このページでは横光克彦衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○横光委員 民主党の横光克彦でございます。 内閣提出の地球温暖化対策基本法案、そしてまた自民党案、公明党案の趣旨説明がただいま行われまして、いよいよ本委員会で法案の審査が始まりました。きょうをスタートに、さまざまな議論が本委員会を中心に展開されていくことと思われますが、私はトップバッターとして、政府提出の法案を中心に、自民党案そして公明党案にも質問をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 地球温暖化問題は、まさに今、人類が直面している深刻な問題でございます。そしてまた、これに対応するためには、地球的な規模で取り組まなければならない重要な課題であるということは申すまでもござい……
○横光委員長代理 次に、江田康幸君。
○横光副大臣 皆様、おはようございます。今回、環境副大臣を拝命いたしました横光克彦でございます。 気候変動枠組条約第十七回の締約国会議、COP17の閣僚級準備会合に出席のために前回の環境委員会を欠席することとなりましたが、皆様の御理解をいただき、会合に出席することができました。この場をかりてお礼を申し上げたいと思います。 環境大臣としての責任を十分に果たしていくために、細野大臣のもとに、精いっぱい環境行政に取り組んでまいる所存でございます。生方委員長初め委員各位の皆様方の御指導、御協力、よろしくお願いを申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○横光副大臣 お答えいたします。 今御指摘がございましたように、この膨大な瓦れき、この瓦れきの処理、災害廃棄物の処理が復旧復興の大前提であることを強く認識いたしております。 そして、この膨大な瓦れきであるがために、その地域内、それだけの域内ではもう到底処理ができないというのは、今お話がございました、そのとおりでございます。ですから、広域処理というものはもう避けられない状況でございます。これが実際なかなか進んでいないという御指摘ですが、確かに今日まで非常に進んでおりません。 その理由としては、今お話もございましたけれども、やはり放射能物質による汚染に対する危惧とか懸念、これがどうしても、あ……
○横光副大臣 平成二十四年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について御説明申し上げます。 まず、一般会計予算では、総額二千三百四十七億一千六百万円を計上しております。 以下、その主要施策について御説明申し上げます。 第一に、地球環境保全対策については、昨年末に南アフリカ・ダーバンで開催された気候変動枠組み条約第十七回締約国会議の成果を踏まえ、全ての国が参加する将来の法的枠組みの構築を目指すとともに、国内の各種地球温暖化対策を着実に進めてまいります。また、アジアを中心とする環境協力を含む地球環境保全対策の推進を図ります。これらに必要な経費として、四百八十七億七千六百万円を計上しており……
○横光副大臣 セメント会社が瓦れきを焼却していただいているところがあります。そしてまた、それをセメントの材料にしてやってくれている。今言われたように、つくるはいいが、やはりそういった需要のことを考えたときに、非常にまだまだそれが広がっていないという現実もあるわけです。 それで、復興庁が誕生いたしまして、関係閣僚会議のもとで、その下で、復興庁、国交省、農水省、経産省、国の事業を発注する関係の省庁の皆さん方と今いろいろ話し合っております。そして、国が買い上げるということができるかどうかも含めて何らかのインセンティブを働かせることができないかということで今協議いたしておりまして、少しでもそういった……
○横光副大臣 今、委員の御質問ですけれども、そういった、これは国民の生活、日本の産業全てに非常に影響する課題でございますので、政府としては、さまざまな国民の意見をお聞きした上で決める。現在、今の質問について政府は方針を決めているわけではございません。しかし、多くの方たちの御意見を参考にして、政府としては八月末には方向性を決めよう、今、そういう状況でございます。
【次の発言】 国会で選んでいただく、同意していただくために選んだ方でございまして、最終的には国会で御判断されることだと思います。
【次の発言】 この案の人選、人員の方に対していろいろな御意見がございましょうが、本当にまだ案でございまして……
○横光副大臣 お答えをいたします。 そもそもこの特措法、これが制定されましたのは平成十五年でございますが、今、金森委員お話しのように、当時は本当に産業廃棄物の不法投棄などで、不適正な処理によって大規模な生活環境保全上の支障が生じていた事案が数多くあったわけでございます。 その支障を除去することが大変重要な課題となっていたわけで、そうした状況を背景に、国の支援のもとで着実に事業を進めることを目的として特措法が制定されたわけでございますが、その際、地域の住民の皆様方のことを考えて、早急に、できるだけ早く対処しなきゃならないという意味もありましたし、そういった意味からも、恒久法としてではなく、十……
○横光副大臣 横山委員から、ただいま、国立公園は我が国の国民のかけがえのない財産であるというお言葉がございましたが、まさにそのとおりであると認識いたしております。このため、国立・国定公園における景観や自然環境の保全、これをしっかりと守っていかなければならない、このように考えております。 しかしその一方、地球温暖化対策として、お話にもございました再生可能エネルギーの開発もこれまた重要でございまして、そういった意味から、自然環境の保全と地熱の開発、この二つを高いレベルで調和させていくことが重要であると考えております。 環境省といたしましては、この国立公園、国定公園における地熱開発の取り扱いにつ……
○横光副大臣 お答えをいたします。 まず、再生可能エネルギーの普及拡大。これはもう本当に、我が国のこれからのエネルギー基本計画をつくるに当たっても大変重要な課題だと思っております。 そういった中で、とりわけ今御提案がございました地熱発電、これは太陽や風力に比べて非常に安定性もあるし効率もいいということで、ベース電源になるんじゃないか、そういった再生可能エネルギーであるということも我々も重々認識をいたしております。 そういった中で、緩和の件ですけれども、一歩踏み込んだらどうかということで、踏み込んで、規制緩和に今環境省も取り組んでいるんです。地熱発電に係る検討会をこれまで五回やりまして、い……
○横光副大臣 お答えをいたします。 地球温暖化対策は、我が国にとりまして本当に重要な政策課題でございまして、そのために、先般、エネルギー・環境に関する選択肢として、御案内のように三つのシナリオをお示ししたわけでございます。 この中で、再生可能エネルギーを現行のエネルギー基本計画に比べて圧倒的に拡大するということが非常に特徴的となっております。しかしながら、それでもなお、二〇二〇年の温室効果ガスの国内排出量は、今おっしゃられましたように、九〇年比で〇%から一一%削減にとどまっております。 今後、先ほど枝野経産大臣がお話しされていましたように、国民的議論を経て、八月には革新的なエネルギー戦略……
○横光副大臣 お答えいたします。 今お尋ねのエコカー減税、またエコカー補助金、これがほぼ同時期に実施されたわけですが、その時期が、平成二十一年度からでございました。この平成二十一年度以降、新車販売に占める次世代自動車の割合が約三%から約一一%へと四倍近く、大幅に向上いたしております。また、新車乗用車の平均燃費も向上率が上昇しておりまして、エコカー減税等により、環境性能にすぐれた自動車の普及が大きく促進されております。 そして、今お尋ねのCO2の件でございますが、対象車種、今回は乗用車に限定したわけですが、この対象車種と走行距離など、一定の仮定を設定した上で環境省が試算をいたしました。その結……
○横光副大臣 お答えをいたします。 委員は、指定廃棄物の件だと思います、この放射性物質が八千ベクレル・パー・キログラム以上を指定廃棄物として国が処分することになっておりまして、その場所としては、その指定廃棄物が発生した都道府県内で処分することとなっておりまして、先般、村井知事に御協力をお願いに行きました。協力の意思をお示しいただきまして、非常に感謝いたしております。 この場所は、七月から九月までに場所をまず我々は選定しよう、そして二十六年、三年後を目途に最終処分場を確保していくということを工程表で出しているんですが、確かに、最終処分場を見つけるということは至難のわざでございます。県や市町村……
○横光副大臣 お答えをいたします。 今後の地球温暖化対策については、エネルギー・環境会議を中心に、エネルギー政策と表裏一体で検討することといたしております。 今先生が指摘されました二五%の件でございますし、また削減の見通し、これにつきましては、あくまで検討中の、現在審議会に提示されたものでございまして、今後、政府といたしましては、これを土台に複数の選択肢を提示して、そしてパブリックコメントなどを行って国民的論議を経た上で、ことしの夏を目途に、革新的エネルギー・環境戦略を決定するということになっております。また、二〇二〇年の削減目標に関しましても、国民的論議を経た上で決定することとなっており……
○横光副大臣 お答えをいたします。 この法案の十八条に示されております、放射線が人の健康に与える影響等ということでございますが、これは、政府としては、もともと大変重要であると考えておりました。 今般の原発事故によって、原子力被災者初め多くの国民が健康不安を感じておりますし、こういった健康不安への対策を確実にまた計画的に講じていかなければなりません。それを目的といたしまして、環境省を中心としまして、細野環境大臣を議長として、関係省庁の皆様方の御協力をいただきながら、原子力被災者等の健康不安対策調整会議なるものを設置いたしました。そして、そこにおきまして、去る五月三十一日に、健康不安対策に関す……
○横光副大臣 お答えを申し上げます。 田嶋委員御指摘のように、今般の原発事故によりまして、原子力被災者はもちろんのことでございますが、多くの国民の皆様方が健康に不安を抱えております。このため、対策として、これを確実また計画的に実施していかなければなりません。そのために、関係省庁等から構成されます原子力被災者等の健康不安対策調整会議を設置いたしまして、この五月三十一日に、健康不安に関するアクションプランを決定したところでございます。 この中身は、重点施策としては、まずは関係者の連携、そして共通理解の醸成ですね。そして、放射線による健康被害等に係る人材の育成、国民とのコミュニケーション、さらに……
○横光副大臣 お答えを申し上げます。 CO2吸収源対策、これは、地球温暖化対策として非常に重要な施策であるということは、もう申すまでもございません。 この財源でございますが、今大臣がお話しになりましたように、二十四年度の税制大綱においても、二十五年度以降、国全体として財源を確保するということを引き続き検討するということになっております。二十五年度の税制改正ではまた大きな議論になろうかと思いますが、現在においてはこういった状況になっているわけですので、御指摘の点につきましては、この方針を踏まえて今後検討を行っていくということになるものと考えております。 先ほど委員は、農水省と環境省と経産省……
○横光委員長 これより会議を開きます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、環境委員長に就任いたしました横光克彦でございます。 御承知のとおり、環境問題には、地球温暖化対策、そしてまた循環型社会の構築、そしてまた生物多様性の保全などの課題が山積しておるわけでございます。我々は、それらの解決に向けて真摯に取り組まなければなりません。 さらには、東日本大震災からの復興に際し、原発事故に伴う放射性物質による環境汚染への対処、また、災害廃棄物の迅速な処理などの課題にも直面しているわけでございます。 このような状況のもと、当委員会に課せられました使命はまことに重大であります。 委員……
○横光委員長 これより会議を開きます。 環境の基本施策に関する件について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官加藤洋一君、文部科学省大臣官房審議官鬼澤佳弘君、林野庁次長篠田幸昌君、国土交通省大臣官房審議官毛利信二君、環境省大臣官房長鈴木正規君、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長梶原成元君、環境省総合環境政策局長白石順一君、環境省総合環境政策局環境保健部長佐藤敏信君、環境省地球環境局長関荘一郎君、環境省水・大気環境局長小林正明君、原子力規制委員会委員長田中俊一君、原子力規制庁次長森本英香君、原子力規制庁審議官名雪哲夫君、……
○横光副大臣 立場上、地熱派と言いたいところですが、慎重な立場でもございます。まず御理解ください。
【次の発言】 山本委員が、超党派の地熱推進議連事務局次長ですか、大変御熱心に取り組まれておることにまず敬意を表したいと思います。
環境省としても、あの原発事故以来、再生可能エネルギーの普及あるいは拡充、これが我が国のこれからのエネルギー基本計画を定めるに当たって非常に重要である、このように考えております。
その中でも、特に地熱開発ですね。地熱発電は、先ほどもお話ございましたように、太陽光発電やあるいは風力発電と比べましても非常に効率もいい、また出力も安定している、そういったことから、今委員が……
○横光副大臣 業界団体の意見をまとめるという立場として、委員として入っていただいております。
【次の発言】 お答えをいたします。
産業動物の福祉については、我が国の取り組みは、昨年末に取りまとめた中環審の報告書においても、五つの自由という概念がございますね、これを、産業動物も含めて動物全体に対する理念として動物愛護管理法に明記することが望ましいとされました。
環境省といたしましても、海外の変化を踏まえつつ、対応すべき課題と認識しておりまして、これは動物愛護管理法の改正をしなければならないわけで、この報告書の内容を参考にしつつ、現在、議員立法による改正に向けて与野党が御検討いただいているわけ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。