このページでは石原伸晃衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(石原伸晃君) 原口議員にお答え申し上げたいと思います。 御質問は一点で、特殊法人改革の具体的な内容とそのスケジュールでございます。 議員御承知のように、昨年の十二月に行革大綱を閣議決定させていただきまして、その中で、この特殊法人改革というものが最重要なところに位置づけられております。 その大枠は、具体的に申しまして、特殊法人改革の方向性のようなものを六月中に中間取りまとめをさせていただきたいと思います。そして、今年度中に、大綱に示されました基準に沿って特殊法人ごとの整理合理化計画を策定する、そういうスケジュールで運ばせていただきたいと思っております。 その内容につきましては……
○国務大臣(石原伸晃君) 江崎議員から私への御質問は二点であったと思います。 まず第一点目でございますが、行政改革についてのお尋ねでございます。 特殊法人につきましては、全法人の事務事業及び組織形態についてゼロベースからの見直しを行っているところでございます。今回、認可法人として設立される銀行等保有株式取得機構については、本法律案の附則において、法律施行後三年以内に、特殊法人等改革基本法第三条に規定する基本理念を勘案し、見直しを行う旨規定しているところであり、その際、徹底した見直しを行うこととなると私は考えております。その点から申しまして、行政改革との整合性はとれていると考えております。 ……
○国務大臣(石原伸晃君) 道路関係四公団民営化推進委員会設置法案について、その趣旨を御説明いたします。 平成十三年十二月に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画において、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団及び本州四国連絡橋公団は廃止することとし、これらの道路関係四公団にかわる新たな組織及びその採算性の確保については、第三者機関において検討し、その具体的内容を平成十四年中にまとめることとされたところであります。 この特殊法人等整理合理化計画に基づき、第三者機関として道路関係四公団民営化推進委員会を設置するため、この法律案を提案することとした次第でございます。 次に、この法律案……
○国務大臣(石原伸晃君) 阿部議員にお答え申し上げます。 一点、御質問がございました。国公立等の医療機関の財政状況の公開についてであったと存じます。 経営情報の開示の促進につきましては、医療機関の経営の透明化を図る上で、私どもも重要であると認識しております。 国公立の病院等については、国立病院特別会計法等に基づく損益計算書、貸借対照表等の作成等を通じて、その財政状況が明らかにされております。 また、医療法人が開設している病院につきましても、先般、特定医療法人等に対して決算の公開に関する指導がなされているなど、財政状況の自主的開示が促進されるための環境整備が図られているものと承知しており……
○国務大臣(石原伸晃君) 鈴木議員にお答え申し上げます。 資金管理を行う法人についてのお尋ねでございました。 自動車リサイクルに要する資金を安全確実かつ効率的に積み立てを行う方法として、資金管理を行う法人を設けるという仕組みについては、関係省を中心にさまざまな議論がなされた結果、とられたものと承知しております。 公益法人制度につきましては、去る三月二十九日に、政府全体として抜本的改革に向けた取り組みを行うことを閣議決定しており、この中では、法人の適正かつ透明な運営という観点からガバナンスやディスクロージャーのあり方も重要な検討課題となると考えております。 こういった諸情勢を踏まえまして……
○石原伸晃君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員石井紘基先生は、去る十月二十五日逝去されました。 先生は、この日の朝、迎えの車に乗り込む際、御自宅の前で、刃物を持った暴漢に襲われ、目黒区内の病院へ運ばれましたが、御家族の願いもむなしく、帰らぬ人となられました。私がこの事件の第一報を聞いたのは、参議院予算委員会の質疑の場でした。居合わせた誰もが自分の耳を疑い、私は大きな戦慄を覚えました。 今、石井先生が座るはずの議席は、空席のままです。この席に座る石井先生の姿を見ることも、声を聞くことも、もうありません。私達は、奪われた命の重さを忘れません。「民主主義の理想や原理原則の糸が切……
○石原議員 山田委員御指摘のとおり、私どもも、本法律案を発議するに当たりまして、以上の点には大変留意していかなければならないという基本的な立場は同じでございます。そして、九十一条で御指摘されましたような点につきまして今私どもで一応調べてはまいりましたが、私どもの答弁で不十分でありましたら行政の側が詳しくお答えになると思いますが、知り得る限り、現状につきまして、マン管センターと高層住宅管理業協会の実態について御報告をさせていただきたいと思うんです。 いわゆる財団のマン管センターには、理事長さんのほかに、先ほども答弁ありましたように十二名の理事の方と二名の監事がいて、そのほかに学識経験者とか民間……
○石原国務大臣 公務員の給与水準は、今委員御指摘のとおり、人事院勧告に基づいて、法律によって定められているところでございますが、平成十一年度と十二年度を見ますと、基本給の据え置きあるいはボーナスの引き下げが行われたところで、平成十一年度職員一人当たりの平均年間給与額でいいますと九万五千円、平成十二年度は六万九千円ほど、戦後初めての減少となったところでございます。 さらにまた、国家公務員の削減につきましても、中央省庁基本法に定められておりますように、定員削減で十年間に一〇%、また行革大綱において、平成二十二年度までに独立行政法人への移管等の問題とあわせまして、二五%の純減を目指した定員削減とい……
○石原国務大臣 行政改革・規制改革担当大臣として、一言ごあいさつを申し述べさせていただきたいと思います。 本年実施されました中央省庁の再編は、行政改革の始まりにすぎません。行政すべてのあり方について、ゼロから見直し、改革を断行していく必要があります。小泉内閣では、国の事業について、その合理性、必要性を徹底的に検証し、民間にできることは民間にゆだね、地方に任せられることは地方に任せるとの原則に基づき、行政の構造改革に取り組むこととしております。私といたしましても、行政改革・規制改革担当大臣として、二十一世紀のこの国の形を改革により実現すべく、全力を尽くしてまいる所存でございます。 政府は、昨……
○石原国務大臣 逢沢委員の御質問にお答えさせていただきたいと思うんですけれども、今、村井大臣との討論の中で、やはり質の問題も言及されておりましたし、単位人口当たりの公務員の数は諸外国と比べると決して多くはないということも事実だと思います。しかし、やはり行政改革を進める上で目指すべき政府というものはスリムで効率的な政府であるわけでございますので、そのような観点からも、やはりさらなる公務員の方の削減問題というものも重要ですし、公務員の方の質を高くしていくということも必要だと私は思っております。 もう委員御存じのことだと思いますけれども、昨年七月に閣議決定されました定員削減計画で、この一月の六日に……
○石原国務大臣 山元委員の御質問にお答えさせていただきます。 先ほど、本議員立法と行革大綱の関係につきましては提案者の太田議員の方から御説明がございましたが、私どもの考えとしては、特殊法人改革が行革大綱の中で重要な位置に位置づけられているという認識のもと、その大枠、具体的には、これももう何度も、前回もお答えさせていただきましたけれども、平成十三年度中に大綱に示された見直し基準に沿って個々の特殊法人ごとに事業の一つ一つを見直しさせていただいて、廃止すべきものは廃止する、整理縮小・合理化等の整理合理化計画を図るとともに、それができましたら、特殊法人の組織形態のあり方、これも廃止できるものは廃止す……
○石原国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえまして配慮させていただきたいと考えております。
【次の発言】 渡辺委員の御質問にお答えしたいと思います。
今渡辺委員が示されました表を見まして、本当にないがしろにされているなと、数字を見まして率直な印象を持ったところでもございます。
もう委員既に御承知のことだと思いますが、一九九〇年の冷戦の崩壊によりまして、ボーダーレス、グローバル化が社会、経済を通じて世界の潮流となってきている中で、行政の側も、そのニーズにこたえるべき高度の知識、またそういうことにこたえられるテクノロジーを持った人材が非常に……
○石原国務大臣 中沢委員の御質問にお答えいたしたいと思います。 中沢委員御指摘の問題点の認識は共有いたしておりますし、前回も内閣委員会だったかと存じますが、私もこれからも、改革を志向する勢力であるならば誠心誠意、とことんおつき合いをさせていただくとこの場で御答弁させていただいたことに何ら変わりはございません。 また、ただいま委員御指摘のILOの条約勧告適用委員会での議論でございますが、きょうの未明にアルゼンチンの議長さんが口頭で集約されたということで、私どもが認識しております問題意識は、今委員御指摘の労働基本権の問題については、従来から条約勧告専門家委員会において審議が行われており、これを……
○石原国務大臣 筒井委員にお答え申し上げます。 本当に、一九九〇年ごろ政治改革を一緒に議論していたことが非常に懐かしく思いますが、今も筒井委員の議論を聞かせていただきまして、相通ずる部分が多々あったと思います。 そんな観点でこのお話をさせていただきますと、私はやはり、私的整理、公的整理、そしてもう一つの方法と三つあるわけでございますけれども、私的整理と言われるいわゆる損切りがその都度その都度、ゼネコンで二兆二千億円の債権放棄を行いましたけれども、完全な損切りになっていない。ここに私的整理の問題点がある。荷物がちょっと軽くなっただけで、本当はもっとその企業が傷んでいるというようなこともあった……
○石原国務大臣 中塚議員の御質問の中で規制改革がございましたので。 本日の閣議の中で、もう既に七月二十四日の中間取りまとめの中で各省庁で話がついているものにつきましても、十三年度中の措置と書いてあるものも前倒してすぐにやれ、また、十四年度措置というものを一年前倒して今年度に措置しろ、そして、そんな中で予算措置が発生するものがあるのであれば補正予算の中で取り組んでいくということを小泉内閣では決定をさせていただいたところでございます。
○石原国務大臣 枝野委員御指摘の点は、道路公団への出資金を総理大臣が、日曜日のタウンミーティングで、来年度からゼロにするという発言を指されてのものと存じますが、私も内閣を構成する一員といたしまして、総理のこの発言を重く重く受けとめて、その方向で現在鋭意検討させていただいております。
【次の発言】 前段のお話も若干させていただきたいのです。すぐ済みますので、ちょっと聞いていただきたいんですが、私は、特命大臣としての規制改革担当大臣と無任所大臣としての行政改革担当大臣を現在任命されております。そして、規制改革大臣は内閣府設置法に基づく所掌事務と権限を与えられているんですが、実は行革大臣というのは、……
○石原国務大臣 金子委員の御指摘が十一月二十六日、二十八日のどの新聞の何を指しているのか必ずしも理解できておりませんけれども、確定したような事実というものは現段階ではなく、すべての問題につきまして鋭意検討させていただいているということでございます。
【次の発言】 これは、金子委員も自治省の幹部職員としてお仕事をされた経験からいきまして、当時、与党と野党、どちらの側に御説明に行かれたのかというような問題点、当方といたしましては、詳細が決定次第、与党でございますので、与党の皆様にお計らいいただき、そして、新聞報道とは違って、本当にかっちりとした形になった段階で民主党の皆様にもお示しさせていただきた……
○石原国務大臣 白熱する議論を聞かせていただきました。 ちょっとだけ整理をさせていただきますと、菅委員御指摘の行革断行評議会というのは、あくまで私の私的な諮問機関でございまして、アドバイザリーグループでございます。その案をまとめられたというものを菅委員が意見の開陳としてお示しされ、小泉総理、また扇大臣も、メニューの一つだ、アイデアの一つだというお話をされたんだと思います。 私どもは、効率化の観点からむだがあるんじゃないか、特に道路四公団、菅委員御指摘されましたように、本四架橋公団をそのまま債務の処理を行いますと、地元負担等もございますが、国民の負担が大ざっぱな計算として二兆円から三兆円出て……
○石原国務大臣 横光委員がもう既に御指摘されましたように、むだを省いて効率のいい社会をつくっていこうということでは、大筋でお考えは一緒だと思うんですし、総理の指示を受けまして、民間に任せられることは民間に、地方にゆだねられることは地方にという原則にのっとって、ゼロベースから事業を見直させていただいております。 ですから、この日本育英会の事業につきましても、大きく言って二つの事業がございます。有利子の貸し付け、無利子の貸し付け。無利子の方につきましては、法律をもう横光委員も読まれていると思いますが、「特に優れた学生」であって「経済的理由により著しく修学に困難がある」者にというふうに書いてあるん……
○石原国務大臣 野田委員にお答え申し上げます。 野田委員御指摘のとおり、佐藤内閣当時、昭和四十二年だったと思いますけれども、特殊法人の数は百十二ございました。そして、昨今の改革では、平成八年四月の九十二法人から七十八法人に削減するということで、数においては一定の成果は出ておりますけれども、その業務内容、看板のかけかえ、たしか廃止になったと思われるものが名前を変えて同じ仕事をしている、さらには事業を肥大化させている、そういう問題も指摘されていることは委員御指摘のとおりだと思います。 今回、こういう仕事をさせていただくに当たりまして、やはり特殊法人の抱える問題は大きく言って四つぐらいあるんじゃ……
○石原国務大臣 達増委員にお答えいたします。 直接の関係というのはあるようでないというような感じがいたすのですけれども、なぜ行革をやっているかというところからお話をさせていただきますと、世の中が大きく変わりまして、冷戦が終わりまして、ボーダーレスの時代になってグローバル化した、そしてITの進歩によって情報も世界を一瞬のうちに回るようになった。そんな中で、これまでの国は、もう達増委員が一番御存じのことだと思いますが、どちらかといいますと中央の主導型の、官主導国家として、経済からいろいろな分野まで指導してきた、主導してきた。そういうものが結果として、俗な言葉で言いますと行政の肥大化を起こしてきた……
○石原国務大臣 ただいま大村委員が意見の開陳の中で示された部分と私の評価というものは非常に一致してしまうと思うのですけれども、委員も御指摘されましたように、昨年の十二月に整理合理化計画をまとめまして、その中で、道路四公団の民営化、委員も触れられました住宅金融公庫あるいは石油公団の廃止、従来では考えられなかった特殊法人改革で、これまでなかったような踏み込んだ内容の案を示すことができたと思っております。 その中で、この委員会の審議に先駆けまして、内閣委員会で道路四公団の民営化推進委員会設置法が成立いたしまして、もう既に活発な議論が四回行われております。 今委員がトップバッターと言われましたよう……
○石原国務大臣 ただいま決議のありました公益法人制度の抜本的改革につきましては、三月に公益法人制度の抜本的改革に向けた取り組みについて閣議決定したところであり、御決議の趣旨を踏まえ、平成十四年中を目途に、公益法人制度改革大綱の策定に取り組んでまいる所存でございます。
○石原国務大臣 ただいま桜田委員が御指摘されましたのは、国家公務員の人事管理でございますけれども、これは各府省ごとに1種、2種、あるいは事務官、技官の別を基礎にして行われております。 委員からの御質問があるということで、どこかにまとまったデータがないかと調べたんですが、人事院も含めまして、まとまったデータというものはないんですけれども、ヒアリングをさせていただきました感じからいたしますと、1種の事務官、要するにキャリアの事務官を見ると、ただいま委員が御指摘されましたように、一年ないし二年のインターバルで異動していることが多いように見られております。また一方、2種、3種の職員の場合ですけれども……
○石原国務大臣 ただいま楢崎委員御指摘の公務員制度改革に関する緊急提言が、いわゆる二十一世紀臨調、ICUの西尾先生あるいは慶応大学の曽根先生等々の皆様方からなされたということは承知しておりますし、総理がそのお話を聞かれたということも承知しております。
また私も、きょう午前中かけまして、西尾先生、曽根先生とディスカッションをさせていただいたところでもございます。
【次の発言】 ただいま楢崎委員が御指摘されましたように、おごり、高ぶり、勘違いというものがいわゆるキャリアと言われる官僚の方々にさまざまな事件であったということは、私は承知をしているところでございます。その一方で、やはりこの国をマネジ……
○石原国務大臣 山口委員にお答え申し上げます。 現在の採用試験、もう委員御承知のことだと思いますが、試験自体が知識を非常に偏重したもの、あるいは試験に受かるために予備校がはびこって、大学二年、三年のときからその勉強をしなきゃいけない、すなわちテクニカルになっている、こういう批判があることは御存じのことだと思います。 この結果どういうことが起こっているかというと、今人事院総裁が地方大学の方々の受験のお話をされましたけれども、せっかく大学に入って勉強しようと思っているのに、次は公務員になるためにまた受験勉強にかなりの労力がかかってしまう、そしてその結果、それだったらというようなこと、そしてまた……
○石原国務大臣 行政改革・規制改革担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 行政改革、規制改革は、小泉内閣の進める聖域なき構造改革の中でも最も重要課題の一つでございます。 この課題に取り組むに当たって、競争の導入を一つのキーワードにしたいと考えております。競争は、できるだけむだを省き、効率性を高めよう、商品やサービスの水準をできるだけ高めようといった取り組みを導き出す原動力となるものです。公的分野、民間分野に広く競争を導入し、効率的な行政、活力ある経済社会を実現すべく、引き続き行政改革、規制改革に取り組んでまいります。 政府は、平成十七年度までの集中改革期間に各般の行政改革を実施するこ……
○石原国務大臣 ただいま野田委員が御指摘されました記事は、私昨日読ませていただいたわけでございますが、どなたがどんなことを言っているのかというところまでは実は書いてありませんので、詳細についてはコメントできる立場にございませんが、一般論として言わせていただくならば、何で七十年、八十年という数字が出てくるのかな。一つ考えられる数字としたら、国債の償還期間が六十年ですから、六十年という数字が出ると、何かそういうことを言っている人がいるかなというような想像もできますが、もう想像の域を超えているというふうに思っております。
【次の発言】 この点につきましては、予算委員会等でも御議論を委員とさせていただ……
○石原国務大臣 工藤委員にお答え申し上げます。 委員が御指摘されましたように、二つの空港、また名古屋に建設されます空港、国際ハブ三空港の経営形態のあり方については、従来の航空行政を厳密に検討した上で、上下分離方式を含め、民営化に向け、平成十四年中、二〇〇二年中に政府において結論を得るという方針を示させていただいたところでございます。 この整理合理化計画に基づきまして、両法人の民営化に向けて、上下分離方式も含めて具体的な経営形態のあり方について検討し、今年中に結論を得ることとしておりますが、この上下分離方式を含めましてもメリット、デメリットありますので、幅広い検討というものをさせていただける……
○石原国務大臣 斉藤委員にお答え申し上げたいと思います。 高速自動車道路の個別路線の整備というものは、今御審議をいただいております本委員会ができまして、そこで採算性の確保なり基準を決めていただきまして、その意見を踏まえて、高速自動車国道法に基づいて、国土交通大臣が今委員御指摘の国幹会議の議を経て政府で最終的に決定するということになります。 では、今御審議をいただいているこの推進委員会においては、整理合理化計画に基本的なものを明示させていただいたわけですけれども、これまでは国費が投入されておりましたけれども、国費は投入しない、償還期限は五十年を上限として短縮を目指す、これが基本方針なんですけ……
○石原国務大臣 整理合理化計画は、閣議決定いたしました道路公団改革等を含む特殊法人改革の指針でございます。
【次の発言】 御同様な御質問はもう既にちょうだいしておりますが、もう委員御承知のことだと思いますが、道路公団を初めとする四公団の民営化の推進によりまして、コスト意識の徹底、あるいは民間でございますので採算性の重視というような事業運営が行われることによってメリットが生じられる、そのような観点に着目いたしまして、委員御指摘の特殊法人等改革基本法に基づいて閣議決定された整理合理化計画の中で、新たな組織は民営化を前提とする、国費を投入しないとの基本方針のもと、今御議論をいただいております本法律案……
○石原国務大臣 阪上委員にお答え申し上げたいと思います。 阪上委員が御指摘されましたように、私も、本来、道路はフリーウエー、すなわち無料で一般の交通に供されるものであると考えております。 しかしながら、これも当委員会で再三再四御議論されてきた点でもございますけれども、厳しい財政制約の中で、モータリゼーションの急速な発展に伴って早期に高速道路網を整備する必要があるということで、無料が原則でありますけれども、例外として、日本道路公団、あるいは本四架橋も同じだと思うんですけれども、借入金で道路を建設して、料金収入で管理費や金利を補いつつ建設費を償還するという有料道路制度が設けられたことは言うまで……
○石原国務大臣 総理から御答弁をされましたように、建設コストの問題、規格の問題、調達コストの問題等々、さまざまな要素の変化によって今委員御指摘の点は変化をしていくものだと今も認識しております。
【次の発言】 道路関係四公団民営化推進委員会設置法案につきましては、本委員会におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま可決されましたことを深く感謝申し上げます。
ただいま委員長からの御要望については、誠意を持って適切に対処いたしたいと存じます。
ここに改めまして委員長初め委員各位の御指導、御協力に対し深く感謝の意を表し、ごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
○石原国務大臣 横路委員が御指摘のとおり、総合規制改革会議の事務スタッフは二十八名中十名が企業からおいでいただいております。委員が既に御指摘されましたように、民間の方々の意見を聞く、また経験を聞くということは、規制改革を進めていく上で非常に私も重要だと思っています。 そこで、委員のような御懸念が提示されたわけですけれども、すべて民間から来ていらっしゃる方は非常勤の一般職国家公務員として起用されておりますので、国家公務員法が適用されます。すなわち、国民全体の奉仕者として、公共の利益に勤務し、服務規程に従事する、そういうふうになっておりますので、委員の御指摘も十分踏まえさせていただきまして、そう……
○石原国務大臣 野田委員にお答え申し上げます。 規制改革は、言うまでもなく、小泉構造改革の最重要分野であるという認識のもと取り組ませていただいてまいりました。その発言については、どなたが申しているかは存じませんけれども、私は、やはり今回の総合規制改革会議の答申を見ていただいてもわかりますように、実は、これまで大変手のつかなかったいわゆる社会的規制分野、すなわち、生活に関連しております環境とか、あるいは労働とか、雇用とか、そういう分野を中心的に取り組んでいただいてまいったと思います。そんな中で、これまで手つかずであっただけに、どんなに小さなテーマであっても積み重ねることによって、その一つ一つ実……
○石原国務大臣 麻生委員御指摘のとおり、やはりこれからの世界経済あるいは日本の経済を活性化していく上で一つの重要なキーワードはコンペティティブ、いわゆる競争という分野だと思います。いかに競争的であるかということだと思います。 先ほど総理が行財政改革という言い方をされて、行政改革があって財政改革がある、特殊法人改革があり、公益法人改革が今回小泉内閣の中で一つの重点課題になっているとかは、まさに委員御指摘のとおり、公的なパブリックカンパニーも、民間、先ほど委員は金融の話もされましたけれども、同じ土俵で競争する、そこに新たなビジネスチャンスも生まれますし、競争することによって、今まで保護されてきた……
○石原国務大臣 整理合理化計画の中の質問でございますので、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。 三十八法人につきまして、独立行政法人ということを整理合理化計画の中でうたわせていただいておりますが、御理解いただきたいのは、独立行政法人というものは、もともと特殊法人の抱えている弊害を克服する制度として、二年前の行革大綱の中でうたわせていただいた、独立行政法人は特殊法人とは違うものでございます。 何が違うかということは、もう山岡委員も既に御承知のとおりだと思いますが、特殊法人は一本一本設立法があります。独立行政法人は、そんな中で目標管理を行いますし、あるいは第三者機関において、その業……
○石原国務大臣 五十嵐委員にお答え申し上げますが、組織論が最初にあってというのは誤りだと思います。と申しますのは、今回の特殊法人改革は事務事業の見直しからスタートをさせていただいております。 そしてまた、住宅金融公庫、もう委員も御承知のことだと思いますが、融資残高が七十五兆円と、民間すべての、日本全国の総融資残高、与信が八百兆円弱の中で一割、この住宅金融公庫が占めているという割合はかなりいびつであります。 もちろん、住宅金融公庫が、民間金融機関が住宅ローンを手がけないときから、国民の皆さん方が住宅を取得する上で大変役に立ってきたことは事実だと思います。そして、新しい時代になって、環境の時代……
○石原国務大臣 天下りの問題につきましては、先般も御同僚の五十嵐委員から御質問をいただきましたので重複は避けたいと思いますが、やはり権限や予算を背景に天下って、世間から見ていかがかなと思われるようなことが行われているというのが第一点と、あるいは、特殊法人改革でも話題になりましたけれども、わたりなんという言葉があるように、ぽんぽんぽんと五つぐらいの天下りを繰り返すことによりまして、世間一般の常識から考えてびっくりするような退職金や生涯賃金が多くなっている。その一方で、公務員の皆さん方に対する信頼ということがさまざまな面で問題になっている。 このようなことから、国民の皆さん方の御批判があり、政治……
○石原国務大臣 ただいま御質問のありました点は所管外ではございますけれども、小泉総理の強いリーダーシップのもと、公社化された後、速やかな組織変更というものがなされていくと私は承知しております。 また、限度額の問題については、川上川下議論に実はなっておりまして、私の所管しております特殊法人改革は、郵貯のお金等が財投に流れて、真ん中でございますが、それが使われていく川下に特殊法人があり、さらにこの特殊法人の中で、経済財政諮問会議で御議論を今いただいて年内に結論を出す政府系金融機関があるわけでございます。政府系金融機関の総与信の残高というものは、八つの政府系金融機関でおよそ百七十兆ぐらい、これにあ……
○石原国務大臣 ただいま中沢委員から御指摘いただきましたように、労働基本権の問題をめぐって当委員会あるいは内閣委員会で委員とかなりのディスカッションをしたということは十分承知しておりますし、改革を行う意欲のある方々であるならばとことんおつき合いをさせていただくというような趣旨の発言をしたということも事実でございます。 職員団体との交渉、協議については、私も、私自身これまで誠心誠意行ってきたと自分では考えておりますし、ちょっと言葉が足りなかったのかもしれませんが、昨年末に連合官公部門連絡会から、労働基本権の制約についての結論を私から直接示すようの申し入れがありました。私から、これは組織でござい……
○石原国務大臣 栗原委員に、最終意見書の概要、長くなりますので簡単にお話しをさせていただきたいと思います。 骨子なんですけれども、改革の意義と目的、基本認識及び民営化の基本方針のほかに、新たな組織のあり方として、高速道路の管理運営などを行う新会社並びに債務の返済及び道路の資産保有を行う保有・債務返済機構の設置、これが一応根幹になっております。 そして、新会社でございますけれども、地域分割を行うということで、首都圏、阪神圏、現在は首都高、阪高でございますが、首都高、阪高のネットワークを核に、首都圏、阪神圏及びそのほか全国を三分割した五社体制といたしまして、現在独立しております本四連絡橋関係の……
○石原国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人国民生活センター法案など三十九件の独立行政法人個別法案等及び地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案など七件の特殊法人等の民営化等に関する法律案、すなわち特殊法人等改革法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 特殊法人等改革につきましては、第百五十一回通常国会において昨年六月に成立した特殊法人等改革基本法に基づき設置された特殊法人等改革推進本部において推進しているところでありますが、同基本法にのっとり、同本部では昨年十二月に特殊法人等整理合理化計画を策定し、内閣総理大臣より国会に御報告申し上げたところであります。 ……
○石原国務大臣 この問題につきましては、ただいま委員が御意見として御開陳されましたように、政府としてコメントをするのは差し控えさせていただきたいと思います。
【次の発言】 冒頭、木で鼻をくくったような御答弁と言われたんですが、実は、委員がその問題は院で決める問題だともう御自分で言われたので、質問時間を侵すことになると思いましたので、簡潔に答弁をさせていただいたということを謝らせていただきたいと思います。
そして、総理が御答弁されましたように、御党提出の法律案を私も拝見させていただきましたが、三年以内に独法も含めて廃止すると。政府案は、事務事業の見直し、あるいは、委員御指摘のように特殊法人の設……
○石原国務大臣 質問の御趣旨がちょっとわからないのでございますが、内閣の行革本部並びに与党の方で検討させていただきました。
【次の発言】 質問の御趣旨が明確になったのでございますが、整理合理化計画は、内閣が中心になりまして、行革本部の中でどのように事務事業を見直していくのか、これは、きょうは厚労省の坂口大臣がおいででございますが、厚労省に関係する法人の中で重複している部分あるいは時代に合わなかったものをこういうふうに変えてください、そういうことを決めさせていただき、現在御審議いただいている四十六本の個別法は各省が取りまとめたものでございます。
その取りまとめの段階で、各省と行革事務局の方で、……
○石原国務大臣 ただいま松崎委員が御言及された石井紘基議員は、私の選挙区の隣ということもあり、また東京の同じ議員ということで、実は、党派を超えまして親しくおつき合いをさせていただき、また、今般の特殊法人改革をめぐりましては個人的なアドバイス等々もちょうだいしておりました。 先日、お亡くなりになられた後、秘書をお嬢様がされておりまして、議員会館もお近くだということでお話をさせていただいたのでございますが、お嬢様に本当にかける言葉もない、まさに卑劣なテロによりまして優秀な人材があのように一瞬にして去っていくということに対し、私は、石井紘基議員の特殊法人改革、なかんずく、特にまた天下り問題、子会社……
○石原国務大臣 佐藤委員が御指摘されました趣旨については、私も理解はさせていただいていると思います。 しかし、今回提出させていただいている独立行政法人等に関する法律案四十六本でございますが、ただいまの文部科学省との御議論の中でも、事業をスリム化している、こういうことが遠山大臣の方から指摘をされているわけであります。 すなわち、事務事業を見直した上で、やはり国が何らかの関与をしていかざるを得ない分野というものがあるわけでございます。あったからこそ、特殊法人としてこれまで仕事をしてきました。しかしながら、時代の変遷とともに、また組織の見直し規定がない中で、また外部からの評価にさらされることもな……
○石原国務大臣 ただいま永田委員が御指摘されましたように、五十二、三歳で肩をたたかれてやめることによりまして、六十歳が定年だとしても八年間あるわけですから、どこかで仕事をしなければならない、そこで、民間企業ではない、その関連府省庁が持っております特殊法人あるいは認可法人等々に、ですから、関連府省庁にとりましては自分の子会社のような気持ちを持っていると思われても仕方がないような形で天下っていく、ここに大きな問題があるというのは、まさに永田委員と同じ認識でございます。
【次の発言】 お答え申し上げます。
合理的であるか非合理であるかは御判断いただきたいと思うんですが、基本的に、公務員の世界はピラ……
○石原国務大臣 この点につきましてはいろいろな御議論が、ただいま金子委員が御指摘されましたように、当委員会で、改善すべき点もるる御指摘をいただいたと思っております。 しかしながら、今回の改革というものは、特殊法人等を廃止いたしまして独立行政法人を設立する際、委員は不十分であるというような御指摘をちょうだいしたわけでございますけれども、組織形態の見直しにとどまらず、事業の内容あるいは仕組み、そして子会社をも含む事務事業の方法等にさかのぼりまして実は見直しをさせていただき、その結果として組織の変更になったわけでございます。 しかしながら、本委員会の議論の中でいろいろな意見が出てきたということも……
○石原国務大臣 行政改革・規制改革担当大臣として、一言ごあいさつを申し述べさせていただきます。 行政改革、規制改革は、小泉内閣の進める聖域なき構造改革の最重要課題の一つであります。政府は、平成十七年度までの集中改革期間に各般の行政改革を実施することとしておりますが、昨年は計画づくりの年であり、ことしからはそれらを着実に実施していく期間であると考えております。 まず、特殊法人等改革については、昨年十二月に閣議決定した特殊法人等整理合理化計画の着実な具体化を進めてまいります。 既に、計画具体化の第一弾として、さきの通常国会において石油公団や簡易保険福祉事業団の廃止のための法律が成立するなど、……
○石原国務大臣 非常に哲学的と申しますか、慣用として使っている元号をどのように考えるのか、あるいはまた、西暦換算している現実とどう整合性を保てるのか、さまざまな示唆に富んだ御質問ではないかと考えておりますが、内閣を組織する一人として、原則西暦そして元号併用と今この場で委員の意見に賛意を示すのはいかがなものかというのが率直な感想でございます。 明治の元年は、実は西暦を使っていたそうでございます。その後、歴史の変遷がございまして、委員御承知のように、五十四年に閣法で元号法というものが制定され、その政令の一つとして平成という新しい元号が使われるように十四年前になった、こういうもの。そして、それがま……
○石原国務大臣 委員が今どの資料をお持ちでお話しされているのか、ちょっとわからないのは、実は、ILOの方の提出資料というものは英語で出させていただいております。その英語の資料のもとになります日本語の資料、かなり詳細で、今ここにあるんですが、これだけ厚いものでございますので、もし御利用でありましたら、これに詳しく各項目ごとに政府の見解を取りまとめさせていただいておりますので、これを全部御紹介するとかなりの時間がかかってしまうので、これを資料として提出させていただければと考えております。
【次の発言】 抜粋もあるんですけれども、ILOの側の六項目につきまして、実はかなり細かく御答弁させていただいて……
○石原国務大臣 もう委員も御存じのことだと思いますが、現在、公務員試験、人事院が実施しております試験というものは筆記試験が中心になっておりまして、内外から、内外というか、受ける方々あるいは外の方々から、知識に偏重しているんじゃないか。実態を聞いてみますと、大学で学んでいる学力というよりも、どちらかと申しますと、公務員に受かるための勉強、すなわち、公務員試験の予備校にほとんどの方が通っているという実態が現実としてございまして、各府省がこれだけグローバル化して多様化している中で、採りたい人材、行政ニーズに即した人材の参考になかなかマッチしていない、こういうことがあるわけでございます。 そして、公……
○石原国務大臣 ただいま御決議のございました公務員制度改革につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、公務員が国民から信頼されるような改革を行うよう最大限努力するとともに、職員団体と十分に意見交換を行ってまいる所存でございます。
○石原国務大臣 行政改革・規制改革担当大臣といたしまして、所信の一端を申し述べさせていただきます。 行政改革、規制改革は、小泉内閣の進める聖域なき構造改革の中でも最重要課題の一つでございます。 言うまでもございませんが、行政改革、規制改革の目的は、簡素で効率的な質の高い政府を構築するとともに、活力ある経済社会を実現し、もって国民の利益を最大化することであります。政府といたしましては、平成十七年度までの集中改革期間に各般の行政改革を実施することとしており、昨年末までに、特殊法人等改革関連法律の成立、公益法人改革や規制改革に関する実施計画の閣議決定など、改革の具体化は大きく進展してまいりました……
○石原国務大臣 ただいま委員の方から公益法人制度をめぐりまして、政府として、スケジュールと、公益法人、実は民法三十四条法人ですけれども、明治以来抜本的改革を行っていなかったので、今回この公益法人のあるべき姿、これからの時代に合ったあるべき姿というべき大綱、仮称でございますけれども、こういうものを来月の末を目途に策定する、そして委員の御質問は、いろいろな意見があるから拙速ではないか、そういう御質問であったと存ずるところでございます。 この点につきましては、もちろん、二万六千公益法人がございますし、そんな中で、今、民間非営利活動を現在の社会経済の中でこれまでよりも積極的に位置づけていこう、その一……
○石原国務大臣 前段の御質問の、坂口大臣のILOのジュネーブでの発言というものは、報道でまず私は承知をいたしました。 それで、坂口大臣は、五月の連休、海外にずっと行っていらっしゃいまして、連休が明けまして、坂口大臣の方から、ILOの方で申し上げたのはいろいろ新聞等々に書かれているけれども、自分の意思は、組合の皆さん方と十分に話し合って、ILOの方々にはその話し合いを温かく見守っていただきたい、こういう趣旨であの発言をしたんですよと坂口大臣の方から私の方に、閣議の始まる前だったと思いますけれども、大臣の方からお話をしてきてくださいました。 私としても、もう再三再四当委員会あるいは予算委員会等……
○石原国務大臣 この問題につきましては、中沢委員とこの場あるいは他の委員会等々でもかなり議論をさせてきていただいております。 委員が今意見の御開陳の中で述べられましたように、政府部内での調整あるいは与党間との調整に時間を割いてまいりましたけれども、正直申しまして、一致できない点が多々あるという現状の中で会期末を迎えつつあるのが現状ではないかと思っております。 きょう、我が党の方の行革本部の総会もございまして、そこで我が党としての意見というものをきょうはお示しされるということもございまして、そういう状態を勘案しつつ、最終的な決断をしなければならない時期に近づいていると認識しております。
○石原国務大臣 個々に……(上田(清)委員「いや、二つ三つ、何も見ないで言えるものだけ言ってください」と呼ぶ)道路公団四公団を民営化いたします。したものは、個別の法人を言いましょうか。(上田(清)委員「見ないで、私も見ないで言えますよ」と呼ぶ)個別法では、石油公団、金属鉱業事業団、特殊会社でありますJR東日本が昨年度完全民営化等々でございます。
【次の発言】 一生懸命働いている人の退職金をゼロにするのがいいのか、どれだけの仕事をした人にどれだけの金額を与えるのか。常識的な線からいって、一遍に退職金をゼロにするとか半分にするとかということはできないと思います。
不断の見直しは行っていかなければ……
○石原国務大臣 ちょっと細かい話なので、閣議決定をしたときの経緯等々も含めて私の方からお話をさせていただきたいと思います。 これは委員御承知のとおり、四十兆円、先ほど総理が言われたような莫大な債務を返還するということを一義的に置いて、そして建設コストの削減とかファミリー企業の問題等々、八割は七人の委員の方が共通した認識を持たれて案をまとめられました。 しかし、御承知のように最後の段階で、道路資産、すなわちこの道路は公共公物なのか、あるいは民間の会社が持っていいのか、さらには、いつ上場するのか。十年後に上場しろ、こう言う方がいらっしゃいますけれども、十年後の債務、調べても三十兆円あるわけです……
○石原国務大臣 もうこれは委員も御承知のことだと思いますけれども、特殊法人等々は営利企業への再就職に関する現行の規制の対象外ですけれども、国民の皆様方は、営利企業に行こうが、特殊法人の総裁に行こうが、公益法人の理事長に行こうが、天下りという大きなカテゴリーの中で見ているという意味でございます。
【次の発言】 実は、営利企業への天下りの問題についてはこれまでもいろいろな取り組みというものがなされてきたんですけれども、どちらかといえば、特殊法人あるいは公益法人への天下り、ここ数年の議論の中で、わたりという言葉、私も初めて聞いたわけですけれども、二年ずつぐらい、理事長、社長あるいは総裁をぽんぽんぽん……
○石原国務大臣 我が国が批准している労働関係に関する条約だと認識しております。
【次の発言】 委員、条約はお持ちだと思いますが、読みましょうか。読みますか、全部。(島委員「読まなくていいですよ。内容だけで」と呼ぶ)全部読みますか。
【次の発言】 要点だけでよろしいですか。はい。
まず、八十七号。結社の自由及び団結権の保護に関する条約、昭和四十年六月十四日登録。「国際労働機関の総会は、 理事会によりサン・フランシスコに招集されて、千九百四十八年六月十七日にその第三十一回会期として会合し、 この会期の議事日程の第七議題である結社の自由及び団結権の保護に関する提案を条約の形式により採択することを決……
○石原国務大臣 ただいま黄川田委員が御指摘されましたことを、実は昨年の三月末にまとめました総合規制改革会議の三カ年計画の改定の中で、ほぼ同じ趣旨で、規制改革を進めるべきであると指摘をさせていただいたわけでございます。 きょうの議論を聞かせていただきまして、委員はエネルギーのセキュリティーの問題また環境問題の両面から切り込まれたわけでございますけれども、環境問題にもこの点は非常に重要であると私どもも認識し、環境のところでも同意見を書かせていただきました。 そして、規制改革と相まちまして重要なことは、先ほど来委員が御指摘されておりますような、全国的なパイプライン網の整備、日本にないものの整備と……
○石原国務大臣 ただいま委員が示されました就業者数の数字を見ても明らかなように、これからの日本の産業はどうしてもサービス分野で就業者数をふやしていく必要があるということを拝見させていただいたわけでございます。 そんな中で、規制がどう意味し、そしてこれからどうあるべきかという御質問であったと思うんでございますが、やはり日本のサービス業も含めて、製造業も含めて、非常に成熟していない段階ではある程度の規制を設けて、ある基準を満たしたものでなければ消費者に提供しない、あるいは生活者に提供しないという意味で、規制というものが機能してきた。 しかしながら、時代の変遷、日本は物づくりの国であったわけです……
○石原国務大臣 事務局長から御答弁させていただきましたように、交通量の伸びにつきましても、国交省の、高位、中位、低位によりまして、全然出てくる数字が違います。すなわち、債務が返済できるかできないのかということも大きく違いますし、仮に十年後に資産を買い取るという形の中で、これは昨年でございますけれども、示された、有利子負債に対する営業キャッシュフローの倍率でございますけれども、それも八兆円から十兆円というような大きな差が出るということは、もう既に委員御指摘のとおりだと思います。 そこで、委員の今の御質問を聞いておりまして、私なりに考えさせていただきますと、十二月の最終に取りまとめた意見書の前提……
○石原国務大臣 私の言った意味は、平成十五年度採用試験の合格者の規模についてはもう一度二・五倍として様子を見てみたいと中島総裁が委員お示しの資料の中で言われておりますね、それを聞きまして、この延長線上のものと思われることから、私のボキャブラリーの中で、経過期間であるので二・五倍を維持した、そういう意味で言ったわけでございます。
【次の発言】 就職浪人という言葉が試験の内定者と採用された人との差を指しているとしたら、それはふえるのは当然ですよね、そういうふうに仕組んだわけですから。
しかし、その一方で、省庁から話を聞いてきたという報告、一・九倍から二・五倍になったことによって多様な人材を採るこ……
○石原国務大臣 ただいま総理からも御答弁がございましたように、これは、見直せるものは見直していかなければならないものでございます。 そして、これまでの特殊法人、認可法人は、一度設立してしまいますと、その法律を廃止あるいは民営化等々の法律を出さない限り、実は見直すことができない仕組みでしたけれども、今回の独立行政法人は、やはり一番のポイントは民間と同じ企業会計原則が導入される。そして、それによりまして経営実態が公になることによって、その経営にうまくいっていないような場合はその責任者の方の経営責任というものも問われる。さらに、三年から五年の見直し期間を設立しておりますので、そのとき、仕事がもう民……
○石原国務大臣 公務員制度改革大綱の見直しについての御言及でございますので、私の方から御答弁をさせていただきたいと思います。 再三再四、この問題につきまして、当委員会あるいは内閣委員会で御議論を賜っておりますが、片山総務大臣の方からも御答弁をさせていただいているILOのこれまでの見解と今回の勧告の内容に、大きく、私の言葉で言いますと百八十度違うものがあり、私も率直に今驚いているという答弁をさせていただいております。二、三例を出させていただきますと、消防の問題等々があるのではないかと思っております。 また、政府としては、そういうようなことではございますけれども、ILOがこのような勧告というも……
○石原国務大臣 今回の総理のリーダーシップのもとで御決断されたものは、安全上問題が特にないものは医薬品のまま、同じ医薬品の成分で薬局、薬店以外でも買えるようにするという踏み込んだものだと私は思っております。私も選挙区で薬屋さんに冷たくされたことがそれを物語っているんだと思っております。 そして、問題は、それでは一体どういうものが売れるのかということでございますが、坂口大臣が申しましたように、その薬を飲むことによって副作用が予想されるようなものを野方図に売るということは、私は反対であります。しかし、コンビニで買う方は一体どういう方だろうということを考えなきゃならないと思います。すなわち、利用者……
○石原国務大臣 斉藤委員にお答え申し上げたいと思います。 ことしの夏、どのぐらいの被害があるのかなと調べてみましたら、あの七月の西日本の梅雨前線の被害で数十人の方が亡くなり、あるいは、記憶に新しいところでは、お盆の前に台風が来まして、北海道の方がかなりの被害を受けたんですけれども、合わせて三十九名の方が亡くなられ、三名の方が行方不明になって、床下、床上浸水合わせて一万軒、しかも床上浸水が四千軒近いというのは、たった二つの災害で日本の社会が自然の猛威に対してまだまだ脆弱であるなということを強く感じました。 ただいま委員はお地元のことを話されましたが、私の住んでいる東京でも、平成五年ですけれど……
○石原国務大臣 行政改革の観点から、まず私の方からお話を申し述べさせていただきたいと思います。 もう委員も御承知のことと存じますが、小泉内閣では、民間にできることは民間にゆだねるとの基本方針のもと、昨年の十二月に、特殊法人の廃止、民営化を前提とし、事務事業の徹底的な見直しを行うという整理合理化計画を決定したところでございます。 ただいま委員が御指摘されました道路公団を初めとする道路四公団につきましては、民営化の推進によりまして、コスト意識の徹底あるいは採算性の重視ということが行われ、メリットが生じると考えているところでございます。そして、民営化の基本方針を定めました。 この道路関係四公団……
○石原国務大臣 ただいま松島委員が御指摘されました点は、公務員制度の抱える根本的な問題、すなわち、早くやめるから、人生ありますので、特殊法人に天下ったり、先般は、武部大臣が知らないところで農林次官だった方が公益法人に天下ると。 私も今調べておるのですけれども、公益法人はたくさんあるのですね、特殊法人なんかに。そこに一人とか二人とか、人数は少ないのですけれども、公務員の方が天下っている。もちろん、仕事があって、有能で、請われてそこで働いているならばいいのですけれども、退職金あるいは給与を見ましても、世間の常識からかけ離れているものも二、三見かけることができる。その根本にあるのは、ただいま松島委……
○石原国務大臣 先日、先週だったと思うんですが、閣議の後に、この公務員制度改革を所管しております、法案提出は私でございますが、このほかILOの問題等々、結社の自由委員会の中間報告、勧告等々も出ておりますので、厚生労働大臣、また人事・恩給局がございます総務省の総務大臣、そして官房長官と私と集まらせていただきまして、現在、法制面の調整等々準備作業を進めてきて、当初の予定よりはおくれておりますけれども、今国会に国公法の改正等々の関連法案を提出すべく引き続いて努めていくということで一致をいたしたところでございます。
【次の発言】 これは山井委員とも、もう何度も御議論をさせていただいたわけですけれども、……
○石原国務大臣 この点につきましては、先般の予算委員会で永田委員とも御議論をさせていただきましたが、私どもの閣議決定では、最大限ではなくて、「基本的に尊重する」とさせていただいたところでございます。前回の話も重複いたしますが、詳細にということでございますので、若干お時間をいただきましてお話をさせていただきたいと思います。 もう永田委員も御承知のことだと思いますけれども、道路四公団改革につきましては、昨年の十二月に民営化推進委員会の意見が取りまとめられました。 これは、今井委員長が委員長を辞任されるというような不正常な状態ではございましたけれども、七人の委員の方全員が、まず第一義的に考えなけ……
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