このページでは吉野正芳衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。 雪印社長の西参考人にお伺いをしたいと思います。 今度の参考人質問について、雪印とはどんな会社なのかということで、御社で発行しています社史を読ませていただきました。また、最近の、これは六月に発行されたと思うのですけれども、雪印乳業の会社案内というものも読ませていただきました。この社史を読んだときに、私は深い感銘を受けたのであります。 というのは、創業者宇都宮仙太郎氏、黒澤酉蔵氏、このお二人が雪印の創業者と言ってもいいのかなと思うのですけれども、雪印というのは、大正十四年、一九二五年ですからちょうど今から七十五年前に、北海道製酪販売組合、いわゆ……
○吉野議員 お答えいたします。 本法案は、原子力発電施設等の周辺の地域について、生活環境、産業基盤等の総合的かつ広域的な整備に必要な特別措置を講ずることにより、これらの地域の振興を図るものでございます。 生活環境等の整備を行うためには、まず住民生活の安全の確保を図ることが大前提でありまして、このため、法案第七条及び第八条において、立地地域の住民生活の安全の確保の観点から緊急に整備することが必要なものとして五つ、道路、港湾、漁港、消防施設及び義務教育施設について、補助率のかさ上げ及び地方債の元利償還に対する地方交付税措置を講ずることとしております。 このように、安全を重視するとの趣旨は本法……
○吉野委員 おはようございます。自由民主党の吉野正芳でございます。 労働紛争の個別的な問題について質問をさせていただきます。 本法案は、本当にこの時代の中で時宜を得たものだというふうに私は理解をしております。 今、小泉内閣、構造改革に取り組んでいるわけであります。特に、不良債権の処理、オフバランス化を進める中で、竹中大臣の言葉をかりますれば数万人から十数万人の失業者が出るという、このくらい大きな痛みを乗り越えて私たちは構造改革をやっていかなければならないわけであります。そういう中で、本当に今までは、集団的、いわゆる組合の紛争の解決機関はあったわけでありますけれども、個人的なものはなかった……
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。 伝統ある法務委員会で質問をさせていただく機会を得まして、感謝を申し上げます。 私は、地方空港におけるCIQ体制の充実について質問をさせていただきます。CIQ、税関、入国管理、そして検疫であります。法務省は入国管理を担っているわけでありますので、その点についてお話をさせていただきます。 近年、地方空港の国際化というのが大幅にふえております。今から十五、六年前、一九八五年、全国で国際定期便の航路を持っている空港は七空港でございました。今から五年前、一九九五年、十六空港にふえております。そして、二〇〇一年は十八空港です。これは東京、大阪を除いた数……
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。 質問、最後であります。ですから、各先輩議員の方々がいろいろな形で質問いたしておりますので、重複する部分があるかもしれませんので、御了承願いたいと思います。 まず、土地再評価法が生まれた経緯、これは、佐藤先生、前の方の質問でお答えになったように、拓銀そして山一、あの辺がつぶれた中でのいわゆる銀行・金融パニックが起きた、そこで、貸し渋りを正そうという形で、この土地再評価法が生まれたというふうに私は理解をしております。 昔は金本位制でありましたけれども、まさに今の日本経済は土地本位制であると思います。その土地本位制の一番大切な土地が、デフレによっ……
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。刑法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。 私たちの社会にとって車は非常に便利で、そして快適な生活をもたらしてくれるものであります。今やなくてはならない、そういう存在にもなっております。森山大臣も、大臣になる前は、愛車のベンツを自分で運転されて自由民主党の本部の部会に出席されているように、本当に身近な、なくてはならないものが今の車であると思います。 しかし、車は、安全運転を一歩誤れば全く一瞬のうちに凶器と化してしまう、そういうものでもあります。今まで交通事故は、不注意による事故も、そして酒飲み運転や重大な悪質な運転での事故も、……
○吉野委員 おはようございます。自由民主党の吉野正芳と申します。 まず、井手参考人にお伺いをいたします。 井手参考人の今のお話を伺って、この刑法改正まで運動を盛り上げて国民的な世論をつくり、そして今この場におられるというその御苦労に対して、本当に敬意と感謝といいますか、御苦労さまといいますか、そういう気持ちでおります。 今、井手参考人は刑の免除について反対の立場で述べられました。そして、川端参考人と高井参考人は、その点に関して賛成の立場での議論を述べられたわけですけれども、井手参考人はどんな気持ちで二人の意見陳述を聞いたか、まずお聞きしたいと思います。
○吉野委員 おはようございます。自由民主党の吉野正芳でございます。参考人の皆様方には、よろしくお願い申し上げます。 私も、先日、林省之介議員ともども、択捉島へ行ってまいりました。そのときの団長さんが、ここにおられる藤原市長でございます。 四日間の訪問で私が一番印象に残ったことは、択捉島で歴史教育を行いました。日本からも羅臼町の小学校の先生が行って、向こうの子供たち、そして私たち訪問団、ロシアの大人の方々に対して、日本では北方四島についての歴史はこういうふうにやっていますという、同じ授業をやったんです。それで、日本の小学校の先生が終わって、次はロシアのやはり女性の先生でした。先生で、今は博物……
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。質問をさせていただきます。 まず最初に、医療制度改革についてお尋ねいたします。 戦後、全くの焼け野原から世界第二の経済大国をつくった。私にとってはおやじやおふくろの世代でありますけれども、どうしてそんなに働くことができたのか。これはやはり、働いて病気になっても安心がある、そういう安心のもとがあるから夜も寝ないで働くことができたと私は思っております。この日本をすばらしい経済大国にした原動力のもとは、やはり、いつでもどこでも保険証一枚で世界一の医療が受けられる、そういう国民皆保険制度があったからこそ私たち国民は安心してこの日本の国づくりをできたんだ……
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。地方財政についてお尋ねをしたいと思います。 今、各地方とも大変な財政で苦しんでおります。もう大分前ですけれども、景気を回復するということでいわゆる財政出動を国がやってまいりました。事業をやるのは地方でございますから、それの裏負担の財源として、多くの地方債も発行してまいりました。当初予算ではいいんですけれども、補正予算で緊急経済対策を国の方でやる場合に、地方はやはり補正予算債という、そういうところも借金をして財源をつくってまいりました。 私は福島県なんですけれども、県議会時代にこういう例があります。県が出資している会社があります。お金をつくるに当……
○吉野委員 おはようございます。自由民主党の吉野正芳でございます。早速質問に入らせていただきます。 まず最初に、平成十年、中央省庁等改革基本法が制定されました。この三十三条の三項に、「政府は、郵便事業への民間事業者の参入について、その具体的条件の検討に入るものとする。」こう書かれております。この検討という条項を受けて、今度の法案の提案理由の中で、この検討をした結果、信書便法案を提出するというふうに述べられておりました。十分な検討が果たしてなされたのか、私はそう思います。 大臣の公社化研究会の答申も、中間報告なんです。中間報告ということは、まだこれから検討を続けて、そして最終報告を出す、そう……
○吉野委員 おはようございます。自由民主党の吉野正芳でございます。 この法案について総論的な観点から質問をさせていただきます。 過日、ここにおられる委員の皆様と仙台、福島へ行ってまいりまして、福島刑務所を調査してまいりました。その後、新宿にある更生保護施設等も見学をしてまいりました。 福島刑務所を見て感じたことを、ちょっと申し述べてみます。 まず、部屋が狭い。例えば定員四人のところに七人くらい入っていたと思います。ひどいところは、二部屋か三部屋ぶち抜いて大きな部屋にして、十二人くらい入っていて、そこにトイレが一個しかない。毎朝、十二名の方々が一つのトイレを奪い合うようにという言葉が適切……
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。私は、沖縄振興について、特に観光の面からお尋ねをしたいと思います。
昨年の九月十一日の米国でのテロ事件以来、沖縄県への修学旅行のキャンセルとか、いろいろ観光面で大打撃があったと思います。今の現状の姿はどうなっているのか、お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 すばらしい関係者の御努力があろうかと思います。今後ともそういう努力を続けていくことを御期待申し上げます。
沖縄県は、観光立県を目指しているわけです。当然日本の各地から多くの観光客が行くようになっていますけれども、あそこの、沖縄という地政学的な位置から見ますと、外国人、外国の方々も、沖縄県……
○吉野委員 おはようございます。自由民主党の吉野正芳でございます。 先日の参考人質疑で、私は傍聴しておりました。我が町の双葉町長、岩本町長さんの言葉を聞いて、背筋がぞくぞくしました。私たちの地域は、原発が十基あります。そのうち、今六基とまっているんです。定期点検ではなくて特別検査ですから、地元の企業が今冷え切っています。三月までには、東電、十七基ある原発のうち十五基とめる、こういう状況であります。ですから、町長さんは、何としても安全を確保して運転再開をしてほしい、こう言われました。運転を再開してほしいというその言葉の裏には、安全確保は国の責任だ、国がきちんと安全確保をしてほしい、そういう思い……
○吉野委員 おはようございます。自由民主党の吉野正芳でございます。 公共放送機関としての役割はどういうものがあるかという形でNHKさんに質問をしたいと思います。 これからの、将来の日本をどういう日本にしていくのかということが、全国民、私たち政治家にとっても大きな目標であります。そこで、中期的、長期的視野に立った問題と短期的視野に立った問題とに分けた場合、私は、中長期的な視野に立った場合は人口問題だと思います。今、少子高齢化を迎えて、一人っ子、一・三三と出生率がかなり減少しております。この人口減少という問題と国づくりという問題、これは相反することになるのかなというふうに私は考えています。 ……
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。 きょうは、参考人の皆様方、貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。これからの私たちの審議に私は大いに役立てていきたいと思っています。 私も、初当選をして、自由民主党の政調会に司法制度調査会という部会がございまして、私は早稲田大学の商学部卒なのでありますけれども、興味がありまして参加をしました。そこでの議論、私は発言をしませんでしたけれども、いろいろ、大いに私の目のうろこを取ることのできるような、そんな御意見がございました。 今の日本は、イギリス病になぞらえるように、日本病と言ってもいいんじゃないのかな。どうして日本病になってしまった……
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。 なぜ今司法改革が必要とされているかということで、私は素人なりに考えてみました。 今の日本の社会は事前規制でできています。ことし国交樹立五十周年記念ということでインドに行ってまいりました。びっくりしました。高速道路を逆走しました、二十分間くらい。高速道路を子供が横断しています。私はできません。高速道路、右を見て左を見てといってもひかれて死んじゃうかなと思います。このように、私たちの今の日本の社会は事前規制ということで、安心、安全というものを保障されている。自分が生きるという安心、安全に対して個人的には何ら考えなくても規制によって保障されているの……
○吉野委員 応援ありがとうございます。自由民主党の吉野正芳でございます。出身は福島県でございます。東京の電力をつくっている原発十基を持っているところが私の出身でございますので、原発の理解に御理解を賜りたいと思います。 それでは、質問をさせていただきます。障害者雇用について質問をしたいと思います。 まず、ことしの四月から、今まで措置という制度であった制度がこれから契約という制度へ切りかわります。まさに措置から契約でございまして、私は、この制度は本当にすばらしい制度といいますか、すばらしい物の考え方だなというふうに思います。 すなわち、障害者を一人の人間としてきちんと認めたということなんです……
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。 先生には大変すばらしい御意見を賜りまして、私、今聞いていて感動しました。ただ、一つちょっと質問したいという点がありまして、それはフェース・ツー・フェースのことでございます。 清廉な行政を行うためには対人からの情報はいけないんだという先生の御主張、これはある意味ではわかりますけれども、私、ソニーの出井会長さんの講演を聞いたことがあります。好むと好まざるとにかかわらず、これからの情報社会においては、自分一人と六十億の全世界の人とのコミュニケーションがあるので、いわゆる人間としてのきずな、地域としてのきずな、あるいは国家としてのきずな、そういうもの……
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。 事態特別委員会において質問する機会を得て、大変光栄に思っています。また、我が国の将来を決めていく有事法制の審議に参加できるというところも光栄の至りであります。 私は、国民の視点、いわゆる素人の視点というものを大切にしている政治家の一人でございます。そういう観点から、今度の有事法制について意見を述べてみたいと思います。 まず、「国民の協力」でありまして、事態法八条でございます。ここには、国民は、国及び国民の安全を確保することの重要性にかんがみ、等々の機関が対処措置を実施する際は、必要な協力をするよう努めるものとするということでございます。これ……
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。質問をさせていただきます。 私も、全く法律の専門家ではございません、素人です。でも、この法務委員会に所属をさせていただいて、いろいろなところを見させていただきました。また、ここでの議論も聞かせていただきました。素人ながらに刑務所等の役割というものを私なりに理解をしますと、まず、罪を償うということです。そして、それから真人間になる。真人間になったら社会復帰をしていく。これが刑務所等の行刑施設の大きな役割かなと思います。そして、そこに、根底に流れている精神というのは、人間尊重、すなわち人権の尊重、ここにあろうかというふうに、私は法務委員会に所属をして……
○吉野委員 おはようございます。衆議院の吉野正芳、自由民主党でございます。 ただいまは貴重な御意見を賜り、本当にありがとうございます。 私なりにこの担保法について勉強し、これから質問させていただきますけれども、まず、短期賃借制度です。 私が初めて短期賃借制度という制度をわかったのは、学生時代ではなくて世の中に出てからです。それも、借家人、借地人等々のいわゆる借り手側の保護ということではなくて、担保、抵当権が設定された後であるにもかかわらず短期賃借権が優先するという、私にとっては何でという驚きでありまして、それでは担保権者、抵当権者の権利というものはどこにいっちゃうのかな、そんな思いを昔し……
○吉野委員 自由民主党の吉野正芳でございます。参考人の皆様方、よろしくお願い申し上げます。 今からちょうど四年前になります、平成十年の五月二十九日、私たち、福島県いわき市なんですけれども、ここの市立病院で、精神科がございます、前に入院をしていた患者さんが退院をしまして、最近薬を飲まなくなったのでということで、お母さんと外来の方に参りました。そこで、三十四歳の若いドクターを刃物で刺しまして、そのドクターは一週間後ぐらいに亡くなってしまう、そういう痛ましい事件が起きました。お母さんもとめに入ったのですけれども、傷ついてしまいました。 今度の参考人質問に当たって、私の仲間であります精神障害者を持……
○吉野分科員 自由民主党の吉野正芳でございます。分科会で質問をさせていただく機会を得まして、本当にうれしく思います。ありがとうございます。 きょうは障害者の福祉政策についてお尋ねをしていきたいと思います。 昔の考え方は、障害者本人ではなくて本人以外のところ、そういう視点から障害者という福祉政策をとってきたと思います。本人以外、例えば家族、家族に迷惑がかかる、だから施設に入れてしまう、その地域でも迷惑がかかる、だから施設に入れる、そんな形で、コロニーという言葉にもあるように、いわゆる施設に入れてしまうというところが昔の障害者の政策だったと私は思っております。 しかしながら、今日の障害者に対……
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