太田昭宏 衆議院議員
42期国会発言一覧

太田昭宏[衆]在籍期 : 40期-41期-|42期|-43期-44期-46期-47期-48期
太田昭宏[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは太田昭宏衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院42期)

太田昭宏[衆]本会議発言(全期間)
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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 衆議院本会議 第2号(2001/10/01、42期、公明党)

○太田昭宏君 私は、公明党を代表し、さきの小泉総理の所信表明演説に対し、質問をいたします。(拍手)  初めに、米国における同時多発テロ事件で犠牲になられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、いまだ行方のわからない被害者の方々と御家族、関係者の皆様、そして、米国国民の御心痛に対し、心よりのお見舞いを申し上げるものであります。  世界を震撼させた今回の同時多発テロ事件は、二十一世紀の世界に課せられた余りにも多くのテーマの数々を暴力的に突きつけました。私は、常々、二十世紀はネーションステートが猛威を振るった時代、つまり、本来異なる要素である民族的なネーションと機能国家としてのステートが一体化され……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 衆議院本会議 第2号(2002/10/21、42期、公明党)

○太田昭宏君 私は、公明党を代表して、さきの小泉総理の所信表明演説に対し、質問をいたします。(拍手)  我が国は、今、過去の負の遺産の清算と二十一世紀日本の未来の創造という、大きな歴史的分水嶺にあります。外交も経済も社会自体も、その構造から大きく変革させなければ未来の展望は開けません。今こそ、政治の安定と改革へのリーダーシップが問われており、小泉内閣は、まさに一点集中、国民の視点に立った、仕事をする内閣でなければなりません。そのためには、「民の欲する所、天必ず之に従う」との言葉どおり、今こそ国民の声を聞くことであります。  私ども公明党は、今臨時国会を前に、九月から十月にかけて、北海道から九州……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 衆議院本会議 第42号(2003/06/24、42期、公明党)

○太田昭宏君 私は、自由民主党、公明党、保守新党を代表し、ただいま趣旨説明のありましたイラク人道復興支援特別措置法案及びテロ特別措置法の一部改正案について、総理並びに関係大臣に御質問いたします。(拍手)  私は、イラクへの人道復興支援へ向けて、我が国は何をすべきか、そして、何ができるのか、この目で直接確かめようとの思いで、六月上旬に、イラク、そして隣接国のイランを訪問してまいりました。  私の実感したことは、イラクへの人道支援並びに復興支援へ向け、我が国が貢献できる仕事は数多くあり、しかも、緊急を要するということであります。  特にニーズが大きかったのは、医薬品の充足や病院の再建、医師の派遣な……

太田昭宏[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院42期)

太田昭宏[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 内閣委員会 第3号(2001/02/28、42期、公明党)

○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。  きょうは質問通告を橋本大臣と麻生大臣にさせていただきましたので、ほかの方は結構でございます。  この内閣委員会がことしから大変重要な委員会になるということで、それも踏まえて質問をさせていただきたいと思いますが、まず経済運営の基本的な考え方についてお尋ねしたいと思います。  この十年、失われた十年、こう言われるわけですが、確かに今、政治の迷走ということについては、私たち自身も含めて、数々指摘されていることについて反省しなくてはならない面があろうと思いますが、これが、経済面というものを冷静に見ますと、必ずしも私は、十年間全部不景気であったとか失われた十年……

第151回国会 内閣委員会 第5号(2001/03/16、42期、公明党)

○太田(昭)委員 きょうは質問の時間をいただきましたが、実は、この犯罪被害給付制度ということについては私は特別な思いがありまして、きょうは質問に立たせていただきました。  今から二十五年ほど前に、この法律がまだないときに、私は公明新聞の記者でありましたが、公明党がいわゆる犯罪被害補償法の制定に懸命に動いていた時期がありまして、私はそれをお手伝いさせていただいたわけです。なかなか野党で制度をつくるというのは難しかったんですが、五十五年にこれができまして、五十六年の一月一日からこの制度が始まったということについては、大変感激でありました。  実は、この裏にはいろいろなことがありました。昭和四十一年……

第151回国会 内閣委員会 第11号(2001/05/18、42期、公明党)

○太田(昭)委員 総合科学技術会議が発足をしました。科学技術立国にするということは極めて大事なことで、まずこの問題についてお聞きをしたいと思いますが、頑張ってもらいたいということなんです。  日進月歩の科学技術の諸分野についての調査とか評価が不可欠だというふうに私は思いますけれども、総合科学技術会議に、日進月歩ということからいきますと、変化しますから、果たして能力があるのかな、どのように調査、評価を行うのかということを懸念しております。まず、体制があるというふうにお考えなのか。  また、現実には、大学とか国立研究所、技術官僚を抱える文部科学省、あるいはまたほかの省庁の技官の役割というのは、私は……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 内閣委員会 第4号(2002/04/05、42期、公明党)

○太田(昭)委員 公明党の太田でございます。  昨年、小泉政権が誕生しまして、私は何が一番大事かというと、不良債権処理を初めとするさまざまなものがあったと思いますが、この数年の論議を予算委員会等でも私聞いておりましたが、景気対策という言葉、そして財政再建という言葉、そして経済構造改革という言葉、そして財政構造改革、この四つの言葉が定義なしで結構ばらばらで使われているなと思っておりまして、一番大事なのは経済構造改革であるという主張をいろいろなところでしてまいりました。  小泉政権が誕生して以来、加えて行政改革ということがかなり表に出てきましたし、社会保障の構造改革ということも前面に出てきたと思い……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 内閣委員会 第2号(2002/10/30、42期、公明党)

○太田(昭)委員 今回も、竹中大臣には朝からずっと質問が続いていたかと思います。バケツをひっくり返したような事態というか騒ぎになっていると思いますが、私は、ここの委員会は金融担当大臣ではなくて経済の担当大臣ということで、関連ということで金融についても若干お聞きをしたいと思っております。  私は、現場をいろいろ回ってみますと、今回のことに限らず、この秋から貸し渋り、貸しはがしという事態は大変な事態になっていることを実感してならないわけですね。今回、それに加えて、もし、発表というか新聞報道されたようなことであるならば、四十兆とも五十兆とも言われる貸しはがしは起きる。先日、私は直接大臣にもお話を申し……

第155回国会 内閣委員会 第6号(2002/11/13、42期、公明党)

○太田(昭)委員 私は、この数年、経済構造改革が極めて大事であるということは言い続けてきました。特にまた、景気対策、経済構造改革、財政改革、財政構造改革と非常にばらばらに使われているということについて気になってきましたが、経済構造改革が必要なことは言うまでもありませんが、不況下における、また失業下における構造改革というのはなかなか世界に類例のない、大変なことだと思います。  何回もデフレ対策というものが出されても、なかなかそれが実行に移されない、あるいは急所を外しているというようなこともきっとあるのでしょうが、金融の仲介機能を回復させるということと、需給ギャップというもの、二十兆と言われますが……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 国土交通委員会 第28号(2003/06/04、42期、公明党)

○太田(昭)委員 まず、二つの法案については大変前進であるという評価をして、きょうは防災ということで、ちょっと地震についてもお聞きをしたい、こう思います。  私は、学生時代、ちょうど松代群発地震とかあるいは新潟の地震が入学した直後にありまして、耐震工学を専攻して、非線形振動論というのが私の修士論文であったりしたんですが、九五年の阪神大震災のときに、地震計もなければ何もない、もう大変な状況で、昔の仲間が非常に悔しい思いをしたということがありまして、観測体制ということを本当に強化してもらいたいということをずっと言い続けてきたりしました。  この観測体制というものが、東海地震に限らず、全国でいろいろ……

第156回国会 内閣委員会 第4号(2003/04/02、42期、公明党)

○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。  この二年ぐらい、食をめぐるさまざまな事件がございました。何とかしなくてはいけないということで、思い起こしますと昨年のちょうど今ごろ、四月の初頭でありましたが、衆議院では大変な事態に、政局的にはなっておりまして、私たちはこのBSEをめぐる問題について、農水省の責任問題ということで相当強く要求したことがございました。  そしてその中で、私は特に、安全というのを一元化していかなくてはいけない。厚生省と農水省と、そして今度は流通段階になると経済産業省というようなことであってはならないということも指摘をされましたし、どこまでも、生産者ということよりも、消費者と……

第156回国会 内閣委員会 第9号(2003/05/09、42期、公明党)

○太田(昭)委員 公明党の太田でございます。  ピッキングについては、大変前進をした法案であろうというふうに思っておりまして、私の地域も大変ピッキングが多くて、何らかの形をとらなくちゃいけない、こう思っていたところです。私の地元の事務所がバールでやられたことがありまして、もう本当に身に迫った問題であったので、私はかねてから、後から申し上げますが、中国の人たちの犯罪ということもあったりしまして、さまざま動きをしたことがございます。  同じような問題で、ピッキングは後からお話ししますが、万引きの問題が同じ状況にあろうというふうに私は思うんです。  先日もテレビの特集を見ますと、女子高校生とか主婦、……

第156回国会 予算委員会 第12号(2003/02/17、42期、公明党)

○太田(昭)委員 おはようございます。公明党の太田でございます。  国会が法律をつくって成立させるということは非常に大事なことで、私もそういうことに二年ぐらいずっと一生懸命やってきましたが、現場を回りますと、法律はつくったけれども非常に使い勝手が悪いとか、それがどう展開されてくるかということは非常に大事なことだと思います。  昔、いつごろだったか、東大の大塚久雄先生の本を読んだときに、地図と現実が違っているときに、地図が間違っているのか現場が間違っているのかという当たり前のことがよくわかっていない人がいるということを大塚先生が言ったことがありまして、印象に残っているんですが、現場からよく物を見……


太田昭宏[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院42期)

太田昭宏[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第149回国会(2000/07/28〜2000/08/09)

第149回国会 憲法調査会 第1号(2000/08/03、42期、公明党)

○太田(昭)委員 憲法調査会が発足をして、具体的に話がここまで来たということは、私は大変いいことだというふうに思っておりますし、会長初め、御尽力に感謝を申し上げたいというふうに思っております。  私は、憲法を論ずるのは国家を論ずること、国の形を論ずることだと思う。そしてまた、国の形といえば憲法というものを論ずることになるだろうし、人の形というならば教育基本法の理念というものにもやはり触れざるを得ない。二十一世紀のスタートに当たって、そうした根本的な思想、哲学の次元というのは非常に大事だと思っております。  論点としては、憲法制定経過ということが一応綿密に行われましたものですから、ぜひとも、これ……


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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 憲法調査会 第2号(2000/10/12、42期、公明党)

○太田(昭)委員 きょうは貴重なお話、余りこういうお話を聞く機会がなかったものですから、大変参考になり、また先生が同じ年の生まれということで、読んできた本が非常に共通しているんだなということを改めて痛感し、勉強させていただきました。  第一には、日本に新しい目標と新しい理念が必要、どういう新しい目標と理念なのかなということをお伺いしたいと思います。  憲法制定当時は、日本は明確に大きな理念等の変換があったと思います。ノートルダム女子大の梶田学長等によれば、四つに分けて、軍国主義から平和主義になった、そして全体主義から個人主義への流れができた、日本主義から国際主義というふうになった、そして国家神……

第150回国会 憲法調査会 第4号(2000/11/09、42期、公明党)

○太田(昭)委員 憲法裁判制とか憲法裁判所について聞きたいと思います。  先ほど、憲法実現の課題に最高裁はどのようにこたえてきたかと、違憲法令への対応、立法府と最高裁の関係ということについてお話がありまして、それらについては大変研究もされて御見識もあるという感じがいたしまして、これをひとつお聞きしたいと思います。  先生は著書の中でも違憲審査における司法の消極主義ということを指摘されて、伊藤先生の発言等も引かれて、制度の閉塞状況を打破して活性化をしていかなくてはいけない、こういうことを指摘されていますね。  日本のこれまでの伝統として、具体的事件に対する事実の認定ということに即してそうしたこと……

第150回国会 憲法調査会 第6号(2000/12/07、42期、公明党)

○太田(昭)委員 きょうは、お忙しいところをありがとうございます。  三点お聞きをしたいと思います。  一つは、歴史観の問題です。  先ほど先生は、極めて明確に、戦前の一つの反省点として、民主主義が進んでいくという流れがあったにもかかわらず、ソ連の革命、世界的な社会主義という方向性に引きずられて、さまざまな事件が起こり、テロも生まれ、そして明治憲法の足りないところもあり、そして戦争にいった、そういう分析をされておりました。社会主義に傾いたというお話だったと思いますが、明治憲法の足りないところもありというのは、具体的には何をおっしゃっているのか、これが一つ。  統帥権というものを持った天皇は本来……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 憲法調査会 第4号(2001/03/22、42期、公明党)

○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。  私は、二十世紀というのは、いろいろな言い方があるんでしょうが、ネーションステーツ、ネーションとステーツという違うものが一つとなって猛威を振るった時代とも言えるかな、こう思っています。  その中で、ハンチントンは「文明の衝突」ということで、文明という言葉より、私は文化というものの衝突の時代というものが、もっと小ぶりになってぶつかり合うということがもう既に出ているわけですが、より強くなるのかなと思うとともに、ステーツという点での機能国家というものの方向に一方では行くという感じを持っているわけです。先ほどから姜先生の話を聞いて、民族的アイデンティティーとい……

第151回国会 憲法調査会 第6号(2001/05/17、42期、公明党)

○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。三つぐらい質問させていただきます。  私は、二十一世紀の憲法論議は未来志向でなくてはならないとかねがね言ってきました。この調査会でも、まず憲法制定過程というのを学んだわけですが、それを踏まえることは大事かもしれない。しかしまた、憲法制定当時と今が、服装でいうと随分ずれてきてしまっていますね、その違いを合わせるというか、そうした視点での憲法論議というのもあったと思います。  しかし、一番大事なのは、二〇二〇年、三〇年、まあ五〇年というとちょっとよくわかりませんから、私は二〇三〇年ぐらいを、想定できるかどうかはわからないけれども、その日本を想定しながら現在と……

第151回国会 憲法調査会 第7号(2001/06/14、42期、公明党)

○太田(昭)委員 まず第一に、昨年の一月から憲法調査会が始まりまして、中山会長、鹿野会長代理を初めとして、一貫して丁寧に論議が常にされてきたということについて、大変よかったと敬意を表したいと思っております。  と申しますのは、我が党は論憲ということを掲げておりますが、この論憲ということの憲法的な問題だけでなくて、国会の運営ということを考えてみましても、今我が国で一番大事な国会論戦としてやるべきことは、二十一世紀の国のあり方をどうするかという骨太の論議であろうというふうに思っておりますが、なかなか、各委員会でなされるものは、法案の、目の前の問題の処理ということに明け暮れ、また、本来は、党首討論と……

第151回国会 予算委員会第四分科会 第2号(2001/03/02、42期、公明党)

○太田(昭)分科員 公明党の太田昭宏です。  昨年の三月二十七日だったと思いますが、教育改革国民会議が発足しまして、私も、文部大臣町村先生と一緒にオブザーバー参加をさせていただき、十二月二十二日には、十七の提案という形で報告書が出されました。基本的には、努力した結果があらわれていると思いますし、またそれが、今国会も含めて、既に具体的な法律として提出されようとしております。  実は、この教育改革国民会議は、何点か精力的な各界の論議をしていただいたわけですが、二十代は一人もいないし、三十代は一人、四十代は二人、そして五十代が二十三名ということの二十六名でありましたものですから、我々はことしに入りま……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 憲法調査会 第3号(2001/11/08、42期、公明党)

○太田(昭)委員 現実的な問題について幾つかアドバイスをいただきたいというふうに思います。  内閣機能の強化や国会審議の活性化ということについては、いろいろな試みがこの数年行われてきたことは事実だと思います。それが果たして本当に機能しているのかなということについては、私たち自身がかなり疑問を持ったり、またもとに戻す、また改める、さまざまなことをしなくてはいけないというふうに思っています。  内閣機能の強化という点で、先ほども話に出ました副大臣や大臣政務官については、かなり特徴的なことであったのですが、先ほどは、内閣法ではなくて国家行政組織法にあるということで、内閣法であるべきだという話もされた……

第153回国会 憲法調査会 第4号(2001/11/29、42期、公明党)

○太田(昭)委員 過去の違憲判決の例ということからいきますと、薬局距離制限訴訟とか、共有林の分割訴訟であるとか、愛媛の玉ぐし料の問題とか、あるいは尊属殺人の問題であるとか、一票の格差ということがあったということですが、なかなか消極的といいますか、これが閉塞状況にあるということから論を立てられたわけですが、昨今、これらのことについての新しい事態が本当に生まれているんであろうかという感じがしてならないわけです。ITの時代であるとか、あるいは人権意識の高まりであるとか、さまざまなそうした人心の変化というものはあろうと思います。  しかし一方では、選挙制度の問題、政教分離の問題、あるいは尊属殺等の問題……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第1号(2002/02/14、42期、公明党)

○太田(昭)小委員 きょうは大変興味深いお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  一番冒頭に、西欧的・古典的自由主義の理念というものに二十世紀的な社会権の規定を接合したというお話をされ、それが骨格になっているということをおっしゃったわけですが、我々は、常に、押しつけた、押しつけられたということや、国の形をどうするかというのが憲法論争の大事なことであるということで、国の形は憲法、人の形は教育基本法という形での論議をしてきたわけです。そうしますと、西欧的というふうに一番最初に書いてある。まさにこの西欧的な理念の上に立脚するということ自体の中に問題があるのではないのかということについ……

第154回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第2号(2002/03/14、42期、公明党)

○太田(昭)小委員 公明党の太田昭宏です。  きょうは、貴重な御意見をいただきまして、大変参考になりました。  葉梨先生が質問されましたいわゆる外国人の地方参政権について、国会が認めればよい、それは憲法上の問題ではないということについてはわかったんですが、先生はどうお考えなんですか。  憲法上これはいけないとかいいということではない、そのことはわかりましたが、付与した方がいいと思っているのか、そうではないというふうに思っているのかということについて、いわゆる憲法の尺度から違反しないんですが、現在出されている法案について、いいというふうに思っていらっしゃるのかどうなのかという、次の段階のお話を聞……

第154回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第3号(2002/04/11、42期、公明党)

○太田(昭)小委員 大変興味深くお伺いしました。公明党の太田です。  端的に、新しい人権ということついて、人権のインフレ化というのはよくないということで、きょうは大変僕は勉強したんですが、先生がお考えになっている新しい人権として確立するものがありますか。環境権はそういうものではないでしょうと、プライバシー権もそうではないでしょうというような話がありましたが、先生が、これは新しい人権の範疇に入るものだと思われるものがありますか。
【次の発言】 きょうお話しの、人格的利益総体保障説の通説と、一般的行為自由説という有力説というものは、どっちが正しいとか正しくないとか、この比較というのは、どういう位置……

第154回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第4号(2002/05/23、42期、公明党)

○太田(昭)小委員 公明党の太田昭宏です。  私も、いわゆる抽象的個人というもので人間ははかれるものではない。フランス革命以来の、人間は自由で平等で上澄み液のような尊厳なるというものではない。生まれながらにして自由でもなければ平等でもない、宿命にとらわれたというところの現実から出発した人間観に立たなくてはいけない、こう思っております。  また、国家論からいきますと、二十世紀はネーションステーツという、ネーションとステーツという違う要素、ある意味では民族的なネーションあるいは文化的なネーションというものと、機能国家的な、いわゆるユナイテッドステーツということもそうなんですが、そうしたステーツとが……

第154回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号(2002/07/04、42期、公明党)

○太田(昭)小委員 草野事務局長には、日ごろから大変お世話をいただきましてありがとうございます。  きょうは、新しい権利ということについて、男女の平等等々についてお話がありましたが、端的に言いますと、二十七条、二十八条を変えた方がいいとお考えなのか、現状でいいけれども、そういうことについての内容をいろいろ論議していただいて深めて、法律的なことでそれをつくっていくという方向でいいとお考えなのか。私は、二十七条、二十八条はこれでいいという立場なんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 ILOへの提訴ということの中で二つほどお聞きしたいと思いますが、議長の集約の訳文がなかなか難しい訳文になっており……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 憲法調査会 第2号(2002/11/01、42期、公明党)

○太田(昭)委員 憲法調査会が発足して二年半余が経過をいたしました。まず、この間、中山会長を初めとして、各党の幹事がその運営を極めて丁寧に持続的に今日に至るまで進められてきたことに対しまして、敬意を表したいと思います。  初めに、こうした中間報告書がまとめられた、この点について触れたいと思います。  憲法調査会が、五年間の調査期間を掲げた、五合目に来たので今回まとめるというわけでありますけれども、さまざまな議論もあり、意見も聴取したということからいきまして、中間報告書をまとめるのは極めて妥当であるというふうに考えます。同時に、その内容におきましても、調査の経緯を一定の方向を示さないで要約すると……

第155回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第1号(2002/11/28、42期、公明党)

○太田(昭)小委員 公明党の太田です。  私は、教育改革国民会議にも参加をさせていただいて、教育について三つのフロントということを主張させていただきました。大学改革、学力低下、そして三つ目には学級崩壊とか不登校の問題、これらにどう対処するか。私は、家庭、地域そして学校と三位一体となってやるというけれども、なかなか家庭というものがうまくいかないということからいえば、学校教育のあり方というのは極めて大事であるし、開かれた学校ということをさらに展開していかなくてはいけないということで、そうした具体的な活動を展開してきたわけです。  きょうは、学力低下というお話がありまして、階層差というお話がありまし……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第1号(2003/02/13、42期、公明党)

○太田(昭)小委員 公明党の太田です。  憲法二十六条を読みますと、御指摘いただいたように、私は、教育というのがある意味では二十一世紀の大事な、それこそ本当に大事なテーマであるということをもう少し強く打ち出すという表現とか考え方があっていいなというふうに思っておりまして、その意味では、きょうお話をいただいた、一部の特権の者が教育を受けるということの時代という背景の中から現憲法が書かれている、もう少し積極的にという岡村先生のお話や、あるいは鳥居先生がおっしゃいました学習というようなことや方法論ということも、実は教育基本法の前に、憲法二十六条ということにもう少し膨らみをつけて二十一世紀の憲法という……

第156回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第2号(2003/03/13、42期、公明党)

○太田(昭)小委員 公明党の太田でございます。  二十七条には勤労の権利と義務ということが書かれておりまして、私は、二十七条、二十八条というのは、基本的にはこれでいい、これを深めていくことが大事だというふうには思っているわけですが、勤労の義務、こういう内容が憲法の中には書かれていない。もう少し勤労の喜びとか自己実現とかいうようなことの積極的な、生涯働けるということが非常に大事だという観点もありまして、若干プラスしてそういうことが憲法の中に表現されるということは私大事なことかなとも思っているんですが、この点についての菅野参考人の御意見を伺いたいというのが一つ。  それから、公務員制度改革の中には……

第156回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第3号(2003/05/15、42期、公明党)

○太田(昭)小委員 公明党の太田昭宏です。  先生には、情報公開法とか個人情報保護法で大変御尽力をいただきましたことを心から感謝申し上げたいと思いますし、私も個人情報保護法にはずっとかかわってきたものですから、きょうはまだ審議中でありますから、その件はちょっと省いて、原理的なお話から聞きたいと思います。  このプライバシー権というものの根拠は、現在、憲法十三条ということが一般的に言われるんですが、特にプライバシー権というもののあり方というのが、最近は、情報という、インターネット時代というものに即応して出てきているということからいきますと、十三条というだけでなく、むしろ二十一条というものが根拠に……

第156回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第4号(2003/06/05、42期、公明党)

○太田(昭)小委員 公明党の太田昭宏です。  国家、共同体、家族、個人、これらの観点で、今までずっと憲法調査会をやってきまして、アメリカに押しつけられたとか、そういうような観点で余り論議は、もうその次元は終わったと。ところが、いわゆる欧米の価値観というものが底流にあるということで、その言葉の背後にある思想、哲学というものが果たして、日本国憲法として、そこも含めて直していった方がいいのではないかというような観点での論議がかなり今主流になっている気が私はするんです。  そこで、家族というものについて、欧米の家族観と日本の家族観というものは、当然そこには儒教が背景にあった上での、つまり、普遍性という……

第156回国会 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第5号(2003/07/10、42期、公明党)

○太田(昭)小委員 中村先生にお聞きしますが、私は、九五年の「社会保障体制の再構築」という中で先生おっしゃった二十一世紀の社会連帯のあかしという、そうした形での新しい展開というものについて、まさにそうだろう、こう思いますが、憲法二十五条をそういう方向の文言に変えた方がいいのか、現在の文言は大体そういうことにしておいた上で、社会保障の理念として、また法律体系として積み上げていくという方向がいいのか。その辺の、二十五条の文言と、新しい二十一世紀の社会保障のあり方の社会連帯という概念について、お聞きをしたいと思います。
【次の発言】 それでは、そこの第一項に「健康で文化的」という言葉がございますが、……

第156回国会 予算委員会第四分科会 第1号(2003/02/27、42期、公明党)

○太田(昭)分科員 公明党の太田昭宏です。  私ども推進をしたわけですが、公明党の子ども読書運動がきっかけとなって、昨年、子ども読書推進法が制定をされ、子供の朝の読書運動が学校で始まっている。できるだけこれは拡大をしていくということが非常に大事で、自己自身の生涯にわたる人間形成ということからいって、さまざまな点から読書ということが必要だという観点からでありますが、現状が一体どこまでいっているのか、また、今文部省としてこうあるべきだということがありましたら、御答弁をお願いしたいと思います。
【次の発言】 今、何校ぐらいになっていますか。

第156回国会 予算委員会第八分科会 第1号(2003/02/27、42期、公明党)

○太田(昭)分科員 公明党の太田昭宏です。日暮里・舎人線、いわゆる舎人新線についてお伺いをします。  この事業は、荒川区の日暮里駅を起点として足立区の舎人地区までの十三駅、約十キロの新交通システムでありますが、この新線ができますと、この地域の自動車の渋滞の緩和、新線の一時間当たりの輸送能力は、普通自動車に換算すると千七百台に相当すると言われております。交通の利便性、舎人地区から日暮里駅まで今までバスで約一時間かかっていたのが二十分になる。そのほか、並行する隣接鉄道の混雑緩和や沿線のまちづくり、活性化などに波及効果もあるということで、足立区からはできるだけ早くという声がずっと昔からあったわけでご……



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