このページでは横光克彦衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○横光克彦君 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、宮澤大蔵大臣の財政演説に対し、森総理並びに関係大臣にお尋ねをいたします。 まず、財政問題に先立ちまして、森総理の政治姿勢についてお尋ねをいたしたいと思います。 森総理、あなたはどのような週末を過ごされましたか。日曜日には周囲の反対を押し切ってゴルフに行こうとしたそうですが、さすがにやめられたとも聞いております。 私たちは、地元で痛烈な声を聞いてまいりました。もう森総理じゃこの国の先はないとか、自分の言った失言の意味もわからないのだからやめるしかないとか、森政権には常識もないとか、猛烈な風は今、やめろコールとなって吹き荒れておりま……
○横光克彦君 社民党の横光克彦でございます。 まず冒頭、去る二十四日に中国・四国地方で発生いたしました芸予地震で被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。このような大きな災害に際して、被災された多くの市民や関係機関の皆さんが冷静に行動され、被害を最小限に食いとめることができたことを非常に心強く感じております。お亡くなりになられましたお二人の方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災された方々に対して万全の対策をとられるよう政府に対して強く要望いたしたいと思います。 さて、私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、森内閣総理大臣の、アメリカ大統領そしてロシア大統領、両首脳会……
○横光克彦君 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本郵政公社法案を初め郵政改革関連四法案につきまして、小泉総理並びに片山総務大臣にお尋ねいたします。(拍手) 郵政事業の改革をめぐっては、自社さ政権当時、国営維持と三事業一体との方針を政府・与党間で確認し、行政改革会議最終報告には、三事業一体で「五年後に郵政公社に移行」、そう明記され、そして、これを受けて成立した中央省庁等改革基本法においても、第三十三条一項六号で、「民営化等の見直しは行わない」と定められております。そして、二〇〇一年一月の中央省庁再編に伴って、郵政省の事業実施部門は郵政事業庁へと衣がえし、二……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 大臣、お二方の政務次官、御就任まことにおめでとうございます。 日米間のここ数年来の懸案事項でございましたいわゆるNTTの接続料金問題が決着をいたしました。決着をしたというより、私の考えでは、アメリカの要求を丸のみされたのではないか、そういった印象を強く持っているわけでございます。 この合意によりまして、NTTの経営に与える影響をまずお聞きしたいわけでございますが、政府は、従来から日米交渉あるいはこの国会の中における答弁で、NTTの経営状況にかんがみ接続料の引き下げは四年間で二二・五%が限界であるとずっと答弁されてきました。しかし、これが今回は三……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 六月二十五日に国民の審判を受けてから最初の予算委員会でございますが、この間に多くの課題が山積しているわけでございます。 総選挙直後の六月三十日、中尾元建設大臣が、国民が最も嫌う、いわゆるわいろをもらって、そして受託収賄罪という形で逮捕されるという事件が起きました。私は、政治というのは、よく言われますけれども、まさに一寸先はやみだなという言葉がございますが、今回の中尾元建設大臣の逮捕は選挙の五日後でございましたが、もし選挙の前あるいは選挙中であったならば、国民の選択、審判というのはかなり違った結果になったのではなかろうか、……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 いよいよBSデジタルの放送開始まで、もう二週間余りと迫ってきたわけでございます。この問題について、これまでるる各委員の質問がございました。かなり、かなりというか非常に大きな技術革新といいますか転換だと私は思うんですね。やはりこれまでテレビというのは見るものだ、そういった意識しかなかった、それがいよいよこれからいろいろなデータ放送を通じてテレビを使うことができる、そういった新たな時代が始まるわけでございます。 視聴者にとりまして、このデジタル放送の魅力、いろいろ説明がございました。大変多くの魅力、これは視聴者だけでなく放送事業者にも魅力はあるわけで……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 総理は今ちょっとトイレに行っておりますが、質問をさせていただきます。 バブル崩壊後、補正予算を前提とした経済対策が連続して行われてきたわけでございます。今審議されておりますことしの補正予算案を含めまして、平成四年からことしの十二年までの八年間、この八年間の間に十回にわたり経済対策が行われてきたんですね。この八年間の事業規模の単純合計、いわゆる総合計ですね、これが百三十四兆でございます。その中で国費の投入が三十六兆でございます。これだけの経済対策を行ってきたわけでございますが、このような相次ぐ経済対策の効果は果たしてどうであったか。 そのことをち……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問させていただきます。 平成十二年十二月十二日、十二、十二、十二と並んでごろ合わせのような日ですが、昨年の暮れですけれども、行革推進本部規制改革委員会から「規制改革についての見解」というものが発表されました。この中で公共放送NHKの業務のあり方などについても言及されているわけでございます。つまり、BSデジタル放送の有料スクランブル化を検討すべき、こうあるのですね。 その理由として、BS受信料の不払い者を減らすという、いわゆる不公平性の格差を是正するための有効措置として考慮すべきだとか、あるいはBSアナログ放送のサイマル放送期間を考慮しながら検討す……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。
ここは経済産業委員会ではございませんが、今回の法案に関係いたしますIT革命、これは経済と非常に密接な関係がある、そういった認識のもとにちょっと経済問題を大臣にお尋ねしたいのです。
昨年の秋口からアメリカの経済が大変な下降線をたどり始めた。そして、その最大の原因がいわゆるITバブルの崩壊ではないかということを言われておりますが、情報通信分野を所管します大臣に、この現実をどのように認識されておりますか、まずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 いや、私は何もIT革命を推進する必要はないと言っているわけではないし、この法案にももちろん賛成でござい……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 テレビ放送が開始されましてから約半世紀になります。そして、この間、テレビ一億台、ビデオ六千万台、これだけ多くの形で広く国民に普及してきたアナログ放送をデジタル化する、つまり、すべての家庭に定着しております放送のシステム、これを大転換するわけですね。すべての国民にかかわる大変な国策であると、先ほどからお話が出ておりますように、私は大変な大きな一大事業であるというふうに受けとめておるわけでございます。 放送というのはすべての国民に関係するわけで、そうしますと、この大転換で一番大事なことは、やはり何といっても、国民のコンセンサ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 本当に今、同僚議員だけでなく、本委員会で二日間にわたって本法案を審議しているわけでございますが、やはり問題点というのは集約されていますね。確かに国の政策の大転換である、そのためには、いわゆる二〇一一年という年月を区切ってそれに向かって進めよう、努力目標だというお話でございました。やはりこれだけ大きな政策を進めていくためには、そういった期限を切って進めるということはやむを得ないという気は私もするわけでございます。しかし、そのためにはあらゆる努力が必要であろう。 私は、国の政策によって二〇一一年にアナログ波を停波するというこ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 今回の電気通信事業法の一部を改正する法律案、この附則の第六条に、「国際的な電気通信事業の円滑な遂行及び我が国の電気通信技術の国際競争力の向上に配意し、」等々の文言が明記されているわけでございます。これは、昨年の電通審の答申と比べますと、いわゆる国際競争力という分野に非常にウエートを置いているという印象を強く持っているわけでございますが、このことは、もちろん私も理解はいたしております。 その必要性を訴えているということは、裏を返せば、いわゆる通信分野においては国際的におくれをとってきた、あるいは技術力、資金力、これが十分で高い日本であったにもかかわ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 この法律案は、郵便局で戸籍謄本、戸籍抄本等、六項目の事務を取り扱うことができる、そういった証書を交付することができるという法案でございます。その目的に、「利便の増進を図る」ということが書かれておりますが、それは住民にとっては大変大きなプラスでございます。しかし、それと同時に、プラスの面とマイナスの面、このことによって何らかの弊害が生じることはないのかということを心配しておりますが、それは、これまで各委員が質問いたしておりますように、非常に重要な問題だと思うんですね。 そこで、私もちょっとそのことを触れたいと思うんですが、今回、郵便局にこういった事……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 郵貯と民間金融機関とのATM接続が開始されましてから約二年半になろうとしているわけでございますが、現在、郵貯との提携民間金融機関の機関数は、二千三十七というお答えでございました。この短期間で大変な数の提携ができているんだなという思いを私はいたしております。 先ほどお答えがございましたように、双方にメリットがあるということでございますが、私は、むしろ民間金融機関の方に大きなメリットがあるから、ここまで提携が進んだのではないかという気がいたしております。 現在でもそうですが、これまで郵貯と民間金融機関との対立というものが非常に激しかったわけですね。……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 今、民間の意欲が大切だ、大事だ、重要だというお話でございましたが、ある意味では、民間の意欲をかき立てるような今回の法案ではなかろうかと思っております。とりわけ、CATV分野では、これまでは事業者は自前でケーブルを引いて、放送事業を展開していくということだったんですが、今回の法案によりまして、電気通信事業者の設備を利用して放送事業を行うことができるということでございます。規制の緩和により、初期投資がこれによって随分少なくなる、小さな事業者も参入でき、事業展開が容易になったということでございましょうが、このことによって、放送の多様化につながっていけばと……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をいたします。 きのう、きょうと本委員会でKSD等の疑惑の質疑が続いております。私は、このKSDの問題は大変大きな疑獄事件に発展するのではないかと大変心配をいたしております。国民の怒りも今頂点に達しようとしております。 そういった中、国会が開会されました。初日に総理は、機密費に関しては国民に謝罪をいたしました。しかし、KSDに関しましては、残念のきわみであるというところでとまってしまった。初日には国民に対するおわびの言葉はなかったんですよね。当然のごとく私たち野党は反発をしました。私たちだけでなく、与党の皆さん方の中からも、余りの問題意識の薄さ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をいたします。 森総理、本当に今国民は、あなたが我が国の最高責任者であるということ、トップリーダーであるということに大変な不信感を持っております。不信感というより、私は、もう怒りが渦巻いている、今そういった状況であろうと思うのです。 あなたが就任されて以来、何人もの閣僚の辞任、あるいはKSD疑獄、機密費の横領事件、また景気の低迷、株価の下落、そして今回のこのアメリカの原潜に対する対応の不手際、まずさ、そういったことをひっくるめて、今、国民は激しい、列島じゅうが怒りで渦巻いている、私はそう言ってもいいと思うのですよ。恐らく、総理はそのことはひしひ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず、小泉総理、御就任まことにおめでとうございます。 総理は、自民党を変える、日本を変える、そして聖域なき構造改革を断行すると叫び、多くの圧倒的な国民の支持を得ているわけでございます。しかし、改革、改革と、これは一見国民の皆様方には心地よく聞こえるわけでございますが、なぜ改革をしなければならないのか、改革をしなければならないような状況にしたのはだれなのか、その責任はどこにあるのか、ここのところをまずしっかりと認識して、そして反省してから改革に取り組まなければならない。 これは、ほかの政権、自民党以外の政権でこういった状況ができたわけではなくて、……
○横光委員 社会民主党・市民連合の横光克彦でございます。 先ほどからお話がございますように、去る十一日、アメリカにおきまして前代未聞とも言える同時多発テロ事件が発生して、世界を震撼させました。あの事件によって亡くなられ、傷ついた本当に多くの方々に対しまして、犠牲者の方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。 まだ二十四名の在米邦人の安否がわかっていないようでございます。非常に心配でございます。懸命に現地で努力されていると思いますが、どうか政府におかれましては、先ほども本委員会でも要望いたしましたし、一日も早く安否の確認をしていただきたい、このように思います。 正直申しまして、あの映像……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 行政機関の情報公開法が四月からスタートしているわけで、半年が経過をいたしました。この趣旨は、行政の透明化、そしてまた、国民本位の行政の実現ということにあるわけでございますが、こういった重い課題を担ってのスタートでございます。約半年の間に二万六千八百三十六件という要求があったそうでございますが、この数が多いか少ないか、それは皆さん方それぞれの受けとめ方はあろうかと思いますが、私は、国民の関心、要求、非常に高いものがあるなという気がいたしております。 この国民の開示請求に前向きな省庁もあれば、また非常に消極的な省庁もあるということが今回かなりはっきり……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 インターネット等の普及は、行政や企業の情報公開、あるいはまた国民の知る権利の拡大、こういったプラスの面をもたらした反面、違法な情報がインターネット上にはんらんして社会問題にもなってきているような現状でもございます。 そういった中、インターネット上の名誉毀損などの人権侵害に対して適切な救済手段が必要であるわけでございます。ですから、明らかな人権侵害を含む情報の発信者に関する情報を被害者が知ることができる、そういった法的な制度の必要性、これは我々はもう十分に必要性があるということは理解しているわけでございます。 しかし、この法案には、その運用をもし……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きのうきょうと長時間にわたっての審議、総理初め閣僚の皆さん、御苦労さまでございますが、あともうちょっとよろしくお願いいたします。 九月十一日、本当に残忍な、悲惨な、そしてまた恐ろしいテロ事件が発生したわけでございますが、このテロの関連の質問は後で同僚議員がいたしますので、私は、経済、雇用関係を中心にお尋ねをいたしたいと思います。 アメリカを襲ったテロ、これが今度は、アメリカを中心として、全世界の経済を襲おうとしている。つまり、世界同時不況の兆しが見えようとしている、そう言っても過言ではないと思うんですね。現にアメリカでは、もうこのテロの影響、打……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 補正予算案にテロ対策費も計上されております。まず最初に、私もテロ問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 二十世紀は戦争の世紀とも言われました。そして、二十一世紀こそ戦争のない世紀でありたい、全世界の人々の願いとともに二十一世紀がスタートしたわけでございますが、残念ながら、二十一世紀も、一年にも満たないうちに戦争の世紀としてスタートしつつあるわけでございます。 アメリカで起きたあの憎みても余りある同時多発テロからちょうど二カ月が経過いたしました。そして、それに対する報復攻撃であります空爆が開始されてから一カ月が経過したわけでございます。この間……
○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、政府が提案しております平成十三年度補正予算三案に対し、反対討論を行います。 反対の第一の理由は、十人に一人とも言われている大失業時代を迎えつつあるのに、不十分と言わざるを得ない雇用創出・安定化策しか講じられていないことです。 現下の最大の政策課題は、積極的な雇用安定・雇用創出策の展開による、先の見える安心社会をつくることに収れんされるべきであり、また、このためにこそ政策と財政は総動員される必要があったことは論をまちません。しかるに、手当てされた額が五千五百億円に終わったことをもってしても、底割れ懸念すら現実味を帯びつつある危機的雇用……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、三人の参考人の方、大変御苦労さまでございます。 先日発表されました十月の完全失業率、これが五・四%と、過去最悪の水準に達してしまったんですね。中でも、企業の倒産、解雇などによるいわゆる非自発的失業者、四十五歳から五十四歳の男性を中心にこれが非常に増加しているわけです。このように、世帯主の完全失業者は、金融危機に直面した一九九八年の年平均と同程度の増加幅となって、雇用環境は非常に厳しさを増しているわけでございますが、この背景には、経済の血液であります金融部門において遅々として進まない不良債権問題が大きく横たわっている、これは大方の認識の一……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 NHKの来年度の予算案、これは、十二年間も受信料据え置きの中、黒字予算を編成されている、大変な御努力をされているということで、評価をしたいと思います。また、受信料の増収計画、これも、現在の経済状況を踏まえて、現場の認識をしっかりした上で圧縮をしている。このことも評価に値すると私は考えております。 さて、NHKの経営は、御案内のように受信料によって成り立っているわけですが、もう一度ここで受信料の重みというものを認識する必要があるんではないか、私はそういう気がしておるんです。 八〇%の視聴者が受信料を払ってくれている。三千五百万件。そのうちまた一千……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 ちょうど五年前、行政改革会議の中間報告で、この郵政三事業民営化という文言が明記されたんですね。しかし、その後、いわゆる政治の力といいますか、国民の声をバックに、現在のこの郵政公社という方向に大きくかじを切ったわけですね。そのときの、なぜそういうことができたかという最大の原因は、やはり何といっても国民の声だったんです、当時。いわゆる国鉄の分割・民営化のときのような声が国民から上がらなかった。あのとき各地で公聴会をやりましたよ。そのときに、やはり多くの各地の参加者の声は、郵便三事業は国営でやってほしい、郵便局をなくさないでほしいという声が非常に多かった……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 信書便法案なんですが、この信書便法案、これは、一言で言えば、郵便事業を民間に開放する、こういう趣旨であろうと思います。競争原理を郵便にも導入しよう、そして利用者の選択の機会を拡大しよう、そのことによって国民のためのサービス向上を目指そう、そういう目的であろうと思います。そういったことからこの法案が今回提出され、審議されているわけでございます。つまり、民間を参入させようという法案なわけですね。 であるにもかかわらず、今のところ、一般事業には参入の動きがない。しかも、これは特定の業者のための法案ではないということを先日御答弁……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。きょうは、三人の参考人の皆さん方、本当に御苦労さまでございます。 まず最初に、有冨参考人にお伺いしたいと思うのですが、ヤマト運輸が、先ほど冒頭のお話にもございましたように、全社員が一丸となって国民の要望を満たすために頑張ってきた、そして、運輸省との長い戦いの結果、確かに、小型貨物輸送、これの物流システムは根本的に変革をされて、国民の利便性の向上、あるいは国民生活にプラスになった、これはもう紛れもない事実だと思うのです。このことは私も評価したいと思うのです。 確かに規制緩和あるいは競争、これも必要でしょう。そして、その結果、サービスの向上や選択肢の拡……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、お三方の参考人、本当に御苦労さまでございます。また、貴重な御意見、ありがとうございます。 今回、郵政公社法案とともに、信書便法案、このことによって、郵便にも許可を受ければ全面参入できるという法案が今審議されているわけでございますが、そういった法案がこうして国会で審議されているにもかかわらず、全面参入しようという民間事業者、今のところ動きがないわけですね。ある意味では、摩訶不思議な現状だな、法案はつくるのですが、その法案を生かそうという形はあらわれていない、非常におかしな状況が生まれているのですが、多くの課題がこれまでの審議の中であるから……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。よろしくお願いをいたします。 この郵政公社法案、そしてまた信書便法案、いよいよ大詰めを迎えまして、今国会で成立するという方向になりました。そして、いよいよ来年の四月一日からスタートするわけでございます。 これから四月一日に向けて、この法案が成立すると同時に設立委員会等を設置して、いわゆる中期経営計画、四年間の計画づくりに郵政事業庁は全力を挙げて取り組んでいかれると思うわけです。その一番の責任者が片山総務大臣でございますし、四月一日にいわゆるユニバーサルサービスを大前提とした郵政公社、いわば郵政公社丸が出航する。民間参入もできるわけで、民間も一緒に出……
○横光委員 小泉内閣が成立してから九カ月になるわけでございますが、この間、改革、改革という声は連発し続けておりますが、肝心の経済状況、この経済状況がプラスになったものは何一つない。あらゆる経済を取り巻く状況は下降線をたどるばかりなわけです。 こういった中で、去る一月二十五日に、これからの構造改革と経済財政の中期展望、五年間の中期展望を示し、閣議で決定をいたしました。経済と財政。これも、最大の課題はデフレの克服とあるわけでございます。デフレの克服が最大の課題であるということは、これはもう申すまでもありません。そして、その位置づけとして、改革先行プログラムによるあの一次補正、そして今回の緊急プロ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 今のこの委員会の質疑を見てもおわかりのように、本当に、この問題は結局真相がほとんどわからない。それぞれの言い分、答えがあって、錯綜するだけです。 今の、鈴木議員の関与があった、あるいは影響があったかどうかという問題ですが、総理ははっきりと、影響を受け過ぎたと、そしてまた、きょうも、鈴木議員の言うことを気にし過ぎたという答弁をされました。影響を受け過ぎた、気にし過ぎたということは、その鈴木さんの意見というものが最終判断に影響を与えた、その鈴木さんの発言がNGOを拒否したことに影響を与えた、気にしたために出席を拒否したということになるわけですが、その……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 十四年度当初予算の審議が始まったばかりであるにもかかわらず、与党の幹部の皆様方から、早くも来年度の補正の必要性についての発言が出ております。これは非常に不謹慎きわまりない発言だと私は思うんですね。このような発言が出るということは、今提案されている予算案が不備である、欠陥であるということをみずから認めているようなものじゃありませんか。ですから、そのような予算は、予算が成立する前に補正が必要であるというならば、改めて、そういった意見を取り入れて組み替えた形で再提案したらどうかと申し上げたい。 このような異例とも言える発言につ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、田中眞紀子参考人、御苦労さまでございます。 まず、私たち国民は、田中前大臣に心から感謝しなければならないと思っております。さきのアフガン復興支援会議に、NGO、参加拒否された二団体を、次の日には、強い指導力のもと復帰させることができました。そして、国際的な信頼の失墜を阻止することができた。さらには、伏魔殿と称されておりましたが、ベールに包まれていた外務省の底知れない腐敗体質を国民の前にさらけ出すことができた。今、多くの国民は感謝していることかと思います。 そのあなたが、残念ながら更迭という事態になってしまったわけですが、あなたは、いわ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。
まず最初に竹中大臣にお聞きしたいんですが、構造改革を推し進めるということは、デフレ圧力がかかる、一時的であれデフレを促進するという認識はお持ちでしょうか。
【次の発言】 さきに政府は、中期展望の中で、二〇〇三年までにデフレを克服し、今後、遅くとも三年間で不良債権問題を正常化させると公約をいたしておりますが、公約であるだけにこれは実行していかなければならないと思うんです。
この日本のデフレ問題の克服というのは、これまで政府が本当に四苦八苦されておりますように、非常に難しい問題、生半可ではできる問題ではないということは大方の認識だと思うんですね。その……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 この予算委員会の審議、私が最後の質問者になろうかと思います。 御案内のように、この予算委員会、始まってから今日まで混乱に混乱を重ねた委員会である、私はそういった認識を持っております。田中外務大臣の更迭、そしてまた外務官僚の更迭、鈴木宗男議員の議運委員長辞任、そして田中さんと鈴木さんの参考人、さらには鈴木議員の証人喚問と、この混乱はますます広がりを見せているわけでございます。 この混乱のもと、これは何といってもやはりあのアフガニスタン復興支援会議のNGO参加拒否、この問題が発端であろうと思うんですね。今、多くの鈴木さんに関する利権とか疑惑の問題に……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 私、自社さ政権のときに一年生議員でした。そして、当時自民党の政調会長また幹事長という要職をされておりました参考人には、本当にいろいろと御指導をいただきました。そしてまた、参考人の政治姿勢、これにも多々共感する部分もあったわけです。それだけに、今回このような形で質問する立場になったということ、非常に残念でなりません。 先ほどからお話ございますように、参考人は首相に一番近い人、次期首相という呼び声が高く、国民からは非常に期待され続けてきたという反面、この十年間、本当に金銭絡みのスキャンダルで何度も疑惑の対象になってきたわけですね。八八年には、リクルー……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、辻元さん、本当に、体調悪い中、御苦労さまです。 ついこの間まで、私とあなたは予算委員としてコンビを組んでこの委員会活動をやってきました。それが、今こうしてこのような形であなたに質問するようなことになろうとは夢にも思わなかったんですが、これも現実でございます。お尋ねをいたします。 あなた、きょうの質疑の中で、寄附行為を収支報告書に報告しなかったというお話がございました。このように、非常に認識が甘かった、あるいはミスもあった、信頼を損なった、その結果、国民に大変な迷惑をかけてしまった、その責任をとられたわけです。つまり、国会議員をやめると……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず冒頭、私、小泉総理、そしてまた政府・与党の皆様方に強く抗議を申し上げたいと思います。 今、国会で有事法案が審議されておりますが、この特別委員会で、きのう公聴会の日程が与党三党の数の力によって決められてしまいました。公聴会の日程が決められるということは、この法案の成立の前提であります出口が決められたということでございます。 国民の生命や財産が脅かされる事態が有事であるというのならば、今回の瀋陽の事件も、ある意味では一種の有事と言えなくもないという思いが私はするわけですね。でも、そういった事件に日本の政府はどのような対応ができたか。十分な対応が……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 まず、総理にお尋ねをいたしたいんですが、構造改革の基本方針として骨太の方針第一弾が発表されましてから、一年以上が経過をいたしました。構造改革なくして成長なしと総理はずっと叫んでこられたわけでございますが、叫び続けてから一年以上が経過した今、成長の兆しは見えてきたとは思えません。確かに、景気は底入れした、あるいは明るい面も見えてきたというお話もございますが、これはあくまでも、先ほどからお話にございますように、外需依存のものであり、内需主導の自律的な回復と言えるものではありませんし、まして成長と言えるものではないと思うわけでご……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 まず、郵便法改正についてお尋ねをいたします。 最高裁で違憲という判決が出たわけでございます。憲法第十七条に違反するということですね。この違憲判決がなされるまでは、郵便法の改正の動きは全然なかったと聞いております。 私、お聞きしましたら、これまで同じような案件ではほとんど国側が勝訴してきた、だから、そういった改正の動きなんかほとんど考えられなかったということだったんですが、今回、違憲となったわけですね。違憲となった以上は、やはり法改正はしなければならないわけでございますが、現在、郵便物の取り扱いに係る係争中の案件はどれぐ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 住基ネットを利用する国の適用事務が九十三事務から二百六十事務に大幅に拡大される、そういった内容が含まれたこの電子政府関連三法案、これが参議院を通過して本委員会で審議され、そしていよいよ、あと私の質問が終わると同時に採決されるわけでございますが、私は、ちょっと抗議を申し上げたい。 というのは、三年前の国会で、この住基ネットの法案のときに、「システム利用の安易な拡大を図らないこと。」と決議されておるんですね。三年前です。それを受けて、時の大臣は、その附帯決議を誠意を持って守るとお答えになっておる。片山大臣は、それを引き継いでおられるわけですよ。その片……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 まず最初に、北朝鮮による拉致問題について、冒頭おわびを申し上げたいと思います。 社民党は、今日までの拉致問題について、その真相解明のために、また真実の追及のために一体何をしてきたのかと厳しい批判を受けております。確かに、朝鮮労働党と友党関係にあり、日朝間の国交がない中、そのパイプ役を果たしてまいりました。そういった関係の中で拉致問題も追及してまいったわけでございますが、拉致など存在しない、あり得ないと頭から否定され続けるばかりであり、そういった中、さらなる追及が十分であったかといえば、率直に申しまして決して十分でなかった……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。総理を中心に質問させていただきます。 まず、税制のことからお尋ねをいたします。 政府税制調査会の最終答申が出されました。その心を問えば、所得税の控除の廃止や縮減、あるいは消費税の免税点の引き下げなど、いわゆる個人やあるいは零細企業の人たちに対しての増税の意図があらわであると言わざるを得ないわけですね。 この最終答申に盛り込まれました企業向け減税につきましては、研究開発にかかわる減税、これはぜひ私どもも進めていただきたいと思いますし、高く評価しております。しかし、この減税の裏打ちとされる財源がいわゆる個人の負担増に直結する所得課税の控除の廃止や見直……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、大臣初め、そしてまた海老沢会長、NHKの参考人の皆様、御苦労さまでございます。 今党首討論があったわけでございますが、私も見ておりました。非常に熱い討論だったと思います。イラクの大量破壊兵器の査察、まだまだ継続する必要性、可能性があったにもかかわらず、アメリカを中心として攻撃を決断した。そのことに対して日本政府も支持をした。私たちの国は戦争放棄という憲法を持っている国でございますので、ああいった武力攻撃を支持するという日本政府の方針はなかなか国民からは理解を得られないのではないか。そういった党首討論を聞いておりまして、そんなふうに感じた……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、お三方、それぞれのお立場からの貴重な御意見、ありがとうございました。 テレビがスタートして五十年ということになるわけですが、やはり、私たちが持っている印象、テレビのスタート時期、創成期というのは、ニュース、報道、そしてまた、ほとんどが娯楽であったという印象がするんですね、ドラマを含めて、スポーツを含めて。そういった創成期の時代から、ドラマの分野の変遷は市川先生から詳しくお話ございましたが、この五十年間で、テレビの存在そのものは物すごい勢いで生活の中に入ってきた、生活の一部というより、生活そのものにテレビはもうなってきた、そういった印象を……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。よろしくお願いいたします。 電波利用料についてちょっとお尋ねをいたします。 平成十三年、百五十一国会で、電波利用料の使途につきましては、特定周波数変更対策業務、いわゆるアナ・アナ変換対策費というものが新たに追加されたわけですね。先ほどの大臣のお話にございましたように、地上波のデジタル化、これは国家的な大事業であるというお話でございます。つまり、国策としてやると。そういった地上放送のデジタル化に伴うアナログ周波数変更対策経費の全額を電波利用料を財源とする国費で賄う、こういうことが決定したわけでございます。 平成十二年四月に取りまとめた検討結果によれ……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 まず冒頭、先日の、神戸市の民家で起きました火災で、三人の本当に勇敢な若い消防隊員の命が失われたわけでございます。殉職されました三名の消防隊員の皆様方の御冥福を心からお祈りいたしたいと思います。 この法案について質問させていただきますが、まず、この独立行政法人、国においては、既に各種の研究所あるいは検査機関など、六十を超える実施部門が独立行政法人に移行しております。さらに、これにかてて加えて、今後も、特殊法人、大学、病院などの独立行政法人化が予定されているわけでございます。 しかし、国の制度は発足したばかりなんですよね。現時点で、その制度について……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 電気通信業界の技術革新、これはもう御案内のように、目覚ましいものがあるわけでございます。正直言って、利用者の方がついていくのが精いっぱいだというような実態でもあろうかと思います。通信のブロードバンド化や、それに連動いたしましたインターネットプロトコル、IP系サービスなどの普及が急速に進んでいるわけでございますが、そういった中で、総務省としては、今回、十八年ぶりに電気通信事業法の改正案をまとめられたわけでございます。 その趣旨は、規制緩和による新規参入の促進と市場の活性化を促す、これがねらいであろうと思っております。確かに……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 質問をさせていただきます。主に総理にお尋ねをいたしたいと思います。 小泉内閣がスタートして一年九カ月、そろそろ二年になろうとしております。この間、総理は、改革なくして成長なしと叫び続けてこられたわけでございますが、この約二年になろうとしている今日、現実はどうか、どうなっているかといいますと、私から言いますと、改革もなければ成長のかけらも見られない、こう申し上げざるを得ない現実であろうと思うんですね。これは私だけの思いではなく、多くの国民の生活実感として、そう感じておられる方が多いんじゃなかろうか、このように思っております。 総理は、国民に多くの……
○横光委員 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、提案されております平成十四年度補正予算案に反対する立場で討論いたします。 反対の第一の理由は、現下の未曾有の経済危機に的確に対応するため、一刻も早く補正予算を編成するよう求めてまいったにもかかわらず、先送りした上、おくればせながら提案されました今回の補正予算案は、従来型の省庁別による積み上げ方式の予算案であり、現下の厳しい雇用失業状況、経済状況を何ら反映したものとなっていないからであります。 我が国の経済は依然回復からはほど遠く、デフレは深刻化するばかりであります。この原因は、小泉内閣の進める構造改革、すなわち経済失政にあることは明……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。
総理は、このデフレ不況、デフレ克服が今の内閣の最大の課題である、この克服に向けて全力で取り組む、このように今表明されております。
そういった意味から、財政の分野でこの十五年度予算案、デフレ克服に向けて十分対応されている予算案であるかどうか、まずその御認識を伺いたいと思います。
【次の発言】 デフレというのは、本当に克服することは、口では言いますが、そう簡単なものではない。そういった意味で、財政での役割、今の御答弁ではその意欲さえ私は見られない、そういう気がしますよ。デフレ克服に向けてのこの予算案は余りにも力不足であると私……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。質問をさせていただきます。 本予算委員会では、十五年度予算案の審議の真っ最中でございますが、もちろん、きょうの審議も予算に関連するわけでございますが、それでも、こうして政治と金の問題について丸一日もかけて集中審議を行わざるを得ない、この実情を私たち国会議員はまずしっかりと肝に銘ずるべきだ、このように思うわけでございます。 また、この集中審議に至る最大の原因といいますか、それはやはり、さきの自民党の長崎県連の違法献金事件であることは申すまでもございません、もちろん、そのほかにも多くの不祥事が発生しておるわけでございますが。 この長崎県連の違法献金に……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 小泉内閣がスタートして約二年になろうとしているんですが、この二年間、日本の景気がよくなったとは、まさか総理も強弁なさらないと思います。 一月の完全失業率が五・五%、過去最悪水準を高どまりして続いている状況でございます。三百五十七万人、約三百六十万人の方々が職を失って、職を求めている。そして、この五年間でサラリーマンの所得は一割減少したというデータも出ております。さらに、年金給付額も引き下げられている。要するに、入ってくる金は減ってきているわけですね。 その一方、負担増はどうですか。先ほどからも随分説明がございましたが、医療保険制度改革で、昨年の……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 質問をさせていただきます。 りそな銀行に対して最大二兆三千億円とも言われております膨大な公的資金が投入されることになり、実質国有化されることになりました。確かに金融危機を深化させてはなりませんし、また預金者の保護も必要でございます。取引先融資企業への配慮もしなければなりません。いわゆる金融システムを守るためにやむを得ない措置であるということは理解できます。 しかし、その一方で、やはり一民間企業を救済するために公的資金で救済することに国民の多くが、とりわけ倒産した中小企業経営者の皆様方からは激しい不平や不満がわき起こっております。 私も、先週地……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、沖縄決戦が終結した日でございます。沖縄慰霊の日でございます。亡くなられた方々すべての御冥福を心からお祈り申し上げたいと思います。 まず、質問に入る前に、総理の三権分立を無視したあの不規則発言、あのことに対しまして強く抗議をしておきたいと思います。 総理は、野党の審議拒否戦術は通用しないと記者団に語ったそうでございますが、これは、野党のどのような対応をもって審議を拒否したと言われたのか、全く不愉快としか言いようがありません。あのような発言は、きょうここにおる立法府の議員すべて同じ思いだと思っております。 衆議院の綿貫議長が、野党は審議……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 まず最初に、九月二十六日未明に発生をいたしました十勝沖地震で被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。 また、ことしの北海道は、この地震の被害のみならず、台風やあるいは冷害、こういったものが不況の上に覆いかぶさってきた。そういった意味で、北海道の皆様方は今大変な状況になっていると聞き及んでおります。政府におかれましては、この地震対策、地震復旧対策以外にも、こういった総合的な北海道の振興を含めた対策に私は取り組んでいただきたいと、まず冒頭お願いを申し上げます。 また、先ほど海江田議員と総理が、自分のことを悲観的に思わないことだということ……
○横光委員 社会民主党の横光克彦でございます。 小林先生には、きょうは長時間にわたりお話しいただき、また各党の質問にも誠実にお答えをいただいております。本当にありがとうございます。 先生のお話を聞いておりまして、一、二、私、意見を異にする部分もあるわけですが、かなりの部分で同じ思いを持っております。私も、国民主権、平和主義、そして基本的人権が柱となっております現行憲法を誇りに思っている一人でございます。 私ごとでちょっと恐縮ですが、私、昭和十八年生まれでございます。終戦のときには二歳でした。ですから、当然のごとく、戦争経験もございませんし、戦争の記憶も全くございません。物心ついたときに、……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。きょうは、公述人の皆さん、本当に貴重な御意見ありがとうございます。 まず、リチャード・クーさんにお尋ねしたいと思うのですが、ここ数年、大変な財政出動を図って、景気回復対策をやってまいりました。私たちも、そのことは一番の景気回復の近道であるという思いを持っておりました。 しかし、それを数年積み重ねたにもかかわらず、なお現在のような状況、とりわけ平均株価がバブル崩壊後の最安値を更新したり、日本の国債が格下げをされたりというような事態まで今なっているわけです。ですから、私は、財政出動というものが確かに景気回復の近道である、効果を発揮するという思いを持って……
○横光小委員 社民党の横光克彦でございます。 森田参考人には、きょうは貴重ないろいろな御意見、ありがとうございます。 合併特例法これあり、私の地元の方でも、この合併に向けて各自治体、大きな動きを進めております。この平成の大合併によって、戦後日本の地方自治制度そのものが大変重大な転換期を迎えると言っても過言ではないと私は思うんですね。 市町村合併は、小泉改革の骨太の方針の中でも、構造改革の一つとして位置づけられているわけでございます。先ほどからお話ございますように、税財源と補助金の見直し、この必要性を私も全面的に否定するものではないんですが、それでも、地方が甘えているとか、あるいは地方行財……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。
きょうは、公述人の皆様、本当に御苦労さまです。
菊池先生にお尋ねをいたします。
先ほどお話ございました、この予算案について基本的には賛成である、とはいいながらデフレ対策が大前提であるというようなお話でございます。ということは、デフレ対策としてはこの予算案は十分対応できているというわけではないわけですね。
【次の発言】 詳しく説明を受けたんですが、二次補正が必要ということは、デフレ対策になっていない予算であるということなんですね。
お話の中に、構造改革は中長期的な課題であるというようなこともおっしゃられました。これはどういう意味でしょうか。
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、公述人の皆さん、それぞれのお立場からの貴重な御意見、大変ありがとうございます。 まず、伊藤公述人にお尋ねをいたしたいんですが、大変なデフレ状況、先生は、デフレスパイラルとかなりもうはっきりとおっしゃられました。それほどに深刻な状況であるということを認識されているんだと思うんですが、そういった状況の中で財政赤字は拡大する一方、そして、もうこの数年後には日本の財政はこのままいけば破綻するであろうというような御意見でもございました。その財政破綻を回避するには、もうデフレの克服しかない、ここまでは大体ほとんど同じ認識だと思うんですね。 しかし……
○横光委員 社民党の横光克彦でございます。 きょうは、四人の公述人の皆様、それぞれ専門分野からの貴重な御意見、ありがとうございました。 まず、草野公述人にお尋ねをいたしたいと思うのですが、いろいろなアンケート調査、データを提示していただきました。この五年間で一割も家計の収入が減ったと。そしてまた、支出を減らしている理由として、将来の仕事や収入の不安、あるいは年金や社会保障給付が少なくなるとの不安、こういった不安。そしてまた、勤め先での雇用、処遇についての不安が、かなりの不安、少しの不安、合わせますと、何と八割強の方が現実に雇用、処遇についての不安を抱いている。いわゆる不安だらけなわけですね……
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