このページでは梶山静六衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(梶山静六君) ただいま議題となりました内閣法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、先般の第三次臨時行政改革推進審議会の答申の趣旨にかんがみ、内閣総理大臣に対する補佐体制の充実を図るため、内閣総理大臣補佐官の制度を設けるとともに、内閣官房における行政各部の施策に関するその統一保持上必要な総合調整等の一層の円滑化を図るため、内閣官房副長官の職務に関する規定を整備する等の措置を講じようとするものでございます。 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、内閣法の一部改正であります。 その第一点は、内閣官房副長官……
○梶山国務大臣 こちらに来ると、ちょろちょろじゃなくて正式にお話を申し上げなければなりませんから、ちょろちょろという言葉はひとつお取り消しを願いたいと思います。 いろいろ考えたり、いろいろ打診をすることは仕事の一つでございます。ただ、政府は、現在提出をしているこの住専関連法案を一日も早く成立をさせていただいて、この処理が正確に厳格に遂行できるようなことをどうしても早くしてほしい。そういう思いがあれば、皆さん方の議論を踏まえて、大筋変わらなければそういうこともあり得べし、こう思うことは、議員である、閣僚の一人ではありますが、その以前に議員の一人でもあります。国民の声を聞きながら、そう心に思うこ……
○梶山国務大臣 まずもって、住専処理や金融健全化のために、国会、政府、与野党、そしてこの関連する金融界、また農協系統の金融機関、幅広い国民の皆さん方の大変熱心な御議論のさなかに、私、官房長官としてのもちろん記者会見でありますから発言でございますが、この問題で若干でもこういう問題にそごを来すことがあれば大変申しわけないという思いがいたします。しかし、私は決して、私人としての思いというよりも現在置かれている立場を実は申し上げたことでございまして、幾ばくか、この新聞の論調には若干強弱をつけてある点もありますので、弁明もひっくるめまして、真実を申し上げたいと思います。 このきっかけになったのは、先週……
○梶山国務大臣 私がこの問いに答えるべきかどうかは判断に苦しむところでありますが、この半年間の国会の論議を通じまして、母体行ないしは金融機関がこの金融不安のもとになった住専の状況には一義的な責任を負うべしと、こういう声が日増しに高まっていることを承知をいたしております。恐らく私を今指名をされたのは、過般、私が、場外というか、国会でも一回質問を受けたわけでありますが、必ずしも私はそれを不当な利益を得ているというふうに考えているわけではありませんが、正確な数字を私、存じませんが、今不良債権額は三十四兆と言われておりますが、一説には五十兆とも言われるし、その判断というか基準のとり方によっては、相当違……
○梶山国務大臣 どこでの発言をとらえて御質問になったのかわかりませんが、記者会見、それからここでの、委員会での答弁で申し上げております。
もちろん、私自身、閣僚である以前に政治家でもございます。そういう政治信念もひっくるめまして、今の内閣のスポークスマンという立場もわきまえながら申し上げたつもりであります。
【次の発言】 総合的な観点から私は申し述べる立場にございませんが、個人的な感覚からいいますと、確かに低金利政策というのは、支払い金利が少なくなりますから企業の収益を上げる状態にはなりますが、個人の所得というか利子所得は、これは間違いなく低下をする。それが例えば日銀白書で、金融のニュートラ……
○梶山国務大臣 ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 独占禁止法は、公正かつ自由な競争を維持、促進することにより、一般消費者の利益を確保するとともに、国民経済の民主的で健全な発展を図るものであります。近年の我が国経済につきましては、市場メカニズムのもとで経済の活性化を図り、我が国市場を一層開かれたものとすることにより経済構造改革を推進していくことが強く求められているところであります。このためには規制緩和を推進することが重要であり、これと一体のもの として、競争政策の積極的な展開を図……
○梶山国務大臣 このたび内閣官房長官及び女性問題担当大臣を拝命し、内閣官房及び総理府本府の事務を担当することになりました梶山静六でございます。 微力ではございますが、誠心誠意職務の遂行に当たってまいりますので、委員長を初め皆様方の格別の御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げます。どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)
○梶山国務大臣 私は、実態は、本当のところを言うとよくわかりません。中に立ち至って調べてみたこともございません。ですから、実態はどうであるかということよりも、形式的には全く別な存在でありますから、ただ、親会社的母体行が、そこに役員を派遣し、それぞれの権限行使をしているということを見れば、実態的には今松本委員が言われるようなことがあろうかと思いますが、ただ、法的な立場で物を言えというのならば、それは必ずしもそうではないという半面があろうかと思います。
【次の発言】 恐らく、良好な関係というか、経済が、当時土地の値段が上がっている状況下での紹介融資、これは資金量の過不足、そういうものによってあるい……
○梶山国務大臣 ただいま議題となりました皇室経済法施行法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 改正点は、内廷費の定額及び皇族費算出の基礎となる定額は、皇室経済法施行法第七条及び第八条の規定により、現在、それぞれ二億九千万円及び二千七百十万円となっております。これらの定額は、平成二年四月に改定されたものでありますが、その後の物価の趨勢及び国家公務員給与の引き上げにかんがみ、内廷費の定額を三億二千四百万円、皇族費算出の基礎となる定額を三千五十万円にいたしたいと存じます。 以上が、皇室経済法施行法の一部を改正する法律案の提案理由及び内容の概要であります……
○梶山国務大臣 沖縄の基地問題について沖縄県民の怒りというか、昨年の事故以来大変高まっていることは大変残念な状態でございます。そして、過般の裁判の結審を得て知事の署名を求めているわけでありますが、昨日も防衛施設庁長官が大田知事にお会いをいたしまして要請をした結果、その要請にはこたえられない、沖縄県民の思いを考えるならばそういう措置をとることができないということで、お話を受けられないという結論をちょうだいをしたわけであります。そして今、最高裁に上告をされた話も聞いてまいりました。 大変残念な事象でございますが、いずれにいたしましても、この状態を一日も早く脱却をするために全力を挙げて力を尽くし、……
○梶山国務大臣 お答えを申し上げます。 田口委員には、今日まで与党の連絡会議において、ACSAその他について大変な御努力を賜っておりますことに心からまずもって感謝を申し上げます。 この十七日の橋本、クリントン大統領の間で署名をされました日米安保共同宣言においては、二十一世紀に向けて、日米安保体制が我が国の安全及びアジア太平洋地域の平和と安定のために引き続き果たしていくべき重要な役割にかんがみ、日米間の安全保障面での協力を促進していく旨を明らかにしたものでございます。そして今、このような考え方に立って、共同宣言の中において日米防衛協力のための指針の見直しを開始することを表明をしたわけでありま……
○梶山国務大臣 ただいま議題となりました内閣法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、先般の第三次臨時行政改革推進審議会の答申の趣旨にかんがみ、内閣総理大臣に対する補佐体制の充実を図るため、内閣総理大臣補佐官の制度を設けるとともに、内閣官房における行政各部の施策に関するその統一保持上必要な総合調整等の一層の円滑化を図るため、内閣官房副長官の職務に関する規定を整備する等の措置を講じようとするものであります。 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、内閣法の一部改正であります。 その第一点は、内閣官房……
○梶山国務大臣 お答えを申し上げます。 政府としては、八月一日の人事院勧告を受け、八月七日に給与関係閣僚会議を開催をし、国家公務員の給与の取り扱いの検討に着手をしたところであります。人事院の勧告を受けての国家公務員の給与の取り扱いについては、給与関係閣僚会議において、人事院勧告制度尊重の基本姿勢のもと、財政事情を初めとする国政全般との関連等について十分議論を尽くして検討する必要があり、現段階における今後のスケジュールについては確たることは申し上げかねるところであります。 そして、臨時国会の開催時期という御質問がございましたけれども、まだ案件等を絞り込んでおりません。ですから、今のところ、臨……
○梶山国務大臣 大蔵大臣を要請されたことはございません。
【次の発言】 一義的に私の答える分野ではございませんが、私の、ある雑誌への投稿がお目にとまって恐縮に存じます。
時系列的に言うと、あれを書いたのは十一月末から十二月の初めであります。その後、この問題を私たちが承知をするというか議論にのせたのは、我が自由民主党の総務会、十二月の末であります。そして現在、皆さん方の言の葉にのっているこの文芸春秋の投稿は、むしろその後、一月の十日前後に発売をされたものでございますので、まずもってその辺のところ、官房長官として寄稿をしたものではないということだけは御承知おきを願いたい。ただ、私が率直に感じまし……
○梶山国務大臣 住専問題については、総理、大蔵大臣、農水大臣、並々ならぬ決意を披瀝されていることは御案内のとおりであります。そして、私が主宰をする住専問題に関する関係閣僚懇談会を設置をし、メンバーには大蔵大臣、法務大臣、農水大臣、国家公安委員長と私がなっております。そして、これは昨年末に住専の不良債権回収問題についての閣僚懇談会として発足をしたものでございますが、以前に委員から同趣旨の御指摘 をいただいたことも踏まえ、その役割を拡充し、回収問題のみでなく、住専問題の経緯、原因等を明らかにし、国民に説明を行うことを視野に入れて、住専問題についての幅広い議論を行うものとして一月十九日に開催をいたし……
○梶山国務大臣 どちらの側面もあろうかと思います。きのうの質疑を通じて感じましたことは、やはり大蔵、農林のいわば指導の覚書その他を見ましても、それぞれの期待感や、あるいは現実に処理をした段階を見ますと、それに配意をしていることは現実でございますから、ひとり農協というか農林系統だけではなくて広範な意味を含めた、今総理の答弁がありましたけれども、いずれにも配意がされている、こう理解をいたしております。
○梶山国務大臣 閣僚の政治献金についてでございますが、資産の公開はいたしておりますし、それから今御指示のあった住専、五十先か百先か、そのものに係る融資先、実は我々閣僚はこの資料は配付を受けておりません。これは委員長の手元で、委員の皆さんないしは理事の方々に行っているだけでございますので、改めて大蔵大臣を通じましてこの資料を内密に見せていただいて、守秘義務に反しない範囲内でこの処置をとってまいりたいと思います。発表の方法は、いずれお諮りをいたして決めたいと思います。
【次の発言】 私が国務大臣として答えるべき立場にございませんが、記者さんの問いかけに対して、私も農村、農民の出身でありますから、農……
○梶山国務大臣 記者会見のために中座をしていたことをお許しをいただきます。 なお、今までの奥田委員の質問の全貌を知っておりませんからお答えが適正を欠くかもしれませんが、一義的に御質問になっている点は、大蔵大臣ないしは農水大臣、そして総理の所管する事項でございます。そして、今奥田委員言われたとおり、総理、内閣を支えて支えて支え抜くという気持ちでございますから、多くを申し上げることはございませんが、私も、昨年来、遅まきながら若干この問題を勉強いたしまして、遅きに失したという感が一ついたします。 それから、二十五年政治生活をしておりながら、こういう問題に本当に目を開かなかった自分の政治責任を感じ……
○梶山国務大臣 どの新聞をごらんになられても、審査能力がないとは書いてありません。一般市中銀行から見て若干劣るのではないのかという、私は素朴な感情を申し上げただけであります。
【次の発言】 あなたはそれを計算して、自分でできるお気持ちがあって言っているのですか。私が申し上げたのは、一般市中銀行やその他、絶えず顧客の多い分野で働いている金融機関は審査能力がそれなりに高いだろう。地方で、農村で農家からお金を集め、貸すところのそれほど多くない信連やその他にそれほどの調査能力、相手の調査能力が少ないことは、これはやむを得ない。それは量的なものではなく、どちらが優位かという判断で私は申し上げたわけであり……
○梶山国務大臣 元本を保証したというようなことを私は申し上げたことはございません。申し上げているのは、新しい金利が決まって損失を与えないということが言われたというふうに私は表現をした覚えはあります。
【次の発言】 昨年の阪神・淡路大震災を教訓として、政府は大変災害時の危機管理体制の充実に努めていることは御案内のとおりであります。そして総理も、常日ごろ、就任以来、危機管理、特に災害対策に念には念を入れるようにという指示もございますし、総理は絶えず、システムと人の問題であると。ですから、まずもって情報収集をどうするか。そのためには二十四時間態勢のいわば情報収集センターも設立をいたしました。
ただ……
○梶山国務大臣 お答えをいたします。 先日厚生大臣が、裁判所が和解勧告に際して示した所見である国の責任、これを認め、なおかつ過般のHIVの原告団とのいわば会見と申しますか話し合いで心から謝罪をいたしたところでありますが、これは和解に向けて大変大きな前進になるものと私は理解をいたし、この問題の責任者である厚生大臣の発言でございますから、今後とも、この厚生大臣の発言を重要に受けとめ、和解による早期解決に全力を挙げてまいらなければならないと考えております。 なお、外資系の企業等についてもお触れになりましたけれども、厚生大臣に第一義的に交渉に当たっていただき、あるいは和解の勧告者である裁判所に最終……
○梶山国務大臣 お答えをいたします。 本日の閣議では、政府として、海洋国家日本の国益上重要な本条約の早期締結と海洋法制の整備のため所要の準備を進めること、二、海洋法制の整備として、接続水域及び排他的経済水域の設定などの措置をとること、三、韓国及び中国との漁業関係に関し、両国との協議により条約の趣旨を十分に踏まえた新たな漁業協定が早期に締結されるように鋭意努めてまいること等について了解を行ったところであります。 本日の閣議了解を踏まえて、条約の締結及び関連法案の策定、改正についての政府部内の調整を行い、できるだけ早い時期に国会にお諮りすることとともに、韓国及び中国に対しては、漁業関係について……
○梶山国務大臣 事詳しく総理の村山前大臣の評価についての言葉を知りませんけれども、総理は時々、政治家の出処進退はみずからが決するところ、その信念に基づいた行動とこれを大きく受けとめ、心から敬意を表しますというような表現を使っていることは間違いがございませんし、私はやはり、当時、意表をついてという言葉がいいのかどうかわかりませんが、それぞれの政党、それぞれの政治に携わる者、予期をせぬ時期に御退陣をなすった、そういうことに対するあれは、それぞれみずからが自分の信ずるところに従って出処進退をお決めになったものだ、こう総理と同じように感じております。 ただ、一つ言えることは、それが公的にどうであった……
○梶山国務大臣 お答えを申し上げます。 去る二月九日の閣議において住専処理法案が閣議決定をされましたことを機会に、今深谷委員御指摘の、一月三十一日この予算委員会において御提起を受けた問題について検討をいたし、政府としては、住専問題の経緯、原因等を明らかにし、強力な債権回収、借り手、貸し手の責任追及等、住専問題の処理を図るため、閣議決定により、内閣に、私を本部長とする住専処理対策本部を設置をしたところであります。 今の御質問を聞きながら、預金保険機構あるいは住専処理機構、これが内閣の責任において強力に遂行されるように、当本部は全力を挙げる決意であります。
○梶山国務大臣 私の率直な国の安全に関するいわば疑問、そういうものを表現した個人的な見解でもあります。
しかし、現実には、我が国民挙げての願望である平和国家、そしてその願いと外交努力は、日本の地理的環境と相まって大変平和的な環境を形成をいたしております。理論上のいろいろな問題点はございましょうけれども、現実、今の政権でそういうものを危惧すべき状況にはないというふうに考えております。
ただ、我が国の長い将来を考えてそういうことを頭の中で整理をしておく、勉強をすることは、私自身は大切だと考えております。
【次の発言】 一義的には私の答える分野ではないかもしれませんが、某紙が、官房長官がそれぞれ……
○梶山国務大臣 具体的な処理については、大蔵大臣以下の大蔵省のいわば具体的な対策にまっところでございますが一いずれにいたしましても、今委員御指摘のような会社更生法やあるいは破産法、こういうものをやってみますと、私も事例を若干調べたのですが、例えば三光汽船は会社更生法にのっとってやっておりますが、問題の起きたのは昭和六十年であります。そして、現在もまだ手続中、十余年を経ております。それから親和観光開発、これは破産法によってやっておりますが、平成元年にその処理が始まったわけでありますが、いまだに手続中であります。 こういうもの一個一個の問題について、それぞれが法的処理をすることはそれなりの価値が……
○梶山国務大臣 意味がわかりませんが、一月の十一日の橋本内閣の初閣議では、「国務大臣の営利企業等の兼職について」の申し合わせをいたしております。 昔の内閣その他については残念ながら承知をいたしておりません。その当時の総理大臣を呼んでお聞きを願えればおわかりになると思います。
○梶山国務大臣 委員御指摘のとおり、昨夕、伊藤座長にお越しを願いまして、本報告書を御提示を願いました。計十一回の会合を通じ、歴史学、民族学、国際法など多方面にわたる難しい問題を幅広く審議をし、極めて内容のある報告書をおまとめをいただいたものと承知をいたしております。
御指摘の新しい立法措置等については、有識者懇談会の特段の御提言であることを承知をいたしておりますが、政府としては、その点を含め報告書を最大限尊重をし、今後各省庁と十分に相談の上、適切に対処してまいりたいと考えております。
【次の発言】 言葉の足らなかった点があろうかと思いますが、結果として今権原のない状態が続いているわけでありま……
○梶山国務大臣 まずもって冒頭、委員には長い間この問題に関心を持っていただき、調査にも参加をされていますことに、心から敬意を表する次第であります。 今、外務省ないしは防衛庁等からお話がございましたとおりでございまして、委員御指摘のように、本件遺棄化学兵器の処理に向けては、外務省のみならず政府全体として取り組むべき問題であると考えており、外務省を中心にして現在行っている現地調査等の結果を踏まえ、引き続き、関係する他の省庁や民間の専門家の知見を十分活用しながら、本件の解決に向けて取り組んでいくことが重要と考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
○梶山国務大臣 前段、私が常日ごろ考えていることを雑誌やあるいは別個の機会で申し上げたことはございますが、これは必ずしも、私はみずから凍結というようなものを主張したわけではございませんで、公金を導入するからには少なくとも原因やあるいはその責任を徹底的に追及をされなければならない。私は、むしろこれは先だということを申し上げたことは間違いございません。 しかし、それはまさに幼稚園生の私の素朴な書告論でございましたが、今日までこの四カ月近くいろいろな議論を重ねてまいりますと、今私が私見を申し上げる立場にございませんが、この審議の中でいろいろな有意義な御提案やらあるいは具体的な方法等がお示しになられ……
○梶山国務大臣 前々の予定は三月に提出をされるという予定があったわけでありますが、その後の法案作成や委員会の審議状況、そういうのを踏まえて、いまだに提出をされていないということは御案内のとおりであります。 私は、やはりこの法案を見まして、加藤委員のように専門的な税やあるいは金融に対する知識を持ち合わせをいたしませんが、いずれにしても、金融の総貸し出し七百兆とも言われる、その中で四十兆近い不良資産がある。それから、その中、特に住専に限っては十三兆余のところ六兆プラスアルファがある、こういうことでありますから、この順序全般から見れば、金融の安定、健全化というものを大きく眺めてそれから細かい分野に……
○梶山国務大臣 前回、山口委員の問いにお答えを申し上げましたけれども、現在、知花さんの土地の所有をめぐって権原のない状態にあるわけでありまして、こういう違法というか適法でない占拠が続くことは決して望ましい姿ではないわけであります。あとう限り話し合いで適正に解決をすることが望ましいわけでありますが、長い間こういう適法でない状態が続くということは決して好ましいことではございません。 ですから、私は、一般論として、少なくともそういう状態に至らないためにどういう行政措置があるのかどうなのか、これは当然勉強しておくことでございますし、例えば公共用地の取得について、最終的には建設大臣の裁決もあり得る、そ……
○梶山国務大臣 平成四年度における総理府所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 総理府主管の歳入につきまして、歳入予算額は三百四十三億七千四十五万円余でありまして、これを収納済み歳入額四百三億六千三万円余に比較いたしますと、五十九億八千九百五十八万円余の増加となっております。 次に、総理府所管の歳出につきまして、歳出予算現額は八兆二千七百九十六億二千七百八十二万円余でありまして、支出済み歳出額は八兆一千七百二十三億八千四百五十二万円余であります。 この支出済み歳出額を歳出予算現額に比較いたしますと、一千七十二億四千三百三十万円余の差額を生じます。 この差……
○梶山国務大臣 平成四年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 内閣主管の歳入につきまして、歳入予算額は五千六百四十二万円余でありまして、これを収納済み歳入額六千七百八十二万円余に比較いたしますと、一千百四十万円余の増加となっております。 次に、内閣所管の歳出につきまして、歳出予算現額は百四十五億五千百三十七万円余でありまして、これを支出済み歳出額百四十三億五千四百七十四万円余に比較いたしますと、一億九千六百六十三万円余の差額を生じますが、これは人件費等を要することが少なかったため、不用となったものであります。 引き続き、平成五年度における内……
○梶山国務大臣 平成八年度における内閣及び総理府所管の歳出予算要求額について、その概要を御説明いたします。 内閣所管の平成八年度における歳出予算要求額は百六十九億七千五百万円でありまして、これを前年度当初予算額百六十七億七千四百万円に比較いたしますと、二億百万円の増額となっております。 次に、総理府所管の平成八年度における歳出予算要求額は九兆八百三十億八千六百万円でありまして、これを前年度当初予算額八兆九千八百九十九億四千九百万円に比較いたしますと、九百三十一億三千七百万円の増額となっております。 このうち、経済企画庁、環境庁及び国土庁に関する歳出予算要求額については、他の分科会において……
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