このページでは金田誠一衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。
まず、被害に遭われた多くの方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。
今回の食中毒事故につきましては、その規模においても、また雪印というトップメーカーが引き起こしたということからも、考えられないような事故であったと思います。それだけに原因をきちんと解明して再発防止策を講ずる必要があると思うわけでございまして、そういう観点から質問をさせていただきたいと思います。
まず第一点目でございますが、このたびの食中毒事故におきまして、発症者数は最終的に何人になりましたでしょうか。
【次の発言】 大変な数に上っていると思うわけでございますが、この件……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。
この薬害クロイツフェルト・ヤコブ病は、文字どおり薬害でございます。厚生省が一九七三年に輸入承認をしたヒト乾燥硬膜ライオデュラに起因するものであり、厚生省の責任は極めて重いと私は思います。もちろん、B・ブラウン社あるいは日本ビー・エス・エスの責任は免れるものではないわけでございますけれども、厚生省の責任もこれまた免れるものではない、こう思います。
そこで伺うわけでございますが、厚生省は本件について被害者や遺族の方々に公式に謝罪をしたことはおありでしょうか。
【次の発言】 謝罪をしたことがあるかどうかということをお尋ねしたわけでございますが、る……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 大臣にお伺いをいたします。 医療保険制度の抜本改革はなぜできないのか、これが大臣にお尋ねをしようとする私の主要なテーマでございます。私は、そのなぜできないのかという理由は、これから述べる四つの問題点に起因する、こう考えております。 まず、第一の問題でございます。 最近の経過をたどれば、平成九年、政管健保が財政危機に陥る状況の中で、健保法等の一部改正が行われたわけでございます。その内容は、御承知のとおりでございますけれども、第一に被用者本人の二割負担、第二に薬剤一部負担の導入、第三に保険料率の引き上げなどでございまして、いずれも国民に多大……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。きょうは早朝から御苦労さまでございます。 まず第一点目は、我が国の社会保障制度が既に信用を喪失している、このことについてお尋ねをしたいと思います。 若者の多くは、自分が高齢者になったときは年金制度は崩壊している、こう考えて年金離れが進んでいるわけでございます。その一方で、高齢者の方々も、医療、年金、介護、ともにこの先どうなるかわからない、こういう考えから貯蓄に走らざるを得ないわけでございます。こうした状況下にあっては、個人消費は落ち込むばかりであって、景気回復の足を引っ張っているところでございます。このような社会保障制度の信用喪失は、先進諸外……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 まず、基本的なことからお聞きをしたいと思うわけでございますが、本来、この企業年金法は、確定給付企業年金法という名称ではなくて、企業年金基本法というものであったはずでございます。今日まで求められてきたのは企業年金に関する包括的な基本法ということで、議論が積み重ねられてきたと理解をいたしております。その議論の中には、ただ単に年金だけではなくて、退職給付全体を包括的に規制すべきである、こういうもっと幅の広い意見まで出されてきた。 こういう流れの中で今日まで来たものが、ここに来て企業年金基本法、この基本という字が消えてしまった、全く別のものになって……
○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。 坂口大臣には、再任まことにおめでとうございます。両副大臣におかれましても、まことにおめでとうございます。今後ともよろしくお願いを申し上げます。 まず、ハンセン病問題の全面解決についてお尋ねをしたいと思います。 去る五月十一日、熊本地方裁判所におきまして、ハンセン病国賠訴訟の画期的な判決がございました。私は、この裁判史上に残る判決を、熊本地裁の法廷の中で同僚議員とともに聞いたところでございます。そのときは、体が震える思いでございました。日本にもまだ正義が残っていたと、本当に救われる思いでございました。原告の皆様はもとより……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 今し方入りました情報によりますと、きょうの四時から、総理がハンセン病の患者さん、弁護団、代表の方にお会いをするというふうに伺いました。四時からわずか十分程度ということで、非常に短い時間であることは気にかかるわけでございますけれども、まずはそういう会見が実現をしたということは、坂口大臣の御尽力もあってのことと思うわけでございまして、感謝を申し上げる次第でございます。 私は、直接こうした方々にお会いをしてその話をお聞きすれば、人間であれば一審で下された判決を当然認めることになる、控訴するなどという気持ちは到底起こり得ようがないと思っておりまして……
○金田(誠)委員 おはようございます。金田誠一でございます。 私も、さきの大島議員同様に、大臣にまずはお礼を申し上げてから質問すべきところでございますけれども、実はきょうは確認質問ということになっておりまして、時間がまた限られてございまして、その仕事の方を先に済ませて、それから改めてお礼を申し上げさせていただきたい、こう思うところでございます。 まず、給付の引き下げについてでございます。 給付引き下げなど受給者にとって不利益な変更は、確定給付年金である以上は原則としてあってはならないことであり、そのために法案にはさまざまな仕組みが設けられている、こう思うわけでございます、したがって確定給……
○金田(誠)委員 おはようございます。民主党、金田誠一でございます。 まず、総理大臣談話及び政府声明についてお尋ねをしたいと思います。 五月の二十三日に、ハンセン病国賠訴訟について小泉総理が控訴断念の決断をされたわけでございますが、このことは我が国裁判史上に残る快挙であった、私は率直にこう思うところでございます。これは、国民が国家権力に対して勝利をした、正義が勝ったという瞬間だと思います。その場に立ち会うことができて、本当に個人的にも喜びをかみしめているところでございます。これによって判決は確定をして、法的責任も明らかになりました。これがすべてである、判決が確定し、法的責任も明らかになった……
○金田(誠)委員 大臣、本会議に引き続きまして、お疲れさまでございます。本題に入ります前に、去る六月一日の大阪地裁判決について質問をいたします。 在外被爆者の援護法の適用を求める裁判ということでございますが、原告全面勝訴の極めて明確な判決が出されたわけでございます。これを受けて、ハンセン病訴訟と同様に、大阪法務局長から厚生労働省の健康局長あてに、本判決に対する上訴の要否及びその理由を本月六日までに回答願います、このような通知が来ているところでございます。 これについて、坂口厚生大臣は、控訴しない旨を直ちに回答すべきものと考えるわけでございます。控訴期限は判決から二週間、来週金曜日というふう……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。あらかじめ申し上げてあった質問と多少順序が狂ったり、一部飛ばしたりというものがございますので、お許しをいただいて、順次質問させていただきたいと思います。 熊本訴訟の原告番号二十五番という方がいらっしゃいます。この方は本年三月二十五日、宮古南静園、沖縄でございますけれども、ここに在園のまま死亡されてございます。判決では、沖縄の本土復帰前の入所期間が算定されていない関係で、立法による補償よりも四百万円ほど少ない損害額が認定されております。ところが、この原告は他の死亡者とは異なり、判決確定による既判力のため、司法上の手続を利用することは困難でございま……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 まず、公的年金の一元化、こういうテーマで質問をさせていただきたいと思います。 このたびの農林年金の厚生年金への統合は、公的年金制度の一元化の一環として行われるもの、こうされているわけでございます。 しかし、一元化懇の報告あるいは閣議決定、いろいろ読ませていただいたわけでございますが、これらを読みましても、これから先、どういうプロセスで一元化が達成されるのか、非常に理解するのが難しい、こういう文書内容になっているわけでございます。事が事だけに、それぞれ利害が絡むということはよく承知をするわけでございますけれども、それにしても、政治的な妥協の……
○金田(誠)議員 民主党の金田誠一でございます。 民主党・無所属クラブ、日本共産党及び社会民主党・市民連合が共同で提出しました特定非営利活動の促進のための地方税法の一部を改正する法律案につき、提出者を代表して、その趣旨を御説明いたします。 本法律案は、三年前に全会一致で成立した特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法について両院で付されました、税制等を含めた制度の見直しについて施行後二年以内に結論を得るとの趣旨の決議に基づき、ますます重要性が増しているNPOの活動を税制面から促進するため、財務金融委員会で審議されております特定非営利活動の促進のための法人税法等の一部を改正する法律案とあわせ提……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。おはようございます。 まず、インフルエンザワクチンの有効性、こういう観点から質問をさせていただきます。 平成六年、一九九四年の予防接種法の改正で、インフルエンザの予防接種は、子供に対する集団接種であったものが、この時点から取りやめになったということでございます。 私自身、この理由を調査しましたところ、一九八〇年にはアメリカCDCの調査団が来日をして、有効性は認められないという報告書が出た。あるいは、一九八〇年から八六年にかけては、有名な前橋データというものが調査、公表されてきている。あるいは、かなりの副作用があり社会問題化した。こんな背景が……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 質問通告に従いまして、順次質問をさせていただきたいと思います。 まず、基本的な考え方についてでございますが、今回の法改正、わずか三項目にとどまっているわけでございます。その三項目の中にも、非常に問題を含んだ一項目が含まれているということでございます。 さきに成立をしました補正予算、これにつきましても、見るべきものがないというのが率直な私の感想でございます。失業率がかつての二倍に上昇する中で、政府の発想は、かつての低失業時代と全く変わっていない、こう考えざるを得ないわけでございます。 まず、その中身としては、セーフティーネットの規模が余り……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 尾身大臣には、御活躍で何よりのことと思います。大変お久しぶりでございます。 私は、きょうは新石垣空港の問題点について質問をさせていただきます。 実は、昨年九月でございますが、公共事業チェック議員の会というのがございますが、この調査団に参加をして沖縄に行ってまいりました。 視察をしたのは新石垣空港の予定地、カラ岳を少し登って予定地全体を見渡しまして、サンゴの海の海岸を歩いてまいりました。泡瀬干潟は国際リゾート拠点として埋め立てが予定をされていましたが、行ったときはちょうど干潮でございまして、サンダル履きで入ることができました。ミナミコメツ……
○金田(誠)議員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。 ただいま議題となりました自然エネルギー発電促進法案につきまして、提出者を代表して、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。 二十一世紀最大の環境問題である地球温暖化を防止するために、化石燃料の使用を抑制し、クリーンで再生可能な自然エネルギーを大幅に導入することが強く求められています。 風力発電を例にとれば、昨年末に世界全体で二千三百万キロワットを超え、この一年間だけで五百五十万キロワット、三割以上も成長しました。 一方、我が国においては、風力発電はここ数年は倍増ペースが続いているものの、それでも世界全体のわずか一……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 年金に関連をしまして、二項目にわたって質問させていただきたいと思います。 まず一点目でございますが、国民年金法、厚生年金法を初め各年金制度には、年金額の自動改定、こういう条項があるわけでございます。物価スライドと通常言われている条項でございます。 しかし、今回の法案の提案理由説明によれば、現下の経済情勢にかんがみ据え置くということになっているわけでございまして、今回の措置で三年連続となるわけでございます。 これでは、実質的には、物価の低下に関しては自動改定条項は空文化をしたと言ってもいいと思うわけでございますけれども、この空文化した理由……
○金田(誠)議員 金田誠一でございます。 五十嵐議員には、介助犬議連の中でも大変御熱心に法案策定に御参加をいただきまして、かねて敬意を表していたところでございますが、その背景にはただいま御発言のような体験があったということで、感慨深く承った次第でございます。御指摘のとおりだと思いまして、これからは障害者の社会参画、あわせて犬とともに生きることのできる社会、こういうことが我が国としても目指すべき方向である、このように考えるところでございます。 そこで、御指摘の点でございますが、身体障害者補助犬の訓練を目的とする法人と研究を目的とする法人、この双方を指定法人となり得るということで規定をした理由……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。大臣、きょうは大変長丁場で、御苦労さまでございます。 まず第一点でございますが、第三種郵便、第四種郵便、この廃止の問題についてお尋ねをいたします。 総務省は第三種郵便と第四種郵便の割引制度を来年度から原則廃止する方針を固めた、このように一たんは伝えられておりました。きょうの報道では、第三種、第四種は一応存続ということになったようでございますが、新しく今度は公社に移行するわけでございますが、料金水準はこの公社が決められるようにしたいということも報道をされているところでございます。諸外国ではNPO法人にまで広く郵便料金の割引制度が存在している、こ……
○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。 私は、今回は、医療保険制度の抜本改革とは何か、小泉さん流に言わせますと医療保険制度の構造改革とは何か、こういう観点で質問をさせていただきたいと思います。 まず第一点目は、我が国における構造改革の方向についてでございます。小泉総理は、聖域なき構造改革とか、改革なくして成長なしというようなことをいつも言っておられるわけでございますが、改革には二つの方向がある、私なりにそう考えております。一つは、アメリカ型とでも申しましょうか、市場原理最優先の成長志向、結果として経済大国あるいは軍事大国という形にアメリカはなっていると思います……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。前回、五月八日に質問をさせていただきましたが、それに引き続いて、今回、再度質問をさせていただきたいと思います。 まず、前回申し上げましたことをかいつまんで整理をさせていただきたいと思います。 総論として、我が国における構造改革の方向について、小泉総理や竹中平蔵大臣の進めている改革は、新保守主義の考え方により市場原理最優先のアメリカ型を目指すものである。しかし、この考え方は、ヨーロッパでは既に清算された時代おくれの路線であり、日本人の国民性からしても、本来目指すべき方向は生活の質に重点を置いたヨーロッパ型生活大国への道である、このように主張をい……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。前回に引き続きまして、質問をさせていただきます。 過去二回の質問におきましては、次のような提言をしながら質問をしてまいったところでございます。 第一は、いわゆる突き抜け方式、継続加入方式の採用ということでございます。第二は、保険者間のリスク構造調整の導入ということでございます。三点目は、マネージドコンペティション、これを導入すべきだということ。四点目は、保険者の再編成と民営化。そして五点目が、患者自己負担のあり方。こういうことで質問をさせていただいたところでございます。 前回、この患者自己負担のあり方という点の途中まで質問をいたしました。こ……
○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。医療保険制度の構造改革について、引き続き質問をさせていただきます。 きょうの第一点目は、社会保険の中の税の役割についてということでございます。 前回の質問では、時間切れで中途半端になってしまいました。また、必ずしも質問の趣旨に沿った答弁をいただけなかったな、こう思っております。前回に引き続き質問をいたしますが、私の考え方を否定するにしても肯定するにしても、厚生労働省の考え方をぜひ明確にお答えいただきたい、このことをまず御要望申し上げたいと思います。 世界的に見ても、高齢者医療を独立方式で行っている例はアメリカのメディケア……
○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。 質問通告に基づきまして順次質問をさせていただきたいと思います。 まず、残留農薬基準についてということで質問をいたします。 今回は中国産の冷凍ホウレンソウが問題になったわけでございますが、それはクロルピリホスの残留基準がたまたま〇・〇一ppmという低い数値であったからでございます。同じ有機燐系農薬で、クロルピリホスより毒性が強いにもかかわらず残留基準が高いフェニトロチオン、これは厚生省の呼び名でございまして、農水省ではスミチオンと言っているそうでございます、あるいはまたMEPという呼び方もあるようでございますけれども、以……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 大臣、お疲れさまでございます。通告に基づきまして、順次質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、採血及び供血あつせん業取締法の一部改正、これについて質問をいたします。 その第一点は、公正の確保及び透明性の向上ということでございます。 今回の改正によりまして、第三条「基本理念」の第四項に、「公正の確保及び透明性の向上が図られるよう努めなければならない。」という規定が入ることになりました。法律にうたうまでもなく、もう当然の理念だと思うわけでございます。 そこで疑問に思うことは、今回の法改正に当たり、何度か説明を受けました、ヒアリン……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 まず第一点目は、普天間代替施設の使用期限についてお尋ねをしたいと思います。 先般、沖縄県知事選挙におきまして、稲嶺知事が再選されたわけでございますが、知事は選挙に当たって、米軍普天間飛行場の代替施設に十五年の使用期限を設けることを公約されたと聞いております。過去六十年近くにわたり米軍基地のもとに置かれてきた沖縄の実情を考えれば、この公約は、まさに沖縄の心そのものであると考えます。 しかし、報道によれば、「外務省幹部は「稲嶺知事が基地問題を訴え続けなければいけない事情は、米側もよく知っている。みんなで「ニセ歌舞伎」を演じるしかない」と言い切……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 坂口大臣には再任おめでとうございます。また、木村、鴨下両副大臣には、御就任まことにおめでとうございます。これから医療保険あるいは年金等、正念場を迎えるわけでございます。期待をいたしておりますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 とりわけ、敵は小泉さん、さらに竹中さんでございます。言いかえれば、財務省でございます。緊縮財政一辺倒、さらに、新保守主義というんでしょうか、こういう考え方に基づいた政策が次から次、打ち出されてきて、その標的にされているのが厚生労働省でございます。今国会でも、仄聞しますと、児童扶養手当の削減あるいは打ち切りなどが……
○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。
まず第一点目でございますが、児童扶養手当の削減についてお尋ねをしたいと思います。
この件につきましては、法改正に先立って政令が改正されまして、この八月から児童扶養手当が削減されているところでございます。これによる削減額は、国費ベース、事業費ベースで、平成十四年度、十五年度、それぞれどのような金額になりますでしょうか。お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 先般来の審議の中でも、母子世帯、大変厳しい状況に置かれているということが明らかになっていると思うわけでございますが、こういう中で、児童扶養手当を総額で削減するとい……
○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。 きょうは、雇用問題を中心とした一般質疑ということでございますので、まず初めに、歯科技工士のじん肺対策、これについて質問をいたします。 この件につきましては、前回十一月一日の一般質疑で取り上げる予定でおりましたところ、時間の関係で積み残してしまいました。改めて質問をしたいと思います。 昨年、北海道保健福祉部が実施した歯科技工士の肺機能障害者の実態調査によれば、受診者九十七名中、じん肺所見分類、PR1というんでしょうか、六分類中最軽度ということだそうでございますが、この分類に該当するもの十三例、率にして一三%あったと聞いて……
○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。ちょっと風邪ぎみでございまして、聞き取りにくいかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。 まず第一点目は、賃金職員の雇用についてお尋ねをしたいと思います。 国立病院・療養所の独立行政法人移行に関して最大の課題は、いわゆる賃金職員、この方々の雇用の継続確保、この問題であると考えるわけでございます。 いわゆる賃金職員は、病院運営上も必要不可欠な人材であるにもかかわらず、国家公務員の総定員法の枠によって正規職員として採用されず、形式的には期限つき任用とされてきたところでございます。しかし、その実態は、看護職など医療職(……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 大臣、本題に入る前に、先ほども質問があったと思うわけでございますが、在外被爆者郭さんの件について前段ちょっと質問させていただきたいと思います。 去る十二月五日、在外被爆者郭貴勲さんに対する被爆者援護法の適用をめぐって争われていた控訴審の判決が大阪高裁で言い渡されたわけでございます。判決理由要旨を読ませていただきました。全面的な原告勝訴、国側の敗訴でございます。判決文の中に、「「被爆者はどこにいても被爆者」という事実を直視せざるを得ない」ここまで明記されたわけでございまして、このことは極めて重いと思うわけでございます。 もはやこれ以上解決を……
○金田(誠)委員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。 まず第一点目は、去る七月十二日の連合審査の私の質問に際しての積み残し事項について、引き続き質問をしたいと思います。 このとき要求した資料を昨日ちょうだいをいたしました。七月からですから、五カ月ほどたったんだなと思っておりまして、大変お手数をおかけしましたこと、恐縮に存じます。この程度のものが五カ月もかかるのか、不思議に思いつつ受け取った次第でございます。 この資料を拝見しますと、平成八年から十二年の五年間の累計で、対象者総数二千三十七、うち殺人等の重大な他害行為の前科前歴のある者二百四十、一一・七八%となってございます……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 私は、新石垣空港の問題点について質問をいたします。 この件につきましては、昨年四月と十一月の二回にわたって質問をしてまいりました。質問の趣旨は、現在進められているカラ岳陸上案が強行されれば、白保のサンゴ礁に取り返しのつかない影響が出るのではないかということでございます。そうした観点から、白保海域を含む石垣島東海岸を西表国立公園に編入すること、さらに、白保海域を世界遺産に登録することを提唱してまいりました。 報道によれば、五月に第四回世界自然遺産に関する検討会が開催され、トカラ列島以南の琉球諸島を含む三地域が世界自然遺産の国内候補地に決まっ……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 初めてこちらの委員会に配属になりましたので、よろしくどうぞお願いいたします。 まず、谷垣大臣にお尋ねをしたいと思います。 この産業再生機構法案については、識者の間でも意見が分かれているというふうに思います。本法案を肯定的に評価する意見もあれば、日本は社会主義国ではないのだから市場原理に任せるべきだと、全く相反する意見もあると思います。また、産業再生に政府の関与を認める立場からであっても、本法案に対しては多くの問題点を指摘するという意見もあるわけでございまして、私自身としては、現在のところ、この第三の立場、こういう立場だと思います。そういう……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 まず一点目は、電力自由化と再生可能エネルギーの両立についてという観点で質問させていただきます。 我が国における再生可能エネルギー、例えば風力、太陽光、バイオマス等でございますが、この導入は諸外国に比較して著しく立ちおくれている、こう思います。 ところが、本年度からスタートしたいわゆるRPS方式、これでは、再生可能エネルギーの導入を結果として抑制してしまうということになっているわけでございます。例えば、私は北海道でございますけれども、北電の場合は、八万キロワットの一般向け公募をいたしました。しかし、これに応募をした方々は六十五万キロワットも……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 本題に入る前に、東京電力の夏に向けた需給対策について、若干質問させていただきたいと思います。 経済産業省の関東圏電力需給対策本部決定という平成十五年五月八日付の資料をいただいております。この資料でございますけれども、これによれば、「過去の実績を踏まえると、節電への対応が遅れ、酷暑となったときには、六千四百五十万キロワットの需要が想定される。」こうございます。しかし、その過去の実績では、六千万キロワットを超えたのは二年だけではないでしょうか。去年、二〇〇二年が六千三百二十万キロワット、おととし、二〇〇一年が六千四百三十万キロワット、あとはすべ……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 きょうは下請関連三法でございますけれども、これと関連をいたしまして、私は、フランチャイズ契約、この問題点について、とりわけコンビニ店の問題について質問をしたいと思います。 フランチャイズ契約は、奴隷の契約とさえ呼ばれるほど多くの問題点を含んでおり、下請契約の比ではございません。私は、以前からこの点を指摘して、経済産業大臣あるいは公取の委員長に対して、フランチャイズ契約のルールを定める仮称フランチャイズ新法の制定を求めてきたところでございます。にもかかわらず、今回も下請関連の法改正のみであって、フランチャイズについては全く無視されている状態で……
○金田(誠)分科員 おはようございます。民主党の金田誠一でございます。私は、フランチャイズシステム、とりわけコンビニエンスストアの問題について公取に質問をさせていただきます。 まず、コンビニに係るフランチャイズシステムの問題点をどう認識しているかという点でございます。手元に、昨年十一月に発行されましたブックレットがあるわけでございます。「コンビニ・フランチャイズはどこへ行く」「「地獄の商法」?適正化への法規制が必要だ」という副題がついてございます。このブックレットの冒頭に、一九九七年から九八年の経済関係誌のタイトルが紹介をされております。 「絶好調コンビニの病巣」日経ビジネス、「年中無休で……
○金田(誠)分科員 大臣、御苦労さまでございます。民主党の金田誠一でございます。 きょうは、フランチャイズシステム、とりわけコンビニエンスストアの問題点について質問をいたしたいと思います。 まず、フランチャイズにおけるコンビニの問題、どのように認識しておられるかということについてお尋ねをしたいと思うわけでございます。 ここにブックレットがございます。「コンビニフランチャイズはどこへ行く 「地獄の商法」? 適正化への法規制が必要だ」というブックレットでございますが、それぞれ大学の先生方の書かれたしっかりした内容だと思っております。こういう薄いものですから、時間がございましたら、ぱらぱらとで……
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。おはようございます。 本題に入る前に、厚生労働大臣にお伺いをしたいと思います。昨日の参議院で指摘をされました、宮路副大臣のいわゆる口きき疑惑の件でございます。 本委員会は法務主体の委員会でございますから今審議がこのように行われているわけでございますけれども、厚生労働ということになりますとこういう状態にはなり得ない問題だ、きちっとけじめをつけていただかなければ国民の信頼をかち得ることにはならない、こう考えております。 この件について、厚生労働大臣の明快な御所見をまずお伺いしたいと思います。
○金田(誠)委員 民主党の金田誠一でございます。 まず、大きな一点目として、本法案の基本的な性格についてお尋ねをいたしたいと思います。 感染症患者や精神病患者に対する法制については歴史的な変遷をたどってきたと思います。過去には社会防衛に重点が置かれ、その代表がらい予防法やエイズ予防法であったわけでございますが、これらは既に廃止をされているところでございます。一方、患者を人権の主体としてとらえ、適切な医療の提供を中心とする立法もあり、社会防衛は目的ではなく、その医療の結果としてとらえられていたという法律もございました。その代表例は、必ずしも十分とは言えませんが、結核予防法というものがあったと……
○金田(誠)分科員 民主党の金田誠一でございます。 初めて大臣に質問させていただきます。 きょうのテーマは、日本型チャータースクールの実現に向けてということでお尋ねをしたいと思います。まず、私の基本的な考え方を申し上げ、大臣のお考えを伺いたい、こう思います。 今日、我が国は、大きな曲がり角に差しかかっており、それをうまく回り切れないことから、深刻な危機に直面をしております。この危機を乗り越えるためには、経済の領域を初め、新しい時代状況に適合するための社会全般の構造改革が求められており、もちろん教育もその例外ではございません。 こうした中で、政府・与党の対応には二つの傾向があらわれている……
○金田(誠)分科員 民主党の金田誠一でございます。 まず、竹島新委員長には、御就任おめでとうございます。経歴を拝見いたしますと、独禁法に関する業界団体とのしがらみなどもないようでございまして、そういう立場の実力派委員長の登場でございます。公取の改革について手腕を振るっていただけるものと御期待を申し上げる次第でございます。 今回は、昨年四月八日の決算行政監視委員会の分科会に引き続きまして、仮称フランチャイズ新法の制定並びにフランチャイズに係る新ガイドラインの問題点について質問をいたしたいと思います。 前回質問したとおり、今日のフランチャイズ、とりわけコンビニエンスストアについては、新聞等で……
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