このページでは中西績介衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○中西績介君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました放送大学学園法案に関しての質問をいたします。 その第一は、この大学は、学校教育法体系の大学なのか、または成人教育、生涯教育機関としての大学講座的各種学校なのかということであります。 もちろん、政府は学校教育法体系の大学としているのでありますが、この大学は、学校教育法と電波法、放送法の二つの法体系を基礎に設立される特殊な大学だけに、その性格は、法体系上きわめてあいまいになっております。 学校教育法体系の大学は、憲法二十三条によって保障された学問の自由を、研究と教育において最も高度に保障されなければならず、教授は、自己の研……
○中西(績)委員 石炭鉱業合理化臨時措置法が三十年の八月に第二十二回国会で制定されて以来、石炭危機は深刻な社会問題にまで発展してきました。その間、五次にわたる対策がなされましたけれども、わが国石炭鉱業の現状はむしろ深刻な状況に立ち至っております。石炭対策特別委員会の政府答弁あるいは政府より示される各資料を検討しますと、その危機感はますます深まるばかりと言わざるを得ません。ところが、第六次石炭鉱業審議会の答申の三本の柱である国内炭の生産維持、海外炭の開発及び輸入の円滑化、石炭利用技術の研究推進、そして、加えて財源は特別会計で確保し、石炭鉱業合理化臨時措置法等の見直しを行うべきであるという答申を受……
○中西(績)委員 去る五十年の十一月二十七日に北炭幌内におきまして大変な事故が発生をいたしまして、いまなお十一名遺体を残しておるという状況にあるわけでありますけれども、この遺体をどうするのか、そしてさらにまた、生産をいつ再開するかということが大変重要な課題になっています。特に二千万トン体制を維持するに当たって、この北炭幌内をどうするのか、こういう点で質問を申し上げたいと思います。 まず第一は、六月に遺体を収容するということがこの前から答弁の中に出されておりましたけれども、この収容は果たして間違いなく行われるのかどうか、現在の進行状況についてお聞かせください。
○中西(績)委員 私は、きょうは石炭とは離れて、逆に白い問題、セメント問題で質問を申し上げるわけでありますけれども、このことは、産炭地における男子雇用型の企業を誘致するに当たって大変苦労しておるし、いままでの実態から申しましても全くと言っていいほど企業誘致がなされておらない実態にあることは、大臣も十分御存じのとおりであります。 そういう中で、大臣、時間がないようでございますので、私は福岡の田川市の麻生セメントについての質問をしたいわけでありますけれども、いつもこの委員会におきましても問題になっております筑豊あるいは田川地区における失業者の率あるいは生活保護者の率というのは、私がここで申し上げ……
○中西(績)委員 定時制の問題ですが……。
【次の発言】 私は三点にわたってお聞きをしたいと思いますが、まず最初に夜間定時制高校の問題についてお聞きしたいと思いますが、政府委員の方はよろしいですか。
【次の発言】 まず現在の夜間定時制高校の問題点を申し上げてみますと、生徒の減少が大変著しいという点がございます。それから二つ目に修学奨励金が支払われるようになっておりますけれども、実際にはこの予算が余っておるという状況にあるという問題があります。さらに生活の上からも、昼間働いて夜、修学をするわけでありますから、求職の問題がございます。そしてこれらの子たちを修学させるための手だてとして、未就学者の就……
○中西(績)委員 先日の四月二十七日に定時制の問題と管理職試験についてお尋ねをしたわけでありますけれども、その中で一、二答弁いただきました中で確認したいこともございますので、さかのぼりますけれども、質問を申し上げたいと思います。 まず第一点は、定時制の問題で、教員の定数配置についてこの前お尋ねを最後にいたしておったところでありますが、その中で一つの学校に八名の教員定数配置があるわけでありますけれども、そのうち二名が講師として配置をされておる、こういうことを申し上げたわけであります。その際の政府委員の見解は明確でありませんので、この点でお尋ねをしたいと思うわけでありますが、この八名中二名講師を……
○中西(績)委員 ただいま問題になっております学校管理職任用候補選考試験について一、二お聞かせ願いたいと思います。
教員の地位に関する勧告が一九六六年十月五日に出されまして、その中で、「昇格は、教員団体との協議により定められた厳密に専門的な」云々という文章があります。とのことに関して、この六六年十月五日に採択されたということについてはお認めになられますか、大臣は。
【次の発言】 一九六六年十月五日、国際労働機関及び国際連合教育科学文化機関の協力で作成され、教員の地位に関する特別政府間会議、パリでの採沢であります。この中にある四十四項の「昇格は、教員団体との協議により定められた」云々ということ……
○中西(績)委員 私は、緊急に質問をする事項ができましたので、十分という短時間で質問を申し上げたいと思いますので、できるだけ簡明にお答えをそれぞれいただきたいと思います。 私が質問申し上げる事項は、十一月十六日午後七時十五分ごろに、福岡県田川郡川崎町で起こりましたボタ山のため池決壊事故についてであります。先ほど田中委員の方からも質問が出ましたけれども、もう少し内容的に、それぞれ担当の参考人の方あるいは政府委員の方からお答えを願いたいと思います。 その内容については、もうここでは時間がございませんので申し上げることを省略をいたします。ただ一つ申し上げなくてはならぬ点は、この事故については、本……
○中西(績)委員 人確法に基づく給与法制定に当たって、長い間、今国会、そしてこの二年間にわたる論議の過程を、私は、議事録を通じてつぶさに勉強させていただきました。しかし、内容を検討すればするほど、問題が余りにも多いような気がいたします。そういう法案であるだけに、もう一度私は私なりにこれを整理をして、どこら辺に問題があるのか、この点を明らかにしながら、政府のこの法案提出に当たっての真意を確かめたいと思うわけであります。 そこで、この法案が通過をし、それに基づく給与法案、そして特に、昨年から二回にわたる廃案をして改めてまた提案をしてくるという、こういう経過はまれなことでありますし、いままでの経過……
○中西(績)委員 旧産炭地域の実態が現在どうなっておるかということが、きわめて重要な、私たちこの石炭対策特別委員会で論議するに当たって、認識を統一する必要があると思うのでありますが、特に筑豊地区における五十二年度生活保護率を見てみますと、全国が一二・二、福岡が三八・一、これに引き比べて、例を挙げますと、田川郡の場合で一八七・九、そしてその中の最高の川崎町に至っては二三七・八という実態になっています。こういう現状からいたしまして、筑豊地区における生活のレベルというのは大変低い状況の中に置かれておるわけであります。それに加えまして、筑豊地区三職業安定所における求人あるいは求職、これらの率等を見てみ……
○中西(績)委員 先般の大臣所信表明の内容を検討させていただきましたが、前段に書かれていることが余り簡単過ぎて、さらにまた、以下いろいろ多くの点に触れられておりますけれども、予算全般に及ぶような内容になっておりまして、大変つかみにくい中身になっているようでありますので、私なりに理解をいたしました内容でもって具体的に質問をさせていただきたいと考えています。 現在の教育の荒廃問題をめぐって、いま特に学校教育は厳しく問い直されております。文教行政を進めるに当たって、この教育の荒廃問題を抜きにして諸施策を具体化することはできないんではないだろうか。そこで、教育の荒廃の原因はいろいろ言われておりますけ……
○中西(績)委員 ただいま、先般の本委員会における社会党からの五点にわたる質問内容に対する答弁があったわけでありますけれども、この点に関しましてさらに内容的に明らかにすべき事項があると思いますので、一、二の点について質問を重ねてまいりたいと思います。 まず初めに、大学院構想の検討の進捗状況等を勘案しつつ逐次計画的に進めてまいるという答弁になっておりますけれども、これでは大変抽象的で、いままでの文部省の施策のあり方からいたしましても、こういう中身では納得しかねる面があるわけであります。したがって、数字をもって、どの程度を大体目標にしてやるのか、あるいは年限的にはどの程度の年限でやるのか、これら……
○中西(績)委員 先般の国立学校設置法の一部改正をめぐって教員の研修問題が大きく取り上げられてきました。特に現職教員の研修を拡大充実するという意見が大変多く出されてきたわけでありますけれども、そういう中で文部省の側から、大臣あるいは局長の答弁の中に出てまいりました二、三の点を集約いたしますと、大臣としては教員の資質について答弁があっておりましたが、国民に奉仕し、次代の子供を育成する使命感を持つ者、使命感と言うと大変大げさになるわけでありますけれども、意欲的であるということを意味すると思うのですが、これが基盤になり、そして公平で厳しく接している、あるいは接してくれる教師、言いかえますならばだれに……
○中西(績)委員 著作権法について質問をする前に、緊急に一点だけ質問をさせていただきたいと思うのです。
大臣にお伺いをしたいと思いますが、戦後の教育は基本的理念を、戦前の教育勅語とは異なって、憲法あるいは教育基本法に置いて進められたと思いますけれども、この点についてはいかがでしょう。
【次の発言】 そこで文部大臣は、この教育をつかさどるに当たっての国家公務員としての最高責任者として、憲法あるいは教育基本法を遵守して、その推進役を果たさなくてはならないということを私は思うわけでありますけれども、この点はいかがでしょう。
【次の発言】 五月三日に金沢市で自主憲法制定国民会議主催による第九回自主憲……
○中西(績)委員 先般の文部大臣の八月二十八日、日本記者クラブでの講演、それから加えまして二十一日夜のNHKテレビで福田首相の教育について大いに諮るという、こういう二つの中でいろいろ問題があるような発言がありますので、この点についてお聞かせ願いたいと思うわけです。 まず第一は、先般の参議院文教委員会におきまして、文部大臣発言として、一つは教育勅語、そして二つ目に戦後の教育問題について、能力主義的なものについての発言があるようであります。この点につきまして簡単にお答えを願いたいと思うわけであります。 教育勅語につきましては、御存じのように昭和二十三年の五月に衆参両院におきまして排除あるいは失……
○中西(績)委員長代理 野村光雄君。
○中西(績)委員 オリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案提案の理由の中に幾つも理由が挙げられています。それとオリンピック記念青少年総合センターについての構想が出されておるわけでありますけれども、この提案理由の中を見ますと、「近年の社会構造の急激な変化に伴い、青少年の学習要求は多様化、高度化し、これに対応してオリンピック記念青少年総合センターにおける青少年のための研修機能を一層充実強化することが必要とされるようになりました。」と、これが一つの理由であろうと思います。二つ目は、その後にありますように、「全国的な観点から、青少年教育指導者に対する研修、青少年教育に関する施設及び団体の……
○中西(績)委員 いま言われました中で国の災害補償制度を持つべきだということであるようでありますけれども、この点先ほど兼子先生の方から一定の法的なものを含めて提起がありましたが、日弁連の方としてはそういう具体的なところまではまだ検討されておらないのかどうか。この点をお伺いしたい。
○中西(績)小委員 時間が余りないようですからはしょって申し上げます。 一つは、私立大学の協会の方では、先般の機関紙等を見ますと、これに反対という意思表明をしておるようですね。この点についてのその後の話し合いなり打ち合わせなりがなされたかどうか、それが一つです。 二つ目は、それに伴って文部省の方にお聞きしたいと思うのだけれども、入試制度の検討について、このように私大と国公立との間における差が出てきておるわけですから、この問題を埋め合わせるというのは、先ほどあっせんの労云々ということもありましたけれども、入試制度の全般的な問題としてどうとらえていこうと考えておられるのかどうか。 三つ目に、……
○中西(績)分科員 私は、福岡県の築城基地の問題について、時間の許す限り簡単に質問を申し上げ、特にまた三十分しか時間ございませんので、簡明にお答え願いたいと思います。福岡県の築城基地の軍事的防衛機能と位置づけについて御説明を願いたいと思うのです。私は、大陸に向けての基地として最も近いところにあり、仮想敵国を想定してこの基地が強化されていっておるのではないかというように理解をするわけでありますけれども、この点についてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 いまお答えいただきましたように、F86F二隊を配置しておると言われますけれども、将来的には、F4EJ、いわゆるファントムの配備を計画しておる……
○中西(績)小委員 途中失礼しましたが、私たちいままで現場の教師と話をしてみまして、私、福岡なんですけれども、準備に取りかかっておるというのは、受験を大変重要視して特殊な状況までになっておるようなところでは相当やっていますね。しかし一般的に、普通高校あるいは職業高校ではこの問題についてはまだまだそこまではいっていない、これがぼくは現状だろうと思います。ということになりますと、国大協とこの前話をしたときも、あるいは文部省なりといろいろここで討論をした際に、高等学校なりそういうところとのコンセンサスがどうなのかというのが大変重要な問題になったわけですね。ところが、この中身を見ましても、また私たちが……
○中西(績)小委員 この組織運営まで立ち入っで私たちが指摘をすることについていろいろまた問題が出るかと思いますけれども、一応申し上げますなら、大学入試センターの資料を読んで、配られました機構図等を見ますと、入試センターの評議員、そうして運営協議員名簿などをずっと見ますと、この前から指摘をしておりますように、もちろんこれはそうならざるを得ないわけでありますけれども、大学学長なりあるいは運営協議会のメンバーというようなことになりまして、大学側の方々によってすべてが運営される、これは当然そうなると思います。そこで問題は、この前から出ておりました連絡協議会なりのあり方等についてでありますけれども、ここ……
○中西(績)分科員 私は、福岡県築上郡にあります築城基地の問題につきまして、昨年もこの分科会で質問をさせていただきまして、その後における状況、第八航空団にF4EJファントムが配備されたためにいろいろな問題がまた出ておりますので、それとのかかわりで質問をさせていただきたいと思うわけであります。 そこで、まず環境庁にお伺いいたしますが、四十八年の十二月二十七日告示されました航空機騒音に係る環境基準について現状どのようになっておるのか、基準の達成がどう進行しておるのか。特に私がこれを申し上げますのは、先般運輸省の発表しました五十八年度分までの、完成期日までの間における内容等が示されておりましたので……
○中西(績)分科員 同和問題を解決するに当たって、労働問題が最も重要な位置を占めておると思います。 特に、同対審の答申の内容の中にも明らかになっておりますように、「とくに注目しなければならないことは、同和地区住民は、不当な差別により就職の機会均等が完全に保障されていないため、近代産業から締出され、いわゆる停滞的過剰人口が同和地区に数多く滞留していることである。」とこの答申の中にも示されています。そこで「地区住民の生活はつねに不安定であり、経済的、文化的水準はきわめて低い。これは差別の結果であるが、同時にまた、それが差別を助長し再生産する原因でもある。」「同和問題の根本的解決をはかる政策の中心……
○中西(績)分科員 私は同和教育問題について、この分科会で、特にその中でも同和教育に必要な教員の配置、加配の問題を中心にお伺いをいたしたいと思います。
ただ、その前に、昨日の分科会におきまして稻村総理府総務長官が答弁の中で基本的に大きな過ちを犯す答弁をされています。この同和問題のとらえ方の中で最も根本的な問題である差別、この差別を
【次の発言】 同じ内閣の大臣としての一員である総理府総務長官の発言に対する見解についてはお伺いできなかったけれども、文部省の姿勢としては、あくまでも差別をなくすという方向での施策を遂行しなくてはならぬということについてはお認めになるわけでありますから、そこで、現在……
○中西(績)分科員 まず最初に、環境庁にお伺いいたしますけれども、航空機騒音に係る環境基準、この中間改善目標達成状況について、七八年の十二月二十六日、五年にわたる改善達成期間になっておるわけでありますけれども、この点についての把握はいたしておりますか。
【次の発言】 そういたしますと、民間空港に関しては問題はあるにいたしましても、一応の達成を果たしたと見るべきかどうかですね。
あわせまして、自衛隊については目標達成、現状からいたしますとずいぶんおくれておるという認識に立ってよろしいですか。
【次の発言】 その五十四年度、一応達成の目標だと言いますけれども、そうなりますと、民間空港と自衛隊基地……
○中西(績)分科員 それでは、同和教育問題に関しまして、一、二の点から質問を申し上げたいと思います。 まず最初に、大臣の同和教育に関する基本的な姿勢についてお伺いをしたいと思いますが、いま論議されております予算の中で、同和に関する総額予算は二千二百六十五億、前年度の伸びからしますと二二・九%増となっています。ところが、その内容をつぶさに検討してみますと、建設省の関係が一千九億円でこの四四%を占めます。そして、企業の高度化事業融資資金等が一〇%というように、これらを全部トータルいたしますと、環境改善施設関係費が約八四%に当たります。教育の面だけを取り上げてみますと、三・五%ないし六%しかこの中……
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