このページでは渡辺周衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○渡辺周君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました内閣提出のいわゆるテロ対策特別措置法案並びに自由民主党、公明党及び保守党提出の修正案に反対、民主党提出の修正案に賛成し、内閣提出の自衛隊法の一部改正案並びに海上保安庁法の一部改正案に賛成の立場で討論いたします。(拍手) 本年九月十一日に米国で発生した同時多発テロは、多くの罪なき人々を巻き込んだ卑劣かつ残虐な犯罪行為であり、自由かつ秩序を守って民主的な社会を希求する私たちへの許しがたき挑戦であります。 民主党は、今回のテロを全く新たな型の脅威ととらえ、テロ撲滅に向けたあらゆる外交努力、国内外における徹底したテロ対策を行……
○渡辺周君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、テロ対策特別措置法の一部を改正する法律案について、小泉総理大臣に質問いたします。(拍手) 法案への質問に先立ちまして、お尋ねいたします。 今月十四日、私は、ソウルで、元朝鮮労働党幹部ファン・ジャンヨプ氏とお会いしました。御存じのとおり、ファン氏は、一九九七年に亡命し、現在、韓国政府の保護下にあります。家族よりも二千万北朝鮮国民の命あるいは極東平和、世界平和のためにと、家族、親族への粛清を覚悟の上で、北朝鮮の実情を世界に訴えるために亡命を決行しましたが、氏は、現在、韓国政府の方針によって、自由な行動が許されておりません。亡命から六年、よわいを……
○渡辺(周)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、中山成彬君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 私は、本日のこの質問の中で、いわゆる六月の十三日―十五日、南北の首脳会談が行われたことを契機にしまして、つい先般のタイのバンコクでのASEANの地域フォーラム、北朝鮮が大変大きな対話的行動に積極的に出ている、こうした国際情勢の変化をめぐる中で、日本の外交あるいは防衛という面においてどのようにこれから考えているのか。また報道あるいは伝聞等でさまざまな情報が伝えられるわけですが、その中で、日本政府として今どのような認識を持ち、また、今後どう考えていくのかという点について、限られた時間でございますが、お尋ねをしたいと思うわけであります。 昨年九月の国……
○渡辺(周)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、中山成彬君を委員長に推薦いたします。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 この災害対策委員会、今般のこれまでの伊豆諸島の災害、連日続く地震で、本当に一日も早くこの災害対策の委員会を開くべきである、ずっと我々としても申し入れをしてきたわけでございます。ちょうど選挙直後でしょうか、こういう形で災害が頻発をしました。そんな中でようやく開催になったわけでありまして、この間、理事を務めている関係で、理事懇でありますとか、その中で折に触れていろいろと、今回の伊豆諸島における一連の地震について報告をいただいてまいりました。まさに一カ月を超える期間におきます三宅島の噴火、そしてまた神津、式根、新島といった島々の近海で起きている地震、中……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 まず本日は、民主党として、大変長い時間、六名の委員が質問に立つわけでございまして、トップバッターということでございますので、法案の基本的な部分の順次確認ということも含めながら、質疑を進めていきたいなと思う次第でございます。 先般の本会議での質疑あるいは与党からの質問にもございました。御案内のとおり、今回政府の提案された法案は、昨年の周辺事態法案の一部であった船舶検査とほぼ同様でございますが、国連安保理決議のほかに旗国の同意が追加されたということが大きな変化であるわけでございます。これは基本的な部分でございまして、大変大事な問題でございまして、ま……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺周でございます。 今、我が党の委員から続けて質問がございまして、この後にも我が党からの委員が質疑に立ちますので、できるだけ重複を避けて質問をするわけでございますが、今までの議論の中で、大変大臣強い意欲を持って、就任直後に今回のこの法案を出されるということを御所信の中でも訴えられてこられたと思います。 その中で、非常に意気込みは、これまでも入札制度のあり方あるいは建設業のあり方、いろいろと審議会の方でも建議書が出されるなどしてきたわけでありますが、その中で、当初の大臣の意気込みでございますが、いわゆる公共工事契約法などを念頭に置いて、欧州各国の例を参考にして出す……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺周でございます。 民主党の質問の時間の中で、今、首藤そして高木委員の質問を受ける形で、まず外務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、日米地位協定の件につきまして、今高木委員から質問がございました。 先週の金曜日でしょうか、この安全保障委員会で外務大臣が所信の表明をされた中で、沖縄で米軍による遺憾な事件が続いて発生していることについては、今後ともアメリカ側に対して、厳正に規律を保持し、よき隣人としての責任を全うするよう強く促していくとともに、在沖縄米軍関係者及び沖縄県等の地元自治体と協力しつつ最大限の努力を行っていく考えでありますと。 そして、今高木委員にお答えさ……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺周でございます。民主党の時間帯の中で御質問をさせていただきます。 今も高木委員から質問がございました。私は、田中外務大臣に、まず、訪米されるということについてお尋ねをするわけでございます。 今、与党の三党の幹事長が訪米をされます。そして、六月の三十日からは小泉総理が訪米されるという中で、その合間に田中外務大臣訪米をされるということでございますが、この訪米は、御自身からのぜひとも行きたいという強い意向なのか、それともアメリカの方からぜひお会いしたいということなのか、それとも事務方からの行くべきだという要請なのか。まず、その点についてお尋ねをしたいと思います。
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 私からはまず、時間もございますので、北海道でのF4戦闘機の誤射事件につきまして、防衛庁長官にお尋ねをしたいと思うわけでございます。 この事件の概要等は、連日報道されておりますので、あえてここでは時間の関係で省略をいたしますけれども、いろいろな報道の中に、見てまいりますと、以前からトラブルがたびたび報告されていたと。これは、当初は人為的なミスではなかったのかというのが、どうも電気系統によることで結論づけられました。これは、問題なかったはずだというようなことが言われながらも、なぜこんな、本当に大きな事故に一つ間違えればつながりかねないことが起きたの……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 何か、御多忙のところを出たり入ったりでございまして、本日三十分、民主党のトップバッターということで質問をさせていただきます。 大臣には、就任早々大変精力的にさまざまなところで御発言等されているのは承知でございますが、先般、六月の八日ですか、行革断行評議会が開かれた。その第一回目の議事の要旨については、私もホームページ等で見させていただいているわけでございまして、いろいろな出席された方の意見の中には、国民の意見をフィードバックする役割をこの評議会が果たすべきだということがございました。 これは、質問の通告の中でそこまで詳しく書いたかどうかわかり……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺周でございます。 先日十九日、会社更生法の申請を行いました宮崎県のシーガイア、第三セクターが華やかなりしころ、民活法あるいはリゾート法という法が制定されまして、その後こうした地域振興型、地域開発型の第三セクターが次々に設立をされました。特に、この宮崎県シーガイアは、リゾート法の適用第一号であったということで、全国的にも大変に注目を浴びた施設でございました。 私も、かつて静岡県の地方議会、県議会におりましたときに、ちょうど開園前、開設前のシーガイアに行きました。この中心部にございます大変な高層ホテルの一番トップに上がりまして、海岸線を見ながら、大変広大な敷地の中……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 民主党の持ち時間の中で、防衛庁長官並びに外務大臣に質問をさせていただきます。ただいまの伊藤委員と若干重複する部分があるかと存じますが、お尋ねさせていただきます。 まず防衛庁長官、十一月の二日、三日、四日ですか、与党の三党幹事長がパキスタンを早足で回り、イスラマバードあるいはカラチに行って、そしてムシャラフ大統領とも会って会談もしてきたという中で、この三党の幹事長には防衛庁、外務省あるいは国土交通省からも随行員が行ったというようなことがありましたけれども、何名ぐらい、どういう方が行かれたのか、ちょっとその点について教えていただけますか。
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。末松、安住両委員に続きまして質問をさせていただきます。 今も質疑がございましたけれども、私は、まずPKOというものがいかなる変遷を経てきたかということにつきまして、ぜひその御認識について防衛庁長官にお尋ねをしたいと思うわけであります。 今もお話がありましたとおり、PKOが冷戦下そして冷戦後と一つの境をつくりまして、このPKOの存在が別の役割を持って出てきたわけでございます。そんな中で今回この改正案が、今もお話がありましたけれども、まさに十分な議論をもう少しして、これは私も、PKOとODAという問題はやはり日本外交の二つの大きな柱であろうと思うわけ……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。午前中に引き続きまして、民主党の時間の中で質問をさせていただきます。極めて限られた時間でございますので、要点をかいつまんで質問をいたしたいと存じますが、まず私が申し上げたいのは、狂牛病の問題であります。 このテロ事件の発生で、何かニュースとしてはある意味では少し、これは本来注目されるべき、我々の生活に影響を与える大変大きな問題でありますけれども、今回の一連のテロ事件あるいは現状のアフガニスタン情勢等によりまして、なかなか、国民の関心がある意味では少しそれている、幸か不幸かというところでありますが。 私は、まずこの問題について、これを大変重要視する……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 限られた時間でございますので、早速端的にお尋ねをして、ぜひ参考人からのお考えをいただきたいと思います。 まず、中村医師にお尋ねをしますが、連日、米英の報復から、報じられる現地の状況の中に、反米の大きな動きが起きている。先般も、市街地で催涙弾やあるいはゴム弾を撃って警官隊がデモ隊を排除したと。あるいは、報道機関も非常に危険な目に遭っているというような状況があるわけです。 ペシャワールで医療活動を始められて十七年、そんな中で、現地の状況を最も知っている方のお一人として、国民性あるいは風土、それから当然イスラムの宗教的背景、さまざまなことに熟知され……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。与えられた時間の中で引き続き質問をさせていただきます。 まず最初に、先ほど岡田委員の方から話がございましたが、今回のこのテロを受けまして私ども民主党も大変な党内議論を重ねてまいりました。そして、昨日あのような結果になったわけでございますが、我々としては、いろいろ御指摘があるような、いわゆる党内のいろいろな意見がある。 それはそうでありまして、これだけ大きな出来事がありまして、そして日本がテロの撲滅のために何ができるかということを議論して、かつて、日本の領域で自衛隊が個別的自衛権を発動し、そして、それから周辺事態、そして今度は、ある意味では後方支援……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 それでは、伊藤そして桑原両議員に続きまして質問をいたします。 きょうの新聞報道で、これは昨日付のイギリス紙のオブザーバーに、アルカイーダがソマリア、スーダンあるいはイエメンというところでテロリストを集めて組織の立て直しに入った可能性が強まっている、アメリカ、イギリスの情報筋がそのように言っているということで報じられました。ビンラーディンの腹心が今アフガンを既に脱出して、秘密裏にこれらの国に入国している可能性が高いんだというようなことも報じられておりまして、既にアメリカ、イギリスは、MI6であるとかあるいはCIAが情報収集のために既にこれらの国に……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。
もう早速質問に入りますが、今お話がありましたとおり、この不審船の問題でございまして、今、現状はどうなっているのか、不審船の現場は、日本の船が何隻、中国側の船が何隻現場にいるのかということにつきまして、教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 この船の引き揚げというのは、先ほど来質問の答弁にもありますように、中国が大変慎重に、孔泉報道局長というのですか、この方が、沈没船の引き揚げについてはEEZの管理法規にも関係しており慎重に対応しなければならないということを再三にわたって言っているというのは、先ほどからの答弁にもあります。
でも、問題は、日……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。
きょうは時間が余りございませんので、早速質問に移らせていただきます。
まずは、防衛庁長官、四月、今月ですね、二十日から訪韓されるということのようでございますけれども、どういう目的で韓国の方へ行かれるのか、その点について、まず冒頭お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 それは、韓国で防衛当局の方々と、まさにこの防衛交流ということ、今後の共同の演習等も含めて連携を密にしていかれるということだと思うんです。
ここでちょっとお尋ねしたいのは、やはり北朝鮮の問題の中で、韓国も大統領が近々にもかわるということでございまして、今後の朝鮮半島の韓国の政策とい……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。
きょうは、限られた時間でありますのでエッセンスをお尋ねしまして、できるだけ簡潔にお答えをいただきたいなと思うわけでございます。
まず、海上保安庁、きょうお見えでございますのでお尋ねしますが、例の奄美沖から逃走した昨年のあの不審船につきまして、引き揚げ作業はどうなっているか、私、このことはもう随分質問をしてまいりましたが、この現状、そしてまた今後の見通しについてまずお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 当初は一カ月間という話でございました。私は、技術的なことを今さらどうこうとお尋ねするつもりはありませんが、もう何度も繰り返し申し上げていますと……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 きょうは参考人の皆様方、ありがとうございます。それでは、質問をさせていただきます。 この北朝鮮の問題というのがクローズアップされたのが、正直申し上げましてベールに包まれた国であった。そして、一部のジャーナリスト等は北朝鮮ウオッチャーということでずっと追いかけてきた。ところが、日本には北朝鮮に関する文献も少ない。そして、これはかねがね言われていることですが、シンクタンクのようなものもない。何よりも秘密の国でありまして、テレビカメラやジャーナリストもほとんど入ったことがないという国でありまして、非常になぞめいた中で、このような国を隣国として、我が国……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。もう時間がありませんので質問を進めたいと思いますが、今の同僚の金子委員の質問に続きます。 拉致問題の解決なくして国交正常化はあり得ないと繰り返し述べられてきました。我々も当然そうでございます。これは日本国のコンセンサスであろうと思うわけであります。どの時点で拉致問題は解決をされたと判断をするか。この拉致問題について今、まだこちらの八件十一人以外に行方不明になっている方、そして北朝鮮が今回出してきた方、あるいは救う会の方々が非常に疑わしいと見ている方々のお名前が複数挙がっているわけでございます。こうした方々に対して、日本国として今後どのような要請をし……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。(発言する者あり)ありがとうございます。 静岡の第六区の選出でございまして、今回、いわゆる五増五減案では私も選挙区を直撃される一人でございます。国会に出てくる議員でございますので、当選選挙区がどういう事情でということは、きょうここにいらっしゃるすべての委員と同じでございまして、選挙区はどこであっても国政に専念をするということには変わりないわけでありますが、しかし、今回のこの法案につきましては、私は大変否定的な立場でお尋ねをするわけでございます。 まず、今回、一票の格差を是正するということで、二倍以内におさめるということでそもそも法案ができたはずな……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。民主党の持ち時間の中で質問をさせていただきます。 今回のこの法律が提出をされました。国家緊急権のない我が国の法体系の中で、これまで自衛隊法が唯一有事の際の法律であったという中で提出をされました。この国家緊急権がないという我が国の中で今日まで来たわけでありますけれども、ある意味では、この法律を審議しなければいけないということは、これはやはりもう一つの憲法をつくるぐらいの気構えがなければできないことなんだろうと思うんです。 つまり、この法律によって、憲法学者や法律学者の方の中には、下位法によって憲法を侵害するのではないか、違憲になるのではないかという……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。
それでは、質問をさせていただきます。
拉致問題の解決なくして日朝正常化はあり得ないと繰り返されております。前回の外務委員会での閉会中審査でも私質問しましたけれども、拉致問題の解決なくしてと。どの時点で拉致問題を解決したと判断するのか、この点について、だれかお答えできる方いらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 外務大臣、今お答えされた中に、今日本に帰ってきている五人の家族、当然のことながら、この人たちは被害者でございまして、罪なき人がある日突然暴力によって連れていかれたわけです、かの国に。そして、その家族が今国にいる、離れ離れにされている中で……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。それでは、民主党の持ち時間の中で、末松委員に続きまして質問させていただきます。
今、インド洋での我が国の海上自衛隊の行動についての質疑がなされました。関連しまして、政府が今イージス艦の派遣を検討しているというように聞いているわけでございますが、この点について防衛庁長官はどうお考えか。また、アメリカからイージス艦の派遣要請というのがあるのか、それともこれからあると考えられるのか、その点について関連してお尋ねします。
【次の発言】 防衛庁長官、きょうですか、アメリカ側と何か協議をすることがございましたね。そのときに、今後の中で、米国の国防関係者と会って……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 それでは、早速でございますが、広い意味での安全保障の中で大変重要な問題であります今回の社団法人日本外交協会の米支援、この点につきましてお尋ねをいたします。 この日本外交協会が、ある団体の要請によって、人道支援の名のもとに東京都の非常食を北朝鮮に送っていたということが明るみに出ました。この問題をぜひただしたいわけでございますけれども、この点につきまして、まず、この社団法人日本外交協会というのはホームページもございまして、見ました。 これは一体どういう団体なんですかね。これは外務省の委託事業を受けている団体、しかも、この会の会長は衆議院議長綿貫民……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 きょう、こうした形で、北朝鮮問題の権威ある方々、また実際にフォラツェンさんは北朝鮮で西側の医師として、しかも自由に行動できるお立場の中で、ふだん知り得ないことを見てこられた。大変貴重な機会に恵まれましたこと、また、遠路お越しいただきましたことをまず御礼申し上げたいと思います。 そこで、フォラツェン医師にお尋ねをしたいんですが、著書の中にもございました、そして今のお話の中にもありましたが、いわゆる北朝鮮の医療レベルというものは一体どういうものなのか。 我々日本もそうですが、当然、お国のドイツからも大変多くの援助物資、薬品等が送られている。しかし……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 それでは、質問に入らせていただきます。 このいわゆる有事法制三法案の中で、私どもがこれまでもずっと、本年議論をしてまいりました。その中でいわゆる武力攻撃のおそれという点でございますが、直近の例をちょっと挙げて考えますと、例えば先般、奄美大島沖で海上保安庁と海上銃撃戦を行いまして沈んだ船がございました。この船が長い時間をかけて引き揚げられまして、そして内部がある程度調べ尽くされた。この点について考えますと、不審船がいわゆる武装工作船だということがはっきりしたんですが、武装工作船が武力攻撃のおそれなのかどうなのかということについては、例えば今回の事……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 まず冒頭に、法案の質問に入る前に、私、先般の代表質問でも、本会議でも最初にお尋ねをしましたが、官房長官にお尋ねをいたします。 昨日の官房長官定例の記者会見の中で、いわゆる今韓国に亡命している保護下のファン・ジャンヨプ朝鮮労働党元書記のことについては、政府は介入をしない、来日の希望をしているのは本人の自由であるというようなことが出ていますが、その点についての御発言で、この方は来日を希望しているというのは私も聞きました。そして先般、拉致された御家族の方々が平沢議員等々と韓国へ行かれたときにもその意向を伝えたということでございます。 これは御案内の……
○渡辺(周)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、政府提出のイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案に対し、政府案に反対、民主党修正案に賛成の立場で討論を行います。 民主党は、イラク国民がこれ以上の災禍に見舞われることを回避するとの人道的見地のほか、イラクの安定が及ぼす中東全体の平和と安定、国連安保理決議一四八三号の採択等、総合的に考え、我が国はイラク復興支援に積極的に取り組むべきとの立場をとっております。この立場から、先月、いち早くイラクに調査団を派遣し、現地のニーズをつぶさに検証してまいりました。 この調査団の報告を踏まえつつ、現地のニ……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 一昨日の前原委員から、末松、桑原委員と、民主党の持ち時間の中でトリを務めるわけでございますが、今質問が、きょうも末松委員あるいは桑原委員からありましたように、我々が最も知りたいのは、このテロ特措法が成立をして今日まで、我が国が一体役に立っているのかどうなのかということなんですね。幾つか役に立っているかどうかということを知らなければ、この法律の審議をしていく上においては我々は判断ができない。 そこで、最初にちょっと外務大臣、今の質問の続きでお尋ねをするんですけれども、末松委員から一昨日質問がなければ、外務大臣として、外務省として、今回の今あった海……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 それでは、最初に外務大臣にちょっとお尋ねしたいんですが、今、率直に物を言うところが私のいかぬところだとおっしゃっていましたけれども、今までも何度もこの委員会で質問をしながら、仮定の話には答えられないと。アメリカがイラクに対して軍事行動を起こした場合、日本はどうするんですか、これはもうずっと同僚議員から、また私もこの場でもずっと問いただしました。そのたびに、仮定の質問には答えられない、何も言ってこなかったわけですね。 この点について、今になって、先般の原口大使の発言、そして今さら、これも何回も同僚議員が追及しておりますけれども、いわゆる国内向けの……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺周でございます。それでは、質問をさせていただきます。 まず初めに、イラク情勢でございます。 連日、テレビ、新聞、メディア等で戦況が刻々と伝えられるわけでございますけれども、これは同僚議員からも後に質問がございますので、重ならないように、ちょっと私なりの立場からいろいろ質問をさせていただきたいんですが、まず一つは、周辺国にいる邦人、この方々というのは今どのような状況になっているのか。それから、この点についてもう一つ、邦人保護という、これは我が国の外務省がやらなければいけない大きな、我が国としてなすべきことの一つでございますが、例えば、今、人間の盾としてイラクにい……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 早速質問に入らせていただくわけでございますけれども、私がきょうお尋ねをするのは、先般、六月三日に、厚生労働省の医薬局が、厚生労働省がホームページでも今いろいろとこの点については一生懸命フォローしていますけれども、例の魚介類の水銀含有の発表についてでございます。 私、選挙区は静岡県の東部でございまして、伊豆半島の下田港が、実は静岡県自体がこの中で名指しされましたキンメダイの水揚げの八割を占めるわけでございます。そのうち八割が伊豆半島の下田港で揚がるわけでございますけれども、今回、キンメダイを、特に胎児を持つ妊婦さんがこれを摂取すると影響があるとい……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺周でございます。 きょうは、参考人の皆様方、非常に貴重な御意見、御提言、ありがとうございます。限られた時間ですので、私自身の見解を申し述べながら、専門家の御意見を伺いたいわけでございます。 今回のこの有事法制の議論、私、昨年からずっとこの委員会におりました。昨年の今ごろは、なぜ有事法制なのだという議論がございました。それは、米ソ冷戦のあのソ連の脅威論が言われているときですら有事法制などというものがなくてもよかったものが、なぜ今になって急に出てきたんだと。 昨年の今ごろは、正直言って、小泉人気の大変高い支持率を背景にして、ほこりをかぶったお蔵入りした法案を、慌……
○渡辺(周)委員 今の御質問にお答えしますけれども、危機管理庁がそもそもなぜ必要か。 とにかく、とりわけ大規模自然災害等は過去何回もございました。その中で指摘をされることが初動対応のおくれ、あるいは機動性に欠ける、あるいはいわゆる各省庁ごとの縦割り行政の弊害、それによって相互連絡の不都合や機能が重複しているということが指摘をされました。それゆえに、民主党の提出の基本法案の中では危機管理庁の創設を訴えてきたわけでございますし、また、アメリカのFEMAが九・一一テロの際もどのような形で事態の収束に対応できたかということをかんがみながら、この危機管理庁の創設というのは必要だろうと考えております。 ……
○渡辺(周)委員 民主党の渡辺でございます。 まず冒頭、職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、若干関連してお尋ねをしたいと思います。 数年前だったでしょうか、神奈川県の玄倉川といいましたか、川でキャンプをしている子供を連れた家族連れ数グループが、増水して、取り残されて、不幸にも小さい子供が犠牲になったというような事件がありました。このとき、私の地元でもありました御殿場の駐屯地から捜索に出かけたんですけれども、本当に痛ましい事故でありました。 そのときに、後で当時の方に聞いたんですけれども、日の出から日没までというふうに言われながらも、日没過ぎてもサーチライトを当てて、……
○渡辺(周)委員 引き続き質問をさせていただきますが、民主党の渡辺でございます。 ちょっと関連して、先ほど外務大臣がただいまの山口委員の質問に対して、アメリカの調査会社ギャラップがイラクでやった世論調査、非常に肯定的だったというふうにお答えがありましたけれども、外務大臣にここで引き続き伺いたいのは、世論調査というのは、質問の仕方によってどうにでも答えは引き出せるんですね。大体、世論調査という手法は、私も学生時代にそういうあれをやりましたけれども、結果的には、では、どういう形でサンプルをとってどういう方々に満遍なく調査をできたか、これは、世論調査のやり方というのは、よくいろいろと疑義がある部分……
○渡辺(周)分科員 民主党の渡辺周でございます。 私は、三十分の質問時間の中で、諫早湾の干拓から有明海のノリ問題に至るまでのこの一連の、またきのうきょうまでのことも含めまして、谷津大臣に御質問をしたい、ここへ立たせていただいたわけでございます。 まず、昨日、福岡県の有明海漁連、百三十名ほどの方が農水省で大臣と面会をされたということでございます。ノリの色落ちの問題から、さまざまな漁民の方々が、原因は諫早湾の干拓事業にある。いわゆる四年前、もう四年になりますが、ギロチンが諫早湾を締め切って以来、赤潮の発生でありますとか、あるいはアサリの激減でありますとか、そういった幾つかの影響が出てきた。その……
○渡辺(周)分科員 民主党の渡辺周でございます。 決算行政監視委員会の第四分科会で、国土交通省、中でも旧運輸省の所管の部分につきまして二点お尋ねをしたいと思います。 大臣がきょうは参議院の質疑があるということでございまして、くれぐれも時間どおりに出してくれときのうから四回も五回も関係各方面から言われていますので、まあ仕方ないということで了承いたしました。限られた時間でありますけれども、充実した答弁をいただければと思います。 一つは、最近地方で非常に盛んになってまいりましたFC、フィルムコミッションのことでございます。 このことは、例えば私どもの静岡県、特に伊豆半島なんかですと、もう既に……
○渡辺(周)分科員 民主党の渡辺でございます。 それでは、国会所管の何点かにつきまして、御質問をさせていただきます。 順番はどうでもいいんですが、一つ先にちょっとお尋ねしたいのは、国会の傍聴規則というのがございますけれども、この点について最初にお尋ねしたいんですね。その後に、衆議院赤坂議員宿舎の建てかえの問題、森ビルさんから訴えを起こされている点につきまして御質問したいと思います。 最初にお尋ねしますけれども、先般の統一地方選挙で、ザ・グレート・サスケという議員さんが岩手県の県議会で当選されました。一万六千を超える票を盛岡市選挙区で得られて、トップ当選されています。この方が、今、岩手県の……
○渡辺(周)分科員 民主党の渡辺でございます。 実は、文部科学省に質問するのは、私も国会に当選してから六年近くになりますが、初めてでございます。ふだんは安全保障委員会などというところにおりまして、きょう午前中もその質疑をやってきたわけでございますが、ちょうどこの時期でございますと教育の問題について、持ち時間の範囲内で質問させていただきます。 私も小学校の四年生と二年生の子供がいる父親でございます。そんな中で、教育の問題というのは、これは国家百年の大計でももちろんありますが、一父親として見ますと、家庭におけるあるいは地域における、学校あるいは教育という問題を、間近に見てきているわけでございま……
○渡辺(周)分科員 民主党の渡辺でございます。 それでは、持ち時間の範囲内で何点か質問をさせていただきたいと思いますし、また、もし時間が余りましたら、通告にはございませんけれども、いろいろと昨今の我が国を取り巻く環境についても、大臣あるいは副大臣の御所見を伺いたいとも思います。 まず、私は安全保障委員会におりまして、実は午前中も安全保障委員会が開かれておりました。その中で、今、目下の北朝鮮それからイラクという点が、我が国を取り巻く安全保障上の大変大きな課題であります。 そこで、ぜひお尋ねしたいのは、今、もちろん国連でイラクの最終報告を待つ段階であります。今の現状では、推測の話とはいいなが……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。