このページでは石原伸晃衆議院議員の46期(2012/12/16〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は46期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(石原伸晃君) 中間貯蔵施設についてのお尋ねがございました。 昨年十一月に福島県知事から調査の受け入れ表明をいただきまして、先週の金曜日に、調査を行う事業者との契約を終えたところでございます。 地元の御意見を聞きながら、速やかに調査を開始いたします。 調査の結果を踏まえ、その後は、安全性に十分配慮した施設の具体的なイメージをお示ししつつ、丁寧な説明を行い、設置についての地元の御理解を得たいと考えております。 中間貯蔵施設は、言うまでもございませんが、福島の除染を進める上で必要不可欠な施設であることから、平成二十七年当初からの施設の供用を開始できるよう、最大限努力をしてまいりた……
○国務大臣(石原伸晃君) ただいま議題となりました鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 近年、ニホンジカやイノシシなどの鳥獣については、急速に生息数が増加し、生息域が拡大しております。その結果、希少な高山植物の食害等の自然生態系への影響、農林水産業や生活環境への被害が、大変深刻な状況となっております。 また、これまで鳥獣の捕獲等において中心的な役割を果たしてきた狩猟者は、この四十年間で、四割以下に減少しています。さらに、六割以上が六十歳以上となるなど、著しく高齢化が進んでおります。そのため、捕獲等の担い手の育成、確保が喫緊……
○国務大臣(石原伸晃君) 鷲尾議員にお答え申し上げます。 農薬等の影響に関する調査研究と省庁間の連携についてのお尋ねでございました。 遺伝子組み換え作物の生物多様性への影響や、ネオニコチノイド系農薬についてのミツバチ等への影響に関しては、懸念の声があることは十分に承知をしているところでございます。 環境省としては、引き続き、遺伝子組み換え作物や農薬による生物多様性への影響に関する調査研究を推進し、関係府省と連携して必要な対策に取り組んでまいります。(拍手)
○石原国務大臣 一言御挨拶をさせていただきたいと思います。 環境大臣並びに原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣を拝命いたしました石原伸晃でございます。 環境委員会の先生方には、大所高所から御指示、御指導を賜りますように、この場をおかりいたしましてお願いをする次第でございます。 この平成二十五年という年を考えたときに、私は、環境政策にとって二つ大きな意味で正念場ではないかと考えております。 一つ目は、申すまでもございません、震災から一年十カ月が過ぎ、復旧復興の加速化、特に、私も就任以来、福島の地を歩かせていただきまして、福島の復興は除染なくして復興なしと多くの方々からお話をいただいてま……
○石原国務大臣 環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣の石原伸晃です。 第百八十三回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境政策及び原子力防災に関する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 今、環境政策は、東日本大震災からの復旧復興、低炭素社会の創出、安全、安心な生活環境の確保という三つの課題を抱えています。この三つの課題にどのように現実的な答えを見出し、現場で着実に実行に移していくか。この平成二十五年は、環境省の真価が問われる、まさに正念場の年と考えております。 まず、一つ目の柱、震災からの復旧復興について申し上げます。 大臣に就任し……
○石原国務大臣 ただいまうえの委員が御議論いただきました除染と中間貯蔵施設、除染を進めますと、当然廃棄物が出てまいります。これが仮置き場に置かれている。また、仮置き場をつくることができませんと、除染をしたくてもできない。 そんな中で、三町の皆様、双葉の方は新しい町長さんも御誕生になられまして、まだお会いはしておりませんけれども、副大臣がお会いさせていただいた話の中では、調査を受け入れるというようなお話もいただいておりますので、これで、三町がそろって調査を行い、五月の連休ぐらいまでにはしっかりと調査を終了して、第三者が客観的な安全基準、もちろん、委員が御指摘のとおり、地元の方々の御同意なくして……
○石原国務大臣 ただいま土屋委員が、第一次安倍内閣の御自身の環境副大臣としての取り組みと、また、危機意識を持たれたということ、私も当時、幹事長代理あるいは政調会長として、この問題が本当に全世界的にクローズアップされたのを、本当についこの間のことのように覚えております。 しかし、これもまた委員が御指摘されましたように、発災以降、この話題は埋没しがちであるということも、またその一方で事実なんだと思います。 しかし、目を外に転じますと、地球温暖化の影響というものは、アメリカでのハリケーン・カトリーナ、あるいは、昨年十二月に東南アジアの国々、フィリピンあるいは島嶼諸国を襲った巨大台風、あるいは各地……
○石原国務大臣 ただいま藤原委員が御指摘されたとおりでございまして、エネルギー基本計画の議論の進展を見なければなかなか物は進みませんし、もう一点、本年の七月に予定をされております原発の安全基準の策定後の状況、どれだけの原発を稼働するという申請を事業会社が出してくるのかこないのか、こういうものを勘案しながら検討を進めていくことになると承知をしております。 安倍総理からは、十一月のCOP19までに現行の二五%削減目標をゼロベースで見直すようにとの指示を受けておりますので、これまでに新たな計画を策定させていただきたい、こんなふうに認識をしているところでございます。
○石原国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、環境省として、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。
○石原国務大臣 ただいまの委員と部長との議論を聞かせていただいておりまして、廃棄物の形状、性質を問わず、どこから出たのか、例えば一般廃棄物の場合も事業系と家庭系とありますけれども、また、レストランから出たものがコンビニエンスストアのところに捨てられるとか、現実では、法律の区分と違う現状も今起こっているということも明らかになったわけでございます。
これらの問題をどう整理していくのがこれからの廃棄物行政にとって望ましいのかということを、事務方にしっかりと検討させていただきたいと思っております。
【次の発言】 おっしゃるとおりで、現行計画の決定から二年を過ぎましたけれども、現実問題としては線量が下……
○石原国務大臣 ただいま議題となりました特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 フロン類の大気中への排出によりもたらされるオゾン層破壊及び地球温暖化は、地球全体の環境に深刻な影響を及ぼす脅威であり、その対策は人類共通の課題であります。 とりわけ地球温暖化は、現在及び将来における国民の生命、身体、財産の安全を保障するため、そして、国際社会における先進国としての責任を果たすため、国を挙げて全力で取り組むべき喫緊の課題であります。 こうした中で、非常に高い温室効果を持つフロン類の排出量……
○石原国務大臣 詳細については局長並びに副大臣から答弁がありましたが、やはり危機意識が薄いんじゃないかというふうに、議論を聞かせていただいて強く思ったところでございます。 私も、代替フロンを入れなきゃいけないというときのモチベーションの一つに、生方委員が御指摘されたとおり、太陽のもとに出ちゃいけない、かなり全国的にも大騒ぎをしたと思うんですが、いざ法律ができても、業務用等々で空調を使っている人たちに対しては、そういうものの喧伝、また、フロンが地球環境にどれだけの悪影響を与えるのか、そこが十分に伝わっていないということもあって、使用している業者の方々も、率先して危機意識を持たずに放置する、ある……
○石原国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、環境省として、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。
○石原国務大臣 泊まったことも含めて、七回、十日ほど現地に行かせていただいております。
【次の発言】 申すまでもなく、除染は福島復興の大前提でございます。極めて重要な事業、環境省としてもできる限りのことをさせていただく。誠心誠意ということしかないのではないかと思っております。
【次の発言】 空中放射線量については、いろいろな方にお話を地元でお聞きしましても、本当にさまざまな意見があるんだと思っております。
放射性物質の安全性については、除染を行うということのほかに、帰還やインフラ整備、あるいは、それで安全なの、大丈夫なのといったような風評など、多くの分野にかかわる課題であると承知をしていると……
○石原国務大臣 ただいま議題となりました二法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 まず、大気汚染防止法の一部を改正する法律案について申し上げます。 建築物等の解体等に伴う石綿の飛散を防止するため、現在、大気汚染防止法に基づいて、石綿が使用されている建築物等の解体作業等に対して規制措置を講じております。 しかしながら、建築物等に石綿が使用されているかどうかが事前に十分調査されていないため、解体作業等において石綿が飛散したと推測される事例が生じていることや、工事の発注者が石綿の飛散防止措置の必要性を十分に認識しないで施工を求める等により、工事施工者において十分な対応……
○石原国務大臣 専門の江田先生に申すまでもないと思うんですが、環境基本法では、放射性物質による環境汚染を防止するための措置について、原子力基本法等の法律に委ねておったところでございます。 しかし、今委員が御指摘になりましたとおり、東電の福島第一原発の事故によりまして環境汚染が生じたことを契機に、昨年、環境基本法が改正されまして、放射性物質による環境汚染を防止するための措置も環境基本法の対象とさせていただいたという経緯がございます。 本整備法案は、昨年のこの改正を踏まえまして、個別の環境法においても放射性物質を対象とさせていただき、適用除外規定を削除することとさせていただいたところでございま……
○石原国務大臣 この点につきましては、同様な議論がさまざまな委員会でなされているのを私も聞かせていただいております。 私も福島医大は行かせていただきまして、甲状腺の専門の先生あるいは放射線治療の先生方、いろいろお話を聞かせていただいてきたわけでございますけれども、自分たちでぜひ引き続いてやらせていただきたいという熱意が非常に強く、また、施設も充実していると思います。 ですから、これも何度も御答弁させていただいておりますが、国としては、バックアップとして、基金をつくりまして十分な財政的な手当てを行っていく。また、現地の方で、今委員の指摘のような意見が医療関係者の方から出てきたときに、またそう……
○石原国務大臣 ただいま北川委員と政府参考人のやりとりを聞かせていただきまして、まさに委員御指摘のとおり、生物の多様性を守るということは、地球の長い歴史の中で時間をかけて育まれてきた動植物、かけがえのない命のつながりをこれからも次の世代にしっかりと維持していこうということが非常に、私もなるほどなと理解をさせていただいたところでございます。また、これによって、私たちが暮らす、食料とか水とか安定した気候というものをもたらす、実はこの種の保存というものが基盤にあるんじゃないかと認識をしているところでございます。 そしてまた、委員の御指摘のとおり、種の保存法に基づく種の指定の推進の件も含めて、これか……
○石原国務大臣 阪口委員の議論を聞かせていただきまして、一つの見識であるな。 環境省としては、秋野政務官からお話をさせていただきましたとおり、この除染と中間貯蔵施設というのは、コインの裏表の関係にございますので、ともかく地元の方々の御理解を得て、もう間もなくでございますが、中間貯蔵施設のボーリングももう既に始まっておりますので、どこにつくるということが専門家の中でここが適材適地であるということが明らかになった後には、地権者の方々からその土地を買わせていただいて、そこに中間貯蔵施設をつくる。 そんな中で、これも秋野政務官の答弁の中にあったように、帰りたい方、もう帰りたくない、心配だという方が……
○石原国務大臣 ただいま吉田委員が御指摘されました、放射性物質に汚染された農林系の廃棄物、私もいろいろな場所で拝見をさせていただきましたけれども、農家の敷地に置かれていたり、あるいは保管場所に置いてあるんですが、そこに持っていきますと、そこがもういっぱいになりまして、腐敗してにおいがあったり、発火するおそれがある。一日も早く処理をすることが大切だということで、委員御指摘のとおり、福島県鮫川村において、村内の稲わらや牧草などを処理するための焼却炉を環境省が現在建設中でございます。 委員御指摘のとおり、整備に当たりましては、焼却の必要性や施設の安全性について明確に説明、せんだっても住民説明会を開……
○石原国務大臣 鈴木委員にお答えしたいと思います。 行政改革というのは、無駄を省いて効率のいい社会をつくっていく、その一環の中で国の機関を統廃合していくというのは、私は大賛成であります。また、総理も御答弁されましたように、地方の特性を生かすための地方分権、地方分権といいましても権限とお金がなければ絵に描いた餅である、やはり動かせるものは動かしていく。 きょう委員がお配りいただいた表を見せていただきますと、伊豆半島に星があって、これは国立公園の管理事務所だななんて考えたんですが、環境省は国立公園を管理させていただいております。そこで働いていらっしゃるレンジャーと言われる方は、国の役人ですけれ……
○石原国務大臣 大西委員にお答えいたしたいと思います。 除染は、委員も現場を歩かれて御承知のことだと思いますけれども、県民の皆さん方にとりまして、一日も早くふるさとに戻りたい、こういう思いで、今御議論のあったようなことが決してあってはならないことだと思います。 日付がいつかは存じませんけれども、現在でも、雪が降っているところは除染はしておりませんけれども、数百の現場が動いております。また、雪が降っていないところには、この数百がさらに広がった現場で除染作業が行われております。 そして、その除染作業に従事されている方々の八割から九割が地元の福島県民の方々であります。私は、これが委員の御指摘の……
○石原国務大臣 まず、これから幾らかかるかという話でございますが、これは、二十四年、二十五年、今委員が御指摘されましたように、今御審議をいただいている二十四年度の補正予算並びに二十五年度予算、合わせまして一兆五千億が計上されております。 そして、それが達成できるのか達せないのかという御質問だったと思うんですけれども、目標達成に向けて、今は全力で努力をしていくということしか言えないのではないか。また、それをやっていかなければならないという、福島県民の多くの方々の気持ちを体してやっていくということに尽きるんだと思います。 後段は何でございましたでしょうか。(奥野(総)委員「今後幾ら」と呼ぶ)で……
○石原国務大臣 中間貯蔵施設については、専門家である細野委員に私が申すまでもありませんけれども、除染の関係とコインの裏表だと私は考えております。そして、多くの方々が、一日も早く中間貯蔵施設をつくってくれない限り、仮置き場もいっぱいになってきた、仮置き場がいっぱいになってまいりますと除染も進まない、そういうことであるのだと思っております。 そんな中、民主党政権下で、細野委員も御努力をいただき、前大臣の長浜議員も御努力をいただいて、知事の方から昨年の十一月に、中間貯蔵施設の調査をやっていいですよ、こういうお答えをいただき、先週の金曜日ですけれども、調査を行う業者と契約が終わりましたので、速やかに……
○石原国務大臣 ただいま松野委員が御指摘されましたとおりで、福島県では、知事さんの思いもありまして、県が実施主体となりまして、県民の皆様方の健康を長期にわたって見守るための健康管理を行い、そんな中で、二十五年度、来年度でございますけれども、甲状腺がんを発見する等々の甲状腺の検査を行うという計画になっております。 委員の御指摘は、まだ半分であると。これは、御存じのとおり、放射線濃度の高いところ、あるいは、福島、郡山が終わりまして、これからは浜通りの北部、南部、さらに会津というふうな計画になっておりますけれども、福島県でも、既に、予定を前倒しして実施すべく、これはエコーの調査でございますので、会……
○石原国務大臣 もう委員御承知のことだと思いますけれども、福島県では、知事さんの強いお考え、県が主体となりまして、県民の皆様方の健康を長期にわたって見守るための健康管理調査を実施していただいております。国は、それを財政的あるいは技術的にバックアップするということで、七百八十二億円の基金を拠出するなど、取り組んでいるところでございます。 今委員のお尋ねになりました住民の皆様方の被曝線量に関しては、福島県、福島医大を中心に調査していただいておりますけれども、事故後四カ月の外部被曝線量の推計を行っていると承知しております。全県民二百二万人のうち、およそ四十万人についての推計というものが終了しており……
○石原国務大臣 葉梨委員が、懸案となっておりますいわゆる減容化施設、これは特に農業に関係をする稲わらとか堆肥とか、放射性汚染物質を、汚染されてしまったものを焼くこと等によりまして小さくしていく、そのために必要な施設を、今御指摘のとおり、福島県の鮫川村において環境省が建設中ということに端を発した御質問であると認識をさせていただいております。 もう申すまでもありませんけれども、農家の軒先に置かせていただいたり、牧草地の横に置かせていただいたり、時間もたってまいりましたので、それが腐敗したり、乾燥してきたら発火をしたりするおそれがありますので、やはり、中間貯蔵施設に運ぶ前に小さくして、それをコンク……
○石原国務大臣 この問題は、何度も当予算委員会並びに参議院の予算委員会でお話しになられていますが、私の遂行する業務と全く関係ないことでありますし、ただいまの委員の質問は、国民が見ている前で、私が一体何をしていたのか、それだけのことを委員が言われるには、それなりの根拠を持って言われているのであるならば私もお話をさせていただきますけれども、福島の除染についても、あるいは復興についても、何もこの……(発言する者あり)質問者ですか。質問者はどなたなんですか。 そんな話をこの場で延々と繰り返しても、全く生産性がゼロであるということはお話をさせていただきたいと思っております。
○石原国務大臣 西野委員にお答えをさせていただきたいと思います。 航空写真の話というのは、そこでモグラがどう生きているかを見るという話ではなくて、生態系がどうなっているか。森のあるところにしか動物は生息できませんし、あそこは対のヤギがどんどんふえまして、今、数百頭いるんですけれども、これがやはり土壌を食べたり木を食べたりして地形が変わっている。ですから、生態がどういうふうになっているかということを航空写真をもって確認するという話でございます。 専門家の話も聞かせていただいております。どの程度生息しているのか、あるいはその生育状況はどうなっているのか、そういういろいろな専門家の話も聞かせてい……
○石原国務大臣 これも多分、委員御承知の上、御質問されているんだと思うんですけれども、森林の除染よりもまず生活圏の方からやろうということで、平成二十四年、二十五年の二カ年間で除染を行うというふうに決められております。 そうはいいましても、やはり御要望はたくさんあります。しかし、森林だけを除染するというようなことであっては、今委員御指摘のように、福島は本当に森の多いところでございますので、やり方がなかなか定まらない。 やはり、林業と再生するというような形で、今、復興大臣を中心にタスクフォースをつくらせていただきまして、単なる森林だけの除染ではなくて、林業との共生、育成、こういうことも考えて、……
○石原国務大臣 国環研は環境省の所管団体でございますので、私の方から御答弁させていただきますが、いわゆるエコチル調査に必要な経費については、平成二十五年、今委員が御指摘のとおり、二十六億円となっております。
その内訳でございますけれども、およそ二万五千人分の検体の生体分析の経費等々でおよそ十三億円、データ管理のためのシステムの維持管理の経費がおよそ五億円、広報、調査支援等々の経費が四億円などを計上していると承知しております。
【次の発言】 お答えいたします。
国環研の役職員の話でございますが、平成二十五年四月一日におけます役職員数は二百五十七人。退職公務員はおりません。政府からの出向者は三……
○石原国務大臣 環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣の石原伸晃です。 第百八十五回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境政策及び原子力防災に関する私の考え方を申し述べさせていただき、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 まず、震災からの復旧復興について申し上げます。 除染は、申すまでもなく、福島の復興の大前提でございます。県や市町村とよく相談しながら、復興の動きと連携して、除染の加速化を図ってまいります。 また、中間貯蔵施設については、関係自治体等と相談しつつ現地調査を進め、平成二十七年一月を目途として供用を開始できるよう、政府一丸となって全力……
○石原国務大臣 小宮山委員が、県議会議員の時代、また、国会に籍を置かれてからこの問題に熱心に取り組まれている、また、いろいろな会合で御一緒もさせていただいておりますので、大変承知しております。 もう釈迦に説法でございますが、下水道は人口が集中している都市部、驚かれるんですが、私の住んでおります杉並区でも、最後の下水道の整備が平成七年、私が議員になって五年目にやっと終わったというようなことでございまして、その一方で、浄化槽は分散型の汚水処理施設でございますから、今委員の御開陳の中にございましたとおり、人口が集中していない地域でも比較的安くでき上がる。 そしてまた、私も、あの震災、行かせていた……
○石原国務大臣 あくまで報道ベースで、私も新聞を拝見いたしましたが、この記事の根本は官房長官の講演によるところが大きいと思いますけれども、政府の中で今正式に、原賠法等々を見直す、こういうような動きはまだございません。 その一方で、総理が、前面に出ていく、これは汚染水の話でございますけれども、汚染水の問題で、総理が明確に国会等々でも、前面に出てこの問題の解決に当たっていくという強い決意を示されておりますので、きょうは規制庁の委員長もおいででございますので、規制庁としてどのような尽力がなされているのかという点につきましては、規制委員会の方にお尋ねをいただければと存ずる次第でございます。
○石原国務大臣 ただいま田中委員長の方から、国民の期待にしっかり応えていくというようなお話がございました。 私もまさに同意見でございまして、専門性が高まり、それによりまして、原子力の安全確保に向けて、国民の皆さん方が、規制官庁がしっかりしているから大丈夫だね、こういうふうに思われることがやはり一番肝要だと思いますし、これももう既に御答弁の中にありましたが、国会事故調の指摘の中で、とりこになっているという言葉が書いてあります。規制する側と利用を推進する側が一つのところにあって、それによって、専門性もなく、電力側の言いなりになっていたということはやはり否めない、そういう報告が事故調の中で示されて……
○石原国務大臣 十一月十一日から二十三日までの間、気候変動枠組み条約第十九回締約国会議及び京都議定書第九回締約国会合がポーランド・ワルシャワで開催され、私が出席してまいりました。この会議の結果について御報告いたします。 IPCCが九月に公表した報告書は、人間の経済社会活動により地球温暖化が進行していると明白に示しました。先日の台風三十号によるフィリピンでの被害も記憶に新しいところです。私は、改めて世界全体で地球温暖化対策を一層強化しなければならないという決意を持って会議に臨みました。 私は、会議期間中、全ての国が参加する公平かつ実効性ある二〇二〇年以降の新たな国際枠組みについて、交渉を前進……
○石原国務大臣 ただいま福田委員が御提示された内容につきまして、私、ちょうどCOP19の会議でワルシャワにいるとき聞いたわけでございますが、そこでも同じような質問が出ましたが、そういう事実はございません。
【次の発言】 残念ながら、いまだそういう計画は持ち合わせておりません。
○石原国務大臣 環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣の石原伸晃です。 第百八十六回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境政策及び原子力防災に関する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 まず、東日本大震災からの復旧復興について申し上げます。 東日本大震災の発生から、この三月で三年を迎えます。環境省は、この三年という期間を一つの目安として災害廃棄物の処理や除染に全力を挙げてきました。私自身も、平成二十四年十二月の就任以来、被災地の皆様の思いを直接伺い、ともに取り組んでいくことが大切という考えから、地元の役場や除染の現場だけではなく、ふく……
○石原国務大臣 ただいま吉田委員が御指摘されました福島県知事からの申し入れ、ちょっと整理をさせていただきたいと思うのでございますが、二月十二日においでになりまして、私と復興大臣、あるいは井上副大臣とともにお話を聞かせていただきました。 その主な内容は二点だと思うんですけれども、当省が示した全体の面積は変えないで、中間貯蔵施設を立地町であるところの双葉町、大熊町に集約するように、また、そのかわりと言ってはなんでございますけれども、エコテック関連の固型化施設は楢葉町に配置する方向で再検討していただきたい、こういう内容であったと思います。 私からは、当日、このように御発言をさせていただきました。……
○石原国務大臣 ただいま議題となりました放射線を発散させて人の生命等に危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 平成十七年に、核物質及び原子力施設の防護に関する国際的な取り組みを強化するため、核物質の防護に関する条約の改正が採択されました。これを発効させるため、平成二十四年の第二回核セキュリティーサミットにおいて、締約国は平成二十六年までに核物質の防護に関する条約の改正を締結するための手続を加速化することが強く要請されています。 本法律案は、こうした国際的要請を踏まえ、核物質の防護に関する条約の改正内容を……
○石原国務大臣 ただいま田中委員が、一九九〇年代のソビエトの崩壊、東欧社会の混乱に乗じて核テロのおそれが高まったと。こういうものを受けまして、今委員が御指摘をされました核物質の防護に関する条約、これを整備していこう。しかし、残念ながら、発効に必要な九十九カ国のうち、まだそこに至っておりませんし、今回御審議をお願いしております放射線発散処罰法の改正案というものは、この条約を担保する上で必要となる法制上の措置を講ずるもので、一日も早い成立が望まれるところでございます。 これもまた田中委員が御指摘をされましたけれども、二〇〇五年のIAEAにおきまして、国際的な取り組みを原子力施設、核物質等々に強化……
○石原国務大臣 濱村委員がワシントンに行かれて、GLOBE、私もメンバーの一人でございますが、そこで世界各国の方々と、日本の置かれている現状、そして日本の取り組みについてお話をいただいたということは、我が国にとりまして、環境行政をつかさどる者として、本当に感謝を申し上げたいと思います。 委員が冒頭おっしゃいましたとおり、二五と三・八を単純に比べたら、それは小学生でも、何だ、二五から三・八かという話になると思うんですね。しかし、私は、その二五という数字を打ち出した政権のときの積み上げをいろいろ聞いたんですけれども、十分に省庁間で話ができた数字ではないんですね。 一つ例をとりますと、原発は五割……
○石原国務大臣 やはり、盛山先生が最後に御開陳をされたところが今法律案の一番中心だと私は思います。 自然に人間が生かされているということを人間は忘れちゃいけませんし、幾ら管理ということを新しい法体系の中に入れるとしても、やはりその管理を行っていく上で基本となるものを私たちは見失ってはいけない。 この御討議の中の冒頭に盛山委員が御発言されました生物多様性基本法、これはたしか議員立法で、盛山委員も中心になって、平成二十年ぐらいでございましたか、取りまとめられたものと承知しておりますけれども、ここでの考え方、やはりこういうものを基本にしていかなければならないと思います。 種の保存というものがし……
○石原国務大臣 ただいま北川副大臣から詳細について御答弁させていただきましたが、委員御指摘のとおり、一過性のものでなくて、やはり種の保存ということが環境省の主題、目的でありますし、その一環として、他の生態系に影響を及ぼしている悪影響の部分を取り除く、それをしっかりと見守っていく人材の必要性というものは痛感しておりますので、検討させていただきたいと思います。
【次の発言】 当委員会でこの議論が行われたことを大変興味深く実は拝聴しておりました。
成功例としては、イエローストーンの公園の話。ただ、これも、導入にかなりの時間を要し、しかも、地元の方々との調整等々にも本当に時間がかかっている。また、日……
○石原国務大臣 ただいま斉藤委員が御指摘されましたとおり、この案件については、事故当時の状況をできる限り詳細に、隠すことなく、包み隠さずお話しいただくために、原則として非公開を前提に、ヒアリングをされた方々の同意をもとに行われたものでございます。その上では、斉藤委員が前半おっしゃられたとおり、ヒアリング記録というのは不開示の扱いであるんだと思います。 しかし、これも委員がおっしゃられましたとおり、本人の同意があれば、かなり貴重な記録だと私も思います、第三者の権利利益や国の安全に関する部分を除きまして開示するということは、官房長官が申しているとおり、問題はないんだと思います。 七百七十二人の……
○石原国務大臣 私といたしましては、現地を何度か訪ねさせていただき、また、親子二代でこのような職責を全うさせていただいている中で、委員の御指摘のとおり、この問題は過去の問題とは思っておりません。現に多くの方々が苦しんでいられるということは事実でございますし、私の役所としての仕事というものは、こういう方々が安心して暮らせる社会を実現していく、そのことに尽きるのではないかと思っております。 なお、総理の御発言に言及がございました。総理御自身も、水俣病の発生後に我が国が水銀リスクを大きく減らしてきた、水俣の人々がみずから環境先進地域を目指し、努力してきたことを踏まえてこの表現を使った、そういうふう……
○石原国務大臣 原子力規制委員会は、原子力利用における推進と規制を分離するため、専門的知見に基づき、中立公正な立場で独立して職権を行使する組織として、平成二十四年に設置されたところであります。今後とも、原子力規制委員会がその職務を全うできるよう、しっかりとサポートしてまいります。 また、再生可能エネルギーについては、環境省においても導入に対する支援を行うとともに、浮体式洋上風力、地熱発電や蓄電池の技術開発や実証などに取り組んできたところです。 決議を踏まえ、今後は、潮流発電の実証や離島における再生可能エネルギーの導入など、取り組みをさらに強化してまいります。
○石原国務大臣 委員御存じのことだと思いますが、福島第一の教訓等々、あるいはIAEAの定める防護措置の枠組み等を踏まえまして、一挙に全員が急いで逃げるというような形にはなっておりません。 原子力規制委員会が作成いたしました原子力災害対策指針に定める基準に基づきまして、今委員が御指摘されましたように、原子炉の運転中に原子炉への全ての給水機能が喪失した場合において、全ての非常用の炉心冷却装置による注水ができない場合、あるいは、全ての非常用発電機から電力供給が停止して五分以上継続した場合などには、全面緊急事態と判断して、原発の周辺おおむね五キロメートルの住民の避難を行います。 また、これも福島第……
○石原国務大臣 林委員が御指摘になりました指定廃棄物の最終処分問題というのは、非常に重要な案件であると認識しております。ですからこそ、一貫して政治レベルで対応させていただいてまいりました。 平成二十四年、一昨年でございますけれども、十二月の政権交代の後、新体制ができまして、井上副大臣、そして前政務官であります秋野先生、また今は浮島政務官、この皆様方と一緒になって、何でここまで、また委員が御懸念されているように、こんなにこじれてしまったのか、まずその検証作業から入らせていただきました。 その結果、やはり自治体の皆様方の意見を十分に酌み取る、そういうプロセスというものをつくっていかない限り、井……
○石原国務大臣 最終処分については、非常に重要な問題であると私ども認識しております。 また、総理も当委員会等々で昨年来御答弁されておりますとおり、まず、中間貯蔵施設、仮置き場等々に山積した、除染によって出たものを保管していただくところをつくっていただく。私ども、決して上から目線というようなこともございませんし、ともかく、時系列を持って、物には一つ一つ順番を持って取り組ませていただく。 それも、地元の皆さん方に御説明をさせていただく機会を得て、議会で、あるいは住民の方に説明をさせていただいて、御納得がいかない限りそちらに中間貯蔵施設というものはできないわけでございますので、ともかく、中間貯蔵……
○石原国務大臣 平成二十一年度環境省主管一般会計歳入決算並びに環境省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳入決算について申し上げます。 歳入予算額は五十二億三千百三十六万円余、これに対しまして、収納済み歳入額は五十二億五千百九十四万円余、歳入予算額と収納済み歳入額との差は二千五十七万円余の増加となっております。 次に、一般会計歳出決算について申し上げます。 当初予算額は二千百六十二億八千六百三十万円余でありましたが、これに予算補正追加額三千百五十三億四千二十万円余、予算補正修正減少額七十八億二千四百五十九万円余、予……
○石原国務大臣 平成二十五年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明いたします。 まず、予算の基礎となっている環境政策の基本的な考え方について御説明いたします。 今、環境省は、東日本大震災からの復旧復興、低炭素社会の創出、安全、安心な生活環境の確保という三つの課題を抱えております。この三つの課題にどのように現実的な答えを見出し、現場で着実に実行に移していくか。この平成二十五年度は、環境省の真価が問われる、まさに正念場の年と考えております。 一つ目の柱、震災からの復旧復興については、まず、福島復興の大前提となる除染を加速化するとともに、除染を進めるために必要不可欠……
○石原国務大臣 一元化して、防災担当でございますので。
委員の御指摘のとおり、また、SPEEDIが有効に使われなかったということは、私も野党時代、歯がゆい思いをしておりましたので、以後、こういうことのないようにさせていただきたいと考えております。
【次の発言】 アスベストによりまして多くの被害を受けていらっしゃる方々には、本当に当時は、こんな先駆的なものはないということでこのアスベストが使われたという歴史をしっかりと私どもは認識してまいらなければならないと基本的には考えております。
そんな中で、もう御承知のとおり、労災制度は、事業主がそこで働く労働者の健康被害を補償するために掛金を積んでい……
○石原国務大臣 平成二十六年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明いたします。 まず、予算の基礎となっている環境政策の基本的な考え方について御説明いたします。 東日本大震災の発生から、この三月で三年を迎えます。除染については、今後とも、復興の動きと連携し、加速化、円滑化のための施策を総動員して事業を実施します。除染を進めるために必要不可欠な中間貯蔵施設の整備や、汚染廃棄物を処分するための処分場の確保についても、政府一丸となって全力を尽くします。また、災害廃棄物の処理、住民の健康管理対策を着実に進めます。さらに、三陸復興国立公園やみちのく潮風トレイルを整備いたしま……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。