児玉健次 衆議院議員
42期国会発言一覧

児玉健次[衆]在籍期 : 38期-39期-41期-|42期|
児玉健次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは児玉健次衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院42期)

児玉健次[衆]本会議発言(全期間)
38期-39期-41期-|42期|
第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 衆議院本会議 第7号(2000/10/26、42期、日本共産党)

○児玉健次君 私は、日本共産党を代表して、選挙制度という国民の参政権にかかわる重要な法案が、まともに審議を尽くさず、法案の内容が十分国民に知らされないまま、与党三党が議会制民主主義を破壊する暴挙に次ぐ暴挙を重ね今強行成立させられようとしていることに、満身の憤りを込めて反対の討論を行います。(拍手)  反対理由の第一は、議会制民主主義を破壊する与党三党のやり方です。  そもそも選挙制度は、主権者である国民が、どのような方法、どのような手段でみずからの代表を選ぶのかを定める、国民の参政権の根本に関する問題であり、国会という議会政治の土俵を決める問題です。この議会制民主主義の根幹にかかわる問題を与党……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 衆議院本会議 第33号(2001/05/29、42期、日本共産党)

○児玉健次君 私は、日本共産党を代表して、学校教育法の一部を改正する法律案、社会教育法の一部を改正する法律案及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案について、小泉総理と遠山文部科学大臣に質問します。(拍手)  不登校、いじめ、学級崩壊など、子供と教育をめぐる状況は深刻さを加えています。とりわけ、学力の危機というべき実態が、子供たちのさまざまな発達のゆがみや社会的な逸脱をもたらす根源となっています。これらは、自民党政府、文部省が長年続けてきた、競争主義、管理主義の強化という教育政策によってつくり出されたものであります。  すべての子供に基礎的な学力を保障することは、国民の……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 衆議院本会議 第33号(2003/05/22、42期、日本共産党)

○児玉健次君 私は、日本共産党を代表して、国立大学法人法案等関連六法案に対する反対討論を行います。(拍手)  六法案は、日本の大学、学問研究のあり方を方向づけようとするものであり、最も慎重な審議が必要です。ところが、文部科学委員会において、わずか五日、法案審議は十三時間余りで、古屋圭司委員長の職権による採決が強行されたことに、私は怒りを込めて抗議するものです。(拍手)  反対理由の第一は、自主的であるべき大学の中期目標を文部科学大臣が定め、教育研究への国家統制を行うことです。  これは、戦前においても行われたことがなく、世界にも全く例を見ません。  文部科学省に設置される大学評価委員会及び総務……

第156回国会 衆議院本会議 第42号(2003/06/24、42期、日本共産党)

○児玉健次君 私は、日本共産党を代表して、テロ特措法の二年延長案について、小泉総理に質問します。(拍手)  テロ特措法は、九・一一テロ攻撃の脅威を除去するとの名のもとにアメリカが開始した報復戦争に自衛隊を海外出動させる、憲法違反の法律です。  第一に、報復戦争によってテロの土壌がなくなったのかという問題です。  九・一一の後、ニューヨークで、アメリカの女性が、「ウオー イズ ノット ジ アンサー」、テロに対して戦争だけが答えではないと訴えている写真を、私は、テロ特措法案の特別委員会で、小泉総理、あなたに示し、戦争は憎悪と報復の連鎖を引き起こすと指摘したことを御記憶でしょう。  アムネスティ・イ……

児玉健次[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院42期)

児玉健次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第149回国会(2000/07/28〜2000/08/09)

第149回国会 議院運営委員会 第1号(2000/07/28、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  七月十一日に野党四党が共同して行った臨時国会召集の要求書で、野党四党は、  一、第二次森内閣の所信表明とこれに対する質疑を行うこと  二、中尾元建設大臣等公共事業汚職問題、税金による「そごう」救済問題など国民が重大な関心をもつ諸問題を積極的に審議するとともに、「あっせん利得罪」の法制化をはかること 等と提起しました。  その後に生起した雪印の問題を含めて、この時期に、国会が国民の期待にこたえて、山積する重要課題について審議を尽くすことが国会の責務です。十三日の会期では、到底十分な審議を行うことができません。  これが提案されている会期に反対する理由です……


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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 議院運営委員会 第1号(2000/09/21、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  この臨時国会は、本来、あっせん利得罪法案、永住外国人の選挙権に関する法案等と、三宅島、東海地域集中豪雨等の災害に対する対処を含む緊急の経済対策の審議に限定して行うべきものであります。  ところが、国民に新たな犠牲を強いる健康保険法等の改悪、それに加えて参議院比例代表選挙に非拘束名簿方式の導入を意図する法案の提出が予定されているなど、臨時国会の性格が本来の任務にそぐわないものになっています。七十二日間に及ぶ会期は、非拘束名簿方式等の成立のために設定されたものであり、日本共産党はこの会期に反対いたします。

第150回国会 議院運営委員会 第8号(2000/10/20、42期、日本共産党)

○児玉委員 私は、日本共産党を代表して、公職選挙法の一部を改正する法律案について、本会議趣旨説明、質疑を省略し、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会に付託することに反対の意見を表明します。  本法案は、参議院選挙制度を非拘束名簿式に変える重要な法案です。本会議において、衆議院の全議員参加のもとでその趣旨を説明し各党が質疑を行って国民の前に法案の内容を明らかにすることが、議会運営の本来あるべき姿です。ところが、民主党、自由党、日本共産党、社会民主党の本会議質疑要求を無視して委員会付託を強行することは、まさに審議権の侵害であり容認できません。  この間、議院運営委員会理事会で与党が希……

第150回国会 議院運営委員会 第10号(2000/10/25、42期、日本共産党)

○児玉委員 児玉健次です。  日本共産党を代表して、ただいまの、あす本会議という動議に強く反対いたします。  事柄は、国民の参政権、そして議会制民主主義の根幹にかかわる問題です。私は、ここにいらっしゃる同僚の議院運営委員会の皆さんに訴えたい。  ちょっと皆さん思い出していただきたい。この問題で私たちがこうやってテーブルに着いたのはいつだったでしょう。十月二十日でした。そのとき与党の皆さんは、野党の私たちの言った、この公選法改正案なるものについて本会議の趣旨説明をやろう、そして各党質問をやる、全議員参加の前で全体像をしっかりつかんで、その上で特別委員会で十分な審議を尽くそうと提案したにもかかわら……

第150回国会 議院運営委員会 第12号(2000/10/31、42期、日本共産党)

○児玉委員 ただいまの動議に反対します。  一言で言いますが、そもそもこの法案は、少年の規範力を強めるとして、厳罰化の方向で、少年法の基本理念である保護主義を投げ捨てようとするものです。厳罰化が少年犯罪の防止に有効でないことは、アメリカの教訓でも明らかです。  法案審議の中で日本共産党は、被害者対策そのものの充実、抜本改善、そして警察、検察による捜査を抜本的に改善することを具体的に提起いたしました。そして、何人かの参考人の御意見の中で、この問題がどれほど大きな問題をはらむものであるかということも明らかになりました。  そこで、率直に申したいのですが、この問題について野党四党の間には賛否それぞれ……

第150回国会 議院運営委員会 第21号(2000/11/21、42期、日本共産党)

○児玉委員 原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法案、特殊法人等改革基本法案、マンションの管理の適正化の推進に関する法律案、いずれも十一月十五日ないし十一月十七日に議員立法として提出されたものです。  私たちは、本会議の趣旨説明を求める、そういう趣旨で要求をしているわけですが、今工藤理事から御説明があったように、我々自身がこれをどのようにそれぞれの委員会で十分な審議をするか、そこに向けて各法案の内容を検討して、そして場合によっては本会議の趣旨説明を省略して委員会に直接付託する、場合によっては本会議で趣旨説明を求める、その区分けをしようとしたやさきのこの経過です。  今度の臨時国会では……

第150回国会 議院運営委員会 第22号(2000/11/28、42期、日本共産党)

○児玉委員 原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法案、これは、自民党、公明党、保守党、三党の議員立法です。そもそも緊急上程は、全会派の一致によって進めていくというのがあるべき姿です。  今委員長が採決予定と言われたことには二重の意味があります。まだ現場の委員会ではこれが採決されていない。そして、私の伝え聞いているところによれば、けさの理事会で日本共産党を含む三つの政党が緊急上程に反対をしております。そういう中で、いまだ採決もしていないこの法案について緊急上程を議運の委員会が認めるということは、議会運営の民主的な進め方という点からしても非常に好ましくない。  二つ目の点は、議員立法とい……

第150回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(2000/10/24、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  昨日来のこの審議で、この法案が重要な問題点を抱えているということが浮き彫りになってきました。この点について徹底的な審議を尽くす、それが衆議院の責務であり、この特別委員会の責務である、そのことを委員長に私は強く求めておきます。  私は具体的に聞きますから、簡潔に答えてほしい。  まず、問題点の一つです。法案の四十六条の三項、こう書いていますね。選挙人は、投票用紙に公職の候補者たる参議院名簿登載者一人の氏名を自書して、これを投票箱に入れなければならない、ただし、参議院名簿登載者の氏名にかえて、参議院名簿届け出政党等の届け出に係る名称または略称を自書すること……

第150回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号(2000/10/25、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  きょうはありがとうございます。  最初に、法律家として選挙制度の問題に取り組んでこられた志田参考人にお伺いをしたいと思います。  先ほど志田参考人は、個人名で投票させておいて、神出鬼没で政党が乗り出してくる、果たして名簿式比例代表制と今回のものが名乗れるだろうか、こういうふうにお話をいただきました。個人名の得票を政党の得票に読みかえる、このことの持っている問題点について志田参考人の御意見をお聞きしたいというのが一点です。  二点目は、連座制の問題ですが、発議者の一人が、連座制になったとしても、当選人の当選を失わせる制度でございまして、当選を失った者の得……

第150回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号(2000/11/02、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  議員提出による二つの法案を今審議するに当たって私が一番重要だと思うことは、政治腐敗行為を規制する上で本当に実効性のある法律をこの国会の中で必ず成立させる、そういう立場で質問します。短い時間ですから、端的にお答えいただきたい。  まず、請託の問題です。  あっせん収賄罪がこれまで国会議員に適用された事例は、刑が新設されてからこの四十二年間で、国会議員について言えばわずか二件である。それは、請託の立証が必要だからだ。犯罪の構成要件から請託を外すことは、実効性のある法律をつくる上で不可欠だと私は考えます。この点について、あっせん収賄罪が新設された当時の論議が……

第150回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第12号(2000/11/16、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  一九九八年十月八日の日韓共同宣言、言うまでもなく小渕前首相と金大中大統領によるものです。この日韓共同宣言が出された日、私たちの国会で金大中大統領の演説がありました。趣旨説明の中で引用もされていて、懐かしく拝見いたしました。その日韓共同宣言において、「両首脳は、」両首脳というのは小渕前総理と韓国の大統領です。「両首脳は、在日韓国人が、日韓両国国民の相互交流・相互理解のための懸け橋としての役割を担い得るとの認識に立ち、その地位の向上のため、引き続き両国間の協議を継続していくことで意見の一致をみた。」これは明らかに政府と政府との間の意見の一致ですね。  そし……

第150回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第15号(2000/11/29、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  お二方には、きょうはよくおいでくださいました。  最初に飯塚参考人にお伺いをしたいと思います。  川崎市の外国人登録者をお聞きしてみると、二万一千六百人で、その中で韓国、朝鮮の方が九千二百人だと。皆さんの川崎市でなさった取り組みというのは、全国でも非常に注目に値する御努力をなさっている、私たちはこう理解しております。先ほどの御意見の陳述からもそれをうかがうことができました。  そこで、具体的にお尋ねしたいのですが、皆さんが一九九四年に川崎市で地方新時代シンポジウムをなされた。そのとき、外国人との共生という一つの分科会があって、日本でどこかモデルにすると……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 安全保障委員会 第9号(2001/06/28、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  今回のF4戦闘機の誤射事件について、昨日、私は現地に行ってまいりました。  中谷長官、これが今よく問題になっているリハビリセンター、入っている方々からも随分話を聞きましたけれども、非常に閑静な地域の中に広がっておりまして、そして隣にはこういうデイサービスの場所もある。入所されている人と話をすると、二十ミリの砲弾が突き刺さった場所、これは長官、既にごらんになっていると思うけれども、これは写してきたものですが、この穴は、大体人さし指が入るぐらいの深さまでえぐられていますね。こういった着弾の場所について、入所者の方は私に、あのすぐそばで私はよく車いすで散策を……

第151回国会 議院運営委員会 第6号(2001/02/20、42期、日本共産党)

○児玉委員 児玉健次です。  日本共産党を代表して、反対の意見を述べます。  二〇〇一年度政府予算案を審議している予算委員会で昨日どんな事態が起きたか、そのことを私たちは厳しく見る必要があります。  その第一。KSDと機密費の問題をめぐって疑惑を徹底的に解明してほしい、これは多くの国民の声であり、そのことにこたえるのが私たち国会の責務です。  野党四党は、共同して五名の証人を喚問することについてかねてから主張をし、提案をしてまいりました。与党の対応はどうだったか。検討したい、いつまでも回答を延ばすことはしない、こう言って理事会で議論が継続されてきた。ところが、昨日の昼の予算委員会理事会で、五名……

第151回国会 議院運営委員会 第30号(2001/05/18、42期、日本共産党)

○児玉委員 児玉健次です。  日本共産党を代表して意見を述べます。  政治家の汚職事件が続発している中で、国民の政治不信が高まっています。そのような状況で、国会と国会議員のあり方が厳しく問われていると言わなければなりません。議員の責務が重大であるからこそ、議員は、みずから不正を犯し、そして国民に対して大きな誤りを犯したときには、みずからの責任で辞職しなければならないのは当然のことです。  私たちは、この勧告決議案で述べていることは、法的責任について云々しているのでは全くなく、中村氏の政治的道義的責任を明らかにすることを求めているのであります。そのことが第一に述べたい点です。  そこで、次の点で……

第151回国会 石炭対策特別委員会 第3号(2001/06/20、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  池島、太平洋、両炭鉱の今後の発展にとって、それから、この委員会で私たちが真剣に議論をした、海外からの研修生を五カ年受け入れる、この受け皿になるためにも、二つの炭鉱の保安の確保というのは絶対的な条件だ、私はいつもそう考えております。  昨年、ことし、残念ながら、それぞれ炭鉱が事故に直面しましたが、この事故からどのように教訓を学び取るか、そのことが今後にとっても非常に重要だと考えますから、そういう立場から幾らかの質問をいたします。  まず最初に、釧路太平洋炭鉱の自然発火についてですが、保安統括者から釧路鉱山保安監督署に報告が入った日時と、どのような報告内容……

第151回国会 文部科学委員会 第4号(2001/03/07、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  先ほどからの議論で主題になっている、ものつくり大学、そして実習船とアメリカ原潜との衝突、沈没、事柄の重大性からして当然大臣が出席すべきだと、私はそうなっていないことが極めて残念であると最初に申し上げます。  ここでは、実習船えひめ丸とアメリカ原潜の衝突、沈没の問題に絞って質問いたします。  ハワイの現地の新聞は、今回の事件を、海上での衝突事故一般としては取り扱っていません。そこでは、高校生を乗せた実習船、トレーニングシップ、それをアメリカ原子力潜水艦が衝突、沈没させて、高校生が行方不明になっている、ここに非常に焦点を当てているという点でいえば日本の世論……

第151回国会 文部科学委員会 第7号(2001/03/16、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  現在、日本の教育が深刻な困難に直面している、この認識では私たちは一致しているだろう、こう考えます。学校教育の改革を国民的な規模の取り組みで進めなければならない。問題はその方向性です。  先日来この委員会で、学級編制と教職員の定数について、政府提出に成る改正案と、民主党、社会民主党、日本共産党提出による法案、以下三党案と呼びますが、それぞれをめぐって冷静に真剣に議論をしているというのは非常に好ましい前進の契機だ、私はこういうふうに考えます。  政府案にも、例えば養護教諭の複数配置、私はこの問題を一九九〇年四月の予算委員会で最初に取り上げてから、これまで前……

第151回国会 文部科学委員会 第11号(2001/05/23、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  国連子どもの権利委員会に対する日本政府の第二回報告をめぐって質問をします。  最初に、外務省からおいでくださっている政府参考人の高須さんにお尋ねをします。  国連子どもの権利委員会に対する日本政府第二回報告は、この五月が期限だと私は承知しておりますが、報告の作成と提出の状況は今どうなっているか、端的にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そこで、第二回政府報告、これは子どもの権利条約の第四十四条にも規定がありますけれども、日本の子供が置かれている状況を正確につかんで、そして、国連子どもの権利委員会が九八年六月に採択し、最終所見として示された、主……

第151回国会 文部科学委員会 第14号(2001/06/01、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  私は、最初に大臣に申し上げたいけれども、今度の三つの法案は、教育基本法を中心とした日本の教育法体系の中心をなす重要な法案ですから、答弁は大臣に求めていきたい、そのことを最初に言っておきます。  さて、地教行法の四十七条の二に関連してですが、幾つかはっきりさせておきたいことがある。例えば、教師の反社会的行為、これは先日の本会議の質問でも私は聞いたことだけれども、金銭上の不正や飲酒運転その他、こういった反社会的行為や学校教育法の第十一条で厳しく禁じられている体罰、これらは現行法で対処すべき問題だ、この点どうですか、大臣。

第151回国会 文部科学委員会 第15号(2001/06/05、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  法案の審議に入る前に、一つ取り上げておきたいことがあります。  教科書は、その採択に当たり、公正な競争を阻害するおそれがあるものとして、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、いわゆる独禁法第二条九項で特殊指定の対象になっています。採択が決められるのは八月十五日。今、各地で真剣な議論が進んでいる。その八月十五日に向けて、現在、全国七百数十カ所の教科書センターで各種教科書の展示が行われています。  きのう、私は驚いたのだけれども、六月四日の新聞広告、こういうふうに一ページのすべてを使って「こんな教科書がかつてあったでしょうか。」と。そして「新しい歴……

第151回国会 文部科学委員会 第17号(2001/06/08、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  私は、きょうの昼前に起きた大阪教育大学附属池田小学校における極めて痛ましい事件、亡くなられた方々に心から哀悼の言葉を贈ります。そして、負傷された皆さんの速やかな回復と、その方々に対して、同様お見舞いの言葉を贈ります。そして、文部科学省に対しては、速やかに適切で十分な対応措置をとっていただきたい、そのことを要望しておきます。  さて、きょうは、地教行法四十七条の二、子供に対する指導が不適切である教師と皆さんが提起されている問題について述べたいと思います。その後、時間があればさらに発展させたい。  この六月一日、本委員会で、私は教育という営みの特性について……

第151回国会 文部科学委員会 第18号(2001/06/12、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  参考人の方々に心からお礼を申し上げます。先ほどいただきました、それぞれ貴重な御意見を、この後の私たちの委員会審議の中で十分生かしていきたい、そのために同僚の議員と私も全力を尽くしたい、こう考えております。  さて、まず松村参考人にお伺いをいたします。  地教行法の一部改正とも関連して、高校学区制の廃止、私は、これは高校を全県的な規模で序列化しないかと思いますし、そして、生徒の集まりにくい高校がどうなっていくだろうか。北海道出身ですが、北海道では、ある地域の高校の統廃合は、その地域の困難性を一挙に増幅させます。そういう観点が一つ必要だと考えているわけです……

第151回国会 文部科学委員会 第19号(2001/06/13、42期、日本共産党)

○児玉委員 私は、日本共産党を代表して、学校教育法など教育三法の一部改正案に反対、民主党提案による修正案に反対する討論を行います。  この教育三法案は、昨年十二月、首相の私的諮問機関でしかない教育改革国民会議の報告を受け、森前首相がみずからの政策の中心に据えるために、文部省に対して関係教育法の早急な取りまとめを指示したことによって、国会に提出されたものです。  衆議院における委員会審議は、きょうまで、わずか七回です。教育基本法に基づく教育法制の中心をなす三つの法律の改変について、公聴会、地方公聴会を開催することもせず、数の力で審議を打ち切り、採決を行う態度は、教育改革を論議する場にとって最悪の……

第151回国会 文部科学委員会 第20号(2001/06/20、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  国立学校設置法の一部改正案に対して、私たちは賛成いたします。  この機会に、徳島大学、長崎大学を含む国立大学病院が抱えている問題について、幾らか質問をします。  国立大学病院における最近の重大医療事故、平成十二年、文部省からこれを示していただいて、八件の事故がそこには示されていますけれども、昨年二月の京都大学病院における事例、十月の長崎大学病院の事例、それぞれ概略を工藤参考人から明らかにしていただきたい。
【次の発言】 今の二つのケース、遠山大臣、お聞きになったと思うのですね。それで、こういった事故をどうやって防止するか。  国立大学病院というのは、す……

第151回国会 予算委員会 第8号(2001/02/19、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  つい今し方、ハワイ現地に私たちが送っている調査団から一枚のファクスが参りました。これは、日本時間できょうの午後二時、二時間前です、行方不明になった皆さんの御家族の方々とお会いして、そこで出された意見と要望です。三点あります。  第一点は、アメリカ政府、アメリカ海軍は情報を公開せよ。肝心なことは一つも伝わってきていない。二点目、そのことを要望しても、期待にこたえるとのポーズだけである。三点目、人間として、事故を起こした責任者が謝罪すべきだ。海軍はこの要求を受け入れていない。  その三つをおっしゃった上で、こう述べていらっしゃる。私たちのこの声を、日本の国……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 安全保障委員会 第4号(2001/11/27、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  福田官房長官、中谷長官、田中外務大臣にお尋ねをしたい、こう思います。  最初に、PKFの本体業務の凍結解除をめぐってですが、これは中谷さんからお答えいただきたいのだけれども、自民党、公明党、民社党が平成二年の十一月に自公民三党協議のための中間報告というのを書いています。そこで、国連平和維持活動に関する業務の冒頭のところに、「武力紛争当事者の兵力引き離し」というのを挙げています。今度、本体解除された第三条のイ「紛争当事者間で合意された軍隊の再配置」、これは今の兵力引き離しに当たりますね。お答えください。

第153回国会 議院運営委員会 第1号(2001/09/27、42期、日本共産党)

○児玉委員 今の与党案についての意見を述べたいと思いますし、そして……
【次の発言】 児玉健次です。藤井孝男君外八名提出になる決議案について日本共産党の意見を述べます。  この許しがたい同時多発テロに対して日本の国会、私たち衆議院が全会派一致で決議をし、意思を表明することが今非常に重要です。  その際、私は、   九月十一日に米国で起こった同時多発テロは、命の尊さを全く顧みない卑劣かつ残虐な行為であり、かかるテロリストの暴挙は、ひとり米国民のみならず、平和を希求し自由と民主主義を尊ぶ人類すべてに対する許し難い挑戦である。   本院は、不幸にもテロの犠牲になられた多数の方々に対し、心からの哀悼の……

第153回国会 議院運営委員会 第7号(2001/10/18、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  中村喜四郎君の永年表彰について意見を述べます。  このことについて、私たち議院運営委員会理事会の厳しい意見を本人にお伝えくださった藤井委員長の御苦労を多といたします。  今、国政の場に金権腐敗の行為を持ち込むことに対して、国民の怒りが集中しています。中村君の行ったことは、まさしく国政の場に金権腐敗を持ち込むものでした。  きょうの表彰文の一節に次のように書いてあります。「常に憲政のために尽くし民意の伸張に努められた」、私は、中村君はこれには当たらないと思います。  そういう立場から、中村君を表彰すべきでないと考えますし、そして、最も好ましくは、中村君は……

第153回国会 議院運営委員会 第19号(2001/11/26、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  議員立法として準備されてきた商法の改正案については、これまでさまざまな論議がなされてきました。また、これとは別個の法律案ですが、民法の改正による夫婦別姓の取り扱いも、この商法改正と現場では事実上リンクされるものとして協議されてきたものです。  先週末、突然出されてきた一連の経過は、これまでの協議の経過からして全く理解できませんので、私は、商法改正案について引き続き本会議での趣旨説明を求め、委員会付託には同意いたしません。  以上です。

第153回国会 議院運営委員会 第26号(2002/01/18、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  今御説明のあった二〇〇二年度衆議院歳出予算について、二つの点を私は指摘したいと思います。  第一は、議員会館そして議員宿舎の問題ですが、国会移転についてきちんとした結論を出すことなくこの議論を進めるということについて国民の理解が得られない、従来、私たちはそのことを主張してまいりました。ますますそのことの重要性が今迫っている。そして、新しくPFI方式を導入するという、たとえそれが調査費であっても、議員会館や議員宿舎は国会の施設そのものであって、その管理運営を民間にゆだねることは、国会の独立性や議員の政治活動の自由、警備面などからいってふさわしくない、そう……

第153回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号(2001/10/12、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  質問に入る前に一つ、総理に伺います。  本日、東京都の発表で、狂牛病に感染したと疑われる牛が、食肉市場で十日に既に解体された牛の中から見つかったということです。まだ最終的な確認はされておりませんが、消費者、畜産農家、肉の販売店や飲食業者に対して大きな衝撃を与えています。  問題は、疑われる牛が流通ルートに乗ってしまったことです。これだけ狂牛病が問題にされている中で、なぜ検査結果が出るまで屠畜場にとどめておくことができなかったのか。こんなことをやっていたら、消費者の不安、不信はさらに広がりますし、日本の畜産業は大きな打撃を受けることになります。  事実の……

第153回国会 石炭対策特別委員会 第2号(2001/12/03、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  池島炭鉱の閉山は、まことに残念です。そして、つい先日、太平洋炭鉱経営者の閉山に関する意思が報道されました。私は、太平洋炭鉱の経営者に対して、炭鉱存続のためにあらゆる努力を尽くすことを強く求めたい、こう思っております。まずそのことを表明して、質問に入ります。  先ほど坂口大臣から、現在の雇用情勢の厳しさについてお話がありました。過去の閉山にも増した厳しさに私たちは今直面している。失業率五・四%、男性は五・八%、中高年齢者の就職は困難をきわめています。  今、炭鉱で汗を流していらっしゃる方々は、大体四十代後半というのが平均値にもなっている。そういった中で、……

第153回国会 文部科学委員会 第5号(2001/11/28、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  今、子供の読書離れは非常に深刻だと私は思います。学校図書館の皆さんが、この四十七年間、毎年五月の一カ月に君は何冊本を読んだか、この二〇〇一年の五月でいえば、小学生が六・二冊、そして中学生が二・一冊、高校生が一・一冊、四十七年間続く調査というのは大したものだと思います。そのころ私が何冊読んでいたかということを思い出しもしているんですが、長ずるに及んで本から離れていく、これは深刻さにさらに深刻さを加えているんじゃないか、こうも考えます。  現在問われているのは、子供が自由に、そして自主的に、自発的に書物に親しむ権利を十分に保障するための条件の整備ではないか……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 議院運営委員会 第3号(2002/01/24、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  ただいまの動議に反対いたします。  二次補正予算案は、NTT株の売却益を財源とする無利子貸し付けとして行う。今、私たちがこの場で議論している法案は、そのための法案です。補正予算のうち、二兆四千六百億円がその部分に当たります。政府が五年以内の償還義務を負う、紛れもない借金である、そのことを一つ明らかにしなければならない。  そして、NTT株売却益を利用して公共投資を行うことは国債償還財源を逼迫させるものである、こういう理由から、一度は政府・与党もそれを中止した経過があります。それを復活しようとする。だからこそ、昨日の本会議で、与党を代表された代表質問にお……

第154回国会 議院運営委員会 第11号(2002/02/21、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  今、予算委員会の審議に対して、広い国民の関心が集まっています。そういう中で、この審議は引き続き続行させるべきです。  そういう中で、野党四党の反対を押し切って予算委員会が公聴会の日程を設定したのは、極めて残念です。  きょうの新聞では、もう衆議院から参議院に予算を送られる日付まで報道される、これは極めて残念でして、議長は承認すべきではない、こう考えます。  以上です。

第154回国会 議院運営委員会 第17号(2002/03/20、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  日本共産党を代表して意見を述べます。  鈴木宗男議員、加藤紘一議員にかかわる疑惑が日々深まる中で、国民の怒りが大きく広がっています。離党で幕引きは許さない、議員を辞職せよ、これが圧倒的多数の国民の声です。このような状況で、疑惑の真相解明と政治的道義的責任の解明に対する国会の責任が極めて厳しく問われています。  鈴木議員が十一日、予算委員会で行った証言に関して、ムネオハウスの入札参加資格をめぐる介入、コンゴ人私設秘書の身分について民間人と認識していたと述べたことについて、野党四党は、十八日、議院証言法に基づく偽証罪で最高検察庁に告発し、捜査を担当する東京……

第154回国会 議院運営委員会 第19号(2002/03/26、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  永年在職議員に対する特典、諸制度の廃止は、日本共産党が一貫して主張してきたことでありまして、今回それが実現する、そのことを非常に喜んでおります。  次に、議員歳費削減の問題です。  日本国憲法第四十四条に、「財産又は収入によつて差別してはならない。」議員の資格を差別してはならないと明記されておりまして、四十九条に、「両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から相当額の歳費を受ける。」と規定されています。これは、何人でも国民の代表として国会議員の活動ができるよう経済的に保障したものであって、勤労国民の代表が国会で十分活動できることを保障する重要な規……

第154回国会 議院運営委員会 第35号(2002/05/14、42期、日本共産党)

○児玉委員 私は、日本共産党を代表して、議員鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案を本日の本会議に上程することを求めます。  鈴木議員にかかわる一連の疑惑は、北方四島支援に始まり、国土交通省、防衛施設庁、文部科学省など、省庁横断的な様相を示し、その多くが鈴木議員への献金と深く結びついています。しかも、疑惑は、今日もなお新たな広がりを見せつつあります。  日本共産党は、この間、鈴木議員が、外務省東郷和彦欧亜局長、当時ですが、その同席のもとに、ロシュコフ・ロシア外務次官との間に行った会談の記録を国民に提示し、鈴木議員が日ロ領土交渉で日本の国益を大きく損なう二重外交を進めてきたという重大な問題を明らかにしま……

第154回国会 議院運営委員会 第46号(2002/06/19、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  政府・与党は、本日で会期が終了する通常国会を四十二日間延長することを強行しようとしています。重要法案が会期中に通らないから会期を延長するという政府・与党の主張には、一片の道理もありません。  会期内に法案が成立しなかったのはなぜでしょうか。審議を進めれば進めるほど法案の重大な問題点が明らかになり、幾つかの世論調査で、有事三法案、医療改悪法案、個人情報保護法案には五〇%を上回る反対が表明されています。国民が今国会に期待したのは、悪法の強行成立ではなく、景気・雇用対策の強化、汚職・腐敗事件の徹底的な解明です。  憲法と国会法は会期制の原則を明示し、「会期中……

第154回国会 議院運営委員会 第48号(2002/06/21、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  私は、日本共産党を代表して、議員鈴木宗男君の議員辞職勧告決議案を本日の本会議に上程することに賛成いたします。  鈴木議員は、六月十九日、あっせん収賄罪の容疑で逮捕されました。鈴木議員は直ちに議員を辞職せよ、これはまさに国民の声です。  憲法前文が示すように、「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるもの」です。この辞職勧告決議は、鈴木議員が「国民の厳粛な信託」を踏みにじったみずからの責任を自覚して、議員を辞職することを本院の意思として勧告するものです。鈴木議員がこの決議を無視することがあれば、それは、鈴木議員の政治的道義的退廃の無残なまでの深刻さを改めて……

第154回国会 議院運営委員会 第51号(2002/07/16、42期、日本共産党)

○児玉委員 共産党の児玉健次です。  今問題になっている有明海、八代海の再生に関する特別措置法、これは議員立法です。議員立法について必要で十分な審議を尽くすことの重要性は論をまちません。農林水産委員会で、どのようにそれを扱うかということについて今協議をされているわけですから、そういうとき、数の力でこれを委員会付託することについては同意できません。  この際、私は一言したいわけですが、五月九日に、野党四党は、政治資金規正法等の一部を改正する法律案を提出しております。これは、公共事業を受注した企業からは一年間政治献金を受け取らないという、今、政治と金をめぐって最も重要な課題が出てきているとき、非常……

第154回国会 厚生労働委員会 第6号(2002/04/05、42期、日本共産党)

○児玉議員 お答えします。  障害者の完全参加と平等を目標にして、一九八一年から十年間、世界で展開された国際障害者年、その続きが今アジアで展開されていて、ことしがその最終年になりますが、この国際障害者年が障害者に対する諸施策を前進させる上で画期的であった、これは周知のことです。  国際障害者年の開始に向けて、一九七九年、第三十四回国連総会で採択された国際障害者行動計画に次のような一節があります。障害者は、その社会の他の者と異なったニーズを持つ特別な集団と考えられるべきではなく、その通常の人間的なニーズを満たすのに特別な困難を持つ普通の市民と考えるべきなのである。その部分の前にこうも言われていま……

第154回国会 厚生労働委員会 第18号(2002/06/07、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。きょうは、坂口大臣とお二人の政府参考人に質問をします。  今も議論になりましたが、小泉首相が進める括弧つきの医療改革、これの口実は、健康保険財政の逼迫だ、私はそのようにお聞きしている。健康保険財政を圧迫している理由、その大きな理由の一つに、欧米諸国に比して高い価格で設定されている薬品がある、私はそのように考えます。先発薬品、パイオニアドラッグ、これに対して安く販売されている後発薬品、いわゆるジェネリック薬品、この部分の使用を高めていくことは国民の医療負担を確実に軽減させる、そして、それは確実に健康保険財政に積極的な寄与を行う、この点、明白だと思います。以下……

第154回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号(2002/05/17、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  昨年の十月十二日、この特別委員会で、お三方の大臣や、そして小泉首相と随分激しい議論をしました。今それを思い出します。  きょう私は、まず、自衛隊の海外出動への民間人の派遣について質問をいたします。  防衛庁長官、今、東ティモールにPKOとして出動している自衛隊、その物資の輸送の際に、輸送艦「おおすみ」に積載されているLCAC、輸送用エアクッション艇、これの故障修理のために民間技術者が現に派遣されたと承知しています。その会社名、技術者の人数、どのような資格で派遣されたか、そのことについて明らかにしていただきたい。

第154回国会 文部科学委員会 第5号(2002/03/22、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  この改正案では、四つの国立大学で三年制の医療技術短期大学部を医学部に統合する、四年制の課程で医療技術者の育成を進めることが提起されています。  これまでこの一連の努力は何年かけて行われてきたか、そして、もしこの改正案が成立するとすれば、医学部への統合がいまだなされていない大学は幾つ残っているか、お答えいただきたい。
【次の発言】 そうしますと、これまで十年を経過してきたと。  それから、患者の立場に立って、しかも高い専門的技能を持って治療に当たる看護婦さん、看護師さんの養成というのは国民的な希望ですが、それぞれの地域には看護婦養成についての地域的な事情……

第154回国会 文部科学委員会 第9号(2002/04/24、42期、日本共産党)

○児玉委員 私は、日本共産党を代表して、教育職員免許法の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  教育職員には、教科に関する専門性と、子供、青年の発達についての専門的知識、経験が不可欠です。それをすべての教員に求めているのが現行の教育職員免許法であり、免許状が、校種別、教科別に定められているのは当然のことです。  社会人教員を拡大するために免許状の要件緩和を進め、中学、高校教員の小学校などへの派遣を進める本改正案は、教職の専門性の原則を大きく崩すものです。我が党は、専門的な知識、技術を持つ一般社会人が、さまざまな形態で学校教育に参加することを拒む立場ではありません。しかし、教職について……

第154回国会 文部科学委員会 第13号(2002/06/05、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  先ほど武山議員も取り上げられたようですが、昨年四月に始まった情報公開法に基づく情報公開について、この業務には全く関係のない、必要のない請求者の個人情報を盛り込んだリストが防衛庁内で作成されて、憲法が保障する国民の人権が不当不法に侵害された、こういう事実が明らかに出ています。  文部科学省にあっては、情報公開の権限は遠山大臣がお持ちです。そして、大臣の委任を受けて情報公開の業務が行われている。文部科学省に対する情報公開の請求は、五月三十日現在で二千百四十二件だと承知をしております。  昨日の新聞に出ていますが、内閣官房及び内閣府は既に調査をして、防衛庁の……

第154回国会 予算委員会 第20号(2002/03/05、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  鈴木宗男議員の国政に対する不当な関与は、外交の分野だけにとどまるものではありません。私は、一つの事例を取り上げて事実関係をただしたいと思います。  まず、国土交通省の扇大臣に伺います。  今お配りしている資料、北海道の特定地域農用地総合整備計画調査野幌東地区の九七年度予算、これは新規事業ですが、三千万円が鈴木宗男議員によって凍結された問題について私が入手した内部文書です。ファクス連絡文。日時は、平成十年八月十三日木曜。件名、「特定地域農用地総合整備「野幌東地区」の陳情経過について」。  大臣、ごらんになって、きょうの午前中、国土交通省がお示しになった通……

第154回国会 予算委員会 第26号(2002/04/25、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  最初に一言。先ほど、自民党議員の発言がありましたが、日本共産党の公設秘書は、全員が政策・立法活動などの秘書活動に専念し、実態のない秘書は一人もいません。寄附の全額は、秘書活動の共通の経費として調査・立法活動に充当されています。そのことを明言しておきます。  さて、私は、公設秘書としての勤務の実態、この点を中心にしてあなたに伺いたいと思います。  あなたの二番目の政策秘書であった辺見真佐子さんについてですが、五島昌子さんが辺見さんをあなたに紹介されたとき、辺見さんが政策秘書としてあなたの議員活動にどのように役立つか、勤務はどうなるか、これらの点について、……

第154回国会 予算委員会 第28号(2002/05/22、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  瀋陽の日本総領事館事件から既に二週間が経過いたしました。道理のある外交交渉を進めなければならない、道理のある外交交渉は揺るぎない事実に立脚しなければ不可能だと私は考えます。国会として、事実の徹底的な解明のために国会に可能な役割を果たすことが現在求められている、私はそのように信じております。  先ほど、五名の方がフィリピンを経由して韓国に向かうことが報道されました。私たち日本共産党は、かねてから人道主義的立場に基づく事態の速やかな前進を強く願ってまいりましたので、この報道を喜んでおります。今回のような事態を繰り返さないためにも、先ほど述べた立場で事態の解……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 内閣委員会 第9号(2002/11/20、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  現在、日本の社会の各分野でさまざまな矛盾が露呈されているし、そして、日本社会が深刻な状況に直面している、そういうふうに私どもは考えています。この状況で大胆な改革が必要だという点は論をまちません。今回提起されているこの法案が、改革といってもさまざまありますが、国民の期待に沿った方向の改革になろうとしているか、それとも、改革への国民の期待をそらし、改革とは逆の方向に道を開くものになろうとしているか、そこのところが厳しく問われていると思います。そういった立場で、ここでは、法案の十三条と十一条を取り上げて、なるべく具体的に質問をしたい、こういうふうに思います。……

第155回国会 文部科学委員会 第3号(2002/11/08、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  今回の、学校教育法の一部改正案と言っていますけれども、内容は非常に多岐にわたって、しかも重要な内容を含んでいますね。ぜひ、十分かつ慎重な審議を私は求めたい。  この機会に、重点を絞って、三つについて私はお聞きします。  まず一つ。専門職大学院の発足によっても、学校教育法六十五条で言う、さっき工藤さんがいろいろ言っていたけれども、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめようとする現存の大学院の重要性はいささかも変わりがない、私はそういうふうに考える。専門職大学院で先行しているのが法科大学院ですから、それとの対比で、法学研究科、法学政治学研究科をま……

第155回国会 文部科学委員会 第5号(2002/12/06、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  教育基本法と教育振興基本計画に関する中央教育審議会の中間目標、これを何回か読みました。そのことについて何点か尋ねます。  まず最初に、この中間報告、場所は二十ページですが、教育基本法、それの具体的な見直しの方向について、「平和的な国家及び社会の形成者として有すべき徳目」、徳目と書いていて、「「真理と正義」「個人の価値」「勤労と責任」「自主的精神」が掲げられている。」こういうふうに叙述した部分があります。  そして十一月二十七日、この委員会で文部科学省は、「第一条の教育の目的において、国民として備えるべきさまざまな徳目が列挙されておるわけでございます。」……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号(2003/06/27、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  法案で言う安全確保支援活動に絞って、端的に質問します。  最初に福田長官にお願いしたい。  法案の第一条「目的」、「イラク特別事態」とあります。その説明として、「イラクに対して行われた武力行使並びにこれに引き続く事態」とあります。「これに引き続く事態」とはどのような状況を指すのか、それはいつから開始されたのか、または開始されるのか、そのことについて示していただきたい。
【次の発言】 国連決議に関しては、主として川口大臣にお聞きしたいと思う。  国連決議一四八三号の前文パラグラフ十三、そこで「統合された司令部(「当局」)」とあります。わざわざ原文では「t……

第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号(2003/07/18、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  私は、六月二十四日の本会議で、小泉首相に対して、このテロ特措法のもとでの自衛隊の活動の実態を国会に対しても国民にも明らかにしないまま法律を延長することは許されない、こういうふうに指摘をしました。長官も聞いていたと思う。その立場で、以下、若干の質問を具体的にします。  その一、海上自衛隊のインド洋派遣で、民間技術者の派遣人数、派遣企業を明らかにしていただきたい。長官、どうですか。
【次の発言】 八回、二十八名。もう一遍確認しましょう。私は回数と延べの人数を聞きたかったんだけれども、八回、二十八名ですね。

第156回国会 議院運営委員会 第4号(2003/01/31、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  佐田議員の動議に反対いたします。理由は二つです。  今、私たちに求められているのは、緊張感のある、充実した国会審議だと私は考えます。  そのためには、きょう政府四演説が行われる、その中身を真剣に検討して、どの点をただすかということをしっかり見定めて、さらに、その点について内閣に対しても必要な限度で私たちの質問の通告をする、それが緊張感のある論議を保障するものだと思います。  その際、土曜、日曜など休みについて言えば、これをカウントせず、平日において一日以上あけるという形で進むことがこの後の国会の民主的改革の重要な一つとなると考えますから、私は、この機会……

第156回国会 議院運営委員会 第12号(2003/03/03、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  二月十九日、先ほど次長は、質問に答えて、雑誌を資料として与えられた、そして、法律の論点は先生から聞いていたと。大島先生のことだと思うのだけれども。  そこで、お聞きしますけれども、予算委員会で配られたこのペーパーの二枚目ですが、「問」という部分があって、「秘書が政治資金として渡された金銭を使い込んだというのなら、それは横領だと思うが、どうして告訴しないのか。」と書いてあります。この「問」は、大島氏から論点整理の一部として示されたのか、それとも、法制局の作業の中で作成したのか、いずれか答えていただきたい。

第156回国会 議院運営委員会 第15号(2003/03/07、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  私は、日本共産党を代表して、本件逮捕許諾について、本院は速やかに逮捕許諾をすべきものであるとの態度を表明します。  議員の不逮捕特権は、国権の最高機関の構成員である議員が全国民の代表として自由、独立に活動し、その職責を果たすことができるように保障するためつくられたものであります。政府、行政、司法などの権力が政治的意図を持って議員の活動を妨害するということは断じて許されないというのが、憲法五十条の趣旨であります。政府が政治的意図を持って議員逮捕を要求しているものであれば、衆議院は、そのような要求に対して、断固として許諾を拒否しなければなりません。  本件……

第156回国会 議院運営委員会 第19号(2003/03/25、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  私は、日本共産党を代表して、衆議院議員坂井隆憲君の議員辞職勧告決議案を本日の本会議に上程することに賛成します。  坂井議員は、三月七日、政治資金規正法違反の容疑で逮捕されました。坂井議員は即刻議員を辞職せよ、これが国民の一致した声です。  日本国憲法前文が明記しているように、国政は、国民の厳粛な信託によるものです。この辞職勧告決議案は、逮捕時に明らかにされているだけで政治資金の収支報告書に五年間で一億二千四十三万円にも上る過少の記入をし、国民の厳粛な信託を踏みにじった自己の責任を自覚して議員を辞職することを、本院の意思として坂井議員に勧告するものです。……

第156回国会 議院運営委員会 第43号(2003/06/12、42期、日本共産党)

○児玉委員 私は、日本共産党を代表して、議員松浪健四郎君の議員辞職勧告に関する決議案を本日の本会議に上程することを求めます。  暴力団は、存在すること自体が許されない反社会的集団です。暴力団関係者が経営する企業から秘書給与の提供を受け、その見返りとして、指名手配中の暴力団関係者のために捜査状況を大阪府警に照会する、これらの議員としてあるまじき暴力団関係者との醜悪な関係が明るみに出た本年四月十五日、松浪君は、即刻、議員を辞職すべきでした。  暴力団関係者からの秘書給与提供を政治資金収支報告書に記載することをしなかった松浪君の行為が重要な犯罪を構成することは、坂井隆憲議員が収支報告書への虚偽記載に……

第156回国会 議院運営委員会 第44号(2003/06/17、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  政府・与党は、六月十八日をもって会期を終了する第百五十六国会の四十日間延長を強行しようとしています。私は、日本共産党を代表して、会期延長に強く反対します。  憲法と国会法は、議会制民主主義の基本として会期制の原則を明示し、「会期中に議決に至らなかつた案件は、後会に継続しない。」と国会法第六十八条に定めています。法案が会期末において審議未了であれば廃案となるのは当然であり、政府・与党は、この定めを厳守すべきです。  本国会の会期終了を控えて、国民からの請願受け付けを締め切ったのは六月十一日です。その二日後に政府がイラク支援特別措置法案を国会に提出したのは……

第156回国会 内閣委員会 第16号(2003/06/11、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  スウェーデンのカールソン前首相のアドバイザーを務めていたアグネッタ・タムさん、この人が一九九〇年に日本に来たときに、次のように述べています。自分の意思で子を産む社会で出生率が下がることは、人々が未来に希望が持てないことのあらわれです。ですから、私たちは心配し、分析チームをつくり、政策を練りました。出生率が毎年ふえている今、人々は未来に積極的な姿勢を持っているのではないでしょうか。  私は、このタムさんの発言はなかなか示唆に富んでいると思うんですが、提案者の見解を聞かせてほしい。
【次の発言】 今、五島提案者のお話もありましたが、最近の北ヨーロッパはどう……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号(2003/05/13、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  最初に福田長官に伺います。  昨日、我が党の赤嶺議員は、武力攻撃が予測されるに至った事態、予測事態における米軍支援措置として武器弾薬の提供ができるのかどうか、このことについて質問しました。政府は、米軍支援の具体的内容は法案成立後に事態対処法制の整備の中で検討する、こういう答弁の繰り返しでしかありませんでした。  予測事態における米軍支援措置の問題は、対処措置の重要な柱であって、この法案の基本問題です。  そこで、私は聞きたい。この法案において、我が国が予測事態のとき、私は予測事態と限定しているんですからそこのところはきちっと踏まえていただきたい、我が国……

第156回国会 文部科学委員会 第4号(2003/03/12、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  遠山大臣、河村副大臣に質問をします。  日本国憲法と教育基本法は、教育の機会均等ということを重要な原則として打ち出しています。そして、その保障、支えとして、憲法二十六条で「義務教育は、これを無償とする。」教育基本法はその六条で「教員の身分は、尊重され、その待遇の適正が、期せられなければならない。」こうしています。  これらの要請を受けて、教育の機会均等とその水準の維持向上のために、国の責務として、教職員の給与等、国が必要な経費を負担することを具体的に定めたのが今審議の対象になっている義務教育費国庫負担法である、私はそのように考えておりますが、遠山大臣の……

第156回国会 文部科学委員会 第5号(2003/03/14、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  日本共産党を代表して、義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対理由の第一は、この改悪案が、義務教育に対して国が負うべき責任を放棄することに道を開くものだからです。  義務教育費国庫負担法、この法律に基づく義務教育に対する国負担は、憲法、教育基本法が打ち出す教育の機会均等を保障し、支えるものであり、国庫負担の削減は日本の義務教育を危うくするものです。遠山大臣と文部科学省は、義務教育費国庫負担制度の根幹は守ると言いながら、五年間で約五千億円に上る共済費長期給付経費、公務災害補償基金負担金、退職……

第156回国会 文部科学委員会 第7号(2003/04/02、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  教育基本法と教育振興基本計画に関して中教審の答申が出ました。きょうは、とりあえず何点か質問をします。この答申は昨年十一月の遠山大臣の諮問にこたえたものですから、きょうのところは遠山大臣に答弁をしていただきたい、こう思います。  さて、最初の問題ですが、教育における理念、教育の原則、これは非常に重要なものだと私は考えます。国際的に見て記念碑になる一つは、一九四八年十二月に国連の第三回総会で採択された世界人権宣言だと思う。もちろん、これは人権全般にわたっていますが、委員の皆さんの机の上に資料を配っておりますけれども、その冒頭のところ、第二十六条の二、「教育……

第156回国会 文部科学委員会 第10号(2003/04/23、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  私は、今の日本の大学、大学院の教育をこのまま放置しておくことはできない、文字どおり民主的に改革する点で国民の力を結集すべきだ、そういうふうに考えています。そのことを最初に述べた上で、佐和先生に最初にお伺いしたいと思います。  九九年に刊行された「激震!国立大学」、未来社のものですが、その冒頭のところで佐和先生が座談会をなさっていて、そして先ほど御意見をお述べになった評価に関連して、「国立大学をエージェンシー化すれば、基礎科学や人文科学があっという間に地盤沈下することは火を見るより明らかです。」こう述べられた上で、「学者なら誰しも、それぞれの専門分野があ……

第156回国会 文部科学委員会 第13号(2003/05/16、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  私はきょうの質問が最初です。そして、この間の質疑を聞いていると、まだ論議は緒についたばかり、本格的な審議をしないといけない。これは日本の半世紀後、一世紀後の将来を決める重要な法案ですから、そういう意味で、私は、真剣に聞きたい、古屋委員長にもその立場で審議の進行をしていただきたい、こう思います。  さて、まず最初です。学校教育法五十九条「大学には、重要な事項を審議するため、教授会を置かなければならない。」こうなっています。重要な事項を審議する教授会は、今後も当然学校教育法に基づいて必置です。この点を最初に大臣に確認したい。

第156回国会 文部科学委員会 第14号(2003/05/28、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  文部科学省が主催された「教育改革フォーラム 教育改革の推進と教育基本法の改正について」、五月二十五日に新潟で開催されたようです。  このフォーラムで、鳥居泰彦氏は中央教育審議会会長として基調講演をされたと私は受けとめるんだが、遠山大臣、どうですか。
【次の発言】 いや、私が聞いているのは、中央教育審議会会長という肩書で基調講演をされましたね。そのことを確認したい。
【次の発言】 そのことをはっきりさせておきましょう。  新潟でいえば、彼は中央教育審議会会長として基調講演をした。報道によれば、鳥居氏は、教育基本法を指して、終戦直後のどさくさの中でつくられ……

第156回国会 文部科学委員会 第17号(2003/06/06、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  私も、私の兄弟も、そして妻も、日本育英会の奨学金によって一定の教育を受けさせていただいた、そのことについて今でも強い感謝の気持ちを持っています、社会全体の力によって教育を受けさせていただいたと。それだけに、この奨学金制度がさらにこの後充実発展していくことを私は強く願っています。そういう立場から、きょうは、大きく二つの問題で質問をしたい。  一つは、新しく導入されようとしている機関保証システムの問題です。これは、河村副大臣に主としてお聞きしたいし、その後、奨学金のあり方をめぐって私の意見も述べながら答えをいただこう、こう思っております。  新たな学生支援……

第156回国会 予算委員会 第12号(2003/02/17、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  官房長官に幾つかのことを伺おうと思っていたけれども、記者会見とちょうど重なったために、それは行いません。坂口大臣に、また平沼大臣に幾つかのことを伺います。  医療保険制度の問題ですが、小泉首相は、この問題に触れるとき必ず、持続可能な社会保障制度を構築するため、このように判で押したように言います。それでは、政府は健康保険制度を持続可能なものにするために一体何をしてきたのか、ここが今厳しく問われなければなりません。  第一の問題は、政府管掌健康保険です。  坂口大臣はよく御存じのように、健康保険法七十条ノ三、健康保険への国庫補助率について、こう書いてありま……


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第157回国会(2003/09/26〜2003/10/10)

第157回国会 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号(2003/10/01、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  テロ特措法のもとで自衛隊がどのような行動をしたか、それを国会にも国民にも秘匿したまま法律を延長する、これは到底許されない。  今、皆さんに資料をお配りしている。テロ特措法によりインド洋で行動している海上自衛艦隊司令官が海上幕僚長に提出した「協力支援活動等」、そこから先はわからないけれども、「実施について」が、情報公開請求で一部開示されました。  これは、二〇〇二年四月五日、二〇〇二年九月三十日、二〇〇三年三月十九日に報告され、それぞれ五年間保存となっています。それらのフルテキストは、私、ここに持っています。皆さんにお配りしているのはその一部です。  そ……


児玉健次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院42期)

児玉健次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2001/03/01、42期、日本共産党)

○児玉分科員 日本共産党の児玉健次です。  乳がんや子宮がん等への手術が行われた後、リンパ浮腫が発症するケースが非常に多い。専門家は、現在全国的に患者の数が数万人に上るだろう、このように推定をしております。  癌研究会附属病院では、三年前から下肢リンパ浮腫に対するむくみの指導を始めています。これまでの調査、そして努力の結果を見ました。  一九九六年から九九年までの三年間、子宮の全摘手術、そしてリンパ節郭清、これを行った三百十八例のうち、下肢リンパ浮腫の発症は五十二例、一六・四%ですね。かなりの率に達する。そして、発症の時期は、一番頻度が高いのが術後五カ月であって、二年以内の発症が九五%である。……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 議院運営委員会庶務小委員会 第1号(2002/01/18、42期、日本共産党)

○児玉小委員 そのとき、極めて簡潔に委員会で意見を述べますので、よろしくお願いします。


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 決算行政監視委員会第三分科会 第3号(2002/07/22、42期、日本共産党)

○児玉分科員 日本共産党の児玉健次です。  二〇〇〇年度の決算については真剣に検討したい、こう思います。  昨年の予算委員会の分科会のときにリンパ浮腫の問題を大臣に御質問して、一年と少々が経過しました。乳がん、子宮がんの術後のリンパ浮腫の発症率、術式の改善で幾らか低下しているようですが、それでも毎年一万人から一万五千人のリンパ浮腫患者が生まれる、このように専門家は推定しています。  去年、私は、大臣にリンパ浮腫の患者の方の写真や、そして弾性スリーブ、ストッキングを直接手にとっていただいた。リンパ浮腫患者の皆さんの苦痛と日常生活への影響、このことについて坂口大臣はどのように認識なさっているか、ま……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 議院運営委員会庶務小委員会 第2号(2002/12/11、42期、日本共産党)

○児玉委員 議論の経過の中で、当初、首都機能移転という言い方があったときに、首都は残すのだというので霞が関だとか官邸の工事というのはされましたけれども、国会に関して言えば、まさに国会で特別委員会も設置されて、そして議論については現在進行中ですね。だから、首都機能移転のときの一般的な説明では説明がつかない問題を国会移転の場合は持っています。  だから、私たちがかねてから言っているように、その問題について結論が出たときに議員会館をどうするかという議論を開始するのが筋だというふうに考えています。  あわせて、委員長のおっしゃる、きょうはF1、F2の問題ということですが、PFIについても、これは、一つ……

第155回国会 議院運営委員会庶務小委員会 第3号(2002/12/13、42期、日本共産党)

○児玉委員 私たちは、これまで一貫して、国会移転についてきちんとした方向が出てでなければ国民の理解が得られないという問題と、そして、もう一つ大きな懸案になっているPFIの採用の有無について、これは議会活動そのものだから適当ではないというふうに述べてきました。  国会移転についての動きというのは、そういつまでもずるずるいくとは思えないので、そういう点でいえば、当面、この議論は凍結するのが適当だろう、こう考えます。

第155回国会 法務委員会文部科学委員会連合審査会 第1号(2002/11/06、42期、日本共産党)

○児玉委員 日本共産党の児玉健次です。  文部科学委員会に所属しておりますので、いい機会だから森山法務大臣にお伺いします。  今までの大学院、そして法科大学院を含む専門職大学院を法律で対比的に描き出したものとしては、学校教育法の今度の改正案の六十五条があります。そこで「大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめ、」と言って、続いて「又は」とわざわざ言っている。「又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、」前者は研究者育成を中心とした大学院であり、後者は専門職大学院、最も先行しているのが今度の法科大学院、そしてこの法科大学院は司法制度改革の論議か……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 決算行政監視委員会第四分科会 第1号(2003/05/19、42期、日本共産党)

○児玉分科員 日本共産党の児玉健次です。  大臣もよく御存じですが、冬期間、超硬度のピン、非常に高度な技術で、コバルト、ニッケルその他を含めた超硬度の合金ピンをタイヤに装着して、そして滑りどめにする、そのために舗装道路が削られてしまう。せっかくの道路に深いわだちができる。そして、それが巻き上がって車粉じんとなり降下する。これは、スパイクタイヤが普及した後、大きな社会問題になりました。  それで、九〇年の六月二十七日にスパイクタイヤ粉じん発生の防止に関する法律、これができて、今指定地域として十八道県、八百十七市町村、山梨、岐阜、鳥取、島根、群馬等も含む非常に広い地域において、粉じん発生の防止に関……

第156回国会 予算委員会第四分科会 第1号(2003/02/27、42期、日本共産党)

○児玉分科員 日本共産党の児玉健次です。  私は、おととしの九月でした、北海道教育委員会のお世話になって、北海道の一番北部に位置する宗谷管内の僻地の学校に行ってきました。十数人の子供たちで、皆さん、私が行った限りでいえば、全部複式の学校になっていた。そして、そこで子供たちと一緒に、町や村の皆さんの中にしっかり溶け込んで、教職員の皆さんと協力して生き生き仕事をしている養護の先生たちの姿を見まして、非常に多くのことを感じました。  最初に遠山大臣に伺いたいんだけれども、今まで私はあなたと、大都会の大規模校の養護教諭の問題は何回か議論をしてきましたが、こういった山間僻地、離島、非常に小さな学校で一生……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

児玉健次[衆]在籍期 : 38期-39期-41期-|42期|
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