細川律夫 衆議院議員
45期国会発言一覧

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このページでは細川律夫衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院45期)

細川律夫[衆]本会議発言(全期間)
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第176回国会(2010/10/01〜2010/12/03)

第176回国会 衆議院本会議 第7号(2010/11/11、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(細川律夫君) 中後議員にお答えをいたします。  雇用、賃金情勢と雇用対策についてお尋ねがございました。  最近の雇用失業情勢につきましては、完全失業率が五%台、有効求人倍率が〇・五倍台で推移をしておりまして、新卒者の就職内定率も前年を下回るなど、依然として厳しい状況にあると認識をいたしております。また、賃金情勢も、リーマン・ショック以降の賃金水準の低下、パートタイム労働者の増加などの影響もあり、依然として厳しい状況にあると認識をしております。そこで、厳しい雇用失業情勢に対応するため、予備費を活用して、新卒者支援や地域における雇用創出事業等に取り組んでいるところでございます。  また……


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第177回国会(2011/01/24〜2011/08/31)

第177回国会 衆議院本会議 第2号(2011/01/26、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(細川律夫君) 城島議員にお答えをいたします。  年金、医療、介護における重点項目についてのお尋ねがございました。  国民の皆様の生活を豊かで安心できるものとするために、年金、医療、介護を初めとする社会保障の充実にしっかりと取り組みたいと考えております。  この観点から、平成二十三年度予算案におきまして、まず、年金につきましては、基礎年金の国庫負担割合について、二分の一を維持するための予算を確保したところであります。そのための法案を今国会に提案いたします。  医療分野におきましては、平成二十三年度予算案に、医師不足病院の医師確保の支援等を行う地域医療支援センター等の予算を盛り込んだと……

第177回国会 衆議院本会議 第5号(2011/02/24、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(細川律夫君) 平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  子育てに係る経済的支援については、昭和四十七年の児童手当制度の発足以来、これまで順次拡充が行われてきたところでありますが、平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律に基づく子ども手当の支給は、平成二十二年度分限りとなっております。  このため、次代の社会を担う子供の健やかな育ちを支援するために、子供を養育している方に対し、平成二十三年度分の子ども手当を支給するとともに、市町村または都道府県に対し、子ども手当の支給と相まって、子供の健やかな育ちの支援に資する新たな交……

第177回国会 衆議院本会議 第21号(2011/05/19、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(細川律夫君) 高橋議員にお答えをいたします。  応急仮設住宅入居後の支援についてお尋ねがありました。  応急仮設住宅の入居により、当面の居住の安定が確保される。このことから、基本的には、自立した生活を送っていただくこととなります。ただ、委員御指摘の応急仮設住宅入居後においても、現に救助を必要とするものであれば、これは災害救助法の対象となり得るものでございます。  厚生労働省といたしましては、関係機関とも連携しつつ、今後とも、応急仮設住宅に入居された方も含めて、被災者の方々の支援に努めてまいります。  次に、災害救助法の、応急修理と応急仮設住宅についてお尋ねがありました。  災害救助……

第177回国会 衆議院本会議 第33号(2011/07/15、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(細川律夫君) 宮本議員にお答えをいたします。  被災地におけます雇用対策についてのお尋ねがございました。  被災地の雇用の状況は依然として厳しく、地元の被災した方々の雇用の機会を確保することは大変重要なことと考えております。このため、「日本はひとつ」しごとプロジェクトに基づきまして、その実施に全力で取り組んでいるところでございます。  具体的には、復旧事業や重点分野雇用創造事業の積み増しによる雇用の創造、被災された方を雇い入れる企業に対しての助成の拡充や、出張相談、求人開拓による就職支援、さらに、雇用調整助成金の拡充や雇用保険の延長給付の拡充などによります、被災された方々の雇用の維……

第177回国会 衆議院本会議 第35号(2011/07/28、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(細川律夫君) 高木議員にお答えいたします。  ヘドロによる感染症の発生予防、無害化処理についてお尋ねがありました。  現在までのところ、ヘドロそのものに起因した感染症の発生の報告は受けておりませんが、今後そのおそれが生じた場合には、直ちに感染症予防法に基づき消毒等の措置を講じるとともに、その財政支援を行うなど、感染症の発生及び蔓延の防止に万全の体制をとってまいります。(拍手)

細川律夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院45期)

細川律夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第173回国会(2009/10/26〜2009/12/04)

第173回国会 厚生労働委員会 第1号(2009/11/11、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 おはようございます。  このたび厚生労働副大臣を拝命いたしました細川律夫でございます。  私の方は、専ら、労働、福祉を担当するということを大臣の方から指示を受けております。  厚生労働行政につきましては、国民の皆さんお一人お一人が生きがいを持って働き、そして安心して暮らせる社会を構築するという大変大きな使命を持っております。今、雇用失業情勢は大変厳しい中ではありますけれども、お一人お一人が安心して働き、安心して生活ができる、そういう社会に向けてしっかり取り組んでまいりたいと思います。  皆様方の御理解と御協力をいただきまして、長浜副大臣、そして山井、足立両政務官一緒になって長妻大……

第173回国会 青少年問題に関する特別委員会 第2号(2009/11/26、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 馳委員にお答えをいたします。  馳委員が青少年の健全育成に本当に御尽力をされておられることは承知をいたしております。  今御質問がありました児童虐待の件数でありますが、まず、直近では、平成二十年、四万二千六百六十四件でございます。そして、平成十一年は一万一千六百三十一件でございます。平成二年は一千百一件。これは、統計をとり始めた一番最初でございます。
【次の発言】 済みません、統計上何件かということは出ておりませんけれども、母親の虐待が一番多いところであります。
【次の発言】 お答えをいたします。  虐待を受けた子どもの年齢構成でございますけれども、小学生が一番多くて、全体の三七……

第173回国会 法務委員会 第4号(2009/11/25、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 突然の御指名でございますけれども、私の場合はそういうことはせずに、余り理想的な夫ではありませんでした。


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第174回国会(2010/01/18〜2010/06/16)

第174回国会 厚生労働委員会 第1号(2010/01/25、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 先ほども議論がありまして、大臣の方からお答えをいたしました。重複するかと思いますけれども、お許しいただきたいと思います。  本来、失業給付の国庫負担については四分の一、こういうことになっておりましたけれども、平成十九年度からこれを四分の一の百分の五十五という、国庫負担の割合が低くなってきたところであります。そこで、私たちはこれを本来の四分の一にまずは戻すべきではないか、これが私どもマニフェストなどでもお約束をしていたところでございます。  そしてもう一つは、やはり、今度の雇用失業状況が大変厳しい状況になっておりまして、二十一年度単年度で約八千億円の赤字、来年度も七千億円程度の赤字……

第174回国会 厚生労働委員会 第2号(2010/02/17、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 厚生労働副大臣の細川でございます。  長浜副大臣並びに足立、山井両政務官とともに長妻大臣を支え、藤村委員長を初め委員各位の御理解と御協力を得ながら厚生労働行政の推進に邁進してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  お手元の資料に基づきまして、平成二十二年度厚生労働省関係予算案の概要について御説明を申し上げます。  まず、平成二十二年度厚生労働省所管一般会計の予算規模は、総額は二十七兆五千五百六十一億円、対前年度二兆三千九百九十二億円、九・五%の増加となっております。これは、これまでの予算を徹底的に見直し、無駄を削減するとともに、マニフェストの実現に向けて……

第174回国会 厚生労働委員会 第3号(2010/02/19、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 お答えをいたします。  委員御指摘のとおり、障害者、障害をお持ちの方の雇用率というのは法定の一・八%にはまだまだ届いていない状況でございまして、厚生労働省としては、この法定雇用率を達成するために、事業主に対してハローワークや都道府県労働局、あるいは厚生労働省がしっかりと指導を行って、雇用を促進してまいりたいというふうに考えております。  そこで、平成二十二年度の予算案につきましては、この雇用対策につきまして二百十二億円の予算を計上いたしているところでございます。  その主なものをちょっと申し上げますと、まず、障害をお持ちの方々について、地域の雇用、福祉、教育等の関連機関が連携して……

第174回国会 厚生労働委員会 第7号(2010/03/10、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 保育所の耐震化というのは、子供の安心、安全のためには大変重要なことでございます。  そこで、厚生省としましては、毎年四月に調査をいたしておりまして、現在のところ、耐震化率は六三%、公立が六一%で、私立が約六五%という状況でございます。  そこで、全国の児童福祉主管課長会議などを招集したときに、この耐震化率について、未整備のところについては十分に整備をするように、こういうお願いもいたしているところでございます。  そして、私立の保育所につきましては、この耐震化の、例のこども安心基金というのがございまして、そこから財政支援の方もいたしているところでございます。  今後、未整備のところ……

第174回国会 厚生労働委員会 第9号(2010/03/17、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 阿部委員にお答えいたします。  労働者供給事業というのは、職業安定法四十四条で原則禁止をされております。それはなぜかといいますと、賃金の中間搾取とかあるいは強制労働が起こり得るということでこれは禁止をいたしておりますけれども、しかし、例外として、そういうおそれがない場合には、厚生労働省の大臣の許可ということで、労働組合などがその供給事業を行うことができる、こういうことになっております。  平成二十年度におきましては、七十九の組合が許可を得ておりまして、四万七千人の労働者を年間延べ約百四十三万件、労働者供給をいたしておるところでございます。  この労働者供給事業というのは、労働者の……

第174回国会 厚生労働委員会 第10号(2010/03/19、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 坂口委員には、雇用について御心配をいただいております。  私どもも、やはり雇用というのは大変大事な問題でありまして、これにはしっかり取り組んでいきたいというように思っております。  今、景気が大変厳しい状況でありまして、雇用失業状況がこれまた非常に厳しいところでございます。  ただ、今のところ、失業率あるいは有効求人倍率がやや持ち直しているような、そういう状況でもございますし、一方で、失業者数とかあるいはハローワークへの求職者数というのも、これも数は徐々に減ってきております。そしてまた、雇用者数、これについては数が大変、だんだん減っておりまして心配しておりましたけれども、昨年の十……

第174回国会 厚生労働委員会 第11号(2010/03/24、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 坂口委員には、失業雇用問題について大変御心配をいただいておりまして、雇用の問題にはしっかり私どもも取り組んでいかなければならないというふうに思っております。景気が回復をして、そしてどの産業が発展をしていくか、これによって職業転換ということをしっかり国の方でやっていく、こういうことが大事ではないかというふうに思っております。  そういう意味では、職業訓練をしっかり行いながら新しい職種についていけるような、そういうことが大事でございます。したがって、職業訓練は、公的な職業訓練、そして基金事業、これらで職業訓練をいたしまして、来年度は約三十万人の訓練枠を確保しているところでございます。……

第174回国会 厚生労働委員会 第18号(2010/04/14、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 お答えいたしますが、受診率が低下をしていることなど、これは委員御指摘のとおりであるというふうに認識をしておりますが、今の具体的な市町村でのあれは質問の予告がなかったので、ちょっと私の方では答えられません。
【次の発言】 申しわけありませんけれども、通告がなかったので、ちょっと答えられません。ぜひ、通告をしていただけたら答えられると思いますので、よろしくお願いします。

第174回国会 厚生労働委員会 第19号(2010/04/23、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 雇用調整助成金につきましては、リーマン・ショック以来の大変な不況の中で、この制度が大変利用されてきた。このことで、解雇されずに雇用が確保されているということがございます。  そこで、派遣の場合について、具体的な数字を申し上げますと、雇用調整助成金の支給対象となった派遣労働者数、これは本年二月で六千人、これまでに延べ人数十四万人でございます。
【次の発言】 その場合は、一年以上の雇用見込みが間違いなくあったという、その契約で、途中で雇いどめになる場合、これは、さかのぼってそれが派遣法に違反するということにはならない。  ただしかし、労働契約法というのもまたありまして、それは、有期の……

第174回国会 厚生労働委員会 第20号(2010/05/14、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 詳しくはわかりませんけれども、自害は、みずからが自分を害するというか、自害するというのは、自殺をされる、みずから命を絶つというような意味だと思います。
【次の発言】 お答えいたします。  父子家庭につきましては、母子家庭と比較した場合、平均的に所得が高くて、そして過去の調査でも、家事を支援してほしい、こういうニーズが最も高かったわけでございます。そのため、これまでは、父子家庭は家事中心の支援を行って、経済的支援である児童扶養手当については対象としてこなかったところでございます。  しかし、最近の調査などによりますと、例えば平成十九年十月に公表した調査でありますけれども、母子家庭並……

第174回国会 厚生労働委員会 第22号(2010/05/21、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 先日、決算行政委員会で、大村委員との間でこの同一価値労働同一賃金について議論をさせていただきました。  その際も申し上げましたけれども、賃金を決定するのは、基本的には労使での合意によって決まるんですけれども、今委員が言われましたように、本当にこの同一価値労働同一賃金は大事なことでありますので、まず、どういう論点があって、これをどういうふうに解決していったらいいかということについて、専門家、有識者の方から御意見をいただきまして、そこで研究会を立ち上げることが必要かというようなことになりましたらば、そのような形で進めてまいりたいというふうに思っております。

第174回国会 厚生労働委員会 第24号(2010/05/28、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 私は、藤村委員長を尊敬いたしておりまして、これまでの委員会運営については、大変立派な運営だったというふうに思っております。  今回の辞任につきましては、私は藤村委員長から直接お聞きをいたしましたけれども、健康上の問題で辞任をする、こういうふうに言われましたので、そう私は受け取った次第でございます。
【次の発言】 これは、派遣の期限というのが三年ということになっておりますので、まず三年のうちに、もっと早目にやっちゃうと解雇になりますから、まず三年の猶予が必要ではないかというふうに思います。  それから、委員は中小企業のことを本当に心配されております。私もよくわかりますけれども、常時……

第174回国会 内閣委員会 第3号(2010/03/12、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 保育料につきましては、児童の保育に要します費用と、その家庭に対する、保護者に対する負担がどういうふうになるか、その影響を総合的に考慮して決定をされる、こういうことでございます。  来年度の予算につきましては、せんだっての事業仕分けで、これは再検討すべきだ、こういうことで、これまでは七段階で決めておりましたけれども、収入が多いということで八段階を設けるということになりました。  そこで、ではどういうふうに八段階を決めたかということにつきましては、これまでの階層について、最低限の大体何%が保育料になっていたかということで計算をいたしますと、一一%。こういうことで、したがって、その第八……

第174回国会 文部科学委員会 第6号(2010/03/10、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 お答えいたしますが、実は、私はその委員会には別の用事で出ておりませんでしたので、今お聞きをして初めて知ったようなことでありますから、私からそのことについてお答えするのは控えます。  しかし、外国人の海外にいる、外国にいる子供に対して子ども手当が支給されるというようなことも含めまして、二十三年度の子ども手当につきましてはいろいろな観点から検討はし直す、こういうようなことで総理も言われたのではないかというふうに思っております。

第174回国会 法務委員会 第2号(2010/02/24、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 橘委員にお答えをいたします。  全国の児童相談所に寄せられました児童虐待に関する相談件数は、平成二十年度では四万二千六百六十四件でございました。前年の平成十九年度は四万六百三十九件でございまして、約二千件増加いたしているところでございます。統計をとり始めました平成二年度の一千百一件から一貫して児童虐待の相談数は増加をいたしまして、児童虐待防止法施行前の平成十一年度の一万一千六百三十一件に比べますと、約三・七倍の水準に達しております。  次に、虐待により死亡に至った件数につきましては、心中事件以外ではおおむね年間五十件程度で推移をしているところでございます。最新の平成十九年一月から……


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第175回国会(2010/07/30〜2010/08/06)

第175回国会 青少年問題に関する特別委員会 第3号(2010/08/18、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 厚生労働副大臣の細川律夫でございます。  児童虐待問題の御審議をいただくに当たり、一言申し上げさせていただきます。  大阪市におきまして、このたび、室内に放置された幼い二人が亡くなられましたことは、子どもの福祉を担当する者として、まことに痛恨のきわみでございます。このお二人を初めとして、これまで虐待によりお亡くなりになられた子どもたちの御冥福を心からお祈り申し上げるものでございます。  大阪市が作成した資料をもとに、大阪市西区において発生いたしました事件の経過について御説明を申し上げます。  資料一ページをごらんいただきたいと思います。  概要にありますように、本件は、平成二十二……

第175回国会 青少年問題に関する特別委員会 第4号(2010/09/08、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 高木委員の方から強い激励をいただきまして、ありがとうございます。  本当に児童虐待の件数がふえ続けておりまして、これにどう対応するかということは日本の社会にとって大変重要なことだというふうに認識をいたしております。  こういう子どもの虐待、子どもの福祉に関して、その対応を中心的に担っていただくのが社会福祉士の皆さんでございますので、これまでも国としては、地方交付税措置の充実に伴って数をふやしてまいりました。平成十一年には千二百三十人であったんですけども、二十二年のことし四月にはその倍の二千四百七十七人というふうになっております。  現場の状況にきちっと対応できるように、さらに職員……

第175回国会 農林水産委員会 第3号(2010/09/08、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 江藤委員にお答えいたします。  結論から申し上げますと、許可が出ていないということで対象にならないということではなくて、雇用調整助成金の対象となります。(江藤委員「直後から」と呼ぶ)はい、直後から。


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第176回国会(2010/10/01〜2010/12/03)

第176回国会 厚生労働委員会 第1号(2010/10/20、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 このたび厚生労働大臣を拝命いたしました細川律夫でございます。  厚生労働行政の当面する諸課題の解決に向け、先頭に立って取り組んでまいりますので、委員長、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  私は、この一年間、長妻前厚生労働大臣のもとで副大臣を務め、大臣を支えながら厚生労働行政に携わってまいりました。厚生労働行政は、国民の皆さんの生活に密着している大変重要な分野であります。今般、大臣という職務につきまして、改めて身の引き締まる思いでございます。  現在、少子高齢化が進行しております。雇用情勢も大変厳しい状況にあります。そういう中で、厚生労働行政は、子……

第176回国会 厚生労働委員会 第2号(2010/10/22、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 B型肝炎でその被害に遭った方々が大変苦しい状況の中におられるということは、私も重々承知をいたしております。今、裁判になっておりまして、その裁判の過程で、札幌地裁の方からは裁判官の方から和解の勧告もあり、国としても、その和解勧告に応じて今和解の協議をいたしているところでございます。  私としては、本当に早くこの訴訟を終わらせる、そのためにも、国としては、しっかりと誠意を持ってこの和解協議を進めていきたいというふうに思っているところでございます。
【次の発言】 和解案で提案をいたしました金額につきまして御説明をしたいというふうに思います。  このB型肝炎訴訟におきましては、C型肝炎……

第176回国会 厚生労働委員会 第3号(2010/10/29、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 皆さん、おはようございます。  ただいま議題となりました独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  人口減少社会を迎える中で、我が国経済社会が持続的に成長し、さらに発展していくためには、労働者の職業能力開発等の人材育成が社会全体で取り組まれるべき重要な課題となっております。  また、厳しい雇用失業情勢が続く中で、離職者に対する職業訓練の必要性が増加しており、離職者訓練の的確な実施が緊要な課題となっているとともに、今後新たな成長が期待され、雇用の創出が見込まれる産業において、その担い手となる人材の育成が求めら……

第176回国会 厚生労働委員会 第4号(2010/11/12、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 この法律は、まずは雇用のセーフティーネットをしっかり充実させるということ、それから、成長分野あるいは高度の物づくり、これを支えていきます人材育成、これをやはり国の責任においてしっかりと効率的な職業訓練を行う体制を整備していこう、こういうことで今回廃止をして、職業訓練のところは今度は高障機構に移転をしていく、こういうことでこの法案を提案しているところでございます。  したがって、組織、人をスリム化したり、これはもちろんいたしますけれども、しかし、職業訓練については、これは高障機構に移転をいたしまして、そこで国の責任でしっかりやっていこう、こういう法案でございます。そのためにはしっ……

第176回国会 厚生労働委員会 第5号(2010/11/17、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 おはようございます。またきょうもよろしくお願いいたしたいと思います。  今、基礎年金の国庫負担の二分の一を維持するかどうか、これについて御質問でございますけれども、私は、年金制度を持続可能なものとして確保するためには、この二分の一というのは必要不可欠なものというふうに考えております。  昨年の通常国会で成立をいたしました国民年金法の改正法におきましては、二十三年度以降で安定財源が確保されるまでの間も国庫が二分の一を負担するよう、臨時の法制上及び財政上の措置を講ずることということが規定をされておりまして、これは次期の通常国会に関連法案を出して成立を目指す、こういうことになります。……

第176回国会 厚生労働委員会 第7号(2010/11/26、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  労働者派遣制度につきましては、労働力の需給調整を図るための制度として創設されましたが、雇用の規制緩和という大義名分のもとに行き過ぎた規制緩和が行われた結果、日雇い派遣など社会的に問題のある形態が生じてしまいました。  また、一昨年来の我が国の雇用情勢の急激な悪化に伴って社会問題化したいわゆる派遣切りにおいて、常時雇用する労働者でない方の労働者派遣についてはその雇用の不安定さが、製造業務派遣につ……

第176回国会 予算委員会 第2号(2010/10/12、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 高校生やあるいは大学生が学業に励んで、そして、いざ卒業するときに望んでいた就職ができない、これは大変深刻な問題だと思いますし、こういう若者が学窓からスムーズに社会に出ていけないということは、これはまた国家の損失でもあるのではないかというふうに思います。  新卒者の就職状況が非常に悪い、この十年の間でも本当に一番悪くなってきている。七万五千人の方が卒業しても就職できない。これは、去年に比べて三万一千人ぐらい上回る、そういう状況でございます。したがって、私どもとしては、何としてもこういう新卒者の就職を応援して、そして、しっかり社会で働いていただけるような、そういうことを考えて今取り……

第176回国会 予算委員会 第3号(2010/10/13、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 はい、そのとおりでありますけれども、ただ、その認定の厳しさが少し以前と違いますから、同じような額にはならないとは思いますけれども、支払います。
【次の発言】 はい、支払うということでございます。(西村(康)委員「支払うの」と呼ぶ)はい。
【次の発言】 はい、それでよろしゅうございます。
【次の発言】 西村委員にお答えしますけれども、通告がございませんでしたので、大変申しわけありませんけれども、ぜひ申しわけをいただきたいと思いますが。済みません。
【次の発言】 お答えいたします。  西村委員の言われるように、医師不足あるいは医師の偏在というのは、今、日本の医療について大変深刻でご……

第176回国会 予算委員会 第4号(2010/11/01、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 田村委員の厚生労働委員会での質問をいただきましたので、先ほど言われたような御答弁をさせていただきました。そのことは、私もお伝えはさせていただきました。
【次の発言】 私といたしましては、ジョブカード制度については、非正規労働者、とりわけフリーターの皆さんなんかが職業訓練を受けながら、そして正規の社員になっていく、そのためにジョブカードの制度そのものは、ツールとしては大変重要な制度だというふうに私は思っております。  ただ、この間の仕分けの中でこれについて、ジョブカードについては無駄ではないかというような形で判断されたわけでありますけれども、それはそれで仕分けの趣旨といいますか、……

第176回国会 予算委員会 第6号(2010/11/08、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 ハローワークの改革につきましては、私は、失業者、それから雇用する側の事業主、これらの立場を十分に考えて改革は進めていかなければというふうに思っております。  これまで私どもの方からは、地方と国と協力をして、そこで特に失業の人たちに対する職業紹介、これを協力し合ってやっていこう、こういう提案をいたしたところでありますけれども、さらに、もっと踏み込んでできないか、こういう指示も受けましたので、新しく、地方が主導性を持てるような、そういう改革案をまとめたところでございます。  その改革案につきましては、一つは、国と地方自治体が一緒になって、職業紹介だけではなくて、福祉の相談なども含め……

第176回国会 予算委員会 第7号(2010/11/09、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 EPAの関係で、看護師それから介護福祉士、これについては、今インドネシア、フィリピンではやっておりますけれども、まだベトナムについては交渉中、こういうことであります。
【次の発言】 石井委員の方から、妊婦健診の問題、それから、子宮頸がんなどのワクチンの助成の問題について御質問をいただきました。  委員が御指摘になりましたように、この妊婦健診の公費助成につきましては、これは今回の補正予算で基金を上積みいたしまして来年度も実施をする、こういうこと。それから、子宮頸がん、Hibワクチン、そしてもう一つの肺炎球菌のワクチンにつきましては、これはこの補正予算で新しく基金をつくりました。千……

第176回国会 予算委員会 第8号(2010/11/10、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 先ほど、私が突然出まして、子ども手当について、その定義などについて話があったというふうにお話がありましたけれども、あれは、委員長の方から、統一見解としてこの委員会で出せ、こういう御指名でありましたから、私はあそこで子ども手当について話をさせていただいたわけでありまして、突然、私が勝手にやったわけではございません。  それで、子ども手当については、二万六千円、それは来年度からということで、二〇〇九年のマニフェストには書いております、ことしは一万三千円でありますけれども。それについて、先ほどの、七月の参議院選挙のときには、この一万三千円に上乗せをいたします、こういうことを書いてあり……

第176回国会 予算委員会 第9号(2010/11/15、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 富田委員の、がん対策についての推進、もっとしっかり患者の皆さんと遺族の皆さんの意見を聞くべきではないかという御意見でございますけれども、私は、それは立法の趣旨からいいましても当然だというふうに思っております。  基本法の制定、これは亡くなられた山本さんが、本当に、亡くなられる前に何としてもこれを成立させたいという山本さんのお気持ちを考えますと、しっかりやっていかなければというふうに思っております。  そこで、がん対策基本法、これは九条に、政府はがん対策の基本的な計画を策定しなければいけない、この策定をするには、厚生労働大臣ががん対策基本計画の案をつくるときには、がん対策推進協議……


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第177回国会(2011/01/24〜2011/08/31)

第177回国会 決算行政監視委員会 第6号(2011/08/10、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 せっかくの御質問でございますけれども、私は承知いたしておりません。
【次の発言】 村上委員にお答えをいたします。  私は厚生労働の担当をいたしておりまして、食品衛生法を所管いたしておりまして、食品の関係からの放射性物質……(村上(誠)委員「わかった、わかった。では、委員長、答えられないなら答えられる人にやらせてください」と呼ぶ)そういうことで、ヨードの関係については……(村上(誠)委員「そんな縦割りでは誠実にならないぞ」と呼ぶ)私の方からは、その点についてはお答えは控えさせていただきます。
【次の発言】 ただいまの御決議により指摘をされている点につきまして御説明いたします。  ……

第177回国会 厚生労働委員会 第1号(2011/02/23、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 厚生労働委員会開催に当たって、私の所信を申し述べます。  一昨年の九月以降、副大臣そして大臣として厚生労働行政に携わってまいりましたが、改めて実感していることがあります。それは、厚生労働行政は、生まれてから亡くなるまでの、人の一生に深くかかわる行政であるということであります。  このため、国民の安心した生活を実現できるよう、厚生労働行政の当面する諸課題の解決に向け、先頭に立って取り組んでまいりますので、委員長、委員各位を初め、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  国民が安心して暮らせる社会保障制度の構築は、菅総理大臣が掲げる最小不幸社会の実現のために必要不可欠なものであ……

第177回国会 厚生労働委員会 第2号(2011/03/02、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 中根委員にお答えいたします。  いわゆる運用三号の件で、今、いろいろと国会でも問題になっております。そのことについて、まず御説明を申し上げたいと思います。  第三号被保険者の記録不整合問題は、昭和六十一年四月に第三号被保険者制度が創設されましたことに端を発しております。  この制度におきましては、被保険者に届け出義務があり、届け出によって年金受給権を得るものとなっております。しかし、被保険者自身がこの種別変更届の届け出を行っていなかったこと、そしてまた、制度の周知徹底や、届け出漏れがあった場合の旧社保庁の対応が不徹底であったこと、また、裁定請求時に旧社会保険庁が配偶者記録との照……

第177回国会 厚生労働委員会 第3号(2011/03/08、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 三月六日に開催されました行政刷新会議規制仕分けでは、一定の安全性を確保しながらインターネット等で医薬品を販売するためのルールを制定すべきではないかという論点が示されまして、この規制の導入により国民に不便を強いている面があるというような指摘がされたところでございます。  それに対して、厚生労働省といたしましては、医薬品を必要とする方々に安全、安心、円滑に届けられることが薬局等やあるいは薬事行政を担う厚生労働省の責務であるというような説明をしたりした。そういうことが刷新会議でいろいろと議論されたところでございます。
【次の発言】 これは、先ほど委員が言われましたアンケート調査により……

第177回国会 厚生労働委員会 第4号(2011/03/09、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 この件に関しましては、予算委員会で委員から御指摘がございまして、私の方からこれを調査すると。しかも、これは高橋委員が言われるように大変な不信を招いたようなことでありますから、厳格に調査をするようにということで、チームを発足させて小林政務官にチーフになってもらって、調査を今進めていただいております。  なお、私の方からは、委員が御指摘されましたので、さらに督促をしておきたいと思います。
【次の発言】 この訴訟そのものにつきましては、国の方が勝訴したということもありまして、これについては高橋委員の方からはいろいろとあろうかと思いますけれども、私どもとしたら、今後、この訴訟と関係なく……

第177回国会 厚生労働委員会 第5号(2011/03/25、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 菅原委員が早速現場に駆けつけられまして、今回のまさに未曾有の大災害の現状をつぶさに御視察もされ、そしてまた救援物資などもお持ちをいただいた。そういう今回の被災民に対する委員のその行動については、本当に心から私は敬意を表するものでございます。  本当に今回の災害については、たくさんの方が亡くなられ、そしてまた被災されました。私も、多くの亡くなられた皆さんには哀悼の意を表して、そしてまた今避難をされている皆さん方にも心からお見舞いを申し上げる次第でございます。  厚生労働省といたしましても、あの震災が起こったちょうど二週間前、その直後に災害対策本部を設置いたしまして、そして翌日十二……

第177回国会 厚生労働委員会 第6号(2011/03/29、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 医療機関に対する診療報酬の支払いが滞ることのないよう、今回の震災で被災し、審査支払機関に費用を支払うことができなくなったような市町村等につきましては、当面、審査支払機関が金融機関から資金を借り入れるなどして立てかえ払いをするということを今鋭意検討させていただいております。  今後とも、被災地の状況を注視しながら、住民や医療機関の立場に立って柔軟に対応してまいりたい、このように考えております。
【次の発言】 当面は、先ほど申し上げましたように、審査支払機関に費用を支払うことができなくなったような市町村、これについては当面、審査支払機関が金融機関から資金を借り入れるなどして立てかえ……

第177回国会 厚生労働委員会 第7号(2011/04/13、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 大震災に基づくこの補正予算につきまして、年金の二分の一について、財源としてそれを補正予算へ、こういうことの話が出ております。  これにつきましては、私としましては、年金の財政が長期的にしっかりと安定をすべきだ、これは以前から申し上げてきたことでございますし、私は、年金財政の安定化のためにはこの二分の一を堅持するということが非常に大事だというふうに思っております。  ただ、今回のこの未曾有の震災でございます。したがって、それに対する復旧復興、これらに対する財源というのも規模も大きくなりますし、それはそれで私も重要だというふうに思いますが、この年金二分の一についての財源をそれに充て……

第177回国会 厚生労働委員会 第8号(2011/04/15、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 まず冒頭に、おわびをしなければなりません。先ほど参議院の方で本会議がございまして、そちらの方に出席をさせていただきまして、こちらの委員会の方への出席が遅くなりましたことについて、これは大変申しわけなく、おわびを申し上げたいと思います。  さて、田村委員からの御質問でございますけれども、この戦傷病者等の妻に対する特別給付金につきましては、従来より、同時期に戦没者等の妻に対する特別給付金を併給する、そういうことがないようにということで、支給要件を満たす時点である基準日をそろえ、いずれか一方の特別給付金を支給するというふうにしてきたところでございます。  他方、戦傷病者等の妻に対する……

第177回国会 厚生労働委員会 第9号(2011/04/20、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 河井委員とは、昨年、あれは十一月でしょうか、広島の黒い雨のことについて、住民の皆さん方の気持ち、そして、しっかりした国での調査、そういうことをすべきだ、こういうことを強く訴えられました。私もそれに答えて、これについては国の方でも検討する、こういうことでございました。そこで、検討会も設置をして、今検討をさせております。  そのときに、河井委員の方から私に、ぜひ読んでほしい、こういう資料も後で私の手元に届けていただきました。それは、原爆の被害者の意識などの実態調査の報告書でございました。その報告書も私、拝見させていただきましたけれども、特に印象に残りましたのは、被爆された方がどんな……

第177回国会 厚生労働委員会 第10号(2011/04/22、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 おはようございます。またきょうもよろしくお願いいたします。  緊急人材育成支援事業、基金訓練事業と言っておりますけれども、これにつきましては、平成二十一年の七月から始まったところでありますけれども、この制度、いい制度でありますから、国民の皆さんによく知っていただく、これが委員が言われるように一番大事なことだと思います。  そのために、政府といたしましては、これまで政府の広報あるいはまたポスターなどで周知をいたしてまいりました。そのほか、ハローワークなどでは来訪者の全員にリーフレットをお配りするとかいうようなことで周知に努めてきたところでありまして、二十一年七月の開始以来、この基……

第177回国会 厚生労働委員会 第11号(2011/04/27、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 委員御指摘のように、この法律案を成立させていただきましたならば基金事業は九月いっぱいで終わるということで、その残額をどうするか、こういうことになります。  これにつきましては、三人の、財務大臣、それから玄葉国家戦略担当大臣、それと私とで、これはこの法律によって成立いたします求職者支援制度の財源に使う、こういう合意もいたしておりますし、そしてまたさらに、労働政策審議会の方からも、この残額については、求職者支援制度、そちらの方に繰り入れるように、こういう建議もいただいておりますので、そのとおりいたしたいというふうに考えております。

第177回国会 厚生労働委員会 第12号(2011/05/11、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 玉木委員にお答えいたします。  病院の耐震化、これは大変重要で、今委員から、具体例も挙げられて、その重要性が述べられました。  これまで政府の方としては、病院の耐震化につきましては、災害拠点病院、救命救急センター、また二次救急医療機関、これらを対象といたしまして、二十一年度の第一次補正予算で千二百二十一億円、これは医療施設耐震化臨時特例交付金ということで各都道府県に交付をいたしております。さらに、平成二十二年度では、予備費により三百六十億円積み増しをいたしまして、この耐震化の促進をしてきたところでございます。  これからどのようにこの耐震化を進めるかということにつきましては、医……

第177回国会 厚生労働委員会 第13号(2011/05/20、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 おはようございます。きょうもまたよろしくお願いをいたします。  斉藤委員の方からは、定期接種で行われておりますポリオの生ワクチンにつきましては早期に不活化ポリオワクチン、これをやってほしい、こういうことの御質問でありますけれども、これにつきましては、厚生労働省としても、二次感染や麻痺症状のおそれのない不活化ワクチンの方に切りかえていくべきだ、こういうふうに考えております。  現在、国内におきましては、不活化ポリオワクチンを含む混合ワクチンの開発が進められておりまして、本年末ごろより順次薬事承認申請される予定でございます。  厚生労働省としては、迅速に審査を行って、可能な限り早く……

第177回国会 厚生労働委員会 第15号(2011/05/25、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 おはようございます。松本委員にお答えをいたします。  今回の介護保険法の改正案は、現在の財源の制約のもとで、可能な限り保険料の上昇を抑えつつ、二十四時間対応の定期巡回・随時対応型サービス等の創設、そして介護職員等によるたんの吸引等の実施など、効率よく質の高い介護サービスを提供するための制度の見直しを、平成二十四年度から始まる第五期介護保険事業計画期間の段階から速やかに行うもの、こういうことで改正案を提案いたしております。  一方、今お話がございました社会保障制度改革の方向性と具体策につきまして、これは二〇二五年ごろを念頭に置きましてあるべき社会保障の姿と方向性を取りまとめたもの……

第177回国会 厚生労働委員会 第16号(2011/05/27、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 介護職員などによりますたんの吸引等につきましては、これまでは、介護の現場におきまして、実質的には違法性が阻却されるという解釈のもとで運用がなされてまいりました。このことにつきましては、安全性の担保とか、あるいはそういうことでは不安定ではないか、こういうことが指摘をされてまいりました。  そのため、これまで検討会を設置して検討してまいりました。これは、介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会を設置いたしまして、ここで、医療関係者、介護関係者、あるいはサービスの利用者、学識経験者、こういう皆さんで議論を進めていただいた、こういう経過でございます。  今回……

第177回国会 厚生労働委員会 第17号(2011/06/01、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 子ども手当につきましては、委員が御指摘のように、三月につなぎ法案が成立いたしまして、今は二十二年度の子ども手当と同じような形で、九月までそれが支給されるということになっております。  そこで、その後の十月からどのようにしていくか、こういうことでありますけれども、まず支給額につきましては、三歳未満を中心に、児童手当のときと比べますと実質的な手取り額の差がいろいろある、それをどうするかというような問題、それから所得制限につきましては、高所得者は年少扶養控除の廃止によりまして増税になる、あるいは自治体の事務負担が増加をするというような論点がいろいろとございます。  それから、細かい形……

第177回国会 厚生労働委員会 第18号(2011/06/10、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 このRFOにつきましては、これは委員が今御指摘のように、昨年、延長法案が成立をいたしまして、二年間ということで延長になったわけでありますけれども、何とかこの問題に決着をつけなければいけないというのは、私どもも強く思っているところでございます。  私どもの方で、法案を二十一年の十月に提出いたしました。この法案提出は、旧社保庁改革の中で、平成二十年にはこの社会保険病院及び厚生年金病院をRFOに出資して地域医療の確保を図る点から譲渡を進めている、こういうふうにやってきたわけでありますけれども、一方で、二十二年九月末のRFOの存続期間が迫っている中で、このままでは、法的な措置を講じなけ……

第177回国会 厚生労働委員会 第20号(2011/06/15、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 おはようございます。きょうもまたよろしくお願いします。  年少扶養控除の見直しに伴います保育料への影響などにつきましては、昨年十月に、政府の方の税制調査会のもとで控除廃止の影響に係るプロジェクトチームというのができておりまして、その報告書におきまして、扶養控除廃止の影響をできるだけ遮断する方式で対応する、こういうことにされたところでございます。  保育料に関しましては、ことしの一月に、扶養控除廃止に伴う影響が出ないような方式で対応する方針だ、こういうことを厚生労働省の方から地方自治体の方に既に通知をいたしておりまして、具体的な対応方法がまとまり次第、地方自治体の方に早急に通知を……

第177回国会 厚生労働委員会 第21号(2011/07/08、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 例の第三号被保険者不整合記録問題でございます。  この対応につきましては、社会保障審議会の特別部会で御審議をいただいたところでございまして、その報告書が五月二十日に取りまとめられました。その報告書によりますと、不整合期間については空期間とするということ、それから直近の十年間に生じた不整合期間について保険料の特例的な追納を可能とするというような、そんな抜本的改善策の具体的な内容が提言をされているところでございます。  そこで、厚生労働省といたしましては、この報告書の提言を踏まえまして、今、関係省庁とも調整をしながら、政府としての抜本的な改革策の案の取りまとめの作業を進めておりまし……

第177回国会 厚生労働委員会 第25号(2011/08/03、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 おはようございます。きょうもまたよろしくお願いをいたします。  B型肝炎、せんだって基本合意書が成立をいたしまして、今後の対応について閣議決定もしたところでございます。  そういう中で、B型肝炎の患者の皆さん方がネットなどでいろいろと誹謗中傷される、私は、こんなことはあってはならないと強く憤りを感じるところでございます。  このB型肝炎訴訟につきましては、これは予防接種によって、注射器の連続使用などによって生じたものでございます。予防接種については、多くの方が予防接種によって健康であったということがございます。一方で、残念ながら、一部少数の方でこのようなB型肝炎に感染するという……

第177回国会 厚生労働委員会 第26号(2011/08/23、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  子育てに係る経済的支援については、昭和四十七年の児童手当制度の発足以来、これまで順次拡充が行われてきたところでありますが、平成二十二年度等における子ども手当の支給に関する法律に基づく子ども手当の支給は、平成二十三年九月分限りとなっております。  このため、現下の子供及び子育て家庭をめぐる状況にかんがみ、平成二十四年度からの恒久的な子供のための金銭の給付の制度に円滑に移行できるよう、子供を養育している方に対し、……

第177回国会 災害対策特別委員会 第12号(2011/07/14、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 おはようございます。  衆議院災害対策特別委員長提出の災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、政府としては異議はございません。

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第3号(2011/05/24、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 吉野委員にお答えをいたします。  委員が御指摘のとおり、電離則では、三カ月以内ごとに一回行う、こういうことになっております。  福島第一原発で緊急作業に従事する作業員に関しまして、四月の三十日、外部被曝線量に内部被曝の測定の結果を加えた合計線量が二百四十ミリシーベルトに達している人が判明をいたしました。これは、三月二十四日に、汚染された水たまりに三人の方が入った、その方でございます。  このことを受けまして、厚生労働省としましては、同日、外部被曝線量の高い者に対しては直ちに、また、その他の作業員についても早急に内部被曝測定を行うよう東京電力に指導したものでございます。  現在ま……

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第5号(2011/05/30、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 おはようございます。  私の方から、この夏に向けての対策などについてお話を申し上げたいと思いますが、いよいよ避難生活も長期間にわたって、梅雨に入って暑い夏を迎える、こういうことになります。まずはしっかりした仮設の住宅、ここを国土交通省の方で頑張っていただいておりますけれども、仮設の住宅に入っていただけるようにまずすること、そしてその仮設住宅については、私ども、民間の住宅も借りまして、それを仮設の住宅として使っていただくということで仮設の住宅をふやす、こういうことがございます。  それから、健康面で、これから夏に入ってまいりますから、この点については十分な対策を立てていかなければ……

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第6号(2011/05/31、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 ジェー・シー・オーの事故の後につきましては、文部科学省それから茨城県、関係市町村が連携して、ジェー・シー・オー周辺住民の健康管理をずっと定期的に続けてまいりました。今回のこの福島の原発の事故の後も、住民の皆さんの健康がやはり何といっても一番心配でありますから、この調査もやっていかなければというふうに思っております。  今委員が言われましたように、福島県では、五月の二十七日に福島県県民健康管理調査検討委員会が開催をされまして、福島県が実施主体となって県民の健康調査を行っていく、こういうこととされたようであります。そこでは、全県民を対象として、被曝線量の推計のための行動記録をまず呼……

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第7号(2011/06/09、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 この災害弔慰金につきましては、これは亡くなられた方の御遺族に当然早く配られるということが私も大事だというふうに思っております。  そこで、この弔慰金につきましては、まず、死因がはっきりしているものは、すぐに手続をいたしまして、難しい手続が一切なくてすぐ配れるというふうに思います。  今言われました災害関連死と言われる、これが本当にいわゆる災害が原因の死亡なのかどうか、この因果関係を判定しなければなかなか判断できない、したがって、そういう事例については、私どもとしては、それぞれの市町村で審査委員会をつくりまして、そこに弁護士とか医者とか、そういう専門家の皆さんで判定をしていただき……

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第10号(2011/07/11、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 この被災者雇用開発助成金につきましては、一次補正予算でつくったわけでありますけれども、これは、被災者が失業している、その失業している人をできるだけ雇用してもらう、雇用してくれたら助成金を出す、こういうことで雇用を進めるといいますか、そのためにつくらせていただいた制度なんです。したがって、既に雇っておられる方については、この制度の趣旨とちょっと異なりますので、そこで適用がされない、こういうことになります。  ただ、私といたしましては、雇用された方についてはいろいろと大変だというふうに思いますので、この制度そのものは、そもそも、被災者が職を失っている場合にぜひ雇用をしてもらいたい、……

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第11号(2011/07/12、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 義援金につきましては、現在、三千億近い義援金が集まっておりますけれども、まず、第一次の配分といたしまして、被災県に送金されましたお金は九百九億円でございまして、これが市町村には八百二十六億円送金されまして、今、被災者のお手元に届いているのは、七五%は被災者の皆さんのところに届いております。  そして……(谷委員「七五」と呼ぶ)七五%は第一次配分の七五%。  そして、今、第二次配分につきましては、約千四百六十四億円が被災都道府県に送金をされておりまして、そのうち、市町村にはその約八割の千百七十一億円が送金をされまして、順次これは被災者に配付されるものだというふうに思っております。……

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第13号(2011/07/14、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 厚生労働省といたしましても、今、鹿野農林大臣が答弁いたしましたように、全頭検査に向けて、農水省、そしてまた私ども厚生省、既に現地に職員も派遣をいたしまして、福島県庁の職員と打ち合わせをいたしているところでありまして、全頭検査に向けまして早急に結論を出して実施をしていく、こういうことにいたしたいというふうに思っております。

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第14号(2011/07/20、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 福島の牛につきましては、特に緊急時避難準備区域等の牛については全頭検査、そしてその他については全戸検査、こういうことになっております。  そこで、今、小野寺委員が言われました、その他の県についても全頭検査、こういう御提案でございますけれども、今、検査するには一頭当たり大体二時間ぐらいかかるというようなこともございまして、なかなかそういうことにこたえられるかどうか、これは検討しなければならない課題だというふうに思っておりまして、今の委員の御提起につきましては、これは大変重要な御提起だというふうに認識をいたしております。
【次の発言】 委員御提案のように、全頭検査はできればやった方……

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第15号(2011/07/25、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 太田委員にお答えをいたします。  福島県の方で汚染牛が出たということで、原子力災害対策本部の方では、七月の十九日、福島県産の牛につきましてはすべて出荷停止の通知をさせていただいたところでございます。  そして、その後、それでは牛はどうなるのかということで、それを出荷する場合には、避難準備区域あるいは計画的避難準備区域などでは全頭検査、そのほかでは全戸検査をして、そして基準値を下回る場合には出荷を認める、こういうような措置をとらせていただいたところでございます。  また、先日も、福島県知事の方からは、全頭検査をしてほしい、こういう御要望もございました。しかし、今太田委員が言われる……

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第16号(2011/07/26、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 吉泉委員にお答えいたします。  結論から申し上げれば、これまでの放射線の被曝を原因とする死亡あるいは重体、そういう方はおられません。  緊急作業に従事をしておりまして、被曝によるもの、これについて御報告をいたしたいと思いますが、三月及び四月から緊急作業に従事をした労働者で、東京電力から報告を受けております、内部被曝線量の測定評価が終了いたしました六千八百人、この中で、二百五十ミリシーベルトを超えた者が五人、二百ミリから二百五十ミリシーベルトまでが一人、百ミリから二百ミリシーベルトまでが六人、五十ミリシーベルトから百ミリシーベルトまでが六十四人となっております。  今後、労働者に……

第177回国会 予算委員会 第3号(2011/02/01、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 この子ども手当につきましては、もともと控除から手当にという思想がございます。控除というのは、比較的裕福な方、所得の多い方に有利であります。それから、手当というのは、収入の少ない人に有利な制度でございます。  そういう制度で扶養控除を廃止して……(発言する者あり)ちょっと聞いてください。扶養控除を廃止して、そうしますと、地方の収入もふえるわけなんです。それが二十四年度。二十三年度にはそんなにふえないんです。二十四年度から地方の収入がふえる。そうしたら二十五年もふえるわけです。したがって、その収入がふえる、それを話し合ってやりましょうということで、ことしはふえない、再来年度から地方……

第177回国会 予算委員会 第4号(2011/02/02、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 高木委員にお答えいたします。  療養費につきましては、患者の皆さんにとって、先ほど出ましたようながん医療などについては大変高額になっております。そういう意味で、それについての負担感が大変重くなっているのではないかというふうに思います。  高額療養費制度というのがございまして、患者の皆さんの負担に対しては一定のところで歯どめをかけるということで、重い病気にかかった人だとか経済的に不安な方に対しては、不安が生じないようなそういう配慮をいたしているところでございます。  ただ、それでもなかなか負担感が重いということを感じている方もおられることは事実だと思います。

第177回国会 予算委員会 第5号(2011/02/03、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 まず、写真などを入れまして白書をつくったということは、これはわかりやすく親しみやすい白書にしたい、こういうことだというふうに思います。  それから、費用については、これは余り変わっておりません。具体的に申し上げますと、平成二十二年版は七十八万七千五百円、平成二十一年が八十二万七千四百円で、大体同じぐらい、変わっておりません。
【次の発言】 お答えいたします。  民主党の政権下におきましては、社会保障の二千二百億円の削減など、こういう方針は撤回をいたしまして、医療サービスの充実に向けて国民が安心できるような予算の充実を図っております。  具体的には、診療報酬体系におきまして十年ぶ……

第177回国会 予算委員会 第6号(2011/02/04、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 社会保障に関するふえる分については一兆二千程度でありますけれども、これは全額認めてもらったんですけれども、この社会保障費については、削るということはなかなか今後難しいというふうに思います。
【次の発言】 昨年の子ども手当を決定したときには、地方の皆さんにはよく相談をしなかったということで、大変失礼なことをして地方の皆さんからおしかりを受けたことはございました。  したがって、今度の、来年度の子ども手当につきましては、まず地方六団体の皆様方にお集まりをいただきまして、そこでまずはそのおわびから私は申し上げました。そして、国の方といたしましては、財政的な問題もあるので、従来からの児……

第177回国会 予算委員会 第7号(2011/02/07、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 島の人たちにとっては、なかなかそういうことを相談できる専門家もいないだろうというふうに思いますので、それはぜひ検討はしていきたいと思います。  私としたら、そういう船で、年金だけではなくて法律相談とかいろいろな相談ができれば、島の人にとっては大変助かるのではないかというふうに思います。
【次の発言】 子ども手当につきましては、二十二年度、初年度は一万三千円というマニフェストのお約束でございます。そして、二十三年度から二万六千円ということになっております。  その二万六千円というのを、今度、二十三年度予算では、これは財政的な問題もありまして、どうしても満額というわけにはいけないの……

第177回国会 予算委員会 第8号(2011/02/08、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 この二十二年度の子ども手当法案、このときに大変な議論が起こった、何点かございます。  一つは、外国に居住する子供にその手当が行くんだ、これに対しては本当に厳しい意見がありました。今度の法案では、外国に居住する子供には支給しないという国内要件を定めたところでございます。ただ、留学中は例外といたしております。  さらに、地方の皆さんと協議をしたときに物すごく要求があったことがございます。それは、保育料とかあるいは給食費、こういうものの未納の方がたくさんおられるんだ、これを何とか子ども手当で徴収できるような、そういう仕組みを考えてくれ、これが強い要求でございました。したがって、今度の……

第177回国会 予算委員会 第9号(2011/02/09、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 二十二年の子ども手当につきましては、施設に入っている子供たちについては、親がいないとかあるいは虐待を受けた子供たちに対しては子ども手当が支給をされない、そういう法律でございました。そうしますと、児童養護施設の中で、もらえる子供ともらえない子供がいたり、いろいろと、その子供のためには何としても支援が必要だという子供に光が当たっていないということで、現場の職員の皆さん方も心を痛めていたというところでございます。  そういう中でも、安心こども基金という限時法の法律がありまして、そこでいろいろと手当てをしてまいりましたけれども、来年度の法案には施設の方に支給をするということで、それで施……

第177回国会 予算委員会 第10号(2011/02/10、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 これは昨日も申し上げましたけれども、子ども手当の支給につきましては、これは基本的には、次代の社会を担う子供一人一人に、その育ちを社会全体で応援をする、そういうことです。  そして、その違う面については鳩山前総理が強調されたと。だけれども、同じ面もあるというところを整理したのがこの「しかしながら、」のところでございまして、それは、子ども手当と児童手当はどちらも同じように子供の健全な健やかな成長を応援するんだ、これは共通だと。そして、これは、それぞれ現金給付、こういう面も共通であると。そして、この子ども手当法案では、従来の児童手当法の仕組みも利用するという形で仕組んでおりますから、……

第177回国会 予算委員会 第11号(2011/02/15、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 子ども手当につきまして、この制度でも親が子供の扶養義務を負っているということは当然前提としておりまして、その上で、児童手当のように、児童手当の場合は、子供を大人の視点から育成する、こういうふうになっていると思うんですが、子ども手当の方は、子供自身の育ち、これに視点を置いた制度だ、そういう趣旨で考えたものだというふうに思います。  御指摘のように、両者は、目的に向けての視点の異なる面、これは十分あるというふうに私も考えますが、いずれも、子供の健やかな育ちということを目的としている部分では、当然、私は、共通の面があるということで、そのための手段としては現金給付を行うという点でも共通……

第177回国会 予算委員会 第13号(2011/02/17、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 二十三年度につきましては、再来年度、二十四年度から地方の増収が六千億を超えるような増収になります。その地方の増収分につきまして、それを子ども手当あるいは子育て支援にどういうふうに使わせていただけるかということ、これを地方と協議して決めていこう、こういうことであります。  したがって、二十三年度につきましては、これをもう一年暫定的に、この二十二年度のスキームを踏襲させていただきたい、こういうことで、単年度ということで提案をさせていただきました。
【次の発言】 妊婦健診につきましては、二十二年度の補正予算におきまして、二十三年度も公費助成で継続をする、こういうことにいたしました。 ……

第177回国会 予算委員会 第16号(2011/02/23、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 中島委員にお答えをしたいと思います。  雇用情勢が大変厳しい、そういう中では、やはり、その状況に応じてハローワークの体制をしっかりやっていかなきゃというのは、私どもとしてもそう考えて対応しております。  そこで、常勤の職員については、専門的な支援を行う、そういうところへ常勤の職員、そして、今急激に悪化しておりますから、悪い状況では臨時的に採用して、そして人数をふやしてそれに対応するということで今やっているところでございまして、我々が今対応しておりまして、非常に、ハローワークで就職ができた人はこれまで過去最高の人数にもなっておりますし、それから、大学の就職の方にも相当数をふやして……

第177回国会 予算委員会 第17号(2011/02/24、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 官房長官がお答えしたように、比喩的に話されたと。したがって、先ほど官房長官が答えたのが政府の見解だというふうに思います。
【次の発言】 今お尋ねの三号被保険者問題、これについては、昨年の三月に、この問題がほっておけない大きな問題だということで、年金回復委員会の中で検討をいたしまして、この三号被保険者の問題について正しくその記録を回復することをしっかりしなければいけない、こういうことで回復委員会で了解をいただきまして、そのときに方針としては決めて、そして、その後、昨年の十二月に通知を出しまして、ことしの一月一日からその通知に基づいてやっていると……(鴨下委員「進捗、何人ぐらい救済……

第177回国会 予算委員会 第18号(2011/02/28、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 加藤委員の御質問にお答えいたします。  これまでは、六十五歳になる直前に申請に来られます、そのときには、三号被保険者で来られた場合に、本来ならば、一号であるかどうかということを確かめて、そしてそれが不一致ならばそこの点については未納期間、こういうことで計算をして、そしてきちっと不整合を訂正して、年金がどれくらいになるかを決める、こういうのが本来の姿でございます。  ところが、それは、過去の、調べてみますと、特に、始まったのが六十一年四月でありますから、その後、平成十年の四月まで、これはほとんど社会保険庁の方は何もそういう実態が、一号被保険者になったということでそれを改めるような……

第177回国会 予算委員会 第19号(2011/04/26、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 安住委員が御指摘のように、これは原則として二年ということになっておりますけれども、更新して住めるようにいたします。安心して住んでいただくということで、それはやってまいります。
【次の発言】 臍帯血移植について御質問がございました。  これにつきましては、白血病などの造血機能障害が生じた方に対しての有力な治療法だというふうに考えております。  しかしながら、臍帯血移植の実施に当たりましては、一つは、臍帯血のHLA型が適合しなければいけない、こういうことになっておりまして、このために臍帯血バンクを通じて適合する臍帯血の有無を検索する必要があるということ、もう一つは、他人の幹細胞でご……

第177回国会 予算委員会 第21号(2011/04/29、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 委員御指摘の雇用調整助成金の問題、これにつきましては、こういう大変な事態で事業主の方が大変困っておられると思います。そういう意味では、雇調金について、できるだけ適用して事業主の方を助けてあげる、支援していくという、これは本当に大事なことだというふうに思っております。  ただ、法律には「経済上の理由」ということになっておりますから、しかし私は、この経済上の理由というのを、これは形式的にはそうなっておりますけれども、これをできるだけ柔軟に解釈して、そしてできるだけ雇調金が適用されるようにしっかりやっていきたいというふうに思っております。  そのためには、だから、避難先に行って事業を……

第177回国会 予算委員会 第22号(2011/04/30、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 委員からの御指摘は、政策医療を担当していない病院でも今回のあれに指定すべきではないか、こういうことだと思います。  今回は、災害拠点病院は対象になります。それから、小児救急拠点病院もなります。  それから、先生指摘の民間でございますけれども、民間につきましては、今、地域医療再生基金、これを各県、最大の百二十億円手当てするということになっておりまして、そこで検討をしていただきたいということ。  それからもう一つは、福祉医療機構というのがございまして、これについては、融資は一〇〇%する、そして無利子貸し付けを五年にする、あるいは据置期間を五年にするとか、こういうことで最大こういう支……

第177回国会 予算委員会 第23号(2011/05/16、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 遠山委員にお答えいたします。  県外で公営住宅などに避難されている方は、本来の地元で建てられる仮設住宅には入居できます。  そこで、その点がはっきりと避難先にまで通知が行かなければその募集に応募することができない、こういうことになるわけでございますから、私どもの方といたしましては、既に避難されている住民の皆さんにも仮設住宅ができた場合の公募についての周知徹底方をしっかりやるように、こういう通知を出させていただきましたので、各被災県の方では、あるいは市町村ではしっかりと対応してくれるものと思っております。
【次の発言】 遠山委員がおっしゃるように、まず、弔慰金につきまして兄弟姉妹……

第177回国会 予算委員会 第26号(2011/07/19、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 茂木委員にお答えをいたします。  まず、全壊、半壊いろいろございますけれども、まずはやらなければいけないのは復旧で、一部損壊したそういう医療施設などについて、これについては第一次補正予算で手当てをしたところでございます。さらに、そのほかに地域医療再生基金というのがございます。そこで、被災三県については満額の百二十億円、これを手当てするということにしておりますが、その前に、この中から十五億円につきましては、この施設整備事業に活用できるようにということで、前倒しで活用するようにということにいたしております。  そこで、そのほかにも二重ローン問題については……(茂木委員「いいです、い……

第177回国会 予算委員会 第27号(2011/07/20、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 まず、今回の稲わらでの、放射性セシウムが肉牛から出たということでの対応でありますけれども、これは、昨日、災害対策本部の方から福島県全体に出荷制限をかけたところでございます。したがって、これから、緊急時避難準備区域等につきましては全頭検査をいたします。それ以外につきましては全戸検査、こういう形でやってまいります。そして、その後も定期的に検査をする、こういうことを決めておるところでございます。  また、それでは福島県以外についてどうするか、こういうことでもありますけれども、これは今調査も進めているところでありまして、私としては、福島県と同様の措置をとるというような形で進めてまいりた……


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第180回国会(2012/01/24〜2012/09/08)

第180回国会 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号(2012/05/17、45期、民主党・無所属クラブ)

○細川委員 民主党の細川でございます。  私は、専ら社会保障の方について御質問をしたいと思います。  この社会保障でございますが、社会保障の基本的な制度につきましては、大体一九六〇年代にでき上がったものでございます。この国民皆保険、国民皆年金、高度成長もございましたので、大変、世界的に見ても、世界に誇れる社会保障制度というものが日本で確立をしてきたものだというふうに思います。  例えば医療制度を見ましても、この医療制度は、一枚の保険証でいつでもどこでも、日本じゅうどの医療機関でも、病気になったり、けがをしたりしたら診察をしてもらえるという大変すばらしい医療制度だというふうに評価されております。……

第180回国会 内閣委員会 第7号(2012/05/18、45期、民主党・無所属クラブ)

○細川委員 皆さん、おはようございます。  警察等が取り扱う死体の死因又は身元の調査等に関する法律案の起草案につきまして、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党の提案者を代表して、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  本案は、警察等が取り扱う死体について死因または身元を明らかにすることを通じて、死因が災害、事故、犯罪その他市民生活に危害を及ぼすものであることが明らかとなった場合にその被害の拡大及び再発の防止その他適切な措置の実施に寄与するとともに、遺族等の不安の緩和または解消及び公衆衛生の向上に資し、もって市民生活の安全と平穏を確保するため、当該死体について、調査、検査、解……


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各種会議発言一覧(衆議院45期)

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第174回国会(2010/01/18〜2010/06/16)

第174回国会 決算行政監視委員会第三分科会 第2号(2010/05/18、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 今、大村委員の方から御指摘がありました。その問題については私としましても同じような認識でありまして、この点については大変重要な、大事な課題だというふうに思っております。正規、非正規を問わず、同じ価値のある労働をしている場合には同じ賃金であるべきだ、それについては私も同感でありまして、これについては委員と同じような認識をいたしております。  そこで、では、そのことが簡単に実現できるか、日本の社会でそれが実現できるかということについては、委員も御指摘がありましたようないろいろな課題がございまして、それを乗り越えなければ、これはまた実現もなかなか難しいというふうに思っております。  そ……

第174回国会 内閣委員会総務委員会連合審査会 第1号(2010/04/21、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 質問の内容は通告の内容だということで、通告いただきました御質問は、先般の総務委員会で、山井政務官が能開機構の問題で、私のしごと館の政策の失敗の責任をとって職員の雇用契約について採用方式をとるかのような、そんな印象を受けた、真意はどうか、こういう御質問だというふうに思います。  そういう職員の採用方式をとったということについては、そのようなことは一切関係なく、今回、能開機構は廃止をして抜本的に組織を変える、こういうことになったんだ、こういう御説明をしたのであって、その責任をとってということはないので御確認をしておきたいと思います。  なお、職員の今後の問題につきましては、雇用問題は……

第174回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2010/02/25、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川副大臣 委員御指摘のとおり、治療だとかいろいろな研究成果をいろいろな専門のお医者さん方にも知っていただかなきゃいかぬ、こういうふうに私も思います。  厚生労働省といたしましては、平成二十年から二十二年度にかけまして不育症について研究をいたしておりまして、その成果は、一部成果も出ておりまして、それについては厚生省としてはホームページなどに掲載をいたしまして、専門家の方にも、あるいは一般の方にもいろいろと知っていただこうということで進めておりますけれども、さらにその啓発などについては勉強を進めてまいりたいというふうに思います。
【次の発言】 村上委員にお答えをいたします。  生活保護の不正受……


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第177回国会(2011/01/24〜2011/08/31)

第177回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2011/02/25、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職】

○細川国務大臣 おはようございます。  平成二十三年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計予算の概要について説明をいたします。  平成二十三年度厚生労働省所管一般会計予算の総額は二十八兆九千六百三十八億円であり、平成二十二年度当初予算額と比較いたしますと一兆四千七十七億円、五・一%の増加となっています。  以下、主要施策について説明いたします。  第一に、これからの社会を担う子供の健やかな育ちを社会全体で支援するため、子育てに関する支援策を充実させるなど、総合的な子ども・子育て支援を推進していきます。  第二に、公的年金制度は国民の老後の安定した生活を支えるセーフティーネットであり、安心、納得で……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

細川律夫[衆]在籍期 : 39期-40期-41期-42期-43期-44期-|45期|
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