このページでは下地幹郎衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○下地委員 皆様、おはようございます。 外務大臣にも防衛庁長官にも、公務本当に御苦労さまでございます。短い二十分という時間でありますので、内容のある御答弁をお願いして、始めさせていただきたいと思っております。 今、使用期限問題、いわゆる十五年問題というのが沖縄の基地問題の中心的な課題になっておりますので、その問題について私の方から質問をさせていただきたいと思っております。 使用期限十五年問題は、私ども沖縄の基地の負担が大きいという観点から、エンドレスにいつまでも沖縄に基地を置くわけにはいかないというふうな観点から出てきた問題提起であります。そういう意味でも、日米安保条約を承認させていただ……
○下地委員 二十分間という短い時間なので、本論に入らせていただきたいと思います。 今度の沖縄振興開発の法律の一部改正に関して、私の方から質問をさせていただきたいと思っております。 私は、この法律のみを考えるのではなくて、この法律を通して沖縄の二十一世紀というものを私どもは見ていかなければならない、そういうふうに感じております。そういうふうな観点で、きょうは橋本大臣に答弁をいただきたいと思っております。 私はいつも思うのですけれども、平成九年の十一月二十一日、橋本当時の内閣総理大臣が沖縄にいらっしゃいまして、沖縄復帰の二十五周年記念式典、その中における内閣総理大臣式辞というふうなものがあり……
○下地委員 小泉内閣になりましてから初めての沖縄北方問題に関する特別委員会が開催されること、私どもも大変うれしく思っておりまして、きょうは四時間半、そして尾身大臣や田中大臣に多くの皆さんが沖縄問題で質問すると思っておりますから、どうぞよろしくお願いをしたいなというふうに思います。 きょう、自民党本部で、朝十時から十一時半まで、ヘイルストン中将、四軍調整官が来ていただきまして、講演をしていただきました。四軍調整官、米軍の制服組が自民党本部に来て講演をするというのは初めてのことだと思いますけれども、有意義なお話をさせていただきました。 調整官が言われるのを少しまとめてみますと、自分たちは世界の……
○下地委員 朝早くから御苦労さまでございます。大臣におかれましては、昨日も参議院の外務委員会、安保委員会、沖特委員会、延べにしますと十時間ぐらい審議の答弁をなされているわけですけれども、お体には十分気をつけて頑張っていただきたいと思っております。 私は、桜田政務官が今お話をしておりましたけれども、えひめ丸の件でハワイに行っておりました。私は、えひめ丸の引き揚げの話が出ると、五十六年前の沖縄の対馬丸に思いをいたします。あの千二百人のとうとい子供たちがまだ深い海の底にいる。今でも遺族の方々は、引き揚げをしてくれと言いながら、毎年八月の二十二日になると、海の中では寒いだろうと言いながらセーターを海……
○下地委員 田中外務大臣に質問をさせていただきたいと思います。 米田先生のようなドスのきいた質問はできませんけれども、さわやかに質問をさせていただきたいなというふうに思っております。 大臣、私は、沖縄の基地問題を中心にきょうは質問をさせていただきますけれども、沖縄の歴史というものをあらゆるところで感じながら、基地問題、沖縄問題の解決というのを考えていかなければいけない。基地問題一つではなくて、いろいろな問題があるんですね。 一つには、今、熊本の地裁においてハンセン病の国の提訴の問題が出ておりますけれども、沖縄も、この問題、非常に深い問題があるんです。患者の皆さんの二〇%近くが沖縄の方であ……
○下地委員 おはようございます。きょうは沖縄問題を中心に御質問させていただきたいと思っております。 きょうの沖縄タイムス、琉球新報という新聞があるのですけれども、それの内容を見ますと、六月八日に普天間の移設の工法が発表になっているわけなんですけれども、地元、国、県に対して不信感というものが数多く出ているのですね。 これは、両紙全部一緒なんですよ、何でこんなに不信感だとか、出ているかといいますと、基地問題をやる上で、一つの前提条件みたいなものを崩しちゃったところに沖縄の不満みたいなものが出ているのですね。使用協定をないがしろにしている、使用期限の問題の方向性が出てこない、環境問題がどうなって……
○下地委員 日本全体が注目している質問の後に質問をするのはなかなか大変なこと、委員長にも御理解いただきたいなと思っております。 今の鈴木先生と田中大臣の質問を聞かせていただきまして、共通項もいっぱいあるし、大臣も感動したと言っているし、本当にこの質問はまた新たな外務省のスタートになるんじゃないかな、そんな思いをしておりますから、ぜひ仲よくしてよろしくお願いをしたいというふうに思っております。同じ自民党同士でありますから、きょうは民主党もちょっと肩透かしを食らったような感じでありますけれども、自民党というのはこういう仲のいい政党であることもまた御理解をいただきたいというふうに思っております。 ……
○下地委員 きょう、こうやって閉会中審査が、このような事件が起こったことで行われることは非常に残念なことでありますけれども、この委員会で、今後このようなことが起こらないように努力をしていく、私どもは前向きな審議をしていかなければいけないと思っております。 今度、先ほど委員会の報告がありましたけれども、私が印象的に残っているのは三つあります。 一つは、一点目には、警察の警務部長さんの現場の説明を聞かせていただきました。委員会では全部を話すことはできませんけれども、まさにこれは凶悪な犯罪であるという認識を、その警察官の説明から私どもは受けました。そして、立件に向けても強い自信を沖縄県警が示した……
○下地委員 小渕さんのような人気のある方の後で質問するのは大変でありますけれども、心して頑張ってみたいと思います。 尾身大臣、タウンミーティングも御苦労さまでございました。またそれと、後援会五百人連れて、沖縄の観光大丈夫だというアピールをしていただいたことにも感謝を申し上げたいなというふうに思っております。田中大臣、タウンミーティングに来ていただけなかった、沖縄の人は残念に思っております。機会を見つけてどうぞ沖縄に来てください。後援会、お待ちしておりますから。 米軍基地が七五%もあるというふうな意味で、基地による風評被害であることだけは間違いありませんので、そういう意味でもぜひ大臣の方々が……
○下地委員 十分間貴重な時間をいただきましたので、質問させていただきます。十分という限られた時間でありますから、私が一分質問しますので、二分間で答弁をお願いしたいなというふうに、しかも中身の濃い答弁をお願いします。 総理、きょうは全国の国民が注目をしてこの委員会を見ておりますけれども、私は、この委員会の二つの大きな意義があると思うんですね。 一つは、テロ撲滅のために国際社会で日本が何ができるのか、憲法の範囲内で何ができるのかというのをしっかりと示さなきゃいけない。 そしてもう一つには、テロが起きることによって起こる被害。まず、とうとい命が失われるということですね。そして二つ目には、難民が……
○下地大臣政務官 お答えをさせていただきたいと思っております。 自由貿易協定を私たちが今結んでおりますけれども、今度一月にシンガポールとの新時代経済連携協定というものを結ばせていただきました。その協定を結ばせていただきますと、相互承認、今度法律を出すわけでありますけれども、国外適合評価、この二つをやりますと、輸出をするとき輸入をするとき、私たちが両方で承認をするというふうなことで、スピーディーに物事が進むということが一点目にあります。また、コストの面でも非常に安くつくというふうなことが、今度の私たち日本政府とシンガポールが結んだ最大の要素であるわけです。 アジアは非常に経済的に成長しており……
○下地大臣政務官 お答えをさせていただきたいと思っております。 今回の日本・シンガポールの新時代経済連携協定の意義については、先生よくおわかりのように、貿易の拡大、そしてそれに伴って両国の経済の活性化、これに大きな意義があるわけであります。 今度の締結によって、お互いの市場に非常にアクセスがしやすいということも起こってくるわけでありまして、今回の提携が結ばれますと、通信端末機器や無線機器、電気製品、これは相互承認があるわけでありまして、認証コストの削減や承認期間が短くなる、そのこともビジネスにとっては大きな意義があると思います。それによって、日本からシンガポールに対する投資も、シンガポール……
○下地大臣政務官 皆さん、おはようございます。 このたび経済産業省の大臣政務官を拝命いたしました下地幹郎でございます。 日本の経済は厳しい状況にあり、多くの国民の景気回復に対する希望、期待を一身に受けて、経済産業省もまた一生懸命に頑張っていきたいと思っております。そのためには、戦後の経済政策の仕組みの大転換が求められている。内外経済のさまざまな問題に総合的に取り組む経済産業省の果たすべき役割をしっかりと果たしていきたいと思っております。 古屋副大臣、大島副大臣、松大臣政務官ともどもに力を合わせて、平沼大臣を補佐して、全力を挙げて取り組んでいきたいと思っております。谷畑委員長初め各委員の皆……
○下地大臣政務官 達増先生の御質問に答えさせていただきたいと思います。 今般の措置は、大きく分けて二つの観点があると思います。一つは、事業者への禁止措置というのが一点。そしてもう一つは、消費者に対し選択を提供するという、この二つがあるわけであります。 まず、先生がおっしゃっている今の件でありますけれども、一回広告をして受信拒否をするというふうなことに関しては、二度と同一業者が送ってはならないというふうな措置をするわけでありますから、メールアドレスがわかることはありますけれども、やってはいけないという禁止措置を今回の場合にはしっかりとつくっているというのが一点であります。 二点目の、消費者……
○下地大臣政務官 達増先生の御質問に答えさせていただきたいと思います。 日韓の自由貿易協定構想につきましては、日本側からはアジア経済研究所と、韓国側からは韓国対外経済政策研究院との間で今学術的な研究が行われております。 それから、昨年からことしにかけて、日韓FTAビジネスフォーラムにおいて提言を受けまして、先月、小泉総理が訪韓をしたときにも、両首脳間で日韓のFTAを議論するための産官学の研究会の設置が合意をされたところであります。 本年一月に小泉総理がシンガポールを訪問した際に、日本とシンガポールの新時代経済連携協定の署名を行いましたが、シンガポールとのFTAをつくるときにも、今回と同じ……
○下地大臣政務官 お答えをさせていただきたいと思います。 今先生から御指摘いただきましたように、我が国の生産技術、ノウハウがアジアの国々に流出をしている、そのことで技術の優位性が損なわれているという懸念は、本当に多くの皆さんから委員会の中でもいただいております。 おっしゃいましたように、一義的には、やはり企業みずから営業秘密等の知的財産の社内管理強化に取り組むというのが不可欠ではないかというふうに思っております。 しかし、国としても、平沼大臣を中心とします経済産業大臣主宰の産業競争力戦略会議、総理大臣主宰の知的財産戦略会議においてもこの問題は取り上げられておりまして、我が国として企業に戦……
○下地大臣政務官 お答えをさせていただきたいと思います。 発電事業者にとっても電気事業者にとっても、新エネルギー等電気の計画的な発電、利用の促進をするためには目標の設定は必要だというふうに思っております。 ただし、八年間という長期でありますから、技術の進歩や経済情勢の変化、そして、現時点で予測し得ないような供給能力や発電コスト等の変化が生じてきた場合に、一切見直しをしません、厳格にこれを適用しますというふうになりますと、決めた目標が過大になったり過小になったりする可能性が出てくる。 そういうようなことにならないように適切にするためには、目標の中間地点である四年ごとにチェックをして見直しを……
○下地大臣政務官 新しい視点のお話を聞かせていただいたと思うものであります。
【次の発言】 リサイクル料金がまだ現時点で未定でありますから、推計はまだできません。しかし、国内の自動車の保有台数が七千万台というふうなことになっておりますので、一兆円前後という話が言われております。
【次の発言】 今委員がおっしゃいましたように、販売時にリサイクル料金をいただく、そして既販車の場合には、第一回目の車検のときにいただくということになっておりまして、車検前に廃車する場合には、引き取り業者に渡す前にリサイクル料金を徴収するということになっているわけでありまして、中古車ディーラーに展示されていて、買い手がな……
○下地大臣政務官 奥田委員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。 先ほどお話がありましたように、産業構造審議会、中央環境審議会においては、自動車ユーザー、一般消費者の代表と学識経験者、多くの皆さんから御意見を聞かせていただきました。そして、それぞれの議論の区切りごとにはパブリックコメントに付して広く御意見を聞かせていただいたわけです。 それで、リサイクル料金の徴収方法のところは一番論議がありまして、新車時の徴収だとか廃車時の徴収だとか、両方の賛成の意見があったことも事実であります。 そのパブリックコメントでいただいた御意見は審議会の中において議論の材料として提供を重ねておりまし……
○下地大臣政務官 お答えをさせていただきたいと思います。 生活環境保全上の支障を防止する観点から、解体業者等の関連事業者には登録そして許可制度を導入しております。また、適正処理に当たっての行為義務も関連事業者に課しているところでもあります。 また、今先生がおっしゃったように、このルールを遵守しないという場合には、勧告または命令ないしは刑事罰を科す。この刑事罰の中には、許可された事業者には罰金五十万円以下、無許可の場合には懲役一年以下または罰金五十万円以下、そういう刑事罰もありますし、また登録、許可も監督権者であります都道府県等が取り消すこともできるというふうなことになっております。 議員……
○下地大臣政務官 今委員から御指摘いただきましたように、二〇〇〇年の四月の二十七日、自由民主党北海道衆議院比例区第一区支部から自由民主党の沖縄県の第一区支部へ政治資金規正法にのっとった形で寄附をいただきました。
【次の発言】 返還に関しましては、平成十四年の三月二十二日に返還をいたしました。
【次の発言】 支部から支部に戻しております。
【次の発言】 ないと思います。
【次の発言】 ありません。
○下地大臣政務官 今大臣がお答えをしました国際的なグローバル化の中で、選択制でありますから、経済産業省としても、自分の経営のシステムに合った方法を選択していただくというふうなことになろうかと思いますので、このことに関して、指導をして、選択をするように促進するということはやるつもりはありません。
【次の発言】 お答えさせていただきたいと思っています。
今法務大臣からお話がありましたように、グローバル化した経済構造になってきている。そういう意味で、WTOのルールに乗って、経済産業省でも、シンガポールとの自由貿易協定についての提案を今させていただいておりますけれども、相互に投資をしたり、投資を受け……
○下地委員 では、質問させていただきます。 大臣は勝負のときには赤い洋服を着られるようでありますけれども、私はネクタイは鯨のネクタイしかしないんですけれども、鯨のネクタイでも赤い鯨のネクタイというのはなかなか探してもないんですけれども、きょうはやってまいりました。ということは、勝負のときだと。 ちょっとこういう質問はしたくないんだけれども、きのう沖縄で出まして、きょうの新聞の一面を飾っているんですけれども、また婦女暴行未遂があった。海兵隊の少佐がやったということでありますけれども、非常に残念な思いであります。こういうことが続くと、安全保障に対する理解ももう全く深まらないし、日米安保条約その……
○下地委員 それでは質問をさせていただきます。時間が三十分しかないので質問をさせていただきたいと思っていますけれども。 細田大臣と川口大臣、川口大臣は一年と二十四日、細田大臣は五カ月になるわけでありますけれども、沖縄にかかわって両大臣が、沖縄の人はこういうことを望んでいるな、こういうことを変えてもらいたいな、こういうことをやってもらいたいなと思うのを、一番、二番、挙げてもらえますか。そして、沖縄の人が考えているけれども国がやっていないというのがあっても、何で沖縄の人が考えているのにやってあげないのかとか、そんな意地悪な質問をしませんから、意地悪なことは言いませんから、しっかりと、これとこれを……
○下地委員 今、私たちの上を明るく照らしている電気でありますけれども、電力業界の置かれている環境はもう真っ暗な状況であります。 とにかく新エネを買い込みなさいといって、これをやるとコストが上がってまいります。今度はまた、省エネをやってできるだけ電力を使わないようにしなさいというと、量が出ない分だけ経営は厳しくなります。今度はまた、税の負担によってなかなか厳しい状態にもなってくる。そして、自由化をしなさいというふうなことになってきますから、小さい発電をやるところがいっぱい出てきて、経営がなかなか難しくなってきているというふうな状況。そしてまた、今度は原子力がなかなか順調にいっていない。東京電力……
○下地委員 私が経済産業省の政務官をしているときに、ある委員会で、トヨタの奥田会長以下多くの皆さんが集まって、特許の件について話し合いをしたことがあります。それで、中国だとかベトナムだとか、非常に日本の特許を、製品の物まねが多いということで、この物まねをどうしてやめさせるかということをジェトロも含めてみんなで検討しようという会議をしていたときに、トヨタの奥田会長が、私たちの国も戦後はアメリカの物まねをしながらこんなに大きくなってきた、だから、今までそうやって大きくなってきたんだから、他の国がまねながらやっていくのをとめるというエネルギーをかけるよりも、とにかく物まねができないような製品をこれか……
○下地委員長代理 土田龍司君。
【次の発言】 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。
まず、案文の朗読をいたします。
発電用施設周辺地域整備法及び電源開発促進対策特別会計法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)
政府は、電気の安定供給の確保が国民生活と経済活動にとってきわめて重要であることにかんがみ、発電用施設の設置及び運転の円滑化に資するため、本法施行に当たり、特に次の諸点について適切な措置を講ずべきである。
一 電力の安定供給の確保に些かの支障も来すことのないよう、現在、運転が停止している原子力発電施設……
○下地小委員 専守防衛という大事な部分があいまいにならないように、しっかりとしていかなければならないと思うんです。 それと同時に、有事法制をやる場合に、国民の財産を守るというふうなことももちろんです。これは当たり前のことなので、そのときに、民間の多くの、さっき言った国会における多くの政党の理解というのも非常に大事なことなんですけれども、選ばれている政党人が評価するというだけじゃなくて、多くの国民の理解というのはやはり有事法制を速やかに行うという概念からも非常に必要だというふうに思っておりますから、わかりやすいようなやり方をしなければいけないというのが一点。 二点目には、日本の歴史的なあり方……
○下地委員 この問題で、私は、非常事態という定義の中で国民の協力というのをお話しさせていただきました。そのときに、国際協調というのが憲法の中にも書いてありまして、非常に大事な部分でありますけれども、この国際協調というあいまいな基準でなくて、私は、国連という一つの定義をしっかりと書くべきではないか。そして、国連の定義に基づいて私どもは国際協調をしていくというふうなことをやるべきではないかということを私はお話をさせていただきました。 また、そのときに、日本の安全保障の問題や国際協調という役割は、国民の多くの理解がなければ私は物事は前に進まないというふうに思っておりまして、その一つの基準として国連……
○下地委員 私は、四月二十九日から五月五日まで、イランからクルド人自治区に入ってバグダッドに入るという日程でイラクを訪問させていただいてきました。それで、いろいろなことを見させていただきましたけれども、政治家は自分の目で見ることが一番大事だろうという思いで、クルド人自治区でいろいろな方々の話を聞いてまいりました。 そのとき、ハラブジャという地域に私は行ったんでありますけれども、向こうでは、ハラブジャという地域はハラシマと言っておりまして、何でそう言うかというと、原爆の落ちた広島とダブった形でハラシマと言うというふうなことを私たちに向こうの大臣が説明をしておりました。そして、私たちがそこで聞い……
○下地小委員 五十嵐参考人、森本参考人、本当に貴重な御意見ありがとうございました。 私の方から少しばかり御質問をさせていただきたいと思っております。 森本参考人にですけれども、九月の十一日にテロが起こって、国際的な安全保障の枠組みがある意味ではパニックを迎えたかという感じがしておりますけれども、テロは無国籍であるし、テロはもう犯罪ではなくて戦争だというふうなことがよく言われるようになってきたわけであります。しかし、我が国は、このテロの原因であります貧困だとか経済格差だとか、そういうふうなものにこれからも力を入れて、こういうテロが起こるという原因そのものを絶えず根絶していくことにも力を入れて……
○下地小委員 先生のお話を聞かせていただきまして、本当に感銘を受けております。 アメリカとのつき合い方がわからないというふうな話がありましたけれども、まさにそのとおりだと思いまして、本当の信頼関係のある人は、しっかりと物を言いながら、発言をしながら信頼をつくっていくというのが大事であって、言うことで物事が壊れてしまうのではなくて、恐る恐る外交すること自体が僕は間違いだと思っているのであります。 先ほど先生からお話がありましたように、日米安保というのは八〇%の役割を担っている、だからアメリカは安保を切るわけにはいかない、六千四百億お金を日本が出しているから成立しているわけではないというその考……
○下地小委員 長い間御苦労さまでございます。最後ですから、またよろしくお願いしたいと思います。 私、今度の憲法調査会の中で初めて質問させていただいたときに、憲法の中に国連という役割をきちっと入れるべきではないかということをお話しさせていただきました。そういうふうなことをお話しさせていただいてから、この前の国連におけるイラクの決議の問題、あったかなかったかといういろいろな騒動を見ながら、少し国連に疑問を感じたりしたんですね、一、二。 そして、今度、四月二十九日から五月五日までイラクに行ってきました。それで、クルド自治区でクルドの民主党だとか愛国同盟の皆さんと話をしたときに、オイル・フォー・フ……
○下地小委員長代理 次に、井上喜一君。
【次の発言】 国際協調という概念から考えて、この前私がここで発言をさせていただいたときにも、憲法の中に、国連決議、国連の役割というのを書き込むべきではないかという話をしたことがあるんです。しかし、その後のイラクの状況などを見たときに、国連というものに対する考え方が、これだけいろいろな見方が出ちゃったというところに、僕は問題があるというふうに思うんです。だから、今、植田さんが言うように、私たちが国連主義と言うならば、やはり国連改革をどういうふうにしていくかということはやっていかなければいけないというふうに私は思います。
しかし、イラクの問題を見たときに、……
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