このページでは下地幹郎衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○下地幹郎君 私は、国民新党・新党日本を代表して、野田内閣総理大臣の所信表明演説に対する質問をいたします。(拍手) 冒頭、台風十二号で被害に遭われた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。 野田総理、私ども衆参の国会議員七百二十一名は、東日本大震災でお亡くなりになられた一万五千七百八十七名、行方不明四千五十九名の皆様のとうとい思いを忘れることなく、政治の役割を果たしていかなければなりません。 被災した皆様には、お一人お一人、大きな夢があったはずであります。それが、あの大地震と大津波の中で一瞬にして失われてしまいました。その無念の気持ちをしっかりと受けとめた復興策を政治は推し進めていかなけれ……
○下地委員 残念なことなんですけれども、沖縄の県民は、これまで戦後、多くの事件、事故を経験しておりまして、そういう意味でも、この事件の米軍の対応とか県警の対応とか捜査の難しさというのを一番知っているのは沖縄県民なんです。 今、照屋先生がお話をしておりましたけれども、飲酒かどうかということを裁判の中で立証しようとしても、僕はもう無理だと思いますね。基地の中に入って、私はこの人と一緒にいましたよと。それも、この基地の中で三日も四日も打ち合わせをしてきたら、裁判になっても立証というのはなかなか難しいんですよね。 だから、即刻に県警がその犯人を引き渡してもらって取り調べをしない限り、ひき逃げは認め……
○下地委員 こうやって野党がいないで質問すると……(発言する者あり)ああ、与党かなと思ったので、建設的な野党はいいんですよ。大臣のお顔も副大臣のお顔も何か緩やかなお顔になっておりますけれども、ぜひまたこの給与法案について大臣のお考えを聞かせていただきたいというふうに思います。 大臣、自衛隊の役割というのは物すごく変わってきましたよね。昔だったら、専守防衛ですから、国内で自衛隊が活動するというようなことが非常に多くなっていましたけれども、ソマリアもそうですしイラクもそうですし、制服組の自衛隊というのは、国際貢献も含めて物すごくその役割が大きくなってきました。 そういう中で、モチベーションを上……
○下地委員 江利川参考人におかれましては、所信をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。 江利川参考人は、内閣府の事務次官、厚生労働省の事務次官、二つの省の事務次官をなされた方はそんなに多くいらっしゃらない、初めてじゃないかなというふうに私は思うんですけれども、内閣府の江利川さんの昔の部下であったり厚生労働省の部下に、江利川さんの人間像みたいなお話を聞かせていただくと、人の話をよく聞くと言うんですね。自分の意見と違う人の話をよく聞くというようなことを聞かせていただきました。 そういう意味では、これからは、官僚に対する厳しい視点がありますから、国民の声にもしっかりと耳を傾ける、それで……
○下地委員 国民新党の下地幹郎でございます。 私ども国民新党は、今回の臨時国会を非常に重要な国会と位置づけております。それは二つの法案が提出をされているからであります。 一つの法案は、私ども国民新党の立党の精神であります郵政見直しの法案、特に株式の処分の停止、そして、閣議決定の中に盛り込まれました郵政見直しの基本法案が法律の中に入っておりますから、これは私たちにとって非常に大事な法案なので、この国会で何とか通していかなければいけないというのが一つであります。 二つ目は、亀井大臣が頑張られております、中小企業のサポートをする、貸し渋り、貸しはがしに対する法案。この法案が、私は、今の景気が厳……
○下地委員 この基地問題の論議が過熱をして、新聞でもテレビでも毎日出てまいりますけれども、私は、この基地問題の論議をやはり冷静に見ていかなければいけないと思うんです。 先ほど私の尊敬する新藤議員が御質問をしていましたけれども、沿岸案がいいのじゃないかとか安保論とか多くのことを言っていますけれども、一月の名護市長選挙までは県内移設で一生懸命頑張ってきた自民党の県連が、二月になったら県外、国外と言う。この根拠を示してくれというんですよ、まず。変わった根拠は何なのか。これはだれしもが疑問を持つことですよ。それで……(発言する者あり)県議会に行ってこいって、同じ政党じゃないか。 そういうふうなこと……
○下地委員 岡田外務大臣にお聞かせいただきたいのですけれども、普天間基地の移設のときに、外務大臣も防衛大臣も、私も自民党の国会議員も必ず抑止力という言葉を使うことになるわけです。この抑止力という言葉が、何に対して抑止力なのか、どんな力を持つことで抑止力という言葉が成り立つのか、そういうふうな定義をお互いで確認しておくことはこの普天間基地の移設問題では非常に重要なことだと思っておりますけれども、この抑止力というものに対する定義みたいなお考えを、岡田外務大臣、おありでしたら、ぜひお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 世界で、海兵隊が駐留しているのは沖縄だけなんですね。あとのところは全部、陸……
○下地委員 大臣にちょっとだけ耳の痛い質問を。耳が痛いといっても、耳がそんなに痛くなるわけじゃないんですけれども。 日本の防衛力をやるときには、日米同盟のあり方もしっかりとやらなければいけない、同盟関係をやらなきゃいけないし、自衛隊の役割というのもあって、この二つでこの国の安全保障を守るというのが考え方ですよね。日米同盟においても、どっちかの一つが、海兵隊なんかが将来は海外に行くとかサイパンに行くとか、そういうふうな形になってくると、この国の姿は自衛隊が守っていくというような形にならなければいけないですよね、バランス的には。 そういうふうになってくるとどうするかといったら、一点目には、やは……
○下地委員 私がもう最後になりますから、原人事官も私も三分以内で終わりましょう。
再度人事官候補になられたわけですので、私はこの四年間でこれをやったというのが、わかりやすいのがあったら、ひとつ教えてください。そして、新たに再任されるわけなんで、これをやりたいというのがあったらお話しください。一点だけです。
【次の発言】 難しい時代ですけれども、頑張ってください。
○下地委員 一月の十三日にハイチで発生した大地震について、我が国の対応についてお聞かせをいただきたいと思います。 岡田外務大臣の方でも早々に援助金を決めたり、昨日は防衛省の方でも、緊急援助隊を百名規模、医官を中心にして支援をするというようなことをお決めになったようでありますけれども、防衛省について、きょうも朝のニュースを見ますと、また震度六の地震があったということでありますから、継続的に支援をしていかなければ、なかなか経済的に厳しいところなので難しいのではないかと思います。今回もおやりになりましたけれども、今後もどうするつもりなのか、北澤防衛大臣にひとつ御答弁をお願いします。
○下地委員 国民新党は、第二次補正予算で十一兆円、そして今回の二十二年度の予算で九十五兆円の提案をさせていただいたんです。今回は九十二兆円の予算でありますし、第二次補正予算では七兆二千億の予算がつきました。 それは、なぜこうやって財政出動を大きくするのかということは、麻生内閣のときに四回の予算編成をしました。みんなで百九兆円やりましたけれども、細切れで一兆円、五兆円、八十九兆円、十四兆円と予算を編成したわけであります。この細切れ予算をやらないで、麻生内閣ができ上がったときに十兆円規模の予算編成をして、その後、九十五兆円の予算編成をして、後、補正予算を組まない場合と細切れをやった場合とどうなる……
○下地委員 私は、きょうは、グアム協定と普天間基地の移設についてちょっとお話をさせていただきたいと思うんです。 これは、二〇〇九年の二月の十七日に日米両政府が署名をして合意したわけでありますけれども、二月の五日の石破委員の質問で、グアム協定は条約で、法的な拘束力を有しますね、当然グアム協定の改定も含めて合衆国政府が了解するのが五月末だということですねというような質問をして、移転するということについて合衆国政府が同意をすれば、当然協定の改定ということになるでしょうと。 今申し上げたとおりに、石破さんが申し上げたいのは、五月に現行案を変えたら、同時に、このパッケージそのものを全部見直して、協定……
○下地委員 十日からきのうまでの間、松野副長官を代表として、グアムの視察を行ってまいりました。その前の日に私どもは阿部知子さんと二人でサイパンを訪問し、そして翌日、松野団長と合流をしたわけでありますけれども、今回のサイパン、グアムの訪問で、私たちの成果と申しますか、わかったことが三点あったのかなと。 一つは、サイパンのフィティアル知事が、沖縄が米軍基地の負担が重いというふうなことであれば、サイパンとテニアンにおいて、私たちの北マリアナ諸島で米軍基地の負担を受け入れてもいいというようなことを申しておりました。また、きのうの米軍との会談においても、十四の島々があるけれども、そのうちの四つは米軍基……
○下地委員 集中審議では、前原大臣には通告しましたけれどもお時間がなくて済みませんでした。おわびを申し上げたいと思います。 今、沖縄は復帰して三十七年になるんですけれども、四次にわたる振興開発計画をやりました。一次のときも国が設定してもちろんやりましたし、二次もやりましたし、三次もやりました。今、四次がスタートしています。四次までやっていますけれども、あと三年しか残っていませんけれども、全部が目標数値に達しない。国が決めてこの目標までやりますよとやってきたものが、一つも目標数値に達しないというのが今の現実なんです。それぐらい今厳しい状況である。 やはり、二十七年間もアメリカの施政権下に置か……
○下地委員 菅財務大臣にお聞かせをいただきたいと思うんですけれども、消費税論議を来月から始めるというようなことが新聞で出ておりますけれども、消費税の論議については、これまで財務大臣・副総理が申し上げてきたように、無駄の削減をしながら、無駄の削減をもう鼻血も出ないほどやってから消費税の論議をする、そういうふうな理解を私たちはしていたわけであります。 今回、予算委員会の最中にこういうふうな御発言をなされて、財源論についてもう一回論議をしなければならないというようなことは、一つの提案としてはいいのかなというふうには思いますけれども、この時期、消費税というのは物すごく政治にとって大きなもので、私の政……
○下地委員 経済が厳しくなると、間違いなくそこには失業者が生まれて、また、企業も正規社員から非正規社員へとかえていくというような現状が生まれてくるわけですけれども、そういうふうな状況になってきたときに一番だれが被害者というか厳しい目に遭うかというと子供たちでありまして、勉強したい、そして専門学校にも大学にも行きたいというようなことがあっても、親の失業、そういうようなことでなかなか学校に行けない場合が出てくるわけであります。 今、完全失業者が三百十七万人というふうに出てきまして、一つの大学では、一日に一人から二人が、親が職を失ったといって学校をやめざるを得ないような環境になるというようなことも……
○下地委員 陳述人の皆様には、長時間にわたり、陳述をしていただいて、また質疑にお答えいただいておりますけれども、最後ですから、またよろしくお願いしたいと思います。 そして、予算委員会では多岐にわたった項目で質問が出ます。だから、私も多岐にわたって質問させていただきたいと思います。そして、四人の方全員に同じ質問の答えをいただきたいと思いますので、私も質問時間を短くしますから、答弁も短くして、数多く皆さんの御意見を聞かせていただきたいと思いますから、よろしくお願いします。 まず、鳩山内閣の点数は何点か。そして、いいところ、悪いところ、点数を挙げてからそれをお願いしたいというふうに思います。小西……
○下地委員 与党の時間が短くなったので、二問ありましたけれども一問にさせていただきたいと思いますから、海江田先生、よろしくお願いします。 総理、一点だけですけれども、私は、普天間基地の移設問題について御質問させていただきたいんです。 十四年間、世界でナンバーワンの危険な地域にずっと普天間基地が置き去りにされて、辺野古移設があると言いながらも、決まってからもずっとそのままの形で、危険な状況は続いてまいりました。やはりそこは政治の判断が私は甘かった、そして、ずっとそのままやってきたことに鳩山政権は結論を出さなければいけないと思っています。 そういう意味でも、五月の三十日までに総理は結論を出さ……
○下地委員 鳩山総理におかれましては、長期間にわたって予算委員会で丁寧な御答弁をなされて御苦労さまでございました。また、亀井金融大臣も、余り大きなやじを言われることなく、丁寧な御答弁、御苦労さまでございました。参議院においても、選挙前でもありますから、余り大きなやじを飛ばすことなく、ぜひ丁寧に答弁をしていただきたいなというふうに思っております。 きのう、私は、普天間基地の問題で、進退をかけてこの問題を解決するんだというお話をさせていただきましたけれども、私には思いがありまして、私は、二〇〇五年の七月の二十六日に自民党を離党したわけであります。そのときの、私を離党に追い込んだときの自民党の総務……
○下地委員 今の神風先生の提案はすばらしいですね。アメリカの基地をつくるのではなくて、日本の自衛隊の基地をつくってアメリカと共同使用する、これが姿ですよ。だから、これからもそういう方向でやっていかないと、管理権の問題、いつまでたっても数字が下がらないと言われますから、それはぜひ防衛大臣、私の質問じゃありませんけれども、頑張っていただきたいと思っています。 一点目に、尖閣の問題なんですけれども、尖閣で、ああいうふうな我が国の領土で公務執行妨害の事件があった、逮捕をした、そして、当時の前原国交大臣も船の現場を見に行って、大臣として強い姿勢を示されて、そして勾留も延長した。しかしながら、検察が検察……
○下地委員 小原委員のさわやかな質問の後に質問するのはなかなか困難なものであります。岩屋さんとか、そういう方々、ひねくれた人の後の質問はやりやすいのでありますけれども。 そういう意味でも、私の方から質問したいと思いますけれども、この法律は、非常にすばらしい、住民の皆さんの防衛省に対する思いをよく酌んだ法改正だと思っていますから、これからはハードだけじゃなくてソフトをやるというのは非常に大事だと思いますので、ぜひ法改正をしながら住民の期待にこたえて、安全保障をしっかりとみんなで守ろうというような雰囲気をおつくりになることをお願いしておきたいと思います。 さて、大臣、きょうは沖縄の知事選挙の告……
○下地委員 おはようございます。 国家公務員の数を減らす、国家公務員の給与を減らす、こういうふうな時代の流れというか、今、安住副大臣がおっしゃったような形になってまいりました。しかし、自衛隊の場合においても、国際貢献をしなければならない、沖縄においては爆弾処理であったり、今度の奄美の災害でも自衛隊の活躍がありましたし、宮崎の口蹄疫でも、牛が亡くなる、その処理というのは、現場でやっている人たちは本当に大変なものだったと思うんですよね。 そういう意味では、流れの中で人件費を削減するとかテクニカルに準自衛官をやるとかという話がありますけれども、やはりあなたは評価されているよ、給与だけじゃなくてあ……
○下地委員 私は、普天間基地の移設問題一つに絞って、きょうは質問をさせていただきたいというふうに思っております。 一九九六年の四月の十二日に橋本・モンデール会談で返還が告げられたわけですけれども、今日、もう十五年の歳月がたちました。そろそろ、客観的にこの問題を見ていかなければならない時期を迎えているのかなと思うんです。過去の日記ではなく未来のカレンダーをつくる。建設的な質問をさせていただいて、総理からもぜひ建設的な御答弁をいただければなと思います。 まず、一点目のパネルをちょっと見ていただきたいんです。 この一点目のパネルの一番上の方に共通の項目とありますけれども、これを見ておわかりのよ……
○下地委員 私も小林議員と同じように自民党を追放されたわけですけれども、そのときの幹事長が武部幹事長でありまして、尊敬をしております。武部幹事長の視点はいつも国民視点でありますから、そういう意味でも、予算を早く通して国民に貢献できる、そういうふうな、尊敬する武部さんの仕事を目の当たりに見てきましたので、頑張って私も勉強してやっていきたいと思います。 それで、時間が五分しかありませんので。 経済政策というのは、予算もやらなければいけない、税制もやらなければいけない、規制緩和もやらなければいけない。こういうことを全部タイムリーに打っていって経済効果が出てくるわけでありまして、六月の八日に菅内閣……
○下地委員 先ほど、二時半ごろですけれども、小沢民主党元代表が強制起訴されましたが、菅総理の受けとめをお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は、これは強制起訴されましたので、司法の段階において新たな段階を迎えたという認識を持っておりますから、政治が介入するというのは慎重であるべきだと。だから、国民新党は証人喚問にも反対をしておりますから、司法の場でしっかりとこの推移を見守っていくというのが大事かなと私は思っています。
それで、今国民が最優先で考えているのは小沢さんの問題じゃないんですよね。今大事なものは……(発言する者あり)郵政でもありません、まだ。大事なことは、国民生活をどう守っていく……
○下地委員 きょうは、民主党の計らいで一時間時間をいただきましたので、この一時間の時間をしっかりと、国民にわかりやすい政治、そういう思いで質問をさせていただきたいと思っております。 野田大臣には質問はしません。そして、前原大臣には四十分から質問します、それまで御自由に。 きょうは、与謝野経済担当大臣と四十分間やりますから、答弁時間はゆっくりありますから、思いのたけをお話をしていただいて、私の考えというものをお聞かせいただきたいなと思うんです。 私がなぜ大臣に時間をとってお話をするかというのは後でまた申し上げますけれども、今の現状だけ申し上げますと、私は国対委員長もしておりますから、この予……
○下地委員 もう最後になりますから、また皆様お疲れだと思いますけれども、御協力をよろしくお願いしたいというふうに思います。 きょうの意見陳述、そして質問と聞かせていただいておりますけれども、本当に予算委員会よりもいい質問であるし、答弁だなという思いをさせていただいております。本当に地方の声がはっきりわかる、そういうふうなことを感じさせていただきました。今回は大雪の状況でありますから、また皆さん頑張って、住民の皆さんの除雪作業、またそれに対する国の役割を、与野党を超えて一生懸命に頑張っていきたいというふうに思っております。 先ほどお話を伺っていまして、近視眼的に政治を見てはならないというお話……
○下地委員 私たちは今、与野党を超えて、衆参対等統合一院制という改革の勉強会をさせていただいています。きょうは政治と金のお話なんですけれども、この衆参対等統合一院制というのが、根本的にこの政治と金にとっても大きな抑止力というか形をつくることになるというふうに私は思っておりますけれども、ぜひ、今の菅総理のこの一院制に対するお考えがあったらお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 二院制にも一院制にもよさも悪さもあるかもしれませんけれども、少しこの一院制についてお話をさせていただくと、七百二十二名、今衆参議員がいますけれども、私の考えでは半分がいいんではないかと。これにかかる経費が一千二百億……
○下地委員 きょうは予算を通過させる。この予算関連法案を同時に参議院に送ることができないことは、非常に私としても残念であります。菅総理が野党対策も全部やっているわけじゃありませんので、持ち場持ち場で、私も含めて、その役割を果たしていて、これができなかったというのは反省をしなければいけないのかなというふうに思っております。 去年の六月に総理が誕生なされてから、概算要求を初めてその政権交代でつくったんですね。それはある意味鳩山内閣とは違って、この連立が初めてつくった予算、そしてそのことは、間違いなく政権交代した評価につながる予算、こういうふうになってくるわけです。 しかしながら、八月に選挙しま……
○下地委員 総理、郵政民営化改革法案が審議されていないんです。四月の十二日に特別委員会ができてから三カ月間、一度も審議されていない。 菅総理、なぜこんな異常な状態が続いているかということなんですけれども、菅総理がみずからの退任のめどを三つの法案とお決めになった。そのことで、七十日間の延長があったにもかかわらず、この三つの法案が最優先だというようなニュアンスの話をすると、この郵政の民営化改革法案も、そして独禁法の法律も、そして公務員の給料を削減する公務員改革法案も、それから国土交通省の交通基本法も、みんな後回しになって、この三本を優先するためにだけ国会が動いてしまう。委員会も、そして役所も、も……
○下地委員 通告していませんけれども、玄葉大臣、NHK討論で、TPPの件で、前原政調会長がTPPに参加しても条件が整わなかったらやめたらいいんだよと。僕は、そのことについて、ブログで、そんなわけにいかないでしょう、世界のリーダー国の日本がそんなことをしたら大変なことになる、入らないなら入らない、入ったら自分の条件どおりに整えるというのが当たり前だと思いますけれども、これは外務省としてもそういうお考えをお持ちですか。
【次の発言】 そのとおりだと思いますけれども、政府の姿勢としては、入って、条件が整わなかったから出てくるというようなことで、交渉を、物事を進めることはあり得ないということだけはぜひ……
○下地委員 私はきょうは、消費税と普天間の件と電力の件について質問をさせていただきたいと思うんです。この三つとも、政治にとっては魔物なんですね。いろいろなこと、政局になる、そういうふうな課題のあるものですから、ぜひそのことを、総理のお考えを聞かせていただきたいと思います。 私の政治の師は山中貞則先生でありまして、自民党のミスター税調と言われた先生であります。この先生が平成元年に消費税を導入したわけであります。導入をした自民党の税制調査会の部屋を出るときに、党本部を出るときに、空に一点の曇りなしというような発言をなされて、直間比率の見直しをしなければいけないと。当時は七四対二六でありましたから……
○下地委員 総理、沖縄県民は戦後六十六年間で、軍人軍属の数多い事件、事故が発生して、心が傷ついていることだけは間違いないんです。 ただ、この一九九五年の少女暴行事件というのは余りにも悲惨な事件だけに、耐えがたい、そういう思いになっているんです。あえて申し上げますけれども、十二歳の小学生ですよ。三人の軍人です。しかも、拉致されて、テープで顔を覆われて、手を縛られている、そういうふうな状況で事件が起こったというようなことなんです。 また、そのときに、この事件に絡んで二つのことが起こった。一つは、沖縄県警が証拠をしっかりと整えて三人の認定をした。しかし、日米地位協定で起訴前の逮捕ができずに、最後……
○下地委員 質疑をやらせていただくこと、心より感謝申し上げたいと思います。
大臣、山中貞則先生、存じ上げていますか。その先生のイメージを、大臣のわかる範囲で、どういう人なのか、どういう思いを持っているのか、少しお願いします。
【次の発言】 本を読んだことがありますか。「顧みて悔いなし」とか、山中先生が出された本。ありますか。
【次の発言】 僕は読んだ方がよかったと思いますね。十年に一回の法律をつくるということであって、一次、二次、三次、四次、自民党の税制調査会長だけではなくて、復帰前の沖縄の復帰の準備をし、復帰のときの大臣をやり、復帰後の大臣をやられて、この四次にわたる振興開発計画は山中先生……
○下地委員 三十年後に人口が一億人を切りますね。そうなってくると、超高齢化、超少子化になってきます。今の年金、医療、介護、子育ての仕組みでうまくいくかといったらそれはなかなかうまくいかない、だから今のこのときにこの制度をもう一回見直した方がいい、そういうことは国民は十分に理解しているというふうに思うんです。今、この国に一千兆円の借金がある、この借金も、次世代に負担をさせるんじゃなくて今のうちに財政再建をした方がいい、そこにも私は理解を示していると思うんですね。 しかし、社会保障と税の一体改革で、今私が申し上げた社会保障の構造改革とか財政再建とかと大上段に構えて、さあ論議しようと言うとなかなか……
○下地委員 真部局長、きょう来ていただいて参考人で質疑をいたしますけれども、委員長、私の気持ちですけれども、十二日に告示があって十九日に投票日なんですよ。この真部発言、そしてきょうの参考人質疑というのは非常に大きな影響を及ぼすことになるんですね。
自民党は、公明党と一緒になって候補者を推薦する。そして、民主党は、社民党も共産党も……
【次の発言】 五日です。ありがとうございました。に告示があって、投票日があるわけでありますけれども……
【次の発言】 十二日が投票日ですけれども、もう一つの候補者は共産党、社民党が推薦して、民主党も三区と四区が支部で推薦するということになりますから、今、物すごく……
○下地委員 きょうは、普天間の問題について質問をさせていただきたいと思っていますけれども、昨夜発表されました再編の見直し、六年ぶりに行われることになったわけであります。 二〇〇六年に決まったロードマップはパッケージ、嘉手納以南、普天間の辺野古移設、そしてグアムへの八千人移設、これがパッケージだったんですけれども、今度のことでこの縛りが解けるということになりました。嘉手納以南の土地も先行して返す、グアムにも四千七百人と言われていますけれども、それをやられる。 この六年間、このパッケージの縛りがあったことが沖縄の負担軽減を進めない最大の要因だったんです。だから、このパッケージが取れたということ……
○下地委員 きょう、総理にお示しをさせていただいているグラフがありますけれども、私ども国民新党が考える消費税に対する考え方を示させていただいております。 これを見ておわかりのように、国民の理解を得るために議員定数の削減であったり公務員の改革、制度の見直し、そして新たな財源、社会保障、それと経済政策をやって、生活が第一というようなことをちゃんとやりながら消費税を上げていく、そして、消費税を上げた結果として、財政再建と安心社会というものをつくる。このストーリーは、私は、国民もここにいる衆参の政治家も共通しているのではないかというふうに思うんです。 問題は、その前にきちっとやらなければいけないこ……
○下地委員 時間が短いので、すぐ質問に入らせていただきます。
オスプレーの配置について外務大臣に答弁をお願いしたいんですけれども、沖縄には直接配備をしないで、本土の基地、岩国に、試験飛行を行って配備するというような考え方でよろしいですか。
【次の発言】 二月の九日に、大臣は私に答弁したときにも、この場所で、ちゃんと試乗をして、それから沖縄配備の検討がいいだろうという話をしたんですよね。それから、岩国が反対して、それで沖縄に直接配備という話になって、そうするとまた沖縄で大きな反対運動が出て、また今回、今の答弁どおり、岩国に一回行ってというようなことになっていると思うんです。
森本大臣もいます……
○下地委員 国民と政府との信頼関係というのは物すごく大事だと思うんですね。今回、オスプレーの問題は特にそれを象徴的にしている。難しい問題があればあるほど、信頼関係をつくらなければいけないと思うんです。 私は、森本大臣が沖縄を訪問するときにやらなければいけないことは二つあると思うんです。 一つは、沖縄に行って沖縄の方々の厳しい意見を聞いて、この厳しい意見を持ってアメリカに行って、パネッタ国防長官と話をして、それから、この長官の意見を聞いて、もう一回沖縄に戻って沖縄側と交渉していく、これは大事なことだと思うんです。 二つ目には、逆に、アメリカ側に行ってアメリカの考え方を聞いて、このアメリカの……
○下地国務大臣 去る十月一日、松下前大臣の後を継ぎ、郵政民営化担当大臣を拝命いたしました下地幹郎でございます。よろしくお願い申し上げます。 総務委員会の御審議に先立ち、一言御挨拶を申し上げます。 郵政民営化に関しては、さきの通常国会において、民主、自民、公明三党の協議を経て、郵政民営化法等の一部を改正する等の法律案を議員立法として提出いただきました。郵政改革に関する特別委員会等において御審議をいただき、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会、公明党、新党きづな、社会民主党・市民連合、国民新党・新党日本、新党大地・真民主、たちあがれ日本の関係各会派の御尽力により、四月の二十七日に成立、……
○下地国務大臣 会社の経営において私たちが会社の方に申し上げていることは、法律の中にユニバーサルサービスをしっかりと今度書き込みましたから、ユニバーサルサービスをしっかりとやることで局長の皆さんのモチベーションを上げる、そのことによって経営改善する、まずこれを一点やってくださいと。 その後、二つ目に、新規事業ということについてもしっかりとやらなければいけない。今申請をしているのが、学資保険の問題、それと住宅ローンの問題、貸し付けの問題、三つについて申請を出させていただいていますから、この申請については西室委員長のところでしっかりと審議をしていただく。この新規事業というのは、会社の経営の改善に……
○下地国務大臣 全国の防災予算については、今、平山委員からお話がありましたように、復興基本法と復興の基本方針に基づいて、被災地の復旧と避難民の方々の支援、そして緊急性のある全国防災と決められたわけでありますから、これは三党で決めたことなので、法律的には全く問題がありません。法律にのっとってこれからもやっていかなければいけないと思います。 ただ、この予算は二十三年度の補正予算から始まりました。しかしながら、二十一年度に予算が上がったもの、二十二年度に予算が上がったものが初めての段階から継続事業としてあるということについて疑問を持たれている人が多い。そして、緊急性ということを言われましたけれども……
○下地国務大臣 私は内閣の一員なので、政府方針、総理が今おっしゃったことを尊重しながら職務を果たしていきたいというふうに思っています。
【次の発言】 沖縄の思いというのは、閣内にあっても、閣外にあっても、大事にしなきゃいけないんです。今、沖縄の仲井真県知事も、この前の知事選の公約では県外、国外でした。県議会も、全会一致で県外、国外でした。六月の県議会の選挙において、岩屋さんの自民党も、そして民主党も公明党も全部、県外、国外でした。これは沖縄の思いなんですよ。だから、そういうふうな思いがあるということを伝えて、どういうふうに負担軽減をしていくかということを考えていかなければいけない。
沖縄の保……
○下地委員 公述人の皆様には、本当に貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。 消費税の話を少し聞かせていただきたいんですけれども、今、三月から菅財務大臣は消費税の論議、税制全体と言っていますけれども、一般的に聞くと、財務大臣がいろいろと消費税の論議をすると。消費税が上がるんだなというようなイメージになってくるのかなと思うんですけれども、私が地元に帰っていろいろな生活者とお会いすると、今は消費税の論議をする時期ではない、本当に生活環境が厳しいので、まずは景気対策をきちっとやらなければいけないというのが私の思いであります。 しかし、他方、財政再建もありますし、先ほどお話を聞……
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