このページでは中野寛成衆議院議員の40期(1993/07/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は40期国会活動統計で確認できます。
○中野寛成君 私は、新進党・民主会議を代表して、村山総理の所信表明演説に対し、私たちの提言を述べつつ、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 まず、村山連立政権の政治姿勢についてであります。 言うまでもなく、冷戦構造の崩壊、経済の国際化の急激な進展、マルチメディア社会の到来といった情勢の変化に伴い、世界は歴史的な激動期を迎えております。我が国がかかる激動期にその生存を図り、二十一世紀日本の明るい展望を切り開いていくためには、従来の発想を大胆に転換し、これまで定着してきた制度、システムの変革に勇気を持って取り組まねばなりません。政治に求められていることは、歴史に対する深い洞察、正しい時代認識……
○中野寛成君 私は、新進党を代表して、橋本総理大臣の施政方針等四演説に対して、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 今日、政治に対する国民の信頼はまさに地に落ちております。理由もまた明白であります。自民党、社民党、そしてさきがけという理念も基本政策も異なる連立政権が、将来のビジョンも示さず、その場しのぎの対策に終始し、バブルの後始末をその犠牲者である国民にツケ回ししたあげく、勝手に政権を投げ出し、国民の審判を得ることのないまま政権をたらい回しするという全く無責任な政治を繰り返しているからであります。(拍手) ちなみに、橋本総理は、平成五年七月の細川連立政権の誕生に際し、同年九月の衆議院本……
○中野委員 先ほど宮内参考人の方から、日本は規制社会だと言われる、こういうふうに言われまして、全く同感なわけなんです。やはり原則自由、例外規制という原則に戻らなければいけないと思うのでありますが、私はどっちかというと皮肉屋なものですから、最近、規制緩和が声高に叫ばれるようになった現象を皮肉なことだと思っているのです。本来、原則自由、規制がない社会、今までの既成概念でいいますと、自民党政権のときに規制緩和がもっと進んで、いわゆる社会主義政党の参加したこの連立政権のもとでは、逆にどう規制をするかというのが論じられるというのが過去の古い概念では考えられることである。それが今、いわゆる全く逆転している……
○中野委員 民社党の中野でございます。 お三人とも、当然といえば当然ですが、規制緩和、行政改革、大変熱心に、しかも、各論はさておいてでも、やはり総論、明確に確立をしてやっていこうという御熱意についてはよくわかりますし、私も大賛成でございます。ただ、そのときに、今も雇用の問題等出てまいりましたように、具体的な作業をやるときにはかなり緻密な配慮も加えなければいけないことは事実です。 ただ、配慮倒れに終わって規制緩和が進まないという実態が今までは多過ぎたということが言えるのだろうと思います。大胆不敵にやっていく必要があると思いますが、なかなか、企業を含めて社会の抵抗というのはかなり厳しいだろう。……
○中野委員 閣僚の皆様、御苦労さまでございます。民社党を代表して質問いたします。経済、財政問題についてでありますが、我が連立内閣は自民党政権時代の三つの負の遺産を継承したと言われております。 一つは、景気対策が後手後手に回った結果、深刻な不況が続いているということであります。二つ目は、サラリーマンの税負担が累増する一方で大幅な歳入欠陥が生じるなど、税体系のゆがみが生じているということであります。三つ目は、硬直的な財政運営、予算編成が続き、生活先進国づくりや貿易摩擦解消等がおくれているということであります。国民に責任ある政治を実行するためには、たとえ過去の経験豊かな野党から袋たたきに遭っても、……
○中野委員 会派改新の民社党を代表して、お尋ねを申し上げます。 まずは、羽田内閣の発足に心からお祝いを申し上げたいと思います。そして、閣僚の皆様の、大変厳しい折でありますが、それだけに御健闘をお祈りを申し上げる次第であります。 さて、まず総理にお尋ねをしたいのでありますが、最近、変革とか改革という言葉がよく使われるわけであります。我々もそうでありますが、最近の政党の名前も、改革とか民主、社会とか自由とか、ある意味では方法論に関する名前が多いと思います。目指す目標、言うならば変革とか改革の後に来る新しい国、新しい社会はいかなるものなのかという目標を示すということが国民にとっては大変大切なので……
○中野委員 おはようございます。 新しい時代を切り開こう、日本もまた世界的な大変革の中で、それにおくれない、むしろ時代を先取りする、世界の運営をリードする、その意気込みを持ってこれから日本の政治改革や経済改革に取り組んでいかなければいけないと思います。 私は、一つの期待を持ってきょうはお尋ねをさせていただきたいと思います。 まず、本論に入りますまでに、緊急問題について一、二お尋ねをいたします。 今月四日に起きた北海道東方沖地震の被災者、その家族の方々に対して一言お見舞いの言葉を申し上げたいと存じます。政府においては、被災者に対する万全の対策、地域の復旧策に全力を尽くすよう求めたいと存じ……
○中野委員 私は、冒頭、このたびの阪神大震災におきまして被害を受けられた皆様方に心から御冥福をお祈りすると同時に、お悔やみ、お見舞いを申し上げたいと存じます。また、その援護、復旧、復興のために全力を尽くしておられるすべての皆さんに、心から敬意と謝意を表したいと思います。 そこで、質問に入りたいと思いますが、私は、とりわけ自然災害には国境もそしてまた県境もないということを痛感をいたします。そういう意味で、地方分権の問題が現在大きくクローズアップされておりますし、またこの災害対策については地方の、とりわけ県や市の主導権、そのことが大きく取り上げられておりますが、しかし、それを総括的に国全体のネッ……
○中野委員 外務委員会での初質問でございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。同時に、若干基本的なことから入らせていただきたいと思います。
まず、先般来、総理初め各閣僚の施政方針等をお聞きいたしておりますと、橋本内閣の外交の基本方針は自立外交ということのようでございますが、この自立外交、何からの自立なのか、その自立の基本となる思想は何なのか、まずここからお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 自立というのは気負い過ぎると孤立につながりまして、また逆に、皮肉な言い方ですが、今日までの村山政権の外交は自立してなかったのか、こういう感じも受けるわけでございますね。しかし、外交とい……
○中野委員 新進党の中野寛成でございます。参考人の皆さん、どうも御苦労さまです。
まず、委員長に、質問に入ります前にお願いを申し上げたいと思います。
きのうの参考人のうち、その発言を党として精査をいたしました結果、末野興産社長の末野参考人、桃源社社長の佐佐木参考人、この両名を証人喚問要求をいたしたいと思いますので、委員長のもとでよろしくお取り計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 それでは、質問の本論に入ってまいりたいと思います。
まず、今日までのこの住専問題の経緯を、若干時代を追って少し系統立ててまとめてみたいと思います。
住専は、個人向けの住宅ローンを目的に七〇年代に次々に設立……
○中野委員 新進党を代表して、若干の質問をいたしたいと思います。 今、日本を取り巻く国際環境は大変厳しい、そしてまたある意味では綱渡り的な要素を持っているというふうに感じるわけであります。特に、きょうの質問のテーマは、私流に位置づけると、選挙と外交ということかなという感じがするのであります。 というのは、日本国内の選挙のことを言っているのではありませんで、言うならば、既に台湾で総統選挙が始まりました。アメリカは大統領選挙の、ある意味では真っ最中と言っても過言ではないと思います。ロシアの大統領選挙、そして韓国の国会議員選挙が間もなく始まります。また続いて、韓国の場合は来年ですが、大統領選挙に……
○中野委員 まず、我が国を取り巻く国際環境からお尋ねに入っていきたいと思います。 今回の北朝鮮の軍事行動の実態と目的であります。 報道によりますと、対米協定の見直しを求めているのだとか、いろいろ言われておりますけれども、しかし、恐らく、北朝鮮内部の国民、とりわけ軍の規律を引き締めるという目的もあるでしょうし、また、それとちょうど裏表の関係で、目下国会議員の選挙をやっております韓国の内政が混迷していると受けとめて、または誤解して、この際揺さぶりをかけようという気持ちも一方であるのではないか、こういうふうにも見られるわけであります。 そこで思い出しますのは、先般の台湾の総統選挙の際における中……
○中野委員 まず、北朝鮮の軍事行動、大変、国際的に見れば非常識な、休戦協定に違反する軍事行動等がとられているわけであります。 この月曜日にもお尋ねしたところでありますが、総括質問ではございませんでしたので、改めて総理にお伺いをしたいと思います。 これらは、我々から見ますと、これだけ国際社会、情報網が発達をしている中であれだけよく作り事を言えるものだというふうに思うような声明等を発表しながら無法な行為を繰り返しているというふうに私どもは思うのでございます。そういう中で、日米韓が十分協力をし、また中国の協力も求めながら、これに対してしっかりと対応していく。 同時にまた、我が国は、朝鮮半島の有……
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