このページでは杉浦正健衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○副大臣(杉浦正健君) 今野議員の御質問にお答え申し上げます。 その前に、ただいま外務大臣は、アジア欧州会合と申します外務大臣の会合に出席するため、北京に出張いたしておりますので、私から御答弁申し上げることをお許し賜りたいと存じます。 ケニアのソンドゥ・ミリウ水力発電計画及びタイのサムット・プラカン下水処理事業に対する事前評価についてのお尋ねでございます。 実施に先立ちまして、当時の海外経済協力基金、現在は国際協力銀行となっておりますが、海外経済協力基金におきまして、御承知のとおりの環境ガイドラインに基づく審査を行っております。 政府といたしましても、これらの事業における環境配慮や地元……
○杉浦正健君 自由民主党、公明党並びに保守新党を代表いたしまして、ただいま議題となっております補正予算三案につきまして、賛成の討論をいたします。(拍手) 現在、我が国経済は、バブル崩壊後、長期化する景気の低迷やデフレ経済の悪影響に苦しんでおり、まことに深刻な状況にあります。その中で、日本経済の構造改革を推進し、活力ある経済社会の再生を実現していかなければなりません。そのためには、我が国経済の長引く不振の大きな要因である民間金融機関の不良債権処理を加速し、その抜本的解決を図っていくことが喫緊の課題であります。 また、不良債権処理の過程においては、失業問題や、中小企業への貸し渋りや貸しはがしと……
○杉浦議員 提案者の杉浦でございます。 お答えに入る前に、まずもって河村委員の、これまでの少年法改正についての我が党、国会の取り組みの中で、大変熱心にお取り組みをいただき重要な役割を果たしてこられましたその御努力に対しまして、心から敬意を表する次第でございます。 本を持ってきたのですが、私は法務委員長をやって、河村先生のところの小委員会の委員でもあったのですが、先生のお名前で、土師さんの「淳」が配付されました。この本の配付を契機にして、自民党の中の議論も非常に活発になったように記憶しております。党内にもさまざまな議論がございましたが、そういった議論を集約されまして、政府提案の少年法改正案に……
○杉浦委員長代理 次に、池坊保子君。
○杉浦議員 条文にのっとっていけば、現行の場合は刑事処分相当と認める場合は逆送、こういう構造になっていますし、私どもは、さまざまな事由に基づいて逆送せずに保護処分相当という場合はそうできるという構造にしておるわけで、その違いがあると思います。
【次の発言】 見方の違いかもしれませんが、原則逆送については谷垣さんから申し上げたとおりなんですが、私ども、与党三党でさまざま議論をいたしました。
その背景を御説明するのがいいと思うのですが、まず、現在の少年法のもとでも逆送は大幅に可能であります。そして、五十五条でしたか、刑事裁判所で保護処分相当と認める場合は戻せるという規定になっておりますが、この五……
○杉浦議員 原則逆送を導入すべしという議論は自民党の少年法対策小委員会の議論の中から出てまいったものであります。家裁の運用が間違っているとかそういうことではないわけでありますが、戦後五十年、家庭裁判所を中心にして機能してきた司法システムが、一言で申しますと、現在のような少年の問題、犯罪の傾向に十分対応し切れていないんじゃないかというのが、非常に激しい議論があったのですが、その全体の中の基調だったと思います。 具体的には、被害者の方々がきょう傍聴にお見えになっていますが、被害者の方々で声を大にして言っておられる方々のほとんどがお子さんを死に至らしめられた方々であります。事件の内容を知りたい。家……
○杉浦委員長代理 次に、藤島正之君。
【次の発言】 次に、木島日出夫君。
【次の発言】 次に、北川れん子君。
【次の発言】 以上で午前中の参考人に対する質疑は終了いたしました。
この際、参考人各位に一言御礼を申し上げます。
参考人各位には、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。
午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時五分休憩
○杉浦議員 今の点については、民主党の修正案の中に、十四歳、十五歳は刑務所で処遇すべしという趣旨の修正案が出ておりますので、それについては今後協議されていくと思いますけれども、まだ具体的な議論はいたしておりません。
【次の発言】 私ども与党は、先生のおっしゃった前段の意味においては同じ意見でございます。つまり、監獄、刑務所に収容するよりも、十四歳、十五歳は少年院で矯正教育をした方がいいという考えでございます。ただ、十四歳、十五歳の受刑者が少年院にいることによって性格が変わるのかという点については、そうは思っておりません。今度の私どもの案でも、十四歳、十五歳は少年院に収容して矯正教育をするという……
○杉浦委員長代理 次に、木島日出夫君。
○杉浦委員 杉浦でございます。 この両法案は参議院先議の法律案なんでございますが、私は、参議院の法務委員会における審議結果を踏まえまして、さらに突っ込んだ質疑をやらせていただきます。そして、今回提案されている個人債務者の民事再生手続が、債権者の利益を十分確保するものであることを確認するという観点から質問させていただきます。若干細かくなりますが、よろしくお願いいたします。 まず、通常の民事再生手続には、債務者の財産に設定されている担保権を強制的に消滅させる担保権消滅制度が設けられているわけですが、それに対して、この住宅資金貸付債権に関する特則では、住宅ローン関係の抵当権を消滅させるのではなく……
○杉浦副大臣 今般、外務副大臣を拝命いたしました杉浦正健でございます。川端委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 田中大臣からも御発言がございましたし、今また植竹副大臣もお触れになりましたが、我が国の安全と繁栄を維持し、確保し、国民の皆様の生命と財産を守ることは、政府が取り組むべき最優先の課題でございます。私は、これらの課題に取り組むに当たりまして、田中外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職務を全うするため、全身全霊を注いでまいります。 なお、副大臣としては私が特に本委員会を担当いたすことに相なっております。川端委員長を初め委員各位の御指導、御鞭撻のほどを心からお願い申し上……
○杉浦副大臣 大臣の状況がちょっと、ああいう状況でございますので、私から答弁させていただきます。 その前に戻るのですけれども、アーミテージ論文は非常に私は高く評価しますし、重要な問題も提起しておると思います。 集団的自衛権については先生のおっしゃるとおりでございますが、あの論文でアーミテージ氏たちが言っておることは、その問題については日本人のみが決定できる問題だというふうに十分に認めた上で、日本人の間で検討されることを期待しておると思うのです。 さまざまな議論がこの委員会でもされてまいりましたし、政府部内でも、小泉総理が言われまして、研究をしようというふうに相なっておるわけでございますが……
○杉浦副大臣 外務大臣がお触れになりましたように、改革要綱を二人の副大臣、三人の政務官が中心になりまして、作成、決定いたしました。それに従いまして、既に粛々と静かに仕事を進めております。 大臣を先頭にして、私ども言っておりますのは、全員野球でやろうと、外務省挙げて。いろいろな人たちと接する機会は多いんですけれども、外務省内も、この事件を契機に変わらなきゃいかぬ、改革していこうという機運は横溢しているように思います。 皆さんに参加をしてもらって、一言言うだけでもいい、いろいろこれからプロジェクトチームをつくってまいりますが、それにもできる限り、みんな忙しいわけですけれども、参加してもらってや……
○杉浦副大臣 このたび外務副大臣を拝命いたしました杉浦正健でございます。同郷の先輩の大木委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 まず、沖縄の問題でございますが、先ほど田中大臣からも言及があったとおり、私としても、米軍の存在は今後とも不可欠であると考えますが、我が国の平和と安全のために沖縄県の方々が背負ってこられた多大な御負担を十分認識しており、この御負担の軽減に最大限努力してまいる所存でございます。 先般も、植竹副大臣とともに、訪米に先立って上京されました稲嶺知事にお目にかかり、意見交換を行わせていただきました。今後とも、機会をとらえて沖縄の方々の御意見を伺い、米側とも密接……
○杉浦副大臣 先生御指摘のとおり、昨年十二月、韓ロ間でそういう協議を行って、我が国の、我が国と申しますか北方四島の二百海里水域を含めているということが判明したわけでございます。 私どもの立場は、先生のおっしゃるとおり、北方四島は我が国固有の領土であるという立場から、その周辺水域においてロシアが韓国に漁獲割り当てを行うことは認めないという立場でございまして、ことしの二月以来、水産庁と緊密に連携をとりまして、必要ならば詳細を申し上げますが、ハイレベルを含めまして何回となくロシア及び韓国に対して抗議をしてきておるところでございます。一番新しいのは、外務大臣から、この十九日、イワノフ外相あてに、ロシ……
○杉浦副大臣 皆さん、おはようございます。外務副大臣に就任いたしました杉浦正健でございます。土肥委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 我が国は、国際社会の重要なメンバーとして、二十一世紀にふさわしい国際システムの構築に努力していかなければならないことは、申すまでもございません。また、田中大臣がただいま申し上げましたとおり、改革断行内閣として発足した小泉政権にとりましては、外務省の改革も重要な課題の一つであります。私としても、大臣に協力いたしまして外務省の改革に全力で取り組んでまいります。 種々の外交案件が山積する中、私は、田中外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職責を全う……
○杉浦副大臣 公金ではなくて、大使館で、皆さんが認知しておるわけですが、例えて言えば、某代議士がお見えになって、使ってくださいと言って置いていかれたお金だとか、あるいは皆さんが会費のような形で福利厚生のために積み立てておられるお金であるとか、そういう公的といえば公的ではあるのですが、いわゆる公金ではない種類のお金だという調査結果が出ております。
【次の発言】 おっしゃるとおり、公金ではありませんが、大使の了承のもと、大使館の館員とかもろもろの、半ば公的なお金を管理されていたわけですが、そこから一時的に流用したことは間違いないと荒木先生の報告に出ております。そして、調査が入る直前に全額返済されて……
○杉浦副大臣 えひめ丸の事故が極めて遺憾なものであることは申し上げるまでもございません。 先生御指摘のえひめ丸事件被害者の会の要望書は私どもちょうだいいたしております。事故に関する資料の公開、原因究明に必要な調査の実施、再発防止策の確立、被害実態の把握と回復への努力、損害賠償請求の支援等が内容となっております。 えひめ丸事故については、これはアメリカの領土、領海内で起こったことでございまして、アメリカの法律、制度のもとで原因究明、審判等の手続がとられたわけでございますが、事故原因等につきましては、審問委員会というアメリカの中でも透明性の高い場において究明が行われまして、報告書が提出されまし……
○杉浦副大臣 大臣が別の委員会に出ておりますので、私から御答弁するのをお許し賜りたいと思います。 私ども就任して一月ちょっとになるわけでありますが、この外務省機能改革会議の御提言、私ども非常に高く評価しておりますし、また、先生いろいろおっしゃいましたが、報償費の問題についても実に適切な方向を打ち出されておられると拝察しております。外務省も全体としてこれを真摯に受けとめ、その提言に基づいて改革をやっていこうという姿勢であることはまずもって申し上げておきたいと思うのです。 私ども、当初、河野大臣のときにこの提言が出て、両副大臣が事務方と検討を始められた、五月中に結論を出すという目標でやっておら……
○杉浦副大臣 世間では、外務省の報償費の問題と内閣の報償費の問題と混同されているところがあると思うんです。(松本(善)委員「いや、聞いたことに答えてください。あなたの言いたいことを勝手に言うんじゃなくて」と呼ぶ)いや、言いたいことを言ってからお答え申し上げていいんじゃないですか。 外務省の報償費については福田長官も今申されたし、外務大臣も、それから前の大臣、それから福田先生はまたそのときも官房長官でいらっしゃいましたが、国会で外務省の報償費を官邸に上納させたということはないと再三再四申されておりますし、田中外務大臣も関係者の話をし、内閣官房に上納されているということはないと確認したということ……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦でございます。 高村大臣の所信表明につきまして質疑をさせていただきます。 その前に、高村先生におかれましては、このたび法務大臣に御就任をなされ、おめでとうございますと申し上げますとともに、まことに御苦労に存ずる次第であります。 高村先生にお目にかかると、いつも思い出すシーンがございます。先生にもお話ししたことがあるかと思いますが、先生が初当選されたとき、二十年ぐらい前ですか、当時私は弁護士でございまして、たまたまうちへ帰って、あれはNHKだったですか、テレビを見ておりましたら、選挙の直後であります、当時の初当選議員の若手の方々が各党から選ばれまして、テレビに映……
○杉浦議員 ただいま議題となりました金融機関等が有する根抵当権により担保される債権の譲渡の円滑化のための臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表いたしまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 この法律は、平成十年八月のいわゆる金融国会におきまして、金融再生トータルプランに関する議員提出立法、四法あったわけでございますが、その一つとして提出されまして、同年十月に成立した法律でございます。 この一部を改正する今回の御提案は、その法律の有効期限が本年の三月三十一日までとなっておるわけでございますが、これを現下の状況にかんがみまして、あと二年間、平成十五年三月三十……
○杉浦議員 今松田さんから御報告があったのは、特定債権回収機関、二条二項の一、二でございますが、そのほか二つあります。三、これはサービサー法によるサービサー、それから四、これは民間債権買い取り機関なのです。 サービサーの方は、今改正の作業をしておりますが、その途中で聞きましたところ、現在十三兆円程度を四十何社で取り扱っておるわけですが、その中にも、預保、整理回収機構ほどではないけれども、これを利用させていただいている債権があるということを言っております。 四号の民間の方は、現状はほとんどワークしていないというふうに聞いております。
○杉浦副大臣 今調査いたしましたところ、けさほど、熊谷国対委員長が記者会見のブリーフで、外務省に対しては、二日の金曜日に四回院内控室に電話をしたが、だれも電話に出ず、対応してくれなかった、つまり外務大臣の出張に関して。外務省がそういう対応をするのは、省として民主党と国交を断絶するつもりだと思われるので、我が党もそのつもりで臨むつもりであるという旨のブリーフを記者会見でされていることを指しておられるのだと思うのですが、当方で調査したところ、当日、熊谷国対委員長は、八時半から九時ごろの間にお電話いただいたようでございます。だれもおりませんでしたので、電話がつながらなかったということでございます。 ……
○杉浦副大臣 先生は外務省に御在勤になったこともございますし、ODA初め、非常に幅広い御理解をいただいて活動されておるわけでありますから、御質問の趣旨も確認のためになさったと存じます。 いわゆるPKO要員、これはPKO要員といってもいろいろございますが、一応自衛官を派遣するという前提で、いわゆる国際的には軍人の資格を持った者のというところに限定して答えさせていただきますが、そういう方々が派遣される、派遣地においての裁判管轄権についてのお尋ねでございますけれども、これは個々のPKO、さまざまなPKOございますけれども、そのPKOにおける国連とその受け入れ国、受け入れ国といいますか、受け入れ地域……
○杉浦副大臣 今大臣が申されたとおり、私が陳情をお受けいたしました。岡崎知事御自身お見えになりましたし、横浜市初め七市ですか、市長、市議会議長の方がお見えになりまして、お話を伺って、ある意味ではびっくりした面もあるんです。 というのは、デモンストレーションフライトというのは、普通地元が要望して、曲技飛行ですから、軍の方からサービスでやるということなんですね、映画とかテレビでよく出てきますが。地元が困ると。お伺いしたらなるほどとわかったんですが、騒音もさることながら、事故があったら困ると。昔の厚木と違って家が密集したようですから、事故があったら困るとか、あるいは、デモンストレーションフライトは……
○杉浦副大臣 上納につきましては、大臣も述べられましたが、官房長官あるいは私の承知している限り、河野大臣は国会で、ないと累次述べられているものと承知しておるところです。 手を挙げさせていただきましたのは、実は、外務省改革要綱の一つの中心的な課題として、報償費の大臣の責任による支出というのがございまして、これは、私どもの要綱の中で、私は大臣から推進委員長を仰せつかっておるのですが、大臣決裁にしようということでお諮りをして、現実に七月から報償費の大臣決裁を始めております。 その手続については、十万円を超える報償費の支出については、十万円以下は事務方に委任するけれども、十万円を超えるものについて……
○杉浦副大臣 お答え申し上げます。 委員、お話をお伺いしておりますと、よく事情を御存じのようでございますが、政府としては、もう御案内のとおり、本件は我が国の領土主権にかかわる重要な問題だという認識のもとでずっと一貫して対応しておりまして、総理からも外務大臣からも累次にわたって抗議を行い、各レベルで協議し、誠意ある対応を求めてきたところでございます。 委員ちょっとおっしゃいましたように、九月十日、十一日の日ロ協議、これはハイレベル協議でございましたが、この問題について、相互に受け入れ可能な解決策を早急に見出すことで一致いたしました。大筋で見通しが立ったと私は認識しておりますが、十月九日の次官……
○杉浦副大臣 御指摘の松尾事件以降、御案内のとおりの事件が続々出てまいりまして、国民の皆さんに大変な不信を抱かせた、御指摘の点はそのとおりでございまして、外務省として本当に申しわけないと思っておる次第でございます。 ホームページに外務省改革に対する提言とか私どもがつくりました改革要綱を載せまして、私ども、改革のいろいろな案もホームページを通じて、特別に外務省改革ということで、どなたでも見られるようにいたしておるわけなんですが、Eメールが殺到しておりまして、タクシー・ハイヤー事件とか起こるたびに、毎日、通数は数えておりませんが、こんなにたくさん参る。それは大臣、副大臣、政務官には必ず配付するよ……
○杉浦副大臣 先日の委員会における先生の御指摘を受けまして、外務省としても三越本店とも十分打ち合わせ、調査をいたしましたし、内部においても調査をいたしまして、その点については先生の方にも御報告が行っておると思うんですが、この委員会に臨んでおります。
今の御質問の点については、官房長から答弁させます。
【次の発言】 照合した上で御説明申し上げていると思うんですが、もし資料をつけて御説明する必要があるということであれば、きょう用意いたしておりません。委員会で御検討いただいて、私ども、会計監査等を受けておりますのであれなんですが、必要とあれば委員会へ資料をつけて提出させていただくことにいささかもや……
○杉浦副大臣 内閣報償費については、外務省で一切取り扱わないことといたしておりますので、そちらの方は内閣府の方から御要求があると思います。
それと同時に、総理大臣の外遊に伴う諸経費は、今まで内閣府に計上されておりましたが、財務当局と話し合いまして、執行段階で全部外務省が引き取りまして、外務省の儀典官室で総理、外務大臣の外遊については一切取り扱うということもいたしております。
【次の発言】 お答えいたします。
報償費は、六月から大臣決裁ということでスタートいたしまして、中身は、原則として植竹副大臣と私は全部見る、二人の意見が一致して、これはじかに大臣の御決裁をいただいた方がいいと判断したもの……
○杉浦副大臣 まことに恐縮ですが、パキスタンへ行って帰ってまいったばかりでございまして、二日間の滞在でございましたが、ムシャラフ大統領、向こうの外務省、日本でいえば大蔵省、向こうの外務省のOB、歴代大臣、次官等、それから在留邦人、パキスタンの経済界の方々等から詳しく事情をお伺いしてまいりましたので、その受けた印象、二日間の滞在で間違っている点があるかと思いますが、若干申し上げさせていただきます。 先生御指摘のとおり、大臣がお答えになったように、今、秩序は、マスコミの報道がいろいろありますけれども、平穏を維持しておることは間違いございませんが、内情は非常に複雑であります。 私は、先生おっしゃ……
○杉浦副大臣 パキスタンの状況について、私の発言がいささか誤解されている部分があるんじゃないかと思うのでございますが、パキスタンの状況は予断を許さない部分があるという意味で申し上げたわけでございます、非常に複雑でございますが。 ただ、今のところは民間航空機も全く普通のとおり飛んでおりますし、またムシャラフ大統領を初め軍関係者も実は十分コントロールされていると、一部テロ分子と通じている勢力がおりますが、ただそれはごく一部であって、十分コントロールしているというふうに当局は言っておられますし、事態は現在のところ平穏に推移している、ただし、予断を許さない状況である、国内状況であることは間違いないと……
○杉浦副大臣 お答えいたします。 本件事故は、十一日午後八時ごろ、通常訓練に参加中の在韓米軍のヘリコプターが国頭村の牧草地に予防着陸した、計器の一部部品にふぐあいが生じたと。事故と申しますか、緊急着陸のようでございました。人身、財産には被害がなかったということでございます。同機は、十二日午後四時ごろ、所要の修理を終えて出発いたしまして、嘉手納飛行場に戻っております。 この事故につきましては、外務省沖縄事務所が沖縄県警と米軍に十二日の夜半に確認をいたしました。そして、その通報を受けまして、外務省から在京米大使館に対しまして原因究明及び再発の防止を申し入れております。政府としては、米軍が訓練等……
○杉浦副大臣 お答えいたします。 アフガン復興の問題については、日本がかねてから東京で会議を開こうということを提唱してまいったことは御案内のとおりだと思います。先ほど先生が申されたように、急速に事態が進展をいたしまして、そして今まさにこの復興の問題と和平プロセスの問題が、片っ方ではまだ軍事作戦が継続中なんですが、並行して進行する段階となったわけでございます。 そして先日、御承知のとおり、日本とアメリカが呼びかけまして、復興会議をワシントンでやろうということで呼びかけたわけでございますが、先生がおっしゃるようにさまざまな利害が絡んだのですが、しかし、状況は急速に進展しているということで、一応……
○杉浦副大臣 御指摘の点でございますが、テロ資金供与防止条約は国連総会で成立したわけでございますが、我が国はまだ署名を済ませておりません。G8の中で我が国が最後になったというわけで、その点では、ある意味では不名誉なことなんですけれども、関係省庁で協議して、検討しているところでございます。 先生御案内のとおり、条約を署名するに際しましては、国内措置が必要なものについては国内措置をきちっと固めてから署名をする、そして、署名と同時に、例えば法律改正が必要なものについては法律を国会に御提案するということでやってまいっております。今、署名をでき得れば年内に、できるだけ早い時期に済ませたいということで、……
○杉浦副大臣 国連及び関係機関における日本人職員の数が少ないのは御指摘のとおりでございます。 その理由なんですけれども、今、局長が御説明いたしましたように、国連の給与は外務公務員に比べて相対的に低いということがございます。日本の場合、名目賃金がバブルと同時にずっと上がりまして、国連職員になるためには語学力初め相当の能力が要るわけなんですけれども、国連に勤めるとすると、民間で働いていたときよりもうんと給料が下がるということがございまして、優秀な方々は行きたがらない。 また雇用慣行、日本の場合は終身雇用が前提なところでございますが、そういう雇用慣行も違う。言葉の問題もあると思います。資格要件も……
○杉浦副大臣 私からお答え申し上げます。 今委員御指摘の点は、いわゆるプール金問題で、省内で調査を進めておるわけですが、各課ごとに蓄積しておいたお金がある、それを返還しなければならない、今調査をやっておるところでございます。(岩國委員「調査だけですか、お金は集めていないのですか」と呼ぶ)お金はまだ集めておりません。どなたがどれだけ負担するかも、まだこれから、御相談をしている段階でございまして、現実に集めてはおりません。結論が出てからでございます。
○杉浦副大臣 私もPTの一員でございまして、明日、第二回のPTを開催することになっております。(平沢委員「いや、この働きかけがあったのは事実かどうか、田中局長から」と呼ぶ)私は聞いておりません。安倍先生にも確認しましたが、聞いておりません。
【次の発言】 総理は、自衛隊派遣を決めたときから、励ましにいつか行きたいと強い意欲を持っておられます。大型連休中のあれについては検討中でまだ決まっておりませんが、いずれ総理は激励に行かれるというふうに私は思っております。
【次の発言】 先生は私の新聞記事をあれされておりますので、大臣がお答えになる前に、私から一言言わせていただきますが、実は、自民党の外交三……
○杉浦副大臣 私が拉致問題PTのメンバーでございますので、私からお答えするのがよろしいかと思います。 今、田中均局長のことが出ましたが、その記事が出た直後に第二回のPTを開催いたしております。過去二回行っておりますが、第三回目も状況を見て行おうということになっておりまして、私ども、副大臣会議は割合閣議と違って自由な議論をして、いろいろな問題について、省庁をまたがることはPTをつくって、私も三つ四つPTに出ておりますが、拉致問題も真剣に取り組むべきだという意見が前々からございまして、PTができたわけでございます。 今後とも副大臣PTで拉致問題を取り上げて検討していこう。私どもとしては、第一回……
○杉浦副大臣 外務大臣が外交日程のために、かわりで大変申しわけございません。 まず、小池先生におかれましては、カイロ大学を御卒業ということもございまして、アラブ、イスラエル、あのあたりの問題については大変な理解者であり権威でいらっしゃるわけですし、また、日米議員交流でも御一緒させていただいておりますが、アメリカを初め広く知己を持っておられる方でございまして、この間もイスラエルへ行っていただいて御尽力賜った。大変私どもも感謝しておるところでございます。 お尋ねの点でございますが、パウエル国務長官が本当に非常な困難な状況の中で調停をしてくださった、双方に対しまして停戦すべしということで多大の御……
○杉浦副大臣 よく調査いたします。
【次の発言】 確かに、常識では考えられない事態だと思っております。
【次の発言】 改革推進委員会の方でタスクフォースをつくりまして調査をいたしました。その結果、プール金の問題、解明したわけでありますが、その一つの結論として、特に会計担当者ですが、長く務めているのはよくないということで、人事の方で在職三年原則という方針を打ち出したわけでございます。
それぞれの処分も、田中大臣のもとでございますが、その関係で相当多数の、三百人ぐらいでしたか、処分したことも御案内のとおりでございます。一々の関係は申し上げませんが、そういうことでございます。
今後、人事の方針に……
○杉浦副大臣 予算委員会の御質疑、拝聴いたしておりました。 まず、お答えする前に、公明党としても、自自公政権の成立の際に、この問題を重大な関心を持ってお取り上げになった。とりわけ先生が、沖縄御出身でもあり、また沖縄開発政務次官も歴任されたわけでありますけれども、熱心にこの問題を取り上げられ、御指導賜ったという経緯があることはよくわかっておりまして、まずもって心から敬意を表し、感謝申し上げる次第でございます。先生の御鞭撻、御指導のおかげをもちまして、やっと先週の土曜日、川口大臣が現地であのような方針を発表することができるようになったわけでございます。 御案内のとおり、この問題は、森総理が一昨……
○杉浦副大臣 外務大臣が外務委員会に出ておりますので、私が対応することでお許しを賜りたいと思います。 有事法制と沖縄の負担、地位協定の絡んだお尋ねでございます。 この特別委員会ができているわけでございますので、そこで十分に御審議いただくべき問題だとは思いますが。私は、個人的には、沖縄がまだ占領下のときにも伺ったことがありますし、復帰後も公私にわたって何回となく沖縄を訪問しておりまして、沖縄に米軍施設が集中している、大変な御負担をいただいている、その御負担をともかく軽減しなければいかぬということを思う点においては人後に落ちませんし、また、政府もそういう線で努力してきた。今は、普天間の問題を含……
○杉浦副大臣 一般論でございますが、国内の請負事業でも元請が下請を使うのはもうほとんど見られるケースなんですが、元請者と下請者の間がどういう契約で、金額が幾らでというのは、それは元請業者と下請業者の契約関係に基づくものであって、発注者がそこまで踏み込んでチェックできるというふうには、一般論としては聞いておりません。
【次の発言】 委員会の御指示で調査しろということであれば、協力が得られるかどうかは別にして、調査するのはやぶさかではないとは思うんですが、これも一般論ですが、御調査なさって、渡辺とか犬飼が四億円の契約で利益がないと言っておることも、一般論としては信用できませんね。本体契約四億円で下……
○杉浦副大臣 認識しております。
【次の発言】 本件疑惑について司直の捜査の手が伸びたということは、ある意味では当事者でございます外務省としても、まことに遺憾だと思っておる次第でございます。
ただ、今度は検察庁が捜査に入っておられますし、事態の解明が行われていくと思います。私どもとしては、先生御指摘のように、先生が挙げられたのは園部報告でございますが、事件が表ざたになって、直ちに調査を行い、国会の御審議の経過を経て、今度は第三者に依頼した方がいいということで、新日本監査法人という、これは経理のプロでございますが、入ってもらって、調査を詳細にいたしました。
先生も法律家でございますからよくお……
○杉浦副大臣 私が外務省から報告を受けて事実を掌握したのは、夜半と申しますか十時半ごろだったと記憶しております。
○杉浦副大臣 山田先生、この関係はお詳しいわけですから先生に対してあれするのはまさに釈迦に説法ですし、御指摘の点は、私も政治家として外務省へ入っていろいろ感じておるところでございます。 シンガポール自由貿易協定の締結については、これは通産省初め各省と協力してやったのですけれども、日本全体、政府全体として、これを一つのモメンタムにして、最初の協定ですから、FTAだけじゃなくて、そのほかのさまざまな広範な経済連携協定という形で結実させたわけなんですが、私は、明らかに日本政府全体としてかじを切ろうという意図は働いていたと思います。 外務省は、おっしゃるとおり、言ってみますと調整役、コーディネータ……
○杉浦副大臣 当事者としてやっておりました私から御回答申し上げるのがよろしいと思います。 木下先生初め、何人かの先生から御指摘があったわけでございますが、あの時点、つまり昨年十一月三十日の調査報告書を出した、その一月ぐらい前ごろになりますと、大体、プール金の残額それから費消額を合計すると二億円、あるいはちょっと超えるのじゃないかという実情が調査の結果わかってまいっておりました。 そして、その金額の中で、個人が個人の責任で費消したものもございます。これはこれできちっと個人にけじめをつけさせる。しかし、その金額はそんなに多額ではなくて、大部分が、一人一人の責任が不明確だという実情がわかってまい……
○杉浦副大臣 スー・チーさんの自宅軟禁解除というのは、ミャンマーの民主化の流れを一層加速するものだというふうに思います。今まで私どもは、民主化を進めてほしい、そして、限られた範囲内ですが、国づくりに積極的に協力するという姿勢でミャンマーとの外交をやってまいったわけでございますが、それがこのスー・チーさんの軟禁解除によって一層前向きに進んでまいることになろうと思います。ただ、基本的に変化はありませんけれども、少なくともODAの分野については前向きにやっていこうということで相談をいたしております。
【次の発言】 今まで私ども日本がやってまいりましたODAは、先生おっしゃったようにベーシック・ヒュー……
○杉浦副大臣 あの事件の直後は、外務省の幹部は、早朝、時には朝七時から幹部が全員オペレーションルームに集まり、各局からは五十人ぐらい若いのを選抜して情報の収集に当たる等、一月ぐらいは非常に充実した、活気のある活動をいたしました。全体としては打ち続く不祥事件で沈滞しておりますけれども、そういった生き生きとしたときを思い出すわけでございます。 テロ資金の流れを断つ、テロ資金を供与する行為を犯罪化するというのは、最初からの国際社会の大きな課題でございました。テロ資金防止条約は、早急に国際社会で立ち上がりまして、昨年十月三十日に署名をし、きょう、批准と同時に関連法の御審議をお願いしておるわけでござい……
○杉浦副大臣 外務省のこの話し合いの場における役割は、わかりやすい表現を使えば、コーディネーターと言っていいと思います。ですから、中身については、今は総務省ですが、中心になって当たるという関係に相なっておると思います。
【次の発言】 規制緩和の問題についての枠組みは、もう先生御案内のとおり、アメリカとの間では、一九九七年から日米規制緩和対話というものを二〇〇一年まで四年間にわたってやる。その後、その対話を発展改組いたしました規制改革及び競争政策イニシアティブというもののもとで、双方の規制改革と競争政策の推進について建設的に対話をしてきたということでございます。そういう枠組みの中でやってまいった……
○杉浦副大臣 法務委員会、久しぶりでございますので緊張しております。 お答えする前に、外務省の当該問題に対する態度が弱腰であるというおしかりをいただきましたが、各方面からおしかりをいただいておりますが、私どもはそのおしかりを謙虚に受けとめさせていただいて、この問題は国民の生命にかかわる問題であると同時に、我が国に加えられた重大な犯罪行為でありますから、きちっと対応していくという姿勢で今後とも頑張ってまいる所存であることを申し上げさせていただきます。 お尋ねの点でございますが、アメリカがテロ支援国家に指定したのはクリントン政権時代でございました、九三年。以来ずっと毎年指定しております。ことし……
○杉浦副大臣 翌日だったと思います、二十五日だと思いますが、大臣から、アフガン問題の関係者が大臣の部屋へ呼び集められまして、幹部、私どもも参りました。あれは大臣室の奥の大会議室ですが、そこで、大臣として、皆さん御苦労さんでしたと、いわば御苦労さん会がなされました。ビールとかつまみぐらい出ておりましたが、開かれております。
【次の発言】 ビールとおつまみ程度が出ておりまして、軽食と申しますか、和やかな会でございました。
【次の発言】 お答えをいたします。(河村(た)委員「大臣でなければいかぬわ」と呼ぶ)
【次の発言】 松岡先生が主催をされたようでありますが、ということは、松岡先生がその問題に関心……
○杉浦副大臣 プール金問題につきましては、例の沖縄のタクシー・ハイヤー問題の事件が起こりました際に、ホテルニューオータニにプール金があることが明らかになりました。それをきっかけにいたしまして、外務省改革推進委員会の中に綱紀粛正タスクフォースというのを立ち上げまして、私が責任者になり、この問題調査のための特別チームを編成いたしました。省内から、各所から、在外からも呼び集めた人もおりますけれども、十人ばかり、若手であります、二十代後半から三十代前半にかけての十人ばかりメンバーを集めまして、調査に入ったわけであります。いずれも会計実務にある程度明るい者ということで集めました。 そして、調査の進め方……
○杉浦副大臣 事務方が参考人として呼ばれておりませんので、私から……(佐々木(憲)委員「呼んでいますよ、新事務次官は」と呼ぶ)
【次の発言】 国後島緊急避難所兼宿泊施設、友好の家でございますが、受注者は渡辺建設・犬飼工務店ジョイントベンチャー、JVでございます。(佐々木(憲)委員「入札は」と呼ぶ)
一般競争入札……(佐々木(憲)委員「いや、入札した会社」と呼ぶ)受注者ですから、ここが受注したんだと。(発言する者あり)入札した会社は、ここには記載されてございません。
【次の発言】 入札説明会には、落札いたしました渡辺建設、犬飼工務店を含め六社が参加しましたが、結局、入札に参加したのは、渡辺建設……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦でございます。 まずもって、法務委員でない私に長時間質疑の時間をお与えいただきました山本委員長その他筆頭を初め理事各位の御配慮に感謝申し上げたいと思います。 既に手続をとっておきましたので、私の第一東京弁護士会における講演録及び一弁会員の野崎幸雄氏の、これは一弁会報に載った巻頭言でございますが、これを質疑の便宜のため配付させていただきます。 私の講演録の冒頭に、相当長時間を割いて司法改革の経緯を話させていただいております。司法改革そのものは、そこで述べておりますとおり、政治主導で始まりました。橋本総理の六大改革と言っておられたころ、当時の山崎政調会長が、司法改……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 激動する国際社会にございまして、外交問題も多々課題がございます。イラク問題、国連で今焦眉の急を告げております。また、関連して、泥沼化の様相をしているパレスチナ問題も心配であります。テロとの闘いはこれからでございます。二国間関係としては、日ロ関係をどう進めるかという大きな問題もございます。 しかし、時間も限られておりますので、ここでは北朝鮮の問題に絞って、総理初め関係閣僚にお伺いしたいと存じます。 小泉総理がピョンヤンに赴いて金正日と話をしようという御決断をなさったことは、私は大英断だったと思うわけでございます。トップの率直な会談で金正日総書……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦でございます。 私と申しますか、私どもは、きのう、イラクから帰ってまいったばかりでございます。 与党の現地調査団ということで、二十日に成田を立ちまして、アンマンからバグダッドへ、陸路千キロちょっとですが、一日がかりで視察かたがた参りまして、バグダッドでは、後ほど詳しく申し上げますが、さまざまな調査を行い、それから南部のバスラへ、これも車で参りまして、バスラそれからウンムカスル港も見てまいりました。そしてクウェート経由で戻ってまいったんですが、その調査団の調査の御報告を兼ねまして、関係閣僚に御質問申し上げたいと思います。 私ども参加メンバーは、自民党から、私と岩……
○杉浦参考人 自由民主党の杉浦正健でございます。 私は、同席しておられる公明党の斉藤先生、そのほか、自民党の衆議院の岩屋毅君、自民党参議院の阿部正俊君、舛添要一君、公明党参議院議員の山本保君、保守新党参議院議員の泉信也君、そして、外務大臣政務官新藤さん、防衛庁長官政務官の小島さん、以上九名で、与党としてイラクの現地を調査すべしという党の指示に従いまして、六月二十日に出発をして二十五日に成田に帰着したわけでありますけれども、イラクの現地事情を視察いたしてまいりました。 お手元に、与党イラク現地調査団報告書、六月二十六日付の文書を配付させていただいております。この文書、調査団報告書は、私ども調……
○杉浦議員 ただいま議題となりました金融機関等が有する根抵当権により担保される債権の譲渡の円滑化のための臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案について、提出者を代表いたしまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。 金融機関等が有する根抵当権により担保される債権の譲渡の円滑化のための臨時措置に関する法律(平成十年法律第百二十七号)は、平成十年八月のいわゆる金融国会におきまして、金融再生トータルプランに関する議員提出四法案の一つとして提出され、同年十月成立した法律であります。 この法律の要点は、次のとおりであります。 第一に、金融機関等が根抵当権により担保される債権を整理回収機構、サ……
○杉浦議員 お答えいたします。 金融再生トータルプランのときには実は五本議員立法を出したんですが、当時成立したのは四本でございました。それは先生御指摘のとおりでございます。もう一本はここにおられる山本さんが執念深く追いかけまして、特定調停法なるものを一年ぐらいかけて成立にこぎつけたんですけれども、今大変役に立っていますが。金融再生トータルプランの中で金融再生法とメーンの周辺の部分を急いで措置しなきゃいかぬということでやったわけでございます。 御指摘でございますが、あとのは消えてなくなったわけじゃございませんで、サービサー法はこれは恒久立法で、サービサーがもう七十社もできて、もう十兆円ぐらい……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦でございます。 我が党の長崎県連事件が契機となってこの集中審議が行われるようになったのはいささか残念ではありますが、しかし、非常に時宜を得た集中審議だと思うわけでございます。 まず、刑事局長にお伺いいたしますが、本件は、二月五日に一次起訴があり、二月十八日に追起訴があって、捜査は終了した、そして被疑者、被疑者といいますか、被告になったわけですが、保釈が認められず、まだ勾留中だと伺っておりますが、それでよろしいかどうか、そして、事案の、それぞれ三つほどあるようですが、概略はどうなのか、御説明願いたいと思います。
○杉浦委員 第三分科会について御報告申し上げます。 本分科会は、法務省、外務省及び財務省所管について二日間審査を行いました。その詳細につきましては会議録に譲ることといたします。 その主な質疑事項は、司法制度改革、難民申請者の入管施設への収容問題、名古屋刑務所における特別公務員暴行陵虐致死事件、我が国の難民対策、我が国のODAのあり方、那覇軍港移設問題、イラク問題、大衆課税問題、輸入牛肉に係る関税引き上げの是非、適正な円・ドル交換比率等々でございます。 以上、御報告申し上げます。
○杉浦委員 会長、ありがとうございます。 幹事会におきまして九月以降の調査を二十一世紀の日本のあるべき姿について御調査をなさるということをお決めなされたことについては、全面的に賛意を表する次第でございます。 申すまでもなく、憲法は国家の基本法であります。国家を経営体とするならば、国家経営の基本マニュアルでございます。日本の二十一世紀のあるべき姿、形について調査、議論が行われ、広範な合意が形成されれば、それに沿って憲法を修正すべしとか、そういう論点も出てまいると思いますので、大いに期待しておるところでございます。 目下、来年一月から一府十二省庁、地方分権推進、司法、教育その他、改革へ向けて……
○杉浦小委員 参議院の本会議で、少年法の趣旨説明、質疑に行っておりまして、重なったものですからおくれたことをお許しいただきたいと思います。 両先生、御出席いただきまして、本当にありがとうございました。 私どもと申しますか、自民党としては、平成八年ですか、前々回の選挙の直後に、当時の山崎政調会長が言い出されまして、いわば第七の改革として司法改革を取り上げるべきだということに相なりまして、今の保岡法務大臣が会長として、私は事務局長として参加したのですが、特別調査会を立ち上げたわけであります。その審議の結果、司法制度改革審議会を内閣に設置すべしという提言を当時の橋本総理にした。代がかわって小渕総……
○杉浦副大臣 内部調査のあり方は、今大臣ちょっとお触れになりましたが、今度、監察査察官が四月一日誕生いたしましたので、これから検討すべき課題ではないかと思います。 相次ぐ不祥事の中で、提言が出まして、改革要綱をつくってやってまいったんですが、その中で一貫して言われていたことは、外部のチェックがなかった、内部チェック、外部チェックがきいていなかったというのが不祥事の原因の大きな一つだという指摘をされておりまして、要綱でも、監察査察制度を立ち上げる、本省の監察も査察もやる、在外の査察もやる、それから外部の人を導入する。そして、ちょっと今「変える会」との関係でとまっていますけれども、開かれた外務省……
○杉浦委員 自由民主党の杉浦正健でございます。 一年五カ月、外務省の方に行っておりましたが、また調査会に戻ってまいりました。そして、地方自治に関する調査小委員会に所属させていただきました。理由は、地方自治について、憲法改正が行われる際には、簡単な四条ほどの規定しかございませんが、これを抜本的に検討する必要があるんじゃないかという立場からでございます。 私は、自由民主党に三年ほど前立ち上がりました道州制を実現する会という、九十三名ほどの議員が参加しておられますが、議員連盟の活動に参加いたしております。新しい国家像、新しい時代を迎える国、地方のあり方を考えるときに、都道府県もその聖域ではないと……
○杉浦委員 民主党の島委員にお尋ねしたいと思いますが、冒頭、島委員が民主党を代表して、民主党の安保政策に基づくイラク問題への対応についての御表明があったわけですが、その後の何人かの民主党の委員の方の御発言を聞いておりますと、民主党の中の議論が一本にまとまっていないのではないかという印象を受けますので、端的にお伺いします。 先制攻撃との関係で、国連の新たな決議が必要だという御表明があったわけですが、仮定の問題だと思って逃げられたらしようがないんですけれども、仮に湾岸のときのような決議が国連の安保理でなされたと、私は、アメリカはそういう方向で努力すると思うんですが、決議がなされた場合、日本として……
○杉浦委員 簡潔に申し上げます。 私は、現在の憲法においては、島委員はテロ等の対処で欠落しているというお話がございましたが、国連憲章のもとにおける安全保障措置、その他の国連の場における国際協力についての部分が全く欠落していると思うわけでございます。 今イラクに対する国連の決議のもとにおける武力行使が問題になっておりますが、ヨーロッパの議論を聞いておりますと、議員の人たちは、決定そのものが若者を戦場に送る、イラクへ送るという前提で、極めて真剣な議論をいたしております。 日本は国是として自衛隊は武力行使の場には派遣しない、はっきりしておりますから、総理も明言しておりますし、イラクについて国連……
○杉浦委員 葉梨先生の問題については後ほど申し上げますが、各党の意見を拝聴しておって感じたことが一つございますので、申し上げます。 共産党、社民党のお二方から、現行憲法、金科玉条のごとき御発言があったわけですが、お伺いしておって、私は学生時代でしたけれども、現行憲法制定の過程で、左派社会党の穂積七郎議員が、国を自衛する武力を持てないような憲法には反対だということを国会で強調されまして、共産党も同調されていたように私は記憶しておりますが、思い起こしました。両党も変わられたのかどうかという感懐でございます。 葉梨先生の点について、私は改めて、安保理がすべてを決定する権限はない、余りにも過大評価……
○杉浦委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、三月十三日に会議を開きました。参考人として、新潟県亀田町長阿部學雄君をお呼びいたしまして、地方自治、特に小規模自治体の実態について御意見を聴取いたしました。 会議における参考人の意見陳述の詳細につきましては小委員会の会議録を御参照いただきたいと思いますが、その概要を簡潔に申し上げますと、 まず、亀田町が地理的にも日常生活においても新潟市との関係が密接であるということについて詳しく説明がなされました。 その上で、新潟市等との合併構想の経緯につきまして、当初は市制化を目……
○杉浦委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、五月十五日に会議を開きまして、参考人として、前内閣法制局長官・弁護士津野修君及び前最高裁判所長官山口繁君をお呼びいたしまして、憲法の有権解釈権の所在の視点から、司法制度及び憲法裁判所について御意見を聴取いたしました。 会議における参考人の意見陳述の詳細につきましては小委員会の会議録を御参照いただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 津野参考人からは、 内閣法制局は、審査事務、意見事務等を通じて憲法解釈等について政府内の解釈を統一することにより、内閣の法律案提……
○杉浦委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、六月五日に会議を開き、参考人として、神戸学院大学法学部法律学科助教授窪田好男君及び新潟大学助教授桜内文城君をお呼びし、会計検査制度と国会との関係を中心に、財政について御意見を聴取いたしました。 会議における参考人の意見陳述の詳細につきましては小委員会の会議録を御参照いただくこととし、その概要を簡潔に申し上げますと、 窪田参考人からは、 まず、政策評価が近年注目される背景として、アカウンタビリティーの重視、政策の効果等が不確実な中での政策決定の必要性、行政監視等の重要……
○杉浦委員 統治機構のあり方に関する調査小委員会における調査の経過及びその概要について御報告申し上げます。 本小委員会は、七月十日に会議を開き、国会と内閣の関係に関して調査を行いました。 まず、国立国会図書館調査及び立法考査局政治議会調査室主任高見勝利君から説明を聴取した後、委員古川元久君及び井上喜一君から基調発言を聴取し、その後、自由討議を行いました。 会議における基調発言等の詳細につきましては小委員会の会議録を御参照いただくことといたしまして、その概要を申し上げますと、 高見主任からは、 まず、議院内閣制について、議院内閣制と大統領制を分かつ本質的基準は、立法府の行政府に対する信……
○杉浦小委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 先般、小委員長に選任されました杉浦正健でございます。 小委員の皆様方の御協力をいただきまして、円満公正な委員会運営に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 統治機構のあり方に関する件、特に地方自治について調査を進めます。 本日は、参考人として岩手県知事増田寛也君に御出席をいただいております。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、極めて御多用中にもかかわらず御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。参考人のお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調……
○杉浦小委員長 次に、山口富男君。
【次の発言】 次に、北川れん子君。
【次の発言】 次に、井上喜一君。
【次の発言】 次に、佐藤勉君。
【次の発言】 次に、中川正春君。
【次の発言】 次に、伊藤公介君。
【次の発言】 これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
阿部参考人におかれましては、御多忙のところ御出席をいただきまして、貴重な御意見をお述べいただきまして、ありがとうございました。小委員会を代表いたしまして、心から御礼申し上げる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 これより、本日の参考人質疑を踏まえまして、小委員間の自由討議を行います。……
○杉浦小委員長 これより会議を開きます。 統治機構のあり方に関する件、特に司法制度及び憲法裁判所について調査を進めます。 本日は、参考人として前内閣法制局長官・弁護士津野修君及び前最高裁判所長官山口繁君に御出席をいただいております。 この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。参考人のそれぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にいたしたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 まず、津野参考人、山口参考人の順序で、司法制度及び憲法裁判所について、特に憲法の有……
○杉浦小委員長 これより会議を開きます。 統治機構のあり方に関する件、特に財政について調査を進めます。 本日は、参考人として、新進気鋭のお二人の学者、神戸学院大学法学部法律学科助教授窪田好男君及び新潟大学助教授桜内文城君に御出席をいただいております。 この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。参考人のそれぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただき、調査の参考にさせていただきたいと存じます。 本日の議事の順序について申し上げます。 まず、窪田参考人、桜内参考人の順序で、財政について、特に会計……
○杉浦小委員長 これより会議を開きます。 統治機構のあり方に関する件、特に国会と内閣の関係について調査を進めます。 本日の議事の進め方について申し上げます。 国会と内閣の関係について、国民主権と政治の基本機構のあり方全般に関し、まず、国立国会図書館当局より論点の説明を聴取いたします。 次に、古川元久君及び井上喜一君から、基調となる御意見を順次二十分以内で述べていただきます。 次に、各会派一名ずつ大会派順に十分以内で基調発言者に対する質疑または発言を行い、その後、小委員間の自由討議を行います。 それでは、まず、国立国会図書館当局より説明を聴取いたします。国立国会図書館調査及び立法考査……
○杉浦主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりましたので、何とぞよろしくお願いいたします。
本分科会は、法務省、外務省及び財務省所管について審査を行うことになっております。
なお、各省所管事項の説明は各省審査の冒頭に聴取いたします。
平成十五年度一般会計予算、平成十五年度特別会計予算及び平成十五年度政府関係機関予算中法務省所管について、政府から説明を聴取いたします。森山法務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま森山法務大臣から申し出がありましたとおり、法務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、……
○杉浦主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。
平成十五年度一般会計予算、平成十五年度特別会計予算及び平成十五年度政府関係機関予算中財務省所管について、政府から説明を聴取いたします。塩川財務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま塩川財務大臣から申し出がありましたとおり、財務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 以上をもちまして財務省所管についての説明は終わりました。
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