このページでは細川律夫衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○細川律夫君 私は、民主党を代表して、政府が提案している平成九年度一般会計予算外二案に対し撤回のうえ編成替えを求める我が党の動議について賛成し、政府が提案する平成九年度予算案外二案に反対する立場から、見解を述べ、討論をいたします。(拍手) まず最初に、我が党が提案する平成九年度予算案に関する編成替え動議に対して、これを取り入れることによって財政再建元年の予算にふさわしい内容とすべきその努力を全く行わず、惰性的な既得権維持のための予算内容をそのままにし、しかも、討論の場たる本会議や予算委員会でのたび重なる指摘にもかかわらず、その修正を認めようとしない政府の態度に強く抗議をするものであります。 ……
○細川律夫君 私は、民主党を代表して、ただいま議題となりました日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律案及び一般会計における債務の承継等に伴い必要な財源の確保に係る特別措置に関する法律案につきまして、総理大臣、大蔵大臣並びに運輸大臣に対して質問をいたします。 初めに、国鉄清算事業団の長期債務の処理法案についてお尋ねをいたします。 総理、あなたは昭和六十二年の国鉄改革当時、運輸大臣として国鉄の分割・民営化を積極的に推進をしておられました。その総理が今回このような法案を提出することにつき、私には到底理解できないものがございます。 自主自立を基本理念として断行されました国鉄改革は、経営……
○細川律夫君 ただいま議題となりました循環型社会形成推進基本法案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、環境基本法の基本理念にのっとり、循環型社会の形成について基本原則を定め、関係主体の責務を明らかにするとともに、循環型社会形成推進基本計画の策定等を定めるものとしております。 これにより、循環型社会形成に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって現在及び将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与しようとするものであります。 本案は、去る四月十四日本院に提出され、十八日に本会議における趣旨説明とこれに対する質疑が行われた後、本委員会に付託されまし……
○細川律夫君 ただいま議題となりました両法律案のうち、まず、悪臭防止法の一部を改正する法律案につきまして、環境委員会における審査の経過及び結果の御報告を申し上げます。 本案は、最近における悪臭問題の実態に的確に対処するため、市町村長は、事故により事業場から悪臭原因物が排出される場合に、応急措置を講ずべきことを命ずることができることとするとともに、臭気指数等の測定業務の従事者に関する制度の整備を行うものであります。 本案は、参議院先議に係るもので、去る四月二十八日同院から送付されたものであります。 本案は、四月二十八日本委員会に付託され、清水環境庁長官から提案理由の説明を聴取した後、去る五……
○細川(律)委員 民主党の細川でございます。 古賀運輸大臣が十四日になされました所信表明に対しまして、私の方から何点か御質問をさせていただきたいと思います。 その前に、大臣におかれましては、日本海で発生いたしましたナホトカ号の海難事故で、この緊急事態に対し、政府の対策本部の対策本部長として大変な御努力をいただいておりますことに心から敬意を表したいと思います。また、今後とも、被害対策あるいは再発防止に向けて、ひとつよろしくお取り組みをお願い申し上げたいと思います。 そこで、せんだっての所信表明、大臣のお話を聞いておりまして、これからの日本の経済構造が大変変化をしている、そして大変財政も厳し……
○細川(律)委員 民主党の細川でございます。 きょうは、参考人の皆さん方、おいでをいただきまして、有意義な御意見をいただきまして、大変ありがとうございます。それぞれの参考人の皆さんに、簡単にこちらの方から御質問をさせていただきたいと思います。 まず、牧野参考人にちょっとお尋ねいたします。 牧野参考人は、新幹線、特に鉄道についてのメリットといいますか、いい点について、安全性ということも強調されました。せんだっての七日には、京浜急行でちょっと事故もあったんですけれども、前にちょっと牧野参考人が言われていたと思いますけれども、整備新幹線について、これを建設するについては、並行在来線についてはこ……
○細川(律)委員 民主党の細川でございます。 今、この委員会では整備新幹線に関する法案、そしてもう一つ国鉄の長期債務の法案、この二つが同時に審議をされているわけでございます。まず、私の方からは、この二つの法案の関係といいますか、それについてちょっとお伺いをいたしたいというふうに思います。 私は、整備新幹線の建設というものは国土の均衡ある発展、地域の活性化にとって大変有益であるということについては異論がございません。また、エネルギー効率あるいは環境の面から考えましても、高速交通の中での新幹線の役割というのは大変大きいというふうに思っているところでございます。 そもそも交通インフラにつきまし……
○細川(律)委員 民主党の細川でございます。 まず、本日のこの法案の審議に入る前に、大臣に感想なり、決意についてちょっとお伺いをいたしたいと思います。 けさのニュースなどでは、ペルーの人質事件が解決をしたということで、大きな報道になっております。九時のNHKのニュースでは、人質全員無事だというような報道も流れておりましたけれども、昨年の十二月から大変長い間、日本じゅうというか、世界じゅうの人たちが心配していた事件が解決をしたわけでございます。この間、人質になられた方あるいはその御家族の方、大変な御心労があったかと思いますし、また関係当局の皆さん方にも大変な御苦労があったかと思います。無事解……
○細川(律)委員 民主党の細川でございます。 ただいま議題となりました運輸施設整備事業団法案に対し、附帯決議を付すべしとの動議につきまして、自由民主党、民主党及び社会民主党・市民連合の三会派を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 運輸施設整備事業団法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 我が国海運事業の振興に努めるとともに、船舶の運航等の一層の安全性の向上を図ること。 二 事業団の行う業務の必要性について不断に検証し、適宜その改廃に努めること。 三 事業団の役員構成について、国……
○細川(律)委員 民主党の細川でございます。 私の方からは、法案の細かい点に入る前に、ちょっと大臣の方にお聞きをいたしたいことがございます。 今、諫早湾の干拓事業、これを進めるべきか、あるいは中断をすべきか、中止をすべきかということが大変大きな問題となっております。その件についてお尋ねをしたいというふうに思います。 御承知のように、四月十四日に潮どめの水門が閉じられてから、既に一カ月以上がたとうといたしております。この間、カキなどは死滅をして、あるいはムツゴロウなども全滅をするのではないか、時間の問題だというふうに言われているところでございます。諌早湾には二百八十二種類の生物が生息をして……
○細川(律)委員 民主党の細川律夫でございます。 先ほども今田委員の方から質問がありましたけれども、車社会におきますいわゆる交通事故、先ほどの質問は交通事故の原因究明の話が専らでございました。私は、事故が起こった場合の被害者の救済の問題について、質問をしたいというふうに思います。 日本には自動車損害賠償責任保険、いわゆる自賠責という制度がございまして、これは自動車事故での被害者を救済するということで、世界的にも誇れる制度だというふうに思っております。こういう強制保険におきまして、国内を走っておりますすべての車について、事故が起きたときには被害者を救済という国はないのでございます。しかし残念……
○細川(律)議員 政治に対して住民が直接参加ができるという仕組みをつくらなければいかぬということは、これはかねてからの民主党の主張でありますけれども、特に河川とかあるいはダムという生活に密着した問題につきましては、その地域の住民の意見をよく聞くのは当然でございます。といっても、住民の皆さん方が政治に参加するあるいはいろいろな意思決定をするとしても、当然いろいろな情報をまず知らなければいけない。いろいろな情報をよく知ってからいろいろな意見も言わなければいけないということで、まず情報公開が大事だろうというふうに思います。 そういう意味で、我が党では、一つは河川情報の公開というのを義務づけておりま……
○細川(律)議員 情報公開につきましては、民主党案と政府案は大変違いがございます。 特に平常時、普通の場合のときの河川情報でございますけれども、民主党案では、河川管理者は河川に関する情報をすべて公開しなきゃいかぬ、そしてそれも速やかに公開をしなければいけないということにいたしております。 具体的に申し上げれば、河川の水位とか水量あるいは水質など、あるいはまたダムの放水の操作情報、あるいは生物がどういう状態なのかとか、こういうような情報でございますけれども、これは、単に建設省とかあるいは地方建設局とか例えば県庁、そういうところにただそういう情報を備えておくだけというんではなくて、私どもは、い……
○細川(律)委員 民主党の細川でございます。 今、佐々木委員の方からお話がありました法曹養成制度につきまして、私の方から何点かお聞きをいたしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 法曹養成制度の中で、特に司法修習生の修習期間を短縮するかどうかということで今大きな議論になっているようでございます。現在、最高裁判所、そして法務省、日弁連、この三者から成ります法曹三者の協議会で、司法修習期間の短縮期間を含めまして、いろいろな法曹養成制度の改革について議論もしているとお聞きをいたしております。その結論はことしの十月というふうに聞いておりますけれども、その議論の中で、最高裁判所の方では、現……
○細川(律)議員 今度の七百七十条の改正では、これまでは、いわゆる破綻主義を採用していたということに加えて、運用は消極的な破綻主義ということで、有責配偶者からは離婚請求は認められないということになっておりました。そこで、今回の改正は、今委員が言われたように、明確な破綻主義を採用いたします。 そこで、今御質問がありましたように、どうしても離婚をしたくないというようなお気持ちであったとしても、実際にもう婚姻生活が完全に破綻をしているような場合に、それをあえて法律的に結びつけておくということが果たしていいかどうか。むしろ、新しい世界をつくっていくという形の方がいいだろうと。ほかにも理由がありますけ……
○細川(律)委員 細川でございます。
私はまず、昨年四月、公正取引委員会の方から、日本医療食協会、そして日清医療食品株式会社、これらに対して排除命令が出ました点についてお聞きをいたしたいと思います。
医療用食品に対して診療報酬加算が昨年の四月廃止をされております。まず、この加算が廃止をされた理由及び医療用食品について診療報酬加算ができ上がってそして廃止をされるまでの期間どれくらいその給付がなされたのか、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 この昨年四月に出されました公正取引委員会の排除命令でありますけれども、公益法人でありますこの協会がなぜ排除命令を受けるようになったのか、これは……
○細川(律)委員 細川でございます。
まず最初にお伺いをいたしますが、五月の十五日の新聞報道によりますと、岡光参考人は十数年前から、夫妻名義で野村証券に口座を持っているという報道がございます。
野村証券との取引はございますか。
【次の発言】 昨日もこの委員会で、野村証券の者が来て、参考人としてここでいろいろお話しになりました。
VIP口座というのが野村証券にございます。このVIP口座の扱いを受けていたという報道でありますけれども、野村との取引は、どういうような取引をしていたのか、そしてこのVIP口座の扱いを受けたことがあるのかどうなのか、事実をお聞かせください。
○細川(律)委員 民主党の細川でございます。 私は、まず最初に、本日のこの委員会の総意で提案をされる予定になっておりますいわゆる対抗立法に関連をいたしました問題で、二、三、大臣にもお伺いをしておきたいと思います。 聞くところによりますと、あるいは新聞報道、マスコミの報道によりますと、本年の二月の二十六日、アメリカの連邦海事委員会、FMCが対日制裁を発表いたしました。そして、九月の四日、日本の海運三社に対して課徴金を課すという制裁措置をとりました。十月の十七日の日米合意以後、制裁金の賦課というものは回避をされまして、しかし、十一月の十四日ですか、日米間での書簡の交換が行われているにもかかわら……
○細川(律)委員 民主党の細川でございます。 まず、私は、高速道路におきます、そこで売られているガソリンの値段について質問をいたしたいと思います。 現代社会は車社会と言われておりまして、車は社会生活上不可欠の必需品でございます。その車を動かすガソリンの値段というものは、車を利用する者にとって大変重要な問題でございます。 そのガソリンにつきましては、最近、値段が随分と安くなってまいりました。私の地元の埼玉県などでは、一リッター当たり八十円台の店も出てきているところでございます。 ところが、高速道路にありますガソリンスタンドでは、値段が一律に売られているというふうに聞いております。これは、……
○細川(律)委員 民友連の細川でございます。 昨日、藤井運輸大臣の方から所信表明がございました。その所信表明につきまして、何点か御質問をいたしたいと思います。 今国会におきましては、省庁再編の法案も提案をされておりまして、その中で、現在の運輸省は建設省などと一緒に国土交通省というものに統合されるということになっております。省庁再編につきましては、いろいろと異論もあるところでございますけれども、交通につきまして政策官庁が統合をされる、あるいは統一されるという点につきましては、私はこれを十分評価したいというふうに思っているところでございます。そこで、昨日大臣が所信表明の最初にお話をされました総……
○細川(律)委員 おはようございます。民主党の細川律夫でございます。 私は、本日議題になっております航空法の一部を改正する法律案について質問をしてまいりたいと思います。 今回の航空法の改正の目的は、既に発効いたしておりますシカゴ条約の改正追加議定書の趣旨を踏まえまして、この議定書を批准することにあるというふうに理解をいたしておるところでございます。航空の分野におきましては、安全運航が最も重要であるということは言うまでもないわけでありますが、今回のこの改正が安全性の切り下げをもたらすというようなことがあってはならない、まず最初に、そういうことがないようにお願いをしたいというふうに思っておりま……
○細川委員 民主党の細川でございます。 まず最初に、船舶職員法の一部を改正する法律案について質問をいたしたいと思います。 今度のこの改正案におきましては、国が規定する国際船舶につきまして、外国人船員の就業を認めるという思い切った配乗要件の緩和を具体的に推進するものでございます。運輸大臣が指定をいたします外国人船員の就業範囲は、船長、機関長以外の職、そして国際航海に従事する船舶ということに限っております。国際航海に従事する船舶とは、二千トン未満や国際船舶に指定をされていない船、あるいは外洋に出る漁船なども含まれております。 そこで、質問をさせていただきますが、海造審の海運対策部会の報告でも……
○細川委員 民主党の細川でございます。 まず、清算事業団債務処理の問題についてお尋ねをいたします。 国鉄の改革から既に十年以上経過をいたしております。今では、民営化されましたJR各社は、当初の予想を上回る実績を出しているところでございます。JR各社は、十四兆五千億を超える債務を負い、これを着実に返済しておりますけれども、まだ十二兆円余りが残っているところでございます。この数字は、JR各社の経営努力のたまものでありますけれども、同時に、なお大きな負担を強いられているということを端的にあらわしているものだというふうに思います。 一方、清算事業団の方の債務は、平成十年の初めで二十七兆八千億円の……
○細川委員 民主党の細川でございます。 まず初めに私は、先ほど自民党外三党から提出をされました修正案についてお伺いいたします。 政府の方ではJRの追加負担三千六百億円を正当化する見解をずっとこれまで述べてきたわけであります。私たちは、この問題は既に平成八年、この国会におきましてきっちりと決着がついたものでありまして、今さらJRに追加負担をさせるということは、国鉄改革の理念に反することはもちろん、国会みずからの決定を否定する不合理、不条理の決定だということをこれまで主張をしてまいりました。すなわち、この問題はオール・オア・ナッシング、つまり、JR負担を平成八年のスキームに戻して清算事業団の債……
○細川委員 民主党の細川でございます。 昨日の川崎運輸大臣の所信表明に対しまして、質問をさせていただきます。 まず最初に、規制緩和の問題について伺います。 需給調整規制の廃止に伴います環境整備の方策につきましては、今運輸政策審議会で審議が進んでおりまして、各分野で答申が出ているところでございます。鉄道、航空等、今国会に法案が提出される分野につきましては、法案審議のところで議論をすることといたしまして、最近答申の素案が出されました乗り合いバスとタクシーの分野についてこれから伺いたいと思います。 私は、国による規制がさまざまな業界の自主性を損ねて適正な競争を阻害している面が強いということに……
○細川委員 民主党の細川でございます。 今提案をされております鉄道事業法の一部改正、それから海上運送法の一部改正案、いずれも規制緩和が中心でございます。 これらにつきましては、これまで運政審の中での議論、そして答申に基づいて今回、この法案が提案をされてきているところでございます。その根幹にあります規制緩和というのは、民間にできるものは民間に任せて、国は国にしかできないことを行う、こういうことであろうというふうに思います。そういう観点に立てば、一切の経済的な規制の撤廃というものは当然の流れでありまして、運輸行政についてもその趣旨は十分理解もできるわけでございます。 しかし一方、自由競争で解……
○細川委員 ただいま議題となりました四法律案に対しそれぞれ附帯決議を付すべしとの動議につきまして、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ及び自由党の四会派を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 鉄道事業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の点に配慮し、所要の措置を講ずべきである。 一 鉄道事業者が鉄道事業を廃止する場合には、地元住民・利用者の声を反映し、沿線地域の交通利便を確保するため、地元協議会を設置するなど関係者の意見を十分に聴取し尊重すること。 二 鉄道事業を廃止し、代替輸送に転換する場合、利用者に……
○細川委員 民主党の細川律夫でございます。 私は、最初に東京圏の鉄道整備についてお伺いをいたします。 昨年の十一月に、東京圏におきます高速鉄道を中心とする交通網の整備についてということで、運政審に対しまして諮問がなされました。大体一年間かけて結論が出る、ことしの十一月か十二月ごろに結論が出ると思いますけれども、先日、この諮問に対して中間取りまとめというのが出されました。この中間取りまとめの中に書かれておりますのは、既存ストックの高度利用を図る事業というのが記載をされまして、新しい路線の整備というのは今後の検討にゆだねられるというようなことであろうと思います。 私は、この東京圏の交通事情を……
○細川委員 民主党の細川でございます。七月の二十三日のハイジャック事件について質問をいたします。 まず、乗客乗員を守るために最大限の努力を払われました長島直之機長に、心より哀悼の意を表したいと思います。長島機長の判断、そして副操縦士らの俊敏な行動によりまして乗客の安全は結果的には守られましたけれども、実際は危機一髪の状況だったわけでございます。個人の能力に頼るだけでなく、あらゆるシステムをチェックいたしまして、再発防止に向けた努力をすべきだというふうに考えるところでございます。 最初に、手荷物の検査の問題からお聞きをしたいと思います。犯人がなぜこれほど容易に凶器を持ち込んで、コックピットに……
○細川委員 おはようございます。連日、大変御苦労さまでございます。民主党の細川です。 まず、地方交付税法改正案に関連をいたしまして、地方財政についてお伺いをいたしたいと思います。 地方交付税特別会計を見てみますと、借入金の総額が二十九兆六千億円という大変膨大な金額になっております。これは、昨年議案となりました旧国鉄の長期債務、この総額が二十七兆八千億円でございましたから、それを上回るものでございます。 私は、この旧国鉄の長期債務の処理の問題に関しましては、しばしば委員会あるいは本会議などで、歴代の政府が問題の解決を先送りした、そこにこの債務が肥大化した原因があったのではないか、こういうこ……
○細川委員 民主党の細川でございます。 私は、道路交通法の改正案そのものについて何点か御質問をさせていただきたいと思います。これまでの質問と多少はダブるところがあるかと思いますけれども、お許しをいただいて、御質問をいたします。 チャイルドシートの問題についてまずお聞きをいたしますけれども、チャイルドシートの使用を普及させるということは、これはもう大いに賛成でございまして、ほとんどの自動車先進国がこれについては普及をさせるということで法制化をしているところでございまして、我が国の対応は遅過ぎたんではないかというふうに思うくらいでございます。 しかし、急に義務づけるということに疑問がないわけ……
○細川委員 民主党の細川でございます。 野田大臣には、参議院の審議の後でまたこの委員会で審議に御出席をいただきまして、大変お疲れのところと思いますけれども、あとしばらくの間御辛抱をいただきたいというふうに思います。 これまで、この住民基本台帳法の改正案につきましては、いろいろな質問あるいはまた参考人の意見聴取などにおきまして、問題点がいろいろと明らかになりつつある段階ではないかというふうに思います。そういう意味で、大変国民に関係のある大事な法案でございますから、問題のあるところについては細かくちょっと質問もさせていただきたいというふうに思います。きょうは、私は、特にこのネットワークシステム……
○細川委員 民主党の細川でございます。不正アクセス行為の禁止等に関する法律案について、これから順次お伺いをいたします。 提案をされましたこの法案は、不正アクセスを刑罰をもって禁止し、これを助長する行為としての他人の識別情報の無断提供を禁止するものでございます。本法案の提案理由の一つとしまして、国際協調を挙げておりますが、外国の法令を見ましても、提案をされました本法のように不正アクセスそのものを処罰する立法例というものは少ないところでございます。 例えば、アメリカ合衆国の国家情報インフラ防護法、この第千三十条にこの不正アクセスが規定をされておりますけれども、これは大変長い文章になっております……
○細川委員 民主党の細川でございます。私の方は、通信傍受法案についてお伺いします。 まずは、憲法との関連についてお伺いをいたします。先ほど高田先生の方からは、三十五条に違反するのではないかという詳しいお話がございましたけれども、二十一条との関連についてお伺いをしたいと思います。 二十一条の二項は、「通信の秘密は、これを侵してはならない。」と、ずばりそういう規定になっております。したがって、今回のこの通信傍受法案、この二十一条二項との関係でどういうふうに参考人の皆さんはお考えになっているのか、それぞれまずお聞きをいたしたいと思います。
○細川委員 民主党の細川でございます。 私の方は二つの質問を予定しておりましたけれども、質問時間が少なくなりましたので、すべてが質問できないかもわかりませんけれども、その点はお許しをいただきたいと思います。 まず、地域振興券と宅配の関係について質問をいたします。 一月の二十八日、読売新聞におきまして地域振興券についてこのような記事が載りました。地域振興券の配布は宅配便はだめ、郵政省が横やり、自治体は困惑、こういう見出しの記事でございました。それには、兵庫県高砂市が民間の宅配業者に委託することを決めまして県に報告をした翌日、地元の郵便局長が、振興券は信書に該当する、こういう郵政省の公式見解……
○細川委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、私が当委員会の委員長の重責を担うことになりました細川律夫でございます。まことに光栄に存じております。 環境問題は、国の内外を問わず、人類の生存の基盤にかかわる大変重要な問題であります。特に昨今、物質文明の進歩が地球規模での環境破壊や気候変動を招くという時代に差しかかり、その対応はもはや一刻の猶予も許されない事態となっております。 このような状況のもと、当委員会に課せられた使命はまことに重大であり、改めてその職責の重さを痛感しております。 また、今国会からは政府委員の制度が廃止をされ、議員同士の議……
○細川委員長 これより会議を開きます。
環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として環境庁企画調整局長太田義武君、環境庁企画調整局地球環境部長浜中裕徳君、環境庁企画調整局環境保健部長西尾哲茂君、環境庁自然保護局長松本省藏君及び環境庁水質保全局長遠藤保雄君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大野松茂君。
○細川委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
今国会、本委員会に付託されました請願は六十九件でございます。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会で慎重に協議いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、御了承願います。
また、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付いたしておりますとおり、琵琶湖の総合保全に関する陳情書外三件であります。念のため御報告申し上げます。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
環境保全の基本施策に関する件
公害の防止に関する件
自然環境の保護及び整備に関す……
○細川委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に若松謙維君を指名いたします。
【次の発言】 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
環境保全の基本施策に関する事項
公害の防止に関する事項
自然環境の保護及び整備に関する事項
快適環境の創造に関する事項
公害健康被害救済に関する事項
公害紛争の処理に関する事項
以上の各事……
○細川委員長 これより会議を開きます。
環境保全の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として環境庁企画調整局長太田義武君、環境庁企画調整局地球環境部長浜中裕徳君、環境庁大気保全局長廣瀬省君、厚生省生活衛生局長西本至君、厚生省生活衛生局水道環境部長岡澤和好君、労働省労働基準局長野寺康幸君及び建設省住宅局長那珂正君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。目片信君。
○細川委員長 これより会議を開きます。
この際、去る七日の議院運営委員会における理事の各会派割当基準の変更に伴い、理事の辞任及び補欠選任を行います。
まず、理事の辞任についてお諮りいたします。
理事武山百合子さんから、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に藤木洋子さんを指名い……
○細川委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、循環型社会形成推進基本法案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、来る二十五日火曜日、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として環境庁自然保護局長松本省藏君、環境庁水質保全局長遠藤保雄君、厚生省生活衛生局水道環境部長岡澤和好君、通商産業省環境立地局長中島一郎君及び自治省……
○細川委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、循環型社会形成推進基本法案を議題といたします。 本案審査のため、本日、参考人として京都大学名誉教授、中央環境審議会廃棄物部会長、産業構造審議会廃棄物処理・リサイクル部会長平岡正勝君、NPO法人環境文明21代表理事、循環社会推進国民会議事務局長加藤三郎君、日本電気株式会社主席技師長山口耕二君、廃棄物処分場問題全国ネットワーク事務局長大橋光雄君、以上四名の方に御出席いただいております。 この際、参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人の皆様に……
○細川委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、循環型社会形成推進基本法案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として環境庁自然保護局長松本省藏君、環境庁水質保全局長遠藤保雄君、厚生省生活衛生局長西本至君、厚生省生活衛生局水道環境部長岡澤和好君、通商産業省環境立地局長中島一郎君及び通商産業省機械情報産業局長太田信一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。桑原豊君。
○細川委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、参議院送付、悪臭防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として環境庁大気保全局長廣瀬省君及び厚生省生活衛生局水道環境部長岡澤和好君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。佐藤謙一郎君。
【次の発言】 近藤昭一君。
【次の発言】 藤木洋子さん。
○細川(律)分科員 民友連の細川でございます。 私は河川の問題それから道路について質問をいたしたいと思います。 河川につきましては、利水の問題、治水の問題あるいは河川環境などの問題がありますが、特に治水についてお伺いをいたします。 川がはんらんをいたしまして洪水になりいろいろな被害を及ぼすということにつきましては、いろいろな河川でそのようなことが起こるわけでありますけれども、特にそういう洪水が起こる川として有名なのは、西の方では大阪の寝屋川という ふうに言われております。そしてそれに対して東の方では中川・綾瀬川流域が有名でございます。その中川・綾瀬川流域について治水対策に関連してお伺いを……
○細川分科員 民主党の細川でございます。 私は、犯罪の被害者の人権、とりわけ交通事故の被害者の人権についていろいろお伺いをいたします。 一昨年の十一月、東京都世田谷区で起こりました交通事故で亡くなった片山隼君の事件などをきっかけにいたしまして、最近、被害者の人権についていろいろ活発な議論がなされております。昨年、運輸省や自算会が自賠責保険の有無責の審査会あるいは再審査会をつくったり、あるいはまた、ことしの四月からは検察庁の方で、起訴、不起訴の処分結果とかあるいは公判の期日を被害者や遺族に通知する、そういう制度がスタートいたしますけれども、部分的ではありますけれども、被害者の立場を考慮した改……
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