羽田孜 衆議院議員
39期国会発言一覧

羽田孜[衆]在籍期 : 32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-|39期|-40期-41期-42期-43期-44期-45期
羽田孜[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは羽田孜衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院39期)

羽田孜[衆]本会議発言(全期間)
32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-|39期|-40期-41期-42期-43期-44期-45期
第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 衆議院本会議 第6号(1991/09/10、39期、自由民主党)

○羽田孜君 政治改革三法案の国会上程に当たりまして、自由民主党を代表して、総理の御所見をお伺いいたしたいと思います。  さて、私は、我が党の選挙制度調査会の責任者について以来、実に多くの国民の皆様と話し合いをさせていただく機会を得ました。あるときは皆様と一緒に公開討論会、またあるときは少数の会合で文字どおりひざを突き合わせながら、そして時によっては路上で声をかけられ、そのまま立ち話ということもありました。もちろん、たくさんの丁寧な手紙も寄せられているところであります。  こうした皆様のお考えは、もちろん十人十色、各人各様であります。しかしながら、動機は多様であっても、結論はいつもたった一つであ……


■ページ上部へ

第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 衆議院本会議 第4号(1991/11/12、39期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(羽田孜君) 串原議員にお答えをしたいと思います。  消費税につきましては、議員立法によります法改正が本年十月から実施されているところでございまして、政府は、この改正法に基づきまして、これを円滑に実施することが最も重要と認識しております。今、消費税の税率につきましてどうこうするということについては考えていないことを申し上げたいと思います。  なお、消費税の税率の変更は、ほかの税と同様に、これは国会の議決を要するものでございまして、結局のところは、基本的には、今後の財政需要の動向ですとか、あるいは税制全体としての負担のあり方などを踏まえて、そのときどきの経済社会条件のもとで国民が選択す……

第122回国会 衆議院本会議 第8号(1991/12/06、39期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(羽田孜君) 平成三年度補正予算の御審議をお願いするに当たり、当面の財政金融政策の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、補正予算の大綱を御説明申し上げます。  まず、最近の経済情勢と当面の政策運営について申し述べます。  我が国経済は、住宅建設の減少などに見られるように、拡大のテンポが緩やかに減速しておりますが、個人消費や設備投資に支えられて、総じて底がたく推移しております。また、雇用情勢については、有効求人倍率が高い水準にあるなど、依然引き締まり基調で推移しております。このような状況から判断すれば、我が国経済は、いわば完全雇用を維持しながら持続可能な成長に移行する過程に……


■ページ上部へ

第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 衆議院本会議 第1号(1992/01/24、39期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(羽田孜君) 平成四年度予算の御審議をお願いするに当たり、今後の財政金融政策の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大綱を御説明いたします。  戦後四十年余の間に、我が国経済は、国民のすぐれた英知とたゆみない努力により、二次にわたる石油危機など幾多の試練を乗り越え、世界にもまれに見る目覚ましい発展を遂げてまいりました。  この間、国際社会における我が国の地位は急速に向上し、今や、激動が続く国際情勢のもとで、その地位にふさわしい役割を果たしていくことを強く期待されております。  今後、我が国の進むべき道は、これまでに達成した経済的成果を生かしながら、国内的には、国民の……

第123回国会 衆議院本会議 第5号(1992/02/25、39期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(羽田孜君) ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案、法人特別税法案及び相続税法の一部を改正する法律案、以上三件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。  本法律案は、最近における社会経済情勢等にかんがみ、小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例を拡充するとともに、住宅対策等早急に実施すべき措置を講ずるほか、租税特別措置の整理合理化等を行うものであります。  以下、その大要を申し上げます。  第一に、土地の相続税評価の適正化に伴う相続税の負担調整に際して、居住用及び事業用……

第123回国会 衆議院本会議 第6号(1992/02/28、39期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(羽田孜君) 岡崎議員にお答えをしたいと思います。  義務教育費国庫負担制度は、国が教職員の給与費等の必要な経費を負担することによりまして、国民のすべてに対して義務教育の妥当な規模と内容とを保障するものでございまして、教育の機会均等とその水準の維持向上を図る上で重要な役割を果たしていると私も考えます。  本制度につきましては、これまで累次の臨調あるいは行革審答申等を踏まえまして、国と地方の機能分担、費用負担のあり方等の観点から、制度の沿革あるいは趣旨等を踏まえつつ、あらゆる角度からの見直しか進められてきておりますけれども、四年度におきましては、義務教育費国庫負担金等のうち共済費の追加……

第123回国会 衆議院本会議 第22号(1992/05/12、39期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(羽田孜君) お答え申し上げます。  マスタープランを策定する場合、財源措置をというお話でございます。  都市の健全な発展と秩序ある整備を図るため、従来から、都市施設の整備及び市街地開発事業などを着実に推進してきたというふうに考えております。しかし、今後、マスタープランの策定などによりまして、各地方公共団体で計画的な町づくり、これが進められる際には、私どもは引き続き適切に対処してまいりたい、このように考えておることを申し上げたいと思います。(拍手)

第123回国会 衆議院本会議 第23号(1992/05/14、39期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(羽田孜君) ただいま議題となりました証券取引等の公正を確保するための証券取引法等の一部を改正する法律案及び金融制度及び証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  昨年の証券及び金融をめぐる一連の問題につきましては、政府といたしましても極めて深刻に受けとめ、その際、国会及び臨時行政改革推進審議会よりいただいた御指摘を最大限尊重し、これらの問題の再発防止及び我が国の金融・資本市場に対する内外の信頼回復を図るため、法制上、行政上の総合的な対策に取り組んでいくこととしたところでございます。  また、金融・資本市場の自由化、国際化を……


■ページ上部へ

第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 衆議院本会議 第1号(1992/10/30、39期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(羽田孜君) 平成四年度補正予算の御審議をお願いするに当たり、当面の財政金融政策の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、補正予算の大要を御説明申し上げます。  まず、最近の経済情勢について申し述べます。  我が国経済は現在調整過程にありますが、住宅投資には回復の動きが見られ、また公共投資も順調に伸びております。今回の調整局面においては、従来と異なり、資産価格の急激な低下を背景に、金融システムの安定性に問題が生じているのではないかとの懸念とその実体経済への影響が種々論議されており、私はこのような状況を「複雑骨折」と申し上げてまいりました。  金利動向を見ますと、本年七月に行……

第125回国会 衆議院本会議 第3号(1992/11/05、39期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(羽田孜君) お答えを申し上げます。  金融機関の店舗の有効利用、設置場所につきましては、基本的には金融機関の自主的な経営判断 によりまして決められるべきものであろうと考えております。  なお、去る八月の「金融行政の当面の運営方針」でも申し上げましたように、今日の金融機関経営を取り巻きます厳しい状況の中で、金融機関には、経営組織全体を通じた厳しい自助努力によりまして最大限の合理化が求められておるところであります。私どもといたしましては、各金融機関に対しまして、最大限の自助努力を基本として経営の一層の効率化と安定化を図ることを要請しているところでございます。  なお、所得税減税につきま……

羽田孜[衆]本会議発言(全期間)
32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-|39期|-40期-41期-42期-43期-44期-45期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院39期)

第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1991/03/27、39期、自由民主党)

○羽田委員 委員長から今お話がございました定数是正について、我が党の考え方について説明させていただきたいと思います。  昭和六十一年五月の国会決議は、「衆議院議員の定数是正は、」「昭和六十年国勢調査の確定人口の公表を待つて、速やかにその抜本改正の検討を行う」と明記しております。選挙権の平等の確保は、憲法の精神に基づく基本的人権と議会制民主主義の基本であり、議員定数の適正な配分に努めなければならない、これは私どもも同様に考えます。  そこで、我が党は、国会決議に示された定数是正については、抜本改正を大前提として、以下の点について留意し、鋭意検討を行ってきたところであります。二人区・六人区の解消、……

第120回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1991/04/10、39期、自由民主党)

○羽田委員 委員長並びに各委員の皆様方に、我が党の選挙制度の改革、こういった問題についてお話しする機会を与えていただきましたことを、まずお礼を申し上げたいと思います。  私の方から、まず選挙制度に対する我が党の考え方並びに皆様のお手元にお配りしてございます選挙制度の骨子につきまして簡単に述べさせていただきたいと思います。  まず、今日の政治を取り巻きます環境の変化と政治改革ということでありますけれども、戦後の我が国の政治が安定した政治であったことは、これはだれからも認められるところであろうと思います。そして、切磋琢磨する今日の選挙制度というものはやはり今日の我が国の繁栄を生み出すための一つの大……

第120回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1991/04/24、39期、自由民主党)

○羽田委員 ただいま各党から、それぞれの政党がお考えになっております政治改革、なかんずく選挙制度改革等を含めてお話があったわけであります。その間にありまして、我が党が先ごろ提案いたしました要綱、これについての御批判もあったところであります。この点からまず申し上げてみたいと思うわけであります。  先ほど社会党さんの方からもお話があった中で、実は私ども特に申し上げておきたいと思いますのは、我が党が提案をいたしました要綱というもの、これが何か自由民主党の党利党略的なもの、これは今共産党さんの方からも御指摘があったわけでありますけれども、そういった中で進められたこれに対しては、我々としてはどうしても、……


■ページ上部へ

第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 決算委員会 第2号(1991/11/25、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいま議題となりました昭和六十三年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外十二件の事後承諾を求める件並びに昭和六十三年度一般会計国庫債務負担行為総調書の報告に関する件につきまして、その大要を御説明申し上げます。  初めに、予備費使用総調書等につきまして御説明申し上げます総  まず、昭和六十三年度一般会計予備費予算額二千億円のうち、平成元年一月十日から同年三月三十一日までの間において使用を決定いたしました金額は、七百六十二億円余であります。  昭和六十三年度各特別会計予備費予算総額二兆一千六百七十億円余のうち、平成元年三月二十四日がち同年三月三十日までの間……

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第4号(1991/11/19、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 今も委員の方から御指摘があったわけでありますけれども、私どもの指図には、主に株主の議決権の行使の指図ですとかあるいは投資信託における委託者の運用の指図、それから信用状その他の支払い指図、そういったものがございまして、民間同士の契約に基づくものなど、いずれも私法、私ですね、私法上のものが多いということだろうと思います。
【次の発言】 御質問のございました事務局の定員でございますけれども、これは国際平和協力本部が設置されることになっております総理府でその検討が行われているというふうに承知をいたしております。  いずれにしましても、事務局の定員の要求を受けてから、その要求の必要性を、……

第122回国会 大蔵委員会 第1号(1991/11/20、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 先般、大蔵大臣を拝命いたしました羽田孜でございます。  内外に数多くの重要課題が山積している中で、財政金融政策の運営の任に当たることとなり、その責務の重大さを痛感いたしております。  今後とも、政策運営に遺漏なきよう全力を尽くしてまいる所存でございますので、よろしく御指導のほどお願い申し上げます。  今後における財政金融政策の基本的な考え方につき所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まず、最近の経済情勢と当面の経済運営について申し上げさせていただきます。  現在の我が国経済は、住宅建設の減少傾向などに見られるように、これまでのやや高目の成長に比……

第122回国会 大蔵委員会 第2号(1991/11/22、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 お答えいたします。  ただいま村上委員の方から御指摘のございましたのは基本的な一つのあれだと思っております。これまでのやや高目の成長に比べますと、拡大のテンポ、これは緩やかに減速しているものの、消費や設備投資に支えられまして依然底がたく推移しているというふうに考えられております。とりわけ、有効求人倍率、これはなお高い水準でございまして、いわば完全雇用、これを維持しつつ、インフレなき持続可能な成長に移行する過程にあるというふうに考えるところであります。  今後につきましても、物価の方につきましては総じて安定しておるということでありますけれども、こういった問題にもよく目配りしながら……

第122回国会 大蔵委員会 第3号(1991/12/11、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいま議題となりました平成二年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案、農業共済再保険特別会計における農作物共済、果樹共済及び園芸施設共済に係る再保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金等に関する法律案及び日本開発銀行法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、平成二年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例に関する法律案につきまして、御説明申し上げます。  平成三年度におきましては、租税及び印紙収入が最近までの収入実績等を勘案すると、当初予算に対し、大幅な減収となることが避けられない見通しとなりまし……

第122回国会 予算委員会 第2号(1991/11/14、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいまの中山議員の方から御指摘のございました点でございますけれども、今総裁の方からあるいは総理の方からもお答え申し上げましたように、確かに一般的には景気というものは後退しているということが言われ、事実、住宅ですとかあるいは自動車の販売台数、こういったものを見ましたときにも、相当前年対比では減速しているというのが現状であろうというふうに思われております。しかし、一方では個人消費の伸びというのは、このところやはりいまだに堅調であるということがございます。それと同時に、特に公共事業の建設等も含めまして、建設関係におきましては人手が不足しておるというような現状で、逼迫しておるというこ……

第122回国会 予算委員会 第3号(1991/12/09、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 平成三年度補正予算の大要につきましては、既に、本会議におきまして申し述べたところでございますけれども、予算委員会での御審議をお願いするに当たりまして、その内容を申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  まず、歳出面におきましては、災害関係経費の追加六千八十四億円、給与改善費三千二百六十七億円、義務的経費の追加八百八億円、貿易保険特別会計へ繰り入れ二百三十五億円、住宅・都市整備公団補給金等一千六百六十七億円、地方交付税交付金四千四十二億円等を計上いたしております。これらによる歳出追加額は一兆七千二百八十六億円となっておりますが、他方、既定経費の節減七千……

第122回国会 予算委員会 第4号(1991/12/11、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 地方財政につきましては委員の方で既に御案内のとおり、毎年の地方財政計画、これの策定に当たりまして所要の歳出を見込みながら必要な財源を確保しているところでございますけれども、元年度以降の三年間は必要な歳出を確保した上でもなお財源余剰が生じておりまして、これを地方財政の健全化措置に充ててきたというふうに考えております。一方、今御指摘のとおり国の財政事情というものも大変厳しいということでございまして、いろいろな対応を迫られておるわけでありますけれども、国と地方におきますところの税収の動向などまだ不確定な要素もございまして、現時点では確たることを申し上げることができないというふうに思っ……


■ページ上部へ

第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号(1992/06/11、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 今御指摘がございましたように、やはりこの法案が通りましてPKO活動をしなければならない、それに制約がないようにしていかなければならない、これは私どもとしても考えていかなければならぬ問題であろうと思っております。ですから、法案の成立後の情勢を踏まえまして、私どもといたしましては、必要がありますと実施計画を定めて海外派遣等を行うことになっているということから、仮に海外派遣などの平和協力業務、これを行うに必要が生じた場合には、その具体的な予算措置につきましては、その時点で私どもは適切に対応していくことを申し上げておきたいと思います。

第123回国会 大蔵委員会 第1号(1992/02/04、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 今後における財政金融政策の基本的な考え方につきましては、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まず、最近の内外経済情勢について申し述べます。  我が国経済は、個人消費や設備投資に依然底がたさが見られるものの、住宅建設の減少などに見られるように、このところ拡大テンポが減速しつ つあります。しかしながら、雇用情勢については、有効求人倍率が高い水準にあるなど、依然引き締まり基調で推移しております。また、物価の動向を見ますと、国内卸売物価は引き続き落ちついており、消費者物価……

第123回国会 大蔵委員会 第2号(1992/02/19、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 まず、本当に今日までいろいろと御指導いただいたことにつきまして御礼を申し上げたいと思います。  今お話がございました問題につきまして、私ちょうど政治改革の問題、昨年は選挙制度なんかが特に多かったのですけれども、その以前は、国会改革ということでずっと党の中で仕事をしておりました。そのときにも実は議論があったわけですけれども、今のようなひな壇というのは例の旧憲法の時代の残りなのかなという議論なんかもいたしましたり、それともう一つ、やはりどうも国会の議論というのは生きてないという一面が実はあるのじゃないかという話がありました。  今のお話のフランスの議会あるいは英国の議会、これはまさ……

第123回国会 大蔵委員会 第3号(1992/02/25、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案、法人特別税法案及び相続税法の一部を改正する法律案、以上三件につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、御説明申し上げます。  政府は、最近における社会経済情勢等にかんがみ、小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例を拡充するとともに、住宅対策等早急に実施すべき措置を講ずるほか、租税特別措置の整理合理化等を行うこととし、本法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。  第一に、土地の相続税評価の……

第123回国会 大蔵委員会 第4号(1992/02/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 まず、これは各種の世論調査もございますし、また最近のいろいろな風潮、そういう中で、国民の政治に対する信頼というものが非常に薄らいでしまっていること、これを私たちはひとしく憂慮しなければいけないと思っております。しかしこれは、世論調査にあらわれますのは我が国民の意思の動向でありますけれども、私どもいろいろな国の人たちとお話ししたり、またいろいろな国の方々の日本に対する評論、こういったものを、各国の皆さん方のを拝見する機会も多いわけでありますけれども、最近では、どうも日本の政治から国の行く光といいますか方向が見えてこないとか、あるいは日本の中でいろいろ議論されておることが、本当に国……

第123回国会 大蔵委員会 第5号(1992/02/27、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 確かに、今昔さんから御指摘のございました点につきましては、一つの御提案であるというふうに考えられております。ただ、用地の取得時点におきまして具体的な公共事業の用地に供されることが明確でないといった一般的な公有地の拡大についてまで財源措置を講ずるということになりますと、土地政策上あるいは国及び地方公共団体等が直接土地の需給関係に関与することが必ずしも望ましいものであるかどうか疑問があるという点、これを考えたときに、私どもとしては慎重にならざるを得ないのじゃないかなと思っております。  ただし、今度の措置にいたしましても、特定公共用地等を取得する金融制度の創設を初め公共用地の先行取……

第123回国会 大蔵委員会 第6号(1992/03/04、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 私どもの税務職員に対します御配慮をいただきますことにつきまして、まずお礼申し上げたいと思います。  今も御指摘がございましたように、確かに、近年課税対象というものが増大しているほかに、また、不正の手口の巧妙化ですとか、あるいは経済取引の複雑化、広域化、国際化、そういうものに伴いまして大変事務量が多くなっているというのはもうおっしゃるとおりでありますし、また、税務執行面における公平確保の要請、これもさらに高まっておるというふうに思っております。また、今御指摘のとおり、地価税、相続税等新たな要素というものもあるということでございまして、私どもといたしましても、従来から事務運営の合理……

第123回国会 大蔵委員会 第7号(1992/03/13、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。  以上であります。
【次の発言】 ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案、国際金融公社への加盟に伴う措置に関する法律及び米州開発銀行くの加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案及び日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。  政府は、最近における内外の経済情勢の変化に対応し、我が国の市場の一層の開放を図る等の見……

第123回国会 大蔵委員会 第8号(1992/03/17、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 今お話がございましたように、ちょうど株式も日経の平均が二万円を割るというようなことで、不安要因といいますか、そういったものが広がりつつあるということは、私どももそのことを率直に感じております。  ただ、今の体制というのは、御案内のように財政につきましては大蔵省が所掌すること、金融については日本銀行と大蔵省が所掌しておりますけれども、両者の間では、私もここでもよくお答え申し上げてまいりましたけれども、常日ごろから密接な意見交換を行っておるところでございます。また経済情勢につきましても、例えば月例経済報告、こういったものは経済企画庁が中心となりまして、関係省庁と協議の上で経済政策に……

第123回国会 大蔵委員会 第9号(1992/03/18、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 今お話がありましたように、輸出入の貨物が大変増大しておるということ、あるいは出入国旅客が大変増加しておるということ、またいわゆる社会悪物品といいますか、そういったものですとか、あるいは知的所有権の侵害物品またワシントン条約の該当物品とか、そういったことが非常に大きな問題になってきております。  加えまして、迅速な通関をするようにということで、年々いろいろな国からも実は要請があるということでございまして、その割に定員というのは、五十五年あたりが八千数百人だったものが今七千八百九十六人に今度の予算が通りますとなるということでありまして、仕事の量はふえておりますけれども、確かにいろい……

第123回国会 大蔵委員会 第10号(1992/04/21、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいま議題となりました公認会計士法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、最近における公認会計士業務の国際化、多様化等の状況等に対応し、公認会計士業務に引き続き多くの優秀な人材を確保するため、公認会計士試験制度等について所要の改正を行うこととし、本法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。  第一に、公認会計士試験制度につきまして、第二次試験に短答式試験を導入するとともに、第二次試験の論文式試験に科目選択制を採用するほか、試験委員定数の法定制を改め、公認会計士審査会で決定し得る……

第123回国会 大蔵委員会 第11号(1992/05/12、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ノンバンクにつきまして、もう、るるお話があったわけでございますけれども、近年事業者向けの貸し付けを中心にいたしまして著しく量的な拡大を遂げた結果、ノンバンクが担う資金仲介機能のあり方、あるいはノンバンクの経営問題は、金融システムの安定及び健全な発展を図る上で、これはもう看過できないものであろうというふうに認識をいたしております。昨年の国会におきます証券及び金融に係る不祥事の再発防止に関する決議におきましても、こうした認識を踏まえまして、ノンバンクの経済活動が金融機関に匹敵する規模に達していることにかんがみまして、その実態把握を進めつつ適切な指導体制の確立を図ることとされておりま……

第123回国会 大蔵委員会 第12号(1992/05/14、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいま議題となりました証券取引等の公正を確保するための証券取引法等の一部を改正する法律案及び金融制度及び証券取引制度の改革のための関係法律の整備等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  昨年の証券及び金融をめぐる一連の問題につきましては、政府といたしましても極めて深刻に受けとめ、その際、国会及び臨時行政改革推進審議会よりいただいた御指摘を最大限尊重し、これらの問題の再発防止及び我が国の金融・資本市場に対する内外の信頼回復を図るため、法制上、行政上の総合的な対策に取り組んでいくこととしたところでございます。  また、金融・資本市場の自由化、国……

第123回国会 大蔵委員会 第13号(1992/05/15、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 今委員の方から冒頭にお話がありましたように、まさに一つの歴史的な転換、これは、時代もそうでありますし、また、金融あるいは証券取引につきましてもそういうことが申せるんじゃなかろうかと思っております。特に、日本の金融・証券関係は、専門制あるいは分業制、これを特色として、今日まで日本の経済復興あるいはその後の高度経済成長、こういうものを支え、我が国の経済の発展に大きく貢献してきたものというふうに考えております。  しかし、その後金融の基調というのは、かつてのいわゆる資金不足、これから資金余剰と言われるような時代へと変化してきております。こういう中にありまして、現行の縦割り制度というも……

第123回国会 大蔵委員会 第14号(1992/05/19、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 確かに株価は御指摘のとおり低迷しておりました。ただ、御案内のとおり、このところ多少底が見えてきたといいますか、ある一定のものが今確保されておりますけれども、しかし、昨日あたりの扱いというのは二億二、三千万というようなことでございまして、扱いというのは非常に少ないものであろうと思っております。  これの要因につきましては、今御指摘があったように、エクイティーファイナンス等が大変大きく行われたという中で、これが圧迫要因になっていることは事実でありましょうし、企業の業績悪化といいますか、そういったものがいろいろと表面に出されておることで嫌気が差したということもあろうと思っております。……

第123回国会 大蔵委員会 第15号(1992/05/20、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 まず、委員会の委員長の人事でありますけれども、この点につきましては、確かに行政事務、実務といったものに通暁している人がいいという意味で、大蔵省OBであっても適当な人がいればいいじゃないかという御議論が実はあるわけでございます。ただ、この委員会を設置することになりました経緯というものを考えましたときに、やはり少なくとも当面は大蔵省関係者を委員に充てることは見合わせるべきであろうと思っております。  ただ、今御指摘の中に、当分の間はどうだということであろうと思いますけれども、まさにこの経緯がそういうことであるということで、今後これが運営されていく中で、本当にいい人があり、また国民に……

第123回国会 大蔵委員会 第16号(1992/05/22、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 お答え申し上げます。  ただいま御指摘がございましたとおり、金融の自由化あるいは国際化、証券化、こういうものが進展をいたします中におきまして、各種の金融機関の業務の同質化が進んでおり、専門制ですとかあるいは分業制、こういうものを特色といたします我が国の現行の金融制度の見直しをしなければならない、この必要性が生じておるというふうに考えております。このために、今お話がありましたように、長年御議論をいただきましたり、あるいは先日来のいろいろな問題等につきまして反省を加えながら、今回の制度改革をお願いしておるわけであります。  この中で、特に、業態別の子会社を主体としつつ、金融・資本市……

第123回国会 大蔵委員会 第17号(1992/05/27、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいま局長の方からお答え申し上げたとおりでありまして、非常に社会的存在が大きくなり、また、今この一連の出来事の中で非常に大きなかかわりをしておるということ、また、そういったものがそのままに放置されたりなんかしていきますと、やはり社会的不安というものを助長させてしまうであろうというようなことで、今話がありましたように、金融システムの中できちんとした役割といいますか、そういったものを果たしてもらうためにも、ノンバンクというもののちゃんとした経営の内容ですとか財務の内容ですとか、そんなものがわかっていると、国民にもあるいは社会的にも安心というものが得られるのではなかろうか。そういっ……

第123回国会 大蔵委員会 第18号(1992/05/29、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ノンバンク問題につきましては、この委員会におきましても各委員の皆様から、ノンバンクが今度のバブル崩壊あるいはバブルの過程においていろいろな役割といいますか、それを果たしてしまっておるということ、そして非常にあれが大きいということ、ただ問題が、ノンバンクの形態というのは非常に幅広くあるということ、そういった中で、なかなかその対応というのは難しかったということは言えるのじゃなかろうかというふうに思っております。しかし、これだけノンバンクの存在というものが非常に大きくなったということになりますと、この動きいかんによっては金融システムの安全ですとかあるいは健全な発展、これを図る上でも非……

第123回国会 大蔵委員会 第20号(1992/06/02、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 お答え申し上げます。  我が国の経済は現在もう調整過程にある、いつも申し上げておることでございますけれども。過去数年間、これは非常に高い伸びで進んでまいりましたストック、これの調整的な動き、これが見られようと思っております。他方、労働需給は依然引き締まり基調で推移しておりまして、また、その中で住宅建設、こういったものには回復の兆しか見える、このように考えております。また在庫調整も、これは全般的にどんどん進んでいるということではございませんけれども、分野におきましては進んできておるというものも最近では見えるんじゃなかろうかと思っております。また個人消費の方は、物価が安定しておると……

第123回国会 大蔵委員会 第21号(1992/06/03、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいまお話がございましたように、今金融をめぐる環境というのは大変大きく変わってきておるということでございまして、特に金融の自由化、国際化の進展する中にありまして、金融機関は今後みずからの責任でその経営路線を選択し、それぞれの特性を生かしながら金融環境の変化に適応した業務展開を図る必要があろうというふうに考えております。  そういうことで、この合併転換法を改正する目的というのは、こういう状況を踏まえながら、長期信用銀行あるいは外国為替銀行及び労働金庫と異種の金融機関との合併、また異種の金融機関への転換の手続を明確にすることによりまして、金融機関の経営の選択の多様化に資するもので……

第123回国会 地方行政委員会 第6号(1992/04/16、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 まず、今日の景気に対する対応でありますけれども、いずれにいたしましても、昨年の夏ごうからですか、今まで大変大きく成長しておりました経済、これに陰りといいますか、一つの減速傾向といいますか、そういったものが見えてきたということでありまして、私ども、これに対しまして、十二月に行われました例の補正予算、こういったものを対応する、そういう中でゼロ国債六千億というものを認めるとか、あるいは財政投融資等で相当大幅のものをやらせていただきました。そして、十一月と十二月に続いて公定歩合の引き下げという対応をしたわけであります。  しかし、こういう対応をする中にありましても、さらに景気の減速感と……

第123回国会 予算委員会 第1号(1992/01/30、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 平成四年度予算の大要につきましては、先日、本会議で申し述べたところでございますけれども、予算委員会での御審議をお願いするに当たりまして、予算編成の基本方針及びその概要を説明させていただきます。  平成四年度予算は、極めて厳しい財政事情のもとで、財政改革を推進する観点から歳出の徹底した節減合理化を行い、税外収入の確保に努めるほか、建設公債の発行額を増加させ、税制面においても所要の措置を講ずることとしております。その中にありまして、社会資本の着実な整備や国際社会への貢献を初め、時代の要請に応じ、限られた財源を重点的・効率的に配分することといたしております。  一般歳出の規模は、三十……

第123回国会 予算委員会 第2号(1992/02/03、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいまの御指摘の点につきまして、私どもとして、まだ融資があったのかどうか含めて、事実関係を承知しておりません。  この問題につきましては、私どもの方としても、金融機関については、これは銀行法に照らしまして、その健全性ですとか、そういった観点から審査することになっておりますので、これは実際にどういう状況かというものについては調査をさせたいと思っております。  それから、担保取り消しの問題について、ちょっと今、私手元で承知しておりませんので、またあれしたいと思います。

第123回国会 予算委員会 第3号(1992/02/04、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 この点につきましては、今具体論のあれでございますが、私の方から一般論として申し上げますと、国税の納付、還付金による充当等により差し押さえに係る国税の金額が消滅したときには差し押さえを解除しなければならないと国税徴収法で規定されており、本件につきましても当該の法律に基づきまして適正に処理されておるということであります。
【次の発言】 今御指摘のございました点につきましては、まさに予算編成、これを迎えるに当たりまして我々の方の作業、いわゆる大蔵省内といいますか一台所の作業といいますけれども、そういった作業のために一定の目標とかあるいは設定された条件によりまして仮定の計算をしていくと……

第123回国会 予算委員会 第4号(1992/02/19、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ちょっと私、この問題について聞いておりません。今担当の方からお答えを申し上げます。
【次の発言】 使途不明金につきましては、今御指摘がございましたように、いわゆる適正な課税を行うこと、これ、解明をして適正な課税をするということになっております。  ただ、今御指摘がありましたように、何かペナルティーをどうだろうというお話がありますけれども、これは実は税制調査会の方でも御検討をされたことがございまして、「本来、何らかの経費としての性格を持つ支出を損金不算入とし全額を結果的に課税することは、法人税制の枠内の措置としては限界であるとも考えられる。なお、これ以上の措置を講ずる必要があると……

第123回国会 予算委員会 第6号(1992/02/21、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 基本的には今農林水産大臣から お答えしたとおりでありまして、今お話しのとおり、やはり農村社会というのは非常に今大きく変貌しておる。そういうものに対して、経営の相談ですとか、あるいは新しい技術なんかも非常に多く取り入れられる、またバイオなんというものも今だんだん研究されておるということで、そういったものをやはり普遍化していくということが大事であろう。またそのほか、いわゆる農村の中の御婦人方の健康の問題ですとか、あるいは家族のための生活を助長するとか、そういった新しい時代のまた要請というのが農業改良普及の中にあるということでございまして、そういうことで私どもとして協同農業普及事業交……

第123回国会 予算委員会 第7号(1992/02/24、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ちょっときょうは銀行局長、来ておらないのです。私ども、個別のことについて、ちょっと承知しておりません。
【次の発言】 まず一番目のマル優の問題でございますけれども、今お話がございました六十五歳未満の年金受給者、こういった方々のことも念頭におありになってお話があったと思うのですけれども、老齢者控除などの老人にかかわる税制上の優遇措置の適用対象年齢ですか、あるいは老齢基礎年金、あるいは老人福祉法による福祉の措置等の国の老人福祉にかかわる諸制度の適用対象年齢などの整合性というものを配慮いたしまして六十五歳以上とされたものでございまして、老人の範囲を六十五歳未満にまで拡大することは他の……

第123回国会 予算委員会 第9号(1992/03/02、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいま御指摘がございましたように、免許企業でございます証券会社におきましてこのようなトラブルが発生したこと、これはまことに残念なことであります。そして、今御指摘がありましたように、こういう問題があったという中から、いわゆる個人投資家、一般の大衆の方の投資家というものが市場から離れておる、これが今株価の低迷というものをもたらしている一つの大きなものであろうと思っております。その意味ではやはり市場の信頼というもの、これを一日も早く取り戻さなければいけないということで、先ごろも、証券業協会あるいは取引所の代表の方、こういった方々の努力というものについてお話をお聞きすると同時に、やは……

第123回国会 予算委員会 第10号(1992/03/03、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 先ほどからずっといろいろとお話があるわけでございますけれども、そこでも述べておりますように、今、日本で実際に政治に金がかかる。この状況は、例えば法定選挙費用というものについても今千数百万円ぐらい、選挙区の大きさによって違いますけれども。しかし、実際に私ども政治改革をしなければいけないということで、英国、ドイツあるいはフランスあるいはオーストラリア、ニュージーランド、いろんな国をずっと調べて歩きました。そうしますと、およそ政治家個人が一年間にかかる費用というのは、事務所一つぐらいと、あと一人ぐらいの御婦人の方なんかが日程を調整してくださる、そういったことでまあ数百万円ぐらいであろ……

第123回国会 予算委員会 第11号(1992/03/04、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 まさに大変子細なデータをお持ちになっての御指摘、私ども多く勉強させていただきました。  確かにノンバンクの融資業務につきましては、昨年の貸金業規制法の改正によりまして土地にかかわる貸し付けの実態把握と適正化のための必要最小限の報告を求めもことが法的に認められたわけでございますけれども、一般の貸出金についてまで報告を求める法的な権限は限られているものというふうに考えております。  しかし、このような法的な権限には制約があるものの、昨今の不祥事ですとかあるいは過剰融資問題等にもかんがみまして、ノンバンク側の自主的な協力、これを前提としてノンバンクの融資業務の状況についてもできる限り……

第123回国会 予算委員会 第12号(1992/03/05、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいまの長崎県がもう実施されましたその被災地調査は、結果が出るということでございます。こういうものを踏まえながら長崎県と国土庁とお話しになるということでありまして、私どもは今皆様の御議論がありましたこと、そして各省が話し合うこと、こういうものを踏まえながら対応していきたいと思います。  先ほど御指摘がありましたように、この災害というのは一過性のものでない、見通し不透明の災害のために、現地住民が非常に不安にあるということであろうと思っております。こういったことも私ども十分踏まえながら各省庁と十分連絡をとってまいりたい、かように考えております。

第123回国会 予算委員会 第13号(1992/03/06、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 お答え申し上げます。  免許企業でございます証券市場で再びこういう問題が表面化してきておるということ、そして、先ごろ来のいろいろなトラブルが起こったということにつきまして、大変私どもも監督官庁にある立場として遺憾に存じております。  いずれにいたしましても、金融市場あるいは証券市場というのは、この市場経済の中において最も信頼されなければならないものであるということからいきましても、やはりこういったものが信頼され、そして活性化されるということが経済の大きな発展につながるということでございますので、私どもといたしましても、今これから御審議をいただこうといたしております証券取引法を初……

第123回国会 予算委員会 第14号(1992/03/07、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 今御指摘がございましたように、私ども中期目標というものをつくりながら、それに向かって努力をいたしておるわけでありますけれども、現実に、今御指摘がありましたように、平成三年度七・幾つに対しまして、今一〇%を超えてしまっておるというのが実態であるわけでございます。  ただ問題はい私どもといたしましても、何というのですか、やはり高齢化社会を迎えるということでありますから、このときにいわゆる公債の累積というものを、これをふやしていくということは、これはもう厳に慎まなきゃいけないということでありまして、私どもとしてやはり一番やらなきゃならないことは、何といっても歳出の削減ということ、これ……

第123回国会 予算委員会 第15号(1992/03/09、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 今、無償と借款につきましてのお話はもう外務大臣からお話がございましたけれども、いずれにいたしましても我が国の場合には、八〇年代前半というのは五割程度がアンタイド化されておったわけでありますけれども、今日までは八割を超えていくということでございまして、しかもこれは各国の参加もできるということで、この点についてはかの国にも均てんしておるということが言えるのじゃなかろうかと思っております。  なお、透明性につきましては、これは相手国の立場というものもありましょうけれども、随時国会の方にも資料を提出して私どもは情報の公開というものを進めておる。そして、その効果についても、各省の皆様方が……

第123回国会 予算委員会 第16号(1992/03/10、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 今御指摘がございましたように、確かに税収は落ち込んできておるという現実、これは、昨年の、本年度の予算を編成するに当たりましても、私ども平成三年度の税収が相当落ち込むであろうということを実は予測しておったということは事実であります。ただ、それに対しまして、私どもといたしましては、今大蔵委員会の方で御議論いただいておりますように、税制の改正も幾つかの問題についてはお願いを、必要やむを得ないものとしてお願いしておりますし、また公債につきましても、建設国債を増発する等につきまして、私ども、必要な支出というものを抑えながらも、必要なといいますか、支出を抑えながらもそういうものをもろもろお……

第123回国会 予算委員会 第17号(1992/03/13、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいまお話のございました四党の修正に対しまして、自由民主党の方から御回答申し上げました。私どもは誠心誠意これを承って勉強してまいりたいと思っておりますけれども、これは、関係省庁と申しますのはまだ確定を私どもしておるところではございませんけれども、少なくも雇用政策上の問題があるということあるいは社会政策上の問題があるということでございますから、これにかかわるところのそれぞれの省庁に加わっていただくことになるのじゃなかろうかというふうに考えております。
【次の発言】 私どもは、やはり非常に幅広い実は問題でございますので、これをどういう関係の、省庁がどんなところが関係するかというこ……

第123回国会 予算委員会 第18号(1992/03/30、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 このたび、平成四年四月一日から同月十一日までの期間につきまして暫定予算を編成することといたしましたが、その概要について御説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げます。  暫定予算が本予算成立までの応急的な措置であることにかんがみ、今回の暫定予算におきましても、人件費、事務費等の経常的経費のほか、既存の法令等により支払い期日が到来する経費などについて、暫定予算期間中における行政運営上必要最小限の経費を計上することといたしております。  なお、新規の施策に係る経費につきましては、原則として計上しないこととしておりますが、生活扶助基準等の引き上げ、国立大学の学生の増募……


■ページ上部へ

第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 大蔵委員会 第1号(1992/11/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいま議題となりました平成三年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例等に関する法律案及び日本開発銀行法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、平成三年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例等に関する法律案につきまして御説明申し上げます。  平成四年度におきましては、租税及び印紙収入が最近までの収入実績等を勘案すると、当初予算に対し大幅な減収となることが避けられない見通しである一方、総合経済対策に関連する経費を計上するとともに、給与改善費など特に緊要となった事項について措置を講ずる必要が生じております。このため、政府は、補正予算……

第125回国会 予算委員会 第1号(1992/11/20、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 平成四年度補正予算の大要につきましては、既に、本会議において申し述べたところでございますけれども、予算委員会での審議をお願いするに当たりまして、その内容を申し上げさせていただきます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  政府は、去る八月に、十兆七千億円に上る過去最大規模の公共投資の拡大等を中心とする内需拡大策等の総合経済対策を決定いたしました。  今回の補正予算におきましては、この総合経済対策を実施するため、公共事業等の追加として、一兆九千六百二十二億円を計上しております。その内訳としては、一般公共事業関係費一兆三千億円、災害復旧等事業費三千七百二十二億円を計……

第125回国会 予算委員会 第2号(1992/11/24、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 確かに郵貯に今資金がシフトしているということが指摘されるところであります。これにつきましては、確かに国庫の方に滞り、そしてそれが出るのが遅いということでありますけれども、しかし、今、私どもが今度の補正を組みましたり、あるいは総合経済対策全体を組みますときにも、やはりあそこに資金があるという中で、これを積極的に財投に回すことができたということは私たちは評価すべきものであろうと思っております。  ただ問題は、金利の自由化という中にありまして、今ここの点がやはり問題があるというところで、今郵政省とも話し合いをいたしておるところでございまして、やはり国民の預金というものが、いろんな選択……

第125回国会 予算委員会 第3号(1992/11/25、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 赤字国債につきましてのお話でございますけれども、私どもといたしましては、これをまた再現といいますか、今ようやくやめたところですね、これを始めるということになりますと、いわゆる何というのですか、歳出圧力というもの、これに対する歯どめというものがなくなってしまうということ。それと国債費というのがもう二〇%を超えてしまっておるという状況で、いわゆる高齢化社会というものを私ども考えましたときに、やはり今ここでやってしまうということは大変なことになろうと思います。  そしてもう一つは、やはり社会資本という形で後世に資産を残さないということで、他方では利払いというのがどんどんどんどん負担が……

第125回国会 予算委員会 第6号(1992/11/30、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 この問題につきましては、たしか本予算の御審議の際にも、今度PKOが実際に動くとしたときの経費をどうするんだというお話があったわけでございますけれども、計画ですとか調査、こういったものの基本的なものにつきましては総理府の予算の中で対応し、また実際に動くときの経常的な経費につきましては防衛庁の既定経費の中で実施されるものと思いますということを、実は私どももたしか御答弁を申し上げてまいったわけでございまして、今度の防衛庁の支出については、これは妥当なものであろうというふうに申し上げたいと思います。
【次の発言】 先ほどの御質問の関連につきまして御答弁申し上げたいと思います。  PKO……

第125回国会 予算委員会 第7号(1992/12/01、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 ただいまお読みいただきました、自民党政調会長に各野党の皆様、三党から共同の申し入れがあったということにつきまして、大変熱心な御要請があったというお話を私ども承っております。そして今、まあ自民党の方はこの問題についていささかも考えてないという、冷ややかな姿勢であるというお話があったわけでありますけれども、政調会長初め我が党の皆さん方も、それはでき得ることであれば、これはぜひそういうことでもやりたいという気持ちはありますでしょう。ただし、財源のないという中にあって、財源が厳しいという中にあっては、これはできないんだというのが率直なみんなの気持ちであろうというふうに私どもは理解いたし……



■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院39期)

第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1992/03/12、39期、自由民主党)【政府役職】

○羽田国務大臣 平成四年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関收入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は、七十二兆二千百八十億一千百万円となっております。  このうち主な事項について申し上げますと、租税及び印紙収入は六十二兆五千四十億円、雑収入は二兆二千百十四億九千二百万円、公債金は七兆二千八百億円となっております。  次に、当省所管一般会計歳出予算額は、十八兆二千二十六億三百万円となっております。  このうち主な事項について申し上げますと、産業投資特別会計へ繰り入れは二千百六十六億四千七百万円、国債費は十六兆……




■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

羽田孜[衆]在籍期 : 32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-|39期|-40期-41期-42期-43期-44期-45期
羽田孜[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 39期在籍の他の議員はこちら→39期衆議院議員(五十音順) 39期衆議院議員(選挙区順) 39期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。