては、時間の関係で大変制限されておりますので、討論の過程の中で触れることにいたしまして、きょうは鉱害のみについて質問を申し上げたいと思います。 鉱害の早期復旧というのは、旧産炭地域の振興にとりまして欠くことのできない問題であります。そこで、鉱害復旧を進めるための財源、先般もエネ庁長官から御答弁がございまして、財源については十分だということを自信を持ってお答えいただきましたけれども、再度確認の意味を含めまして、石特会計の財源が十分確保されたと言えるかどうかをはっきりお答えいただきたいと思います。
○中西(績)委員 大臣の所信表明、先般お聞きいたしました。まず第一点は、この一ページにございます、「我が国の将来はこ云々から始まりまして、「教育の成果に帰するものであり」、「人づくりなくして国づくりなし」、こういう表現で基本的な姿勢を示しておるわけであります。特に私はこの中で重要視しなくてはならぬのは、文教行政に課せられた重大な使命であるといった中に、個性や創造性を伸ばし、心豊かなたくましい青少年を育成をする、あるいは国民生活の充実、さらに教育、文化、学術、スポーツの振興に全力を尽くすということを言っておられます。 そこで、大臣の基本方針は、この文章上からいたしましてもうかがい知ることができ……
○中西(績)委員 平成四年度の予算審議が終わりまして、これからいよいよ本格的に五年度に向けての概算要求がどうなるかについて質問をさせていただきたいと思います。
まず第一に、概算要求の編成基準を、通常でありますならば七月決定を六月下旬に決定するという意向のようでありますけれども、この点については正式にはどのようになっていますか。
【次の発言】 未確定だというようでありますけれども、いずれにしましても、七月にはどういう条件になろうとも基準決定をいたしまして、八月には概算要求をするということになるわけでありますから、したがって、文部省の概算要求に向けての基本方針が策定をされなければならない時期に来……
○中西(績)委員 私は、平成五年度文部省所管の概算要求について、二、三の点を質問申し上げたいと思います。
まず第一に、来年度予算は大変厳しい状況だと取りざたされておりますけれども、来年度予算要求の柱、俗に目玉などと言いますけれども、何を強調しておるのかをまず御説明いただきたいと存じます。
【次の発言】 今大臣が言われました主要な柱について、できればすべてにわたりたいのですけれども、時間の関係がございますので、時間の許す限りお聞きしたいと思います。
まず第一に、第六次公立義務教育諸学校教職員配置改善計画案なるものが提示されまして、概算要求でこれを要求してありますけれども、第五次の計画のときに……
○中西(績)委員 私は、佐川問題等たくさんの討論がなされておりますので、その間、文教予算等について欠けておる点を一、二補足をしながら討論してみたいと思います。 ロッキード疑獄以来、相次ぐ政界トップクラスを巻き込む不祥事が後を絶たず、その間の、金さえもらえば何でもする、あるいはバブル経済に見られるように金をもうけるためには何でもするというように、人心の荒廃相まって教育と子供たちをむしばんでいるのが現状であります。 資源の少ない我が国におきましては、すぐれた真の人間教育、国際的に信頼されるすぐれた人材養成が緊急、最重要課題であることは異論のないものと思いますが、総理大臣の所見をお伺いしたいと思……
○中西(績)委員 私は、先般、二月十六日の討論の際にODA問題について総理大臣から、四原則適用問題で大変悩んでいる問題だと率直に述べられておりました。そこで私は、こうした悩みがある中で、外務省、いろいろなところでの発言等について、これが正確であるかどうかをちょっと先にお聞かせいただきたいと思います。 一つは、九二年、昨年十一月、国連大学におきまして、冷戦後の軍縮と経済発展東京会議におきまして川上経済協力局長が「平和へのイニシアチブに向けての日本のODA政策」について発表をされておりますけれども、この中身というのがどうであったかということをお聞きするのですが、時間がございませんので私の方から簡……
○中西(績)委員 第百二十六回国会の重要な課題は政治改革、このことを見落とすことはできないと思います。特別委員会などで論議されておりますけれども、国民の最も不信の原因になっておる金権腐敗の体質の徹底した論議がまだまだ十分ではないと思っています。むしろ議員みずからの問題として追及しなくてはならぬのに、避けようとする傾向すらも見受けられております。これでは国民の怒りと不信は増幅するばかりですから、私は、先般から報道されております問題等につきまして、その真意をただし、そしてその中から私た ち自身がどう反省し、そして政治改革そのものが国民に信頼されるようにしていかなくてはならぬと思います。そうした意味……
○中西(績)分科員 私は、同和教育問題について大臣並びに政府委員の見解をただしたい。時間がございませんから、率直に、簡単にお答えいただきたいと思います。
そこで、大臣は、大変失礼な言い方だけれどもお許しいただきたいと思うのです。同和対策審議会の答申が一九六五年に出されました。二十五周年にもなるわけですね。それに基づいて同和対策事業特別措置法が制定されたわけでありますけれども、その内容について御存じですか。
【次の発言】 大臣、率直に言っていただいたから、本当にこれから後の審議の仕方で参考になると私は思うのです。というのは、本来ならばこの種の問題については知っておいてもらわなければ困るのですね……
○中西(績)分科員 時間が三十分ですから、いろいろ多くのことを申し上げたいのですが、先ほどから三名の方の質問をお聞きしておりまして、同僚議員の提案あるいは指摘等がございましたが、高校から大学、さらにまた義務制教育の中における多くの問題点等を含めまして、たくさんの問題があるということを実感するし、特に私は、文部省におかれましてはこうした点について十分認識をしておいていただきたいと思います。 そこで私は、昨年井上前文部大臣から、重要な引き継ぎ事項の中に同和教育問題を入れておるということをお聞きをいたしました。鳩山文部大臣になりまして、この点についての継承された事柄について、あるいは具体的な内容で……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。